プログラミングスクールで即戦力のエンジニアにはなれません!

こんにちは、まさちゃんです!

今日はプログラミングスクールのHPなどでよく見かける、「即戦力のエンジニアになれる。」という文言について詳しく解説していきます

  • 本当に即戦力のエンジニアになれるの??
  • 即戦力って具体的にどんなレベルなの??

といった疑問にお答えしていきます。

この記事を書いている僕は、34歳のときにプログラミングスクールを受講した経験があります。

その前は国家公務員として、ハローワークで職業相談などをしていた経験もあります。

プログラミングスクールの受講生のレベル、企業が求めている人材のレベルについて、リアルな情報をお伝えできると思います。

それでは早速、内容に入っていきます!

目次

そもそも即戦力ってどのレベル??

プログラミングスクールに通えば即戦力のエンジニアなれるのか。

この問いに結論を出すためには、そもそも即戦力ってどんなレベルなのかを考える必要がありそうですね。

というわけで、まずは即戦力というのが具体的にどんなレベルのことを指すのかについて説明していきます。

これについては、プログラミングスクールと企業で、「即戦力」という言葉の意味に違いがあると感じています。

  • プログラミングスクールにとっての即戦力
  • 企業にとっての即戦力

この2つについて説明していきますね。

プログラミングスクールにとっての即戦力

こちらは基本的なプログラミングスキルを習得し、実務に入っていけるレベルを即戦力と呼びます。

現場に入っていけるのだから、戦力になっている。

ってことはつまり、即戦力じゃん、という考え方ですね。

当たり前ですが、全ての会社はそれぞれ違うことをやっているので、その全てに対応できるスキルを身につけるのは不可能ですよね。

なのでプログラミングスクールでは、多くの企業で必要とされている基本的なスキルを幅広く身につけてもらい、会社に送り出しています

あとはそれぞれの会社に合わせて、必要な知識を現場で身につけていってね。

という感じです。

そういった事情もあり、プログラミングスクールでは、現場に入れるレベルを即戦力と呼んでいるわけです。

企業にとっての即戦力

次に企業にとっての即戦力の意味について説明していきますね。

企業にとっての即戦力。

それは、いきなり現場に入って業務をこなせるレベルのことを言います。

自分の会社でやっている仕事と同じような仕事を、他の会社でバリバリやっていた人のことですね。

そんな人が面接を受けてきたら、そりゃ間違いなく採用しますよね。

だって確実に活躍してくれますもん。

というわけで企業の言う即戦力とは、いきなり業務をバリバリこなせるレベルのことを言います。

プログラミングスクールに通っても、企業にとっての即戦力にはなれない

ここまでの説明でおわかりいただけたかと思いますが、プログラミングスクールの言う即戦力と、企業の考える即戦力の間には大きな差があります。

  • プログラミングスクールのいう即戦力:現場に入っていけるレベル
  • 企業のいう即戦力:実務経験があって現場で活躍が保証されているレベル

企業から言わせると、残念ながらプログラミングスクールの卒業生で即戦力ルーキーは存在しません

現場経験がないので、即戦力として活躍してくれる保証はどこにもないんですよね。

なのでプログラミングスクールで頑張ってつらい学習を乗り越えて卒業したとしても、転職先でいきなり即戦力になれるわけではありません

即戦力になれなくても転職成功率がめちゃ高いのはなぜ??

というわけで、プログラミングスクールを卒業しても企業の求める即戦力のレベルには達しないことがわかりましたね。

なーんだ、そしたらプログラミングスクールに通う意味ないじゃん。

と思われた方、ちょっと待ってください。

プログラミングスクールの転職成功率がめちゃめちゃ高いということをご存知ですか??

  • テックキャンプ エンジニア転職:98%
  • DMM WEBCAMP:98%
  • GEEK JOB:97.8%
  • 侍エンジニア塾:94.1%

こんな感じです。

企業が求める即戦力にはなれていないのに、それでもこの転職成功率です。

プログラミングスクールを卒業したほとんどの方が、しっかり転職しています。

この理由として考えられることは以下です。

そもそも企業は即戦力を求めていない。

これですね。

IT業界は人手不足なので、即戦力じゃなくてもポテンシャルのある人は採用したい

というのが企業の本音です。

どこの馬の骨かもわからない未経験者なら採用しないけど、プログラミングスクールの卒業生なら採用する価値が大いにあります。

  • プログラミングスクールに通った行動力。
  • きついカリキュラムをやりきった根性。
  • 会社を辞めて高い料金を払った覚悟。

プログラミングスクールに通うだけで、これだけの能力が証明されます。

行動力があって根性があって覚悟がある人。

どうですか??

自分が会社の経営者だったとして、こんな人が面接にきたら採用したくなりませんか??

というわけで、プログラミングスクールの卒業生はポテンシャルを認められて採用される可能性がめちゃめちゃ高いです。

企業にとっての即戦力にはなれていませんが、これから戦力になっていく可能性をめちゃめちゃ秘めている魅力的な人材。

それがプログラミングスクールの卒業生です。

【結論】そもそも即戦力になる必要は無い

まとめます。

  • プログラミングスクールの即戦力と、企業の即戦力には実務経験という大きな差がある。
  • 企業の求める即戦力に、プログラミングスクールを卒業しただけではなれない。
  • プログラミングスクールを卒業すると、「行動力・根性・覚悟」といったポテンシャルが証明される。
  • 結果として、即戦力じゃなくても採用される。

こんな感じですね。

なのでそもそも即戦力になる必要なんてないんです。

プログラミングスクールに通って転職し、その会社で働く中でしっかり戦力になっていける人を企業側も求めています。

プログラミングスクールに通う価値はめちゃめちゃあります。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

元公務員【経歴】成蹊大学 ▶︎ 塾講師 ▶︎ 将来が不安になり公務員試験の予備校に通う ▶︎ 29歳で国家公務員一般職試験に合格 ▶︎ 公務員 ▶︎ プログラミングスクール講師 ▶︎ エンジニア兼Webライター▶︎ キャリアアドバイザー兼Webライター ● ポムポムプリンが好き ● 元廃課金ゲーマー ● 埼玉県出身 ● 好きな言葉は「No Attack No Chance」「誰にでもできることを誰よりもやれ」

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