公務員予備校にバイトしながら通うことは可能なのか【結論:可能です】

こんにちは、まさちゃんです。

今日は「公務員予備校にバイトしながら通うことは可能なのか」というテーマです。

大学に通いながら公務員予備校に通い、さらにバイトもするという超ハードな生活をしつつ、合格を勝ち取ることができるのかを説明していきます。

簡単に自己紹介

  • この記事を書いている僕は、29歳のときに国家公務員一般職の試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。
  • 公務員受験生時代は実際に予備校にも通いました。
  • そのときの経験をもとに記事を書いているので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報をお伝えできるかと思います。

それでは内容に入っていきます。

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目次

公務員予備校にバイトしながら通うことは可能なのか

結論はタイトルにもある通り「可能」です。

実際に、それで合格している人もいる

実際に大学に通いながら公務員予備校に通い、バイトもしている学生はいます。そしてその状況でも、しっかり合格を勝ち取っている人がいることは事実です。

なので結論としては、予備校とバイト、そして大学生活を全て両立させることは「可能」ということになります。

ですがあまりおすすめしないので、その辺りも含めてバイトをしながら公務員予備校に通うことが可能な理由を説明していきます。

実際に時間配分を考えてみる

1年かけて合格を目指す場合を考えてみましょう。

公務員試験は、合格するまでに「1,000時間の学習が必要」と言われている試験です。

1,000時間を365で割ると、1日あたり3時間くらいの勉強時間を確保すればこの時間数に到達できます。1週間あたりに換算すると、大体20時間くらいですね。

なので以下のスケジュールをこなしていけば、1年で1,000時間を確保できる計算になります。

  • 平日:大学の講義プラス3時間の予備校講義or自主勉強。
  • 土日:3時間ずつの予備校講義or自主勉強。

ざっくりこんな感じでなので、土日のその他の時間をバイトに充てれば、両立が可能です。

平日にバイトをする場合は、土日の勉強時間を増やして対応すれば大丈夫ですね。

実際にやってみると、正直しんどい

「あれ、意外といけるじゃん」って感じかと思いますが、上記のスケジュールだと趣味の時間などがほとんどとれないですね。友人と遊びに行く時間もとるのがむずかしいです。

この生活を1年続けると考えると、かなりしんどいかなと思います。

当然ですが大学生は単位を取らないと卒業にも影響しますからね。これらのハードスケジュールをこなしつつ、大学のテスト対策などもする必要があります。

過酷ですね。

というわけで、あまりおすすめはしない

こんな感じでかなりしんどいので、あまりおすすめはしないですね。バイトしている時間を使って勉強した方が、合格できる可能性を高められますし…

よほど勉強が好きで、その他の楽しみを我慢できる強い精神力のある方はやってみるのもありかと思います。

それでもバイトをしながら公務員予備校に通いたい人たちへ

バイトをするなら、週2くらいに抑えれば両立可能です。

バイトをしたい、しなければならない、という人もいるはず

上記の通りバイトをしながら公務員予備校に通うのはかなりしんどいです。

それでも、公務員になる前にバイトをしておきたい人もいるはず。

  • 公務員になったら副業はできないので、「やるなら今のうち」と考える人もいますよね。
  • バイト先に迷惑がかかるので、次の人が入ってくるまで続けたいという人もいるかもしれません。
  • 生活費や学費のために、アルバイトを続けなければならない人もいるかと思います。

バイトは週2くらいに抑えるべし

どうしてもバイトをしたいのであれば、週2くらいには抑えたいところ。

週2であれば、足りない分の勉強時間を土日でカバーすることが可能です。

先ほどの例で言うと、以下の感じですね。

  • 平日に週2でバイト、週3は予備校or自主勉強で3時間ずつ、土日で6時間ずつの予備校or自主勉強
  • 平日は毎日3時間ずつの予備校or自主勉強、土日は3時間ずつの勉強プラスバイト

こんな感じならなんとか週20時間の勉強をこなせますね。

残りの時間を使って大学の課題やテスト勉強もできそうです。

少しだけですが趣味の時間も確保できるかもしれません。

というわけで、バイトをするなら週2くらいに抑えればなんとか予備校との両立が可能ですね。

試験までの期間が短い人は、バイトすべきではない

上記の通り、1年くらいあればなんとかなりますが、それより短い場合は厳しいです。

例えば試験までの期間が半年しかない場合、以下の感じになりますね。

  • 1日あたり6時間くらい、1週間当たり40時間の勉強時間が必要。
  • 平日の大学講義終わりに4時間ずつ、土日に10時間ずつ。

きつすぎですね。

このスケジュール感だと、バイトの時間を確保する余裕がないことはもちろん、下手したら体調崩します。

バイトをしながらの公務員予備校通いは、試験までの期間が1年ほどあることが条件ですね。

Web通信で受講すれば、空き時間を学習時間に変えられます

バイトをしながら公務員予備校に通うのであれば、Web通信の講座を受講するのがおすすめですね。

パソコンやスマホで講義動画を視聴するスタイルなので、空き時間を使って効率よく学習を進めていくことが可能です。

例えば以下の時間は、学習時間にできますね。

  • 通学途中の電車に乗っている時間
  • 講義と講義の間の時間
  • 講義が入っていない空きコマ
  • 昼休みの時間
  • 講義が休校になったときの空きコマ
  • お風呂で湯船にゆっくり浸かっている時間

などなどです。これらの時間にスマホで講義を視聴すれば、普段の生活の中で学習時間を確保することができますね。

毎日片道30分電車に乗って通学しているのであれば、往復1時間、1週間で5時間です。昼休みも空きコマを使えば、ここでも1週間に5時間くらいは確保できそうです。

これで10時間なので、あとは土日で5時間ずつ勉強すれば、ノルマの20時間に到達します。

残りの時間はバイトに使えますね。

Web通信の講座は、TACやLECなどの大手予備校も開講しています。最近はWeb通信専門の予備校というのもありまして、こちらもクオリティーが高く、おすすめですね。

こちらの「元公務員が予備校16校をガチ比較【TAC、LEC、クレアール、大原など】」の記事で詳しく比較しているので、参考にしてみてください。

ただ何度も言いますが、バイトと予備校を両立させるのは「かなりしんどい」ということには変わりないので、くれぐれも無理しないようにしてくださいね。

というわけで、今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

追伸

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また、この記事を読んで公務員になりたいと思った方には、「公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】」の記事が参考になるかと思います。

僕の元公務員としての経験や、現在のキャリアアドバイザーとしての知識をもとに書きました。

「将来が不安だなぁ…」と漠然と感じていた20代の僕を救い出してくれたのが公務員試験です。公務員試験への感謝の気持ちも込めて書いた記事です。

過去の僕と同じように将来に不安を感じている多くの方に、この記事が届くことを願っています。

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