こんにちは、まさちゃんです。いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は「公務員予備校の比較」というテーマで、上記のようなご要望にお応えしていきます。
公務員予備校7校について、それぞれの特徴を解説しつつ、ランキング形式で紹介。その後は「費用」「強み」「評判・口コミ」「合格実績」の4つの項目ごとに比較し、おすすめ予備校を紹介していきます。
この記事は予備校への忖度など一切無しに書いているので、マイナスな情報も包み隠さずに載せています。なのでこの記事を読み終える頃には、自分に合った予備校をしっかり絞り込めて、新たな一歩が踏み出せる状態になっているかと思います。
それでは簡単に自己紹介を挟みつつ、本題に入っていきますね。
29歳という比較的高年齢で公務員試験に合格した経験があります。公務員試験を受験することを決意した当時の僕は、年齢制限が迫っていたこともあり、予備校選びで絶対に失敗しないようにめちゃめちゃ時間をかけて比較しました。
そのときの経験をもとに、そして実際に公務員試験に合格した体験をもとに記事を書いていくので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報がお届けできるかと思います。
目次
公務員予備校の比較【結論】
今回の記事の結論を表にまとめたので、最初に掲載しておきます。なんでこの結論になるのかは記事を読み進めていただければわかるので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
受講スタイル | 条件 | おすすめ予備校 |
---|---|---|
通学受講 | 基本は→ | LEC |
警察官・消防官は→ | 大原 | |
Web通信受講 | 基本は→ | アガルートアカデミー |
教養のみの試験は→ | スタディング | |
国家総合職(法律区分)は→ | 伊藤塾![]() | |
行政事務以外は→ | クレアール |
公務員予備校の選び方

まずは公務員予備校の選び方について説明しておきますね。以下のような流れで予備校選びを進めると、自分に合った予備校がスムーズに見つかります。
通学かWeb通信、どちらにするかを決める
公務員試験に限らずですが、予備校の講座には「通学」で受講するものと「Web通信」で受講するものの2種類があります。まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するのかを決めるといいですね。
改めて説明するまでも無いかもしれませんが、通学受講というのは実際に予備校の校舎に足を運んで生の講義を受けたり、DVDブースで講義を視聴したりするスタイルのこと。同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるのがメリットですね。
Web通信は事前に収録された講義動画をスマホやパソコンで視聴するスタイルですね。好きな時間に好きな場所で講義が受けられるのが大きなメリットです。料金も安いので、金銭的にもメリットがありますね。
こんな感じなので、ご自身の状況や性格に合わせて、どちらの受講スタイルにするかをイメージしておきましょう。
どっちでも良いかな…という方は、Web通信で受講するのがおすすめですね。メリットにも書きましたが、好きなときに好きな場所で、ちょっとした空き時間を学習時間に変えられるのは大きいです。通勤や通学の電車内などで講義視聴すれば、忙しい方でも勉強時間が確保できますね。
今はWeb通信の予備校もかなりレベルが高く、大手の予備校からヘッドハンティングした有名講師が講義を担当していることも多いです。実績のある先生の講義を受けられる上、費用が安い…控えめに言って最高だと思います。
というわけで、通学かWeb通信かで迷っているのであれば、Web通信を選ぶのが良いかと思います。
通学の予備校を選んだ場合
通学で受講することを希望する方は、まずこの記事内で紹介しているランキング情報や比較情報を読んでいただき、自分に合いそうな予備校をいくつかピックアップしてみてください。その後は以下の流れで1つに絞り込んでいきましょう。
- 予備校に実際に行って、無料体験を受けてみる。
- 合わせて受講相談を受けてみる。
- 無料体験・受講相談を受けてみて、大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら、他の予備校の受講相談を受ける。
「予備校に直接行ってみて、無料体験や受講相談で雰囲気を確かめる」のが1歩目の行動ですね。実際に校舎に行くことでその予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートが受けられるか、大体イメージがわくはずです。
どの予備校も無料体験や受講相談が受けられるので、まずはそれに参加。くれぐれもインターネットやSNS上の情報だけで判断して「即申し込み」とかはしない方がいいですよ。この記事も間違ったことは書いていないと自信を持って言えますが、全員が全員、僕と同じような感覚を持っているとは限らないですからね。
講師との相性については正直なところ運次第ですね。通う校舎によって講師が違うので、「法律系の体験を受けたときはすごい良い先生だったけど、受講し始めたら経済の先生はクセが強くて自分には合わなかった。」みたいなことは普通にあります。その辺りは覚悟しておきましょう。
というわけで、通学で受講する場合は受講する人と予備校との「相性」が何よりも大事なので、絶対に現地確認をしましょう。
Web通信の予備校を選んだ場合
続いてWeb通信で受講する場合ですね。こちらの場合もまずはこの記事内のランキング情報や比較情報を読んでいただき、いくつか気になる予備校をピックアップしてください。そしてその後は以下の流れで1つに絞り込んでいきましょう。
- 公式サイトで無料サンプル講義を視聴。
- 受講相談がある予備校なら、受けてみる。
- サンプル講義と受講相談を受けてみて、信頼できると感じたら申し込み。
- 合わないと感じたら、他の予備校へ。
こんな感じで進めるといいですね。Web通信講座を開講している予備校は基本的に、公式サイトで無料サンプル講義を公開しているところが多いです。講師との相性や動画のクオリティーをチェックする意味でも、こちらは必ず視聴しておきましょう。
そしてその後は通学の場合と同じで、受講相談を受けて対応の丁寧さなどを確認するといいですね。zoomや電話などでオンライン相談できるので、空いた時間に話が聞けます。
上記のようなことも聞けるので、かなり有意義な時間になります。受講相談に申し込みつつ、当日までにサクッとサンプル講義を視聴しておけばスムーズですね。
というわけでWeb通信で受講する場合は、公式サイトの無料サンプル講義の視聴と受講相談を通して、自分に合った予備校を1つに絞り込んでいきましょう。
今回比較する公務員予備校7校

公務員予備校の選び方がわかったところで、ここからが本題ですね。公務員予備校7校をガチ比較していきます。今回この記事の中で比較していく公務員予備校は、以下の7校です。
予備校名 | 公式サイト |
---|---|
資格の学校TAC | https://www.tac-school.co.jp |
LEC東京リーガルマインド | https://www.lec-jp.com |
資格の大原 | https://www.o-hara.jp |
伊藤塾 | https://www.itojuku.co.jp |
クレアール | https://www.crear-ac.co.jp |
アガルートアカデミー | https://www.agaroot.jp |
スタディング | https://studying.jp |
どの予備校も、Google検索ですぐに出てくる公務員予備校の「定番」と言える予備校です。知名度も高く実績も豊富なので、安心して受講できる予備校ですね。
基本的にはこの7校の中から選んでいけばOKです。これから「公務員試験の受験」という今後の人生を左右する大きな挑戦をするというときに、あえて実績のないマイナー予備校を選ぶ理由はないので…
公務員予備校おすすめランキング
というわけで早速おすすめランキングを紹介していきます。それぞれの予備校の特徴や費用、合格実績などを見比べて、良さそうな予備校をピックアップしていただければと思います。
このランキングの後に、「費用」「合格実績」「評判・口コミ」などを項目別に比較していくので、ランキングを飛ばしてそっちから読んでいただいてもOKです。以下から飛べるようになってます。
それでは7位の予備校から順番に紹介していきます。
7位 資格の大原
7位はCMなどでもお馴染みの予備校「資格の大原」です。大原といえば「専門学校」というイメージを持っている方も多いかと思いますが、社会人向けの講座も開講していてしっかり実績を残しています。
大原 | |
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特徴 | ・実績豊富な講師陣がいる。 ・研究し尽くされた合格カリキュラムがある。 ・大原独自のオリジナル教材がある。 ・サポート・フォローが充実している。 ・自習室など快適な学習環境がある。 ・自己分析から模擬面接まで徹底指導を受けられる。 ・模擬試験も受けられる。 |
受講スタイル | ■教室通学 ■映像通学 ■Web通信 |
費用の例 | ■公務員合格コース 355,400円+入学金6,000円 ■国家総合職(法律)合格コース 518,000円+入学金6,000円 ■警察官・消防官合格コース 199,600円+入学金6,000円 |
合格実績 | ■2021年度 行政事務系公務員の最終合格者2,864名 警察官313名 消防官154名 |
公式サイト | https://www.o-hara.jp/course/komuin |
大原の特徴として最初に挙げられるのは、「高卒レベル試験の実績がとても高い」ということですね。毎年多くの合格者を輩出していまして、2021年は以下の通り。


公式サイトに掲載されている情報を引用しました。2021年度の公務員試験では警察官313名、消防官154名の最終合格者を輩出しています。専門学校を運営していることもあり、高卒で公務員を目指す方への指導ノウハウは充実しているようです。
また、大原には熱血指導でモチベーションを上げつつサポートしてくれる「学校の先生のような講師が多い」という口コミがたくさんありました。公務員試験の対策は長丁場になるので、勉強する気持ちがわかないときもありますよね。そんなときに気持ちを盛り上げてくれる先生がいるのは、とても安心できますね。
マイナス面も挙げておきますが、ちょっと講座の費用が高すぎですね…基本の「公務員合格コース」で税込355,400円という費用…
高卒レベルの試験を目指すのであれば、この後紹介する「スタディング」が10万円を切る料金で開講していますし、モチベーション管理の面では「アガルートアカデミー」が評判が良く、費用も20万円前後です。
あえて大原を選ぶ理由はないかなと個人的には思います。
6位 資格の学校TAC
抜群の知名度を誇る、「資格の学校TAC」が6位です。公務員試験対策の予備校と聞いて、真っ先にTACを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
TAC | |
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特徴 | ・オールインワンのカリキュラムがある。 ・担任講師制度がある。 ・優秀な講師陣がいる。 ・面接対策がある。 ・受講スタイルが自由に選べる。 ・論文・専門記述対策がある。 ・オリジナル教材のテキストと問題集の評判が良い。 |
受講スタイル | ■教室通学 ■映像通学 ■Web通信 |
費用の例 | ■地上・国一・市役所 総合本科生 352,000円+入会金10,000円 ■国家総合職 法律本科生 539,000円+入会金10,000円 ■国家総合職 経済本科生 440,000円+入会金10,000円 ■警察官・消防官 総合本科生 253,000円+入会金10,000円 |
合格実績 | ■2021年度最終合格先 国家公務員3,024名 地方公務員2,874名 |
公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_komuin.html |
TACの大きな特徴は、「オリジナル教材の評判がすこぶる良い」ということです。テキストとして使用する「Vテキスト」、問題集として使用する「V問題集」はどちらも完成度が高く、受講生の満足度は90%以上というアンケート結果が出ています。特に「V問題集」は良問が詰め込まれており、これだけで十分に合格ラインの実力を身につけることができる内容になっています。
どちらの教材も外部販売されていないので、TACの講座を受講した人でないと入手できません。なのでこの教材目当てにTACを受講する方もいるくらいです(僕もそうでした。笑)。そのくらい評判の良い教材です。
そして合格実績もさすがでして、以下の通り。

2021年度の公務員試験では、国家公務員(大卒程度)に3,024名、地方公務員(大卒程度)に2,874名の合格者を出しています。TACは受講生の数が多いので、合格者数が多くなるのは当たり前なのですが、それにしてもたくさんの合格者を出していて凄すぎですね。大原と反対に、大卒レベルの試験に強みがあります。
安心感、安定感で選ぶならTACはおすすめですね。
マイナス面としては、「講師によって講義のレベルにかなりばらつきがある」ことですね。これはTACを受講した僕が個人的に感じたことですが、良い先生の講義はとても良いんですが、中には「この先生の講義聞くくらいなら独学でやった方がマシだな…」と感じる先生もかなりいました。なので正直、元受講生としてTACはあまりおすすめしたくはないですね。
あくまでも個人の感想なので、体験を受けてみて相性良さそうだと感じたら受講を検討してみるのもありかと思います。
5位 伊藤塾
5位は法律系試験専門の予備校「伊藤塾 」です。司法試験などの法律系難関資格で高い合格実績を誇る予備校です。
伊藤塾 | |
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特徴 | ・法律系の資格に特化した予備校。 ・国家総合職【法律区分】の実績が圧倒的。 ・教育力、カリキュラムの充実度が高い。 ・サポート制度も充実している。 ・面接・論文対策もあり。 ・司法試験などの難関資格で圧倒的合格実績。 |
受講スタイル | ■通学 ■Web通信 |
費用の例 | ■国家一般・地方上級コース 312,000円 ■国家総合職(法律区分・教養区分)コース 598,000円 ■市役所教養型コース 170,800円 |
合格実績 | ■2021年度の国家総合職【法律区分】 一次試験合格率:40% 二次試験合格率:89% |
公式サイト | https://www.itojuku.co.jp/shiken/komuin![]() |
伊藤塾は、公務員試験の中でも最難関と言われる「国家総合職」の試験でとても高い実績を残しています。公式サイトにも以下の通り大きく掲載されていました。

2021年の国家公務員総合職【法律区分】では、1次試験の合格率40%、2次試験の合格率89%という凄すぎる合格実績を叩き出しています。受験生全体の合格率も合わせて掲載されていますが、はるかに上回っておりかなり魅力的な実績と言えますね。
不安な点としては、「Web通信で受講した人の評判があまり良くない」ということ。伊藤塾は通学で受講した場合に手厚いサポートが受けられるのが魅力なのですが、Web通信で受講する場合にはその魅力を最大限に活用することが難しいようです。なのでWeb通信での受講を考えている人には、伊藤塾はあまりおすすめできないですね。
そして残念なことに、伊藤塾の公務員講座は現在(2022年5月)Web通信の講座だけしか開講されていません…コロナの影響ですかね…(最新情報は公式サイトを確認してください。)
それでも法律科目の指導力がめちゃ高いことは間違いないので、国家総合職【法律区分】を目指す場合はやはり選択肢に入れておくべき予備校かなと思います。
4位 クレアール
続いて4位は、Web通信専門の予備校「クレアール」です。クレアールは最低限の学習で合格を目指す「非常識学習法」という独自の学習法が特徴的な予備校ですね。
クレアール | |
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特徴 | ・Web通信講座専門の予備校。 ・面接対策あり。 ・挫折防止対策にも力を入れている。 ・オリジナル教材がある。 ・万が一不合格だった場合、翌年も無料受講できる。 ・最低限の学習で効率よく合格を目指せる。 |
受講スタイル | ■Web通信 |
費用の例 | ■行政系公務員併願総合コース 300,000円 ■地方上級・市役所教養コース 190,000円 ■社会人経験者スタンダードコース 170,000円 ■心理系公務員スタンダードコース 320,000円 |
合格実績 | 公式サイトで「合格体験記」の形で掲載 |
公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/koumuin/ |
「最低限の学習で合格を目指す」というのが講座のコンセプトなので、徹底的に無駄を省いて、とにかく効率よく学習することに焦点を当てた講座内容になっています。その証として、クレアールの教材は他の予備校と比較してかなり薄い作りになっています。
勉強が苦手な人でも「これなら頑張れそう」と思えるくらいの薄さなので、モチベーションを高く保ちつつ学習が進められますね。合格するために絶対必要な超重要問題だけが盛り込まれています。そのため上位合格を狙うのは難しいですが、「ギリギリの合格でもいいから学習負担を少しでも軽減して合格したい」という方にとてもおすすめの予備校です。
それからクレアールはWeb通信の予備校としては珍しく、「事務系以外」の公務員試験についても対策講座を開講しています。「技術系」「心理・福祉系」「公安系」などですね。かなり豊富なので、これらの公務員を目指すのであればクレアールを選択肢に入れておくといいかと思います。
Web通信専門ということもあり費用的にもかなり安く、不合格だった場合に翌年も最新講座が受講できる「セーフティーコース」もあるので、コスパも良しです。
ちなみにクレアールで資料請求すると、「社会人のための公務員転職ハンドブック」という資料がもらえます。こちらかなり有益な情報が載っているので、とりあえず資料請求してゲットしておくのがおすすめですね。
数量限定とのことなので、配布が終了してしまう前にどうぞ。
クレアールは公式サイトで無料サンプル講義も公開しているので、気になる方は講師との相性確認も兼ねて一度チェックしてみるといいですね。受講相談もできます。
3位 STUDYing(スタディング)
3位はオンライン特化の予備校、「スタディング」から紹介します。最近はテレビCMも入り、一気に知名度をあげてきている予備校ですね。
スタディング | |
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特徴 | ・圧倒的に費用が安く抑えられる。 ・オンラインに特化したWeb通信専門の予備校。 ・講義動画はスマホ・PC・タブレット全てで視聴可能。 ・講義動画はテレビ番組のようなわかりやすい作り。 ・論文・面接試験対策もあり。 ・キャリアカウンセラーの相談サービスが受けられる。 ・エントリーシートの添削もあり。 |
受講スタイル | ■Web通信 |
費用の例 | ■地方上級・市役所 教養合格コース 66,000円 ■警察官・消防官合格コース 66,000円 ■法律系科目速習コース 33,000円 |
合格実績 | 公式サイトで「合格者の声」の形で掲載 |
合格特典 | ■内定した場合 お祝い金10,000円 |
公式サイト | https://studying.jp/komuin/ |
そのスタディングの最大の特徴は「費用の圧倒的な安さ」です。公務員予備校の費用相場は30万円〜40万円くらいなのですが、スタディングだと5万円台〜6万円台で受講できます。安すぎて心配になるくらい安いですね…笑
それでも公式サイトに「公務員合格体験談」がたくさん掲載されていることから、しっかり合格できる内容の講座が提供されていることがわかります。費用をなるべく抑えたい方にとてもおすすめしたい予備校ですね。
それからスタディングの学習ツールはとにかく隙間時間で学習しやすいように作られているのも特徴ですね。通勤や通学の電車の中や寝る前の時間など、ちょっとした空き時間を有効活用して学習を進めることができます。
穴埋め形式の暗記ツールがあったり、検索機能がついていたり、間違えた問題だけを出題してくれる問題集機能があったり、テストや添削、ノート作成まで全てがスタディングのツールでできます。忙しい中で効率よく学習したい方にもスタディングはおすすめです。
ちなみに大卒レベルの試験には対応したコースは、今のところ「速習コース」しかないので、専門試験まで対策する必要がある方は他の予備校を選びましょう。(最新情報は講座一覧ページで確認してください。)
公式サイトでサンプル講義動画も無料公開されています。気になる方はチェックしてみると、より受講のイメージがわくかと思います。無料お試し登録をするとさらに多くの講義動画が視聴できますが、しなくても少し見れます。
2位 アガルートアカデミー
続いて2位はWeb通信専門予備校の「アガルートアカデミー」です。うさぎとかめが登場するインパクトのあるテレビCMでも話題の予備校ですね。
アガルート | |
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特徴 | ・有名予備校で指導していた講師が在籍。 ・難関試験にも対応できる高い指導力。 ・定期的に講師とのカウンセリングが受けられる。 ・Facebookグループでの質問対応が回数無制限。 ・テキストは講師作成のオリジナル。 ・講義動画は1本あたり10分〜40分でスマホ視聴可能。 ・面接対策は回数無制限。 |
受講スタイル | ■Web通信 |
費用の例 | ■地方上級・国家一般職カリキュラム 217,800円 ■市役所・国立大学法人カリキュラム 118,800円 ■国家総合職(法律区分)カリキュラム 327,800円 |
合格実績 | 公式サイトで「合格者の声」の形で掲載 【以下参考情報】 ■2021年度司法試験 合格者占有率47.8%(1,421名中669名) ■2021年度社労士試験 合格率25%(一般合格率7.9%) ■2020年度行政書士試験 合格率67.2%(一般合格率10.7%) |
合格特典 | ■内定した場合 全額返金、お祝い金30,000円 |
公式サイト | https://www.agaroot.jp/komuin/ |
アガルートは「講義の質」「費用の安さ」「論文・面接試験対策」など、全ての面で高いレベルにある予備校です。おすすめポイントはたくさんあるのですが、最大の特徴は「サポートの手厚さ」かと思います。
オプションで定期的に講師のカウンセリングが受けられるので、目標設定やモチベーション管理などはもちろん、併願先の相談などもできます。その他にも、回数無制限で模擬面接やFacebookでの質問対応など、サポート面はかなり充実しています。Web通信の予備校でここまで手厚いサポート体制が整っているのはアガルートくらいですね。
実際にこれらのサポートの評判はとても良く、Twitter上などに感謝の口コミがたくさん投稿されていました。以下の記事に評判をまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
それからアガルートは、「国家総合職」などの高難易度試験に対応してることも特徴です。上の表の合格実績の欄にも書きましたが、司法試験などの難関試験で驚異的な合格実績を誇っています。大手予備校から移籍してきた講師が担当していることもあり、質の高い指導が受けられることは間違いないですね。
この辺りは公式サイトで公開されている各講師のサンプル講義動画を視聴した方がイメージがわくと思うので、一度視聴してみるといいかと思います。ちなみに受講相談もできます。
これだけでも充分すぎるほど魅力的なのですが、もう1つ大事な特徴があるのでそちらもお伝えします。アガルートは無事に公務員試験で内定をもらえたときに「受講料が全額返金される制度(合格特典)」が付いています。内定をもらえただけでも嬉しいのに、さらに受講料が全て返金される…嬉しすぎますしコスパ的にも文句なしですね。
実際に受講してみた感想を記事にしたので、こちらもよろしければどうぞ。
1位 LEC東京リーガルマインド
そして1位は、資格試験の予備校として知名度抜群の「LEC東京リーガルマインド」です。面接対策や論文対策、時事対策など公務員試験の合格に必要なものは全て揃っている予備校です。
LEC | |
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特徴 | ・担任講師制度がある。 ・実績豊富な講師陣がいる。 ・オリジナルテキストと問題集が優秀。 ・47都道府県それぞれの対策がある。 ・時事対策も受けられる。 ・模擬試験が受けられる。 ・面接対策のリアル面接シミュレーションが好評。 |
受講スタイル | ■教室通学 ■映像通学 ■Web通信 |
費用の例 | ■スペシャルコース(地方上級・国家一般) 349,000円 ■総合職(法律区分)スタンダードコース 520,000円 ■総合職(経済区分)スタンダードコース 443,000円 ■市役所教養コース 215,000円 ■経験者採用専願コース 215,000円 |
合格実績 | ■2021年度 10位以内で合格した受講生91名 そのうち1位合格者13名 ■直近3年間 合格者3,677名 |
公式サイト | https://www.lec-jp.com/koumuin/ |
LECの凄さはなんと言っても「上位合格者を多数輩出している」という合格実績ですね。公式サイトでもこの上位合格実績が大きく掲載されています。2021年度試験の実績を、少しだけ以下に掲載しますね。

こんな感じでして、公式サイトには90名以上の上位合格実績が掲載されていました。これだけ多くの上位合格者を出せるということは、「LECの指導力がとても高い」ということの証と言えますね。安心して受講できる公務員予備校です。
それからLECは「リアル面接シミュレーション」と呼ばれる面接対策の評判が良いのも特徴です。こちらは回数無制限で模擬面接が受けられる他、関東の校舎ではエントリーシート作成や自己分析なども丁寧にサポートしてもらえます。
「上位合格を目指す人」「面接が不安な人」はLECを選択肢に入れておくといいですね。
講座費用は高めですが、通学の予備校としては相場通りといったところ。全国に教室を展開しているので、通いやすさや大手の安心感を重視したい方におすすめですね。
公務員予備校の費用を比較

ここからは項目ごとに7つの予備校を比較していきます。まずは気になる「公務員予備校の費用」について比較していきますね。
どの予備校も「目標とする公務員試験の種類」によって様々なコースを用意してくれているので、いくつかピックアップして以下の表にまとめました。
予備校名 | 講座と費用 |
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TAC | ■地上・国一・市役所 総合本科生 352,000円+入会金10,000円 ■国家総合職 法律本科生 539,000円+入会金10,000円 ■国家総合職 経済本科生 440,000円+入会金10,000円 ■警察官・消防官 総合本科生 253,000円+入会金10,000円 |
LEC | ■スペシャルコース(地方上級・国家一般) 349,000円 ■総合職(法律区分)スタンダードコース 520,000円 ■総合職(経済区分)スタンダードコース 443,000円 ■市役所教養コース 215,000円 ■経験者採用専願コース 215,000円 |
大原 | ■公務員合格コース 355,400円+入学金6,000円 ■国家総合職(法律)合格コース 518,000円+入学金6,000円 ■警察官・消防官合格コース 199,600円+入学金6,000円 |
伊藤塾![]() | ■国家一般・地方上級コース 312,000円 ■国家総合職(法律区分・教養区分)コース 598,000円 ■市役所教養型コース 170,800円 |
クレアール | ■行政系公務員併願総合コース 300,000円 ■地方上級・市役所教養コース 190,000円 ■社会人経験者スタンダードコース 170,000円 ■心理系公務員スタンダードコース 320,000円 |
アガルート | ■地方上級・国家一般職カリキュラム 217,800円 ■市役所・国立大学法人カリキュラム 118,800円 ■国家総合職(法律区分)カリキュラム 327,800円 ■定期カウンセリング(オプション) 110,000円 |
スタディング | ■地方上級・市役所 教養合格コース 66,000円 ■警察官・消防官合格コース 66,000円 ■法律系科目速習コース 33,000円 |
こんな感じで、かなりたくさんのコースがありますね。もちろんここに書いたのはほんの一部でして、この他にも多くのコースが用意されています。ここに記載がないコースの費用について知りたい方は、お手数ですが公式サイトで確認してみてください。
そして今回はこれらのコースの中から、「多くの公務員試験に併願できる一般的なコース」をピックアップして比較していきます。
予備校名 | 講座と費用 |
---|---|
TAC | ■地上・国一・市役所 総合本科生 352,000円+入会金10,000円 |
LEC | ■スペシャルコース(地方上級・国家一般) 349,000円 |
大原 | ■公務員合格コース 355,400円+入学金6,000円 |
伊藤塾![]() | ■国家一般・地方上級コース 312,000円 |
クレアール | ■行政系公務員併願総合コース 300,000円 |
アガルート | ■地方上級・国家一般職カリキュラム 217,800円 |
スタディング | ※地方上級・市役所 教養合格コース 66,000円 |
2023年合格目標のコース料金を掲載しました。専門試験が課される「国家一般職」と「地方上級」の試験対策ができ、市役所などにも対応できるコースの料金です。
スタディングは該当のコースが無かったので、参考程度に一番高額なコースを載せておきました。教養試験のみにしか対応していないコースなので、検討する際は気をつけてください。
こうやって並べてみると、通学タイプの4校(TAC・LEC・大原・伊藤塾)は30万円台の料金設定になっていることがわかりますね。公務員試験対策の通学講座は30万円〜40万円くらいが相場ということになります。合格して公務員になってしまえばすぐに元が取れる金額ではありますが、ちょっと高すぎる気がしなくもないですね…
続いてWeb通信の予備校についてですが、まずアガルートアカデミーは20万円台ということでかなり安いですね。これに加え「内定を獲得した場合に受講料が全額返金される制度」がついています。
全額返金してもらうには「合格体験記の提出」などの条件(詳しくはこちら)がありますが、合格してただでさえ嬉しいところに、さらに20万円以上の費用が戻ってくるというのは幸せすぎますね。頑張った自分へのご褒美や、サポートしてくれた方々へのお礼などもできそうです。
それからクレアールについてですが、正直一般価格はあまり当てにならないですね。以下の通り大幅な割引をしているので、正確な料金は公式サイトで確認する必要があります。

こんな感じで、早めに申し込めばかなり安く受講が可能です。時が経つにつれて徐々に高くなっていくので、受講を決断するなら早めの方がいいですね。
そして市役所などの「教養試験のみで受験可能な試験」を受験するのであれば、コスパ最強はスタディングですね。10万円を切る費用で受講できるので、文字通り桁違いの安さです。
ここからさらに期間限定で割引がきいたり、内定をもらうと合格お祝い金で1万円もらえたりと、もはや安さでは1強の状態です。
「教養試験のみの市役所」や「警察官」、「消防官」などを狙う方にとってはありがたいですね。なるべくお金をかけずに公務員試験対策がしたい方は、スタディングで受講するのがおすすめです。
というわけで、やはり費用面では「Web通信専門の予備校の方が安い」ということがはっきりわかる結果でした。これだけ安いと逆に不安に感じてしまう方もいるかもしれませんが、Web通信の予備校費用が安いのには理由がありまして、以下の2点が大きいかと思います。
こんな感じですね。通学タイプの予備校だと、都市部の通いやすいところに大きな教室を出している関係上、かなりの維持費がかかります。Web通信の予備校はそれが全くかからないので、安く講座を提供できるという仕組みです。講師やスタッフについても、各教室に配属する必要がないので少ない人数で済みます。
「費用が安いから講座のクオリティーが低い」ということではないので、安心してくださいね。というよりむしろWeb通信の予備校はその他の部分にお金をかけていて、見やすくわかりやすい講義動画など魅力が多いです。コスパの面ではWeb通信専門の予備校が圧倒的と言えます。
公務員予備校の費用比較についてさらに詳しく知りたい人は、「公務員予備校の費用平均はこのくらい!【目標試験ごとに最安を紹介!】」の記事で深掘りしていますので、チェックしてみてください。試験種ごとに費用を比較しています。
公務員予備校の強みを比較

続いて「公務員予備校の強み」を比較していきます。今回比較している7校とも、ここでは紹介しきれないくらい強みがたくさんあるのですが、ひとまず主な強み3つずつを以下にまとめました。
予備校名 | 強み |
---|---|
TAC | ・大卒レベル試験で高い合格実績を残している。 ・V問題集の評判がとても良い。 ・受講生が多いので、情報量が多い。 |
LEC | ・リアル面接シミュレーションの評判が良い。 ・問題集「過去問解きまくり」の評判が良い。 ・上位合格する受講生が多い。 |
大原 | ・高卒レベルの公務員試験に強い。 ・警察・消防官・自衛官に特に強い。 ・講師陣はモチベーション管理も上手いので講義以外の面でも頼りになる。 |
伊藤塾![]() | ・国家総合職で圧倒的な内々定率。 ・論文や面接対策も手厚い。 ・司法試験に対応できるレベルの高い指導力がある。 |
クレアール | ・万が一不合格だった場合に翌年も受講できる。 ・最低限の学習時間で効率よく合格を目指せる時短学習。 ・理系公務員や福祉系公務員など幅広い試験種に対応。 |
アガルート | ・講師との定期カウンセリングの評判がとても良い。 ・優秀な講師陣が揃っており、難関試験に対応できる。 ・模擬面接、質問回答は回数無制限で受けられる。 |
スタディング | ・圧倒的に費用が安い。 ・テレビの情報番組のような講義動画で理解しやすい。 ・学習しやすいツールが揃っていて挫折しづらい。 |
こんな感じです。どの予備校もそれぞれ特徴がありますね。
国家総合職などの難易度が高い試験を目指すならLECか伊藤塾、Web通信ならアガルートアカデミーで受講するのが良さそうです。論文や面接の対策もしっかりしていますし、講義の質も高いでこの中から選んでおけば間違いないかなと思います。
高卒レベルの公務員試験に強みがあるのは大原で、あとで紹介しますが合格実績的にも「警察官」「消防官」はかなりの数字を出しています。それらの職種を含め、教養試験のみで受験できる市役所や国家公務員一般職(高卒)などを狙う方は大原を候補に入れておいても良いかなと思います。
それからテキストや教材で選ぶならLECかTACで間違いないですね。TACは「Vテキスト」と「V問題集」、LECは「Kマスター」と「過去問解きまくり」というオリジナル教材がありまして、評判・口コミが抜群に良いです。
僕も公務員試験受験生の頃はTACの教材を使って勉強したのですが、特にV問題集は評判通りの素晴らしい内容でした。収録されている問題がとてもよく、本番で何度も似たような問題に遭遇しました。これらの教材目的でTACやLECを受講する選択肢もありかと思います。
スタディングは前述の通り費用の安さに圧倒的に強みがある予備校ですが、講義動画の見やすさやわかりやすさにもこだわっているので、やはり市役所などを狙う方にはおすすめの予備校です。僕も動画を視聴しましたが、本当にテレビの情報番組のような感じでわかりやすかったですね。公式サイトでサンプル講義を視聴してみると凄さがわかるかと思います。
こんな感じで、予備校ごとにそれぞれ違った強みがあります。自分が予備校講座に求めているものを洗い出してみて、その部分を「強みとして持っている予備校」を選ぶと、納得のいく予備校選びができそうですね。
公務員予備校の評判・口コミを比較

続いて「公務員予備校の評判・口コミ」を比較していきます。それぞれネット上、Twitter上にあった評判・口コミをいくつか集めて、見やすいようにまとめました。
こちらについても不公平がないよう、良い評判・口コミを3件、悪い評判・口コミを3件ずつで統一してご紹介しますね。
公務員予備校の良い評判・口コミを比較
まずは良い評判・口コミから見ていきます。
予備校名 | 良い評判 |
---|---|
TAC | ・テキストや問題集の質がとても高いと感じた。 ・本番の面接で、面接復元シートに書かれていることが何度も聞かれた。 ・講師の予想問題がたくさん的中した。 |
LEC | ・授業のクオリティが高いと感じた。 ・リアル面接シュミレーションが良い。 ・これをやっておけば大丈夫と思える教材がある。 |
大原 | ・講師にモチベーションを上げてもらえる。 ・テキストがとても分かりやすい。 ・講師は要領良くまとめてくれているのでわかりやすい。 |
伊藤塾![]() | ・面接カードの作成・添削指導が丁寧だった。 ・細かい部分まで徹底的に指導してくれたので、記述式問題にも自信がついた。 ・講義を聞いていただけで合格できた。 |
クレアール | ・繰り返し講義を見直せるのがありがたい。 ・学習や試験等に関しての質問や相談がいつでもできるのはありがたい。 ・テキストは重要なポイントがひと目見てわかるので使いやすい。 |
アガルート | ・アガルートの講義を受けたら驚くほどわかりやすいし楽しい。 ・定期カウンセリングが原動力になった。 ・質問回数が無制限なのがとても良い。 |
スタディング | ・図表が豊富でイメージが湧きやすい。 ・マイノート機能で気になるところを保存できるのが良い。 ・この価格で動画講義と教材が手に入るのはありがたい。 |
こんな感じでした。教材については、どの予備校も評判が良いですね!
TAC、LEC、伊藤塾は面接対策についての良い意見が多くあり、大原とクレアールはモチベーション管理などのメンタル面のサポートが手厚いと感じる方が多いようですね。
講義についてはLEC、伊藤塾、アガルートアカデミーに良い評判が多かったです。
公務員予備校の悪い評判・口コミを比較
続いて悪い評判・口コミをみていきましょう。
予備校名 | 悪い評判 |
---|---|
TAC | ・人気講師の講義は混雑する。 ・受講生が多いため、質問時間が少ない。 ・面接対策が不十分だと感じた。 |
LEC | ・通信だと担任相談や面接練習の予約がなかなか取れない。 ・問題集が分厚すぎる。 ・講師によって当たり外れが大きい。 |
大原 | ・面接対策は予約がなかなか取れず、回数をこなせない。 ・講師によっては聞き取りづらかったりクセがあったりするのでわかりづらい。 ・生徒数が多いので、すぐに質問ができない。 |
伊藤塾![]() | ・教養試験の対策があまり充実していない。 ・学習のボリュームが多すぎる。 ・テキストがよくなくて、講義もわかりにくい。 |
クレアール | ・予定通りに進めるのが難しいと感じた。 ・集中して学習できる環境を整えるのが難しい。 ・面接対策が水道橋でないとできない。 |
アガルート | ・講師が自分には合わないと感じた。 ・講師によってテキストの出来に差があると感じた。 ・相談メールの返信が遅いときがあった。 |
スタディング | ・論文の添削がないのがつらい。 ・模擬面接がないのがつらい。 ・講義は講師が教材を読み上げているだけで内容が薄いと感じた。 |
こんな感じでして、面接対策に対する悪い評判・口コミが多くありました。
「希望した通りに予約が取れない」との理由ですが、こればっかりは仕方ないですね。面接試験の直前に面接対策を受けたい気持ちはみんな同じなので、その時期はどうしても混み合ってしまいます。しかも面接対策は基本的に個別対応になるので、面接官役のスタッフも1日に捌ける人数に限りがあります。「希望した通りに予約が取れないことがある」ということは覚悟しておいた方が良いですね。
その点、LECは通学で受講する場合に面接対策に関する悪い評判は少なかったです。先ほどの良い評判・口コミの中にもリアル面接シミュレーションの高評価があったことからも、面接対策を重視して選びたい方はLECが候補に入りますね。
Web通信で面接対策を重視するなら、アガルートアカデミーが悪評も少なく、回数無制限で受けられるので良さそうです。
それから講師の当たり外れに対する不満も多くありました。ですがこれについても、ある程度は仕方ないことかなと思います。どこの予備校にも、「良い講師」と「良くない講師」がいますからね。特に全国に教室がある大手の予備校だとこの問題は起こりやすいです。自分が通う教室に良い先生が集結している可能性は低いので…
その点、Web通信の予備校だとその予備校で一番良い講師が動画講義を担当をしているはずなので、良くない講師に当たる可能性は低いかなと思います。公式サイトでサンプル講義を見て相性が良さそうなら、その講師がそのまま動画講義を担当してくれるので、講師の良し悪しを先に確認できるのはありがたいですね。
ランキングでも紹介した通り講義の評判が高いアガルートアカデミーがおすすめですが、スタディングやクレアールのサンプル講義と比較しつつ、自分に合った講師がいる予備校を選ぶと失敗が少ないかと思います。
公務員予備校のその他の評判・口コミ
ここからは「その他の評判・口コミ」ということで各予備校の公式サイトに掲載されていた「合格者の声」を紹介していきます。
公式サイトの情報なので悪い情報は書かれていませんが、たくさん受講生がいる中で「あえて公式サイトに掲載している口コミ」なので、それぞれの予備校の良い部分がたくさん盛り込まれている声と言えます。その辺りも念頭におきつつ、参考にしてみてください。
4件ずつに統一して以下に引用しましたので、まとめてどうぞ。
TACの評判・口コミ
LECの評判・口コミ
大原の評判・口コミ
伊藤塾の評判・口コミ
クレアールの評判・口コミ
スタディングの評判・口コミ
アガルートの評判・口コミ
公務員予備校の評判についてさらに詳しく知りたい方は、以下に予備校ごとの評判などをまとめた記事を置いておくので参考にしてみてください。
公務員予備校の合格実績を比較

最後に「公務員予備校の合格実績」を比較していきます。
先にお伝えしておくと、公務員試験の合格実績は、予備校によって発表の仕方が異なるので、単純に比較することができません。「合格率」で数字を出している予備校もあれば、「合格者数」で出しているところもあります。「合格者の声」という形で公式サイトに掲載している予備校もありますね。
本当に様々なので比較するのはかなり難しい…ひとまず見比べやすいようにまとめたので、以下の表をご覧ください。
予備校名 | 合格実績 |
---|---|
TAC | ■2021年度最終合格先 国家公務員3,024名 地方公務員2,874名 |
LEC | ■2021年度 10位以内で合格した受講生91名 そのうち1位合格者13名 |
大原 | ■2021年度 行政事務系公務員の最終合格者2,864名 警察官313名 消防官154名 |
伊藤塾![]() | ■2021年度の国家総合職【法律区分】 一次試験合格率40% 二次試験合格率89% |
クレアール | ■具体的な数字の発表なし 公式サイトで「合格体験記」の形で掲載 |
アガルート | ■具体的な数字の発表なし 公式サイトで「合格者の声」の形で掲載 |
スタディング | ■具体的な数字の発表なし 公式サイトで「合格者の声」の形で掲載 |
こんな感じです。TACと大原は合格者の人数、LECは上位合格者の人数、伊藤塾は国家総合職(法律区分)の合格率で実績公表しています。Web通信の予備校は「合格体験記」「合格者の声」といった形で公式サイトに掲載していますね。
TACは国家公務員3,024名、地方公務員2,874名というもの凄い合格実績ですね。大原は警察官313名、消防官154名ということで、こちらも凄い。。。TACは大卒、大原は高卒の試験に強いことがわかるかと思います。
注目はLECの実績でして、「10位以内で合格した受講生91名」とのこと。単純に「合格者数」で比較するのであれば、受講者の数が多い大手の予備校が有利になるわけですが、この「上位合格者の人数」については予備校の指導力が高くないと出せない実績です。
LECは司法試験などの難関試験対策でも実績を上げている通り、もともと指導力の高さには実績があります。公務員試験でもその高い指導力は健在ということがわかりますね。
そしてWeb通信の予備校については、どの予備校も具体的な数字の公表は無し。ちょっと不安に感じるかもしれませんが、大丈夫です。
というのも、公務員試験は全国各地でたくさん実施されているので、Web通信の予備校は正確な合格者数を集計するのが難しい状況であることは想像がつきますね。通学の予備校みたいに「合格したからお世話になった先生に報告しに行こう。」とかもないので。
不安な方は、公式サイトに掲載されている「合格者の声」などをチェックしてみると、良いサービスが提供されていることがわかるかと思います。
改めて、公務員予備校の比較【結論】
というわけで、ここまでが記事の本題「公務員予備校のガチ比較」の内容でした。改めて、最初に掲載した表を以下に再掲します。
受講スタイル | 条件 | おすすめ予備校 |
---|---|---|
通学受講 | 基本は→ | LEC |
警察官・消防官は→ | 大原 | |
Web通信受講 | 基本は→ | アガルートアカデミー |
教養のみの試験は→ | スタディング | |
国家総合職(法律区分)は→ | 伊藤塾![]() | |
行政事務以外は→ | クレアール |
どうでしょう。ここまで読み進めていただいた方は、この結論になる理由がお分かりいただけたのではないでしょうか。
もちろん、この結論以外にも自分に合っていそうな予備校が見つかっている方もいらっしゃるかと思います。この記事が少しでも、皆様の予備校選びのお役に立てていたのなら幸せです。
さて、気になる予備校が見つかったところで、次にとる行動は以下です。
- 予備校に実際に行って、無料体験を受けてみる。
- 合わせて受講相談を受けてみる。
- 無料体験・受講相談を受けてみて、大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら、他の予備校の受講相談を受ける。
- 公式サイトで無料サンプル講義を視聴。
- 受講相談がある予備校なら、受けてみる。
- サンプル講義と受講相談を受けてみて、信頼できると感じたら申し込み。
- 合わないと感じたら、他の予備校へ。
こちらも記事の最初の方で説明した通りです。ほとんどの予備校は早めに申し込むことで大幅な割引が受けられるような料金設定になっています。ぜひ早めに、一歩めを踏み出してみてください。
今回の本題は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。良い予備校選びができることを、心から祈っております。
公務員予備校ついて、よくある質問

というわけでここまでで本題の「公務員予備校の比較」については以上です。この後は公務員予備校について、よくある質問に回答していきます。
公務員予備校はいつから通えば良いの?
通う予備校が決まったけど、果たしていつから通えばいいのか。。。
結論からお伝えすると、最低でも試験の半年前には受講を開始している必要があります。
公務員試験は1000時間の学習が必要と言われる試験なので、1日5時間以上勉強したとしても合格までに半年くらいはかかります。もちろん1ヶ月で合格する人もいますし、2年かけて合格する人もいるのであくまでも目安にはなりますが、「最低半年」は見ておいた方がいいですね。
ですがこの「半年」というのは最低ラインであって、それよりも早い段階から学習を重ねている人の方が合格率が高くなるのは言うまでもありません。ということで、改めてベストな結論が以下です。
ありきたりな結論で申し訳ないのですが、これが事実ですね。公務員になりたいと現時点で思っているのであれば、今すぐに、1日でも早く学習に取りかかることをおすすめします。
どの予備校も「今すぐ始められるコース」を用意してくれています。例えばLECだと以下の感じですね。
短期間で合格を目指す人向けのコースから、1年で合格を目指す一般的なコース、1年半〜2年かけて合格を目指す長期コースまで用意されています。
他の予備校も同様で、「公務員になりたい!」と思い立ったときにすぐに始められるように様々なコースがあります。
というわけで、気になる予備校が見つかったのであればなるべく早めに1歩目を踏み出すようにしてください。
ちなみにこの「予備校はいつから通うか問題」については以下の「公務員の予備校はいつから通う?【大学・高校・社会人の学習開始時期を解説】」で詳しくまとめているので、さらに深く知りたい人はチェックしてみてください。
社会人におすすめの公務員予備校はどこ?
社会人におすすめの公務員予備校についても触れておきます。この記事を読んでくださっている方の中には、社会人として働きながらの公務員試験挑戦を考えている方も多いかと思います。
忙しい中で時間のやりくりをしながら難しい試験の対策をするのは大変なので、早くも不安を感じてしまっている過去の僕のような方に、おすすめしたい公務員予備校を紹介していきます。以下が結論です。
社会人におすすめなのは絶対にWeb通信の予備校です。
Web通信の予備校については記事内で散々説明してきたので「もう知ってるよ」って感じかと思いますが、念のため再掲します。
やはり「好きなとき」に「好きな場所」で「スマホで動画で学習できる」というのは魅力的すぎますね。忙しい合間を縫ってコツコツ学習を積み上げていくことができます。例えば以下の時間などは、Web通信の予備校で受講することで、あっという間に勉強時間に変えられます。
これらの時間を毎日勉強に充てたら、かなりの学習時間を確保できそうだと思いませんか?毎日2時間ずつでも積み上げていけば、1年半くらいで1000時間に到達します。休みの日にブーストをかければ、1年で公務員試験に合格できるレベルに辿り着けそうですね。
というわけで、忙しい社会人にはWeb通信の予備校が圧倒的におすすめです!
その中でもおすすめはランキング通り「アガルートアカデミー」でして、講師とのカウンセリングや、Facebookを活用した回数無制限の質問対応など、とても手厚いサポートが受けられます。Facebookでは他の受講生との交流もできるので、Web通信でも孤独や不安を感じずに学習を進められますよ。
費用を安く抑えたいのであればスタディング、「技術職」や「福祉職」などの事務系以外公務員を目指すのであればクレアールという選択も良いですね。
また、Web通信専門の予備校と比べると料金は割高ですが、「実績と知名度がある予備校の講座を受けたい」ということであれば、面接対策など様々な面で評判の良いLECがおすすめですね。LECのWeb通信講座であれば、同じようにいつでもどこでも、教室に通わずに受講できます。
公務員試験の情報収集はどうやってやるの?
公務員試験の情報収集についても少しだけお話しさせてください。
予備校に通い始めてしまえばいくらでも試験情報を入手することができますが、「予備校を決める前に公務員試験について知っておきたい」という人もいらっしゃるかと思います。
などなど、今の時点ですぐに知りたい情報はたくさんありますよね。
その場合にどのように情報収集するべきか。やり方としては2つあります。
自分で言うのも恐縮ですが、このブログでは公務員試験の情報や対策、公務員の職場環境などについて、記事にしています。
実際に働いていた人間でないと分からない深い部分まで包み隠さず書いているので、他の記事も読んでいただけると公務員試験のイメージもわいてくるかと思います。
全てではありませんが、以下にいくつか記事を置いておきますので気になる方はチェックしてみてください。
それからもう1つ、クレアールで資料請求すると、「社会人のための公務員転職ハンドブック」という冊子がもらえます。
この冊子、僕も読んでみたのですが、公務員試験についてとても詳しくまとまっていて、良いハンドブックだなと思いました。
などの疑問について詳しく説明してくれている冊子です。
クレアールの講座自体ももちろん良いのですが、講座を受ける受けないに関係なく、この冊子だけは手に入れておくと良いかと思います。
もちろん資料請求は無料でできるので、もらっておいて損は全くないです。以下のリンクから請求ページに飛べるので、よろしければどうぞ。
数量限定とのことなので、配布が終了してしまっていた場合はご容赦ください。
模試が受けられる予備校の方がいいの?
模試の有無については正直あまり気にしなくてもいいかなと思います。過去問を時間計って解けばそれで模試代わりになりますので。
もしどうしても模試を受けたいということであれば、大手の予備校に模試だけ申し込んで受けてしまえばいいだけです。受講したいと思った予備校に模試が無い場合も、そんなに気にする必要はないので安心してください。
ちなみに僕は、公務員受験生だったころに模試を受けなかった勢です。上記の通り、直前期に時間制限を設けて過去問を解き、ペース配分などのイメージをわかせました。それでもしっかり余裕を持って受かったので、経験から言っても模試はなくても大丈夫ですね。
模擬面接が受けられる予備校を選んだ方がいいの?
面接対策については、もちろん充実しているに越したことはありませんね。ですが「模擬面接」が絶対に必要かという観点で見ると、そんなことはないなと僕は思います。
受け答えやマナーなどの基本作法についてはどこの予備校でも講義があるので、模擬面接がなくても準備しておくべきことは大体わかります。
また、「模擬面接の予約がなかなか取れない」との口コミも多いので、そんなところでストレスを感じるくらいならわざわざ予備校の模擬面接を受ける必要もないです。
ちなみに僕は、模擬面接を一度も受けませんでした。正直高校や大学の受験でやったときと作法は変わらないですし、就活を経験している方であればそのときの感じと変わらないです。
「でも久しぶりの面接だから緊張するな…」
と感じる方は、ハローワークなら無料で面接対策をしてくれますし、民間企業を受けて場慣れしておくのもありだと思います。
というわけで、模擬面接は「絶対に必要」というわけではないですね。無くてもやりようはいくらでもあります。
とはいえ面接に苦手意識がある人は、ここを軽視するわけにはいかないですよね。そういった方は、模擬面接の有無を重視して予備校選びをするのももちろんありです。
あくまでも僕の個人的意見として、模擬面接の有無はあまり意識しなくても問題ないということだけお伝えしておきます。
その他の公務員予備校をまとめて紹介
最後に、今回ご紹介した公務員予備校7校以外の予備校を以下にまとめましたので、参考までに掲載しておきます。
おすすめは先に紹介した7校なのですが、最終的に大事なのは「受講する人と予備校の相性」です。このブログで紹介されていたからといって、納得していないのに受講しても上手くいくはずがありません。
「この予備校なら、絶対に最後まで諦めずに頑張れる!」と自分が思ったところに申し込むべきです。というわけで、以下をぜひ参考にしてみてください。
EYE公務員予備校
EYE公務員予備校は集団講義の他に個別指導が受けられるのが特徴。苦手科目の克服や、通常の質問だけでは理解しきれない部分の確認など、受講生の状況に合わせたオンリーワンの指導が受けられます。
費用例 | ・シンプルコース:252,800円(税込)〜 ・プレミアムコース10:287,800円(税込)〜 |
合格実績 | ■2021年度 ・90名分の合格者の声掲載 ・公務員試験一次合格率90.1%(284名中256名が合格) ・公務員試験最終合格率69.7%(284名中198名が合格) ※EYEで個別相談を3回以上受けて受験した人が対象 |
教室 | ・東京本校:東京都千代田区神田猿楽町2-7-6 TK猿楽町ビル ・池袋本校:東京都豊島区南池袋2-32-13 タクトビル5階 ・渋谷本校:東京都渋谷区渋谷2-10-15 JPLビル3階 |
公式サイト | https://globaleye.co.jp/koumuin/index.html |
教室は東京都内に3校のみです。通うのが難しい方はWeb通信での受講も可能なので、検討してみてください。
個別授業を10コマつけたプレミアムコース10が人気。その他にも「教養のみのコース」や「2年コース」もあるので状況に合わせて選択が可能です。
合格実績については「合格率」「合格者数」の両方を公表していますね。特に合格率についてはかなり高い数字を出していて、2021年度は最終合格率69.7%とのこと。全体の平均値が「特別区Ⅰ類20.9%」「東京都Ⅰ類B(一般方式)7.3%」「横浜市(大卒程度)19.3%」といった感じなので、驚異的な合格率であることがわかるかと思います。
ですがこちらの数字は上にも書いた通り、「EYEで個別相談を3回以上受けて受験した人が対象」となっているので、EYE受講生全体の数字は不明です。信用しすぎるのは危険かと…
無料個別相談や7日間の無料体験が受けられるので、そこで講師やスタッフとの相性確認は必須になってきますね。
資格スクール大栄
資格スクール大栄は、パソコンスクールとして有名なAVIVA(アビバ)の会社が運営しているスクール。早い段階から自己分析を開始するなど、二次試験対策に力を入れているのが特徴ですね。
費用例 | 費用は公開されていない。(無料ガイダンスで要確認) |
合格実績 | ■2018年度 最終合格者:1,054名 ■2019年度 最終合格者:1002名 ■2020年度以降 公表なし |
教室 | 全国に約90教室を展開 |
公式サイト | https://www.daiei-ed.co.jp/lp_koumuin/ |
地方上級・国家一般コース、教養のみのコース、専門科目のみのコースなど、様々なコースが用意されていますが、いずれも公式サイト上に料金は掲載されていません。ガイダンスや無料体験に参加し、確認する必要がありますね。
合格実績は2019年度の分で公表が止まっており、近年はあまり良い実績が上がっていないのかなと…(良い実績なら堂々と掲載するはずなので)
そして評判についてはここには具体的に書きませんが、あまり良くないです。ただ中には良い口コミがあるのも事実なので、「通う教室による」というのが正直なところ。受講を検討している方は、無料体験などで講師のレベルを確認しつつ、スタッフの対応が丁寧かどうかをしっかり見極めてから申し込むようにしましょう。
東京アカデミー
東京アカデミーは「生講義」にこだわっているというのが最大の特徴。コロナで教室に通いずらい状況が続く中、Web通信受講でも手厚いサポートを実施し、高い実績を残しています。
費用例 | ・全職種コース:387,000円(税込)(入会金10,000円、教材費57,100円別) ・国家一般職・地方上級コース:373,000円(税込)(入会金10,000円、教材費52,100円別) ・教養コース:245,000円(税込)(入会金10,000円、教材費26,600円別) ※全日制の10月生料金 |
合格実績 | ■2020年度 3,362名が最終合格 ■2021年度以降 2,869名が最終合格 |
教室 | 全国に教室を展開 |
公式サイト | https://www.tokyo-ac.jp/ |
講座料金については、「いつから受講するか」「どの受講スタイルか」によって変わってきますので、参考までに全日制の10月生の費用を載せています。相場通りの一般的な料金ですね。
実績は合格者の人数を公表していて、2021年度は前年に比べて500名ほど減っています…生講義が売りの予備校なので、コロナ禍では仕方ないですね…また、アガルートやスタディングなどのWeb通信の予備校が勢いを増してきていることも考えると、今後も苦戦傾向が続くかなと思われます。
とはいえ公式サイトでは「合格者の声」も多数掲載されていて、教室ごとに実績公表もしています。「生講義」を重視して予備校選びをしたい方は検討してみるのも良いですね。
究進塾
究進塾は、大学入試や高校入試などをメインに対策している塾でして、公務員試験対策にも対応しています。完全マンツーマン個別指導が最大の特徴ですね。
費用例 | ・60分×月4回:30,800円(税込)入塾金11,000円 ・90分×月4回:46,200円(税込)入塾金11,000円 ・120分×月4回:61,600円(税込)入塾金11,000円 ※その他管理費や、利用する場合には自習室利用料がかかる |
合格実績 | 公表なし |
教室 | ・池袋本校:東京都豊島区南池袋3-18-34-503 |
公式サイト | https://kyushinjuku.com/ |
公務員試験については、全ての科目ではなく「数的処理」や「法律系科目」などの一部の科目にのみ対応しています。小論文や面接などの二次試験対策も受けられます。
上の表に書いた受講費用はあくまでも目安でして、これ以上の回数を受講することも可能。60分の授業を月8回受けたいということであれば、単純に月4回の受講料の2倍がかかるということになります。「受けたいだけ受けられる」ということですね。
合格実績の公表は無し。公式サイト上でも大学受験や大学院受験対策をメインとしていることがはっきりわかるため、公務員試験については大手に比べて手厚さはないかと…経済系科目の対策ができないなど、物足りない感じがしますね。
マンツーマンで苦手科目のみをピンポイントで学びたい方は検討してみても良いかもです。
ちなみに体験授業は2人の講師分が受けられて、自分に合っている講師を選ぶことが可能です。
ゼロ塾
ゼロ塾は公務員試験対策専門の予備校でして、マンツーマン個別指導が最大の特徴です。自分の必要な科目を選択して受講するスタイルです。
費用例 | ・民法:108,900円(税込) ・憲法:59,400円(税込) ・行政法:59,400円(税込) ・ミクロ経済学:89,100円(税込) ・マクロ経済学:89,100円(税込) ・数的処理・数的推理・判断推理:1コマ9,900円(2時間)で必要な回数分 |
合格実績 | 具体的な数字の公表なし(合格体験記の掲載あり) |
教室 | ・東京都中央区日本橋2-1-17 丹生ビル2階TRIEL東京 |
公式サイト | https://www.zero-juku.com/ |
教室は東京の日本橋に1校のみ。通えない場合はスカイプでも受講可能です。
料金は科目によって様々ですね。数的処理・数的推理・判断推理については必要な回数分の受講料がかかるので、受講する方のレベルによって費用が変わってきます。
個別指導ということもあり、全体的に費用は高め。法律3科目だけで20万円オーバーです。ゼロ塾で全ての科目を受講しようとするとかなりお金がかかってしまいますね…他の予備校でまとめて対策しつつ、追加で対策したい科目のみをゼロ塾で受講するのがおすすめですね。
商法・労働法・会計学・財政学・行政学など、取り扱っていない科目があるのもデメリットですね。これらの科目が必要な試験を受ける場合は、他の予備校を検討しましょう。
喜治塾
喜治塾は公務員試験対策を専門に扱う塾として、20年以上に渡る長い指導歴があります。1教室に最大で40名という少人数指導にこだわっており、講師と塾生の距離感の近さやコミュニケーションの取りやすさやが魅力ですね。
費用例 | ・行政総合コース:390,000円(税込) ・国家公務員(一般職)コース:368,000円(税込) ・市役所(教養)コース:230,000円(税込) |
合格実績 | 具体的な数字の掲載なし。(合格者の声を掲載) |
教室 | ・東京都新宿区高田馬場3-3-1 ユニオン駅前ビル5・8階 |
公式サイト | https://www.kijijuku.com/ |
高田馬場駅から徒歩1分という好立地ですが、教室はこの1ヶ所のみ。通うのが難しい方はオンラインでの受講を検討しましょう。
総合コースは、公務員試験に合格できなかった場合に追加料金なしで翌年度も指導してもらえる「合格保証制度」がついています。あまりお世話になりたくはない制度ではありますが、万が一に備えられるのは嬉しいですね。
不安な点としては、公式サイトの「合格者の声」の更新が最近ないこと…2020年12月が最後の更新となっています。毎年250名前後の受講生がいる喜治塾なので、まさか合格者が1人もいないということはないかと思いますが…教室での少人数指導が売りの塾ということで、コロナの影響をモロに受けてしまった可能性が高いですね。
講座は毎月開講しているので、学習を始めたいと思ったタイミングでいつからでもスタート可能。特別区経験者講座、氷河期講座などのピンポイント講座もあります。
受講相談や体験受講もできるので、気になる方は話を聞きに行ってみると良いかと思います。
ユーキャン
ご存じ通信講座のユーキャンは公務員試験対策の講座もあります。知名度抜群という安心感と、費用の安さが特徴ですね。
費用例 | ・国家一般職・地方上級コース:89,000円(税込) ・教養試験対策コース:54,000円(税込) ・市役所コース:59,000円(税込) ・警察官・消防官コース:59,000円(税込) |
合格実績 | 具体的な数字の掲載なし。 |
教室 | なし(通信専門) |
公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
講座料金は「国家一般職・地方上級コース」で89,000円と、10万円を切ります。この価格で面接対策や論文対策もついているので、かなりお得ですね。
とはいえ実績面が少し不安でして、公式サイトでは「合格者の声」すら公開されていない状況…ユーキャンは他の資格の合格者の声は掲載しているので、単純に公務員試験は実績不足と見るのが妥当かなと思います。
個人的には同じ通信でも、「おすすめ」として紹介したアガルートやスタディング、クレアールの方が実績もあり信頼できるかなと思います。
ヒューマンアカデミーたのまな
「たのまな」は、資格取得の学校として全国に教室展開している、ヒューマンアカデミーの通信講座です。
費用例 | ・公務員上級【安心合格】講座:244,400円(税込) ・公務員初級【安心合格】講座:127,300円(税込) |
合格実績 | 具体的な数字の掲載なし。 |
教室 | なし(通信専門) |
公式サイト | https://www.tanomana.com/ |
たのまなの公務員講座は、おすすめで紹介したクレアールと提携している講座でして、最低限の学習で効率よく合格を目指す内容となっています。
教材や講義動画はクレアールと同じものを使っているので、クオリティーの高さは間違いないですね。
クレアールと比較して良いところは、全国に展開している校舎で直接模擬面接が受けられるところ。これはありがたいですね。
反対に費用面ではクレアールで受講した方が安いので、特に現地での面接対策にこだわらない方はクレアールで受講した方がコスパがいいです。
あとはコースが2つしかないというのもデメリット。こちらもクレアールなら幅広い選択肢があるので、基本的にはクレアールの受講で事足りるかと思います。
フォーサイト
フォーサイトはWeb通信専門の予備校。他の資格試験では驚異的な合格率を叩き出すなど、最近は一気に実績を上げてきています。
費用例 | ・教養試験対策コース:19,800円(税込) |
合格実績 | 具体的な数字の掲載なし。 |
教室 | なし(通信専門) |
公式サイト | https://www.foresight.jp/koumuin/ |
公務員試験の講座は教養試験のみにしか対応していませんが、費用は圧倒的に安く、19,800円という低料金で受講可能です。合格者の声などが掲載されていない点は不安ですが、費用を抑えたいならありですね。
講義動画のクオリティーにこだわっており、テレビ局レベルの専用スタジオで収録されています。画質や音声などは文句なしです。
公式サイトでサンプル講義が視聴できるので、気になる方は覗いてみてください。無料体験も受けられます。
都道府県別のおすすめ公務員予備校
最後に、都道府県別のおすすめ公務員予備校の記事を以下にまとめておきます。このブログ内の他の記事に飛ぶので、通学で通う方は近所にどの予備校があるかなど、参考にしていただければと思います。
北海道 | 北海道 |
東北 | 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 |
関東 | 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 |
中部 | 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 |
近畿 | 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 |
中国 | 鳥取 島根 岡山 広島 山口 |
四国 | 徳島 香川 愛媛 高知 |
九州 | 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 |
沖縄 | 沖縄 |
というわけで今度こそ本当に、今回の記事は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
このブログでは、今後もできる限り公務員試験の受験を考えている方の役に立てるような記事を書いていきたいと考えています。ぜひ他の記事も参考にしていただけたらと思います。
みなさんの公務員試験合格を心からお祈りしております!それでは!!
予備校名 | 公式サイト |
---|---|
資格の学校TAC | https://www.tac-school.co.jp |
LEC東京リーガルマインド | https://www.lec-jp.com |
資格の大原 | https://www.o-hara.jp |
伊藤塾 | https://www.itojuku.co.jp |
クレアール | https://www.crear-ac.co.jp |
アガルートアカデミー | https://www.agaroot.jp |
スタディング | https://studying.jp |
公務員試験対策の予備校を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからないなあ…費用や評判、合格実績とかが一覧でまとまっている記事があれば比較しやすいのになあ…できればマイナスな情報も知りたいなあ…