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公務員試験の合格ボーダーは教養6割、専門7割【ギリギリの点数だと面接できつい】

こんにちは、まさちゃんです。

今日も公務員試験関係の記事を書いていきます。今回のテーマは「公務員試験のボーダー」についてです。

  • 公務員試験の筆記試験の合格ボーダーラインってどのくらいなの??

といった疑問を解消する記事になります。

公務員試験の学習をしていると、どのくらいの得点で合格できるんだろう…というのは気になりますよね。

ボーダーラインを知っていると、「もう少し頑張れば合格できそう!」とか「合格するにはこの科目をもう少し仕上げなきゃ!」みたいな感じでモチベーションアップにもつながります。自分の現在地を知る意味でも、ボーダーラインは知っておいた方がいいですね。

それでは簡単に自己紹介を挟みつつ、本題に入っていきます。

この記事を書いてる人
  • 4年生大学を5年かけて卒業。
  • 20代は塾講師の仕事に熱中。
  • 29歳で国家公務員一般職の試験に合格。
  • 地方出先機関に5年間勤務。
  • 現在は退職し、Webエンジニア。

公務員試験情報のブログを書いている他の方々と違い、僕は優秀な人間ではなかったので、実際にボーダーラインとの戦いをしてきた経験者です。笑

その経験をもとに、そして実際に公務員試験に合格した体験をもとに記事を書いていくので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報がお届けできるかと思います。

公務員試験のボーダーラインについて【前提】

まずそもそも前提の話ですが、公務員試験は「何点以上取れば合格」という明確な基準はありません

採用予定数もあらかじめ決まっていて発表されているので「今年の受験生は優秀だから多めに採用しよう。」なんてことはできないようになっています。

なので毎年ボーダーラインが異なるのですが、大体このくらい得点できれば筆記試験を通過できるというラインはあります

今回はそちらを説明していきますね。

公務員試験の教養試験のボーダーライン

まずは教養試験についてボーダーラインをみていきます。

教養試験というのは、基本的にどの公務員試験を受験するときにも課される試験になります。

そのボーダーは以下です。

  • 教養試験のボーダーは全体の6割の得点

なかなか高得点が要求されますね。

僕が公務員試験を受験したときもこのくらいのボーダーでしたし、予備校でもよく言われているので大きくズレは無いと思います。

6割というと難しく見えるかと思いますが、科目を絞って効率よく学習すればそこまで苦労せずにボーダー超えは可能です。

その辺りは「【教養試験】公務員試験の科目【合格ラインは意外と簡単に超えられます】」に作戦を詳しく書いているので、心配な方は参考にしてみてください。

公務員試験の専門試験のボーダーライン

次に専門試験のボーダーラインについてみていきましょう。

専門試験は受験する公務員試験の種類によっては課されない試験ですが、国家公務員や地方の上級試験など、主要な公務員試験では課されることが多いです。

そのボーダーは以下の通りです。

  • 専門試験のボーダーは全体の7割の得点

こちらもかなり高得点を要求されているように見えますね。

ですが専門試験は基本的に科目選択式なので、自分の得意科目だけを選んで回答することができます。得意科目だけで7割なら、なんとかいけそうな気がしますね。

この7割という数字も、僕が公務員試験を受験したときのボーダーと大差ないですし、予備校などでよく言われているので信頼できると思います。

もちろん教養試験でやらかしてしまった方は専門試験でもっと得点しないと厳しいですが、基本的には教養6割、専門7割でボーダーは超えます。

専門試験についても、7割得点するための作戦を「【専門試験】公務員試験の科目【科目をしぼれば合格ラインは超えは余裕です】」にまとめているので、参考にしていただければと思います。

実際の公務員試験結果を例に、具体的なボーダーラインを解説

言葉で説明するよりも、実際の試験結果を見たほうがイメージしやすいと思うので、参考までに2020年の国家一般職試験の結果が以下です。

国家公務員採用情報NAVIより引用

この試験で仮に教養6割、専門7割を得点できたとします。

そうすると以下の感じですね。

  • 教養:40点の6割で24点
  • 専門:40点の7割で28点

ここから以下のややこしい計算式にねじ込むと得点が計算できるのですが、ややこしすぎるので計算過程は省きます。

人事院HPより抜粋

計算した結果、得点は397点となります。この点数であれば、どの地域でもボーダーを超えているのがわかりますね。

ちなみに2020年の場合は、教養6割、専門6割でもボーダーを超えでした。この年は試験が難しかったということでしょうね。

ですがその前の2019年で同じように計算してみると、ちょっと話が違ってきます。

こちらも同じように教養6割、専門7割取ると、なんやかんや計算して合計424点になります。この点数なら、どの地域で受験していてもボーダーをしっかり超えています

ですがこれを教養6割、専門6割で計算してみます。すると387点となり、近畿地方で受けた場合には不合格になってしまいます。

なので確実に合格できるボーダーとしては、やはり教養6割、専門7割を目指すべきかなと思います。

公務員試験の一次試験をボーダーギリギリで通ると最終合格に黄色信号

上記の通り公務員試験のボーダーは教養6割、専門7割が基本です。

このボーダーギリギリで一次試験を通ったとして、果たして最終合格までたどり着けるのかというのが気になるところですよね。

結論から申し上げますと、以下の通りです。

  • 公務員試験の一次試験をボーダーギリギリで通ると、二次試験で挽回しないと最終合格はしんどい。

当たり前ですがボーダーギリギリなので、二次試験に進んだ受験生の中では最下位です。ここから挽回できない場合には、残念ながら落ちます

面接が得意な方であれば一次試験をボーダーギリギリで通過するだけで合格が近づきますが、苦手な方は挽回できるようにしっかり準備していく必要があります。予備校に通っている人は模擬面接を積極的に活用していきましょう

独学で学習中の人は、予備校で面接対策講義だけを単品で受講するという作戦もあります。合格まであと一歩のところまで来ているのであれば、最後に取りこぼさないためにも検討をおすすめします。

ちなみに面接対策講義を単品で受講できる予備校はほとんどないのですが、以下のアガルートアカデミーというWeb通信の予備校が「面接対策のみ」の講座を開講しています。講義プラス模擬面接までついて税込19,800円と安いので、コスパも良くおすすめです。

公式サイトでサンプル講義動画が公開されているので、そちらを視聴してみて講師との相性が良さそうだと感じたら受講する感じがいいかと思います。

2023年の公務員試験のボーダー予想

というわけで、今年度の公務員試験のボーダー予想としては例年通り教養6割、専門7割くらいになると予想しておけば大丈夫です。

多少の前後はありますが、毎年このくらい得点できれば合格できるので、これから勉強を始める方はこの辺りを目指して頑張ってください。繰り返しになりますが、効率よく勉強していけばそこまで苦しまずに合格できます

面接対策まで考えて予備校に通うのがベストですが、独学で頑張る方は以下の「公務員になるためにやるべきこと【半年で安定を勝ち取る全手順】」を参考にしていただければ効率よく学習を進められるかと思います。

今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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