こんにちは、まさちゃんです。
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。
今回は「宅建士試験の内容」というテーマで詳しく解説していきます。
宅建士を目指すにあたって、上記のような疑問をお持ちの方も多いかと思います。
詳しく解説していきます。
宅建士試験の日程や受験資格
まずは宅建士試験の日程についてです。
令和5年度の宅建士試験は終了しましたが、参考情報として試験日程、受験資格などの詳細を掲載します。
以下の通りです。
受験案内の配布 | 令和5年7月3日(月)~7月31日(月) |
申込受付 | ■インターネット申込 令和5年7月3日(月)午前9時30分 ~7月19日(水)午後9時59分 ■郵送申込 令和5年7月3日(月) ~7月31日(月) |
試験会場の通知 | 8月25日(金)までにハガキ発送 |
受験票の発送日 | 令和5年9月27日(水) |
試験日 | 令和5年10月15日(日) |
合格発表日 | 令和5年11月21日(火) |
受験資格 | なし |
受験料 | 8,200円 |
試験会場 | 住んでいる都道府県 |
宅建士試験は受験資格がないので、誰でも受験可能です。
試験日は例年10月の第3週の日曜日です。(※令和2年と3年はコロナの影響で、試験会場が確保しきれない場合などには12月の試験日を指定されることがありました。)
受験申込は7月3日からはじまりまして、インターネット申込は7月19日まで、郵送申込は7月31日まで。
インターネット申込の方が締め切りが早いので、注意してくださいね。
試験会場については、さすがは毎年20万人以上が受験する試験ということもあり、全国各地に会場が用意されています。
申込時点で住んでいる都道府県の試験会場で受験することが決められているので、近いからといって隣の県の会場を選択することはできないのでご注意を。
また、試験会場の席数には限りがあり、先着順となっているので、早めに申し込んだ方がいいですね。
宅建士試験の試験内容
続いて試験内容について詳しくみていきましょう。
宅建士試験の出題科目
まずは宅建士試験の出題科目について。
出題される科目は大きく分けると以下の4科目です。
出題される問題数については後ほど説明しますね。
宅建士試験の出題数や試験時間
続いて出題数や試験時間についてですが、以下の感じです。
2時間で50問を解くということは、単純計算で1問あたり2分40秒で解いていく必要があるということになりますね。
この「1問あたり2分40秒」というのがどんなペースなのかというところですが、「しっかり対策をしている人にとってはかなり余裕」といった感じです。
実際に僕も受験しましたが、見直しをする余裕もちゃんとありました。
途中退出する人も多かったです。(諦めて帰った人も含まれてるかもですが…)
宅建士試験の択一式とは
宅建士試験は全ての問題が「択一式」の形式で出題されます。
こちらは名前の通り、4つの選択肢の中から、正しいものや誤っているものを選択する形式です。
4つしか選択肢がないので、適当に選んでも4分の1の確率で正解できます。
わからない問題に出会ったとしても粘り強く問題を読み、1つでも不要な選択肢を削っていけば、正解を拾える可能性も高くなりますね。
単純な択一ではない問題もある
単純に4つの選択肢の中から正解を1つ選ぶだけなら解きやすいのですが、宅建士試験の4肢択一はそれだけではありません。
例えば以下のような問題も出題されます。
こんな感じです。
このうち厄介なのは上の2つで、全ての選択肢について「正しい」か「正しくないか」を判別しないと正解できない形式となっていますね。
単純に正解を1つ選ぶ問題と比べ、難易度が高い問題ということになります。
こういった問題が7問程度出題されていますね。
宅建士試験の配点
続いて科目ごとの配点についてもみていきましょう。
先ほど説明した通り、宅建士試験には「権利関係(民法)」「法令上の制限」「税・その他」「宅建業法」の4科目が出題されます。
それぞれ科目ごとの配点は以下の通りです。
宅建業法からの出題が20問で最多、その次が権利関係(民法)の14問となっていて、この2科目で全体の7割近くを占めます。
この2科目の対策を中心に進めていくのが良いですね。
問46〜問50は一部の人は免除される
宅建士試験の問46〜問50の問題は、一定の要件を満たした人は回答の免除を受けることができます。
5問分を正解としてカウントしてくれるというありがたい制度なので、免除を受けられる人は受けた方がいいですね。
以下の方が対象です。
登録講習は誰でも受けられるわけではなく、宅建業に従事している方が受講できる講習です。
一般の方は受けられないので、気にせず試験対策に集中しましょう。
宅建士試験の合格点
続いて合格点について。
果たしてどのくらい得点すれば合格できるのかという部分について、みていきます。
過去11年間の合格点の推移は以下の通りです。
実施年度 | 合格点 |
令和4年 | 36点 |
令和3年(12月) | 34点 |
令和3年(10月) | 34点 |
令和2年(12月) | 36点 |
令和2年(10月) | 38点 |
令和元年 | 35点 |
平成30年 | 37点 |
平成29年 | 35点 |
平成28年 | 35点 |
平成27年 | 31点 |
平成26年 | 32点 |
平成25年 | 33点 |
平成24年 | 33点 |
年によってバラつきがありますが、大体35点前後が合格点ですね。
7割くらいの得点で合格できると考えると、なんとなくいけそうな気もしてきますね。
しかも4択問題だしね…
宅建士試験は捨て科目を作らない方がいい
と、ここまで読んでいただいて、「宅建業法と権利関係の2科目だけで34点なので、ぶっちゃけこの2科目だけ完璧にしておけば合格できるじゃん!」と思われた方もいらっしゃるかと思います。
実際に僕もそのように考えていて、過去に宅建士の試験を受けた頃の脳内は以下の通り。
という感じ。
過去の僕はこの作戦で宅建業法と権利関係の2科目だけ勉強し、残りの2科目はサラッとテキストを読んだだけで試験に向かいました。
がしかし、結果は1点届かず撃沈…
というわけで、宅建はそんなに甘い試験ではないです。
2科目を完璧に仕上げたつもりでも、一度も見たこともないような問題が普通に出題されるので、相当運が良くない限り満点は取れないです。
それなら全ての科目を幅広く対策した方が、合格に近づけますよ。(不合格経験者より)
宅建士試験の合格点や出題科目まとめ
今回は宅建士試験の内容や合格点について詳しく解説しました。
この記事のまとめが以下となります。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
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