公務員試験に1ヶ月で合格する方法【基本的には無理だけどワンチャン狙える!】

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

今回もいつものごとく、公務員試験関係の記事を書いていきます。今日のテーマは以下です。

  • 公務員試験に1ヶ月で合格する方法

公務員試験を受けようと思って受験申し込みはしたものの特に何も対策をせず、気付いたら試験まで残り1ヶ月になっていた…

という方に向けて、「残り1ヶ月で絶対にやっておくべきこと」を解説していきます。

簡単に自己紹介を挟みつつ、本題に入っていきますね。

  • この記事を書いている僕は、29歳のときに公務員試験を受験して合格。
  • 国家公務員一般職として勤務した経験があります。
  • 5年間働き、やりたいことを見つけたので現在は退職しています。
  • 公務員受験生時代の経験をもとに、この記事を書いています。
  • なので記事内容は信頼していただいて大丈夫です。

実際に公務員試験に合格し、働いた経験もあるので、これから受験する方の参考になるようなリアルな情報をお届けできるかと思います。

本題に入る前に少しだけお知らせさせてください!アガルートアカデミーの公務員講座を申し込む方にアマギフ10,000円をプレゼントするキャンペーンを実施しています。当ブログ内のリンクから対象講座に申し込んだ場合に自動的に適用されます。申し込む際には活用していただければと思います!

目次

公務員試験に1ヶ月で合格することはできるのか

まずはそもそもの話。「公務員試験に1ヶ月で合格することは可能なのか」という疑問についてお答えします。結論からお伝えすると、以下の通りです。

基本的には間に合わない。

公務員試験はかなり難しい試験なので、一般的に1000時間くらいの学習時間が必要と言われています。なのでほとんどの受験生が、予備校などに通って合格を目指します。

予備校に通うとなると、半年から1年くらいの期間をかけて対策するのですが一般的なので、それを1ヶ月でなんとかしようというのは無理な話です。それで合格できる試験なら、誰も予備校に通おうなんて思わないですからね。

なので基本的には、1ヶ月の対策では間に合いません。

ですが「基本的には」なので、間に合う場合もあります。以下で説明していきますね。

公務員試験に1ヶ月で間に合うパターン

公務員試験に1ヶ月で間に合うのは以下の4つの場合に限られます。

  1. すでにある程度学力がある人
  2. めちゃめちゃ運がいい人
  3. 1ヶ月で全て詰め込める頭の良い人
  4. 穴場試験を受験する人

こんな感じですね。

上から3つ目まではすでに高い能力を持っている方なので、普通の人が1ヶ月で合格するには「穴場試験を受験する人」であることが絶対条件になります。

公務員試験の中には、倍率が低かったり、試験科目が少なかったりといった「穴場な試験」というのが存在します。そういった試験を受験する場合は、1ヶ月の対策で合格できる可能性があります。

そもそもどの試験が穴場なのかについては、「【穴場情報あり】公務員試験の難易度【ノー勉でもチャンスあり】」の記事でまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。

上記の記事にも書きましたが、1番合格しやすい公務員試験は「一般市役所」の試験です。政令指定都市ではなく、普通の市役所です。

その理由としては、主に以下ですね。

  • 面接重視の自治体が多い
  • 倍率がそこまで高くない
  • 記念受験組が一定数いる
  • 専門試験がない
  • 筆記試験にSPIやSCOAを使う自治体がある

詳しく説明すると本題から逸れるのでやめますが、気になる方は先ほど貼った記事「【穴場情報あり】公務員試験の難易度【ノー勉でもチャンスあり】」を読んでいただければと思います。

とにかく言いたいことは以下の結論です。

一般市役所狙いなら、1ヶ月でも合格可能。

もちろん1ヶ月間、だらだら効率悪い対策をして過ごしていたのでは合格できません。1ヶ月めちゃめちゃ頑張って、なんとか合格できる「可能性がある」というくらいです。それでもワンチャン狙えるなら頑張る価値はあります。

最低限やるべきことを以下で説明していきますね。

公務員試験に1ヶ月で合格するためにやるべきこと

時事対策

まずは時事対策ですね。時事については直前期につめ込むスタイルで勉強する受験生がとても多いです。なので1ヶ月前にやり始めても追いつける可能性が高い科目と言えます。

出題される問題数も多いですし、論文試験の知識にもなるので、短期間で一気に得点アップを狙うならまずは時事対策をやるべきです。

ちなみにおすすめのテキストは「公務員試験速攻の時事」です。

公務員試験の受験生は、ほとんどの方がこの速攻の時事を使って時事対策をしています。それくらい定番中の定番テキストです。実際に僕が公務員試験を受験したときも、会場で試験開始を待つ間に多くの受験生が速攻の時事で最後の詰め込みをしていました。

最後にブーストをかけるのに最適なテキストと言えます。

そんなに分厚くもないので、試験までに3周くらい読み込んでおくといいでしょう。

以下は令和6年版の速攻の時事です。受験する年度にあった最新版を購入して追い込みをかけましょう。普通に本屋さんでも売っているので、そちらで中身をチェックしてから購入するんでもOKです。

速攻の時事の内容が気になる方は、以下の記事で詳しく説明しているので、チェックしてみてください。

数的処理の対策

速攻の時事の次は「数的処理の対策」ですね。公務員試験において数的処理というのは最重要科目でして、かなりの問題数が出題されます

市役所の教養試験だと40問中13問くらいが数的処理系の問題ですね。ここをしっかり対策しておくことで短期間で得点を伸ばすことができます。

市販の教材を買って学習してもいいのですが、短期間で詰め込むことを考えると、ここは予備校の講座を単品受講するのがおすすめですね。

そもそも数的処理の講座を単品販売している予備校は少ないのですが、アガルートアカデミーというWeb通信の予備校が数的処理単科講座を販売しています。

  • 数的処理対策講座:38,280円(14時間)
  • 数的処理対策講座(初級編):16,280円(7時間)

こんな感じの料金設定です。かなり安いですし、時間数もコンパクトにまとまっているので1ヶ月でサクッと対策するには最適な講座ですね。講義自体もわかりやすく、いい感じです。

アガルートはWeb通信講座なので、スマホやパソコンで講義動画を視聴するスタイルで学習を進めます。空いた時間にちょこちょこ進められるのも魅力です。

公式サイトでサンプル講義が視聴できるので、一度チェックしつつ自分に合っていそうだと思ったら受講する感じで検討してみるといいかと思います。

アガルートの公式サイトでサンプル講義を視聴する

受験する試験の過去問

数的処理対策の次は、いよいよ過去問ですね。公務員試験は過去問から似たような問題が出る可能性が高い試験です。過去問で出てきた問題をしっかり解けるようにしておけば、本番でも正解の選択肢を選べる可能性が高くなりますし、正解できないにしても選択肢をいくつか切ることができるようになります。

その他にも以下のようなメリットがありますね。

  • 問題のパターンに慣れる。
  • ペース配分を考えられる。
  • 問題の優先順位を決められる。

公務員試験は科目数がめちゃめちゃ多いので、今から1科目ごとに勉強していくのは不可能です。一通り目を通して自分が得点できそうなところの目星をつけておけば、本番で解けそうな問題を取りこぼすこともなくなります。

過去問のおすすめ本は「過去問500」です。

こちらも定番中の定番なので、信頼できる一冊ですね。

一般市役所を狙うならこちらの「市役所上・中級」のものを購入して解いてみてください。専門試験の過去問もついているので少し無駄に感じるかもしれませんが、これの教養試験の部分のみを解けばOK。

時間を計ってペース配分をつかみ、わからない問題は解説をしっかり読んで解けるようにしておいてください。

論文を5本書く

正直なところ、論文については対策のための参考書を読んでいる時間がもったいないです。いくら参考書を読んで知識を蓄えたところで、実際に書けるようにはならないので。

なのでわけが分からなくても、とりあえず書いてみるのがおすすめの対策方法です。5本くらい書くと、毎回同じパターンでかけることがわかってくるかと思います。

例えば少子化の問題であれば、

  1. 近年、少子化が深刻だ。
  2. いろいろ対策してるけどあまり効果がない。
  3. 待機児童を解消しないと。
  4. 地域で連携して子育ての負担を減らす取り組みが必要。
  5. 積極的に呼びかけて行く必要がある。
  6. 広報とかSNSを活用していくといいのではないか。

みたいな感じです。

現状を書いて、問題点を書いて、自分の意見を書いて、そのために何をするかを書く。

この流れで全部かけます。

現状と問題点については、時事対策のところで紹介した「速攻の時事」に書いてあった内容を思い出しながら関係ありそうなところを盛り込んでいく感じです。

自分の意見は、思いついたことをそれっぽい文章でまとめていけばOKです。

最後の「そのために何をするか」については、「広報とかSNSを使って住民に呼びかけていくのが効果的だ。」的な感じに毎回持っていけば大丈夫です。

というわけで、論文はとにかく5本くらい書いて慣れておけば、あとはその場のノリで乗り切れます。

とりあえず5本書いて、自分の得意パターンを見つけておきましょう。

ちなみに買わなくても全く問題ないのですが、公務員試験の論文対策で基礎知識を身につけたいならおすすめ本は以下です。

TAC公務員講座の人気講師が手掛けている本です。

僕もお世話になった先生なのですが、説明が丁寧でわかりやすいので内容もスッと頭に入ってきます。

公務員試験に1ヶ月で合格するためにやるべきこと⑤裏ワザ本を読む

最後にご紹介するのが「公務員試験裏ワザ大全」という本です。

なんだか怪しいタイトルの本ですが、その内容は短期間での合格を目指す方にとってはかなり有益なので、ぜひ読んでほしいですね。

この本に書いてある裏ワザを使うと、問題の意味が全くわからなくても、選択肢を絞り込んだり、正解を1本釣りできるようになります。

「裏ワザ」とはいえ、しっかり時間をかけてたくさん問題を解いている方であれば自然と身につくような内容です。解き方の「テクニック」と言った方が聞こえがいいでしょうか。

僕が公務員試験を受験したときも、全くわからない問題はこの本に書いてあるやり方で無理やり正解を拾ったりしていました。問題演習が圧倒的に不足している方は、これでかなり得点アップできるはずです。

公務員試験に1ヶ月で合格するためにやるべきことまとめ

というわけで今回は、公務員試験に1ヶ月で合格するためにやるべきことについて、実体験をもとに記事にまとめました。

1ヶ月で合格するのはかなり難しいですが、今回ご紹介した方法で対策をすれば合格の可能性を最大限に引き上げることができます。

簡単にこの記事の内容を振り返っていきます。

まず、そもそも公務員試験に1ヶ月で合格できるのかという疑問に対して、回答は以下です。

一般市役所狙いなら、1ヶ月でも合格可能。

基本的には間に合いませんが、一般市役所狙いなら場合によってはワンチャンあります。

そして1ヶ月の間にやっておくべきこととしては、以下の5つになります。

  • 速攻の時事を3周読む
  • 数的処理の対策をする
  • 受験する試験の過去問を解く
  • 論文を5本書く
  • 裏ワザ本を読む

ぜひ試してみてください!

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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