- TAC公務員講座の評判・口コミが知りたい
- TAC公務員講座の料金が知りたい
- TAC公務員講座の合格実績が知りたい
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「TAC公務員講座の評判・口コミ」についての記事になります。TACといえば、公務員試験対策予備校の定番中の定番ですね。予備校選びをするときに必ず選択肢に入ってくる予備校かと思います。
そんなTAC公務員講座について、冒頭に書いたようなご要望にお応えしていきます。読み終わる頃には、TAC公務員講座を「選択肢に残すか外すか」を判断できているかと思います。
簡単に自己紹介
- この記事を書いている僕は、29歳のときに国家公務員一般職の試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。
- 公務員受験生時代は実際に予備校にも通いました。
- そのときの経験をもとに記事を書いているので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報をお伝えできるかと思います。
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TAC公務員講座の特徴
評判を見る前に、まずはTAC公務員講座の特徴を簡単に見ていきましょう。
以下のような特徴があります。
- 毎年多数の合格者を輩出している。
- 合格に必要なものが全て揃った、オールインワンのカリキュラム。
- オリジナル教材のテキストと問題集の評判が良い。
- 通学、DVD通学、Web通信など、受講スタイルが選べる。
- 全国に教室があり、通いやすい。
- 面接対策、時事対策、論文対策、専門記述対策もできる。
- 担任講師制度がある。
この中から大事なものをいくつかピックアップして説明しますね。
毎年多数の合格者を輩出している
TAC公務員講座は毎年多くの合格者を輩出しています。
2022年度は以下の実績でした。
実績で選ぶならTAC、と言いたいところですが、不安もあるのでその点も触れておきます。
以下の2021年度合格実績をご覧ください。
2021年度最終合格先
国家公務員(大卒程度):3,024名
地方公務員(大卒程度):2,874名
同じく公務員試験で高い実績を出しているLECや伊藤塾、Web通信専門予備校のアガルートやクレアールなど、公務員予備校はたくさんあります。これまでのようにTAC一強の状況ではなくなってきています。
合格に必要なものが全て揃った、オールインワンのカリキュラム
TAC公務員講座のカリキュラムは、合格に必要な対策が全て盛り込まれています。
学習サポート制度も整っていて、ホームルームや担任講師とのカウンセリングでペース管理やモチベーション管理もできます。
実際に僕も「総合本科生」というカリキュラムを受講しましたが、不足していると感じたものはなかったですね。
オリジナル教材のテキストと問題集の評判が良い
TAC公務員講座といえば、評判の良い教材があるのも特徴です。
テキストは「Vテキスト」、問題集は「V問題集」という名前で、どちらも市販されておらず、TACの講座を受講しないと入手できません。
受講生アンケートでも9割以上の方が「申込前の期待を上回って良かった」「申込前の期待通り良かった」と回答しているので、信頼できる教材と言えます。
通学、DVD通学、Web通信など、受講スタイルが選べる
続いて受講スタイルについてです。
DVD通学講座というのは、TACの教室にあるDVD視聴ブースで講義動画を視聴し、学習を進めていくスタイルのことです。仕事の都合などで講義の時間に教室に行けない方は、このスタイルで受講すると良いですね。
Web通信講座はスマホやPC、タブレットなどで講義動画を視聴し、学習を進めていくスタイルです。こちらはいつでもどこでも学習できるのが大きなメリットです。通勤や通学の電車内など、ちょっとした空き時間を活用してコツコツ学習することもできますね。倍速再生や繰り返し視聴もできるので、おすすめです。
全国に教室があり、通いやすい
TACは北は北海道から南は沖縄まで、全国に教室を出しています。
47都道府県全てにあるわけではありませんが、以下の通り主要都市には教室があります。
教室名をクリックしていただくと、このブログ内の詳細ページに飛びます。
住所を地図付きでまとめているので、参考にしていただければと思います。
また、TACの公務員講座はWeb通信受講もできるので、近くに通える教室がない方はWeb通信受講を検討してみてください。
TAC公務員講座のコース
TAC公務員講座にはどんなコースがあるのかを見ていきましょう。
TACにはどんなコースがあるのか
まずはそもそも、TAC公務員講座にはどんなコースがあるのかを紹介しておきますね。
たくさんあるので全て紹介することはできないのですが、人気どころでは以下のようなコースがあります。
- 総合本科生:国家一般・地方上級・市役所などを幅広く目指せるコース
- 教養本科生:教養試験のみで受験できる市役所や国立大学法人などを目指すコース
- 国税/財務専門官本科生:国税専門官・財務専門官を目指すコース
- 裁判所一般職本科生:裁判所一般職を目指すコース
- 労働基準監督官A本科生:労働基準監督官Aを目指すコース
- 経験者採用本科生:経験者採用試験向けのコース
などなどです。
総合本科生が人気
事務系の職種を幅広く併願できる「総合本科生」がTACの一番人気のコースです。
「具体的なことはまだ何も決まっていないけど、とにかく公務員になりたい!」という方におすすめのコースです。
専門職試験特化コースや経験者採用専用コースもある
その他にも「国税専門官」や「労働基準監督官」などの専門職試験に特化したコースも充実しています。目標とする公務員がはっきり決まっている方は、これらのコースを受講することで最短ルートで合格まで導いてもらえます。
また、民間企業経験がある方はその経験を活かして、「経験者採用試験」の受験から公務員を目指す方法もあります。経験者採用試験は倍率が高く狭き門なのと、その他の試験と比べて情報が少ないのとで対策がしづらいのですが、TACの「経験者区分本科生」を受講すれば合格までの道筋を示してくれます。
TAC公務員講座の料金まとめ
上記の通りコースがたくさんあるので、全てのコース料金を紹介するのは難しいのですが、できる限りまとめました。参考にしていただければと思います。
地方上級・市役所・国家一般職などを目指すコース
総合本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:335,500円 |
入門総合本科生 | 363,000円 |
教養本科生 | 209,000円 |
国税専門官A本科生 | 346,500円 |
裁判所一般職本科生 | 319,000円 |
労働基準監督官A本科生 | 330,000円 |
国家総合職を目指すコース
法律本科生 | →5月31日まで春割キャンペーン:484,000円 |
経済本科生 | →5月31日まで春割キャンペーン:385,000円 |
政治・国際本科生 | →5月31日まで春割キャンペーン:495,000円 |
理系公務員(技術職)を目指すコース
土木職本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:302,500円 |
建築職本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:291,500円 |
化学職本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:291,500円 |
デジタル・電気・電子職本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:302,500円 |
機械職本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:280,500円 |
心理職・福祉職公務員を目指すコース
心理職・福祉職総合本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:258,500円 |
法務省専門職本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:225,500円 |
家庭裁判所調査官補本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:214,500円 |
警察官・消防官を目指すコース
総合本科生 | →4月30日まで春割キャンペーン:203,500円 |
外交官(外務専門職)を目指すコース
総合本科生 | →5月31日まで春割キャンペーン:550,000円 |
経験者採用/氷河期採用を目指すコース
秋試験経験者区分本科生 | 220,000円 |
この費用にプラスして、入会金10,000円が別途かかります。
公務員試験対策の予備校講座としては、一般的な料金設定となっています。
TAC公務員講座の評判・合格体験記
TAC公務員講座の評判・口コミを紹介していきます。
公式サイトに掲載されていた「合格体験記」をいくつか以下に掲載します。
ホームルーム・カウンセリングの評判
TACにはホームルーム(HR)やWeb講義があり、他の方たちより遅い学習開始となった私でも焦らず安心して学習を進められる制度が整っていました。学習をしていて不安なことがあったら積極的に担任カウンセリングなど講師に相談してほしいです。先生方は受験指導のプロなので的確なアドバイスをしてくれます。
担任講師との面談で学習スケジュール設計や相談ができることが非常に魅力的でした。非常に親切に学習のアドバイスをしてくださり、また冷静に自分の学習上の短所などもご指摘いただきました。
Web通信講座の評判
自宅から校舎まで距離があったため通信講座を選択しましたが、通学時間や大学の授業の合間などスキマ時間に簡単に受講できる点や、講師の話すスピードを変えて効率的に学習できる点、不明な箇所は何度も聞くことができる点が非常に良かったです。また、通信生でも、校舎で生の講義を最大10回まで受講可能な制度があるため、論文対策や時事対策など、喫緊性が高く受験自治体の特色が出る分野については、直接校舎に赴いて受講することができました。
通信講座では、講義の再生速度を変えることができるため、いつも2倍速などで聞くことで、時間の有効活用に努めました。分かりづらいところはゆっくり再生したり、何度も繰り返し聞いたりすることができる点も良かったと思います。
WebでTAC・Wセミナーの講義を受けていたのですが、自分の現時点での予備知識量に合わせて講義動画を選別しながら受けたり、逆に動画ですぐに理解できなかった部分はもう一度再生したりするなど、自分の 状況に合わせて柔軟に受講することで着実に力をつけることができました。
講義・教材の評判
辻本講師の講義は、ご自身が司法試験に合格されたご経験から、法律区分に確実に受かり切る勉強法も含めて非常に充実していると感じました。法律を全く勉強してこなかった「法学部」の私が3ヶ月弱の期間で合格できたのは、辻本講師のおっしゃることを忠実に守ってきたことが大きな一因であると考えます。
TACを選んだ理由の一点目は、先に友人が通っており、「テキストが分かりやすい」「講師が分かりやすくて親切」と聞いたからです。友人から講義ノートを見せてもらいましたが、確かに、試験に出やすい所を重点的にピックアップしていました。さらに、問題集の演習量の多さには大変驚きました。また、入学してから、講師の法律系の講義は、独自のレジュメのおかげで、大変分かりやすかったです。
憲法を選択することに迷いはなかったので、あらかじめ憲法に絞られている本コースで非常に効率的に勉強することができました。専門科目は、基本的事項から応用までカバーしているTACのテキストのみで対応することができた点が良かったです。また、計6回の模試型の演習を通じて、論述力をしっかりと伸ばすことができたと思います。合格まで最短ルートで学べる点がおすすめです!
記述対策の評判
経済区分を受験するにあたって一番の不安は記述試験でした。しかし、経済本科生では記述答練で記述答案の添削を何度もしてもらうことができ、自分の答案に足りない点を知ることができました。添削、改善を繰り返す中で答案がブラッシュアップされ、自信をもって本番の記述試験に臨むことができました。
面接対策の評判
TACは面接対策がとても充実していました。面接前には面接復元シートを活用して有効に対策を立てることができ、それが合格に繋がったと思います。面接自主ゼミや模擬面接で、暗記したものをそのまま吐き出すのではなく、自分自身の言葉で話しているように聞こえるまで何度も練習することができました。また、集団討論を実施する自治体を受験していたので、個別面接対策だけではなく集団討論対策にも参加して、一度練習で慣れてから本番に落ち着いて臨むことができました。
私は池袋校舎に通い、お世話になった担任講師には主に「面接カードの添削」や「面接練習」などのご指導を頂きました。やはり、長年公務員を多く輩出しているTAC講師による的確な助言はとても心強く自信が付きます。担任相談制度は科目の質問や受験の不安・ストレスによるモチベーションの維持に関する事など、幅広く親身にアドバイス頂く事ができる為、とても励みになると思います。
理系公務員(技術職)コースの評判
専門の化学のコースがあり、効率よく学習が進められる点、過去の面接復元シートなどから情報収集に強い点、1人では難しい面接対策がTACでは模擬面接で十分に対策できる点から、TACを選択しました。1次試験対策はWebの講義動画を見て、過去問を解く、という自分のペースで学習し、2次試験対策は最寄りのTAC校舎へ、面接カード添削や模擬面接を受けに行きました。最終合格まで到達できるだけのフォロー制度があると感じ、TACを選んだ自分の選択は正解だったと思います。
いくつか他社とも比較し検討もしましたが、電気・電子・情報に特化した講座があるのはTACだけでした。電気・電子・情報の場合は、出題範囲が広く、どうしても自分の専門ではない分野の学習もする必要があります。そのため、基礎の基礎から講義をしてくれるTACはとても優れていると思いました。またインターネットで調べてみると分かる通り、公務員試験の理系区分に関する情報はとても少ないです。ですがTACでは十分過ぎるほどの情報や体験談を仕入れることが出来たので心強かったです。
公務員講座全体の評判
TACは毎年多くの合格者を輩出しており、合格者の人数を公開しているところからも、合格させることに非常に自信があるのだと感じました。そして実際に通ってみると、別の事情で講義に行けないときには、ビデオブースやWebで受講できたり、何度も模擬面接を受けることができたりするなど充実したサポート体制があり、非常に効率よく試験対策を進めることができました。
最大手として国家総合職に関するノウハウが蓄積されていると感じ、TAC・Wセミナーを選びました。実際に入学してからも、TAC・Wセミナーの持つ情報量の多さをとても感じました。各種ホームルームや教養区分の二次試験対策講義等での教材や官庁訪問テキストによって得られる情報量はまさにTAC・Wセミナーの強みだと思います。
TACは、集中のしやすい自習環境、論文・面接対策も充実しています。公務員試験に対しての取り組み方やキーポイントについても教えてくださったので予備校選びに関しては、TACが最適だと思います。
TAC公務員講座の良い評判・口コミまとめ
公式サイトの他、Twitterに投稿されていた口コミなども含めて、TAC公務員講座の良い評判をまとめてみました。
- 豊富なデータや実績があるので信頼できる。
- テキストや問題集の質が非常に高い。
- 本番の面接で、面接復元シートに書かれていることが何度も聞かれた。
- 講師の予想問題がたくさん的中した。
- 講師が信頼できる。
- 教材が信頼できる。
- 通信だとはずれの先生に当たる確率が少ない。
- このテキストさえしっかりやっておけば大丈夫という安心感がある。
- 講師が試験でどういった問題がよくでるのかを知り尽くしていて、どのように解いたらいいかを詳しく教えてくれる。
- 講義が非常に分かりやすい。
- 教室に行けなくてもDVDで補習出来る。
- 講義内容に無駄がなく、効率的に本試験で必要になるところを抜粋して進めている。
これは実際に通っていた僕としても納得です。
TACのテキスト(Vテキスト)と問題集(V問題集)だけで、公務員試験に合格できるレベルの実力を身につけることができます。とにかくひたすらV問題集を何周も解きまくるだけで、本番の試験でもしっかり得点できます。
TAC公務員講座の悪い評判・口コミまとめ
TAC公務員講座に関する口コミは基本的に良いものばかりなのですが、悪い口コミも少ないながら存在します。こちらもまとめました。
- 人気講師の講義は混雑する。
- 受講生が多いため質問時間が少ない。
- 面接対策は、必要なときに予約がすでに埋まっていることがあった。
- 面接対策が不十分。
- 受講料が高い。
- 講師によってあたりはずれがある。
これらの口コミはTACに限ったものではなく、他の予備校でも多く挙がっています。
人気講師の講義は混雑しますし、受講生が多ければ1人にかけられる質問時間も減ります。本番の面接直前に「面接対策を受けたい」と思うのは、他の多くの受講生も同じでしょう。公務員講座を受講する以上、このあたりは覚悟しておいた方がいいですね。
Web通信講座で受講すれば、講義の混雑などの問題は回避できるので、検討してみてください。
TAC公務員講座まとめ
というわけで今回は、「TAC公務員講座」について、評判や合格実績、講座料金などをまとめました。
講座受講に向けて、具体的なイメージはつかめましたでしょうか。
もう一度、この記事の最初に紹介したTAC公務員講座の特徴を掲載します。
- 毎年多数の合格者を輩出している。
- 合格に必要なものが全て揃った、オールインワンのカリキュラム。
- オリジナル教材のテキストと問題集の評判が良い。
- 通学、DVD通学、Web通信など、受講スタイルが選べる。
- 全国に教室があり、通いやすい。
- 面接対策、時事対策、論文対策、専門記述対策もできる。
- 担任講師制度がある。
受講を検討している方は、資料請求などで詳細を確認してみてください。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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