- ケアマネ試験対策の通信講座・予備校を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからないなぁ…
- 費用や合格実績が一覧でまとめられている記事があれば比較しやすいのになぁ…
- 実際に受講した先輩たちの評判・口コミも気になるなぁ…
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「ケアマネ試験対策の通信講座・予備校比較」の記事になります。
ケアマネ試験対策の通信講座・予備校5校を、費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較。比較項目ごとにおすすめを紹介していきます。
それでは早速、内容に入っていきます!
ケアマネの通信講座・予備校おすすめランキング
ケアマネ試験対策の通信講座・予備校、おすすめトップ5をランキング形式で紹介します。
合格実績や講座料金、評判などは後ほど詳しく比較するので、まずはサラッと見ていただければと思います。
1位 アガルートアカデミー
アガルートの特徴
- スマホやパソコンでスキマ時間を活用して学習できる
- 紙のフルカラーテキストがついている
- オンラインで講師に質問できる
- 月1のホームルーム
- 介護現場経験豊富な講師が担当
- 合格したら受講料全額返金制度あり
スマホやパソコンでスキマ時間を活用して学習できる
アガルートで受講する場合、基本的にスマホやパソコンで講義動画を視聴する形で学習を進めていきます。スマホ1台あればいつでもどこでも学習できるので、例えば通勤中の電車移動の時間や、昼休憩の残り時間など、スキマ時間を使って学習ができます。
繰り返し視聴や倍速再生もできるので、理解が浅い部分は複数回視聴したり、直前期にさらっと復習したいときは2倍速で視聴したりと、状況に合わせた使い方が可能です。
紙のフルカラーテキストがついている
上記の通り、アガルートのケアマネ講座は基本的にスマホ1台あれば学習可能です。ですがそれにプラスして、紙のテキストも郵送されてきます。
フルカラーで見やすく、コンパクトにまとめられているのでサラッと重要事項を復習したいときに使うと良いですね。
オンラインで講師に質問できる
質問制度についても充実しています。「オンライン質問サービスKIKERUKUN」を使っていつでも質問ができ、講師や有資格者が丁寧に回答してくれます。
回数制限はありますが、30回までと豊富なので、残り回数を気にせず気軽に質問できるのは嬉しいですね。
月1のホームルーム
アガルートのケアマネ講座は、月1回、講師担当のホームルームが動画配信されます。ホームルームは受講生アンケートの回答をもとに作成されるので、学習のアドバイスや不安や悩みの相談なども可能です。
個人的には「月1」という回数が絶妙だと思います。あまり多すぎても飽きてしまうので。少し学習に疲れてきたタイミングで刺激をもらってモチベーションアップするのにちょうどいいですね。
合格したら受講料全額返金制度あり
アガルートは合格特典も充実しています。アガルートの講座を受講して無事にケアマネ試験に合格した場合、受講料が全額返金されるという豪華な特典がついています。特典を受けるには合格体験記の提出などの条件がありますが、4万円以上の受講料が全額返ってくるというのは嬉しいですね。
アガルートはサンプル講義動画を公式サイトで公開しています。受講する場合は必ず視聴し、講師との相性確認などをすると、失敗のない講座選びができますよ。
2位 生涯学習のユーキャン
ユーキャンの特徴
- 合格実績が高い
- 働きながら受講することを想定して作成されたカリキュラム
- スマホやパソコンで動画解説やWebテストが受けられる
- 初学者にもわかりやすいテキスト
- 全7回の添削指導
- メールや郵送で質問可能
合格実績が高い
ユーキャンは過去10年間のケアマネ試験で、20,229名の合格者を出しています。単純計算で1年あたり2,000名以上なので、驚異的な実績ですね。
長年にわたって多くのケアマネ受験生に支持されている、安心感のある講座であると言えます。
働きながら受講することを想定して作成されたカリキュラム
ユーキャンのケアマネ講座は、約97%の方が働きながら受講しています。そのため、働きながらの受講生が学習しやすいような作りになっています。
1日1レッスンの学習で6ヶ月で仕上げるスケジュール感。スマホで解説動画を視聴したり、Webテストを受けることも可能。スキマ時間を有効活用してコツコツ学習を積み上げていくことができます。
初学者にもわかりやすいテキスト
テキストは初学者にもわかりやすい作りになっています。各レッスンの冒頭にそのレッスンで学ぶ内容がまとめられているので、全体のイメージを掴んだ上で学習に入れます。専門用語は欄外でしっかり説明。イラストや図解も豊富でわかりやすいです。さすがユーキャンですね。
副教材としてついている、重要事項をまとめた「でるケアBest200」や「過去問集」も便利です。
全7回の添削指導
そしてユーキャンと言えば、この添削指導ですね。テキスト6冊それぞれで1回ずつ、模擬試験が1回でトータル7回の添削指導が受けられます。回答を提出すると、講師からの丁寧なコメントつきで返却されます。解説やアドバイスの他、励ましの言葉なども入っているため、モチベーションのアップにもつながります。
通信講座だと周りからの刺激がないので単調な学習になりがちです。定期的な添削課題でメリハリをつけて学習できるのはありがたいですね。
メールや郵送で質問可能
わからないことがあったときは、メールや郵送で質問が可能です。回数は1日3回まで。1日に4つも5つも質問することはないかと思うので、十分すぎる回数ですね。
3位 ヒューマンアカデミー たのまな
たのまなの特徴
- 短期間で効率良く合格を目指せるカリキュラム
- イラストや図表豊富なテキスト
- 添削課題として、本試験形式の模試が2回分ついている
- スマホやパソコンで問題演習できる「ケアマネeトレーニング」
- オンラインの試験対策セミナーつき
短期間で効率良く合格を目指せるカリキュラム
たのまなのケアマネ講座は、試験に出題される可能性が高いポイントのみに絞った内容になっています。膨大な出題範囲から問題パターンを33項目に分類。それらの項目に絞って集中的に学習することにより、短期合格を可能にしています。
学習の進め方としてはまず、合格のポイントがまとめられた「合格の法則」というテキストを一読。重要な部分がどこなのかを頭に入れた上で、「ワークブック」を使って知識をインプットしていきます。その後は模試や問題演習をこなし、合格レベルに仕上げていく感じですね。
イラストや図表豊富なテキスト
テキストとして使用するのは「ワークブック」という冊子。カラー刷りで適度に余白があり、見やすい教材ですね。重要度表示などもされているので、大事な項目が一目瞭然。さらに項目ごとに理解度チェックがついているので、理解を深めながら学習できます。
テキストのサンプルが公式サイトで公開されているので、一度チェックしてみるとイメージが湧くかと思います。個人的にはかなり使いやすいテキストだと感じました。
添削課題として、本試験形式の模試が2回分ついている
続いて模試についてですが、たのまなのケアマネ講座は本試験形式の模試が2回ついています。重要問題が凝縮されているので、インプットした内容がしっかり定着しているかが確認できます。
本試験形式ということで、ペース配分の確認にも使えますね。
スマホやパソコンで問題演習できる「ケアマネeトレーニング」
問題演習は「ケアマネeトレーニング」というシステムを使います。スマホ1台あればいつでもどこでも演習できるので、スキマ時間を活用して学習するのに最適ですね。
16回分の模擬試験が収録されており、先ほど説明した模試2回と合わせてかなりの演習量が確保できる点は、たのまなの強みと言えます。
オンラインの試験対策セミナーつき
試験対策についてのオンラインセミナーにも参加できます。このセミナーは、ケアマネ試験の学習方法や合格のポイントを講師が解説してくれるという内容。
学習の疑問解消やモチベーションアップにもつながりますね。
4位 まなびネット ニチイ
ニチイの特徴
- 全国約1,900か所の介護事業所を運営するニチイの講座
- ケアマネ約2,200人の声を反映
- 合格実績が高い
- 全国統一模試つき
- 通信+スクーリングコースと通信コースの2つから選べる
全国約1,900か所の介護事業所を運営するニチイの講座
まなびネットを運営しているニチイは、全国に約1,900か所の拠点でトータル介護サービスを展開しています。
在籍しているケアマネ約2,200人の声を生かして講座を作っているので、現場の声を反映させつつ、実際に合格を勝ち取った方の「合格のコツ」が詰め込まれた講座内容になっています。
合格実績が高い
ニチイは合格実績もさすがです。第24回のケアマネ試験では、修了生の合格率80.3%を記録しました。ニチイの講座を受講した5人に4人が合格しているということになりますね。第24回の合格率は、全国平均で23.3%。実に3倍以上の合格率です。
しっかり合格レベルに到達できる講座内容になっていることがわかりますね。
全国統一模試つき
本番と同じ形式で実施される「全国統一模試」もついています。模試は「試験に慣れる」という意味でも大事ですし、ペース配分などの確認もできるので、ぜひ受けておきたいところ。また、全国順位や偏差値も出るため、自分の現在地がわかります。
「あと少し頑張れば合格ラインに到達するな」「勉強のペースアップをしないと本番までに仕上がらないな」など、現在地がわかることで勉強スケジュールを考える上でも役に立ちますね。モチベーションアップにもつながります。
通信+スクーリングコースと通信コースの2つから選べる
ニチイのケアマネ講座は、「通信+スクーリングコース」と「通信コース」の2種類の受講スタイルが用意されています。ライフスタイルや好みに合わせて選べるのは良いですね。
基本的には通信コースの方がおすすめです。教室に通う時間をカットできるので。ニチイの教室に通い、講師やスタッフ、一緒に頑張る受講生からの刺激を受けながら学習したい方は「通信+スクーリングコース」を選ぶと良いですね。
5位 三幸福祉カレッジ
三幸福祉カレッジの特徴
- 合格実績が高い
- 問題的中率89.5%のオリジナル教材
- 全国各地に教室あり
- 通学コースと通信コースの2つから選べる
- オプションで模試や直前対策などがつけられる
合格実績が高い
三幸福祉カレッジも、高い合格実績を誇るスクールです。第24回のケアマネ試験で、合格率70.0%を記録。この回の全国平均の合格率が19.0%だったことを考えると、3倍以上の数字を出したということになりますね。多くの受講生を合格に導いている講座と言えます。
ちなみにこの合格率は「完全マスターコースを受講して、さらにオプションの会場模試を受けた受講生」が集計対象となっています。かなり対象を絞っているので、この点は注意してください。
コースや模試などについては後ほど説明します。
問題的中率89.5%のオリジナル教材
上記の合格率を牽引しているのは、的中率の高いオリジナル教材ですね。公式サイトによると、問題的中率は89.5%という数字です。
三幸福祉カレッジのテキストをしっかり読み込んでおけば、本試験の問題の9割近くは「似たような問題見たことあるな」となるわけですね。
通学コースと通信コースの2つから選べる
三幸福祉カレッジも、通学コースと通信コースの2種類の受講スタイルが選べます。先ほども書いた通り、基本的には通学時間をカットして学習できる「通信コース」がおすすめ。教室で講師やスタッフから刺激をもらいたいという方のみ、「通学コース」を選択すると良いですね。
そして通学コースはさらに、「完全マスターコース」と「ポイント速習コース」の2種類があります。基礎からしっかり学びたい方は完全マスターコース、要点をサラッと学習したい方はポイント速習コースを選びましょう。
通信コースは「Web学習コース」と「筆記通信コース」の2種類です。スマホやパソコンで学習できるWeb学習コースがおすすめです。
オプションで模試や直前対策などがつけられる
上記のコース選択にプラスして、オプションで模試や直前対策をつけることもできます。本番前に実践練習したいという方は模試を、総仕上げをしたいという方は直前対策をつけましょう。オプションは不要だという方は、つけないことももちろん可能なので、好みに合わせて選べます。
ちなみに先ほど合格実績のところで書いた通り、「完全マスターコースを受講して、さらにオプションの会場模試を受けた受講生」の合格率は70.0%です。余裕があるのであれば、模試と直前対策をつけた方が良さそうですね。
1位 アガルートアカデミー | 公式サイト https://www.agaroot.jp/ |
2位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/ケアマネ |
3位 ヒューマンアカデミー たのまな | 公式サイト https://www.tanomana.com/ |
4位 まなびネット ニチイ | 公式サイト https://www.e-nichii.net/ |
5位 三幸福祉カレッジ | 公式サイト https://www.sanko-fukushi.com/ |
その他のケアマネ通信講座・予備校
ケアマネのおすすめ講座・予備校については以上なのですが、その他にもいくつかあるので知っている限りまとめておきます。
詳しい情報は公式サイトから確認してみてください!
日本キャリアパスアカデミー | ■特徴 ・たのまなの講師が学長を務める ・スマホやパソコンで問題演習できる「ケアマネeトレーニング」 ・科学的に分析した出題傾向に基づいた学習で短期合格を目指すカリキュラム ・通学か通信の2種類の受講スタイルが選べる ・通学の場合は埼玉と大阪に教室 ■費用例 ・総合過程(通学):138,600円+入学金6,600円 ・総合過程(通信):116,600円+入学金6,600円 ■公式サイト https://nk-kousya.co.jp/ |
資格の大原 | ■特徴 ・全国に教室を展開している ・知名度も抜群で安心感がある ・基礎からしっかり学べる「入門コース」、重要項目を中心に効率良く学ぶ「合格コース」、総仕上げ用の「直前対策コース」の3種類から選べる ・スマホやタブレットで講義動画の視聴が可能 ・通学受講生は来校時や電話で、通信受講生はメールや郵送で質問可能 ・自習室が無料開放 ■費用例 ・ケアマネジャー合格コース(映像通学):59,000円 ・ケアマネジャー合格コース(映像通信):59,000円 ■公式サイト https://www.o-hara.jp/ |
未来ケアカレッジ | ■特徴 ・介護資格取得の専門スクール ・受講スタイルは通学コースとWebコースの2種類 ・Web講義動画は1本あたり10〜15分でスキマ時間学習に最適 ・約4,900問の一問一答問題が収録されたWeb演習問題 ・Web演習問題はAI(人工知能)搭載で弱点を集中的に強化してくれる ・教室は関東、東海、関西に多くあり、広島と福岡にもある ■費用例 ・ケアマネジャー試験対策講座 通学コース(テキスト・問題集付):49,500円 ・ケアマネジャー試験対策講座 WEBコース(WEB講義動画(テキスト付)):28,050円 ・ケアマネジャー試験対策講座(WEB演習問題):31,350円 ■公式サイト https://www.miraicare.jp/course/care-manager.html |
藤仁館医療カレッジ | ■特徴 ・第25回試験で91%の高い合格率(高崎校 通学総合コース) ・受講スタイルは通学とオンラインから選べる ・オンラインコースはスマホで講義動画の視聴が可能 ・全6回の解説つき模擬試験 ・教室は横浜、池袋など関東に7校 ■費用例 ・ケアマネジャー受験対策 通学総合コース:176,000円 ・ケアマネジャー受験対策 オンラインフルサポートコース:139,700円 ■公式サイト http://www.omiya-fukushi.co.jp/caremanager2020.html |
ケアマネの通信講座・予備校を料金・費用で比較
さて、おすすめ通信講座・予備校の紹介が終わったところで、ここから本題の比較に入っていきます。
まずは気になる講座費用を比較していきましょう。
全てではありませんが、以下にいくつか講座料金をまとめたのでご覧ください。
料金・費用一覧
アガルート | ■2024年合格目標 合格総合講義 49,280円 ■2024年合格目標 合格カリキュラム 65,780円 |
ユーキャン | ■ケアマネージャー講座 49,800円 |
たのまな | ■ケアマネジャー合格講座 61,600円 |
ニチイ | ■ケアマネジャー受験対策パーフェクトゼミ (通学+通信)70,125円 (通信)34,783円~ |
三幸福祉カレッジ | ■ケアマネジャー 受験対策講座 完全マスターコース(通学)165,000円 ポイント速習コース(通学)73,700円 Web学習コース(通信)27,500円 筆記通信コース(通信)36,300円 |
通信と通学に分けて、料金を比較していきましょう。
通信受講はあまり差がない
まず通信ですが、ユーキャンとアガルートが5万円弱の講座料金となっています。この辺りが相場ですね。
それに対してニチイと三幸福祉カレッジは比較的安いです。ニチイは3万円台、三幸福祉カレッジは2万円台〜3万円台で受講可能。三幸福祉カレッジの場合は模試や直前対策などが別料金で追加購入する必要があるため、それらをつける場合にプラスで料金がかかります。
というわけで通信で受講するのであれば、ニチイが若干安いくらいで大きな料金差はないですね。
アガルートは全額返金制度がある
アガルートは合格特典で「受講料全額返金」や「お祝い金1万円」があります。
トータルで見ると費用を安く抑えられる可能性があります。
通学受講ならニチイが安い
通学で受講する場合は、ニチイが7万円台と安いです。三幸福祉カレッジは10万円オーバーなので、かなり費用がかさみますね。重要ポイントのみを短期間で学ぶ「ポイント速習コース」であれば7万円台で受講可能です。
ケアマネの通信講座・予備校を合格実績で比較
続いてケアマネ試験の合格実績を比較していきましょう。
各講座の公式サイトに掲載されていた実績を以下にまとめました。
合格実績一覧
アガルート | 実績掲載なし |
ユーキャン | ■過去10年間のケアマネ試験 合格者:20,229名 |
たのまな | 実績掲載なし |
ニチイ | ■第24回ケアマネ試験 合格率:80.3%(全国平均合格率23.3%の3倍以上) ※修了生アンケート調査(有効回答数142件) |
三幸福祉カレッジ | ■第25回ケアマネ試験 合格率:70.0%(全国平均合格率19.0%の3倍以上) ※2022年度完全マスターコース+会場模試受講生アンケートで集計 ■過去10年間のケアマネ試験 合格者:1,773名 |
ユーキャンが圧倒的合格実績
合格実績を公表しているのはユーキャン、ニチイ、三幸福祉カレッジの3校ですね。中でも圧倒的な数字を出しているのがユーキャンで、過去10年間のケアマネ試験で20,229名の合格者を輩出しています。
単純計算で1年あたり2,000名以上の合格者を出していることになります。長年にわたって多くの合格者を輩出している講座ということで、安心して受講できる講座と言えますね。
ニチイも高い実績
ニチイは第24回のケアマネ試験で合格率80.3%という実績。この回の全体の合格率が23.3%だったので、3倍以上の数字ということになります。この数字は修了生アンケートの結果をもとに集計しているもので、アンケートを提出していない方はカウントされていません。実際の合格率とは違う可能性があるので、信頼しすぎるのは危険です。
とはいえアンケートに回答した142名のうち、8割以上の方が合格しているということは、100名以上の合格者を輩出しているということになります。すごい実績をあげているということは間違いないですね。
三幸福祉カレッジも実績公表している
三幸福祉カレッジは第25回のケアマネ試験で合格率70.0%という実績です。ニチイ同様に全体の合格率の3倍以上という高い実績を出していますね。
ですがこの実績は、「完全マスターコースを受講して、さらにオプションの会場模試を受けた受講生」が集計対象ということで、かなり対象者を絞った中での実績となっています。三幸福祉カレッジの講座を受講した全ての方を対象とした数字でないという点は注意してください。
というわけで合格実績で比較すると「ユーキャンの一択」という結論になりますね。
ケアマネの通信講座・予備校を評判・合格者の声で比較
最後にケアマネ講座の評判や合格者の声を紹介していきます。
アガルートの評判・合格者の声
■今回、ケアマネの試験が初めてだったため、重点個所のポイントや進める順序についてわからないことがとても不安でした。
そのため、動画講義で重点個所と、最初に学習すべき範囲を明確にしてくださったことで、知識の定着とつながりを感じることが出来ました。
法律系の問題に関しては内容を嚙み砕いて説明してくださり、イメージで捉えることができたのが良かったです。
ユーキャンの評判・合格者の声
■テキストは分かりやすい教材のようだ、というのが第一印象でした。ひとつの解答に対しても 「なぜその解答になるのか」という納得できる説明がなされていました。苦手だなと思う分野についても、納得しながら進めることができました。
特にこの講座で良かったのは、添削課題です。合格できたのは、添削の先生方の温かい励ましの言葉があったからこそ。難しい問題が続き、つまずいているときは気分も落ち込みましたが、できない部分を的確に指摘するだけでなく、必ず思いやりのある励ましの言葉が添えられていました。
そのたびに「大丈夫、頑張ろう。私にもできる」とやる気を与えてもらいましたね。そのおかげで最後までくじけることなく勉強を続けられ、合格につながったのだと思います。
■テキストは内容が簡単に整理されていて、読書をする感覚で楽しんで読めました。文面だけでなく、図式や表やイラストもあって、どんな人が見てもわかりやすくなっているのがうれしかったです。
■私のお気に入り教材が「でるケアBest200」でした。仕事と仕事の合間にちょっと時間が空いた時にぴったり!常に持ち歩いていました。
■合格できたのは、添削の先生方の温かい励ましの言葉があったからこそ。難しい問題が続き、つまずいているときは気分も落ち込みましたが、できない部分を的確に指摘するだけでなく、必ず思いやりのある励ましの言葉が添えられていました。そのたびに「大丈夫、頑張ろう。私にもできる」とやる気を与えてもらいましたね。そのおかげで最後までくじけることなく勉強を続けられ、合格につながったのだと思います。
たのまなの評判・合格者の声
■分かりやすい先生の講義でした。
zoomの録画で自分のペースで勉強する事ができ良かったです。テキストも過去問が横に書いてあるので確認しながら出来ました。
■一冊の本をひたすらやりこんでいます。それだけでだいぶ学べました。携帯で観るeラーニングは家事をしながら。小さなセクションに分かれていますので、振り返りに使いました。
先生はクールな印象。熱血すぎず、優しそうな方です。要点を押さえて教えてくれます。
学習方法も教えてくれますし、直前講習はアーカイブで観ました。みんなで講義を受けている気持ちになり、やる気が出ました!
■とにかく覚えることばかりですが、講師の方から覚えるコツを教えていただけたので、短時間で覚えることができました。
又eーラーニングで受講したので、スマホやタブレットでいつでもどこでもすぐ勉強が始められるるので良かったです。
ニチイの評判・合格者の声
掲載なし
三幸福祉カレッジの評判・合格者の声
■授業では暗記ではなく「理由付け」が必ずされるので、それまでは丸暗記しようとしていた分野(保険制度など・・)が理解でき、応用問題も解けるようになりました。
1位 アガルートアカデミー | 公式サイト https://www.agaroot.jp/ |
2位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/ケアマネ |
3位 ヒューマンアカデミー たのまな | 公式サイト https://www.tanomana.com/ |
4位 まなびネット ニチイ | 公式サイト https://www.e-nichii.net/ |
5位 三幸福祉カレッジ | 公式サイト https://www.sanko-fukushi.com/ |
ケアマネの通信講座・予備校を絞り込む手順
続いてケアマネ講座の選び方についても説明しておきますね。
高い費用を投じて講座を受講するわけなので、慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。
ぜひ参考にしてみてください!
6ステップで絞り込もう
まず、自分の学習スタイルや習慣を明確にしましょう。通学型が良いのか、それともオンラインの通信講座が合うのか、自分に合った方法を選びましょう。
学習に投資する予算をあらかじめ決めておきましょう。資格を取得後の給料アップなどで元が取れる場合も多いので、その辺りも考慮して予算設定すると良いですね。
各予備校・通信講座のカリキュラムやサポート内容を確認しましょう。この記事の中で重要な部分は紹介しているので、気になった予備校・通信講座は公式サイトで詳細を確認すると良いですね。
過去の受講生の声やネットの評判・口コミなどを確認しましょう。この記事にも評判・口コミをまとめているので、参考にしてみてください。
実際に体験講義を受けたり、講義動画のサンプルを試聴したりすることで、講義自体の質や講師の教え方を事前に確認することができます。講師との相性確認の意味でも、このステップは重要ですね。
自分に合った予備校・通信講座を1つに絞り込み、申し込みます。
通学とWeb通信はどっちがいい?
上記のステップ1について、少しだけ補足です。
通学受講とWeb通信受講の2択で悩んでいる方も多いかと思うので、以下にそれぞれのメリットとデメリットをまとめておきます。
通学受講のメリット
- わからないことがあれば、すぐに質問できる!
- 自宅以外の場所で集中できる場所が手に入る!
- 講師やスタッフ、一緒に頑張る受講生から刺激がもらえる!
- 講義スケジュールが決まっているので、学習習慣が作れる!
通学受講のデメリット
- 教室に通うのが面倒…
- 決まったスケジュールに合わせる必要あり…
- 料金がちょっとお高い…
Web通信受講のメリット
- カフェや自宅、お気に入りの場所でゆったり学べる!
- 深夜でも早朝でも、好きな時間に勉強できる!
- わからないところは何度でも講義が視聴できる!
- 料金が安く、コスパが良い!
Web通信受講のデメリット
- 自分でペースを管理するのがちょっと大変…
- 質問環境が整っていない予備校・通信講座もある…
- 講師やスタッフ、周りの受講生からの刺激が少ない…
ご自身の状況に合わせて、どちらにするかをイメージしておきましょう。
やはりいつでもどこでも学習ができるというのは大きいです。
通勤や通学の電車内、昼休憩の食事後の残り時間、家に帰って一息ついてからの時間など、普段の生活の中で勉強時間として使える時間って、結構あります。こういった時間を活用すれば、1日1時間や2時間は簡単に捻出できるはずです。
というわけで、タイムパフォーマンスの面でもWeb通信講座がおすすめです!
ケアマネの通信講座・予備校比較まとめ
というわけで今回は「ケアマネ通信講座・予備校の比較」というテーマで5つの通信講座・予備校を比較してきました。
自分に合いそうな講座は見つかりましたでしょうか。
「講座の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな講座が見つかったら、次にとる行動は以下です!
体験講義の受講・サンプル講義動画の試聴
体験講義やサンプル講義動画を通して、その通信講座・予備校がどんな教え方をするのか、それは自分に合うものなのか、しっかり確認した上で受講を決断するようにしてくださいね。
ちなみに「資料請求」という選択肢は、あまり意味がないので省略してしまって問題ないです。資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんからね。
1位 アガルートアカデミー | 公式サイト https://www.agaroot.jp/ |
2位 生涯学習のユーキャン | 公式サイト https://www.u-can.co.jp/ケアマネ |
3位 ヒューマンアカデミー たのまな | 公式サイト https://www.tanomana.com/ |
4位 まなびネット ニチイ | 公式サイト https://www.e-nichii.net/ |
5位 三幸福祉カレッジ | 公式サイト https://www.sanko-fukushi.com/ |
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
以下にケアマネ試験についての情報を補足で掲載しますので、あわせて参考にしていただければと思います。
ケアマネ試験について、基礎知識
受験資格
まずはケアマネの受験資格について見ていきましょう。
ケアマネ試験を受験するには、以下の2つのうちどちらかの条件を満たしている必要があります。
- 指定の国家資格等に基づく業務に、通算5年以上、かつ900日以上従事する者
(医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、 作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、 言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、 栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士) - 指定の施設等で相談援助業務に、通算5年以上、かつ900日以上従事する者
(生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員)
指定の国家資格等に基づく業務、または指定の施設等での相談援助業務の経験が必要です。従事している期間が通算5年以上かつ900日以上という要件なので、長期間の経験を積んでから出ないと受験できない資格ということになりますね。
実際にどんな方が合格しているのか。
厚生労働省のHPに職種別の合格者数が掲載されていたので、以下に引用します。
職種別合格者数
職種 | 人数 | 構成比率 |
医師 | 30人 | 0.3% |
歯科医師 | 32人 | 0.3% |
薬剤師 | 110人 | 1.1% |
保健師 | 216人 | 2.1% |
助産師 | 21人 | 0.2% |
看護師、准看護師 | 1,849人 | 17.9% |
理学療法士 | 594人 | 5.8% |
作業療法士 | 285人 | 2.8% |
視能訓練士 | 18人 | 0.2% |
義肢装具士 | 5人 | 0.0% |
歯科衛生士 | 122人 | 1.2% |
言語聴覚士 | 46人 | 0.4% |
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師 | 169人 | 1.6% |
柔道整復師 | 159人 | 1.5% |
栄養士(管理栄養士を含む) | 133人 | 1.3% |
社会福祉士 | 815人 | 7.9% |
介護福祉士 | 6,096人 | 59.0% |
精神保健福祉士 | 109人 | 1.1% |
相談援助業務等従事者 | 198人 | 1.9% |
合格者の職種を見ると、介護福祉士が6割近くを占めています。その次に多いのは看護師、准看護師で、2割弱くらいです。この2職種で全体の8割近くを占めているということになりますね。
ちなみに介護福祉士の受験資格を得るには「実務経験3年」や「養成施設2年」などが必要です。ゼロから介護福祉士を経てケアマネを目指す場合、トータルで8年ほどの期間はかかるということになります。ケアマネは長期間の経験を積んだ方だけが取得できる、価値のある資格と言えますね。
試験の概要
続いて試験概要について見ていきましょう。試験科目や出題形式などの情報を、以下にまとめました。
試験科目 | ■介護支援分野 ・介護保険制度の基礎知識 ・要介護認定等の基礎知識 ・居宅・施設サービス計画の基礎知識等 ■保健医療福祉サービス分野 ・ 保健医療サービスの知識等 ・ 福祉サービスの知識等 |
出題形式 | マークシート 五肢複択式 |
問題数 | 介護支援分野:25問 保健医療福祉サービス分野:35問 |
配点 | 1問1点 60点満点 |
試験時間 | 120分 |
「五肢複択式」という言葉が出てきましたが、これは選択肢の中から問題文に当てはまるものを複数選択する方式のことです。ケアマネ試験では2つ、または3つ選択する問題が出題されます。
合格基準
合格基準については、「介護支援分野」「保健医療福祉サービス分野」のそれぞれで正答率70%以上が基準とされています。ただし、問題の難易度により補正があるので、70%の点数が取れたからといって必ず合格できるわけではないです。
実際に何点取れれば合格できるのか。
過去の合格点が以下の通りです。
合格点
年度 | 介護支援分野合格点 | 保健医療福祉サービス分野合格点 |
第26回(2023年度) | 17点 | 24点 |
第25回(2022年度) | 18点 | 26点 |
第24回(2021年度) | 14点 | 25点 |
第23回(2020年度) | 13点 | 22点 |
第22回(2019年度) | 16点 | 25点 |
第21回(2018年度) | 13点 | 22点 |
介護支援分野は13〜18点くらいが合格点ですね。保健医療福祉サービス分野は22〜26点です。
あくまでも目安にはなりますが、確実に合格を目指すなら介護支援分野は7割5分、保健医療福祉サービス分野は8割程度の得点を目指して対策しておくといいですね。
受験者数・合格率
最後にケアマネ試験の受験者数や合格率を見ていきます。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
第26回(2023年度) | 56,494人 | 11,844人 | 21.0% |
第25回(2022年度) | 54,406人 | 10,328人 | 19.0% |
第24回(2021年度) | 54,290人 | 12,662人 | 23.3% |
第23回(2020年度) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
第22回(2019年度) | 41,049人 | 8,018人 | 19.5% |
第21回(2018年度) | 49,332人 | 4,990人 | 10.1% |
第20回(2017年度) | 131,560人 | 28,233人 | 21.5% |
第19回(2016年度) | 124,585人 | 16,281人 | 13.1% |
まず受験者数についてですが、表の通り第21回試験から受験資格が厳しくなった関係で、受験者数が一気に減少しました。それ以降は毎年5万人前後の方がケアマネ試験を受験しています。人気資格と言えますね。
合格率は近年20%前後で推移しています。先ほども書きましたがケアマネ試験は合格点が試験問題の難易度によって調整されています。20%前後の合格率になるように調整されているということですね。5人中1人程度しか合格できない、難易度の高い資格と言えます。
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