こんにちは、まさちゃんです。
今日はLEC公務員講座の「速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)」について、講座内容や料金について解説していきます。
LECは事務職公務員を目指す人向けの講座の他、理系公務員や心理・福祉職公務員などを目指す人を対象とした講座まで幅広い講座を開講しています。
自分の目標に合わせてピンポイントで講座選びができるのが魅力ですね。
今回は事務職公務員を目指す講座のうちの1つ、「速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)」についての記事になります!
その他のカリキュラムについて知りたい人は以下からどうぞ!(※全ての講座について記事にしているわけではないので、希望する講座が以下に無い場合はLEC公式サイトより確認してください。)
この記事を書いている僕は、29歳のときに公務員試験を受験し、合格した経験があります。実際に予備校の講座を受講した経験者として、より深い内容までお伝えできると思います。
それでは、内容に入っていきます。
目次
そもそもLECの特徴
まずそもそもの話ですが、LEC公務員講座の特徴として挙げられるのは以下です。
こんな感じですね。
LECはTACと並んで公務員予備校の定番中の定番なので、実績も豊富で安心して受講することができます。
毎年上位合格者を多数輩出していることからも、LECの指導力の高さ、教材の質の高さは間違いないかと思います。
また、面接対策として提供されている「リアル面接シミュレーション」の評判もとても良いので、面接に不安がある人には特におすすめです。

オンラインでの受講も可能なので、スマホ1台あれば受講できるのも嬉しいですね!
通勤電車の中や寝る前のちょっとした時間にも学習を進めることができます。
速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の特徴
LECの公式サイトに記載されていた、このコースの特徴としては以下の通りです。
LECの一番スタンダードなコースである「スペシャルコース」の中から、重要な科目のみに絞ったスピード重視のコースになっています。
秋冬から学習を始めて最短で公務員試験合格を目指す人はこのコースがおすすめです。
大学3・4年生、既卒、社会人が対象となっています。
速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の受講料
続いては受講料について。
2023年4月22日時点の一般価格は以下の通りです。
通学・通信 265,000円(税込)
公務員試験予備校の費用相場は40万円〜50万円くらいなので、この料金は「とても安い」と言えますね。
短期決戦向けの速習コースということもあり、重要度の高い科目に絞った内容になっているためこの低価格が実現されています。
速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)で併願可能な試験

このコースを受講することで併願可能な試験としては以下です。
地方上級・国家一般職などの主要な公務員試験に幅広く併願できる内容になっています。
数あるLECのコースの中で最もスタンダードなコースである「スペシャルコース」の速習版ということで、併願できる職種についてはスペシャルコースと同じですね。
秋・冬から学習を始めても間に合うよう、コンパクトな内容になっています。
論文試験や人物試験対策も万全のオールインワンカリキュラムです。
注意点としては、速習スペシャルコースだと国税専門官や労働基準監督官などの専門職試験に対応しきれないということ。
国税専門官や労働基準監督官を目指す人は、「スーパースペシャルコース」などのマイナー科目が網羅されたコースを受講するのが良いですね。
速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の講座内容
このカリキュラムで学べることとしては、具体的には以下の通りです。
インプット講座(マスト)
開講式(1回) | 学習スケジュールの立て方やLECのサービスについて |
教養マスター(29回) | 数的処理15 社会科学10 文章理解4 |
専門マスター(79回) | 憲法10 民法I9 民法II9 行政法11 政治学8 経済原論I12 経済原論II12 財政学6 経済事情2 |
論文マスター講義編(4回) | |
時事白書ダイジェスト(4回) | 白書編(1) 時事編(3) |
面接マスター(2回) |
インプット講座(セレクト)
教養セレクト(12回) | 日本史4 世界史4 地理4 思想・文芸は教材のみ |
専門セレクト(15回) | 行政学6 経営学6 社会政策3 |
専門記述対策講座講義編(10回) | 憲法 民法 行政法 経済原論 財政学 経営学 会計学 政治学 行政学 社会学 各1回 |
都道府県論文対策講座(1回) | 6エリアから1つ選択 |
都道府県別面接対策講座(1回) | 47都道府県から1つ選択 |
市役所SPI対策講座(4回) |
アウトプット講座(マスト)
数的処理プラクティス(4回) | |
過去問解きまくり解説講座 | 数的処理110問解説 |
経済原論プラクティス(10回) | 経済原論I5 経済原論II5 |
法律プラクティス(3回) | 憲法 民法 行政法 各1 |
論文マスター答練編(4回) |
アウトプット講座(セレクト)
専門記述対策答練編(3回) | |
職種別最新!傾向対策講座 | 教材のみ |
公開模試(4回) |
フォロー
担任講師制度・担任ホームルーム | コース生無料 |
デジタルホームルーム(6回) | |
模擬面接(リアル面接シミュレーション) | 回数制限なし |
模擬集団討論・集団面接 | 回数制限なし |
インプット合計162回、アウトプット合計24回、模試4回という内容になっています。
択一対策、専門記述対策、論文対策、面接対策などオールインワンのカリキュラムです!
速習カリキュラムなので、一部の講座については教材のみの配布になっています。
重要科目に絞って最短で合格を勝ち取れるカリキュラムと言えますね。
速習ではない普通のスペシャルコースとの違いはいくつかありますが、大きいところだとインプット講座の「教養セレクト」「専門セレクト」の講義回数です。
スペシャルコースだと以下の通り講義回数が充実しています。
教養セレクト(36回) | 日本史4 世界史4 地理4 思想3 文芸1 数学4 物理4 化学4 生物4 地学4 |
専門セレクト(37回) | 行政学6 経営学6 社会学6 社会政策3 国際関係5 刑法6 労働法5 英語4 |
科目数が大幅に増えていますね。
本番の試験では「選択科目」があるので、幅広い科目を学習しておくと「簡単な科目を選択して得点を稼げる」というメリットがありますね。
時間がある人はスペシャルコースで受講する方がいいかと思います。
ですがどうしてもボリュームが増えてしまうので、試験までの期間を考えると冬以降に始める人は「速習スペシャルコース」での受講がおすすめですね。
サンプル講義が公式サイトで公開
LECは、公式サイトで「無料サンプル講義」を公開しています。
今のところ「憲法」「判断推理」の2つの講義が視聴できるので、講師との相性確認も兼ねて一度視聴してみるといいですね!
この2つでは受講を決めきれないという人は、「おためしWeb受講制度」という最大3回までの講義を無料視聴できる制度があるので、併せて活用してみてください!
LECの担任講師制度
LECには通信生も利用できる担任講師制度があります。
受講生一人ひとりの事情に合わせて学習スケジュールを立てたり、不安や悩みなどの相談ができます。

公務員試験に合格するには、1,000時間とも言われる膨大な学習が必要と言われているので、ときにはモチベーションが低下してしまうこともあるかと思います。
そんな時にいつでも相談できる環境が整っているのは嬉しいですね。
他の校舎で相談することもできるので、「今は都心に出ているけど地元の自治体を受験したい」といった場合には地元の事情に詳しい講師に相談することもできます!
LECの教材「Kマスター」「過去問解きまくり」
LECには受講生からの評判がとても良い「Kマスター」というテキストと、「過去問解きまくり」という問題集があります。
特に「過去問解きまくり」は1冊あたりおよそ170問という問題数が収録されていて、出題傾向や対策もわかりやすくまとめられているなど充実した内容。
Kマスターと併用することで理解度が深まるような作りになっています。
公務員試験は予備校でいくら良い講義を受けたとしてもそれだけで合格できるほど甘い試験ではありません。
自分で過去問を解きつつ復習し、知識を定着させていく必要があります。

講義を受けている時間よりも過去問と向き合っている時間の方が長いくらいです。
それだけ重要な問題集の評判が良いというのは、LECを受講する大きなメリットになりますね!
LECの面接対策は回数無制限
LECの面接対策は、受講生からの評判がとても良いです。
公務員試験の面接の基礎を学ぶ「面接マスター」から始まり、「都道府県面接対策講座」で志望先に合わせた対策、「リアル面接シミュレーション」で実践的な対策が受けられます。
リアル面接シミュレーションには「分析編」と「実践編」の2種類があり、分析編は専門家であるキャリアコンサルタントの指導を受けて自己分析や志望動機の作成などを行います。
実践編では限りなく本番に近いリアルな面接を受けることができ、収録された動画により客観的に面接対策をしていきます。
コース生は回数制限なしで受けられます!
速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の評判・口コミ
LECを選んだ一番の理由は、当時進路の相談をしていたキャリアセンターの先生にすすめられたからです。また、私は勉強を始めたのが12月と遅かったため、速習コースがあったこと、受講前に担任の先生とどう勉強を進めていくかお話しできたことも決め手になりました。勉強が間に合うのか、不安なことも多かったですが、合格までの間、担任制度を活用し定期的に先生とお話しができたことで、勉強のペースや面接の相談ができ、不安を解消することができました。
LEC公式サイト「合格者の声」より
LECには授業の質やテキストの読みやすさであったり、通信講座の利便性などいいところはたくさんあります。しかし私が選んだもっとも大きな理由は、最初に公務員試験の受講相談をした際に丁寧にわかりやすく説明していただいたことです。スタートが遅く情報も不足している私に、公務員試験の種類や難易度、科目などの情報や講座の種類を一つ一つ丁寧に説明していただけたので、公務員試験のゴールまでの過程をしっかりイメージすることが出来たため選びました。
LEC公式サイト「合格者の声」より
大学3年次に就職活動を始めた際は、民間企業に就職するつもりでした。様々な企業のインターンに行く中で、公務員になりたいと思い始めたのが2021年1月だったため、友人に相談し、2021年2月にLECの速習コースに申し込みました。国家一般職の試験まで4ヶ月しかなかったため、教科を絞り、毎日とにかく講義を聞き、その日のうちに解きまくりの該当する部分を解きまくりました。挫けそうになることもありましたが、絶対に受かってやるという気持ちで毎日勉強を続けたため、合格を勝ち取れたと思います。
LEC公式サイト「合格者の声」より
まとめ
というわけで今回はLEC公務員講座の「速習スペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)」について、講座内容や料金について解説しました。
これから受講したいと考えている人の参考になれていれば幸いです。

まだ受講を決断しきれない人は、公式サイトにある無料サンプル講義を視聴してLECとの相性確認をしてみるのが良いかと思います。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
総合職【法律区分】速習コース
総合職【法律区分】Standardコース
総合職【法律区分】2年Basicコース
総合職【経済区分】速習コース
総合職【経済区分】Standardコース
総合職【経済区分】2年Basicコース