こんにちは、予備校比較マニアのまさちゃんです。
今日は「中小企業診断士」の予備校講座を比較していきます。
こういった要望にお応えしていく記事になります。
中小企業診断士の予備校7校を、費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較。比較項目ごとにおすすめの予備校を紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずに書いています。
この記事を読み終わる頃にはきっと、自分に合った予備校が見つかっていることかと思います!
それでは早速、内容に入っていきます!
目次
中小企業診断士の予備校おすすめトップ7
中小企業診断士の予備校比較をした結果を基に、おすすめランキングを作成しましたので、トップ7を先にまとめておきます。
合格実績や講座料金、特徴などは後ほど詳しく説明しますので、まずはサラッと見ていただければと思います。
1位 アガルートアカデミー | 回数無制限の質問制度や、最大20通の添削指導など、Web通信の予備校とは思えない充実したサポート体制が特徴。講座料金が安いのも魅力で、試験に合格した場合に受講料が全額返金される制度もあり、コスパ抜群。スマホ1台でいつでも場所を選ばずに学習可能な学習システムも良い。合格率も圧倒的。 公式サイト:https://www.agaroot.jp/shindanshi/ |
2位 フォーサイト | 機能豊富なeラーニングシステムが特徴で、学習スケジュールの作成や管理ができるほか、スマホで問題演習もできるなど便利。専用スタジオで収録されたクオリティーの高い講義動画も魅力。合格実績も高く、2022年度1次試験合格率は60%。 公式サイト:https://www.foresight.jp/chusho/ |
3位 スタディング | 最大の売りは受講料の安さで、一番安い「中小企業診断士1次2次合格コース ミニマムコース」は4万円台で受講可能。2022年度の中小企業診断士試験で151名の合格者を出すなど実績も高い。質問制度がないのがネック。 公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/ |
4位 資格の学校TAC | 資格予備校の定番で、全国に教室を展開している。実績もしっかり出しており、2021年度は2次試験合格者200名を輩出。オリジナル教材も評判が良い。大手の安心感の中で受講したい方におすすめ。講座料金の高さがネック。 公式サイト:https://www.tac-school.co.jp/ |
5位 クレアール | 必要最小限の時間と労力で合格を目指す「非常識学習法」が特徴。初学者向けのスタンダードコースは1週間あたり17〜18時間の学習で合格を目指せる内容となっている。Web通信の中では受講料が高め。 公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/shindanshi/ |
6位 LEC東京リーガルマインド | TAC同様に全国に教室展開している大手予備校。安心感と安定感では上位。オリジナル教材の評判がとても良く、欠席時のフォローも充実している。合格実績が公表されていない点が少し不安。 公式サイト:https://www.lec-jp.com/shindanshi/ |
7位 資格の大原 | こちらも全国に教室展開している大手で、知名度が高い。専門学校のイメージが強いが、社会人向けの夜間講座なども開講している。モチベーション管理に定評のある講師陣が魅力。合格実績の公表がない点がマイナス要素。 公式サイト:https://www.o-hara.jp/ |
1位 アガルートアカデミー

公式サイト:https://www.agaroot.jp/shindanshi/
1位はWeb通信専門のアガルートアカデミーです。
Web通信講座とは思えない手厚いサポートが魅力の予備校ですね。
上記の通り、Facebookを使った質問制度は回数無制限で利用でき、講師自ら対応してくれるという充実ぶりです。
オプションにはなりますが、最大で20通の添削指導を受けることも可能となっており、サポートの手厚さはWeb通信の予備校の中では頭ひとつ抜けた存在となっています。
それでいて講座料金が安く抑えらいるのも魅力で、1次試験・2次試験対策フルパックで10万円ほど。Web通信でコスパ良く受講したいけど、手厚いサポートも受けたいという方におすすめです。
また、合格実績の面でも高い数字を残しており、令和3年、4年の合計実績で1次試験合格率72.22%。驚異の7割超えを達成しました。2次試験の合格率も35.71%と、全国平均の2倍近い合格率です。受講生をしっかり合格に導ける講座内容になっていることがわかりますね。
公式サイトでサンプル講義動画が無料公開されているので、アガルートの受講を検討している方は必ず視聴して雰囲気を確認しておきましょう。
特に経済学の池田先生や、企業経営理論の飯野先生はわかりやすいので、必見ですね。
2位 フォーサイト

公式サイト:https://www.foresight.jp/chusho/
2位はWeb通信専門のフォーサイトです。
高い合格率が特徴の予備校ですね。
2022年度は1次試験の合格率がなんと60%。
全国平均が28.9%なので、実に2.08倍の数字を叩き出しています。
この実績が出せる理由としては、機能豊富なeラーニングシステムと、専用スタジオで収録されたクオリティーの高い講義動画が挙げられます。
特にeラーニングシステムは、スケジュール作成や進捗管理が簡単にできる機能など、Web通信で受講する際に嬉しい機能が満載です。
スマホで問題演習もできるので、隙間時間を有効に使うことができる点も魅力ですね。
また、バリューセット2を受講した場合は万が一不合格という結果になってしまった場合に受講料が全額返金される制度もついているので、お金を払ったのに不合格になってしまうというダブルパンチを防ぐことができます。
安心して受講することができますね。
3位 スタディング

公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/
3位はWeb通信専門の予備校スタディングです。
最近は玉木宏さんをCMに起用し、一気に知名度を上げてきていますね。
そのスタディングの特徴は、なんといっても「圧倒的な低価格」です。
一番安い「中小企業診断士1次2次合格コース ミニマムコース」がなんと4万円台で受講できます。ここからさらに、合格した場合はお祝い金が10,000円もらえるので実質3万円台と、コスパは抜群です。
スタディングは教室の維持費や講師やスタッフの人件費、営業などのコストを徹底的にカットしてこの金額を実現しています。
合格実績としても、令和4年度の中小企業診断士二次試験で151名の合格者を出すなど、「安さ」「実績」の両方を兼ね備えた予備校と言えますね。
4位 資格の学校TAC
資格予備校の定番TACが4位です。
全国に教室を展開しているので、大手ならではの安心感を重視したい人におすすめの予備校です。
TACの中小企業診断士講座は合格実績が素晴らしく、2021年度の2次試験で200名の合格者を輩出しています。
それ以前の年も以下の通り100名以上の合格者を出していおり、さすがは大手という感じですね。
マイナス面としてはやはり講座料金がかなり高めなこと。入会金を含めると30万円オーバーなので、ここまでに紹介したアガルートやフォーサイトと比べると高いと言わざるを得ないですね。
ですが、TACは教材の評判も良く、欠席時のフォローや質問対応もしっかりしているので、高い料金に見合った手厚いサポートを受けることができます。
5位 クレアール
5位はWeb通信専門予備校のクレアールです。
クレアールの最大の特徴は必要最小限の時間と努力で合格を勝ち取る「非常識学習法」です。
満点を目指すのではなく、「これだけ知っていれば合格できる!」という知識のみを重点的に学習していきます。
1週間あたり17〜18時間程度を確保できれば無理なく学習が進められます。
テキストも薄めに作られているので、忙しくてなかなか学習時間を確保できない方、分量が多いと挫折してしまいそうで心配な方におすすめです。
なお、クレアール中小企業診断士講座の資料請求をすると、短期合格のノウハウがまとめられた書籍「中小企業診断士試験 非常識合格法」が無料でもらえます。こちらは数量限定とのことなので、資料請求がてら早めに入手しておくといいですね。
6位 LEC東京リーガルマインド
資格予備校の定番、LEC東京リーガルマインドが6位です。
長年の指導経験や教室の全国展開など、安心感と安定感では上位に推したい予備校です。
司法試験などの難関試験に強いことからも、その指導力の高さは間違いないですね。
しかしながら、中小企業診断士の講座は合格実績が公表されていないため、少し不安な印象がありますね。
他資格の合格実績は公表されているので、中小企業診断士は単純に良い実績が出ていないのでしょうね。
実績よりも安定感や指導力を重視して選ぶ方にはおすすめですが、実績も含めて検討している方は他の予備校でいいかと思います。
7位 資格の大原
7位はCMなどでもお馴染み、資格の大原です。
大原は専門学校も運営している予備校で、生徒の気持ちの盛り上げ方を熟知した講師陣の存在が特徴的です。
長い学習期間でモチベーション低下を感じたら、大原の講師やスタッフに頼ってみるのも良いかと思います。
TACやLEC同様に教室を全国展開していますし、知名度も抜群なので、安心して受講することができますね。
不安点としてはこちらもやはり、合格実績が公表されていないこと。
他の資格試験は実績公表しているので、単純に中小企業診断士試験は実績が上がっていないものと思われます。
料金的にも安くはないので、あえて大原で受講する必要はないかなと個人的には思います。
先ほども書いた通り、モチベーション管理に不安がある方は受講するのもアリですね。
1位 アガルートアカデミー | 回数無制限の質問制度や、最大20通の添削指導など、Web通信の予備校とは思えない充実したサポート体制が特徴。講座料金が安いのも魅力で、試験に合格した場合に受講料が全額返金される制度もあり、コスパ抜群。スマホ1台でいつでも場所を選ばずに学習可能な学習システムも良い。合格率も圧倒的。 公式サイト:https://www.agaroot.jp/shindanshi/ |
2位 フォーサイト | 機能豊富なeラーニングシステムが特徴で、学習スケジュールの作成や管理ができるほか、スマホで問題演習もできるなど便利。専用スタジオで収録されたクオリティーの高い講義動画も魅力。合格実績も高く、2022年度1次試験合格率は60%。 公式サイト:https://www.foresight.jp/chusho/ |
3位 スタディング | 最大の売りは受講料の安さで、一番安い「中小企業診断士1次2次合格コース ミニマムコース」は4万円台で受講可能。2022年度の中小企業診断士試験で151名の合格者を出すなど実績も高い。質問制度がないのがネック。 公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/ |
4位 資格の学校TAC | 資格予備校の定番で、全国に教室を展開している。実績もしっかり出しており、2021年度は2次試験合格者200名を輩出。オリジナル教材も評判が良い。大手の安心感の中で受講したい方におすすめ。講座料金の高さがネック。 公式サイト:https://www.tac-school.co.jp/ |
5位 クレアール | 必要最小限の時間と労力で合格を目指す「非常識学習法」が特徴。初学者向けのスタンダードコースは1週間あたり17〜18時間の学習で合格を目指せる内容となっている。Web通信の中では受講料が高め。 公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/shindanshi/ |
6位 LEC東京リーガルマインド | TAC同様に全国に教室展開している大手予備校。安心感と安定感では上位。オリジナル教材の評判がとても良く、欠席時のフォローも充実している。合格実績が公表されていない点が少し不安。 公式サイト:https://www.lec-jp.com/shindanshi/ |
7位 資格の大原 | こちらも全国に教室展開している大手で、知名度が高い。専門学校のイメージが強いが、社会人向けの夜間講座なども開講している。モチベーション管理に定評のある講師陣が魅力。合格実績の公表がない点がマイナス要素。 公式サイト:https://www.o-hara.jp/ |
中小企業診断士予備校を合格率・実績で比較!

というわけでここから本題の項目別比較に入っていきます。
まずはそれぞれの予備校の合格率・合格実績などをまとめてみました。
資格の学校TAC | ■令和2年度 2次試験合格者102名 ■令和3年度 2次試験合格者200名 ■令和4年度 2次試験合格者166名 |
LEC東京リーガルマインド | ■令和3年度 公表なし ■令和4年度 公表なし |
資格の大原 | ■令和3年度 公表なし ■令和4年度 公表なし |
クレアール | ■令和3年度 公表なし(合格者の声の掲載あり) ■令和4年度 公表なし(合格者の声まだ掲載なし) |
アガルートアカデミー | ■令和3年度、4年度の合計 1次試験合格率72.22%(全国平均28.90%の2.50倍) 2次試験合格率35.71%(全国平均18.70%の1.91倍) |
フォーサイト | ■令和2年度 1次試験合格率60%(全国平均42.5%の1.41倍) ■令和3年度 1次試験合格率50%(全国平均36.4%の1.37倍) ■令和4年度 1次試験合格率60%(全国平均28.9%の2.08倍) |
スタディング | ■令和3年度 2次試験合格者132名 ■令和4年度 合格者の声151名掲載 |
合格実績が掲載されていない予備校がいくつかありますね。しっかり数字を出している予備校と比較すると、出せる数字がないというのはかなり不安要素だと思います。あまりおすすめはできないですね…
合格者の人数で見ると、スタディングとTACが高い実績を残しています。受講者の全体数が分からないので単純に比較はできませんが、合格できるサービスを提供してくれていることがわかりますね。安心して受講できる講座と言えます。
それから合格率で見ると、フォーサイトとアガルートが驚異的な数字を出しています。特にアガルートは令和3年、4年の合計実績で1次試験合格率7割超えを達成。2次試験も全国平均の2倍近い合格率を出しており、すごいですね。
中小企業診断士予備校を費用で比較!安いのはここ!
次に中小企業診断士予備校の費用をみていきましょう。
それぞれの予備校の主なコース料金を以下の表にまとめたのでどうぞ。
資格の学校TAC | ■1・2次ストレート本科生 315,000円 ※別途入会金10,000円 ■1次本科生 260,000円 ※別途入会金10,000円 ■1.5年本科生 ※別途入会金10,000円 |
LEC東京リーガルマインド | ■1次2次プレミアム速修合格コース 253,000円~ ■1次2次プレミアム1年合格コース 264,000円~ ■1次ストレート合格コース 209,000円~ |
資格の大原 | ■【診断士30】1次・2次合格コース 105,000円 ※別途入会金6,000円 ■1次・2次合格コース 268,000円 ※別途入会金6,000円 ■1次合格コース(7科目) 220,000円 ※別途入会金6,000円 |
クレアール | ■1次2次セパレート全力型モデル秋コース 300,000円 ■1次2次セパレート戦略型モデル秋コース 260,000円 ■1次2次ストレート合格スタンダードコース 200,000円 ■1次2次ストレート合格パーフェクトコース 250,000円 ■1次合格パーフェクトコース 130,000円 |
アガルートアカデミー | ■1次試験・2次試験対策フルパック【添削あり】 173,800円 ■1次試験・2次試験対策フルパック【添削なし】 107,800円 ■1次試験対策パック 60,280円 ■2次試験対策パック【添削あり】 118,800円 ■2次試験対策パック【添削なし】 54,780円 |
フォーサイト | ■バリューセット1(1次試験対策) 63,800円 ■バリューセット2(1次・2次試験対策) 77,800円 |
スタディング | ■1次2次合格コース 48,400円 ■1次2次合格コース コンプリート 69,300円 ■1次2次合格コース パーフェクト 79,800円 |
こんな感じですね。
「1次2次をまとめて対策できるコース」「1次のみのコース」「2次のみのコース」など、様々なコースが用意されています。
また、「初学者なのか」「学習経験者なのか」でもコースを分けている予備校もありますね。
受講する人の状況に合わせて、ピッタリなコース選びができるようになっています。
もちろん上記以外にもたくさんのコースが用意されているので、全てのコースを見たい人はお手数ですが公式サイトからチェックしてみてください!
そして、今回は「1次2次をまとめて対策できるコース」を例にとって、予備校の費用を比較していきたいと思います。
以下の表に1コースずつピックアップしました。
資格の学校TAC | ■1・2次ストレート本科生 315,000円 ※別途入会金10,000円 |
LEC東京リーガルマインド | ■1次2次プレミアム1年合格コース 264,000円~ |
資格の大原 | ■1次・2次合格コース 268,000円 ※別途入会金6,000円 |
クレアール | ■1次2次ストレート合格スタンダードコース 200,000円 |
アガルートアカデミー | ■1次試験・2次試験対策フルパック【添削なし】 107,800円 |
フォーサイト | ■バリューセット2(1次・2次試験対策) 77,800円 |
スタディング | ■1次2次合格コース 48,400円 |
こうやって比較してみると、やはり通信の予備校は料金が安いですね。
特にスタディングは5万円台で受講可能となっており、安さでは抜けていますね。
アガルートは、無事に試験に合格した場合に合格特典として受講料が全額返金される制度があります。合格してただでさえ嬉しいところに10万円以上の受講料が返ってくるということで、コスパは抜群です。
その他、フォーサイトは不合格だった場合に受講料が全額返金される制度がバリューセット2についています。
通学の予備校はほとんど費用に差が無く、20万円台の後半といったところ。
一般価格だけでみると、LECが一番安いと言えますね。
中小企業診断士試験を評判・口コミで比較!

最後に中小企業診断士予備校の評判・口コミを見ていきましょう。
公式サイトに掲載されていた声をまとめました。
TACの評判
講師によって違う切り口で説明をされるため、自分が納得できる講義をしてくれる講師を選ぶことができるというフォロー制度はありがたかったです。
1次試験対策で私自身一番に力がついたのは、教材の「トレーニング」でした。良問が揃っているので、繰り返し何度も回すことで自然に対応力が身に付きました。
TACの講師は、万全の準備と知識で教えてくださり、TACで学習することに対して信頼感を抱けました。
講師の方がとても熱心で、答練の解説は大変丁寧でした。講義後は、どのような質問でも受けてくださり、納得がいくまで説明してくれました。
LECの評判
各分野に精通した個性豊かな講師陣が多数在籍しており、非常に質の高い講座を受けることができました。科目によっては、同一の講義に対し複数の講師の講座が用意されているため、自分に合った講師を選んだり、分からない論点があった際に別の講師の講義を聞くことで理解が進むといったことが可能でした。
1論点ごとを10分から15分で学習することができ、スキマ時間をうまく活用した学習ができた。また、講師との距離感が近く、理解が不足している論点については講義中や講義後に質問をすることで、理解を深めることができた。
教材は過去問を分析して厳選されており、重要度の高い論点を中心に効率よく学習できた。特に1次試験対策ではLEC以外の教材を使う必要がなかった。
少人数で、先生も話しやすい方でしたので、診断士試験のことだけでなく、診断士に合格した後のこともいろいろと教えていただけましたので、合格後の自分の姿をイメージすることで、モチベーションの維持ができました。
大原の評判
掲載なし
クレアールの評判
教材の中でも、クレアールの過去問題集は平成13年から直近年度まで収録されており、与件も整理されているので非常に重宝しました。
クレアールのカリキュラムに沿って各演習の答案を提出し、講師陣のフィードバックを受けられたことで自分のクセや間違ったテクニック、考え方を見直すことができました。
合格ゼミでは、バックグラウンドが多様な方が数多く集まります。その中で様々な考え方に触れることと、自身の考えをアウトプットすることができ、非常に良い機会でした。
クレアールのテキストと過去問問題集は各論点が完全にリンクしているため効率的な学習が可能です。問題集の解説が詳細であるため、テキストの補助教材としても十分に役立ちました。
アガルートアカデミーの評判
以下の「アガルート中小企業診断士講座の評判と実力!合格率・テキスト・割引情報まで徹底解説」の記事にまとめています。
フォーサイトの評判
掲載なし
スタディングの評判
1回で理解が出来なかった部分は動画で繰り返し学習する、得意な部分は倍速で流して確認だけするなど、動画での学習はフレキシブルに取り組める為非常に効果的であることを実感しました。
独学で教材を揃えるよりも効率的かつ、予備校通学よりも安価で大満足です!
スマート問題集と過去問セレクトを繰り返し行い、用意されている問題に全問正解できるまで、間違えた問題を繰り返し解きました。間違えた問題だけ抜粋して、スマートフォンで移動中にも回答できるのが非常に良かったです。
スタディングで勉強しはじめてからは、昼休みや寝る前の時間など、ネットサーフィンしていた(無駄だと自覚していた)時間が勉強時間に代わりました。
公式サイトに掲載されていた口コミをまとめました。
実際に受講した方の口コミは、とても参考になりますね。
社会人におすすめの中小企業診断士予備校
「社会人におすすめ」という観点でみると、やはり通信の予備校がおすすめですね。
理由としては以下です。
隙間時間を有効活用できる。
社会人として働きながら中小企業診断士試験の合格を目指すとなると、忙しい中でいかに学習時間を確保するかがポイントになってきますね。
などなど、普段の生活の中で隙間時間というのは意外とたくさんあります。
この時間を活かさない手はありませんね!
通信の予備校であれば、基本的にどこの予備校も隙間時間に学習を進めやすいようなサービスを提供しています。
こんな感じでして、とにかくスマホ1台あればいつでもどこでも学習を進めることができます。費用も安いので、忙しい社会人にはメリットしかないですね!
おすすめはランキングでも紹介した通りアガルートアカデミーですね。

アガルートアカデミーは実際に講座を受講させていただいたのですが、受講生マイページがびっくりするくらい使いやすかったです。
ログインしてから講義動画の再生までは1分かからないので、少しの時間も無駄にすることなく勉強できますね!
受講料がとても安いので、かなりおすすめです。
アガルートは公式サイトでサンプル講義動画を公開しているので、社会人の方はこちらを視聴して、受講のイメージをわかせると良いですよ。
その他の中小企業診断士の予備校(9校)
中小企業診断士のおすすめ予備校については以上なのですが、その他にもいくつか小規模なスクールがあるので知っている限りまとめておきます。
情報は公式サイトから確認してみてください!
EBA | 【費用例】EBA合格コース:260,000円 【公式サイト】https://www.ebatokyo.com/ |
MMC | 【費用例】2次試験合格対策講座:167,100円 【公式サイト】https://www.mmc-web.net/ |
SLA | 【費用例】2次試験合格ゼミナール:192,000円〜 【公式サイト】https://slat.co.jp/ |
AAS | 【費用例】Web総合本科コース:188,000円〜 【公式サイト】https://www.aas-clover.com/ |
KEC | 【費用例】1次2次ストレート合格コース:272,880円〜 【公式サイト】https://www.kec.ne.jp/shindanshi/ |
診断士ゼミナール | 【費用例】1次2次試験プレミアフルコース:59,780円 【公式サイト】https://www.rebo-success.co.jp/ |
TBC受験研究会 | 【費用例】2次集中DVD通信講座:225,000円 【公式サイト】https://www.tbcg.co.jp/ |
日本マンパワー | 【費用例】1次2次受験総合講座:78,100円 【公式サイト】https://www.nipponmanpower.co.jp/ |
ヒューマンアカデミー たのまな | 【費用例】安心合格講座:21,900円 【公式サイト】https://www.tanomana.com/ |
中小企業診断士の予備校を1つに絞り込む手順
続いて中小企業診断士予備校の選び方についても先に説明しておきますね。
高い費用を投じて予備校講座を受講するわけなので、慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。
以下の選び方をすると、自分に合った予備校を時間をロスせずに選べるかと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
まずは「通学かWeb通信か」受講スタイルを決める
まずは受講スタイルからですね。
予備校の講座には「通学」で受講するものと「Web通信」で受講するものの2種類があります。
まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するかを決めると、かなり絞り込めます。
改めて説明するまでもないかもしれませんが、それぞれ以下のような受講形態です。
通学スタイルだと、同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。
Web通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。
ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。
ちなみに通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。
Web通信はオンラインで好きなときに講義動画を視聴することができるので、巻き戻しや倍速再生なども自由にできます。
わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生で時短することもできます。
周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。
講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。
通学タイプの予備校だと全国各地に教室があるので、確実に人気講師の講義を受けられる保証はありません。
その点Web通信なら確実にその予備校のトップ講師の講義が受けられるので、ハズレ講師に悩まされる心配もないですね。
通学か通信か、迷っているのであれば通信が個人的にはおすすめです。
通学で受講する場合
通学を選んだ場合は予備校に直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!
その予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。
- 予備校に直接行ってみる。
- 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
- 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校にも行ってみる。
この流れの繰り返しでOKです。
くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!
Web通信で受講する場合
Web通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね。
- 公式サイトで講座情報を確認する。
- 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
という感じでOKです。
Web通信の予備校は公式サイトでサンプル講義動画を公開しているところが多いので、必ずチェックしましょう。
講師との相性確認ももちろんですが、講義動画の画面構成なども予備校によって様々なので、受講前に確認しておくことで失敗が防げます!
通学タイプの予備校のWeb通信講座はあまりコスパ良くない
TAC、LEC、大原などの大手の予備校は、通学スタイルで実績を上げてきた予備校です。
この記事を読まれている方の中には、どうしてもこういった実績と知名度のある予備校で受講したいと考えている方も多いかと思います。
ですが今は、なかなか教室に通って受講することが難しい世の中になってしまっています。
となると気になるのは、これら大手の予備校のWeb通信講座のクオリティー。
Web通信専門で開講している予備校と比較して、TAC、LECなどの予備校の通信講座はどうなのか…
結論としては以下の通りです。
やはり教室での講義をメインとしている予備校は維持費などもかかっているため、Web通信で受講する場合にも割高になってしまうことは避けられません。
講義動画のクオリティー的にも、動画配信用に映像や音声にも気を使って撮影しているWeb通信専門の予備校と生講義を撮影しただけの通学メインの予備校とでは大きな差があります。
なので結論としては上記の通り、「あまりおすすめできない。」というのが本音ですね。
ですがこれらのデメリットを理解した上で、それでもTACやLEC、大原の講座を受講したい場合には、その選択は大いにアリだと思います。
大手の予備校は、Web通信で受講する場合であっても長年の経験を活かした講義やサポートは健在で、クオリティーはとても高いです。
「安心して受講できる」という意味では、大手の予備校を選ぶメリットもありますね。
そして何より、自分が「この予備校でなら最後まで頑張れる!」と自信を持って選んだ予備校で受講することで、モチベーション高く学習を進めることができます。
コスパが悪くても、「自分の人生を預けられる信頼できる予備校を選ぶ」というのも、信念を貫いたいい選び方だと思います!
中小企業診断士の予備校比較まとめ
というわけで今回は「中小企業診断士予備校の比較」というテーマで7つの予備校をいくつかの観点から比較してきました。
自分に合いそうな予備校は見つかりましたでしょうか。
1位 アガルートアカデミー | 回数無制限の質問制度や、最大20通の添削指導など、Web通信の予備校とは思えない充実したサポート体制が特徴。講座料金が安いのも魅力で、試験に合格した場合に受講料が全額返金される制度もあり、コスパ抜群。スマホ1台でいつでも場所を選ばずに学習可能な学習システムも良い。合格率も圧倒的。 公式サイト:https://www.agaroot.jp/shindanshi/ |
2位 フォーサイト | 機能豊富なeラーニングシステムが特徴で、学習スケジュールの作成や管理ができるほか、スマホで問題演習もできるなど便利。専用スタジオで収録されたクオリティーの高い講義動画も魅力。合格実績も高く、2022年度1次試験合格率は60%。 公式サイト:https://www.foresight.jp/chusho/ |
3位 スタディング | 最大の売りは受講料の安さで、一番安い「中小企業診断士1次2次合格コース ミニマムコース」は4万円台で受講可能。2022年度の中小企業診断士試験で151名の合格者を出すなど実績も高い。質問制度がないのがネック。 公式サイト:https://studying.jp/shindanshi/ |
4位 資格の学校TAC | 資格予備校の定番で、全国に教室を展開している。実績もしっかり出しており、2021年度は2次試験合格者200名を輩出。オリジナル教材も評判が良い。大手の安心感の中で受講したい方におすすめ。講座料金の高さがネック。 公式サイト:https://www.tac-school.co.jp/ |
5位 クレアール | 必要最小限の時間と労力で合格を目指す「非常識学習法」が特徴。初学者向けのスタンダードコースは1週間あたり17〜18時間の学習で合格を目指せる内容となっている。Web通信の中では受講料が高め。 公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/shindanshi/ |
6位 LEC東京リーガルマインド | TAC同様に全国に教室展開している大手予備校。安心感と安定感では上位。オリジナル教材の評判がとても良く、欠席時のフォローも充実している。合格実績が公表されていない点が少し不安。 公式サイト:https://www.lec-jp.com/shindanshi/ |
7位 資格の大原 | こちらも全国に教室展開している大手で、知名度が高い。専門学校のイメージが強いが、社会人向けの夜間講座なども開講している。モチベーション管理に定評のある講師陣が魅力。合格実績の公表がない点がマイナス要素。 公式サイト:https://www.o-hara.jp/ |
「予備校の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな予備校が見つかったら、次にとる行動は以下です!
- 予備校に直接行ってみる。
- 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
- 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校にも行ってみる。
- 公式サイトで講座情報を確認する。
- 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
こんな感じですね。
「資料請求」という選択肢は、正直意味がないのでやめた方がいいです。
資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんので。
ほとんどの予備校が早期に申し込みをすると大幅に割引がきくので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!
今回は以上になります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
以下に中小企業診断士試験についての情報を補足で掲載しますので、あわせて参考にしていただければと思います。
中小企業診断士試験について
ここからは中小企業診断士の試験がどんなものなのかを簡単に説明していきます。
合格のポイントはどんなところで、どんなところに力を入れて学習すべきなのか、合格までの道筋を少しでもイメージしていただけたらと思います!
中小企業診断士の合格者数や合格率など
中小企業診断士試験は、毎年1万人以上の方が受験する人気資格です。
一次試験と二次試験がありまして、近年の受験者数、合格者数、合格率は以下のようになっています。
まずは一次試験の表から。
一次試験
1次試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2022年(令和4年度) | 20,212人 | 5,019人 | 28.9% |
2021年(令和3年度) | 16,057人 | 5,839人 | 36.4% |
2020年(令和2年度) | 11,785人 | 5,005人 | 42.5% |
2019年(令和元年度) | 14,691人 | 4,444人 | 30.2% |
2018年(平成30年度) | 13,773人 | 3,236人 | 23.5% |
2017年(平成29年度) | 14,343人 | 3,106人 | 21.7% |
2016年(平成28年度) | 13,605人 | 2,404人 | 17.7% |
二次試験
2次試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2022年(令和4年度) | 8,712人 | 1,625人 | 18.7% |
2021年(令和3年度) | 8,757人 | 1,600人 | 18.3% |
2020年(令和2年度) | 6,388人 | 1,174人 | 18.4% |
2019年(令和元年度) | 5,954人 | 1,088人 | 18.3% |
2018年(平成30年度) | 4,812人 | 905人 | 18.8% |
2017年(平成29年度) | 4,279人 | 828人 | 19.4% |
2016年(平成28年度) | 4,394人 | 842人 | 19.2% |
こんな感じですね。
受験者数は増加傾向でして、2021年度は16,000人超、最新2022年度の試験では20,000人を超える方が受験しました。
以前から人気な資格でしたが、最近はさらに人気が高まってきているといえますね。
合格率についても、一次試験は徐々に上がってきていて、2020年度は40%を超えました。
ここ2年間は若干下がっていますが、以前は20%前後の合格率だったことを考えると、合格率は高い水準に変化してきているといえますね。
二次試験の合格率は18〜19%台で一定。
一次と二次の合格率をかけ合わせた数字が全体の合格率になるわけなんですが、こちらは大体3〜8%くらいです。
合格者の数で見ても増加傾向にあるのははっきり見て取れる状況でして、2022年の1,625人という合格者数は5年前と比較して倍増しています。
まぐれで合格できる試験でないですね。
しっかり勉強して挑む必要がある難しい試験と言えそうです。
中小企業診断士の試験日程、受験料、受験資格など
続いて中小企業診断士試験の日程や受験資格についても見ていきましょう。
こちらも一次試験と二次試験それぞれ表にまとめました。
一次試験
受験資格 | なし |
受験料 | 13,000円 |
受験申し込み | 例年5月〜6月上旬 |
試験日 | 例年8月上旬、土日2日間 |
試験会場 | 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇 |
二次試験
受験資格 | 筆記:一次試験合格者 |
受験料 | 17,200円 |
受験申し込み | 例年8月下旬〜9月中旬 |
試験日 | 筆記:例年10月下旬、日曜日 口述:例年12月中旬、日曜日 |
試験会場 | 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡 |
中小企業診断士試験は受験資格がないので、誰でも受験が可能です。
しっかり勉強して合格レベルの実力を身につければ、実務経験などがなくても合格を狙えます!
中小企業診断士試験の出題科目、出題形式
次に中小企業診断士試験の出題形式を見ていきましょう。
中小企業診断士試験の出題科目は以下のようになっています。
一次試験は7科目、二次試験は4事例が出題されます。
どの科目も配点は同じなので、捨て科目などは作らずにバランスよく学習していく必要があります。
最重要科目はとにかく範囲が広い「財務・会計」です。
一次でも二次でも出題される上、過去問と同じ問題が出題される可能性が低いので、「暗記」ではなく「理解」が問われる科目になります。
中小企業診断士試験の合格点、合格基準
出題科目が分かったところで、実際にどのくらい得点すれば合格できるのかを見ていきましょう。
一次試験の合格基準
上記が一次試験の合格条件です。
全ての科目で6割以上の得点が必要ということなので、先ほども書きましたが捨て科目は作らずに幅広く学習しておく必要がありますね。
ちなみに不合格だったとしても6割以上得点した科目は「科目合格」の制度があります。
科目合格は3年間有効で、免除申請をすると翌年以降の受験時に合計点から除かれます。
その他にも所有資格によって科目免除申請できることもあります。
科目合格の免除申請は慎重に検討する必要あり
この科目免除申請ですが、実はあるジレンマが。。。
中小企業診断士の試験は満点の6割を得点しなければならないので、得意科目を免除申請してしまうと逆に不利になる可能性もあるので注意が必要です。
例えば一次試験で「経済学・経済政策」を科目免除申請した人が以下の得点だったとします。
この場合は全体で6割に満たないので不合格ですね。
仮に経済学・経済政策を科目免除申請せずに受験して7割取れていたとすると合格点に乗ります。
免除申請できるということは「得意科目」なはずなので、7割得点するのはあり得る話ですよね。
科目合格していても免除申請しないで受験することはできるので、免除申請するかしないかは慎重に判断する必要がありますね。
二次試験の合格基準
続いて二次試験についてです。
筆記試験については一次試験と同じ基準になっていますね。
出題範囲は同じなので、必要な要素を過不足なくわかりやすい文章で書くことができれば合格できます。
口述試験については合格率が99%以上になっているので、筆記を通れば合格は目の前です。
中小企業診断士試験の学習時間は1,000時間

中小企業診断士試験の合格に必要な学習時間は1,000時間と言われています。
これだけの勉強を耐え抜いた先に、中小企業診断士試験の合格があります。
独学でももちろん合格は可能ですが、挫折率を下げるためにも、効率よく学習できるカリキュラムが組まれている予備校を利用するのが最短ルートと言えます。