こんにちは、まさちゃんです。
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。
今回は「宅建士試験は独学で合格できるのか」というテーマの記事になります。
宅建士を目指すにあたって、上記のような疑問をお持ちの方も多いかと思います。
詳しく解説していきます。
宅建士試験の勉強時間による難易度比較
まずは宅建士試験の勉強時間から難易度を見ていきましょう。
一般的に、宅建士試験は合格までに300〜400時間の勉強時間が必要と言われています。
ざっくりですが、1日あたりの勉強時間から逆算すると、以下の期間がかかりますね。
もちろん法律系科目の学習経験がある方や、もともと勉強が得意な方はもっと短期間で合格を勝ち取ることができるはずですが、初学者だと上記の感じです。
参考までに、他の資格の勉強時間も合わせて紹介しておきますね。
宅建士は、fp2級よりは難易度が高く、行政書士や社労士よりは難易度が低い試験だということがわかります。
宅建士試験の合格率による難易度比較
続いて宅建士試験の難易度を合格率の面から見てみます。
他の資格も含めた合格率を以下にまとめました。
こんな感じですね。
こちらで見てもやはり、宅建士はfp2級と行政書士の間くらいの難易度であることがわかるかと思います。
宅建士試験は難関資格の中では比較的合格しやすい資格と言えますが、それでも15〜18%程度という低い合格率となっていて、簡単に合格できる試験ではないですね。
宅建士試験の合格率が低い理由としては以下の3つが挙げられるかと思います。
この辺りも含めて、宅建士試験の合格率の推移や、合格率が低い理由については「宅建士試験の合格率は15~18%【推移や低い理由を解説】」の記事にまとめているので、参考にしていただければと思います。
宅建士と行政書士の難易度比較
上記で紹介した通りですが、行政書士と比較すると以下の通りです。
勉強時間を見比べてみると、宅建士は行政書士の半分程度の時間ですね。
合格率も宅建士の方が高いので、この2資格だと行政書士の方が難しい試験と言えます。
ちなみにですが宅建士と行政書士は出題範囲の被りもあるので、宅建士を取得した後に行政書士を目指す場合、勉強時間が短縮できるというメリットがあります。
宅建士の合格で自信をつけ、さらに難易度の高い行政書士を目指していくというプランもありですね。
宅建士とfp2級の難易度比較
fp2級との比較もまとめておきます。
この2資格だと、宅建士の方が難しい資格と言えますね。
勉強時間で見ても合格率で見ても、宅建士の方が過酷な試験であることがわかるかと思います。
ちなみにですが、fp1級との比較だと、宅建士の方が易しい試験だと言われています。
fp1級と2級の間くらいの難易度の資格が、宅建士ということになりますね。
宅建士と土地家屋調査士の難易度比較
同じ不動産系の土地家屋調査士との比較もまとめておきますね。
こちらは土地家屋調査士の方が難易度が高いですね。
勉強時間を比較してみると、上記の通り2.5倍以上の差があります。
1,000時間と聞くと果てしない時間数と感じてしまうかもしれませんが、実は宅建士の試験と土地家屋調査士の試験では出題範囲が被っている科目があります。
なので宅建士を取得した後であれば、学習時間を短縮して土地家屋調査士の資格を狙うことが可能です。
業務の幅を広げるためにもとても相性の良い資格なので、宅建士を取得した後にダブルライセンスを狙うのもありですね。
宅建士と管理業務主任者の難易度比較
管理業務主任者との比較もまとめておきますね。
宅建士と管理業務主任者は、勉強時間と合格率を見比べてみるとほとんど同じ。
難易度が近い試験と言えます。
「どちらかというと宅建士の方が難しい」という程度ですね。
この2資格も出題される範囲に被りがあるので、ダブルライセンスを狙うのもありですね。
宅建士とマンション管理士の難易度比較
最後はマンション管理士との比較です。
こちらも同じ不動産系の資格として、相性の良い資格ですね。
難易度を比べてみると、勉強時間的にも合格率的にも、宅建士の方が易しい試験と言えます。
マンション管理士は同じマンション関係の資格として「管理業務主任者」とダブルライセンスを狙う方が多いです。
当然、宅建士との出題範囲被りもあるので、狙い目ですね。
宅建士試験の科目別の難易度
宅建士試験に出題される科目は、大きく分けて4科目あります。
この科目ごとでも難易度に差があるので、その辺りも説明していきますね。
まず、出題される4科目が以下です。
この中で最難関の科目は権利関係(民法)ですね。範囲が広い上に配点も高いため、軽視できない科目です。
暗記するだけでなく、しっかり理解していないと解けない問題が多いので、早めに勉強し始めてしっかり仕上げていく必要があります。
その他の科目は、暗記さえしてしまえば得点できる問題が多く、比較的対策しやすいかなと思います。
重要度で言えば宅建業法の出題数が多いので、こちらに時間をかけて取り組むべきですね。
独学で合格を狙う場合の難易度
最後に、独学で合格を目指す場合の難易度についてもお伝えしておきます。
宅建士は独学でも合格できるのか…
結論としては以下ですね。
先ほどから何度も説明している通り、宅建士試験は合格までに300〜400時間の勉強が必要と言われています。
このくらいであれば、半年くらい頑張ればいけますよね。
実際に独学で合格している人もたくさんいますので、勉強に自信がある人は独学で合格を目指してみるのも良いですね。
逆に勉強が苦手な方は、独学では厳しいかなと思います。
その理由は以下ですね。
勉強が苦手な方の場合、300〜400時間の勉強時間を、誰の力も借りずに1人で耐え切るのは正直しんどいです。
わからないことがあったときに誰にも質問できず、そのまま挫折してしまうことも十分にあり得ますよね。
なので勉強が苦手な方は、資格予備校の講座を受講してしまうのがおすすめですね。
アガルートやフォーサイトなどの予備校は合格率が高く、費用も手頃なので。
大手予備校のTACも多くの合格者を輩出していて、以下の通り。
宅建士試験に本気で合格したいなら、予備校の講座を受講するのが圧倒的におすすめですね。
宅建士試験のおすすめの予備校
最後に宅建士試験の対策におすすめの予備校を紹介して、この記事を終わろうと思います。
合格実績の高さから言って、以下の予備校がおすすめですね。
TACはもはや説明不要なくらい知名度抜群の予備校。宅建士試験の実績も素晴らしいですね。(最近はちょっとずつ実績が下降している点が気になりますが…)
アガルート、フォーサイト、スタディングは最近テレビCMなども入り、一気に知名度を上げてきている予備校です。
この3校は全てWeb通信専門の予備校でして、スマホ1台あればどこでも学習できるというメリットがあります。通勤や通学の時間にコツコツと勉強を重ねられるので、忙しい方には特におすすめですね。
公式サイトでサンプル講義が視聴できるので、一度見てみるとイメージがわきますよ。
これらの予備校も含め、合計8校の予備校を比較した「宅建士予備校8校をガチ比較!【ユーキャン、LEC、アガルートなど】」の記事も参考にしてみてください。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
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