- LEC公務員講座の評判・口コミが知りたい
- LEC公務員講座の料金・費用が知りたい
- LEC公務員講座の合格実績が知りたい
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「LEC公務員講座の評判・口コミ」についての記事になります。LECといえば、TACと並んで公務員予備校の定番中の定番ですね。予備校選びをするときに必ずと言っていいほど選択肢に入ってくる予備校です。LECかTACかで悩んでいる方も多いかと思います。
そんなLEC公務員講座について、冒頭のような疑問を解消できる記事を書きました。読み終わる頃には、LECを公務員予備校選びの「選択肢に残すのか外すのか」を判断できているかと思います。
簡単に自己紹介
- この記事を書いている僕は、29歳のときに国家公務員一般職の試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。
- 公務員受験生時代は実際に予備校にも通いました。
- そのときの経験をもとに記事を書いているので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報をお伝えできるかと思います。
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LEC公務員講座の特徴
評判を見る前に、まずはLEC公務員講座の特徴を簡単に見ていきましょう。
以下のような特徴があります。
LEC公務員講座の特徴
- 上位合格者を多数輩出するなど、合格実績がすごい。
- オリジナルテキストと問題集の評判が良い。
- 全国に教室があり、通いやすい。
- 47都道府県それぞれの対策がある。
- 担任制講師制度がある。
- 面接対策の「リアル面接シミュレーション」が好評。
- 時事対策、論文対策、専門記述対策もできる。
この中から大事なものをいくつかピックアップして説明しますね。
上位合格者を多数輩出するなど、合格実績がすごい
まずはLEC公務員講座の合格実績についてです。
公式サイトに掲載されていた合格実績は以下のとおりです。
- 2020年度
10位以内で合格した受講生:81名 - 2021年度
10位以内で合格した受講生:91名
そのうち1位合格者:13名 - 2022年度
合格者延べ人数:3,439名
10位以内で合格した受講生:111名
そのうち1位合格者:24名
2022年度の公務員試験では、合格者延べ人数が3,439名という素晴らしい実績を出しました。
さらにすごいのは上位合格者の人数で、10位以内で合格した受講生が111名もいたとのこと。そしてそのうち1位で合格した方が24名ということで、LECの指導力の高さがしっかり結果として表れていますね。
- 1位合格:24名
- 2位合格:7名
- 3位合格:15名
- 4位合格:11名
- 5位合格:10名
- 6位合格:10名
- 7位合格:10名
- 8位合格:12名
- 9位合格:6名
- 10位合格:6名
この上位合格者の人数については毎年公表されていて、2020年度は81名、2021年度は91名、そして最新2022年度は111名、といった具合に、徐々に実績を伸ばしてきています。
安心して受講できる予備校と言えますね。
オリジナルテキストと問題集の評判が良い
LECには基本テキストの「Kマスター」、問題集の「過去問解きまくり」など、評判が良いオリジナル教材があります。
特に「過去問解きまくり」はLEC講師陣によって厳選された過去問が掲載されていて、これ1冊で合格レベルに到達できる内容となっています。
掲載されている問題数は1科目あたり平均170問。多過ぎず少な過ぎずの程よいボリュームです。
問題と解説が見開きで掲載されている点も、使いやすくて良いですね。
全国に教室があり、通いやすい
LECは大手の予備校なので、北は北海道から南は沖縄まで全国に教室を展開しています。
47都道府県全てにあるわけではありませんが、以下の通り主要都市には教室があります。
- 北海道地方
札幌本校 - 東北地方
八戸中央校・弘前校
秋田校・仙台本校 - 関東地方(東京以外)
水戸見川校・大宮本校
所沢校・千葉本校・横浜本校 - 東京
水道橋本校・池袋本校
新宿エルタワー本校・早稲田本校
渋谷駅前本校・立川本校・中野本校
町田本校・東京駅八重洲口校・日本橋校 - 中部地方
新潟校・富山本校・福井南校
金沢校・静岡本校・沼津校
名古屋駅前本校 - 近畿地方
京都駅前本校・四条烏丸本校
EYE京都本校・梅田駅前本校
EYE大阪本校・難波駅前本校
神戸本校・和歌山駅前校 - 中国地方
松江殿町校・岡山本校・広島本校
山口本校・岩国駅前校 - 四国地方
高松本校・松山本校・新居浜駅前校 - 九州・沖縄地方
福岡本校・佐世保駅前校
日野校・長崎駅前校
那覇本校・沖縄プラザハウス校
「本校」とついているのがLECの直営教室で、ついていないのが提携校です。
提携校というのは、教室での生講義は実施せず、学習ブースでWeb通信講座やDVD講座が受講できるという教室のことです。なので教室で講義を受けたいという方は、「本校」で受講するようにしましょう。
また、LECの公務員講座は提携校でなくてもWeb通信受講できるので、近くに通える教室がない方はWeb通信受講を検討してみてください。
面接対策の「リアル面接シミュレーション」が好評
LECの公務員講座と言えば、面接対策の「リアル面接シミュレーション」が好評ですね。
リアル面接シミュレーションには「分析編」と「実践編」の2つがあるので、それぞれについて簡単に説明します。
- 分析編
自己分析や志望動機の書き方など、実践編に入る前の準備をするフェーズ。職業能力開発指導の専門家である「キャリアコンサルタント」が担当します。 - 実践編
いわゆる模擬面接。LECの模擬面接は面接官役を「元公務員」や「人事担当者」などが担当するため、より実践に近いリアルな模擬面接となります。模擬面接の様子を動画収録するので、後から客観的に自分の面接態度などを分析することができます。回数無制限で受けられる点も魅力です。
その他にも、模擬集団討論が受けられたり、過去の公務員受験生が残してくれた面接情報が閲覧できるなど、LECの面接対策はとても充実した内容となっています。
LEC公務員講座にはどんなコースがある?
続いて、LEC公務員講座にはどんなコースがあるのかを見ていきましょう。
たくさんあるので全て紹介することはできませんが、人気どころでは以下のようなコースがあります。(※リンクをクリックすると、このブログ内の別ページに飛びます。)
国家総合職を目指すコース
地方上級・国家一般を目指すコース
市役所を目指すコース
人気はスペシャルコース
事務系の公務員試験を幅広く併願できるスペシャルコースがLECの一番人気のコースです。
国家一般職や地方上級などの専門試験が課される試験にも対応できます。
「具体的なことはまだ何も決まっていないけど、とにかく公務員になりたい!」という方におすすめのコースです。
国家専門職や裁判所職員を目指すならスーパースペシャルコース
国家専門職や裁判所職員を目指すのであれば、スペシャルコースだと少し科目不足です。
他の試験ではあまり課されないマイナー科目まで対策する必要があるので、「スーパースペシャルコース」を受講しましょう。
もちろん国家一般職や地方上級などにも併願できる内容になっています。
その他のコースも充実
LEC公務員講座は、その他にもコースが豊富に用意されています。
国家総合職は法律区分と経済区分それぞれに専用コースがありますし、試験までの期間に応じて速習コースやstandardコース、2年コースなどの選択肢もあります。
上には書きませんでしたが、国税専門官や労働基準監督官などの専門職試験に特化したコースも充実しています。
目標とする試験がはっきり決まっている方は、そういった特化コースを受講することで、最短ルートで合格まで突き進めます。
また、民間企業経験がある方はその経験を活かして、「経験者採用試験」を受験して公務員を目指す方法もあります。経験者採用試験は倍率が高く狭き門なのと、その他の試験と比べて情報が少ないのとで対策がしづらいのですが、LECの経験者採用専願コースを受講すれば合格までの道筋を示してくれます。
さらに理系公務員や心理福祉系公務員、警察官・消防官など、たくさんのコースが用意されているので、詳しく知りたいという方はLECの公式サイトから確認してみてください。
LEC公務員講座の料金・費用
LEC公務員講座の料金についても見ていきます。主なコース料金は以下の通りです。
国家総合職を目指すコース
国家総合職(法律・教養区分) Standardコース | 468,000円 |
国家総合職(経済・教養区分) Standardコース | 415,000円 |
国家総合職(法律・教養区分) 2年Basicコース | 528,000円 |
国家総合職(経済・教養区分) 2年Basicコース | 455,000円 |
国家総合職(法律区分) 速習コース | 328,000円 |
国家総合職(経済区分) 速習コース | 328,000円 |
地方上級・国家一般を目指すコース
スペシャルLightコース (地方上級・国家一般) | 283,000円 |
スペシャルコース (地方上級・国家一般) | 349,000円 |
スーパースペシャルコース (地方上級・国家一般) | 417,000円 |
1.5年パーフェクトコース (地方上級・国家一般) | 390,000円 |
1.5年パーフェクトスペシャルコース (地方上級・国家一般) | 450,000円 |
2年パーフェクトコース (地方上級・国家一般) | 540,000円 |
2年パーフェクトスペシャルコース (地方上級・国家一般) | 600,000円 |
速習スペシャルコース (地方上級・国家一般) | 251,000円 →11月30日まで:231,000円 |
国家専門職を目指すコース
裁判所事務官一般職専願コース | 322,000円 |
国税専門官・財務専門官専願コース | 345,000円 |
労働基準監督官専願コース | 322,000円 |
その他のコース
市役所教養コース | 215,000円 |
警察官合格コース | 215,000円 |
消防官合格コース | 215,000円 |
福祉系公務員スペシャルコース | 450,000円 |
心理系公務員スペシャルコース | 450,000円 |
土木職合格コース | 305,000円 |
経験者採用専願コース | 215,000円 |
こんな感じです。
同じ通学タイプの予備校であるTACや大原の公務員講座料金と大体同じくらいの金額となっています。相場通りの料金と言えますね。
その辺りは公務員予備校の比較をした「元公務員が予備校16校をガチ比較【TAC、LEC、クレアール、大原など】」の記事が参考になるかと思いますので、気になる方はチェックしてみてください。
料金比較については「公務員予備校の費用平均はこのくらい!【目標試験ごとに最安を紹介!】」の記事でも詳しく比較しているので、こちらもどうぞ。
LEC公務員講座の評判・口コミ
LECの評判・口コミを紹介していきます!
ネット上、Twitter上にあった情報をまとめてみました。
重複している評判・口コミについては省いています。
LEC公務員講座の良い評判・口コミ
- 授業のクオリティが高い。
- 通信講座でも自習室が使えるのが良い。
- 担任相談やオンラインで質問できる。
- リアル面接シュミレーションが良い。
- ネット環境があればどこでも受講できるというのは嬉しい。
- 面接対策も万全。
- 教材がわかりやすい。
- これをやっておけば大丈夫と思える教材がある。
- テキストと問題集がリンクしていて使いやすい。
- 問題集の質が高い。
- リアル面接シミュレーションは何度でも受講できるのがとても良い。
- 面接情報データベースがとても良い。
- 講師の説明がわかりやすい。
- 面接対策は面接官の数が多いので予約が取りやすい。
- 講師の方々の熱意を感じた。
- 面接対策の対応が良かった。
「講師」「教材」「面接対策」の3つで良い評判が多いですね!
それらの教材が素晴らしいのに加えて講師の指導力にも定評があるため、ただ合格するだけでなく上位合格する卒業生がとても多いのがLECの特徴ですね!
かなり手厚く対策をしてもらえますし、予約が取りやすいという評判もあるので、面接に苦手意識がある方はLECを選択肢の1つに入れておくと良いですね!
LEC公務員講座の悪い評判・口コミ
- 通信だと担任相談や面接練習の予約がなかなか取れない。
- 料金が少し高いと感じる。
- 通信で受講する場合、すぐに質問できない。
- 問題集が分厚すぎる。
- 講師によっての当たり外れが大きい。
「面接練習の予約が取れない。」「質問がすぐにできない。」といった評判は、どこの予備校にもあることなのでそこまで大きな問題ではないと思いますが、気になる方は通信ではなく通学スタイルで受講するのが良いかと思います!
そして問題集の分厚さについても悪い評判があります…これは仕方ないですね。必要な問題をたくさん詰め込んでくれているので、むしろありがたいと思った方が良いかもです。
公務員試験はどれだけ過去問を解いたかで合否が決まると言っても過言ではないくらい、過去問と似たような問題が多く出題されます。
問題集が分厚いのはLECの優しさだと受け取っておきましょう!
LEC公務員講座まとめ
というわけで今回のLEC公務員講座の評判や特徴、費用などをまとめました。
LECの公務員講座について、具体的なイメージはつかめましたでしょうか。
気になる方はぜひ一度、公式サイトで詳細を確認してみてください。
通学での受講を考えている方は、直接校舎に行って雰囲気を感じつつ説明を聞いてみるのがおすすめです!
今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
追伸
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また、この記事を読んで公務員になりたいと思った方には、「公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】」の記事が参考になるかと思います。
僕の元公務員としての経験や、現在のキャリアアドバイザーとしての知識をもとに書きました。
「将来が不安だなぁ…」と漠然と感じていた20代の僕を救い出してくれたのが公務員試験です。公務員試験への感謝の気持ちも込めて書いた記事です。
過去の僕と同じように将来に不安を感じている多くの方に、この記事が届くことを願っています。
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