- 看護師国家試験対策の予備校・通信講座を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからないなぁ…
- 費用や合格実績が一覧でまとめられている記事があれば比較しやすいのになぁ…
- 実際に受講した先輩たちの評判・口コミも気になるなぁ…
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「看護師国家試験対策の予備校・通信講座比較」の記事になります。
看護師国家試験対策の予備校5校を、費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較。比較項目ごとにおすすめの予備校を紹介していきます。
それでは早速、内容に入っていきます!
看護師国家試験対策の予備校・通信講座おすすめランキング
看護師国家資格講座のおすすめ5校をランキング形式で紹介します。
後ほど合格実績や講座料金、評判などについて詳しく比較して行くので、まずはさらっと見ていただければと思います。
1位 スタディング
公式サイト:https://studying.jp/kangoshi/
1位はWeb通信専門のスクール、スタディング。
スマホ1台で講義受講から問題演習まで全てができるシステムが特徴です。圧倒的低価格も魅力のスクールですね。
スタディングの特徴
- スマホ1台でいつでもどこでも学習できる
- 満足度93%の動画講義
- 機能豊富なWebテキスト
- こちらも機能豊富なスマート問題集
- AIが自動でやるべき問題を選定してくれる
- 料金が安い
- 学習Q&Aチケットで質問する形式
スマホ1台でいつでもどこでも学習できる
スタディングの看護師講座は、スマホ1台で時間や場所に縛られずに学習できるのが最大の特徴です。
基本の学習スタイルとしてはまず、スマホで講義動画を視聴。その後にスマホで問題演習をするという流れ。わからないことがあったらQ&Aチケットを使ってスマホで質問します。
全てがスマホで完結するので、忙しくてなかなか学習時間の確保が難しい方でも、スキマ時間を使ってコツコツ学習できます。
満足度93%の動画講義
講義動画がわかりやすいのもスタディングの魅力。テレビの情報番組のような講義動画は、図表を豊富に用いて展開されます。勉強が苦手な方でも飽きずに学習できる講義動画に仕上がっています。
もちろん動画なので倍速再生や繰り返し視聴も可能。ちょっと今のところ1回じゃ理解できなかったからもう1回視聴したいな。試験前にサラッと全体を流し見したいな。などの希望に合わせて調節できるのは便利ですね。
また、スタディングはWeb通信専門のスクールなので、講義動画も画質や音声にこだわって見やすく聞きやすく作られています。教室講義をそのまま録画して垂れ流すだけのスクールとはクオリティーが全く違うので、気になる方は公式サイトから「無料お試し」でチェックしてみるといいですよ。
といった具合にスタディングの講義動画は魅力的な部分が多いです。受講生の満足度も93%ということで、数字にも表れていますね。
機能豊富なWebテキスト
続いてWebテキストについてですが、こちらもスマホで閲覧が可能です。ただ閲覧できるだけでなく、便利な機能も豊富に備わっていて、例えば「マイノート機能」「暗記マーカー機能」などが個人的には好みですね。
マイノート機能はその名の通り、テキストの中で自分が気になった部分をメモしておく機能のこと。テキストのコピペもできるので、メモをとる時間などを短縮できます。図表などもそのままコピーしてマイノートに貼り付けておけば、後々復習するときに効率いいですね。
暗記マーカー機能はマイノート機能と併用して使う機能で、マイノートの重要部分を自分で塗り潰せる機能のこと。教科書を暗記するときなどに「重要部分をマーカーで塗って赤シートで消す」といった方法を用いた方もいるかと思いますが、これがスマホ上で簡単にできてしまうという機能です。これは画期的ですね。
こちらも機能豊富なスマート問題集
問題集は「スマート問題集」「セレクト過去問集」「必修問題集」「状況設定問題集」などがありまして、これらも全てスマホでできます。講義動画の視聴と同様、スキマ時間を使ってコツコツ問題演習ができるので、時間を有効活用できますね。
ちなみにスマート問題集は講義動画で学んだ内容を定着させるための問題集で、看護師試験の「必修問題」レベルの問題が収録されています。
セレクト過去問集は合格レベルの実力に仕上げるための問題集で、「必修問題」「一般問題」「状況設定問題」の中から今後も出題される可能性が高い重要問題が収録されています。
必修問題集と状況設定問題集は一番高額(といっても安い)な「合格コース」に申し込んだ場合にのみついてきます。
AIが自動でやるべき問題を選定してくれる
そして今流行りのAIを用いた問題演習機能もついています。
問題演習で知識を定着させるためには、間違えた問題を定期的に復習する必要がありますよね。ですが「どの問題をいつ復習するか」を自分でスケジュール管理するというのは、かなり手間です。その辺りの手間を受講生に代わってAIがうまいことやってくれるというのがこの「AI問題演習機能」です。
今日やるべき問題を自動で抽出してくれるので、復習スケジュールのことなど考えずに、ひたすら問題を解くことだけに集中していればOK。これはかなり効率いいですね。
料金が安い
そしてスタディングの看護師講座は、料金もかなり安く設定されています。この辺りは後ほど詳しく他のスクールと比較していきますが、一番高額な「合格コース」でも5万円を切る料金設定となっており、上記の豊富な機能が付いていることなどを考えるとコスパが良い講座といえます。
さらに無事に看護師試験に合格した場合には「合格お祝い金」としてAmazonギフト券が5,000円分もらえます。分割払いもできるので、費用面を重視して講座選びをしたい方はスタディングの受講で満足できる可能性が高いですね。
学習Q&Aチケットで質問する形式
スタディングの唯一のデメリットとしては、質問に回数制限があることです。
わからないことがあったときに「学習Q&Aチケット」を使って質問するのですが、こちらは「合格コース」にわずか3枚しか付いていません。つまり、質問は3回までしかできないということ…たくさん質問したい方にとっては、つらいですね。
追加でチケットを購入することもできますが、3枚で3,630円という料金です。質問1回に1,000円以上かかると考えると、かなり高いと言わざるを得ないですね。
とはいえスタディングはこういった部分にかかる経費を最大限にカットすることで低価格を実現しています。安さと引き換えに質問回数が少ない、と考えると、仕方ないですね。このデメリットを補って余りある魅力が、スタディング看護師講座にはあると思いますよ。
>>スタディングの公式サイトへ2位 東京アカデミー
公式サイト:https://www.tokyo-ac.jp/nurse/
2位は東京アカデミー。
多くの看護師国家試験受験生が受講する人気講座で、生講義が最大の売りです。
東京アカデミーの特徴
- 教室受講・オンライン受講・通信受講から選べる
- 看護師国家試験受験生の40.2%が受講する通学講座
- 通学の場合、全日制・夜間部など都合に合わせて時間帯を選べる
- 講師と受講生の双方向コミュニケーションを大事にしている講義
- 要点がまとまったオリジナルテキストと問題集
- 全国公開模試の受験者が多い
- 通信受講はあまりメリットなし
教室受講・オンライン受講・通信受講から選べる
東京アカデミーの看護師講座は、受講スタイルを教室受講・オンライン受講・通信受講の3種類から選べます。
教室受講は名前の通り教室に通って生講義を受講するスタイル、オンライン受講はzoomで講義を受講するスタイル、通信受講は自宅に送られてくる教材を使って自主学習をするスタイルです。
看護師国家試験受験生の40.2%が受講する通学講座
上記の3種類の受講スタイルの中で、圧倒的におすすめなのは通学講座です。
看護師国家試験受験生の40.2%が受講する人気講座なので、安心して受講することができますね。東京アカデミーは全国の都市部に教室展開しているため、通いやすいです。
通学の場合、全日制・夜間部など都合に合わせて時間帯を選べる
そして通学で受講する場合、全日制・夜間部など都合に合わせて受講する時間帯を選べます。さらに週2コース、週1コース、ライトコースなど、通学する頻度も選べるようになっており、受講する方の生活スタイルに合わせて選択可能です。
開講しているコースは校舎によって違うので、詳しくは校舎ごとの公式ページでチェックしてみてください。
講師と受講生の双方向コミュニケーションを大事にしている講義
東京アカデミー看護師講座の人気が高い理由として、「双方向(インタラクティブ)コミュニケーションを大事にした講義」が挙げられます。講義を一方的に受けるだけではなく、参加型の講義になっているので、適度な緊張感を保ちながら学習することができます。
聞くだけの講義って結構しんどいですからね。そして何より、聞くだけならスタディングのようなWeb通信の講座の方がいいです。せっかく教室に通って生講義を受けるわけなので、双方向コミュニケーションで刺激を受けつつ学習したいですね。
受講生参加型の講義の他、疑問点をその日のうちに解消する質疑応答、何かにつまづいたときの学習アドバイスなども魅力です。
要点がまとまったオリジナルテキストと問題集
テキストは要点がコンパクトにまとめられた「オープンセサミ」、問題集は正答率70%以上の過去問を集めた「でた問70%」を使います。
オープンセサミは東京アカデミーのオリジナルテキストで、最新の試験内容をもとに毎年ブラッシュアップされている教材です。イラストや図表が豊富で視覚に訴える作りになっており、記憶に残りやすいです。また、重要語句が別色に印刷されているため、赤シートを使って暗記対策をするときにも便利です。
でた問70%は、過去5年分の試験問題の中から正答率が70%を超える問題を抽出してまとめた問題集です。「正答率が70%を超える問題」ということはつまり「合格するためには絶対に落としてはいけない問題」ということです。看護師試験は合格率90%前後なので、こういった多くの受験生が正解している問題を落とさないことで合格のカギです。そういった問題がまとめられているのは嬉しいですね。
全国公開模試の受験者が多い
東京アカデミーの全国公開模試は、毎年多くの方が受験します。「必修問題模試」「第1回模試」「第2回模試」「第3回模試」のトータル4回の模試があり、そのうち本試験の直前に実施される第3回模試は43,723名が受験。この年の看護師国家試験の受験者数が64,051名だったことを考えると、本試験受験者の3人に2人は東京アカデミーの第3回模試を受験したということになりますね。
20年以上にわたり多くの方から支持され続けている模試が、東京アカデミーにはあります。
通信受講はあまりメリットなし
というわけで東京アカデミー看護師講座の魅力をたっぷりお伝えしてきましたが、そのほとんどは通学受講をする方にとっての魅力です。通信で受講する場合にはあまりメリットはないですね。
東京アカデミーの通信受講は、届いた教材を使って学習し課題を提出。返却された回答・解説を読んで理解を深めていくという受講スタイルです。スタディングのようにスマホでの講義動画視聴ができるわけではないですし、問題演習もスマホではできません。復習用のチェックテストは自己採点となっており、「ほぼほぼ自習」というのが正直なところです。
また、質問はSOSカードを使って郵送でするのですが、そのSOSカードは「総合コース」は10枚、「実践コース」は5枚しか付いておらず、追加購入もできません。そもそも郵送で質問するという時点で、スマホで質問できるスタディングに比べて手間がかかります。
というわけで、東京アカデミーの看護師講座を受講するのであれば、圧倒的に通学受講がおすすめです。通信を検討している方はスタディングの方が充実度、費用面どちらにおいてもメリットが多いです。
>>東京アカデミーの公式サイトへ3位 さわ研究所
公式サイト:https://www.sawa-kenkyujo.com/
さわ研究所の特徴
- 看護師国家試験対策に特化した予備校
- セット講義や冬期講習、超直前講座など、講座の種類が豊富
- 講義は動画配信(SAWA OD)でいつでも視聴可能
- 必修対策の参考書「赤本」と過去問集「黒本」などテキストも豊富
- 問題集4,000問超の「さわ研過去問アプリ」
- 講座料金はお高め
看護師国家試験対策に特化した予備校
さわ研究所は看護師国家試験対策専門の予備校。看護師試験に特化しているので、合格に必要なノウハウや学習のコツなどは熟知している予備校といえます。
セット講義や冬期講習、超直前講座など、講座の種類が豊富
講座の種類としては、「必修対策講座」「一般状況設定対策講座」などのセット講義、「必修予想150問特訓講座」「大晦日限定講義」などの冬期講習、「必修得点アップ講座」などの超直前講座をはじめ、かなり豊富です。自分に必要な講座のみをチョイスして受講できます。
また、全ての講義動画が視聴できる「講義動画見放題プラン」もあります。
講義は動画配信(SAWA OD)でいつでも視聴可能
さわ研究所の講義は、動画配信サービスの「SAWA OD」を使っていつでも視聴可能です。インターネット環境さえあればどこでも視聴できるので、スマホを使ってスキマ時間に学習できるのは嬉しいですね。
受講期間内であれば何度でも視聴できるので、理解できるまで繰り返し復習可能。1.5倍速で再生すれば、時短学習もできますね。
必修対策の参考書「赤本」と過去問集「青本」などテキストも豊富
教材も豊富に用意されていますが、基本は以下の3冊です。
- 看護国試必修完全攻略集(通称赤本)
- 看護国試過去問完全攻略集(通称黒本)
- 看護師国家試験必修過去問全問解説集(通称青本)
まずは必修対策の参考書として売上No. 1の赤本。出題基準の252項目を完全網羅していて、これ1冊で必修対策を完結できる内容になっています。フルカラーで図表が豊富。関連した過去問も掲載されているので、仕入れた知識を効率よく定着させることができます。
続いて過去問集の黒本。こちらは看護師試験受験生の4人に1人が使った人気の問題集です。重要問題が約3,400問掲載されているというボリューミーな問題集となっています。各問題に正答率が表示されており、難易度の把握がしやすい点や、表やイラストを用いた丁寧な解説が付いている点が魅力ですね。
青本は必修問題の過去問集です。予想問題100問も掲載されているので、必修対策はこれで万全です。とはいえ基本は赤本と黒本の2冊使いでいいかと思います。
問題集4,000問超の「さわ研過去問アプリ」
スマホで問題演習ができる「さわ研過去問アプリ」もあります。こちらは黒本と連動しているので、「黒本+アプリ」で併用すると効果的。16年分の過去問4,000問超が掲載されています。
アプリなので、もちろんスマホで使用できます。スキマ時間を使ってコツコツ問題演習を積み重ねていくことができますね。
講座料金はお高め
さわ研究所看護師講座のデメリットとしては、講座料金がお高めなところですね。講義動画見放題のナースのたまごクラスで330,000円、解剖特訓講座30,000円などです。自分に必要な講座のみをチョイスして受講できるので調整は可能ですが、全ての講座を受講するとかなりの出費を覚悟する必要がありますね。
他のスクールをメインで受講しつつ、必要な部分だけさわ研究所にお世話になるという使い方がいいかなと個人的には思います。学習システムの面でもスタディングの方が充実しているので、基本的にはスタディングを受講するのでいいですね。
4位 吉田ゼミナール
公式サイト:https://www.512.co.jp/
吉田ゼミナールの特徴
- ライブネット授業と授業録画で時間・場所を選ばず学習できる
- 授業中はチャットでいつでも質問可能
- AIオーディオブック導入で聞き流し学習可能
- 解説動画付きのLINE問題配信
- スマホでできるWebテスト
- 万が一不合格だった場合には受講料が返金される
- 授業録画で受講する場合はあまりメリットがない
ライブネット授業と授業録画で時間・場所を選ばず学習できる
吉田ゼミナールの看護師講座は、授業の受け方としてネット上で生配信される「ライブネット授業」と、その授業を録画したものを後で視聴する「授業録画」の2種類があります。時間の都合がつけばライブネット授業、つかなければ授業録画、という感じですね。
授業録画は何度でも視聴できるので、復習用としても使えます。
授業中はチャットでいつでも質問可能
ライブネット授業中は、チャットでいつでも質問が可能です。その場で講師が回答してくれるので、わからないことがすぐに解消できるのは嬉しいですね。
質問は受講生全体に公開されるチャットでするもよし、講師だけに公開されるチャットでするもよしです。みんなの前で質問するのは苦手だ…という方でも安心して質問できますね。
AIオーディオブック導入で聞き流し学習可能
吉田ゼミナールの看護師講座は、AIオーディオブックが導入されています。AIがテキストを読み上げてくれるという機能で、手元にテキストがなくても聞き流し学習ができ、便利です。
これは今回紹介する他のスクールにはない、とても珍しい特徴ですね。
解説動画付きのLINE問題配信
LINEを活用している点も、吉田ゼミナールならではの特徴です。定期的に問題が配信され、それぞれの問題に解説動画が付いています。
普段から使い慣れている「LINE」を使うということで、不安なく学習できますね。手が空いたタイミングで取り掛かれるのもメリットです。
スマホでできるWebテスト
Webテストもスマホでできます。通勤中の電車時間や昼休憩の残り時間などのちょっとしたスキマ時間に問題演習ができるので、忙しい方でもコツコツ学習時間を積み重ねられます。
また、回答が終わって「送信」ボタンを押すとその場で成績がわかるので、弱点を把握してすぐに復習に移れます。もちろん解説も付いています。
万が一不合格だった場合には受講料が返金される
吉田ゼミナール看護師講座のいくつかのコースには「合格保証制度」が付いています。万が一試験に不合格となってしまった場合に受講料が返金される制度です。
この制度は「不合格だった方がまた翌年に再チャレンジできるように」との思いから作られた制度です。返金されたお金を使ってまた翌年の講座を受講することができるので、とてもありがたい制度ですね。
授業録画で受講する場合はあまりメリットがない
ライブネット授業を受ける場合にはその場でチャット質問ができるメリットがありますが、授業録画の方はメリットがあまりないです。講義をそのまま録画しただけの動画なので、それであればWeb通信受講用にしっかり編集されているスタディングの講義動画の方がクオリティーが高いです。
費用面でも9万円台というかなり高額な料金設定です。この料金で録画を視聴するのはちょっともったいないと感じます。ライブネット授業の時間に合わせられる方のみ、吉田ゼミナールを検討するのがいいですね。
5位 四谷学院
公式サイト:https://yotsuyagakuin-tsushin.com/kango/
四谷学院の特徴
- 55段階システム
- アニメで理解を促進する動画教材
- 受講生一人ひとりに担任講師がつく
- 出題ポイントがコンパクトにまとめられた教材
- 演習問題はパソコンのみに対応
55段階システム
四谷学院といえばこの55段階学習システムですね。大学入試予備校でも使われているシステムで、四谷学院の代名詞です。
合格に必要な知識やテクニックなどを55段階に細分化し、1つ1つクリアしていくことで確実に合格レベルの力を身につけていく学習法です。達成感を味わいながら徐々にゴール(合格)に近づいて行くスモールステップの学習なので、飽きずに楽しみながら学習が進められます。
アニメで理解を促進する動画教材
四谷学院の看護師国家試験講座は、アニメ講義動画が付いているのが特徴的。テキストだけではイメージしづらいところを5〜10分ほどのアニメ動画で説明してくれます。
この動画を見て全体像を掴んだ上で学習に入ることで、テキストの内容が理解しやすくなります。スマホやパソコン、タブレットなどで視聴できます。
受講生一人ひとりに担任講師がつく
通信で学習していると、学習に関する悩みや不安を感じたときに周りに相談相手がいないのがつらいところ…四谷学院であれば受講生一人ひとりに担任講師がつくので、悩みや不安などを相談することができます。
一人で学習するのではなく、常に講師と二人三脚で合格に向けて進んでいる感覚ですね。これは心強いです。
出題ポイントがコンパクトにまとめられた教材
テキストは四谷学院オリジナルの「でるとこマスターテキスト」を使います。試験の傾向を分析し、今年も出題される可能性があるところのみを厳選。イラストや図表を豊富に使ってわかりやすく説明されているテキストです。
その他にも副教材として「必修問題100カード」がついてきます。カードをペラペラめくりながら重要事項を確認できるアレですね。名刺サイズで持ち運びしやすく、スキマ時間で知識の確認ができます。添削課題は4回、本番形式の修了試験も1回ついてきます。
演習問題はパソコンのみに対応
デメリットとしては「問題演習がパソコンでしかできない」というところですね。
四谷学院の看護師国家試験講座は、○×形式の演習問題が付いています。アニメ動画で全体像を把握し、テキストで知識をインプット、そして問題演習でアウトプットして知識を定着させるのが四谷学院の基本的な学習の流れです。
しかしながら問題演習がパソコンにしか対応していないということで、スキマ時間にスマホで問題演習をすることができません。他のスクールがスマホで問題演習できるシステムを導入している中で、これは明らかにマイナスです。
1位 スタディング | ■公式サイト https://studying.jp/kangoshi/ |
2位 東京アカデミー | ■公式サイト https://www.tokyo-ac.jp/nurse/ |
3位 さわ研究所 | ■公式サイト https://www.sawa-kenkyujo.com/ |
4位 吉田ゼミナール | ■公式サイト https://www.512.co.jp/ |
5位 四谷学院 | ■公式サイト https://yotsuyagakuin-tsushin.com/kango/ |
看護師国家試験対策の予備校を費用で比較
さて、おすすめ講座の紹介が終わったところで、ここから本題の「予備校・通信講座比較」に入っていきます。
まずは気になる講座費用を比較していきましょう。
全てではありませんが、以下にいくつか講座料金をまとめたのでご覧ください。
料金・費用一覧
スタディング | ■看護師国家試験合格コース 49,500円 |
東京アカデミー | <通信> ■総合コース<基礎編+実践編> 46,000円+入会金5,000円 ■実践コース<実践編> 41,000円+入会金5,000円 <通学> ■週2日コース池袋校 入会金10,000円 受講料195,000円〜 ■週1日コース東京校 入会金10,000円 受講料105,000円〜 |
さわ研究所 | ■解剖特訓講座(全テーマフルパック) 30,000円 ■講義動画見放題【ナースのたまごクラス】 330,000円 |
吉田ゼミナール | ■個別指導強化型 合格保証講座Sコース 374,000円〜 ■基礎強化型 合格保証講座Aコース 286,000円〜 ■VOD型 合格保証講座Bコース 99,000円〜 ■合格保証講座Cコース 29,700円〜 |
四谷学院 | ■看護国試対策講座 54,800円 |
通信の講座だと、40,000円台〜50,000円台の講座が多いですね。この辺りが相場ということになります。
安さで選ぶならスタディング一択
その中でもコスパが抜群なのはやはりスタディングですね。この料金でWeb通信専用に編集されたハイクオリティの講義動画が視聴でき、機能豊富なWebテキストや問題集もついています。
看護師国家試験に無事に合格した場合にお祝い金5,000円がもらえる制度もあるため、安さで選ぶなら一択です。
通学受講なら東京アカデミー
通学の場合は選択肢が少ないですが、東京アカデミーが10万円~20万円程度で抑えられるので、こちらでいいですね。
看護師の予備校・通信講座5個を合格実績で比較
続いて看護師国家試験の合格実績を比較していきましょう。
各講座の公式サイトに掲載されていた実績を以下にまとめました。
合格実績一覧
スタディング | ・合格者の声の掲載のみ |
東京アカデミー | ・看護師国家試験受験生の40.2%が受講する通学講座 ・本試験受験者の3人に2人は東京アカデミーの第3回模試を受験 |
さわ研究所 | ・必修対策の参考書として売上No. 1の赤本 ・看護師試験受験生の4人に1人が使った人気の問題集黒本 |
吉田ゼミナール | ・合格者の声の掲載のみ |
四谷学院 | ・合格者の声の掲載のみ |
一般的に「合格実績」というと、合格者数や合格率を公表しているスクールが多いのですが、それらの数字を公表しているスクールはありませんでした。なのでその他の部分で講座の信頼度がわかる数字をピックアップし、まとめています。
東京アカデミーの信頼度が高い
一番わかりやすいのは東京アカデミーの「看護師国家試験受験生の40.2%が受講する通学講座」という数字ですね。看護師国家試験は毎年6万人以上が受験する資格。その40.2%ということは、ざっくり24,000人くらいの方が受講しているということになりますね。
これだけ多くの方が受講するということは、実際に受講した方からの評判が良いということ。安心して受講できる講座と言えますね。
その他、テキストについてはさわ研究所、模試は東京アカデミーのものを使う方が多いです。
看護師国家試験対策の予備校を評判で比較
最後に看護師国家試験講座の評判や合格者の声を紹介していきます。公式サイト掲載の合格者の声の中から、参考になりそうな部分のみをピックアップしました。
スタディングの評判・合格者の声
スタディングではとてもわかりやすく受講する順番や病態などがシステム化されていて、尚且つひとつの講座が短いため勉強がとてもしやすく、ドラマを見る感覚でもっと知りたいと、楽しんで勉強することができました。
スタディングは、とてもわかりやすく要点がまとまっているため、国試勉強をスタートするにあたり、とても役に立ちました。 まずは、スタディングを見て要点を学び、それから国試の過去問を解くととてもスムーズに解くことができたので、おすすめです。 山路先生がとても明るくわかりやすい説明なので、理解が進みました。
隙間時間にスタディングの動画を見ていました。勉強でつまずいた時にも見ていました。動画は何時でも停止できるので、メモを取りたい時などに止めたり、もう一度振り返りたい時に見返すことが出来て、便利でした。
STUDYingの看護師国家試験講座は、過去問からでは得られない、疾病や看護技術、関係法規などの理解を深めることが出来ます。 講師の山路先生の笑顔と分かりやすい講義は、毎日の学習の継続を可能にしてくれました。
東京アカデミーの評判・合格者の声
講座では、1つ1つの分野を先生が要点を抑えて教えてくださるおかげで、勉強が苦手だった私が、先生の講義や、講義中にメモを書き込んだ東京アカデミーのテキストを活用して復習することで、次第に勉強が楽しいと思うようになりました。さらに、大事な要点を、先生が繰り返し講義の中で話して下さることで、理解の定着に繋がりました。
通学講座では基礎知識から丁寧にポイントを絞った授業をしてくださったので、1人で勉強をするよりも、国家試験の傾向に沿って問われやすいところを勉強していくことで効率よく理解していけたと思います。また、実際に国家試験を受けていると東京アカデミーの模試や短期講習等で使用されているオリジナルテキストから似ている問題が出題されることもとても多かったです。
受講させていただいたことで、先生が一つひとつ丁寧に教えて下さり、基礎から学び直すことができ、解剖生理や疾患など国家試験に向けて覚えるべきポイントを理解することが出来ました。わからないことは、先生に質問をし、繰り返し勉強していきました。そうすることで、国家試験本番では模擬試験では取ったことの無い、過去最高点数を取ることが出来ました。
先生がとても親身にわからないところや勉強方法を教えてくださったので、楽しく勉強することができました。Dランク講座では、人体の構造を主に学習しました。講義後の小テストや大事な部分は繰り返し先生が教えてくださり、過去の試験のデータを踏まえて大切な部分を教えてくださったので、とてもわかりやすく、学校での模試の成績が伸び始め、自分の自信にもつながりました。
さわ研究所の評判・合格者の声
掲載なし
吉田ゼミナールの評判・合格者の声
吉田ゼミナールに入塾して良かったことは、勉強が基礎から学べること、授業では看護師になってから役に立つお話が聞けたこと、進学や就職の相談、看護研究や実習、看護過程の相談に載って頂き、手厚いサポートを受けることが出来たことです。
講義では、考え方の説明をしてくださるので、根拠を持って問題を解く方法を教えてくださいます。先生のお孫さん、ご家族などプライベートで実際に起きたことを看護や解剖生理、疾患に落とし込んでお話してくださるので理解しやくすく、記憶に残る授業を受けることができました。
吉田ゼミナールはオンライン講義なので、子育てしながら、家事しながら、どんな服装でも、スッピンでも講義を受けることができます。余分な時間は削減てきるのて忙しい方には適しているゼミだと思います。講義中でもその場でチャットを利用し質問することができ、わからないことをその場で解決することができたのも私の中ではすごい助かりました。
国家試験の直前まで疑問や質問をLINEで小山先生に聞くことができ、優しくアドバイスをしてくれるため心強かったです。何回も繰り返して大事なことを伝えてくれるので印象に残ります。講義に出れない時は動画を観ることができます。何回も観ることができ、テストや特別講座もあり、最後までよい環境で勉強することができました。
四谷学院の評判・合格者の声
テキストはかなり使い込みました!!過去の出題傾向をもとにポイントがしっかりおさえられていて、かわいい絵や図が掲載されているので、自分が理解できるように色をつけるなどアレンジし、テキストの余白には大事だと思ったことや忘れやすいことをメモするようにしました。また、分野ごとに確認できる問題がついているのも役に立ちました。
問題を解くのに疲れて、息抜きをしたくなった時、TVではなくアニメを見ることで、時間を無駄にせずに過ごせました。アニメで見て覚えたことは問題を解く時、映像としてすぐに思い出すことができて、身についているなあと実感しました。
アニメはおもしろく作られていて、とても楽しく学ぶことができました。アニメを見て、テキストで学習した後に確認問題をして、修了試験を受けるという流れは、本当にスムーズにポイントを覚えていくことができて良かったです。
四谷学院の教材で勉強することで不安が減った気がします。少しでも理解している自分を見つけたとき、「頑張ったんだな~」と。わからない部分はアニメを見たり、でるとこマスターテキストを繰り返し読んだりすると理解できました。特に良かった教材は55ナビです。繰り返しやることで自分の弱い部分を見つけることができました。
1位 スタディング | ■公式サイト https://studying.jp/kangoshi/ |
2位 東京アカデミー | ■公式サイト https://www.tokyo-ac.jp/nurse/ |
3位 さわ研究所 | ■公式サイト https://www.sawa-kenkyujo.com/ |
4位 吉田ゼミナール | ■公式サイト https://www.512.co.jp/ |
5位 四谷学院 | ■公式サイト https://yotsuyagakuin-tsushin.com/kango/ |
看護師国家試験対策の予備校を絞り込む手順
続いて看護師国家資格講座の選び方についても説明しておきますね。
高い費用を投じて講座を受講するわけなので、慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。
ぜひ参考にしてみてください!
6ステップで絞り込もう
まず、自分の学習スタイルや習慣を明確にしましょう。通学型が良いのか、それともオンラインの通信講座が合うのか、自分に合った方法を選びましょう。
学習に投資する予算をあらかじめ決めておきましょう。資格を取得後の給料アップなどで元が取れる場合も多いので、その辺りも考慮して予算設定すると良いですね。
各予備校・通信講座のカリキュラムやサポート内容を確認しましょう。この記事の中で重要な部分は紹介しているので、気になった予備校・通信講座は公式サイトで詳細を確認すると良いですね。
過去の受講生の声やネットの評判・口コミなどを確認しましょう。この記事にも評判・口コミをまとめているので、参考にしてみてください。
実際に体験講義を受けたり、講義動画のサンプルを試聴したりすることで、講義自体の質や講師の教え方を事前に確認することができます。講師との相性確認の意味でも、このステップは重要ですね。
自分に合った予備校・通信講座を1つに絞り込み、申し込みます。
通学とWeb通信はどっちがいい?
上記のステップ1について、少しだけ補足です。
通学受講とWeb通信受講の2択で悩んでいる方も多いかと思うので、以下にそれぞれのメリットとデメリットをまとめておきます。
通学受講のメリット
- わからないことがあれば、すぐに質問できる!
- 自宅以外の場所で集中できる場所が手に入る!
- 講師やスタッフ、一緒に頑張る受講生から刺激がもらえる!
- 講義スケジュールが決まっているので、学習習慣が作れる!
通学受講のデメリット
- 教室に通うのが面倒…
- 決まったスケジュールに合わせる必要あり…
- 料金がちょっとお高い…
Web通信受講のメリット
- カフェや自宅、お気に入りの場所でゆったり学べる!
- 深夜でも早朝でも、好きな時間に勉強できる!
- わからないところは何度でも講義が視聴できる!
- 料金が安く、コスパが良い!
Web通信受講のデメリット
- 自分でペースを管理するのがちょっと大変…
- 質問環境が整っていない予備校・通信講座もある…
- 講師やスタッフ、周りの受講生からの刺激が少ない…
ご自身の状況に合わせて、どちらにするかをイメージしておきましょう。
やはりいつでもどこでも学習ができるというのは大きいです。
通勤や通学の電車内、昼休憩の食事後の残り時間、家に帰って一息ついてからの時間など、普段の生活の中で勉強時間として使える時間って、結構あります。こういった時間を活用すれば、1日1時間や2時間は簡単に捻出できるはずです。
というわけで、タイムパフォーマンスの面でもWeb通信講座がおすすめです!
看護師国家試験対策の予備校比較まとめ
というわけで今回は「看護師国家試験対策の予備校・通信講座の比較」というテーマで5つの予備校・通信講座を比較してきました。
自分に合いそうな講座は見つかりましたでしょうか。
「講座の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな講座が見つかったら、次にとる行動は以下です!
体験講義の受講・サンプル講義動画の試聴
体験講義やサンプル講義動画を通して、その予備校がどんな教え方をするのか、それは自分に合うものなのか、しっかり確認した上で受講を決断するようにしてくださいね。
ちなみに「資料請求」という選択肢は、あまり意味がないので省略してしまって問題ないです。資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんからね。
1位 スタディング | ■公式サイト https://studying.jp/kangoshi/ |
2位 東京アカデミー | ■公式サイト https://www.tokyo-ac.jp/nurse/ |
3位 さわ研究所 | ■公式サイト https://www.sawa-kenkyujo.com/ |
4位 吉田ゼミナール | ■公式サイト https://www.512.co.jp/ |
5位 四谷学院 | ■公式サイト https://yotsuyagakuin-tsushin.com/kango/ |
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
以下に看護師国家試験についての情報を補足で掲載しますので、あわせて参考にしていただければと思います。
看護師国家試験について、基礎知識
受験資格
まずは看護師試験の受験資格を見ていきましょう。簡単に言うと、①高校卒業後に看護大学や看護短期大学・看護専門学校に通うルート、②中学卒業後に5年制の看護高等学校に通うルート、③准看護師を経て養成所の2年課程に通うルート、の3パターンがあります。それぞれ詳細は以下の通りです。(参考:日本看護師協会HP)
①高校卒業後に看護師を目指す場合
②中学卒業後に看護師を目指す場合
③准看護師から看護師を目指す場合
既に准看護師として活躍中の方は、看護師学校養成所の2年課程を卒業することで看護師試験の受験資格が得られます。この看護師学校養成所の2年課程には以下の3種類があります。
- 全日制(2年)
- 定時制(3年)
- 通信制(2年)
2年課程ですが、定時制の場合は卒業までに3年かかります。通信制に通うには准看護師としての実務経験が7年以上必要です。よって、全日制の養成所を卒業するのが最短距離ですね。
なお、最終学歴が中学卒業の方は、全日制と定時制を受験するのに実務経験3年の要件が追加でかかります。
看護大学や看護高等学校に通うルートで受験資格の取得を目指す方は、受験対策の講座としてアガルートメディカルがおすすめです。手厚いサポートが受けられ、さらに無事に合格した場合には受講料が全額返金されるという特典付き。気になる方は「アガルートメディカルの評判・料金・講師情報まとめ【映像授業とコーチングが特徴】」の記事を参考にしてみてください。
試験概要
続いて看護師試験の概要について。試験科目や試験時間などは以下の通りとなっています。
試験時間 | <午前の部> 2時間40分 <午後の部> 2時間40分 <合計> 5時間20分 |
出題数 | <必修問題> 50問(午前午後25問ずつ) <一般問題> 130問(午前午後65問ずつ) <状況設定問題> 60問(午前午後30問ずつ) <合計240問> |
出題形式 | <必修問題> 四肢択一、五肢択一 <一般問題> 四肢択一、五肢択一、五肢択二 <状況設定問題> 四肢択一、五肢択一、五肢択二 |
配点 | <必修問題> 1問1点(50点満点) <一般問題> 1問1点(130点満点) <状況設定問題> 1問2点(120点満点) <合計> 300点満点 |
受験料 | 5,400円 |
試験科目 | 人体の構造と機能 疾病の成り立ちと回復の促進 健康支援と社会保障制度 基礎看護学 成人看護学 老年看護学 小児看護学 母性看護学 精神看護学 在宅看護論及び看護の統合と実践 |
試験地 | 北海道 青森県 宮城県 東京都 新潟県 愛知県 石川県 大阪府 広島県 香川県 福岡県 沖縄県 |
出題数のところに「必修問題」「一般問題」「状況設定問題」というワードが出てきましたね。
必修問題はその名の通り基本的な知識を問う問題、一般問題は必修問題よりも難易度が高い問題のこと。どちらも短い問題文を読んで適切なものを選択する形式です。
状況設定問題は中長文で書かれた看護の現場での状況設定を読み、適切なものを選ぶ形式です。
試験は午前の部と午後の部の2部構成となっていて、それぞれで必修問題・一般問題・状況設定問題が課されます。
合計5時間20分と長丁場の試験なので、集中力を最後まで維持することも重要です。本番と同じルーティーンで模試を受けるなどして、事前に空気感を経験しておきたいですね。
合格基準
合格基準についても見ていきましょう。果たして何点取れば合格できるのか…以下の通りとなっています。
必修問題
満点の8割(50点満点中40点)
一般問題・状況設定問題
毎年変動。近年の合格点は以下の通り。
試験回(年度) | 合格点/満点 |
第105回(2016年) | 151点/247点 |
第106回(2017年) | 142点/248点 |
第107回(2018年) | 154点/247点 |
第108回(2019年) | 155点/250点 |
第109回(2020年) | 155点/250点 |
第110回(2021年) | 159点/250点 |
第111回(2022年) | 167点/250点 |
第112回(2023年) | 152点/249点 |
上記の通り、「必修問題の合格基準」と、「一般問題・状況設定問題の合格基準」の2つがあり、どちらも満たして合格です。なので一般問題・状況設定問題で満点を取ったとしても、必修問題で基準を下回ったら不合格です。
必修問題は合格基準がはっきり決まっていて、8割の得点で合格できます。満点が50点なので40点取れれば合格ですね。
一般問題と状況設定問題は毎回合格点が変動します。表の通り140点台のときもあれば、160点台のときもあり、幅が広いです。少し余裕を持って7割くらいの得点を目指して対策しておきましょう。
ちなみに105、106、107、112回は不適切問題があったため、満点が250点ではないです。不適切問題は毎年のように指摘があり、例えば111回試験は4問でした。その対応方法はいくつかあり、完全に採点から除外されるパターン、正解した場合のみ採点され不正解の場合は除外されるパターンなどがあります。この辺りは試験後にわかることなので、あまり気にしなくても良いですね。問題の設定が不十分で正解が選びきれないな…と感じたときは、除外の可能性もあるので深入りせずに回答して先に進みましょう。
受験者数、合格者数、合格率
最後に、看護師国家試験の受験者数や合格率について見ていきましょう。近年の数字は以下の通りとなっています。
試験回(年度) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
第105回(2016年) | 62,154人 | 55,585人 | 89.4% |
第106回(2017年) | 62,534人 | 55,367人 | 88.5% |
第107回(2018年) | 64,488人 | 58,682人 | 91.0% |
第108回(2019年) | 63,603人 | 56,767人 | 89.0% |
第109回(2020年) | 65,568人 | 58,513人 | 89.2% |
第110回(2021年) | 66,124人 | 59,769人 | 90.4% |
第111回(2022年) | 65,025人 | 59,344人 | 91.3% |
第112回(2023年) | 64,051人 | 58,152人 | 90.8% |
受験者数は毎年6万人台で安定。多くの方が受験する人気の国家資格です。
合格率も安定していて、毎年90%前後となっています。看護師国家試験は受験資格を得るまでに長い期間が必要なため、既にある程度の知識を持った方が受験します。そのため合格率も高くなっています。
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