こんにちは、まさちゃんです。
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて今回は、「挫折しない資格の勉強スケジュールの立て方」というテーマで情報をまとめました。
社会人として忙しい毎日を送っていると、資格勉強の時間を確保することがなかなか難しいですよね。ですが「時間が足りないのではない、根性が足りないのだ」の記事でも書いている通り、うまくやりくりをすればまとまった勉強時間を確保することは可能です。今回の記事では、そんな勉強時間の確保方法から説明し、具体的に挫折しないスケジュールを立てる際の5つのコツを紹介していきます。記事の最後には立てたスケジュールを計画通りこなしていく方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは早速、本題に入っていきます。
社会人が資格の勉強時間を確保するタイミング
まずは勉強時間確保のタイミングを紹介していきます。忙しくい毎日を送る中で、ついつい勉強時間以外のことに使ってしまっている時間があります。そういった時間を勉強時間として利用することで、社会人でもまとまった勉強時間が確保できます。
例えば以下のような時間は、勉強時間に変えられます。
- 通勤電車の中
- 昼休憩の残り時間
- 帰宅後のくつろぎ時間
順番に解説していきます。
通勤電車の中
まずは通勤の時間ですね。皆さんは毎日の通勤時間に何をしていますか?動画を見たり、ネットサーフィンをしたり、漫画を読んだり…自分の好きなことに時間を使っているのではないでしょうか。ということはこの時間を、資格の勉強時間として使うこともできますよね。スマホを使って動画学習をしたり、Webテキストを読み進めることによって、かなりの勉強時間を確保できます。例えば1日30分かけて電車通勤している方であれば、往復1時間なので、1ヶ月に20時間くらいの時間が捻出できます。
昼休憩の残り時間
こちらも意外と浪費している時間ですね。ほとんどの社会人は1時間の休憩時間が取れるかと思いますが、このうち食事を食べている時間はどのくらいでしょうか。おそらく30分もかからずに食べ終えて、残りの時間は昼寝なりスマホいじりなり読書なりの、好きなことをする時間として使っているかと思います。その時間を勉強時間に置き換えれば、かなりの勉強時間を確保できます。1日30分として、1ヶ月に10時間くらいは勉強に充てられますね。
帰宅後のくつろぎ時間
そしてこちらは説明するまでもないですが、仕事が終わった後の時間も勉強時間にできます。家に帰ってゆっくりくつろいでいる時間を、しっかり勉強時間として使いましょう。1日2時間ずつ確保すれば、1ヶ月あたり40時間になります。
1ヶ月100時間程度は社会人でも資格の勉強時間を確保できる
というわけでここまでで、通勤電車の20時間、昼休憩の10時間、帰宅後の40時間が1ヶ月で確保できました。合計70時間です。これに加えて休みの日が週に2日あるとしてそれぞれ3〜4時間くらいずつでも確保できれば、月100時間程度であれば問題なく確保できるということになりますね。
もちろんここに書いた通りに時間確保できる方ばかりでないことはわかっています。自転車で通勤されている方もいるでしょうし、食べるのが遅くて昼休憩の残り時間がほとんどない方もいるでしょう。仕事で疲れ果ててしまって帰宅後に学習する気力がない方もいらっしゃるかもしれませんね。ここに書いたのはあくまでも一般的な話で、これら全てを勉強時間として使ってくださいというわけではありません。この中から一部分だけでも勉強時間に充てれば、思ったよりも勉強時間の確保は難しくないですよ。というお話です。
「ながら学習」という勉強時間確保方法
上記の時間以外にも、社会人が勉強時間として使える可能性がある時間があります。かなり難易度は高いですが、参考までに紹介しておきます。以下のような時間です。
お風呂の時間に湯船に浸かり「ながら学習」することも可能ですね。お風呂のフタを机がわりにして参考書を読んだり、スマホで動画学習するなどです。勉強時間は確保したいけどお風呂はゆっくり浸かりたい…という方は、こういった方法を試してみるのもいいですね。
また、家事の時間も、ながら勉強のチャンスです。例えば料理をしながらの音声学習などですね。参考書を読んだり、動画学習をしたり、問題集を解いたりするだけが勉強方法ではありません。一度視聴した学習用動画の音声だけを聞いて復習すれば、理解も深まるでしょう。もちろん歯磨きの時間にも、この方法は使えます。その他にも皆さんの生活の中で、音声学習ができそうなタイミングはないでしょうか。あるとしたら、復習の時間として「ながら学習」してみるのもいいですよ。
挫折しない資格の勉強スケジュールを立てるコツ
さて、ここからが今回のメイン、「挫折しない資格の勉強スケジュールの立て方」についてのお話です。資格の勉強をする上で、一番怖いのが「挫折してしまうこと」ですよね。挫折せずにコツコツ勉強を積み重ねていけば、いずれは資格取得という結果がついてきます。そんな「挫折しない資格の勉強スケジュール」を立てるコツは以下の5つです。
- 毎日勉強するスケジュールにする
- 1週間単位で勉強時間を決める
- ギリギリのスケジュールにしない
- 細かすぎるスケジュールを立てない
- 最初からうまくスケジュールを立てようと思いすぎない
順番に説明していきます。
毎日勉強するスケジュールにする
まず1つ目は「毎日勉強するスケジュールにする」ということです。「毎日」というのがポイントで、文字通り1日も空きを作らずに毎日少しずつでも勉強するスケジュールを立てることで挫折する可能性が下げられます。毎日やることで、勉強の習慣化ができ、やる気にならない日も机に向かう癖ができます。良い例としては以下ですね。
こんな感じで、仕事がある日なのか休みの日なのかの区別は必要になるかと思いますが、どんな日でも毎日勉強するスケジュールを立てましょう。習慣化できれば、苦痛を感じずに毎日のルーティーンとして勉強できます。反対に悪い例としては、以下ですね。
どうでしょう。一見ゆとりがあって挫折しずらいスケジュールに見えますが、恐らく月・木は憂鬱な気持ちになる可能性が高いですね。
今日は仕事で消耗しているのに、帰ってからまた勉強しなきゃいけないのか…
→今日は特に疲れているから、勉強は明日に回そう…
→結局明日もやらず、挫折へ…
こんな感じで翌日が空いていると、別に明日でいいや、となりがちです。最初のうちはそれでもちゃんと翌日に頑張るのですが、時間が経つにつれて後回しが重なって、気づいたら勉強しなくなっている可能性が高いですね。というわけで「毎日勉強するスケジュールにする」というのが資格の勉強スケジュールを立てるコツ1つ目でした。
1週間単位で勉強時間を決める
挫折しない資格の勉強スケジュールを立てるコツ、2つ目は「1週間単位で勉強時間を決める」です。「1週間単位」というのがポイントで、これが長すぎず短すぎずのちょうど良い期間なんです。社会人の場合、週5日は仕事をして残りの2日は休み、という方が多いかと思います。なのでこのスパンで学習スケジュールを立てていくのが「習慣化」の意味でも、「何かあったときの調整しやすさ」の意味でもベストと言えます。例えば土日休みの方の場合、以下のような感じでスケジュールを立てると良いでしょう。
これで1週間に20時間勉強するスケジュールが立てられました。この計画を毎週実行していく形にすれば、日々の勉強が習慣化されます。先ほど「毎日勉強するスケジュールにする」のところでも書きましたが、「習慣化」するというのは大事です。勉強嫌だな…と思うこともなく、自然と机に向かう習慣が身につけば勝ち確ですね。
それから「何かあったときの調整しやすさ」という意味でも、1週間単位でスケジュールを立てることは有効です。例えば上記のスケジュールを立てていた場合に、金曜日に飲み会が入ってしまって帰宅後の勉強時間が確保できなかったとします。その場合には土日に2時間分を振り替えることで、遅れをカバーすることができますね。もしその週にカバーできなかったとしたら、翌週に2時間分の勉強スケジュールを入れればOK。事前にわかっている飲み会であれば、前の週に2時間多く勉強しておくことでケアできますね。
といった感じで、「1週間単位で勉強時間を決める」というのが資格の勉強スケジュールを立てるコツの2つ目でした。
細かすぎるスケジュールを立てない
挫折しない資格の勉強スケジュールを立てるコツ、3つ目は「細かすぎるスケジュールを立てない」です。こと細かにスケジュールを立てるのは時間がかかります。それでいてスケジュールというのはあくまで「予定」なので、その通りに進む可能性がとても低いです。スケジュール通りに進まなかったときに発生するのは、「焦り」と「手間」です。
例えば今日中にテキストのこのページまで読み終わるスケジュールだったのに、内容が難しすぎてまだ半分も読めてない…という状況を考えてみてください。「明日はこれとこれをやらなきゃいけないスケジュールになっているのにどうしよう」という焦りの気持ち、生まれませんか?そしてその焦りを解消するためには、改めて明日以降のスケジュールを組み直さないといけません。勉強時間を削ってスケジュールを組み直す…本末転倒以外の何者でもないですよね。
というわけで、細かいスケジュールを立てることはその通りに進まなかったときのデメリットが大きすぎるので、やらない方がいいです。先ほどから例として紹介している通り、1週間単位の大まかな予定だけを立てて、とっとと勉強に取りかかりましょう。
こんな感じのざっくりなスケジュールがおすすめです。
ギリギリのスケジュールにしない
挫折しない資格の勉強スケジュールを立てるコツ、4つ目は「ギリギリのスケジュールにしない」です。これはもはやコツというよりも当たり前のことですね。例えば試験合格まで600時間の勉強が必要と言われているのに、試験直前に600時間に到達するようなスケジュールを立てるのはやめましょう。理由としては以下の2つです。
600時間の勉強が必要、と言われる試験に挑戦するとして、その600時間というのはあくまで一般的な時間数です。自分がその時間数で合格できるレベルになるとは限らないですよね。ギリギリのスケジュールを組んでいた場合、遅れることが許されないというプレッシャーもかかるため、焦りにもつながります。
また、長い学習期間の中にはイレギュラーな事態が発生することがよくあります。地震や台風などで被災して、勉強どころではなくなるかもしれません。家族が体調を崩して、看病することになるかもしれません。勉強を頑張りすぎて、自分自身が体調を崩してしまう可能性だってありますよね。会社の商品がいきなり爆売れして、残業時間が増える可能性だってあります。
というわけで、「ギリギリのスケジュールにしない」というのが資格の勉強スケジュールを立てるコツの4つ目でした。
最初からうまくスケジュールを立てようと思いすぎない
折しない資格の勉強スケジュールを立てるコツ、最後の1つは「最初からうまくスケジュールを立てようと思いすぎない」です。ここまで散々スケジュールを立てるコツを説明しておいて恐縮ですが、最初から完璧な学習スケジュールを立てられる人なんていません。理由としては以下です。
人によって、得意不得意が違うから。
ネット上やSNS上で誰かが「この分野は簡単」と言っていても、自分にとっては難しかった…ということはよくあるでしょう。反対に周りが「ここは難しい」と言っていたとしても、自分にとっては簡単だった…ということもありますよね。頑張ってスケジュールを立てても、その通りに進む可能性はそもそも低いです。それでもコツコツ勉強を進めているうちに、自分の得意不得意がわかるようになってきます。「ここは時間がかかりそうだな」「ここはサクサク進みそうだな」というのがわかるようになると、徐々に自分にフィットしたスケジュールが立てられるようになってきます。何事も最初はうまくいかないものです。スケジュール通りに進まなかったとしても、あまりへこみすぎないようにしてくださいね。
ちなみに、スケジュール通りに勉強が進むかどうかは、「使っているテキストのわかりやすさ」にもよりますし、予備校や通信講座を使う場合には「担当する講師の教え方」にもよります。自分でコントロールできない理由でスケジュール通りに進まない可能性もあるということは、知っておいてください。
勉強をスケジュール通りにこなすコツ
というわけでこの記事の本題としては以上なのですが、「スケジュール通りにこなすコツ」について少しだけ補足です。スケジュールはあくまで「予定」なので、その通りに進まない可能性があることは既に説明しました。ですがなるべくそのスケジュール通りに進められた方がいいというのは間違いないですよね。以下の5つが、スケジュール通りにこなすコツです。
- ポモドーロテクニックを使う
- とにかくすぐに勉強に取りかかる意識を持つ
- カフェなど人の目がある場所でやる
- 誘惑を遠ざける
- 少額でも自己投資をする
ポモドーロテクニックを使う
ポモドーロテクニックというのはイタリア人のフランチェスコ・シリロという方が考案した時間管理術のことです。25分の集中タイムと5分の休憩タイムを交互に繰り返していくことで、集中力を持続しながら効率よく作業ができるというものです。このポモドーロテクニックは僕もよく使っていますが、かなり良いです。25分というのが絶妙で、最後までしっかり集中力をキープできますし、休憩タイムを挟むことで次の集中タイムにリフレッシュした状態で入れます。集中タイムのラスト5分くらいは〆切効果で作業が猛烈に捗ります。
YouTubeで「ポモドーロ」で検索するとタイマー動画がたくさん出てくるので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
参考(wikipedia)
→https://ja.wikipedia.org/wiki/ポモドーロ・テクニック
とにかくすぐに勉強に取りかかる意識を持つ
スケジュール通りに机の前に座ったとしても、そこからダラダラと無駄な時間を過ごしていてはスケジュール通りに勉強をこなしているとは言えないですよね。なのでとにかく、勉強すべき時間が来たら最初の1歩目をすぐに踏み出すことを意識してほしいです。「机の前に座って、すぐに参考書の1ページ目を読む。」「机の前に座って、すぐに過去問を1問解く。」「通勤電車に乗って、すぐに講義動画を再生する。」などですね。
実はこの記事を書いている僕も、何かの勉強をするときに一番意識しているのがこの「とにかく1歩目を踏み出す」という点です。どうしても、Twitterを開きたくなっちゃうんですよね…野球やサッカー、競馬の結果を確認したくなっちゃうんですよね…そんなこんなでダラダラ時間を過ごしているうちに、気づいたら30分経っていて…ということがよくあります。時間を無駄にした感もハンパないですし、やるべきことを後回しにしているので罪悪感とか焦りの気持ちも生まれます。
というわけで机の前に座ったら、とにかくすぐに勉強に取りかかる意識を持つようにしてください。
カフェなど人の目がある場所でやる
自宅で勉強するとだらけてしまうという方は、カフェなどの人目がある空間に身を置くと良いかもしれません。
カフェの中でも、なるべく人の目に入りやすい席に座るのがおすすめですね。長テーブルに対面で座るタイプの席だと、向かいに座っている方の集中している姿が目に入ります。自分だけサボってたらカッコ悪いので、「やらなきゃ」という気持ちになります。また、隣に座っている人が何をしているかって、自然と目に入ってくるものなので、自分が何をやっているかも丸見えの状態です。そんな環境でしょーもないYouTube動画を見る勇気は僕にはないので、やはり「やらなきゃ」という気持ちになります。
誘惑を遠ざける
テレビや漫画などは、目に入るだけでも気が散って勉強の妨げになります。見えないようにしまうなり、布で覆うなりした方がいいでしょう。そしてテレビや漫画を超える最大の誘惑は「スマホ」ですよね。気を抜くとすぐにスマホに手が伸びてしまう方も多いのではないでしょうか。こちらも見えない場所にしまったり布で覆うのがベストですが、そうできないこともあるかと思います。スマホで動画学習する方もいるでしょうし、集中音楽を聴きながら学習する方もいるでしょう。先ほど紹介したポモドーロテクニックのタイマー動画を再生しながら学習する場合もそうですね。完全に見えない状態にするのは難しいですが、その場合でもなるべく遠ざける意識を持っておきましょう。音楽を聴くだけなら、画面が見えないように裏返すのも効果的ですよ。
余談ですが、スマホ依存対策のグッズで「タイムロッキングコンテナ」というものがあります。ボックスにスマホを入れてタイマーをセットすると、その時間内はボックスが開けられなくなるというシンプルなグッズですが、どうしてもスマホから離れられないという方は使ってみてはいかがでしょうか。
少額でも自己投資をする
資格の勉強をする際に、独学でやるか、予備校や通信講座を使うか、という2つの選択肢がありますよね。もちろんなるべくお金をかけずに資格を取りたいという場合には独学の一択になるわけですが、絶対に資格を取り切りたいのであれば、予備校や通信講座を受講するのがおすすめです。資格試験のプロが効率良く合格を目指せるカリキュラムを組んでいるので最短で実力アップできますし、わからないことがあれば質問もできます。学習面以外でも、不安を感じたときは相談に乗ってもらえますし、モチベーションも上げてもらえます。独学で学習する場合に比べ、挫折してしまう可能性を下げることができると言えますね。
もちろんお金はかかりますが、それもほとんどの場合は資格を取ってしまえばその後の給料アップなどですぐに元が取れるくらいの金額です。将来への自己投資ということで、予備校や通信講座に投資してみるのはかなりおすすめですね。
【社会人向け】挫折しない資格の勉強スケジュールの立て方まとめ
というわけで今回は「挫折しない資格の勉強スケジュールの立て方」というテーマで、社会人が勉強時間を確保するタイミングや、学習スケジュールを立てるコツ、そのスケジュールを予定通りこなしていくコツを解説しました。簡単に、内容をまとめておきます。
社会人だからと言って、忙しくて勉強時間が確保できないということはありません。ですが今まで勉強以外のことに使っていた時間を勉強時間に充てるということは簡単なことではありませんし、最初はつらくて仕方ないはずです。だからこそ、そのつらさを耐え抜いた先に見える景色には価値があります。プライベートの時間を捻出して作り出した大事な勉強時間を無駄にしないためにも、今回ご紹介した「勉強スケジュールを立てるコツ」「スケジュール通りにこなすコツ」を参考にしていただければと思います。
それでは、引き続きコツコツやっていきましょう。
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