こんにちは、まさちゃんです。
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。
資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「通関士の予備校比較」の記事になります。
こういったご要望にお応えしていく記事になります。
通関士の予備校7校を、費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較。比較項目ごとにおすすめの予備校を紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずに書いています。
この記事を読み終わる頃にはきっと、自分に合った予備校が見つかっていることかと思います!
それでは早速、内容に入っていきますね。
目次
通関士の予備校おすすめトップ7
通関士予備校のおすすめトップ7をランキング形式で紹介します。
合格実績や講座料金、評判などは後ほど詳しく説明しますので、まずはサラッと見ていただければと思います。
1位 フォーサイト

公式サイト:https://www.foresight.jp/tsukanshi/
1位は通関士試験で圧倒的な合格実績を叩き出しているフォーサイト。
Web通信専門の予備校で、費用がリーズナブルなのも特徴です。
合格実績が高い

公式サイト:https://www.foresight.jp/tsukanshi/
フォーサイトは2022年度の通関士試験で、57.9%という驚異的な合格率を叩き出しました。
この年の全体の合格率は19.1%だったので、なんと3.03倍の合格率ということになりますね。
通関士試験は合格実績を公表している予備校が少ない中で、この実績は魅力ですね。
機能豊富なeラーニング
上記の合格実績が出せる理由としては、機能豊富なeラーニング「ManaBun(マナブン)」の存在が大きいかと思います。
ManaBunはフォーサイト受講生が使用する学習システムのことで、講義動画の視聴やテキストの閲覧はもちろん、学習スケジュールを自動で立ててくれる機能なども搭載されています。
スマホ1台あれば時間・場所を問わず学習が進められるので、とても便利です。
2022年度の通関士試験合格者のうち、83%の方がManaBunに満足しているとの結果も出ています。
フォーサイトで受講する方の強い味方になってくれるでしょう。
費用が安い
フォーサイトはWeb通信専門の予備校なので、教室の維持費や人件費がかからない分、講座費用が安く抑えられているのも特徴です。
「通関士スピード合格講座」は5万円台で受講できます。
TACやLECなどの大手予備校で受講すると10万円台、20万円台が普通なので、かなり安く受講できますね。
ちなみに質問は10回までしかできないので、たくさん質問したい人はフォーサイト以外を選んだ方がいいですよ。
フォーサイトは公式サイトから無料体験ができます。どんな講義をするのか、eラーニング「ManaBun(マナブン)」の使い心地はどうなのか、気になる方は申込前に一度チェックしてみると、失敗のない予備校選びができるのでおすすめです。
>>フォーサイトの公式サイトへ2位 アガルートアカデミー

公式サイト:https://www.agaroot.jp/tsukanshi/
2位はこちらもWeb通信専門の予備校、アガルートアカデミー。
回数無制限の質問対応や、月1のホームルームなど、Web通信とは思えない手厚いフォローが魅力の予備校です。
手厚いフォロー
アガルートの最大の魅力はWeb通信の予備校とは思えないほどの手厚いフォロー体制ですね。
Facebookグループを使った質問は回数無制限ででき、講師が直接回答してくれます。
月1のホームルームは受講生アンケートをもとに作成され、動画で配信されます。深く解説してほしい分野をリクエストしたり、勉強方法やペース配分などの相談もできるので、講師とコミュニケーションをとりながら進められます。
Web通信で受講する場合、周りにサポートしてくれる講師や一緒に頑張る受講生の存在もないので、モチベーションが低下して挫折につながるリスクが高まります。アガルートであればそのリスクを軽減できるので、おすすめです。
費用が安い

公式サイト:https://www.agaroot.jp/tsukanshi/
先ほど紹介したフォーサイトもかなり安いのですが、アガルートはさらに安く、4万円台の前半という料金設定です。
上記の手厚いフォローがついていながらこの料金というのは、破格ですね。
そしてこの安さにプラスして、無事に通関士試験に合格した際には受講料が全額返金されるという「合格特典」が用意されています。
自分が合格することで4万円以上の受講料が返ってくるということで、モチベーションを高めて学習することもできますね。
スマホ1台で学習できる
フォーサイト同様、アガルートもスマホ1台で学習を進めることができる予備校です。
講義動画の視聴やテキストの閲覧がいつでもどこでもできるので、スキマ時間を使って効率よく学習できます。
毎日の通勤・通学の時間や、昼休憩のあまり時間などを少しずつ学習に充てていけば、かなりの時間が捻出できるはずです。
忙しい日々を過ごしている方におすすめの講座です。
アガルートはサンプル講義動画を公式サイトで公開しています。受講を検討している方は、講師との相性確認も兼ねてぜひチェックしてみましょう。
受講相談もできるので、受講するにあたって不安な点があれば、そちらで相談するのもおすすめですね。
>>アガルートの公式サイトへ3位 生涯学習のユーキャン

公式サイト:https://www.u-can.co.jp/course/
3位は通信講座として知名度抜群のユーキャン。
もちろん通関士講座も開講していて、5万人を超える方が受講している人気講座となっています。
延べ5.7万人以上の指導実績
ユーキャンの通関士講座は、20年以上の開講実績があります。
毎年多くの受講生に選ばれ続け、累計受講者数は2020年時点で延べ5.7万人以上となりました。
ユーキャン自体の知名度に加え、通関士講座のこういった実績により、大手の安心感の中で学習したい方にはとてもおすすめの講座となっています。
添削課題が月1回ある
ユーキャンは月1回ずつ合計7回分(うち1回は修了試験)の添削課題もついています。
この添削課題がかなり便利で、学んだ知識がどのくらい定着しているかの確認に使えるのはもちろん、月1で提出するためペースメーカーとしても使えます。
講師からアドバイスを受けることにより、Web通信特有の孤独感の解消や、モチベーション管理にも使えますね。
スマホで学習できる
フォーサイト、アガルート同様、ユーキャンもスマホ1台で講義動画の視聴ができます。
ミニテストもスマホで受けられるので、スキマ時間を有効活用して学習を進められますね。
また、質問したいことがあれば、メール(または郵送)ですることができます。こちらはベテラン講師や専門の指導スタッフが丁寧に回答してくれるので、どんどん使っていきたいですね。1日3回という制限はありますが、そんなに毎日何回も質問することはないかと思うので、実質無制限みたいなものです。
>>ユーキャンの公式サイトへ4位 資格の学校TAC
4位は資格予備校の定番、TAC。
全国に教室を展開している大手の予備校ですね。
4種類の受講スタイル
TACの通関士講座は、Web通信受講・DVD通信受講、教室受講・DVDブース受講の4種類の中から好きなスタイルを選べます。
好きな時間に好きな場所で学習したいならWeb通信、生の講義が受けたいなら教室受講、自宅に学習スペースがないけど生講義の時間に間に合わないならDVDブース、といった具合に、受講する方それぞれの事情に合わせて選べるのはTACならではですね。
また、Web通信で受講している方も教室講義に出席可能となっています。モチベーションが低下したときなどに刺激をもらいに行くのもありですね。
コースが豊富
TACはコースの種類が豊富なのも特徴です。
基本コースの「総合本科生」、短期合格を目指す「チャレンジ本科生」などの本科生コースや、答練パックなどのアウトプットに特化したコースも用意されています。
受験経験者向けのコースもあるので、状況に合わせて最適なコースを選択できます。
料金は高め
料金についてはここまでに紹介してきたWeb通信タイプの予備校と比較してかなり高めです。
本科生コースだと20万円台の料金設定となっています。
なかなか手が出しづらい金額なので、通学で受講したい方や、どうしても大手の予備校で受講したい方以外にはあまりおすすめしないですね。
5位 LEC東京リーガルマインド
5位はこちらも大手資格予備校のLEC東京リーガルマインド。
全国に教室展開していますが、通関士講座は通信のみでの開講となっています。
20年に及ぶ豊富な実務経験を持つ講師
LEC通関士講座の講師は、20年の実務経験を持つベテランの伊藤講師が担当します。
丁寧な説明や実務経験に基づいた解説で、とても評判の良い講師です。
公式サイトから「おためしWeb受講」ができるので、気になった方は一度講義の様子を体験してみると良いですね。
教えてチューター・教えてメイト
LECには2種類の質問制度があります。
1つ目はLECのフォロースタッフに質問できる「教えてチューター」。こちらは他の予備校の質問制度と同じですね。
そしてもう1つが「教えてメイト」で、受講生同士で質問の共有や相談をすることができるというものです。予備校スタッフではなく、同じ目標に向かって努力している他の受講生から回答が得られるというのは珍しいですね。他の受講生の質問や相談に回答することで、自分の知識の定着にも繋げられます。
料金は高め
TACほどではないものの、LECも受講料は高めです。初学者向けの講座だと20万円前後という料金設定となっています。
通信受講しかできないのにこの料金だと、先に紹介したフォーサイトやアガルート、ユーキャンを受講した方がコスパがいいかなと思います。
合格体験記も少ないので、LECを受講するメリットは薄いですね。
おためしWeb受講をしてみて、伊藤講師の講義に魅力を感じた方以外にはおすすめしないです。
>>LECの公式サイトへ6位 日本関税協会
6位は日本関税協会。
通関士受験の指導歴が50年以上という老舗講座です。
50年以上の指導実績
日本関税協会は、日本で初めて通関士の通信教育講座をスタートし、50年以上の指導実績があります。
税関研究所の元教官が講師を務めるなど、指導力の高さには自信を持っているとのこと。
また、2021年からWeb通信にも対応。動画講義は1本あたり30分程度と短めで、総講義時間は20時間の予定となっています。
6ヶ月の学習期間中7回の添削課題
添削課題は6ヶ月の学習期間中7回あり、それぞれ提出締切日が決まっています。
この添削課題を期日までに提出することを小さな目標にして学習を進めていくと、ペース管理もできて効率が良いですね。
コースは2種類でオプションの有無が選べる
日本関税協会の通関士講座は、コースが2種類のみです。
オプションで特別答練がつけられるので、これを受けるか受けないかの2択。
この特別答練は通関実務に関する2日間の集中講座という内容となっていて、定員90名でオンライン実施です。先着順で定員に達し次第締め切りになるので、通関実務に苦手意識がある方は早めに申し込むようにしましょう。
7位 マウンハーフジャパン
7位はマウンハーフジャパン。
通関士試験の第一人者、片山立志先生の講義が受けられるのが最大の魅力です。
通関士試験の第一人者の講義
マウンハーフの通関士講座を担当するのは、長年に渡り通関士受験界を導いてきたカリスマ講師の片山立志先生。
数万人の合格者を輩出しているベテラン講師で、初学者にもわかりやすく「なぜそうなるのか」を解説してくれる他、受講生のモチベーションを上げる手法も熟知しており、頼りになる先生ですね。
受講生の評判も良いです。
YWT方式+リボルビング方式
マウンハーフの通関士講座は、「YWT方式」「リボルビング方式」という独自の学習メソッドで組み立てられています。
YWT方式は「やさしく、わかりやすく、ていねいに」の頭文字をとったもので、先ほども書いた通り「初学者にもわかりやすい講義」などに表れていますね。
重要なのはリボルビング方式の方で、こちらは学習進捗に応じた添削問題を解いていくことで、基礎から実践レベルまで無理なくレベルアップしていく学習法のことです。
添削問題でペース管理しつつ、スモールステップで効率よく知識を定着させられます。
おすすめランキングまとめ
1位 フォーサイト | 公式サイト https://www.foresight.jp/tsukanshi/ |
2位 アガルートアカデミー | 公式サイト https://www.agaroot.jp/tsukanshi/ |
3位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/course/ |
4位 資格の学校TAC | 公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_tukan |
5位 LEC東京リーガルマインド | 公式サイト https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/ |
6位 日本関税協会 | 公式サイト https://www.kanzei.or.jp/ |
7位 マウンハーフジャパン | 公式サイト https://tsukanshi.mhjcom.jp/ |
通関士予備校7校の費用を比較
さて、おすすめ予備校の紹介が終わったところで、ここから本題の予備校比較に入っていきます。
まずは講座費用を比較していきましょう。
全てではありませんが、以下にいくつか講座料金をまとめたのでご覧ください。
フォーサイト | 通関士スピード合格講座 52,800円 |
アガルート | 通関士試験合格カリキュラム 43,780円 |
ユーキャン | 通関士講座 59,000円 |
TAC | 総合本科生S 264,000円〜 |
LEC | 初学者コース 必勝コース 難関科目(通関実務)攻略パック 71,370円〜 |
日本関税協会 | 通関士養成通信教育講座 オプション特別答練(通関実務)なし 77,880円 オプション特別答練(通関実務)あり 92,400円 ※2023年度分の講座申込は終了しています。 ※2024年度分の講座申込は開始前です。 |
マウンハーフ | 絶対合格通信講座ゴールドコース 170,500円 絶対合格通信講座テキストコース 60,500円 |
料金で比較すると、最も安いのはアガルートで4万円台の前半という料金です。アガルートはさらに豪華な合格特典も用意していて、無事に通関士試験に合格した場合に受講料が「全額返金」される制度があります。費用面では頭ひとつ抜けた存在ですね。
その他、フォーサイトやユーキャンも5万円台で受講できるので、かなり安いです。
通関士予備校7校の合格実績を比較
続いて通関士試験の合格実績を比較していきましょう。
各予備校の公式サイトに掲載されていた実績を以下にまとめました。
フォーサイト | 2022年度 合格率:57.9%(全国平均19.1%の3.03倍) |
アガルート | 掲載なし |
ユーキャン | 掲載なし (参考)受講者数延べ5.7万人以上 |
TAC | 掲載なし |
LEC | 掲載なし |
日本関税協会 | 掲載なし |
マウンハーフ | 掲載なし |
TACは以前、合格率の実績を公表していたのですがなくなりました。あまり良い数字があがっていない可能性がありますね。
その他の予備校もほとんど実績公表していない中、フォーサイトのみ2022年度試験で合格率57.9%という驚異的な数字を叩き出しています。この年の全体合格率が19.1%だったので、実に3.03倍の合格率ということになります。素晴らしいですね。
それから合格実績ではないのですが、ユーキャンは延べ受講者数が2020年時点で5.7万人以上になったとのこと。基本的に「受講生が多い=受講した方からの意見が多く集まる」なので、ユーキャンの講座は多くの方からの意見をもとに、良い講座内容にブラッシュアップされていっていることでしょう。安心して受講できる講座内容になっていると考えられますね。
通関士予備校7校の評判を比較
最後に通関士予備校の評判や口コミを紹介していきます。
フォーサイトの評判
スケジュール機能はすごくありがたいと思ったポイントの一つです。勉強をしているうちに、この勉強の仕方でいいのかという不安がずっとありました。そこで、スケジュール機能を使って日々の勉強ルーティンを入力していき、1年で大体これくらい、そこから1か月、1週間、1日、と勉強時間を割り出すことができました。スケジュール機能を活用することによって、今の勉強の速度はこれでいいんだと確信をもって進められたので、とても役に立ちました。
テキストはフルカラーで読みやすかったです。また、ひと通り流れを理解した後、コラムを読むことで更に深く知ることができました。まず基礎を理解してから応用を理解する、というように段階的に使い分けながらテキストを進めていました。
また、要点がまとめられていたので、暗記の量が減りました。
通勤中のスキマ時間に活用出来るのでとても便利でした。講義動画やチェックテスト、確認テストをよく利用しました。講義は、要点をテンポよく説明しているので、基礎知識がない状態でも理解しやすかったです。
また、分からないところをeラーニング上で質問できる質問機能が一番助かりました。とても短時間で具体的な解答を頂けたので、自分の理解を深めるのにとても助かりまました。
先生の講義はすごく聞き取りやすいスピードや話し方だったので、ずっと聴いていることができました。難しい内容は例え話を混ぜて話してくださったりしたので、頭に入りやすかったと思います。
テキストに沿って話してくださるので、手元にテキストがないときや画面を見られないときでも音声だけで勉強をできて便利でした。
アガルートアカデミーの評判
掲載なし
ユーキャンの評判
添削は詳しい解答と解説があり、自分自身では気づきにくい弱点を指摘していただけました。「あ、いい点数を取ったからと言って油断してはいけないな」と思わせてもらえたのが良かったですね。
わからないと思うことがあれば、すぐにメールしていました。すると、的確で分かりやすい回答が送られくるんです。早い時はその日のうちに回答をいただけたこともありましたね。質問して教えていただいた内容は今も強く印象に残っていて、知識として蓄積できています。
テキストは図解がシンプルで、すごく分かりやすかったです。文字ばかりだと抵抗を感じてしまいますが、図やイラストが入っていることで抵抗感を感じずに学習を進められました。
試験に必要な科目ごとに分かれていて、ひとつひとつの説明も詳しいと思いました。しかも重要な箇所は赤字になっていたり、解説もしっかりしている。初心者にもわかりやすかったので、勉強もはかどりました。
当日の試験問題が、今までやってきた添削課題や修了試験の感覚に似ていて、そのせいか全く緊張しませんでしたね。試験を終えた後は「これは大丈夫だろう」と確信しました。
TACの評判
講義内容が分かりやすく且つ面白いので毎回の授業が楽しみでした。また、無理なくできる勉強方法も伝授してくださるので講師がおっしゃったとおりに勉強するようにしました。板書も丁寧で見やすくありがたかったです。
教材については、書店などで通関士の教材をみるとすごく分厚いものが多く、勉強の意思をそがれてしまいそうなものばかりですが、TACの教材はコンパクトで通勤用バックに入れても支障がないサイズだったのが助かりました。
オンラインホームルームについては、その時期にやるべき最適な勉強方法を教えてくださるので自分が今何をすべきかわかるのでとても参考になりました。勉強をやりたいという気持ちはあっても何をしていいかわからないという悩みがあったので助かりました。また、自分ではそもそもホームルームで何を聞いたらいいかもあまり思いつかなかったのですが、他の受講生の方の質問と先生の回答を聞いているだけですごく参考になりました。
チューター制度では、合格者の方が実際行っていた勉強方法を聞くことで合格するための最短方法を導き出しておりました。また、月日がたつに連れ不安が募った際にも、相談に乗ってくださったりなど身近に相談できる環境があったのがよかったと思います。
LECの評判
講師の方の解説を聞いて、重要部分の理解や復習を漏れなく効率的に行えたことがありがたかったです。 申告書作成問題のドリルは網羅範囲が広く、その求める難度や題材も丁寧に感じられました。 計算問題のドリルについても決して易しいわけではなく、演習を繰り返すことによってテキパキと手を動かしていく型や習慣を身に付けることができました。
試験に必要な内容が網羅されていること、苦手な計算問題や貨物分類に特化した単科講座がセットになっていることで、このコースを徹底的に勉強すれば合格できるとイメージできたことが良かった点です。
実際に受講してみて、伊藤先生の実務経験に基づいた解説や、試験で狙われるポイント等は、それまで全く理解できなかった自分でも、すっと頭に入ってくるほど分かりやすかったです。
難関攻略パックは、独学では難しいとされる通関実務に特化しており、値段もリーズナブルだったため受講しました。
貨物分類の講義を最初に受けましたが、受講した後は、申告書問題を解くスピードが上がり、解きやすくなりました。
担当講師の伊藤先生の講座は評判通り、説明がとても丁寧で聞きやすく、暗記ではなく理解を目指すもので、何度も何度も講座を繰り返して聞きました。
また「ここはちょっと紛らわしいですけどね」など言って下さることにより、「ここは簡単ではないと感じていいんだな」と、安心することもできました(笑)。
教材も分かりやすく内容もしっかりしていて、貨物分類は、LECの講座のみで十分に勉強することができました。
日本関税協会の評判
テキストと同時に1週目はテキストのここからここまで、この範囲の問題集は何ページから何ページ。という内容のスケジュール表がもらえました。通関士試験は範囲が広いため自分の計画のみで進めるのはかなり難しいと思います。ついていくのに必死でしたがこの表通りに進めたおかげで全範囲余裕をもって終わらせられたと思います。
使用したのは「ゼロからの申告書」、「計算問題ドリル」、「関税評価ドリル」の3点で、これらを完璧にやり込めば十分合格ラインに達します。教材は関税協会さんのものしか使用しませんでしたので、関税協会さんを信じて勉強すれば絶対大丈夫です(笑)。
勉強していて「なぜこの回答になるのだろう?」という疑問が必ず出てくるかと思いますが、日本関税協会のホームページに受講生の質問データベースがあります。似たような質問があったりするのでこまめにのぞいてみるのをお勧めします。
また、自分で質問を投稿した場合でも講師の解説が当日〜翌日には返ってきます。
スピードが速く、わかりやすい説明だったのでとても役に立ちました。
5月の「スクーリング」と、8月の「特別答練」にも申し込み、参加させて頂きました。通信教育は、基本は一人で学習を進めなければならないので、不安と孤独を感じてしまうことがしばしばありました。しかし、この「スクーリング」と「特別答練」で、それらは解消されました。苦しい思いをしているのは自分一人ではないと気付けたこと、交流の場を通じて仲間が出来たことは、自分にとって非常に有益でした。
マウンハーフジャパンの評判
片山立志先生の講義動画は大変わかりやすく、市販のテキストなどでは記載されていない「なぜそうなるのか」といった「ここが知りたかった」というポイントを講義で解説してくださるので、それまでわかったようでわかっていなかったモヤモヤしていた点もすっきりとクリアになりました。
通信講座の内容は、たとえ業界未経験でも合格できる力が養えるよう重要なポイントがしっかりとコンプリートされており、知識のインプット・アウトプットどちらも不足なく充実したものだったと感じています。
eラーニングは厳選された過去問を解くことができ、通勤などの移動中や仕事の休憩時間に手軽に取り組むことができ、時間を有効活用できました。また、片山先生の講義は非常にわかりやすく、講義の最後には「絶対合格するぞ!」という片山先生の掛け声が入るので疲れているときでも笑顔になれ、よし頑張ろうと何度も思わされました。
講座では演習テキスト(実務科目)からスタートしました。最後に目指すことを最初に学ぶ方法は私には合っていて、何のためにこれを理解する必要があるのかを先に捉えられたことで理解が早まったと感じます。また、リボルビング式でペース配分を示してもらえたのも独学では得られないメリットだと思います。
1位 フォーサイト | 公式サイト https://www.foresight.jp/tsukanshi/ |
2位 アガルートアカデミー | 公式サイト https://www.agaroot.jp/tsukanshi/ |
3位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/course/ |
4位 資格の学校TAC | 公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_tukan |
5位 LEC東京リーガルマインド | 公式サイト https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/ |
6位 日本関税協会 | 公式サイト https://www.kanzei.or.jp/ |
7位 マウンハーフジャパン | 公式サイト https://tsukanshi.mhjcom.jp/ |
通関士予備校を1つに絞り込む手順
続いて通関士予備校の選び方についても説明しておきますね。
高い費用を投じて予備校講座を受講するわけなので、慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。
以下の選び方をすると、自分に合った予備校を時間をロスせずに選べるかと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
まずは「通学かWeb通信か」受講スタイルを決める
まずは受講スタイルからですね。
予備校の講座には「通学」で受講するものと「Web通信」で受講するものの2種類があります。
まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するかを決めると、かなり絞り込めます。
改めて説明するまでもないかもしれませんが、それぞれ以下のような受講形態です。
通学スタイルだと、同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。
Web通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。
ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。
ちなみに通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。
Web通信はオンラインで好きなときに講義動画を視聴することができるので、巻き戻しや倍速再生なども自由にできます。
わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生で時短することもできます。
周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。
講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。
通学タイプの予備校だと全国各地に教室があるので、確実に人気講師の講義を受けられる保証はありません。
その点Web通信なら確実にその予備校のトップ講師の講義が受けられるので、ハズレ講師に悩まされる心配もないですね。
通学か通信か、迷っているのであれば通信が個人的にはおすすめです。
通学で受講する場合
通学を選んだ場合は予備校に直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!
その予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。
- 予備校に直接行ってみる。
- 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
- 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校にも行ってみる。
この流れの繰り返しでOKです。
くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!
Web通信で受講する場合
Web通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね。
- 公式サイトで講座情報を確認する。
- 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
という感じでOKです。
Web通信の予備校は公式サイトでサンプル講義動画を公開しているところが多いので、必ずチェックしましょう。
講師との相性確認ももちろんですが、講義動画の画面構成なども予備校によって様々なので、受講前に確認しておくことで失敗が防げます!
通関士予備校の比較まとめ
というわけで今回は「通関士予備校の比較」というテーマで5つの予備校を比較してきました。
自分に合いそうな予備校は見つかりましたでしょうか。
「予備校の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな予備校が見つかったら、次にとる行動は以下です!
- 予備校に直接行ってみる。
- 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
- 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校にも行ってみる。
- 公式サイトで講座情報を確認する。
- 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
こんな感じですね。
「資料請求」という選択肢は、正直意味がないのでやめた方がいいです。
資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんので。
ほとんどの予備校が早期に申し込みをすると大幅に割引がきくので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!
1位 フォーサイト | 公式サイト https://www.foresight.jp/tsukanshi/ |
2位 アガルートアカデミー | 公式サイト https://www.agaroot.jp/tsukanshi/ |
3位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/course/ |
4位 資格の学校TAC | 公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_tukan |
5位 LEC東京リーガルマインド | 公式サイト https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/ |
6位 日本関税協会 | 公式サイト https://www.kanzei.or.jp/ |
7位 マウンハーフジャパン | 公式サイト https://tsukanshi.mhjcom.jp/ |
今回は以上になります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
以下に通関士試験についての情報を補足で掲載しますので、あわせて参考にしていただければと思います。
通関士試験について、基礎知識
通関士試験の合格率
まずは合格率についてです。
近年の受験者数、合格者数、合格率は以下の通りとなっています。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
2022年度 | 6,336人 | 1,212人 | 19.1% | |
2021年度 | 6,961人 | 1,097人 | 15.8% | |
2020年度 | 6,745人 | 1,140人 | 16.9% | |
2019年度 | 6,388人 | 878人 | 13.7% | |
2018年度 | 6,218人 | 905人 | 14.6% | |
2017年度 | 6,535人 | 1,392人 | 21.3% | |
2016年度 | 6,997人 | 688人 | 9.8% | |
2015年度 | 7,578人 | 764人 | 10.1% |
直近8年分のデータを見る限りだと、合格率は低い年で9.8%、高い年で21.3%となっています。かなりばらつきがありますね。
通関士試験は合格基準点が決まっている「絶対評価」の試験なので、試験問題の難易度によって合格率が高くなったり低くなったりします。
問題が簡単な年は多くの方が合格基準点を超えるので合格率が上がり、反対に問題が難しければ合格基準点を超える方が少ないので合格率が下がる、といった具合です。
というわけで、この記事を読んでくださっている皆さんが受験する年は、簡単な問題が出題されることを願ってます。
通関士試験の出題科目
続いて通関士試験の出題科目について。
以下の3科目が出題されます。
通関業法は「選択式・択一式」での出題です。条文の内容がそのまま出題されることも多いので、暗記で対策できますね。
関税法等も「選択式・択一式」での出題です。こちらは範囲が広い上に条文がそのまま出題されることもほぼないので、しっかり対策をする必要がある科目となっています。
通関実務は他の2科目同様に「選択式・択一式」での出題がある他、申告書作成や計算問題なども出題されます。3科目の中で最も難易度が高いと言われています。
通関士試験の配点と合格基準点
配点については例年以下の通りとなっています。
科目 | 配点 | 合格基準点 |
通関業法 | 45点 | 27点 |
関税法等 | 60点 | 36点 |
通関実務 | 45点 | 27点 |
関税法等が60点で、通関業法と通関実務が45点。合格基準点はどの科目も満点の60%です。
なお、年度によっては合格基準点が変動することがあり、例えば2018年の通関実務は50%の得点で合格でした。ですがこういったことはあまりないので、基本的には60%が合格ラインと思っておけばいいですね。
通関士試験は法改正論点からの出題もある
通関士試験の試験日は例年10月。そこで出題される問題は7月1日時点の法律で作成されます。
法改正された論点は出題される可能性も高いです。
過去問を解いただけでは対処しきれない部分なので、予備校の法改正情報などを利用して、しっかりキャッチアップしておきましょう。
通関士試験の科目免除制度
通関士試験には科目免除制度があります。
特定の実務経験を満たすことで、3科目のうち一部科目の免除が受けられる制度です。
科目免除を受けられる条件は以下の通りです。
1科目免除、2科目免除のどちらの場合でも、3科目の中で最難関と言われる通関実務が免除されるのは大きいですね。
試験勉強の負担もかなり減るので、免除を受けられる方は忘れずに申請するようにしましょう。
1位 フォーサイト | 公式サイト https://www.foresight.jp/tsukanshi/ |
2位 アガルートアカデミー | 公式サイト https://www.agaroot.jp/tsukanshi/ |
3位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/course/ |
4位 資格の学校TAC | 公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_tukan |
5位 LEC東京リーガルマインド | 公式サイト https://www.lec-jp.com/tsuukanshi/ |
6位 日本関税協会 | 公式サイト https://www.kanzei.or.jp/ |
7位 マウンハーフジャパン | 公式サイト https://tsukanshi.mhjcom.jp/ |
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