公務員予備校の費用平均はこのくらい!【目標試験ごとに最安を紹介!】

  • 公務員予備校の費用平均が知りたい
  • 公務員予備校の費用をまとめて比較したい

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

今回は「公務員予備校の費用」について、相場などを解説しつつ、具体的に予備校の講座費用を比較していきたいと思います。

比較する予備校は「元公務員が予備校16校をガチ比較【TAC、LEC、クレアール、大原など】」の記事でも紹介した、おすすめの予備校8校です。

資格の学校TAChttps://www.tac-school.co.jp
LEC東京リーガルマインドhttps://www.lec-jp.com
資格の大原https://www.o-hara.jp/
伊藤塾https://www.itojuku.co.jp
EYE公務員予備校https://globaleye.co.jp
クレアールhttps://www.crear-ac.co.jp
アガルートアカデミーhttps://www.agaroot.jp
スタディングhttps://studying.jp

どの予備校も、目指す試験種によっていくつかコースが用意されているので、今回は以下の9種類について該当するコースの料金を比較していきます。

  1. 国家総合職を目指すコース
  2. 国家一般職や地方上級などを幅広く併願するコース
  3. 市役所などの教養試験のみで受けられる試験を目指すコース
  4. 社会人経験者試験を目指すコース
  5. 裁判所事務官を目指すコース
  6. 国税専門官・財務専門官を目指すコース
  7. 警察官・消防官を目指すコース
  8. 心理・福祉系公務員を目指すコース
  9. 技術系公務員を目指すコース

簡単に自己紹介

  • この記事を書いている僕は、29歳のときに国家公務員一般職の試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。
  • 公務員受験生時代は実際に予備校にも通いました。
  • そのときの経験をもとに記事を書いているので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報をお伝えできるかと思います。
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目次

公務員予備校の費用平均と最安講座

いきなり結論からです。公務員予備校の費用平均を以下にまとめました。

最安の講座もあわせて掲載しているので、参考にしていただければと思います。

目標の公務員試験費用平均最安講座
総合職(法律区分)50万円台前半アガルート(327,800円)
総合職(経済区分)40万円台前半LEC(415,000円)
地方上級・国家一般職など幅広く併願35万円前後スタディング(132,000円)
教養のみで受験可能な試験20万円前後スタディング(66,000円)
社会人経験者試験20万円台前半スタディング(66,000円)
裁判所事務官30万円前後クレアール(220,000円)
国税専門官・財務専門官35万円前後クレアール(240,000円)
警察官・消防官20万円台スタディング(66,000円)
心理・福祉系公務員30〜40万円台TAC(275,000円)
技術系公務員20万円台後半大原(260,000円)
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

こんな感じです。

やはり国家総合職対策の予備校費用はかなり高額ですね。

40〜50万円台の費用が平均となっています。

国家総合職は最難関の試験なので、より深い知識をインプットするための講義や演習講義、手厚いサポートなどが必要なため、他の試験を目指す場合に比べて費用が高くなっています。

その他は「教養試験のみ」で受験できるのか「専門試験と教養試験」の2つの対策が必要なのかによって費用に差がありますね。

教養試験のみの場合は20万円台の費用で抑えられます。

専門試験まで必要な場合には30〜40万円台が平均となっています。

公務員予備校の費用を比較

続いて上記の表の内容についてもう少し詳しく見ていきましょう。

公務員予備校8校について、目標試験ごとに、それぞれ具体的な講座費用をまとめました。

国家総合職を目指すコースの費用

資格の学校TAC■法律本科生
539,000円
■経済本科生
440,000円
LEC東京リーガルマインド国家総合職(法律・教養区分)Standardコース
468,000円
国家総合職(経済・教養区分)Standardコース
415,000円
資格の大原■国家総合職(法律)合格コース
518,000円
■国家総合職(経済)合格コース
446,000円
伊藤塾■国家総合職(法律区分)コース
402,000円
■国家総合職(法律区分・教養区分)コース
598,000円
EYE公務員予備校該当コースなし
クレアール該当コースなし
アガルートアカデミー国家総合職(法律区分)カリキュラム
327,800円
国家総合職(教養区分・法律区分併願)カリキュラム
382,800円
スタディング該当コースなし
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

まずは国家総合職を目指す人向けのコースについて見ていきます。

上の表からも分かるとおり、費用の平均としては以下の感じになります。

  • 法律区分:50万円台前半
  • 経済区分:40万円台前半

TAC、大原、伊藤塾はこの範囲内に収まる料金設定となっているので、相場はこの辺りですね。

LECは法律区分、経済区分ともに他の予備校よりも若干安いです。

一番安いのは、通信専門の予備校「アガルートアカデミー」で、法律区分のカリキュラムが30万円台前半で受講できます。

教室を構えていない分、維持費などが抑えられてこの料金で提供できています。サービスの内容も申し分ないので、コスパは最高ですね。

地方上級・国家一般職などに幅広く併願できるコースの費用

資格の学校TAC■総合本科生
352,000円
LEC東京リーガルマインドスペシャルコース
349,000円
資格の大原■公務員合格コース
355,400円
伊藤塾■国家一般職+地方上級コース
328,000円
EYE公務員予備校■シンプルコース
287,158円
クレアール行政系公務員併願総合コース
300,000円
アガルートアカデミー教養+専門型スタンダード対策カリキュラム
239,800円
スタディング■総合対策パック
132,000円~
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

続いて地方上級・国家一般職などを幅広く併願できるコースの料金を比較していきます。

TAC、LEC、大原は35万円前後の料金で受講可能。「入門コース」などのオプションを付けたり、「1.5年コース」のように期間が長いコースを受講したりすると40万円台の費用がかかります。

EYEは30万円弱の料金設定となっているので、通学タイプの予備校の中ではこちらが最安かなと思います。

通信の予備校だとアガルートアカデミーが大手より若干安く、239,800円という価格で受講可能です。

何度も言いますが教室の維持費がかかっていない分の安い料金設定なので、サービス自体のクオリティーは心配なしです。

また、スタディングも132,000円という安い料金で講座を出しています。

教養のみで受験可能な試験を目指すコースの費用

資格の学校TAC■教養本科生
209,000円
LEC東京リーガルマインド市役所教養コース
215,000円
資格の大原■秋受験合格目標 教養型市役所合格コース
202,600円
伊藤塾該当コースなし
EYE公務員予備校■教養シンプルコース
178,737円
クレアール教養スタンダードコース
180,000円
アガルートアカデミー教養型対策カリキュラム
129,800円
スタディング■大卒教養対策パック
66,000円~
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

続いて教養試験の対策のみのコースを見ていきましょう。

TAC・LEC・大原などの大手は20万円前後という費用で受講可能です。

通学で受講する場合はEYEが20万円以内の費用で抑えられるため、コスパがいいですね。

通信の予備校だとスタディングが66,000円という圧倒的安さで受講できます。

スタディングは模擬面接がついていないので面接に不安がある人にはおすすめできませんが、この安さは魅力です。

社会人経験者試験を目指すコースの費用

資格の学校TAC■秋試験経験者区分本科生
220,000円
LEC東京リーガルマインド■経験者採用専願コース
215,000円
資格の大原■経験者採用合格コース
205,700円
伊藤塾該当コースなし
EYE公務員予備校該当コースなし
クレアール■社会人経験者スタンダードコース
130,000円
アガルートアカデミー該当コースなし
スタディング■社会人経験者パック
66,000円~
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

社会人経験者採用枠での合格を目指す人向けのコースについても見ていきます。

こちらもTAC、LEC、大原は同じくらいの料金設定で、20万円台の前半となっています。

通信の予備校だと、やはりスタディングが圧倒的な低価格で受講可能ですね。

大手の予備校の3分の1くらいの費用なので、安さでは一強という状況です。

裁判所事務官を目指すコースの費用

資格の学校TAC■裁判所一般職本科生
319,000円
LEC東京リーガルマインド■裁判所事務官一般職専願コース
322,000円
資格の大原該当コースなし
伊藤塾■裁判所事務官一般職コース
259,000円
EYE公務員予備校該当コースなし
クレアール■裁判所一般職(事務官)コース
220,000円
アガルートアカデミー該当コースなし
スタディング該当コースなし
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

裁判所事務官に特化したコースは、TAC、LEC、伊藤塾、クレアールの4校が開講しています。

TACとLECは30万円台前半ということで、大きな費用差はないですね。

伊藤塾とクレアールは20万円台の価格設定となっていて、かなり安め。

費用重視なら伊藤塾かクレアールですね。

国税専門官・財務専門官を目指すコースの費用

資格の学校TAC■国税専門官A本科生
346,500円
LEC東京リーガルマインド■国税専門官・財務専門官専願コース
345,000円
資格の大原■国税・財務専門官併願合格コース
365,600円
伊藤塾該当コースなし
EYE公務員予備校該当コースなし
クレアール■国税専門官・財務専門官コース
240,000円
アガルートアカデミー該当コースなし
スタディング該当コースなし
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

国税専門官・財務専門官特化のコースは、TAC、LEC、大原が30万円台半ばの料金設定。

この辺りが通学タイプの予備校の相場ですね。

クレアールはWeb通信専門の予備校では珍しく、このコースを開講しています。費用も安く、良い感じですね。

警察官・消防官を目指すコースの費用

資格の学校TAC■警察官・消防官 総合本科生
220,000円
LEC東京リーガルマインド■警察官合格コース
215,000円
■消防官合格コース
215,000円
【併願可能】警察官合格コース受講生は消防官採用試験対策の各講座を、
消防官合格コース受講生は警察官採用試験対策の各講座を
一般価格から50%OFFで受講できます。
資格の大原■警察官・消防官合格コース
225,000円
伊藤塾該当コースなし
EYE公務員予備校該当コースなし
クレアール■公安系公務員コース
150,000円
アガルートアカデミー該当コースなし
スタディング■警察官・消防官合格パック
66,000円~
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

続いて警察官・消防官を目指す方向けのコースも見ていきます。

こちらは専門試験がなく、教養試験のみで受験できるということもあり、費用は全体的に安めになっています。

通学タイプのTAC、LEC、大原は20万円台、Web通信のクレアールも20万円台、同じくWeb通信のスタディングが6万円台ということで、予備校によってかなり費用に差があります。

費用面だけで選ぶならスタディングの一択ですが、こちらは質問が3回までという制限があるため注意が必要。

倍以上の費用はかかりますが、クレアールなら質問回数は無制限なので、そちらも視野に入れて比較するといいかと思います!

心理・福祉系公務員を目指すコースの費用

資格の学校TAC■心理職・福祉職総合本科生
275,000円
LEC東京リーガルマインド■福祉系公務員スペシャルコース
450,000円
■心理系公務員スペシャルコース
450,000円
資格の大原該当コースなし
伊藤塾該当コースなし
EYE公務員予備校該当コースなし
クレアール■心理系公務員スタンダードコース
350,000円
アガルートアカデミー該当コースなし
スタディング該当コースなし
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

心理系公務員の対策講座は、そもそも開講している予備校が少ないですね。TAC・LEC・クレアールのみです。

一番安いのはTACですが、時期によってはクレアールの方が安いタイミングもあるので、この2校から自分に合う方を選ぶといいでしょう。

技術系公務員を目指すコースの費用

資格の学校TAC■土木職本科生
319,000円
LEC東京リーガルマインド■土木職合格コース
305,000円
資格の大原■土木職公務員合格コース
260,000円
伊藤塾該当コースなし
EYE公務員予備校該当コースなし
クレアール■技術系公務員コース(土木) 
290,000円
アガルートアカデミー該当コースなし
スタディング該当コースなし
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

最後に、技術系公務員を目指す方向けのコースについても見ていきましょう。技術系公務員と言っても複数の種類があるので、ここでは土木職に絞って講座費用を紹介しました。建築や化学など、他職種についてもほぼほぼ同じような料金設定になっています。

TAC・LEC・大原・クレアールの4校が講座を開講していて、20万円台の後半から30万円程度が相場という感じ。

安さで選ぶなら大原ですね。

クレアールは一般価格から大幅に割引がされているので、早めに申し込むことでかなり費用削減できます!

公務員予備校の費用平均

というわけで改めて、この記事の最初に掲載した公務員予備校の費用平均の表をもう一度みてみましょう。

目標の公務員試験費用平均最安講座
総合職(法律区分)50万円台前半アガルート(327,800円)
総合職(経済区分)40万円台前半LEC(415,000円)
地方上級・国家一般職など幅広く併願35万円前後スタディング(132,000円)
教養のみで受験可能な試験20万円前後スタディング(66,000円)
社会人経験者試験20万円台前半スタディング(66,000円)
裁判所事務官30万円前後クレアール(220,000円)
国税専門官・財務専門官35万円前後クレアール(240,000円)
警察官・消防官20万円台スタディング(66,000円)
心理・福祉系公務員30〜40万円台TAC(275,000円)
技術系公務員20万円台後半大原(260,000円)
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

地方上級・国家一般職などを幅広く併願するのであれば、最安はスタディングです。ですが先ほども説明した通りスタディングのこの講座はコーチングがついておらず、ほぼほぼ自習になってしまう点が大きなデメリットです。コーチングがついたコースを受講するか、アガルートなどのサポートが手厚くて安めの予備校を選択した方がいいでしょう。

裁判所事務官、国税専門官はクレアールが最安ですね。心理・福祉系公務員はTACが最安、技術系公務員は大原が最安となっています。

総合職については法律区分はアガルートが安くてサポートが充実しているのでおすすめです。経済区分はどの予備校も費用に大差はないので、費用以外の面で自分に合いそうなところを選択するのが良さそうです。

資格の学校TAChttps://www.tac-school.co.jp
LEC東京リーガルマインドhttps://www.lec-jp.com
資格の大原https://www.o-hara.jp/
伊藤塾https://www.itojuku.co.jp
EYE公務員予備校https://globaleye.co.jp
クレアールhttps://www.crear-ac.co.jp
アガルートアカデミーhttps://www.agaroot.jp
スタディングhttps://studying.jp

アガルートの受講料全額返金について

費用について補足ですが、アガルートアカデミーは無事に公務員試験で内定をもらった場合に、受講料が全額返金される制度があります。

上の表の通り、アガルートの講座は専門試験対策までついている講座だと20万円前後、教養試験対策のみの講座だと10万円台となっているので、この受講料が全て返ってくるのは大きいですね。

全額返金を受けるには、合格体験記の提出や面接・官庁訪問再現の提出など条件があるので、詳しくは公式サイトのこちらのページを確認していただければと思います。

対象講座についても、同じく公式サイトより確認してください。

アガルート公務員講座の詳細はこちら

大手公務員予備校をWeb通信で受講するのはコスパ悪い

続いて大手の公務員予備校のWeb通信講座についてです。

TACやLECなどの通学スタイルメインの予備校でWeb通信講座を受講する場合、費用はどうなるのか。

通学受講する場合との費用の違いは以下の感じです。

資格の学校TAC■総合本科生
通学:352,000円
通信:352,000円
LEC東京リーガルマインド スペシャルコース
通学:349,000円
通信:349,000円
2024年11月2日時点、公式サイト掲載料金

こんな感じでして、基本的に通学で受講しようとWeb通信で受講しようと、費用はあまり変わらないですね。

それもそのはずで、TACやLECなどの大手予備校は、教室を都市部に出しているためかなりテナント料がかかっています

各地に教室があるということは、そこに滞在する講師やスタッフの人件費、清掃費などの維持費、エアコン代などの光熱費などもかかりますね。かなりの高コストで運営されています。

  • Web通信の講座費用を安くしてしまうと、「通学とWeb通信のどちらにしようか悩んでいる人」がWeb通信に流れる可能性が高くなりますよね。
  • それだと予備校としてはコスト分が回収できないので、経営的に苦しい。
  • なのでどちらを選んでも経営が傾かないように、通学もWeb通信も同じくらいの料金設定にしているというわけです。

こんな言い方をするのも申し訳ないのですが、正直大手のWeb通信は「コスパが悪い」と言わざるを得ません。

本当はもっと安くできるのに、上記のような理由から価格を下げられないわけなので。

Web通信で受講するならWeb通信専門の予備校で受講するのがコスパが良くておすすめですね。

とはいえ、「どうしても名の知れた大手の予備校で受講したい」と考える人もいるかと思うので、その場合は止めません。長年にわたり実績を残してきたという「安心感」は、予備校を選ぶ上で大事な要素ですからね。自分が安心して受講できると感じた予備校で受講するのも、いい選択かと思います!

今回は「費用」に関する記事なので、あえてコスパを考えてのお話をさせていただきました。

基本的に早めに申し込むと割引がきく

多くの公務員予備校では、早めに申し込むことで割引がきく「早期割引」があります。

例えばLECの場合だと以下の感じです。

2024年合格目標 スペシャルコース

一般価格3月31日まで4月30日まで5月31日まで6月30日まで
通学349,000円319,000円329,000円339,000円344,000円
Web通信349,000円319,000円329,000円339,000円344,000円
割引額30,000円20,000円10,000円5,000円
LEC公式サイトより

いつ申し込むかによって5,000円〜30,000円の割引があります。

講座内容は全く同じなので、なるべく早く受講し始めた方がコスパがいいことがわかりますね。

こんな感じでその他の予備校も「早割」があるところが多いので、コスパよく受講するなら早めに申し込むようにしましょう。

公務員になったら、予備校費用はすぐに回収できる

ここまで読んでいただいて、公務員予備校の費用って意外と高いんだな…と思われた人もいるかも知れませんね。

正直僕もTACの講座を受講するときは「高いなあ」と思いながら申し込みをしました。笑

ですが今思い返してみると、後悔は全くしていないですね。むしろ高いお金を払って良かったと思っているくらいです。

「これだけのお金を払ったら、途中で挫折するわけにはいかない…」というモチベーションの維持につながります。

勉強がキツすぎて何度も諦めようと思いましたが、「ここで諦めたら30万円が無になる」と思うともう少し頑張ろうという気持ちになったんですよね。

そして実際に公務員になってから感じたのは、「予備校費用なんて一瞬で回収できるな」ということ。

20代公務員の給料はどのくらい?【国家・地方それぞれの年収・月収まとめ】」の記事にまとめているのですが、公務員の平均年収は以下の感じです。

  • 国家公務員:約681万円
  • 地方公務員:約643万円
  • 民間企業:約523万円

100万以上の開きがありますね。

平均年収なので、公務員になってすぐにこの金額がもらえるというわけではありませんが、民間企業との差がかなり大きいことがわかります。1年目からボーナスで50万円以上もらえます。

僕はもう辞めてしまいましたが、定年まで勤め上げれば退職金もかなり出ますからね。

これだけの高待遇が30万とか40万円の投資で手に入るなら、迷わず投資すべきかと思います。

分割払いの場合の月額費用について

一括払いが難しいという人もいるかと思うので、分割払いについても紹介しておきます。

どの予備校も分割払いができるようになっていまして、月額制のような感じで毎月ちょこちょこ支払っていくことができます。

予備校によって、そして受ける講座によって費用が異なるので、以下に詳細が記載されているページへのリンクを貼っておきますね。

TAChttps://www.tac-school.co.jp/apply/loan.html
LEChttps://online.lec-jp.com/statics/guide_credit_jaccs.html
大原https://www.o-hara.jp/loan
伊藤塾https://www.itojuku.co.jp/apply/about/payment.html
EYE該当ページなし
クレアール該当ページなし
アガルートhttps://www.agaroot.jp/lp/loanlp/
スタディングhttps://studying.jp/loan/

高い費用を払って公務員予備校に通う意味

最後に、そもそも公務員予備校に通う意味ってなんなの?という話をしておきます。

予備校に通うメリットはたくさんありますが、僕が実際に受講して感じたメリットとしては以下の2点ですね。

  • 公務員試験の合格に必要な知識だけを効率よく学べる
  • モチベーションの維持ができる

この2つは本当に予備校に助けられました。

公務員試験は1,000時間の勉強が必要と言われる試験なので、学習範囲が膨大です。無駄な勉強をしている時間はありません。

「予備校のカリキュラム通りに進めていれば間違いない」という安心感はかなり大きいです。

そしてモチベーションの維持については先ほども書いた通り「高い費用を払ったのに諦めるわけにはいかない」という気持ちになれるのが強みですね。

独学でやろうと思って2,000円くらいでテキストを買ってきただけだと、多分ほとんどの人が挫折するんじゃないかな。

  • 2,000円が無駄になるかもしれない…
  • 30万円が無駄になるかもしれない…

この2つだと、後者の方がプレッシャーがかかって頑張れるのは明らかですね。笑

通学で受講するのであれば、周りの受験生から刺激をもらえるというメリットもあります。

高い費用を払って予備校に通うことで、公務員になれる可能性を高められるのは間違いないかなと思います。

公務員予備校を費用以外でも比較

というわけで、今回は公務員予備校の費用を比較しつつ、平均や最安を紹介しました。

予算と見比べて、良さそうな予備校の目星はつきましたでしょうか。

複数の予備校が候補に挙がっている人は、「元公務員が予備校16校をガチ比較【TAC、LEC、クレアール、大原など】」の記事で費用面以外も含めて総合的に予備校比較をしています。

参考にしていただければと思います。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

資格の学校TAChttps://www.tac-school.co.jp
LEC東京リーガルマインドhttps://www.lec-jp.com
資格の大原https://www.o-hara.jp/
伊藤塾https://www.itojuku.co.jp
EYE公務員予備校https://globaleye.co.jp
クレアールhttps://www.crear-ac.co.jp
アガルートアカデミーhttps://www.agaroot.jp
スタディングhttps://studying.jp

追伸

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また、この記事を読んで公務員になりたいと思った方には、「公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】」の記事が参考になるかと思います。

僕の元公務員としての経験や、現在のキャリアアドバイザーとしての知識をもとに書きました。

「将来が不安だなぁ…」と漠然と感じていた20代の僕を救い出してくれたのが公務員試験です。公務員試験への感謝の気持ちも込めて書いた記事です。

過去の僕と同じように将来に不安を感じている多くの方に、この記事が届くことを願っています。

【参考】都道府県別の公務員予備校

北海道北海道
東北青森 岩手 宮城 秋田
山形 福島
関東茨城 栃木 群馬 埼玉
千葉 東京 神奈川
中部新潟 富山 石川 福井
山梨 長野 岐阜 静岡 愛知
近畿三重 滋賀 京都 大阪
兵庫 奈良 和歌山
中国鳥取 島根 岡山 広島 山口
四国徳島 香川 愛媛 高知
九州福岡 佐賀 長崎 熊本
大分 宮崎 鹿児島
沖縄沖縄

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