宅建士試験はどんな試験?試験の内容や受験資格、合格率や合格の条件などまとめ

こんにちは、まさちゃんです。

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。

今回は「宅建士試験」について、詳しく解説していきます。

この記事で解決できること
  • 宅建士試験ってどんな試験なんだろう?

宅建士試験について、受験資格や合格率、試験の内容などをまとめて解説していきます。

目次

宅建士試験の受験資格

まずは受験資格について。

宅建士試験を受験するにあたり、どんな条件を満たしている必要があるのか。結論としては以下ですね。

  • 宅建士試験の受験資格:なし

というわけで宅建士試験には、受験資格がありません。

年齢、学歴、国籍などに関係なく、誰でも受験できる試験ということになります。

宅建士試験の受験者数

続いて宅建士試験の受験者数について。

宅建士試験は毎年20万人前後の方が受験する人気資格でして、過去5年間の受験者数は以下の通りです。

  • 平成30年:213,993人
  • 令和元年:220,797人
  • 令和2年:204,250人
  • 令和3年:234,714人
  • 令和4年:226,048人

10年前の平成24年は191,169人だったので、そこからかなり受験者数が増えています。

ただでさえ人気のある宅建士の資格が、ここ数年でさらに人気が高まってきている様子が伺えますね。

受験者数については「宅建士試験の受験者数の推移【ここ最近は毎年20万人超えで増加傾向】」の記事で詳しく傾向をまとめていますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

宅建士試験の合格率

合格率についても見ていきましょう。

宅建士試験の合格率は、15~18%の間で推移しています。

  • 平成30年:15.6%
  • 令和元年:17.0%
  • 令和2年(10月):17.6%
  • 令和2年(12月):13.1%
  • 令和3年(10月):17.9%
  • 令和3年(12月):15.6%
  • 令和4年:17.0%

過去5年間の合格率はこんな感じです。

合格率はかなり低く、難関資格と言って間違いないですね。

合格率については「宅建士試験の合格率は15~18%【推移や低い理由を解説】」の記事で詳しく傾向をまとめていますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

宅建士試験の試験内容

宅建士試験の試験科目

続いて宅建士試験の内容についても紹介します。

まずはどんな科目が出題されるのかという点ですが、以下になります。

  • 権利関係(民法)
  • 法令上の制限
  • 税・その他
  • 宅建業法

大きく分けると上記の全4科目が出題されます。

出題数が多いのは「権利関係」と「宅建業法」で、この2科目の仕上がりが合否を左右すると言っても過言ではないですね。

宅建士試験の出題形式

続いて出題形式についてですが、以下のようになっています。

  • 出題数:50問
  • 試験時間:2時間
  • 出題形式:4肢択一式

出題形式は「4肢択一式」なので選択肢の中から正解となるものを選ぶ形式です。

記述式は出題されませんし、口述試験(面接)などもないので、比較的対策しやすい試験となっています。

科目ごとの配点などの詳しい情報は「宅建士試験の合格点や出題科目まとめ【択一式で50問、宅建業法と権利関係がカギ】」にまとめています。参考にしていただければと思います。

宅建士試験の合格点

宅建士試験の出題内容がわかったところで、果たしてどのくらい得点すれば合格できるのか。

こちらも気になるところかと思います。

宅建士試験の合格点は実施年度によって変動があるのですが、大体以下の感じです。

  • 宅建士試験の合格点:35点前後

宅建士試験は50点満点なので、7割くらい得点できれば合格できる可能性があるということですね。

確実に合格点に乗せるのであれば、8割(40点)くらいの得点を目指すと良いです。

宅建士試験の合格基準については、先ほどの「宅建士試験の合格点や出題科目まとめ【択一式で50問、宅建業法と権利関係がカギ】」の記事でもまとめているので、再掲しておきますね。

宅建士試験の試験日程

令和5年の宅建士試験の日程は以下の通りです。(もう試験は終了していますが、来年以降の参考情報として掲載します)

受験案内の配布令和5年7月3日(月)~7月31日(月)
申込受付■インターネット申込
令和5年7月3日(月)午前9時30分
~7月19日(水)午後9時59分
■郵送申込
令和5年7月3日(月)
~7月31日(月)
試験会場の通知8月25日(金)までにハガキ発送
受験票の発送日令和5年9月27日(水)
試験日令和5年10月15日(日)
合格発表日令和5年11月21日(火)
受験資格なし
受験料8,200円
試験会場住んでいる都道府県

例年通りの日程ですね。

試験日は例年、10月の第3週の日曜日です。

合格発表は11月の下旬となっています。

宅建士試験の難易度

宅建士試験の概要については以上ですが、これだけだとどのくらい難しい試験なのかイメージしづらいかと思います。

なので、宅建士試験に合格するまでにどのくらいの勉強時間が必要なのかを説明しますね。

  • 宅建士:300〜400時間
  • fp2級:150〜300時間
  • 行政書士:600〜800時間
  • 社労士:1,000時間
  • 税理士:2,000〜2,500時間
  • 司法書士:3,000時間

比較しやすいよう、他の資格の勉強時間も載せておきました。

上記の通り、宅建士は300〜400時間の勉強が必要と言われています。

毎日2時間ずつ勉強し続けたとしても半年ほどの期間がかかるので、難しい試験だということがわかりますね。

それだけ価値のある資格ということになります。

ですが他の難関資格と比較してみると、社労士や行政書士などの資格よりはまだ易しい試験であることがわかります。

宅建士の資格だけでも価値のある資格ですが、この資格を取得して身につけた知識や自信を活かして、さらに難関資格にチャレンジしていくという選択肢もありますね。

宅建士試験の難易度については「宅建士試験は独学でも合格できる?【難易度や勉強時間を他資格と比較してみた】」でさらに詳しくまとめています。

他の資格と合格率を比較したり、試験に出題される科目の難易度なども書いているので、よろしければどうぞ。

宅建士試験の予備校

最後に、宅建士試験対策のおすすめ予備校を紹介して、この記事を終わりたいと思います。

詳しくは合格実績や費用、評判などを比較した「宅建士予備校8校をガチ比較!【ユーキャン、LEC、アガルートなど】」も参考にしてみてください。

おすすめ宅建士予備校①アガルート

アガルートの特徴
  • 好きな時間に好きな場所で講義視聴できる
  • スキマ時間を有効活用しやすい
  • 評判の良い講師陣が担当
  • 手厚いサポート体制が整っている
  • フルカラーのオリジナルテキスト
費用例■入門総合カリキュラム/フル
71,280円
■入門総合カリキュラム/ライト
54,780円
合格実績■令和4年度
合格率:59.5%(全国平均17.0%の3.5倍)
公式サイトhttps://www.agaroot.jp/takken/

おすすめ宅建士予備校②フォーサイト

フォーサイトの特徴
  • スマホ1台で学習できる
  • 機能豊富なeラーニングシステム
  • 受講生参加型のライブ授業
  • フルカラーでイラスト豊富なテキスト
  • リアル講師とバーチャル講師
費用例■バリューセット1
59,800円
■バリューセット2
64,800円
■バリューセット3
69,800円〜
合格実績■令和4年度
合格者数:872名
合格率:75.0%(全国平均17.0%の4.41倍)
公式サイトhttps://www.foresight.jp/takken/

おすすめ宅建士予備校③スタディング

スタディングの特徴
  • いつでもどこでも学習可能
  • 1動画5分~で続けやすい設計
  • 出題されやすいポイントに絞った講座内容
  • フルカラーでわかりやすいWebテキスト
  • スマート問題集とセレクト過去問集
  • AI問題復習機能
費用例■宅建士合格コースミニマム
14,960円
■宅建士合格コーススタンダード
19,800円
■宅建士合格コースコンプリート
23,430円
合格実績■令和4年度
合格者数:854名以上
公式サイトhttps://studying.jp/takken/

おすすめ宅建士予備校④TAC

TACの特徴
  • 満点ではなく合格点を目指すカリキュラム
  • 豊富なアウトプット機会がある
  • フォロー制度が充実
  • 合格に必要な知識が凝縮されたテキスト
  • トレーニング(過去問題集)
費用例■総合本科生SPlus(エスプラス)
198,000円
※別途入会金10,000円
■チャレンジ本科生
99,000円
※別途入会金10,000円
合格実績■令和4年度
合格者数:900名
公式サイトhttps://www.tac-school.co.jp/kouza_takken.html

というわけで、今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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