こんにちは、まさちゃんです。
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。
資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「簿記試験対策の講座比較」の記事になります。
こういったご要望にお応えしていく記事になります。
簿記試験対策の講座7つを、費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較。比較項目ごとにおすすめの講座を紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずに書いています。
この記事を読み終わる頃にはきっと、自分に合った講座が見つかっていることかと思います!
それでは早速、内容に入っていきますね。
目次
簿記の講座おすすめトップ7
簿記講座のおすすめトップ7をランキング形式で紹介します。
合格実績や講座料金、評判などは後ほど詳しく説明しますので、まずはサラッと見ていただければと思います。
1位 生涯学習のユーキャン

公式サイト:https://www.u-can.co.jp/
1位はお馴染みユーキャン。
通信講座としては、もはや説明不要なくらい知名度も高く、安心して受講できる講座ですね。
合格実績が高い
ユーキャン簿記講座は毎年多数の合格者を輩出しています。2級は10年間で合格者1,462名、3級は10年間で合格者11,854名という実績が、公式サイトに掲載されていました。単純計算で2級は毎年100名以上の合格者、3級は毎年1,000名以上の合格者を出している計算になります。他のスクールを圧倒する、素晴らしい実績ですね。しっかり合格できる講座内容になっていることがわかるので、安心して受講できる講座です。
初学者にもわかりやすいテキスト
ユーキャンのテキストは「初学者にもわかりやすい」という点にこだわって作成されています。例えば各レッスン冒頭に掲載されているマンガ。このマンガでこれから学習する内容を大まかにイメージし、本題に入っていくという流れになっています。図解やイラストなどが豊富に使われていたり、専門用語が丁寧に噛み砕いて説明されていたりと、難しい内容でも楽しく学習できるような工夫が満載です。また、添削課題も用意されているので、講師・スタッフからのアドバイスを受ける機会があるのも魅力です。
Web学習ツールでスケジュール管理ができる
ユーキャンといえば「通信講座」なので、教材が送られてきてそれを使って自分で学習を進めていくイメージが強いかと思いますが、最近はWeb学習ツールも導入されて進化を遂げています。講義動画が視聴できたり、テキストの閲覧ができたり、問題演習ができたりと、スマホ1台でスキマ時間を活用して学習を進めることができます。また、3級は3ヶ月、2級は6ヶ月で合格を目指せるカリキュラムになっているので、その期間内に学習が完了するよう、逆算してスケジュールを自動で立ててくれる機能もついています。進みが遅れてしまっても毎週組み直してくれるので、自分でスケジュール管理をするのが苦手な方も安心ですね。
>>ユーキャンの公式サイトへ2位 スタディング

公式サイト:https://studying.jp/boki/
2位はWeb通信専門のスクール、スタディング。
高い合格実績と圧倒的低価格が魅力のスクールですね。
圧倒的な低価格
スタディングの最大の特徴は他の講座を寄せ付けないほどの「圧倒的な低価格」です。講義動画やWeb問題集、解法講義付きの実践問題まで揃って、「3級合格コース」は5,000円を切る料金となっています。大手のスクールだと3級対策の講座で2万円前後程度の料金なので、スタディングがいかに安いかがわかりますね。「2級合格コース」は1万円台、「1級合格コース」は10万円を切る料金で受講できます。
多数の合格者を輩出
これだけ安いと「講座の内容は大丈夫なのか?」と逆に心配になる方もいらっしゃるかと思います。ですがその点についても安心で、スタディングは簿記試験で多くの合格者を輩出しています。公式サイトには2022年度の合格体験談が700件以上も掲載されています。1級合格者の声も15名分掲載されいています。しっかり合格できるレベルの講座になっていることがわかりますね。
スマホ1台でスキマ時間を活用して学習できる
スタディングは基本的に、スマホやパソコン、タブレットなどで講義動画を視聴する形で学習を進めていきます。時間・場所に縛られず、いつでも好きな場所で講義が受けられるので、忙しくてなかなか学習時間を確保できない方に特におすすめの講座です。講義動画の視聴以外にも、テキストの閲覧、Web問題集を使った問題演習などもスマホ1台で可能。その他にもスキマ時間を使って学習しやすいように様々な機能が用意されています。
テキスト・問題集・暗記ツールなど、充実した学習システム
個人的に便利だなと感じたのは、「AI問題復習機能」と「マイノート機能」ですね。AI問題復習機能はその名の通り、AIが自動的に「今やるべき問題」を出題してくれるという優れもの。復習のタイミングなどを自分で管理する必要がなくなるのはありがたいです。マイノート機能はテキストなどをコピペして自分独自のノートを作成できる機能です。こちらは暗記ツールがついていて、暗記したい部分を赤塗りして使うこともできます。
質問制度がない
スタディングの簿記講座は質問制度がありません。わからないところがあったとしても、自力でなんとかしなければなりません。独学に近い形になるというわけですね。この点はスタディングのデメリットと言えます。どんどん質問したい人は他のスクールを選択した方がいいでしょう。1級合格コースについては「Q&Aチケット10枚」付きのコースがあるので、回数は少ないですが質問が可能です。
>>スタディングの公式サイトへ3位 クレアール

公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/boki/
3位はWeb通信専門の予備校、クレアール。
独自の時短学習法が特徴の予備校です。
費用が安い
クレアールも講座費用が安いです。例えば「3級パック」は一般価格が1万円台となっていて、スタディングほどではないですが大手有名どころスクールに比べるとかなり安いですね。2級と1級についてもそれぞれ5万円台と10万円台前半という一般価格です。この一般価格から毎月大きな割引を実施しているので、さらに安い金額で受講可能です。
独自の時短学習法で効率よく学習できる
クレアールといえば「非常識合格法」と呼ばれる独自の時短学習法が有名です。非常識合格法は、出題される可能性が高い論点に絞って効率よく対策していく学習法のこと。過去の出題傾向を徹底的に分析し、絶対に落としてはいけない問題のみを確実に知識定着させていきます。簿記の試験に限らずですが、試験に合格するためには満点を取る必要はないですからね。むしろ満点を目指す学習は学習時間も膨大になってかなりきついので、挫折してしまう可能性が高まります。そういった意味でもクレアールの講座は、忙しい毎日を送っている方や、勉強が苦手な方に特におすすめの講座と言えます。
質問が回数無制限でできる
そしてクレアールの最大の強みはこの「回数無制限の質問制度」かと個人的には思います。安さではスタディングの方が上ですし、講座内容の面でもクレアールとスタディングは甲乙つけ難い充実度です。ですが質問回数の面で見ると、スタディングは基本的に質問することができないのに対し、クレアールは何度でも質問可能ということで、この点ではクレアールの方が魅力的ですね。「質問ができる」というのは挫折防止の意味でもかなり重要なので、少しでも挫折する可能性を下げたいという方はクレアールの簿記講座を検討してみてください。
>>クレアールの公式サイトへ4位 フォーサイト

公式サイト:https://www.foresight.jp/boki/
4位もWeb通信専門のスクール、フォーサイト。
高い合格率が特徴のスクールですね。
合格実績が高い

公式サイト:https://www.foresight.jp/boki/
フォーサイトの特徴としてまず最初に挙げられるのが、「合格率の高さ」です。2022年11月の簿記2級試験で合格率86.5%という驚異的な数字を叩き出しました。この回の全国平均の合格率が20.9%なので、実に4.14倍という実績です。しっかり合格できる内容の講座が提供されていることがわかりますね。安心して受講できる講座と言えます。
合理性を突き詰めたフルカラーテキスト
上記の合格実績が出せる理由としてはまず、フルカラーのオリジナルテキストの存在が挙げられます。クレアール同様「満点を目指すのではなく合格点を目指す」というコンセプトで作られた効率重視の内容となっています。「フルカラー」というのも魅力的ですが、理解の難しいところは全て図表で説明されていたり、イラストも豊富に使用されているなど、かなり見やすさにこだわって作られていると思います。受講した方の満足度も高く、2021年度試験に合格した方112名のうち、93%の方が「非常に満足」「満足」と回答したというアンケート結果も出ています。資料請求するとサンプル教材も送られてくるので、気になる方は一度自分の目で確認してみるといいでしょう。
テレビ局レベルの専用スタジオで収録された講義動画
フォーサイトは講義動画についてもかなりこだわって作成しています。テレビ局レベルの自社スタジオで講義動画を収録しているため、画質や音質も良いです。講師の口癖や咳などのノイズも、編集で除去しています。テキスト同様に受講生の評判も良く、満足度は94%となっています。スキマ時間に勉強しやすいように、1コマ15分以内にまとめられている点も嬉しいですね。
1級試験に対応した講座がないこと、質問の回数が10回or15回に制限されている点がデメリットです。
>>フォーサイトの公式サイトへ5位 LEC東京リーガルマインド
5位はLEC東京リーガルマインド。
知名度抜群の大手資格予備校ですね。
光速マスターNEOテキスト・問題集
LECの簿記講座では、「光速マスターNEOシリーズ」のテキストと問題集を使用します。問題集の方は「基本」と「応用」の2つで構成。「基本」の方はテキストに完全対応しているので、テキストで学んだ内容の確認や復習用で使うと理解が深まります。「応用」は本試験レベルの問題なので、基本知識をマスターした後に一段レベルを上げてくれる内容。全ての問題に重要度が表示されているので、「今日は重要な問題だけをしっかり定着させよう」「基本はもう大丈夫だから、重要度が低い問題にも手をつけよう」「もうすぐ試験だから重要なところだけ解き直しておこう」のように、メリハリをつけて学習しやすいのがいいですね。
複数講師の講義を受講可能
LECは「選べる講義」という制度があり、追加料金なしで複数講師の講義動画を視聴することができます。例えば2級講座だと「しっかり講義」と「さっくり講義」の2つが選べるようになっていて、しっかり講義は基本をしっかり学べる「初めて受験する方」におすすめの内容、さっくり講義は重要論点を中心にコンパクトな内容なので、「簿記の知識がある程度ある方」におすすめの内容です。知識の定着具合に合わせて選ぶもよし、自分に合っている方を選ぶもよし、時間があるなら全部視聴するもよし、理解できない部分だけ他の講師の講義を視聴するもよしです。
大手予備校の安心感
LECは大手の予備校ということもあり、北は北海道から南は沖縄まで全国に教室があります。簿記講座はWeb通信での開講となっていますが、知名度も高く、安心感があるという意味では魅力ですね。おためしWeb受講ができるので、気になる方はチェックしてみるといいですよ。
>>LECの公式サイトへ6位 資格の大原
6位は資格の大原。
専門学校として知名度抜群の大原ですが、社会人向けの講座も開講しています。
多数の合格者を輩出
大原は合格実績を公式サイトで公表していて、以下の通りです。
■2021年実施試験(157・158・159回・ネット試験)
1級:合格者247名(20)
2級:合格者1,426名(380)
3級:合格者1,734名(805)
※カッコ内は社会人講座の実績
多くの合格者を輩出していますね。合格できる内容の講座が提供されていることがわかります。ちなみにカッコ書きで書いたのが社会人講座からの合格者数です。半数以上が専門学校生の実績ですが、社会人講座もしっかり実績を上げています。
通信生のフォローは若干不安
大原の簿記講座はWeb通信で受講する方へのフォローが若干不安かなと思います。例えば質問対応は通学受講生が講師に直接質問できたり電話での質問が可能なのに対し、通信受講生は郵送やファックスでの質問対応とのこと。質問をするのにわざわざポストに投函する手間が発生するのはきついですね。メールでの質問ができるようになってほしいものです。そして自習室の使用も通学生のみに限定されています。「通学聴講制度」もありますが、通信生は全国統一公開模試のみしか利用できないようです。Web通信で受講するメリットはあまりないかと思うので、大原で受講するなら通学で受講するのがいいですね。
大手予備校の安心感
大原も全国に教室があり知名度抜群のスクールなので、安心感や信頼度の面ではとても魅力的ですね。通学受講もできるので、通える範囲に教室がある方は検討してみましょう。
>>大原の公式サイトへ
7位 資格の学校TAC
7位は資格予備校の大手、TAC。
全国に教室展開している、知名度抜群の予備校ですね。
豊富なコースと受講スタイル
受講スタイルは教室講座・ビデオブース講座・Web通信講座・DVD通信講座の4種類から選べます。教室での生講義を受けたい方は教室講座、忙しくて教室に通う時間が取りづらい方はWeb通信講座、というのが基本の選び方ですね。コースについても基本の「合格本科生」をはじめ、よりしっかり学習したい方向けの「合格本科PLUS」、スマホでポイント学習ができる「モバイルコース」など豊富に用意されています。単科受講もできるので、状況に合わせてぴったりなコースが選べるのは嬉しいですね。この辺りは「さすがTAC」といったところです。
17年連続売上No.1の教材を使用
教材として使うのはTAC出版から出ている「よくわかる簿記シリーズ」のテキストと問題集。日商簿記検定試験対策の書籍分野で17年連続で総売上No.1となっている人気教材です。多くの受験生たちに支持され続けている信頼できる教材で学習できるのはいいですね。他の市販教材に手を出す必要はなく、TACの教材だけで合格できるレベルに仕上げられる内容になっています。
大手予備校の安心感
TACも全国に教室がある大手の予備校。資格試験の予備校といえばTACを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。安心して受講できる講座と言えます。
おすすめランキングまとめ
1位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/ |
2位 スタディング | 公式サイト https://studying.jp/boki/ |
3位 クレアール | 公式サイト https://www.crear-ac.co.jp/boki/ |
4位 フォーサイト | 公式サイト https://www.foresight.jp/boki/ |
5位 LEC東京リーガルマインド | 公式サイト https://www.lec-jp.com/boki/ |
6位 資格の大原 | 公式サイト https://www.o-hara.jp/course/boki ![]() |
7位 資格の学校TAC | 公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_boki.html |
その他の簿記講座
簿記のおすすめ講座については以上なのですが、その他にもいくつか講座があるので知っている限りまとめておきます。
情報は公式サイトから確認してみてください!
ネットスクール | ■特徴 ・1〜3級までに対応 ・「講義動画を視聴してインプット、週1回のライブ講義でアウトプット」の流れで効率良く学習するスタイル ・ライブ講義は講義中に講師と問題を解いたり、質問ができる ■実績 1級(第161回):合格率20.3% 1級(第159回):合格率17.2% ■費用例 日商簿記3級 統一試験/ネット試験対応標準コース:11,000円 日商簿記2級 統一試験/ネット試験対応標準コース:41,000円 日商簿記1級 標準コース:124,000円 ■公式サイト https://www.net-school.co.jp/ |
大栄 | ■特徴 ・1〜3級までに対応 ・担当カウンセラーが学習スケジュールを個別に作成 ・全国に50拠点以上あるので通いやすい ■実績 掲載なし ■費用例 ※通学受講の場合の受講料は公式サイトに掲載なし(要問い合わせ) ※以下料金は通信受講のもの BK3(日商簿記3級)ForYou合格コース:57,218円+入学金22,000円 BK2(日商簿記2級) ForYou合格コース:130,812円+入学金22,000円 BK3/BK2(日商簿記3級・2級)ForYou合格コース:175,457円+入学金22,000円 ■公式サイト https://www.daiei-ed.co.jp/boki/ |
たのまな | ■特徴 ・2〜3級までに対応 ・資格取得の学校として有名なヒューマンアカデミーの通信講座 ・DVDを視聴しながらテキストを読み進めていくのが基本の学習スタイル ・質問はメール・郵送・FAXで随時 ■実績 掲載なし ■費用例 簿記検定3級講座 27,500円 簿記検定2級講座 66,000円 簿記検定2・3級講座 79,500円 ■公式サイト https://www.tanomana.com/ |
簿記の講座7つを費用で比較
さて、おすすめ講座の紹介が終わったところで、ここから本題の講座比較に入っていきます。
まずは気になる講座費用を比較していきましょう。
全てではありませんが、以下にいくつか講座料金をまとめたのでご覧ください。
ユーキャン | 簿記3級講座 39,000円 簿記2級講座 49,000円 |
スタディング | 簿記3級・2級セットコース 21,800円 簿記2級合格コース 19,800円 簿記3級合格コース 3,850円 簿記1級合格コース 66,600円 |
クレアール | 3級パック 16,000円 2級パック 53,000円 1級ストレートフルパック 145,000円 3・2級マスター 58,000円 1・2級マスター 168,000円 簿記検定マスター 172,000円 |
フォーサイト | バリューセット1(2級+過去問解き方講座) 37,800円 バリューセット2(2級+3級+過去問解き方講座) 41,800円 【単科】 簿記3級スピード合格講座 16,800円 簿記2級スピード合格講座 31,800円 簿記2級 過去問解き方講座 7,800円 |
LEC | 3級パーフェクトコース 17,600円(テキスト付) 2級パーフェクトコース 60,500円(テキスト付) 3・2級パーフェクトパック 66,000円(テキスト付) 1級パーフェクトコース 132,000円 |
大原![]() | 3級合格コース 【受講期間:3ヵ月】 →9月25日まで秋得大キャンペーン:23,500円 3級・2級W合格コース【受講期間7ヵ月】 →9月25日まで秋得大キャンペーン:78,700円 3級から学ぶ2級合格コース【受講期間6ヵ月】 →9月25日まで秋得大キャンペーン:75,600円 2級合格コース【受講期間5ヵ月】67,100円 1級合格コース【受講期間9ヵ月】146,500円 |
TAC | 3級合格本科生 25,400円 3・2級ステップ合格本科生 84,000円 2級合格本科生 71,000円 2級ダイレクト合格本科生 82,000円 1級合格本科生 165,000円 |
一番安いのはスタディングですね。3級講座は5,000円を切る料金となっていて、他のスクールを寄せ付けない圧倒的な安さとなっています。それに次いで安いのがクレアール、フォーサイト、LECで、1万円台となっています。
2級講座については6~7万円台のスクールが多い中で、スタディングは2万円を切る料金設定。3級同様にやはり安さではスタディングですね。フォーサイトも3万円台と安いですし、クレアールは毎月の割引額が大きいので3万円台で受講できるタイミングもあるので、この辺りも狙い目ですね。クレアールは質問が回数無制限でできることを考えると、かなりコスパがいいと思います。
1級講座はそもそもフォーサイトとユーキャンは開講していません。残りの5校の中だと、言うまでもなくやはりスタディングの6万円台という料金が圧倒的に安いです。他のスクールは10万円台なので、半分近い金額で受講可能です。
簿記の講座7つを合格実績で比較
続いて簿記試験の合格実績について比較していきましょう。
各講座の公式サイトに掲載されていた実績を以下にまとめました。
ユーキャン | 3級試験 10年間で合格者11,854名 2級試験 10年間で合格者1,462名 |
スタディング | 2022合格体験談700件以上 |
クレアール | 掲載なし |
フォーサイト | 2022年11月の簿記2級試験 合格率86.5%(全国平均20.9%の4.14倍) |
LEC | 掲載なし |
大原![]() | 2021年実施試験(157・158・159回・ネット試験) 1級247名(20) 2級1,426名(380) 3級1,734名(805) ※カッコ内は社会人講座の実績 |
TAC | 掲載なし |
ユーキャンと大原は合格者の人数、フォーサイトは合格率、スタディングは合格体験談の件数を実績として公表していました。どのスクールもすごい実績ですね。特にユーキャンは10年間で3級1万人以上、2級1,500人近くの合格者を輩出しています。信頼度が高い講座と言えますね。
大原についてカッコ書き部分が社会人講座の実績で、残りの合格者は専門学校生の実績です。専門学校として有名な大原ですが、社会人講座でもしっかり実績を上げていることがわかりますね。
そしてフォーサイトは2022年11月の簿記2級試験で合格率86.5%という驚異的な数字を叩き出しました。ユーキャンや大原ほど知名度が高くないスクールなので、合格者数はそこまで多くない可能性が高いですが、少ない受講生をしっかり合格させているという点は魅力ですね。
最後にスタディングですが、こちらもユーキャンや大原に比べて知名度が高くない中でこの実績は素晴らしいですね。講座料金の安さも含めて考えると、かなりコスパの良い講座と言えます。
簿記の講座7つを評判・合格者の声で比較
最後に簿記講座の評判や合格者の声を紹介していきます。
ユーキャンの評判・合格者の声
【2級合格】
受講の際には試験範囲の変更にも対応してお知らせしてくれたので、学習に専念できたのが良かったと思います。
テキスト等も分かりやすく、教材を順に進めていけば、合格に必要な力は付くように感じました。
【2級合格】
テキストはもちろん、やはり決め手は、各問題集・添削課題集ですね。
そして、何より模擬試験問題集です!!模擬試験問題集は5回分ありますが、テキストで学習しても、いわゆる受け身(インプット)型でアウトプット力を身に付けるため、模擬試験問題集をみっちりとしたという印象です!
ネット試験での受験を目指しておりましたが、ユーキャン模擬試験で第3回が「ネット試験形式」。これが役に立ちました!!※ネット試験本番では、10分ほど時間が余った(=ネット試験慣れ)のが勝算でした!!!!
【3級合格】
ユーキャンのテキストはどんな人にもわかりやすく説明されており、初めからじっくり読み進めていけば、納得しながら最後まで無理なく勉強することができます。
理解できないところはメールでも質問でき、最後まで何度も利用させていただきました。
学ぶことが楽しい、と久しぶりに感じることができました。
【3級合格】
簿記3級、ユーキャンのテキストだけで一発合格できました! 先に解答用紙を見ただけだけで、ユーキャンで解いたことのある問題ばかりが出題されているようだと分かり心の中でガッツポーズをしました! おかげさまで何とか合格でき、本当にユーキャン一本で頑張ってきて正解でした!ユーキャンだからこそ飽きずに根気よく楽しみながら理解して取り組めました。
スタディングの評判・合格者の声
【1級合格】
講座動画は「なぜ、そうなるのか」という部分から実際の問題の解き方まで分かりやすく解説してくれるので、独学で勉強した時よりもずっと深く理解できたと思います。
又、トレーニングの問題は「必要な部分を効率的に圧縮した問題」だと思います。トレーニングの問題を完璧にしておけば、ある程度の問題には対応できます。
【2級合格】
他の企業が行う簿記の対面講座だと、時間や地理的要因があり厳しいですが、その点オンライン講座だと時間がある隙間時間を活用して有意義に勉強することができました。またスタディングの講座はスライド形式で行っていただけるおかげで、ただ説明するオンライン講座よりも楽に勉強に取り組めるところが魅力でした。
【3級合格】
スタディングのいいところは、スマホ一台あればどこでも勉強が出来る点だと思います。
会社の休み時間、トイレ中などの隙間時間もフル活用しました。
ビデオ講座と基本問題を1か月半で一周し、あとはひたすら実戦力UPテスト、検定対策模試を行い、分からないところが無くなる状態に仕上げました。
無知の状態から3か月で無事合格することができました。
【3級合格】
昭和生まれで、これまで何か勉強する時は書籍とノートスタイルで、スマフォアプリで勉強したのは始めてで、ホントに知識定着するかなと少し不安でしたが、結果、講座の購入してから合格まで1ヶ月弱と、めちゃくちゃ効率的で、最短経路で合格に到達できたように思います。
朝ご飯食べながらとか、30分電車の中で等々隙間時間の積み重ねで、どんどん教材を進めたり、問題を解いたりしていき、最後、模擬問題はしっかりと腰を据えてやりました。
AI問題復習を通して、ランダムに苦手な箇所を何回もやれたのも良かったと思います。
クレアールの評判・合格者の声
【1級合格】
私は、めんどくさがりで飽き性なので、勉強が最後まで継続できるのか不安でしたが、クレアールから送付された簿記一級の学習計画表が大きな助けになりました。テキスト、問題集、答練を何周したかがその計画表で一目瞭然なので、勉強すればするほど目に見える達成感を得ることができました。自分で細かく計画を立てなくても、計画表を見ればどこが手薄になっているか、どこが苦手かを一発で把握することができました。
【2級合格】
クレアールのテキストは、合格するための学習ポイントを簡潔に押さえており、また講義では、合格のための実践的な解答方法を伝えてくれる等、短期合格を目的としていた自分にとっては最適でした。また、講師の方のやわらかな物腰の話し方が自分には合っていて、分かり易く、長い講義時間も苦痛にならなかったのが大きかったと思います。直前答練や公開模擬試験を、繰り返し実際の試験の状況に合わせて行うことにより、時間配分や得点源がわかってきて、試験合格の手ごたえを得られるようになっていきました。
【3級合格】
「講師がとてもいいな・・・」と思った点は、オンラインだからといって一方的な説明にとどまらず、間違えやすいところ・疑問を感じるところを見透かしたように、踏み込んで説明してくれたところと専門用語ばかりを使わず砕けた言い回しをしてくれることで、初心者でも理解しやすかったです。
【3級合格】
講師の方の話し方がすごく自然体なので、実際にマンツーマンの講義を受けているような気持ちで楽しく取り組めました。問題を解いてみて分からなかったところは再度講義動画を見ることで疑問が解消できたので、自分のペースで学習や復習をできる点がよかったです。各動画で、必要な知識を的確にカバーしてくれているので、試験に必要な知識が効率的に身につけられたと感じています。
フォーサイトの評判・合格者の声
【2級合格】
フォーサイトで勉強して良かった点は通信教育でありながらもモチベーションを維持できたところです。
eラーニング「ManaBun」を開くと、今何人勉強しているのかが分かりました。平日の通勤時間や休日の朝早い時間からたくさんの人がフォーサイトで勉強していることを知り、自分も頑張ろうと思えました。
また、サポート体制が万全なところ、充実した教材を提供していただけたことにも満足しています。
【2級・3級合格】
講義で気になったところやわからなかった部分などを書き込めるスペースのあるテキストは良かったです。私自身、学生時代から先生の言うことや黒板などはこまめに書いて頭に入れていた人間でした。そうやって自分で書くことでインプットを効率的に行えました。
【2級合格】
手元にテキストが来て、独学で使っていた参考書よりも薄くて不安になりました。でもテキスト使って勉強して、次に問題集を解いてみると、独学で勉強しているときは問題が難しく感じることが多かったですが、フォーサイトの教材では難しいと感じることがありませんでした。
教材が手元に来るまでは市販のテキスト・問題集を使わないといけないと思っていました。でも勉強する時間はそれほど多く取れませんでしたが、教材のテキストと問題集だけを勉強したら合格できました。
【3級合格】
テキストがカラーで見やすく、文字だけではなく、具体例に合わせ、イラストが豊富にあり、抵抗感がなく勉強をはじめられました。1回目はテキストを見ながら通常の速さで講義動画を視聴して、通学の1時間半を利用して見返す時は、スマホの「道場破り」で視聴できる1.5倍速の講義動画を視聴しました。倍速講義は、時間短縮にもなり繰り返し勉強するのに最適でした。
通信講座は、何度でも講義が聴けるというのがメリットですね。小野先生は人柄の良さが講義に出ていて、視聴していて安心感がありました。大学の授業と同じような感覚で講義が見られて楽しかったです。
LECの評判・合格者の声
【1級合格】
LEC講師の方々は、簿記の根幹にある会計の考え方をわかりやすく解説していただけるので、しっかりとそれを身に着ければ、そういった難解な問題に出会っても論理的に考えることで正解に辿り着ける力が付くと思います。
また、本番形式の確認問題や答練も充実しているので、しっかりと繰り返すことで本番を意識したアウトプット練習が出来、落ち着いて本試験に臨むことが出来ました。
【2級合格】
講義は論理的で分かりやすいうえ、内容に関連した雑談、受験の上で覚えておくと便利な解法等もお話してくださったことがとてもありがたかったです。特に講座内で指導いただいた面積図を用いた解法や語呂等は試験においてとても役立ちました。また、簿記は様々な計算が登場し、勉強の過程で混乱してしまうことも多いのですが、富田講師が「計算方法を丸暗記するのではなく、常に考えながら解くように」と指導してくださったことは丸暗記が苦手な私には分かりやすかったです。
【2級合格】
LECのテキスト(書籍)は分厚い印象を受けましたが、大変わかりやすく、すらすらとページをめくることができました。
講義は、大学の講義のように講師が黒板に板書しながら進むのではなく、テキストを画面に映して授業を進めていく方式でした。講師に合わせてテキストに書き込みやマーカーを引いていくやり方が私には合っていて理解が捗りました。また、2人の講師の講義が受講できるので、基本を影山先生、苦手項目は富田先生の講義も受講するようにして知識を定着させるようにしました。
【3級合格】
簿記3級講座については、「選べる講義」で2通りの講義(2名の講師)を自由に横断受講することができ、それぞれ少し違った角度から、より知識を深めるのに良かったです。各講義で時間構成も異なるので、復習やポイントの見返しにも役立ちます。また、テキストは学習本とは思えない可愛らしいもので、イラストもあり、説明も非常に簡潔で分かりやすく載せてあり、全くの知識ゼロからでもサクサクと学習を進めることができます。簿記はややこしそうだという先入観もなくなりました。
大原の評判・合格者の声
【1級合格】
講義がとても分かりやすかったです。それぞれの単元ごとに重要箇所や解くうえでのポイント、試験の頻出の有無といったところを丁寧に教えてくれました。また大原は講師がたくさんいますが、皆が一生懸命に教えてくれるので自分も最後までがんばれました!
【2級合格】
基本講義は理解しやすいし、講師の丁寧な説明のおかげで効率よく2級知識を勉強してきました。分からない問題がある時いつでも気軽く講師にメール連絡できて、素早く解説していただきました。直前模擬試験もボリュームな問題を解きながら出題範囲をよく把握できて自信持って試験を受けられました。講師のアドバイスに従って勉強すれば絶対合格できます。感謝しております。いろいろサポートが完備し、安心に勉強できる環境です 。
【3級合格】
ただの暗記ではなく、理解が深まるような講義だったので、基本を身につけ、試験でもどんな問題が出ても対応がすることができました。大原の魅力は、講師のレベルが高いところだと思います。“わからない人がわかるようになる”教え方ができるのが、大原の講師陣です。
【3級合格】
通学講義でわからないことを先生に聞けること、講義に出席できなくても別の日に振り替えができること、どうしても出席できない場合や復習をしたい時にはWeb講義があること、自習室で集中して勉強できること、電話や職員室の方に質問ができること、どれも本当に素晴らしいものでした。
また、講義をしてくれる先生はもちろん、電話で質問や相談を受けてくれた方も、皆さん励ましてくださったので、とても心強かったです。
TACの評判・合格者の声
【1級合格】
TACを選んだ理由としては、市販されている教科書や問題集を独学で簿記2級を取得した際に使用し、その使用した教材がとても分かりやすかったためです。今回受講したTACのDVD通信講座ではテキストに記載されている通りの順番ではなく、重要だと思われる点について順番を入れ替えて行われていて、学習するにあたり独学で行うのと比べてとても効率化されており、少ない時間で上手く学習することができました。また、わかりやすくまとめられた講義は理解しやすく、通信講座ならではのメリットを活かし繰り返し見ることで、より理解が深まりました。
【2級合格】
TACを選んで一番良かったことは、講義を非常に丁寧に進めてくれるところです。いきなり裏技や簡単なやり方を説明するのではなく、まずは基礎的な原理をしっかりと説明し、その後に簡単な解法や時短解き方などを教えてくれました。また、教材なども大変充実していて、復習や自分で問題を解き進める中でとても役に立ちました。
講師も優しく、分からない問題は理解するまで根気強く教えてくれました。
【2級合格】
教室講座を利用しましたが、予習・復習や教室での講義に出席できなかった時にWebフォローを利用できたのが良かったです。
また、学習過程にはいくつかステップがあり、無理なく学習を進められたと思います。時には学習の難易度が高くて心が折れかけても、ステップごとに気持ちを切り替えることができました。
講師の豊富な経験から学習の優先度や試験のテクニック・心構えを教えていただき、それが本試験で役立ったり、的中答練で扱われた内容が本試験でも複数出題されたりしたので、TACで学習して良かったと思いました。
【3級合格】
他のどのテキストや問題集よりわかりやすく、映像授業も講師の小話が混ざっていて飽きる事なく楽しかったです。TACの講座は簿記の資格を取得する最短ルートだと思います。私は独学で挫折してTACの講義を受けました。勉強に自信がない人にほどオススメしたいです。
1位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/ |
2位 スタディング | 公式サイト https://studying.jp/boki/ |
3位 クレアール | 公式サイト https://www.crear-ac.co.jp/boki/ |
4位 フォーサイト | 公式サイト https://www.foresight.jp/boki/ |
5位 LEC東京リーガルマインド | 公式サイト https://www.lec-jp.com/boki/ |
6位 資格の大原 | 公式サイト https://www.o-hara.jp/course/boki ![]() |
7位 資格の学校TAC | 公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_boki.html |
簿記講座を1つに絞り込む手順
続いて簿記講座の選び方についても説明しておきますね。
高い費用を投じて講座を受講するわけなので、慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。
以下の選び方をすると、自分に合った講座を時間をロスせずに選べるかと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
まずは「通学かWeb通信か」受講スタイルを決める
まずは受講スタイルからですね。
簿記講座には「通学」で受講するものと「Web通信」で受講するものの2種類があります。
まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するかを決めると、かなり絞り込めます。
改めて説明するまでもないかもしれませんが、それぞれ以下のような受講形態です。
通学スタイルだと、同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。
Web通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。
ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。
ちなみに通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。
Web通信はオンラインで好きなときに講義動画を視聴することができるので、巻き戻しや倍速再生なども自由にできます。
わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生で時短することもできます。
周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。
講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。
通学タイプのスクールだと全国各地に教室があるので、確実に人気講師の講義を受けられる保証はありません。
その点Web通信なら確実にそのスクールのトップ講師の講義が受けられるので、ハズレ講師に悩まされる心配もないですね。
通学か通信か、迷っているのであれば通信が個人的にはおすすめです。
通学で受講する場合
通学を選んだ場合はスクールに直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!
そのスクールの雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。
- スクールに直接行ってみる。
- 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
- 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他のスクールにも行ってみる。
この流れの繰り返しでOKです。
くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!
Web通信で受講する場合
Web通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね。
- 公式サイトで講座情報を確認する。
- 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
という感じでOKです。
Web通信のスクールは公式サイトでサンプル講義動画を公開しているところが多いので、必ずチェックしましょう。
講師との相性確認ももちろんですが、講義動画の画面構成などもスクールによって様々なので、受講前に確認しておくことで失敗が防げます!
簿記講座の比較まとめ
というわけで今回は「簿記講座の比較」というテーマで7つのスクールを比較してきました。
自分に合いそうな講座は見つかりましたでしょうか。
「講座の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな講座が見つかったら、次にとる行動は以下です!
- スクールに直接行ってみる。
- 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
- 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他のスクールにも行ってみる。
- 公式サイトで講座情報を確認する。
- 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
こんな感じですね。
「資料請求」という選択肢は、正直意味がないのでやめた方がいいです。
資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんので。
ほとんどの講座が早期に申し込みをすることで割引適用などがあるので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!
1位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/ |
2位 スタディング | 公式サイト https://studying.jp/boki/ |
3位 クレアール | 公式サイト https://www.crear-ac.co.jp/boki/ |
4位 フォーサイト | 公式サイト https://www.foresight.jp/boki/ |
5位 LEC東京リーガルマインド | 公式サイト https://www.lec-jp.com/boki/ |
6位 資格の大原 | 公式サイト https://www.o-hara.jp/course/boki ![]() |
7位 資格の学校TAC | 公式サイト https://www.tac-school.co.jp/kouza_boki.html |
今回は以上になります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
以下に簿記試験についての情報を補足で掲載しますので、あわせて参考にしていただければと思います。
簿記試験について、基礎知識
簿記試験について
簿記は1954年から施行されている試験で、2022年11月20日の試験で162回目を迎えた歴史ある試験です。これまでに累計で2,800万人以上が受験しています。2020年12月からは2級と3級でネット試験が開始され、より受験しやすい試験へと進化を遂げました。そんな簿記試験について、合格率や試験の概要、合格までに必要な勉強時間などを簡単にまとめておきます。
合格率とか受験者数とか
まずは受験者数や合格率について。過去10回分のデータを以下に掲載します。
1級(年2回実施)
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
162(2022.11.20) | 9,828 | 1,027 | 10.4 |
161(2022.6.12) | 8,918 | 902 | 10.1 |
159(2021.11.21) | 9,194 | 935 | 10.2 |
158(2021.6.13) | 7,594 | 746 | 9.8 |
157(2021.2.28) | 6,351 | 502 | 7.9 |
156(2020.11.15) | 8,553 | 1,158 | 13.5 |
155(2020.6.14) | 中止 | 中止 | 中止 |
153(2019.11.17) | 7,520 | 735 | 9.8 |
152(2019.6.9) | 6,788 | 575 | 8.5 |
150(2018.11.18) | 7,588 | 680 | 9.0 |
2級(年3回実施)
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
162(2022.11.20) | 15,570 | 3,257 | 20.9 |
161(2022.6.12) | 13,118 | 3,524 | 26.9 |
160(2022.2.27) | 17,448 | 3,057 | 17.5 |
159(2021.11.21) | 22,626 | 6,932 | 30.6 |
158(2021.6.13) | 22,711 | 5,440 | 24.0 |
157(2021.2.28) | 35,898 | 3,091 | 8.6 |
156(2020.11.15) | 39,830 | 7,255 | 18.2 |
155(2020.6.14) | 中止 | 中止 | 中止 |
154(2020.2.23) | 46,939 | 13,409 | 28.6 |
153(2019.11.17) | 48,744 | 13,195 | 27.1 |
2級ネット試験
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2022年4月~2022年9月 | 45,861 | 17,091 | 37.3 |
2021年4月~2022年3月 | 106,833 | 40,713 | 38.1 |
2020年12月~2021年3月 | 29,043 | 13,525 | 46.6 |
3級(年3回実施)
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
162(2022.11.20) | 32,422 | 9,786 | 30.2 |
161(2022.6.12) | 36,654 | 16,770 | 45.8 |
160(2022.2.27) | 44,218 | 22,512 | 50.9 |
159(2021.11.21) | 49,095 | 13,296 | 27.1 |
158(2021.6.13) | 49,313 | 14,252 | 28.9 |
157(2021.2.28) | 59,747 | 40,129 | 67.2 |
156(2020.11.15) | 64,655 | 30,654 | 47.4 |
155(2020.6.14) | 中止 | 中止 | 中止 |
154(2020.2.23) | 76,896 | 37,744 | 49.1 |
153(2019.11.17) | 80,130 | 34,519 | 43.1 |
3級ネット試験
回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2022年4月~2022年9月 | 95,651 | 39,118 | 40.9 |
2021年4月~2022年3月 | 206,149 | 84,504 | 41.0 |
2020年12月~2021年3月 | 58,700 | 24,043 | 41.0 |
合格率について
1級は10%前後、2級は20%〜30%、3級は40〜50%くらいが平均的な合格率かなと思います。ただ2級と3級は回によってばらつきがかなり大きいですね。2級でも10%を切る1級並みの合格率の回がありますし、3級も20%台の回があります。このばらつきの原因は、「簿記試験が相対評価ではなく絶対評価の試験だから」です。以下で詳しく説明します。
合格点について
相対評価と絶対評価という話が出たので、それぞれ簡単にどんなものかを書いておきます。
こんな感じです。例えば相対評価の試験で「上位20%の人が合格」という基準が決められていたとします。その試験に100人が受験した場合、合格者は20人ということになります。たまたま試験問題が簡単な回にあたって自分が高得点を叩き出したとしても、周りに自分より高得点の人が20人いたら、自分は落ちます。というわけで周りの受験者との戦いが発生するのが相対評価の試験です。
それに対して簿記試験で採用されている絶対評価というのは、はっきり合格点が決められていて、その点数を超えた人は全員合格する試験です。簿記試験の合格点は以下の通りです。
1級 | 70%以上 かつ1科目あたりの得点が40%以上 |
2級 | 70%以上 |
3級 | 70%以上 |
いずれの級も全体の70%の得点で合格できます。なので極端な話、問題がめちゃめちゃ簡単で全員が70%以上の点数だった場合、合格率は100%になるわけですね。といった具合に問題の難易度によって合格率が上下するのが簿記試験ということになります。この記事を読んでくださっている皆さんが受験する回は、どうか簡単な問題が出題されますように…
簿記試験の難易度
続いて簿記試験の難易度について見ていきましょう。
3級は40〜50%という合格率からもわかる通り、比較的易しい試験です。簿記の基本的な概念を理解して問題に慣れることが合格の条件ですね。合格までに必要な勉強時間は50〜100時間程度と言われています。
2級は工業簿記の範囲が追加になるため難易度が上がります。合格率も20〜30%程度なので、受験者の3人に1人も受からない試験です。必要な勉強時間は100〜200時間くらいです。
1級は合格率10%前後なので、行政書士などの難関資格と同程度の合格率です。必要な勉強時間も500〜600時間。長期戦になるので、しっかり勉強を習慣化しないと乗り切るのが難しい試験ですね。
以下に合格までの期間をまとめたので、参考にしてみてください。
1級 | 2級 | 3級 | |
1日2時間ずつ | 250日〜300日 | 50日〜100日 | 25日〜50日 |
1日3時間ずつ | 167日〜200日 | 34日〜67日 | 17日〜34日 |
1日5時間ずつ | 100日〜120日 | 20日〜40日 | 10日〜20日 |
簿記試験の試験概要
最後に、簿記試験の試験科目や試験時間、受験料などについてをまとめておきます。参考にしてみてください。
1級
試験科目 | 商業簿記・会計学 工業簿記・原価計算 |
試験時間 | 商業簿記・会計学 90分 工業簿記・原価計算 90分 |
合格点 | 70%以上 かつ1科目あたりの得点が40%以上 |
受験料 | 7,850円 |
試験日 | 6月、11月の年2回 |
ネット試験 | なし |
2級
試験科目 | 商業簿記 工業簿記 |
試験時間 | 90分 |
合格点 | 70%以上 |
受験料 | 4,720円 |
試験日 | 6月、11月、2月の年3回 |
ネット試験 | あり |
3級
試験科目 | 商業簿記 |
試験時間 | 60分 |
合格点 | 70%以上 |
受験料 | 2,850円 |
試験日 | 6月、11月、2月の年3回 |
ネット試験 | あり |
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