こんにちは、まさちゃんです!
今日も公務員関係の記事を書いていきます。
テーマは「公務員の魅力とやりがい」についてです。
公務員の魅力というと、
みたいな待遇面での魅力がパッと頭に浮かぶ人も多いかと思います。
もちろんこれらも公務員の大きな魅力なのですが、これから公務員を目指す方にとっては、もっと仕事内容の面での魅力とかやりがいも知りたいところですよね。
一生働いていく職場の魅力がお金と休みだけだとね。。。
志望動機にも書けないし。。。笑
というわけでこの記事を読むと、
といった疑問が解決できます。
それでは内容に入っていきます!
目次
公務員の仕事の魅力とやりがい
まずは仕事内容の魅力とやりがいについて書いていきます。
公務員ならではのやりがいとしては、主に以下の2つが挙げられると思います。
順番に説明していきますね。
国民・地域住民のために働くやりがい
まず公務員の魅力として最初に挙げておきたいのは、国家公務員であれば国民、地方公務員であれば地域住民のために働くやりがいを感じられるという点です。
民間企業が手を出せない、全くお金にならない分野でも、国民・住民のために必要なことであれば公務員が手を差し伸べることができます。
例えば僕が勤めていたハローワークでは、障害者の就職支援をしている部署がありました。
民間の紹介会社は通常、就職が成功した場合にその会社から紹介料をもらうことで運営しています。
障害者を就職させたからといって、紹介料を多くもらえるわけではないので、どうしても就職しやすい健常者のサポートが中心になってきます。
そういった方のサポートができることが公務員として働くやりがいだと感じます。
その他にも、生活保護や補助金、労働保険など、社会的弱者を助ける仕事をすることができます。
困っている人を助けたい。
という気持ちの強い人には向いている仕事ですね。
規模の大きい仕事ができるやりがい
公務員の仕事の規模感はかなり大きいと言えます。
具体的に何の規模が大きいかというと、主に以下の2つですね。
地域については当然のことですが、国家公務員であれば国全体に関わる仕事をしますし、地方公務員であればその地域全体に関わる仕事をします。
責任については、公務員として働いてみて改めてその大きさを感じました。
例えば、僕は派遣会社の営業許可の申請を受け付ける部署にいたことがあるのですが、
「僕がこの申請を受け付けなければこの会社はそもそも派遣会社として営業することもできないんだよな。」
と思うと、会社の命、社員の生活を預かるめちゃめちゃ責任ある仕事だと改めて感じましたね。
公務員の待遇面での魅力

次に、公務員の待遇面での魅力についてもみていきましょう。
冒頭でも書いた通り、「給料が高い。」「休みが多い。」などのインパクトの強い魅力もありますが、その他にも魅力がたくさんあります。
こんな感じですね。
魅力ありすぎ。。。
最近の公務員人気の理由がわかるような気がしますね。
順番に説明していきます。
給料が安定している
まずは給料についてです。
公務員の給料は上場企業の平均をとって決められています。
こんな感じなので、いきなり給料が大幅に上がったり下がったりといったことはありません。
安定しているというのは本当です。
しかもこの「上場企業の平均」という部分がミソでして、「民間企業の平均」ではありません。
上場していない中小企業で働いている方や、今にも潰れそうな零細企業で働いている方の給料は公務員の給料に反映されていないことになります。
この辺りが、公務員が高級取りだと言われる理由ですね。
給料については僕が働いていたころのものを「公務員の給料明細を公開!34歳で手取り20万は高いのか安いのか」の記事で公開しているので、気になる方は以下をチェックしてみてください!
僕の給料を見る限りだとそこまで高いとは言えないと思いますが、一般的に公務員の給料は長く勤めれば勤めるほどしっかり昇給していくので、最初は安くてもそのうち高くなります。
部署にもよるが基本的に残業は少ない
次に残業についてみていきます。
残業の多さは働く部署によるとしか言いようがないところなのですが、基本的に少ない残業で帰れる部署が多いです。
僕が5年間の公務員時代に経験した部署3つの残業は以下のような感じです。
こんな感じでした。
繁忙期以外は基本的に定時で帰れます。
もちろん国家公務員の本省、いわゆる霞ヶ関勤務の場合は激務すぎてタクシー帰りになる方もいます。
残業をなるべく避けたいのであれば本省はやめといた方が身のためです。
公務員の残業については、僕の実体験や同僚の状況などを以下の「公務員の残業は平均どのくらい?予算次第で残業代がでないこともあるという事実…」にまとめています。
気になる方は以下をチェックしてみてください!
休みが多く、有給休暇も取りやすい
公務員は休みが多いという話も良く聞きますね。
そして有給休暇も取りやすい。
実際に公務員として働いていた僕としても、確かに休みの多さは間違いないなと感じます。
公務員は基本的にカレンダー通りに休みが与えられています。
土日祝休みってやつです。
そのほかにも有給休暇や夏休みなどの特別休暇が存在しています。
有給休暇については民間企業よりも取得率が高いというデータがありますね。
年間で20日間の有給休暇が与えられるのですが、僕は毎年15日分くらいは使っていました。
というより、有給休暇を取らないと評価が下がって給料の上がり幅に影響が出る可能性があるので、「有給休暇を取らざるを得ない。」みたいな感じです。
こちらについても別記事で詳しくまとめているので、気になる方は「公務員の有給休暇の消化率はめちゃ高い!全ての日数を使い切る人も。」の記事をご覧ください!
よほどのことをやらかさない限りクビにならない
実際に僕が5年間働いて知っている限りだと、確かにクビになった人はいませんでしたね。
中にはここでは言えないようなかなりやばいことをやった人がいたのですが、そういった人でも数ヶ月休んで別の職場に異動して普通に働いていました。
普通の会社なら間違いなくクビになるレベルのやつです。
それでもクビになりません。
基本的に年功序列で出世する
公務員が年功序列社会だというのは良く耳にする話だと思いますが、これについても間違いないですね。
仕事ができない人でも、やる気がない人でもある程度の役職までは必ず上がります。
もちろん優秀な方はそれ以上のポジションまでいきますが。
何が言いたいのかというと、優秀な方は基本的に、仕事ができなくてやる気のない上司の部下のポジションに配属されます。
そこで上司の尻拭いをしつつ、自分の評価を上げて出世していくといった感じです。
年功序列は確かに魅力ですが、悪い面もありますね。
しかしながら最近、この年功序列社会が崩壊しつつあります。
徐々に優秀な人とやる気のない人で給料に差がつくような仕組みが導入されてきているんです!
こちらも以下の記事「公務員の年功序列はおかしいから廃止!成果主義で給料にこれだけ差がつく!」で詳しく書いているので、よろしければチェックしてみてください!
手当が充実している
基本給が低い分、手当は豊富だと感じました。
家賃補助や扶養手当なども充実しています。
僕が一番恩恵を受けたのは地域手当と呼ばれるものです。
働く地域によって、給料に上乗せで支給される手当で、例えば東京23区内で働く場合には20%が自動的に上乗せして支払われます。
でかいです。
研修が充実している
研修もかなりたくさんありましたね。
勤務し始めてすぐに初任者研修として1週間、国家公務員だったので全国共通の初任者研修が泊まり込みで2週間、そのほかにもメンタルヘルス研修や新しい業務の研修もありました。
役職についたときにはその研修もありましたし、細かい研修まで入れると本当に数え切れないくらいの研修を受けさせてもらいました。
部下に研修をどれだけ受けさせたかが上司の評価にもつながるので、仕事が忙しいから研修が受けられない、ということもないです。
女性が働きやすい環境が整っている
当たり前っちゃ当たり前なのですが、産休、育休を取得して復帰する女性職員の方はとても多いです。
復帰してからも、時短勤務もできますし、あまり残業が多くない部署への異動など、人事面でも配慮してくれます。
男性の育休についても推進しているので、夫婦で一緒に子育てできる環境が整っていますよ。
落ち着いた人間関係

人間関係についても魅力の一つだと感じましたね。
公務員はイメージ通り、落ち着いた人が多い職場です。
出世を求めてバリバリ働く人はそこまで多くはなく、優しい方が多いですね。
公務員の人間関係については以下の記事「公務員の人間関係は独特で最悪って聞いてたけど嘘だった件【普通に良い!】」で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください!
社会的信用度が高い
社会的信用度の高さで恩恵が受けられることも、公務員の魅力の一つです。
例えば、住宅ローンの金利優遇を受けやすいとかですかね。
公務員は給料が安定していてクビになることもないので、お金を貸す側としても貸しやすい相手ということです。
金利を下げてでも貸したいということですね。
あとは公務員限定のイベントとかに参加できるのも恩恵と言えますかね。
街コンとか、婚活パーティーとか、公務員人気は高いらしいです。
そりゃ安定していいお金を稼いでくる人と結婚したいと思う人は多いですよね。
お金目当てで近づいてくる人とうまくいくかはわかりませんが。。。笑
出会いのチャンスは広がります。
実力採用なので頑張れば誰でもなれる
そして最後に大きな魅力を一つ。
公務員は年齢制限に引っかからなければ誰にでも採用試験を受けるチャンスがあります。
そして試験の内容も、知識などを試す筆記試験や論文、面接なので、勉強すれば誰でも受かります。
誰にでもチャンスがあります。
公務員への転職に興味がある方は、以下の記事「公務員になるためにやるべきこと【半年で安定を勝ち取る全手順】」で公務員になるために何をすべきかをまとめています。ぜひチェックしてみてください!
公務員試験の志望動機はこう作る
次に、公務員試験の志望動機の作り方についてもみていきたいと思います。
ここまでで公務員の魅力ややりがいについてを細かく説明してきましたが、志望動機に使える魅力は以下の2つのみです。
最初に「やりがい」の部分で書いたこの2つですね。
その他の給料や休みの多さなどの待遇面については、志望動機に使ってはダメです。
本音はそっちかもしれませんが、志望動機にそんなことを書いてしまったら当然落ちます。
みたいな受験生は本音と建前が使い分けられないので公務員には不向きなのはわかりますよね。
というより上記のような方は民間企業でも不採用です。
いかにやる気に満ち溢れているかを示さなければならないので、
の2点を使って自分の魅力をアピールするべきでしょう。
僕が公務員試験を受けたときの志望動機は、2つ目の「規模の大きい仕事ができるやりがい」を使って作成しました。
ここに、民間(学習塾)時代にやりがいを感じていた「人に寄り添って人生をサポートする。」という部分を組み合わせて、
「国全体に関わる規模の大きい仕事がしたい。民間時代の経験から、人に寄り添って人生をサポートする仕事にやりがいを感じているので、ハローワークなどの直接利用者と関われる職場で働きたい。」
という感じで作りました。
もちろんこの志望動機を面接で答えたときはいくつか深堀されましたが、突っ込まれるポイントはわかっていたのでしっかりストーリーを作り上げていって対応しました。
完璧に仕上げすぎてしまうと、面接のときにどこを突っ込まれるか分からずにヒヤヒヤすることになるので、多少のツッコミポイントを残して作成するのがおすすめです。
公務員試験の受験を考えている方へ
このブログでは、今後もできる限り公務員試験の受験を考えている方の役に立てるような記事を書いていきます。
他の記事も参考にしていただけたら幸いです!
それから、僕の経験談として必ずやっておくべきことを1つだけあげさせてください。
それは公務員試験予備校「クレアール」の資料請求です。
クレアールで資料請求すると、「社会人のための公務員転職ハンドブック」という冊子がもらえます。
などの疑問について詳しく説明してくれている冊子になります。
クレアールの講座はもちろん超絶オススメなのですが、講座を受ける受けないに関係なく、この冊子だけは手に入れておくことをおすすめします。
もちろん資料請求は無料でできるので、もらっておいて損は全くないです。
以下のリンクから請求ページに飛べるので、よろしければどうぞ。
数量限定とのことなので、配布が終了してしまっていた場合はごめんなさい。
というわけで今回は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。