TACは公務員試験対策予備校の中でも非常に人気が高く、多くの方が受講を検討しているかと思います。
今回は、そんなTAC公務員講座について、詳しく解説していきます。
いつもご覧いただきありがとうございます。当ブログ(masablog)では、資格に関する様々な情報を発信しています。どうぞごゆっくり情報収集していってくださいませ。
ざっくり、この記事の内容は以下になります。
- TAC公務員講座の評判や口コミ
TACといえば、公務員試験対策の定番中の定番。多くの方が受講しているので、先輩方の声をまとめました。評判や口コミについて知りたい方は、こちらを参考にしてください。 - TAC公務員講座の料金
合格に向けた投資として、費用がどのくらいかかるのかも重要なポイントです。料金の詳細についても触れていきますので、ご参考にしてください。 - TAC公務員講座の合格実績
TACの実績はどのくらいなのでしょうか?実際にどれだけの受験生が合格しているのか、そのデータをもとにお伝えします。
このブログ記事を読み終わる頃には、TAC公務員講座を選択肢に残すか、それとも他の予備校を検討するかを判断できるようになります。それでは、内容に入っていきましょう!
簡単に自己紹介
- この記事を書いている僕は、29歳のときに国家公務員一般職の試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。
- 公務員受験生時代は実際に予備校にも通いました。
- そのときの経験をもとに記事を書いているので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報をお伝えできるかと思います。
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TAC公務員講座の魅力とは?
評判を見る前に、まずはTAC公務員講座の魅力を簡単に見ていきましょう。
TAC公務員講座は、公務員試験の受験生に向けた包括的な学習プログラムを提供しています。毎年、多数の合格者を輩出しており、その実績と信頼性から、多くの受験生に支持されています。以下では、TAC公務員講座の特徴を一つずつ解説していきます。
以下のような特徴があります。
- 毎年多数の合格者を輩出している
- 合格に必要なものが全て揃ったオールインワンのカリキュラム
- オリジナル教材のテキストと問題集の評判が良い
- 通学・DVD通学・Web通信など受講スタイルが選べる
- 全国に教室があり通いやすい
- 面接対策・時事対策・論文対策・専門記述対策もできる
- 担任講師制度がある
それぞれ詳しく説明していきますね。
毎年多数の合格者を輩出している
TAC公務員講座は毎年多くの合格者を輩出しています。
2023年度は以下の実績でした。
実績で選ぶならTACです。参考までに、2022年度と2021年度の合格実績も以下に掲載します。
2022年度最終合格先
国家公務員(大卒程度):2,604名
地方公務員(大卒程度):1,961名
2021年度最終合格先
国家公務員(大卒程度):3,024名
地方公務員(大卒程度):2,874名
こんな感じで、毎年多くの合格者を輩出しています。
素晴らしいですね。
合格に必要なものが全て揃ったオールインワンのカリキュラム
TAC公務員講座のカリキュラムは、合格に必要な対策が全て盛り込まれています。
筆記試験対策はもちろん、論文、面接、専門記述、時事などにも対応しており、さらに模試までついているという充実ぶりです。
学習サポート制度も整っていて、ホームルームや担任講師とのカウンセリングでペース管理やモチベーション管理もできます。
実際に僕も「総合本科生」というカリキュラムを受講しましたが、不足していると感じたものはなかったですね。
オリジナル教材のテキストと問題集の評判が良い
TAC公務員講座といえば、評判の良い教材があるのも特徴です。
テキストは「Vテキスト」、問題集は「V問題集」という名前で、どちらも市販されておらず、TACの講座を受講しないと入手できません。
特にV問題集は評判がとても良いです。過去問をベースにTAC作成の問題も盛り込まれており、本試験でも似たような問題がバシバシ出題されます。これだけやっておけば合格レベルに到達できるようになっています。
受講生アンケートでも9割以上の方が「申込前の期待を上回って良かった」「申込前の期待通り良かった」と回答しているので、信頼できる教材と言えます。
通学・DVD通学・Web通信など受講スタイルが選べる
続いて受講スタイルについてです。
TACといえば教室に通って講義を受講するスタイルをイメージする方が多いかと思いますが、実はDVD受講やWeb通信受講もできます。
DVD通学講座というのは、TACの教室にあるDVD視聴ブースで講義動画を視聴し、学習を進めていくスタイルのことです。仕事の都合などで講義の時間に教室に行けない方は、このスタイルで受講すると良いですね。
Web通信講座はスマホやPC、タブレットなどで講義動画を視聴し、学習を進めていくスタイルです。こちらはいつでもどこでも学習できるのが大きなメリットです。通勤や通学の電車内など、ちょっとした空き時間を活用してコツコツ学習することもできますね。倍速再生や繰り返し視聴もできるので、おすすめです。
全国に教室があり通いやすい
TACは北は北海道から南は沖縄まで、全国に教室を出しています。
47都道府県全てにあるわけではありませんが、以下の通り主要都市には教室があります。
教室名をクリックしていただくと、このブログ内の詳細ページに飛びます。
住所を地図付きでまとめているので、参考にしていただければと思います。
また、TACの公務員講座はWeb通信受講もできるので、近くに通える教室がない方はWeb通信受講を検討してみてください。
面接対策・時事対策・論文対策・専門記述対策もできる
TACの公務員講座では、試験に合格するために必要な各種対策も充実しています。
面接対策や時事問題対策、論文対策、専門記述対策など、試験のあらゆる側面に対応したプログラムが用意されています。
まさにオールインワンですね。
総合的な準備を整えることができます。
担任講師制度がある
TACでは担任講師制度を採用しています。
担任講師は受講生の学習進捗を把握し、適切なアドバイスや指導を行います。
受講生一人ひとり、それぞれ状況が異なりますからね。
それに合わせた個別のサポートを受けられるのは安心です。
TAC公務員講座の多彩なコース紹介!自分にぴったりの学習スタイルを見つけよう
TAC公務員講座は、公務員試験に向けた多彩なコースを開講しています。
受講生のニーズに合わせて、ぴったりのコースを選べるようになっています。
とにかくたくさんのコースがあるので、ここではTACの代表的なコースとその特徴を解説します。
TACにはどんなコースがあるのか
人気どころでは以下のようなコースがあります。
- 総合本科生:国家一般・地方上級・市役所などを幅広く目指せるコース
- 教養本科生:教養試験のみで受験できる市役所や国立大学法人などを目指すコース
- 国税/財務専門官本科生:国税専門官・財務専門官を目指すコース
- 裁判所一般職本科生:裁判所一般職を目指すコース
- 労働基準監督官A本科生:労働基準監督官Aを目指すコース
- 経験者採用本科生:経験者採用試験向けのコース
などなどです。
総合本科生コース
総合本科生コースは、国家一般職、地方上級、市役所などの幅広い公務員試験に対応するオールインワンのコースです。このコースは、基礎から応用まで包括的にカバーしており、受験生が必要とする全ての知識とスキルを網羅しています。
- 幅広い対応:国家一般職、地方上級、市役所などの主要な公務員試験に対応。
- オールインワンカリキュラム:教養試験、専門試験、面接対策まで全てを含む。
- 柔軟な学習スタイル:通学、DVD通学、Web通信から選択可能。
このコースは、幅広い試験対策が必要な受験生に最適です。多くの試験に対応しているため、併願受験にも便利です。また、通学スタイルが選べるため、自分のライフスタイルに合わせて学習を進めることができます。
教養本科生コース
教養本科生コースは、教養試験のみで受験できる市役所や国立大学法人などの公務員試験に対応するコースです。このコースは、教養試験対策に特化しており、短期間で効率的に学習を進めることができます。
- 教養試験特化:教養試験のみが課される公務員試験に特化。
- 短期間学習:短期間で教養試験のポイントを効率的に学習可能。
- 多様な受講スタイル:通学、DVD通学、Web通信から選択可能。
教養試験だけで受験できる公務員試験を目指す受験生に最適です。時間が限られている社会人や、教養試験に集中したい受験生におすすめです。
国税/財務専門官本科生コース
国税/財務専門官本科生コースは、国税専門官や財務専門官を目指す受験生向けのコースです。税務や財務に関する専門知識を深く学ぶことができ、これらの試験に特化した対策が行えます。
- 専門試験対策:国税専門官や財務専門官の試験に特化したカリキュラム。
- 実務的な知識:税務、財務に関する実践的な知識を習得。
- 多様な受講スタイル:通学、DVD通学、Web通信から選択可能。
税務や財務の専門職を目指す受験生にとって、必要な知識を体系的に学ぶことができます。特に、税務に関する深い理解が必要な試験に対して効果的な準備ができます。
裁判所一般職本科生コース
裁判所一般職本科生コースは、裁判所一般職を目指す受験生向けのコースです。法務に関する専門知識を深く学び、裁判所職員として必要なスキルを養うことができます。
- 法務専門知識:裁判所一般職に必要な法務に関する知識を習得。
- 専門的なカリキュラム:法律の基礎から応用までを体系的に学習。
- 多様な受講スタイル:通学、DVD通学、Web通信から選択可能。
法務分野に興味がある受験生に最適です。特に、裁判所職員として必要な専門知識を効率的に学べるため、試験対策に非常に役立ちます。
労働基準監督官A本科生コース
労働基準監督官A本科生コースは、労働基準監督官Aを目指す受験生向けのコースです。労働法や労働基準に関する専門知識を学び、監督官としてのスキルを養います。
- 労働法専門知識:労働基準監督官に必要な労働法や労働基準に関する知識を習得。
- 実務的なカリキュラム:労働環境の監督や法的対応に関する実践的な知識を学ぶ。
- 多様な受講スタイル:通学、DVD通学、Web通信から選択可能。
労働環境の監督や法的対応に興味がある受験生に最適です。労働基準監督官として必要な知識を体系的に学ぶことができ、実務に役立つスキルを習得できます。
経験者採用本科生コース
経験者採用本科生コースは、既に社会経験を有する受験生向けのコースです。経験者採用試験に特化した対策を行い、試験に必要な知識とスキルを養います。
- 経験者採用試験特化:社会経験を有する受験生向けのカリキュラム。
- 実務的な知識:実際の業務経験を踏まえた実践的な対策。
- 多様な受講スタイル:通学、DVD通学、Web通信から選択可能。
社会人経験を有する受験生にとって、必要な知識とスキルを効率的に学ぶことができます。特に、経験者採用試験に特化しているため、実務経験を活かした試験対策が行えます。
総合本科生が人気
事務系の職種を幅広く併願できる「総合本科生」がTACの一番人気のコースです。
「具体的なことはまだ何も決まっていないけど、とにかく公務員になりたい!」という方におすすめのコースです。
専門職試験特化コースや経験者採用専用コースもある
その他にも「国税専門官」や「労働基準監督官」などの専門職試験に特化したコースも充実しています。目標とする公務員がはっきり決まっている方は、これらのコースを受講することで最短ルートで合格まで導いてもらえます。
また、民間企業経験がある方はその経験を活かして、「経験者採用試験」の受験から公務員を目指す方法もあります。経験者採用試験は倍率が高く狭き門なのと、その他の試験と比べて情報が少ないのとで対策がしづらいのですが、TACの「経験者区分本科生」を受講すれば合格までの道筋を示してくれます。
受講生の口コミで見るTAC公務員講座の評価
TAC公務員講座の良い評判・口コミまとめ
公式サイトの他、Twitterに投稿されていた口コミなども含めて、TAC公務員講座の良い評判をまとめてみました。
- 豊富なデータや実績があるので信頼できる。
- テキストや問題集の質が非常に高い。
- 本番の面接で、面接復元シートに書かれていることが何度も聞かれた。
- 講師の予想問題がたくさん的中した。
- 講師が信頼できる。
- 教材が信頼できる。
- 通信だとはずれの先生に当たる確率が少ない。
- このテキストさえしっかりやっておけば大丈夫という安心感がある。
- 講師が試験でどういった問題がよくでるのかを知り尽くしていて、どのように解いたらいいかを詳しく教えてくれる。
- 講義が非常に分かりやすい。
- 教室に行けなくてもDVDで補習出来る。
- 講義内容に無駄がなく、効率的に本試験で必要になるところを抜粋して進めている。
教材に関する良い評判が多いですね。
これは実際に通っていた僕としても納得です。
TACのテキスト(Vテキスト)と問題集(V問題集)だけで、公務員試験に合格できるレベルの実力を身につけることができます。とにかくひたすらV問題集を何周も解きまくるだけで、本番の試験でもしっかり得点できます。
TAC公務員講座の悪い評判・口コミまとめ
TAC公務員講座に関する口コミは基本的に良いものばかりなのですが、悪い口コミも少ないながら存在します。こちらもまとめました。
- 人気講師の講義は混雑する。
- 受講生が多いため質問時間が少ない。
- 面接対策は、必要なときに予約がすでに埋まっていることがあった。
- 面接対策が不十分。
- 受講料が高い。
- 講師によってあたりはずれがある。
悪い口コミ・評判としては、「講義が混雑している」「質問時間が少ない」「面接対策の予約が取れない」など、TACが人気すぎるが故のものが多くありました。
これらの口コミはTACに限ったものではなく、他の予備校でも多く挙がっています。
人気講師の講義は混雑しますし、受講生が多ければ1人にかけられる質問時間も減ります。本番の面接直前に「面接対策を受けたい」と思うのは、他の多くの受講生も同じでしょう。公務員講座を受講する以上、このあたりは覚悟しておいた方がいいですね。
Web通信講座で受講すれば、講義の混雑などの問題は回避できるので、検討してみてください。
TACでの学びが成功に繋がった!合格者の声を紹介
TAC公務員講座の評判・口コミを紹介していきます。
公式サイトに掲載されていた「合格体験記」をいくつか以下に掲載します。
ホームルーム・カウンセリングの評判
TACにはホームルーム(HR)やWeb講義があり、他の方たちより遅い学習開始となった私でも焦らず安心して学習を進められる制度が整っていました。学習をしていて不安なことがあったら積極的に担任カウンセリングなど講師に相談してほしいです。先生方は受験指導のプロなので的確なアドバイスをしてくれます。
担任講師との面談で学習スケジュール設計や相談ができることが非常に魅力的でした。非常に親切に学習のアドバイスをしてくださり、また冷静に自分の学習上の短所などもご指摘いただきました。
Web通信講座の評判
自宅から校舎まで距離があったため通信講座を選択しましたが、通学時間や大学の授業の合間などスキマ時間に簡単に受講できる点や、講師の話すスピードを変えて効率的に学習できる点、不明な箇所は何度も聞くことができる点が非常に良かったです。また、通信生でも、校舎で生の講義を最大10回まで受講可能な制度があるため、論文対策や時事対策など、喫緊性が高く受験自治体の特色が出る分野については、直接校舎に赴いて受講することができました。
通信講座では、講義の再生速度を変えることができるため、いつも2倍速などで聞くことで、時間の有効活用に努めました。分かりづらいところはゆっくり再生したり、何度も繰り返し聞いたりすることができる点も良かったと思います。
WebでTAC・Wセミナーの講義を受けていたのですが、自分の現時点での予備知識量に合わせて講義動画を選別しながら受けたり、逆に動画ですぐに理解できなかった部分はもう一度再生したりするなど、自分の 状況に合わせて柔軟に受講することで着実に力をつけることができました。
講義・教材の評判
辻本講師の講義は、ご自身が司法試験に合格されたご経験から、法律区分に確実に受かり切る勉強法も含めて非常に充実していると感じました。法律を全く勉強してこなかった「法学部」の私が3ヶ月弱の期間で合格できたのは、辻本講師のおっしゃることを忠実に守ってきたことが大きな一因であると考えます。
TACを選んだ理由の一点目は、先に友人が通っており、「テキストが分かりやすい」「講師が分かりやすくて親切」と聞いたからです。友人から講義ノートを見せてもらいましたが、確かに、試験に出やすい所を重点的にピックアップしていました。さらに、問題集の演習量の多さには大変驚きました。また、入学してから、講師の法律系の講義は、独自のレジュメのおかげで、大変分かりやすかったです。
憲法を選択することに迷いはなかったので、あらかじめ憲法に絞られている本コースで非常に効率的に勉強することができました。専門科目は、基本的事項から応用までカバーしているTACのテキストのみで対応することができた点が良かったです。また、計6回の模試型の演習を通じて、論述力をしっかりと伸ばすことができたと思います。合格まで最短ルートで学べる点がおすすめです!
記述対策の評判
経済区分を受験するにあたって一番の不安は記述試験でした。しかし、経済本科生では記述答練で記述答案の添削を何度もしてもらうことができ、自分の答案に足りない点を知ることができました。添削、改善を繰り返す中で答案がブラッシュアップされ、自信をもって本番の記述試験に臨むことができました。
面接対策の評判
TACは面接対策がとても充実していました。面接前には面接復元シートを活用して有効に対策を立てることができ、それが合格に繋がったと思います。面接自主ゼミや模擬面接で、暗記したものをそのまま吐き出すのではなく、自分自身の言葉で話しているように聞こえるまで何度も練習することができました。また、集団討論を実施する自治体を受験していたので、個別面接対策だけではなく集団討論対策にも参加して、一度練習で慣れてから本番に落ち着いて臨むことができました。
私は池袋校舎に通い、お世話になった担任講師には主に「面接カードの添削」や「面接練習」などのご指導を頂きました。やはり、長年公務員を多く輩出しているTAC講師による的確な助言はとても心強く自信が付きます。担任相談制度は科目の質問や受験の不安・ストレスによるモチベーションの維持に関する事など、幅広く親身にアドバイス頂く事ができる為、とても励みになると思います。
理系公務員(技術職)コースの評判
専門の化学のコースがあり、効率よく学習が進められる点、過去の面接復元シートなどから情報収集に強い点、1人では難しい面接対策がTACでは模擬面接で十分に対策できる点から、TACを選択しました。1次試験対策はWebの講義動画を見て、過去問を解く、という自分のペースで学習し、2次試験対策は最寄りのTAC校舎へ、面接カード添削や模擬面接を受けに行きました。最終合格まで到達できるだけのフォロー制度があると感じ、TACを選んだ自分の選択は正解だったと思います。
いくつか他社とも比較し検討もしましたが、電気・電子・情報に特化した講座があるのはTACだけでした。電気・電子・情報の場合は、出題範囲が広く、どうしても自分の専門ではない分野の学習もする必要があります。そのため、基礎の基礎から講義をしてくれるTACはとても優れていると思いました。またインターネットで調べてみると分かる通り、公務員試験の理系区分に関する情報はとても少ないです。ですがTACでは十分過ぎるほどの情報や体験談を仕入れることが出来たので心強かったです。
公務員講座全体の評判
TACは毎年多くの合格者を輩出しており、合格者の人数を公開しているところからも、合格させることに非常に自信があるのだと感じました。そして実際に通ってみると、別の事情で講義に行けないときには、ビデオブースやWebで受講できたり、何度も模擬面接を受けることができたりするなど充実したサポート体制があり、非常に効率よく試験対策を進めることができました。
最大手として国家総合職に関するノウハウが蓄積されていると感じ、TAC・Wセミナーを選びました。実際に入学してからも、TAC・Wセミナーの持つ情報量の多さをとても感じました。各種ホームルームや教養区分の二次試験対策講義等での教材や官庁訪問テキストによって得られる情報量はまさにTAC・Wセミナーの強みだと思います。
TACは、集中のしやすい自習環境、論文・面接対策も充実しています。公務員試験に対しての取り組み方やキーポイントについても教えてくださったので予備校選びに関しては、TACが最適だと思います。
TACはお得?料金とコストパフォーマンス
上記の通りコースがたくさんあるので、全てのコース料金を紹介するのは難しいのですが、できる限りまとめました。参考にしていただければと思います。
地方上級・市役所・国家一般職などを目指すコース
総合本科生 | 352,000円 |
総合本科生Plus | 385,000円 |
教養本科生 | 209,000円 |
国税専門官A本科生 | 346,500円 |
裁判所一般職本科生 | 319,000円 |
労働基準監督官A本科生 | 330,000円 |
国家総合職を目指すコース
法律本科生 | 539,000円 |
経済本科生 | 440,000円 |
政治・国際本科生 | 550,000円 |
理系公務員(技術職)を目指すコース
土木職本科生 | 319,000円 |
建築職本科生 | 308,000円 |
化学職本科生 | 308,000円 |
デジタル・電気・電子職本科生 | 319,000円 |
機械職本科生 | 297,000円 |
心理職・福祉職公務員を目指すコース
心理職・福祉職総合本科生 | 275,000円 |
法務省専門職本科生 | 242,000円 |
家庭裁判所調査官補本科生 | 231,000円 |
警察官・消防官を目指すコース
総合本科生 | 220,000円 |
外交官(外務専門職)を目指すコース
総合本科生 | 561,000円 |
経験者採用/氷河期採用を目指すコース
秋試験経験者区分本科生 | 220,000円 |
この費用にプラスして、入会金10,000円が別途かかります。
公務員試験対策の予備校講座としては、一般的な料金設定となっています。
こんな人におすすめ!TAC公務員講座を受講するメリット
さて、続いてTAC公務員講座がどんな人におすすめなのかという点について説明していきます。
以下のような人には比較的おすすめできるかと思います。
- 通学で受講したい人
- 大手の安心感の中で学習したい人
- 手厚いフォローを求めている人
通学で受講したい人
公務員試験対策の予備校はたくさんありますが、校舎に通学して受講できる予備校は限られます。TACの他には、LEC、大原、伊藤塾、EYE、東京アカデミーなどが有名どころですね。
同じ目標に向かって頑張る仲間に囲まれてモチベーションを高めたい方は、これらの予備校の中から選ぶといいでしょう。
また、講座選びをする上で講師との相性というのも重要なポイントです。予備校の中には、公式サイトでサンプル講義動画を公開しているところがあります。それを視聴してみて、自分の好みに合うかどうかは必ずチェックするようにしましょう。
大手の安心感の中で学習したい人
そしてやはりTACという名前に安心感を感じる方は多いかと思うので、そういった方にもTACをおすすめしたいですね。
TACは全国に教室展開しています。北は北海道から南は沖縄県まで、都市部を中心に教室展開しています。これだけたくさんの教室を出せるというのは、TACがこれまでに多くの受講生を合格に導き、信頼を勝ち取ってきた証と言えます。TACならきっと、良い指導をしてくれるはず…そういった良いイメージを持っている方はきっと多いでしょう。
この点に関しては、LECも教室を全国展開している大手予備校なので同じですね。アガルートやクレアール、スタディングは比較的新しい予備校ということもあり、予備校自体の安心感というか安定感ではTACに軍配が上がりますね。
公務員試験という難易度の高い試験に立ち向かうにあたり、自分が安心して受講できるかどうかは重要な要素です。TACの受講で安心感が得られるのであれば、TACの受講を選択するという決断も大いにありです。
手厚いフォローを求めている人
TACには、受講生がなるべく快適に学習できるよう、充実したフォロー制度が用意されています。特に便利な制度をいくつか紹介していきます。
Webフォロー
講義動画を何度でも視聴できるフォロー制度です。Web通信で受講する方にとっては当たり前の制度ではありますが、通学で受講する場合にはとてもありがたい制度です。予定が合わずに欠席せざるを得ないときなどにWebで振替受講できます。
スクーリング
上記のWebフォローとは反対に、Web通信で受講している方が教室受講できる制度もついています。これは嬉しいですね。Web通信で受講していると、周りからの刺激がないため弁理士試験のような長期の学習ではモチベーションが低下しがちです。そんなときに、気分転換に近場の教室に出向いて刺激をもらえるのはありがたいです。35回までという制限はありますが、十分すぎる回数ですね。
質問制度
TACの質問制度は、とても評判が良いです。スピーディーに、そして丁寧に回答してもらえるとのこと。
Web通信で受講する場合には、学習の手が止まる時間を少なくするためにも、質問には早めに回答してもらいたいところですよね。そしてできることなら、2度3度とやりとりを繰り返すのではなく、一撃でスパッと解決してもらいたいところです。TACの質問対応はその点がしっかりしているので、受講生も満足しているのでしょう。以下にいくつか受講生の声を掲載します。
■質問メールについては、何度も利用させて頂きました。前置審査の顛末のフローや、類否判断の図などを自らの理解を基に作成し、質問メールで講師の方に送信することで、自らの理解の正しい点、誤っている点を教えて頂き、理解を深めることができました。青本や審査基準の細かい点ではあるものの、気になった部分について質問メールで伺った際にも、こちらの期待以上の情報を付加した上でご回答して頂き、大変助かりました。
■地方に住んでいたため、完全オンラインで講義、質問、答練を受けられるという点が非常に良かったです。特に、質問メールで的確かつスピーディに回答していただけたのは、非常にありがたかったです。
■自身のWEBページにおいて、質問ができるのですが、疑問が生じた段階で素早く質問ができ、ご回答も早くいただけますのでこの制度はとても活用させていただきました。多く質問しすぎているのではと心配に思う量の質問に対しましても、1つ1つとても丁寧にお答えいただき、理解を深めることができました。質問へのご回答は本試験前に再度確認する等活用し、この制度は大変満足でした。
自習室
そして自習室を利用できる点についても、受講生から良い評判が挙がっていました。集中できる空間があるというのは、ありがたいですよね。
自宅だと集中して学習できない人もいるでしょうし、カフェなどでやるにしても周りの会話が気になって集中できない人もいるでしょう。予備校の自習室なら、そのようなことはありませんね。周りもみんな必死に勉強しているので、こちらも集中せざるを得ません。通える範囲に教室がある方は、積極的に使っていくと良いでしょう。
こちらについても以下に受講した方の声を掲載します。
■自習室が平日だと21時まで、本科生やパック生ならどの校舎でも利用できます。たまに帰宅途中に自宅から近い校舎に立ち寄り、自習室を利用していました。窓際に座り、夜景を見ながら自習することで気分転換ができました。
■勤務先の近くにTACがあったので、会社帰りや週末によく利用しました。 ずっと家で勉強していると、集中力が途切れてきますし、家族にも気を使わせることになるので、気分転換もかねて自習室を利用していました。
TAC公務員講座のデメリット
TAC公務員講座のデメリットについても見ていきましょう。
どんな講座にもデメリットはありますからね。デメリットまでしっかり理解した上で受講することで、後になって「失敗した」となる可能性を下げられます。
というわけで、TACのデメリットは以下です。
- 料金が高い
料金が高い
TACは他の予備校と比較して、料金が高いです。
LEC | ■スペシャルコース(地方上級・国家一般) 349,000円 |
EYE | ■シンプルコース 287,158円 |
大原 | ■公務員合格コース 355,400円 ※別途入学金6,000円 |
伊藤塾 | ■国家一般・地方上級コース 328,000円 |
TAC | ■地上・国一・市役所 総合本科生 352,000円〜 ※別途入会金10,000円 |
東京アカデミー | ■オンライン行政クラス(9月生) 365,600円 |
アガルート | ■教養+専門型スタンダード対策カリキュラム/フル 294,800円 →11月28日まで:265,320円 |
クレアール | ■行政系公務員併願総合コース 330,000円 |
スタディング | ■地方上級・市役所 教養・専門合格コース 132,000円 →11月30日まで:105,600円 |
ユーキャン | ■国家一般職・地方上級コース 89,000円 |
料金の安さ重視で予備校選びをしている方は、スタディングを筆頭に、アガルートやEYEなどの予備校を選ぶといいでしょう。
※ユーキャンは通信講座ということで、送られてくるテキストを使っての自主学習が基本です。Webテストや面接対策などは一部Web上でできますが、他の予備校のように講義を受ける形とは違っているため、参考として掲載しています。
【まとめ】TAC公務員講座で内定を勝ち取るためのポイント
というわけで今回は、「TAC公務員講座」について、評判や合格実績、講座料金などをまとめました。
講座受講に向けて、具体的なイメージはつかめましたでしょうか。
もう一度、この記事の最初に紹介したTAC公務員講座の特徴を掲載します。
- 毎年多数の合格者を輩出している
- 合格に必要なものが全て揃ったオールインワンのカリキュラム
- オリジナル教材のテキストと問題集の評判が良い
- 通学・DVD通学・Web通信など受講スタイルが選べる
- 全国に教室があり通いやすい
- 面接対策・時事対策・論文対策・専門記述対策もできる
- 担任講師制度がある
実績もありますし、評判も良い。料金も相場通りなので、公務員を目指す方にとっては心強い味方になってくれること間違いなしの予備校ですね。
受講を検討している方は、資料請求などで詳細を確認してみてください。
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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