元公務員が予備校・通信講座をガチ比較【2025年版おすすめランキング】

公務員試験に向けて予備校・通信講座を探しているけど、いっぱいありすぎてどこが良いのかわからない。ホームページを見ても良いことばかり書かれていて、なかなか絞り込めない。経験者目線で、おすすめを紹介して欲しい。

こういった疑問を解消する記事を書きました。

この記事の内容

  • おすすめ予備校5校の紹介
  • おすすめ通信講座3校の紹介
  • 実績や評判、サポート力や講義の質などをガチ比較
  • よくある質問に回答

タイトルにもある通り「ガチ比較」なので、マイナス面も包み隠さず比較していきます。

この記事を書いている人

  • 名前:まさちゃん
  • 元公務員
  • 元公務員予備校利用者
  • 現在は資格・スキルアップ関連の情報発信をしつつ、キャリア支援の仕事をしています
  • 資格やスキルアップに100万円以上使いました
  • 月150時間以上を資格関係の情報収集に投下しています

実際に公務員予備校を利用し、公務員試験に合格しました。
経験者として、リアルな情報を、初心者にもわかりやすく解説していきます。
» 参考:公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】

前置きメッセージ

この記事は、公務員受験生時代の僕自身に向けて、予備校選びを解説するイメージで書きました。

「この記事1本読んどけば間違いないよ」と、当時の自分に自信を持っておすすめできる内容になっています。

同じ状況の方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

なお、「この部分がわかりづらい」などのご意見がありましたら、以下の問い合わせフォームより指摘してもらえると嬉しいです。
» 問い合わせフォーム

目次

公務員予備校・通信講座選びの注意点

最初に予備校選びの注意点を3つお伝えしておきます。

ランキングを鵜呑みにしすぎない

先ほど説明した通り、この記事は過去の僕をイメージして書いています。

過去の僕と、今のみなさんは、当然状況が違いますよね。

例えば過去の僕は民間企業である程度働いてから公務員を目指し始めました。なので貯金がそれなりにあったので、「高くても良い予備校を選びたい」というのがありました。

ですがこの記事を読んでいる方の中には、「なるべく安い予備校を選びたい」という方もいるはず。そういう方は、ランキングが低くても安いところを選んだ方が満足度が上がりますよね。

というわけで、この記事のランキングを鵜呑みにせず、みなさんの状況に合わせて参考程度に読んでいただければと思います。

合格実績を重視する

そもそも予備校選びがなんでそんなに難しいのかって、考えたことありますか?

答えは「情報が多すぎるから」です。

例えば予備校の公式サイトを見ると、以下のようなことが書かれていますよね。

  • 優秀な講師陣が揃っています
  • 初心者にもわかりやすい教材が売りです
  • 他にはないこんなサポートが受けられます

こういうのを見ると、以下のような思考になります。

  • 優秀な講師陣が揃っています
    →他の予備校の講師はどうなんだろう
  • 初心者にもわかりやすい教材が売りです
    →他の予備校の教材はどうなんだろう
  • 他にはないこんなサポートが受けられます
    →他の予備校のサポートはどうなんだろう

それで他の予備校の公式サイトを見に行って、また他はどうなんだろうって気になって…というループです。

ですがぶっちゃけ、以下ですよね。

  • 優秀な講師陣が揃っています
    →合格できなければ無意味
  • 初心者にもわかりやすい教材が売りです
    →合格できなければ無意味
  • 他にはないこんなサポートが受けられます
    →合格できなければ無意味

どんな売り文句でアピールしていたとしても、合格できなければ無意味です。

逆に合格できるなら、何でもいいですよね。

というわけで、あれこれいろんな情報に悩まされることかと思いますが、最終的には合格実績を重視して選んでおけば失敗が少ないです。

無料体験とかは絶対活用する

この記事で紹介する予備校・通信講座は、基本的に無料体験が受けられます。

これは絶対活用するべきですね。

この記事を読んで「自分に合っているのはここだ」と運命を感じたとしても、実際に受講し始めてみたら「イメージと違った」ということはあり得ます。

安い買い物じゃないので、失敗の可能性を下げるためにも、ここは急がば回れです。

予備校なら「現地で雰囲気を感じてみる」「スタッフの対応の丁寧さを見てみる」「体験講義でわかりやすさを確認してみる」など。

通信講座なら「公式サイトのサンプル講義を視聴してみる」「スマホでシステムの使いやすさを確認してみる」などです。

デパ地下で試食をしたり、服屋さんで試着をするのと同じで、予備校も事前に試せるものはフル活用しましょう。

公務員予備校ランキングTOP5【2025年版】

それでは本題です。

予備校と通信講座に分けて、おすすめランキングを紹介していきます。

まずは予備校のトップ5をどうぞ。

補足:
予備校ランキングで紹介している予備校も、通信講座を開講しています。
通信講座を検討している方は、両方のランキングをチェックしてみてください。

1位 資格の大原

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.8行政事務系公務員の最終合格者:3,055名(実人数)
評判・口コミ4.7講師の熱意とモチベーション管理の手厚さ
料金3.7相場並みの料金
初心者の学びやすさ4.8段階的なカリキュラムで学びやすい
サポート力4.5面接対策や学習計画の個別サポート
指導力4.6LESQサイクルという独自の学習メソッド
総合評価4.526項目の平均点

1位で紹介するのは資格の大原です。資格予備校としては超がつくほど有名なので、知ってる方も多いですよね。

評判も良く、実績も素晴らしいので、基本的には大原でいいかと思います。

大原公務員講座の特徴

熱意のある講師が多い
熱血指導でモチベーションを上げつつサポートしてくれる「学校の先生のような講師が多い」という口コミがたくさん挙がっていました。長丁場の公務員試験で、気持ちを盛り上げてくれる存在は、とても心強いです。

全国に教室展開していて、通いやすい
北は北海道から南は沖縄まで、教室を全国に出しています。通える範囲に大原の教室がある方は、一度見学などに行ってみると受講のイメージがつかめますよ。

研究し尽くされた合格カリキュラムがある
長年の指導実績に基づいたカリキュラムで、LESQサイクルという独自の学習メソッドが特徴。入門編から完成編まで段階的に学習を進められ、特に数的処理など苦手科目対策に力を入れています。

大原オリジナルの教材がある
試験傾向を徹底分析したオリジナル教材を使用。テキストは図解や例題が豊富で初学者にもわかりやすく、実戦問題集や一問一答問題集も充実。大原の教材だけで合格レベルまで到達できるよう、吟味された内容となっています。

徹底的な面接・論文指導
面接試験対策では、志望先に応じた個別面接指導やプレゼン指導を実施。自信がつくまで繰り返し模擬面接を受けられます。論文・専門記述対策では、答案練習と個別添削指導を何度も繰り返し行うことで、確実に文章力を向上させられます。

合格に必要なものは全て揃っています。

何より嬉しいのはモチベーションを高めてくれる講師の存在ですね。大原はこの「モチベーション管理」の評判がとても良いです。

大原公務員講座の合格実績

■2023年度
行政事務系公務員の最終合格者:3,055名

行政事務系公務員は、毎年3,000名前後の最終合格者を輩出しており、さすがです。

実績は申し分ないですね。

大原公務員講座の料金

公務員合格コース355,400円
国家総合職(法律)合格コース518,000円
国家総合職(経済)合格コース446,000円
教養型市役所合格コース202,600円
警察官・消防官合格コース225,000円
経験者採用合格コース205,700円

料金は高くもなく安くもなく、といったところです。

とはいえ通信講座専門の予備校と比べると、やはり高いと言わざるを得ないです。全国展開している教室の維持費や、講師の人件費などがかかりますからね。仕方ない部分です。

大原公務員講座の評判

教室講義もWeb講義も丁寧で分かりやすかったため、自分の生活に合わせて、どちらも変わらない学習効果を得られたことが良かったです。頑張りたい人がちゃんと頑張れる環境が整っていて、丁寧に何度も指導いただいたことが二次試験の合格に繋がりました。

大原合格者の声より

受講生一人ひとりに対するサポートが手厚かったです。特に面接対策が充実しており、今年は特にオンラインだった分、他校の受講生と面接練習をすることができて良かったです。早めに自己PRの添削をしてもらえたことで面接対策がスムーズにできました。

大原合格者の声より

テキストや映像資料の内容がどの公務員試験にも十分に対応できる範囲をカバーしていて、とても役に立ちました。また、個別での面接練習や進路に関する相談のおかげで、本番に向けてどのようにアプローチしていくかを決定する際の大きな助けとなりました。

大原合格者の声より

というわけで評判はとても良いですね。

評判についてもっと詳しく知りたい方は、「大原公務員講座の評判は?」の記事をどうぞ。

体験入学とか説明会などは「大原の公式サイト」から予約できます。

2位 伊藤塾

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.7国家総合職(法律区分)合格率:37.8%
評判・口コミ4.6講師や面接対策、ゼミなどに良い評判多数
料金3.7相場並みの料金設定
初心者の学びやすさ4.5法律初学者でも理解しやすい講義内容
サポート力4.7きめ細やかな個別カウンセリング
指導力4.8司法試験指導のノウハウを活かした高い指導力
総合評価4.506項目の平均点

2位は伊藤塾ですね。公務員試験に限らず法律系難関資格を得意としています。

国家一般職(法律区分)や国家一般職、地方上級試験で高い実績を出しています。

伊藤塾公務員講座の特徴

法律科目に強い予備校
司法試験指導で培った法律教育のノウハウを活かし、公務員試験の法律科目対策に特に強みを持っています。法律の基礎から応用まで、効率的かつ効果的に学習できるカリキュラムが用意されています。

効率的な学習を可能にするWeb講義
講義をWebで配信しているので、いつでもどこでも自分のペースで学習することができます。通学時間や待ち時間などの隙間時間を有効活用でき、効率的な学習が可能です。

アウトプット重視の教室・オンラインゼミ
考えることが中心の「能動的」な学習を行うゼミや演習は、教室やオンラインでライブ受講する形式です。ゼミではグループ討議を繰り返し行うため、「話す力」や「集団の中でアピールする力」が身につきます。

充実した面接・論文対策
面接対策は受講生一人ひとりの個性や経験に合わせて、面接カードの添削や模擬面接を通じた個別指導が受けられます。論文対策は国家総合職の総合論文・政策論文、国家一般職や地方自治体の教養論文について、ゼミでしっかりと学びます。

きめ細やかな個別カウンセリング
学習開始から内定獲得まで、講師によるカウンセリングサポートが受けられます。学習の進捗状況や悩みを相談する場があるのはありがたいですね。一人ひとりの弱点や強みに合わせて、モチベーション維持や学習効率アップのアドバイスが受けられます。

大原同様、合格に必要なものは全て揃っています。特に個別カウンセリングは評判がいいですね。

まあ3,000時間以上の勉強が必要と言われている司法試験で、他の予備校を寄せ付けない圧倒的な実績を出している予備校ですからね。

長期間の勉強をやり切らせるのは、お手のものといったところです。

伊藤塾公務員講座の合格実績

■2024年度
国家総合職(法律区分)合格率:37.8%
国家総合職(教養区分)合格率:53.7%
国家一般職1次試験合格率:79.3%
国家一般職2次試験合格率:90.9%

実績も素晴らしいですね。

国家総合職の法律区分とか、全体の合格率4.0%ですからね。9倍以上の合格率ということになります。もはや意味不明です。

教養区分の方も全体の合格率が9.9%なので、これも5倍以上。

国家一般職は1次受かってから辞退する人が結構多いので、1次と2次で分けての実績公表でしたが、こちらも全国平均を大きく上回っています。

伊藤塾公務員講座の料金

国家総合職(法律区分・教養区分)コース598,000円
国家総合職(法律区分)コース428,000円
国家一般職+地方上級コース328,000円
地方上級コース298,000円
裁判所事務官一般職コース272,000円

料金は大原と同じくらいですね。

高くもなく安くもなく、といったところです。

伊藤塾公務員講座の評判

伊藤塾を利用したことで、情報がたくさん入ってくるのは強かったと思います。説明会やインターンにどれくらい参加すべきかや国家総合職を目指す周りの人のレベル感などを知ることができたことで無駄なく確実な対策ができました。

伊藤塾合格者の声より

私は、大学で法律を学んだことがありませんでしたが、伊藤塾の「国家総合職コース」の講義や教材のおかげで合格できました。初心者にも講義やテキストは分かりやすく、「これ完」を何度も解くことで知識を身に付けることができました。講義は速度を速めたり、何度も見直すことができたので、効率よく勉強することができました。

伊藤塾合格者の声より

1次試験対策では、テキストと『これ完』を使用しインプットとアウトプットを繰り返したことが非常に役に立ちました。問題を解き、間違えた部分、分からなかった部分、記憶が曖昧な部分をテキストで確認し知識を整理することで、試験で問われやすい箇所を見抜く力を養えたと感じています。

伊藤塾合格者の声より

評判はかなり良いですね。まああの合格実績が出ているので、満足している人が多いのはそりゃそう、という感じです。

1点気になったのは、講義動画の画質とか音声とか画面構成が悪い、という評判が複数上がっていたことですね。個人的にはそんなに気にならなかったんですが、確かにアガルートとかスタディングとかと比べると質は落ちるかなと。

ですがここでみなさん、記事の前半で説明したことを思い出してください。「合格できれば何でもいい」ですよ。伊藤塾はちゃんと実績出てるので、問題ないです。

なお、評判についてもっと詳しく知りたい方は、「伊藤塾公務員講座の評判は?」の記事をどうぞ。

体験講義は「公式サイト」でお試し視聴できます。

3位 資格の学校TAC

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.6最終合格者延べ人数:5,809名
評判・口コミ4.4テキストや問題集に高評価多数
料金3.7相場並みの料金
初心者の学びやすさ4.4オールインワンのカリキュラムで安心
サポート力4.3担任講師制度
指導力4.3資格試験全般にノウハウを持つ
総合評価4.286項目の平均点

TACも有名どころですね。

公務員試験対策の予備校と聞いて、真っ先にTACを思い浮かべる人も多いかなと思います。

補足:
正直なところ大原か伊藤塾のどっちかでOKだと個人的には思っているので、ここからは簡略版で紹介していきます。

TAC公務員講座の特徴

・担任講師制度がある
・受講スタイルが自由に選べる
・論文・専門記述対策がある
・オリジナルテキストと問題集の評判が良い

特にこれと言って個性はないですね。

教材の評判が良いくらいです。

TAC公務員講座の合格実績

■2024年度
最終合格者延べ人数:5,809名

合格者が5,809名とのことですが、こちらは「延べ人数」なのでご注意を。例えば1人の受験生が3つの試験に合格した場合、「3」とカウントされています。

1位で紹介した大原は「実人数」です。こちらは1人の受験生が3つの試験に合格しても、カウントは「1」です。

なお、TACの合格者実人数は3,099名とのことで、公式サイトに小さく記載されていました。大原が3,055名なのでほぼ同じに見えますが、大原は行政系公務員のみの数字ですからね。TACは警察官とか消防官の数字も含めての人数。

というわけで実績では大原に軍配です。

TAC公務員講座の料金

総合本科生(地方上級・市役所・国家一般職)352,000円
教養本科生(地方上級・市役所・国家一般職)209,000円
法律本科生(国家総合職)539,000円
経済本科生(国家総合職)440,000円

料金は大原と同じくらいですね。

TAC公務員講座の評判

TACの良かったところは教材の質と二次試験対策への手厚いサポートです。私自身TACの教材のみを繰り返しやりこむことで一次試験を合格することができました。

TAC合格者の声より

TACは面接対策がとても充実していました。面接前には面接復元シートを活用して有効に対策を立てることができ、それが合格に繋がったと思います。

TAC合格者の声より

TACも体験入学や受講相談が受けられます。

公式サイトから予約できます。

TAC公式サイト
https://www.tac-school.co.jp/kouza_komuin

4位 LEC東京リーガルマインド

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.5合格者延べ人数:3,350名
評判・口コミ4.3リアル面接シミュレーションが好評
料金3.8相場並みの料金
初心者の学びやすさ4.2オリジナルテキストと問題集の質が高い
サポート力4.3担任講師制度とリアル面接シミュレーション
指導力4.5法律系資格試験のノウハウを公務員試験に応用
総合評価4.276項目の平均点

4位はLECリーガルマインドです。こちらも全国展開している大手資格予備校ですね。

LEC公務員講座の特徴

・担任講師制度がある
・オリジナルテキストと問題集が優秀
・47都道府県それぞれの対策がある
・リアル面接シミュレーションが好評

こちらも正直あんまり個性はないですね。

面接対策の評判が良いくらいです。

LEC公務員講座の合格実績

■2024年度
合格者延べ人数:3,350名

LECは延べ人数で実績公表しています。

実人数は不明ですが、延べ人数の時点でTACより下なので、4位としました。

LEC公務員講座の料金

国家総合職(法律・教養区分)Standardコース488,000円
国家総合職(経済・教養区分)Standardコース428,000円
地方上級・国家一般スペシャルコース349,000円
市役所教養コース215,000円
経験者採用専願コース215,000円

料金は大原や伊藤塾より若干安いですね。

LEC公務員講座の評判

難しい法律や経済の用語を、噛み砕いた分かりやすい表現で教えてくださるので、初学者の私でも理解することができました。さらに、分からなくなった部分は、講義をもう一度見たり、移動中に知識系の講義を聞いて復習したりしていました。また、LECの教材は分量が多いので、あらゆるパターンの問題を解くことができ、学力が向上したと思います。

LEC合格者の声より

担任の先生や合格者アドバイザーの方から試験に関する情報を沢山提供していただきました。また、リアル面接シミュレーションを何度も受講し、自信がつくまで面接対策をすることができました。

LEC合格者の声より

教室での体験受講はもちろん可能です。

公式サイトでサンプル講義動画も見れます。

5位 EYE公務員試験予備校

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.2最終合格率:85.1%
評判・口コミ4.3面倒見の良さと丁寧な指導
料金4.0良心的な料金設定
初心者の学びやすさ4.2個別指導によるきめ細かな指導
サポート力4.5少人数制を活かした手厚い個別指導
指導力4.3受講生一人ひとりに合わせた指導
総合評価4.256項目の平均点

EYE公務員予備校は都内に3教室のみの小規模な予備校です。

EYE公務員講座の特徴

・少人数指導で講師との距離が近い
・個別指導が受けられる
・面接指導は回数無制限
・論文指導も回数無制限

「ひとりで悩ませない」という信念の通り、面倒見の良さが強みです。

EYE公務員講座の合格実績

■2024年度
最終合格率:85.1%
※「担任との個別相談を5回以上受けた人」が集計対象

最終合格率85.1%というのは素晴らしい数字なんですが、集計対象がかなり限定されているのは気になるところですね。

個別相談を5回以上受けている「やる気のある人」だけを集計対象にしているので、そりゃ高い数字が出るわなと…

EYE公務員講座の料金

トータルサポートコース240,000円
個別授業付きトータルサポートコース292,632円
教養トータルサポートコース163,158円 
個別授業付き教養トータルサポートコース215,790円 

上記はオンライン講座の料金です。

これだけ見ると「結構安いな」という印象ですが、通学する場合はかなり料金が上がって、大原とか伊藤塾と同じくらいになります。

EYE公務員講座の評判

資料解釈が苦手だったため個別授業を利用し、試験前には資料解釈を得点源にすることができました。また、特別区は論文の配点が高かったため、個別授業を利用して林先生に沢山添削をしてもらいました。とても細かく指摘してくださり、的確な意見をくれるので論文は問題なく試験に臨むことができました。 

EYE合格者の声より

今やっている勉強の進め方はあっているのか、どのペースでやれば合格に近づくのかなどの勉強面はもちろん、試験が近づくにつれて不安で押しつぶされそうな時もLINEや電話で励ましてもらい何度も背中を押してくれました。 

EYE合格者の声より

サンプル講義動画が「公式サイト」にアップされています。

無料で受講相談もできるので、気になる方は話を聞いてみると良いですね。

EYE公式サイト
https://globaleye.co.jp/koumuin/index.html

公務員通信講座ランキングTOP3【2025年版】

続いて通信講座のランキングを紹介していきますね。

1位 アガルートアカデミー

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.2合格者数:210名(前年比3倍)
評判・口コミ4.4講義のわかりやすさと手厚いサポートが好評
料金4.2通信講座としては標準的だが全額返金制度がある
初心者の学びやすさ4.5動画講義がコンパクトで理解しやすい
サポート力4.8定期カウンセリングや質問制度が充実
指導力4.6難関資格試験での実績を公務員試験に応用
総合評価4.456項目の平均点

まず1位で紹介するのはアガルートです。

通信講座とは思えないほどの手厚いサポートが最大の魅力です。

アガルート公務員講座の特徴

スマホ1台でいつでもどこでも学習できる
動画講義や教材は全てオンラインで提供されるので、通勤時間や休憩時間など、隙間時間を有効に活用して学習できます。

ホームルームや学習サポーター制度あり
ホームルームが定期的に開催されます。内容は受講生アンケートに基づいて決まるので、多くの受講生が抱えている悩みを解消しつつ、モチベーションを高めてもらえます。学習サポーター制度は学習の進め方などをZoomで相談できる制度です。

オンラインでいつでも質問可能
「KIKERUKUN」というオンライン質問サービスを使って質問します。疑問が生じたらいつでも講師に質問できます。

講師作成のオリジナルフルカラーテキスト
テキストは経験豊富な講師陣が作成したオリジナルです。フルカラーなので重要ポイントが一目でわかり、使いやすいです。スマホでも見れますし、紙版も送られてきます。

講師による論文添削が受けられる
「TENSAKUN」というオンライン添削サービスもついているので、記述式対策もできます。回数制限はありますが、1回1回かなり丁寧な添削が受けられるので、着実に論文力アップできます。

面接対策が回数無制限で受けられる
模擬面接は回数無制限、というのは他の予備校にもありますが、アガルートの良いところは予約枠が多いことですね。直前期でも納得いくまで何度も練習できるので、万全の状態で本番に臨めます。

講師による月1定期カウンセリングが好評
オプションにはなりますが、月に1回の定期カウンセリングもつけられます。学習計画の見直しや進捗管理などを個別にサポートしてもらえます。公務員試験の勉強は長丁場なので、モチベーションを定期的に高めてもらえるのはありがたいです。

というわけでスマホ1台で講義受講、テキスト閲覧、質問、論文添削、カウンセリングなどが全て受けられます。

正直ここまで手厚い通信講座は他にないので、基本はアガルートを第一候補に考えておけば良いかと思います。

アガルート公務員講座の合格実績

■2023年度
合格者数:210名

合格実績については、ここまでに紹介した予備校5校には及びません。

とはいえ2022年度は合格者70名だったので、1年で一気に3倍に増えたことになります。比較的新しい講座ということを考えると、この点は評価したいですね。

アガルート公務員講座の料金

国家公務員総合職(法律区分)対策カリキュラム327,800円
国家公務員総合職(教養・法律区分併願)対策カリキュラム382,800円
【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム/フル349,800円
【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム/ライト239,800円
【教養型】国家一般職・地方公務員カリキュラム/フル239,800円
【教養型】国家一般職・地方公務員カリキュラム/ライト129,800円

通信講座ですが、料金はそこまで安くはないですね。大原とか伊藤塾とあまり変わらない金額です。

ですがアガルートには「合格者全額返金」という制度があります。その名の通り、無事に合格を勝ち取った場合に受講料が全額返金されるという太っ腹すぎる制度です。合格したら実質無料ということです。

「フル」のカリキュラムがこの制度の対象なので、アガルートを受講するならフルを受講して、合格したら大金が返ってくるというのをモチベーションに自分を追い込んで頑張る、という作戦がおすすめです。

アガルート公務員講座の評判

アガルートは1つ1つの講義がコンパクトでわかりやすく、テンポよく進められます。
大学3年生の6月から勉強を始め、勉強の方針と進め方は全て毎月の定期カウンセリングで講師の先生と相談し、決めていました。

アガルート合格者の声より

講義動画、テキスト共に非常にわかりやすかったです。私は特に、数的処理に苦手意識を持っていました。アガルートの講義動画では、問題の解説を丁寧におこなっていたため、答えを出すまでの過程をよく理解することができました。

アガルート合格者の声より

無制限の面接対策で1月からと早いうちから対策できる点が非常に良かったです。
今年は特別区の面接カードが、申し込みと同時になったので、早いうちから先生に相談に乗っていただけたのはとても大きかったと思います。

アガルート合格者の声より

というわけで評判はとても良いです。

評判についてもっと詳しく知りたい方は、「アガルート公務員講座の評判は?」の記事をどうぞ。

なお、アガルートは公式サイトでサンプル講義動画を公開しているので、受講を検討している方は要チェックですね。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/komuin/

2位 クレアール

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.2合格者数:313名
評判・口コミ4.2模擬面接が回数無制限で好評
料金4.5早期申込割引が大きく、コスパ良好
初心者の学びやすさ4.3薄いテキストでやり切れそうな気持ちになる
サポート力4.4質問サポートや安心保証制度が充実
指導力4.3「非常識合格法」による効率的な指導
総合評価4.326項目の平均点

2位はクレアールです。

補足:
通信講座はアガルート一択だと個人的には思っているので、ここからは簡略版で紹介していきますね。

クレアール公務員講座の特徴

・最低限の学習で効率よく合格を目指せる
・オリジナル教材は薄い作り
・事務系以外の講座も充実
・スマホ1台でいつでもどこでも学習できる
・論文・面接試験対策もあり
・翌年も無料受講できる安心保証

特徴的なのは「非常識合格法」と「安心保証」ですね。

非常識合格法は「最低限の学習で合格を目指す」というコンセプトのクレアール独自の学習法です。徹底的に無駄を省いているので、テキストがかなり薄い作りになっています。

安心保証は、「万が一不合格となってしまった場合に翌年の最新版カリキュラムが受講できる」というものです。良い制度な雰囲気は出ているのですが、正直不合格になった講座を翌年も受ける気になるかと言われたら、微妙かなと思います。

クレアール公務員講座の合格実績

■2023年度
合格者数:313名

クレアールは毎年安定して300名以上の合格者を輩出しています。

なので実績的にはアガルートより上、という形にはなるのですが、アガルートが前年から3倍に伸ばしているのに対し、クレアールは高止まりな印象。

というわけで実績が逆転するのも時間の問題かなと考え、今回はアガルートを上の順位としました。

クレアール公務員講座の料金

行政系(教養・専門)マスターコース230,000円
行政系(教養・専門)セレクトコース210,000円
行政系(教養)マスターコース160,000円
行政系(教養)セレクトコース140,000円
社会人経験者スタンダードコース130,000円

料金はかなり安く抑えられていますね。

クレアールは結構大きめな割引を毎月実施していて、上記の一般価格からさらに安く受講できます。

クレアール公務員講座の評判

多くの動画が一つ20~30分程度で短いことがよかったです。これによりスキマ時間に効率的に勉強することができました。大学の授業で疲れて帰ってきたときでも、もう一本頑張ろうといった感じで勉強することができました。

クレアール合格者の声より

授業が公開され、テキストが配達されるタイミングが早かったので、早い段階から学習を進めていくことができました。それによって、後半は問題演習に徹することができ、得点力の向上につながったと感じています。

クレアール合格者の声より

サンプル講義動画が「公式サイト」にアップされています。

電話やオンラインで受講相談もできるので、気になる方は話を聞いてみると良いかもです。

クレアール公式サイト
https://www.crear-ac.co.jp/koumuin/

3位 スタディング

評価項目評価(5点満点)評価理由
合格実績4.2具体的な数字は非公表だが多数の合格者の声掲載
評判・口コミ4.2スキマ時間に学習しやすいとの声が多い
料金4.9圧倒的な低価格が最大の魅力
初心者の学びやすさ4.2テレビ情報番組のような見やすい講義
サポート力4.0オプションで合格フルサポートサービス
指導力4.0コンパクトながら要点を押さえた指導
総合評価4.256項目の平均点

続いて3位はスタディングです。

比較的新しい通信講座ですが、テレビCMも入り一気に知名度をあげてきています。

スタディング公務員講座の特徴

・スマホ1台でいつでもどこでも学習できる
・テレビの情報番組のような見やすい講義
・論文・面接試験対策もあり
・エントリーシートの添削もあり
・AIを活用した問題復習機能
・圧倒的な低価格

スタディングといえば、「圧倒的な低価格」が最大の特徴です。

AIを活用してその日に解くべき問題を自動で出題してくれる「AI問題復習機能」も便利ですね。

スタディング公務員講座の合格実績

■2024年度
合格者の声:209名分掲載

具体的な合格実績は公表されていませんが、209名分の合格者の声が公式サイトに掲載されていました。

前年度分が172名分だったので、順調に伸ばしてきていますね。

スタディング公務員講座の料金

総合対策パック130,000円
大卒教養対策パック75,000円
高卒教養対策パック75,000円
社会人経験者パック75,000円

料金はご覧の通り、圧倒的に安いです。

安さ重視で対策したい方はスタディングを要検討です。

ちなみに上記のパックには「合格フルサポートサービス」というものが付けられます。これを付けると模擬面接とか応募書類の添削とかが受けられるようになります。プラスで結構な料金がかかるので、スタディングの「圧倒的な安さ」という最大の魅力が薄れてしまう懸念はありますね。

スタディング公務員講座の評判

スタディングは特に数的処理の勉強でお世話になりました。元々数学が苦手で、数的処理にも苦手意識があったのですが私のようなタイプの人に寄り添うような教材だったため、めげることなく勉強に向き合うことができました。

スタディング合格者の声より

問題がどう出題されるのか、どのように解いていくのかなど分かりやすい解説で学べたところが良かったです。また映像授業のため、自分の好きなタイミングで基礎に戻ったり応用に挑戦したりなど、柔軟に学習できることが良い所だと思っています。

スタディング合格者の声より

スタディングも公式サイトから「無料お試し」や「受講相談」ができます。

テキストや問題集の試し読みとかもできるので、受講するなら事前に使い勝手を確認しておいた方がいいですね。

スタディング公式サイト
https://studying.jp/komuin/

公務員予備校・通信講座の徹底比較

さて、ここから比較に入ります。

ランキング内でも各項目5点満点で採点した結果を掲載しましたが、それを項目別に見比べていきます。

詳しい話はランキング内でもしたので、詳細は省きますね。

合格実績比較

予備校・通信講座合格実績評価主な合格実績
資格の大原4.8行政事務系公務員の最終合格者:3,055名(実人数)
伊藤塾4.7国家総合職(法律区分)合格率:37.8%
資格の学校TAC4.6最終合格者延べ人数:5,809名
LEC東京リーガルマインド4.5合格者延べ人数:3,350名
EYE公務員試験予備校4.2最終合格率:85.1%
アガルートアカデミー4.2合格者数:210名(前年比3倍)
クレアール4.2合格者数:313名
スタディング4.2具体的な数字は非公表だが多数の合格者の声掲載

合格実績では大原ですね。最終合格者の実人数でこの数字は素晴らしいです。

伊藤塾は合格率が高いです。受講生は大手ほど多くはないので、少ない受講生をしっかり合格に導けているのは良いですね。

TACは実人数だと3,099名と公表していますが、これは警察官や消防官などの行政系以外も含めた数字。行政系だけで3,055名の大原の方が上です。

LECは延べ人数での公表なので、実人数だともっと少ないはず。大原には及びません。

EYEは合格率が高いんですが、個別相談を5回以上受けている人が集計対象とのこと。学習意欲の高い人だけを集計した数字なので、あまり信用しすぎるのはどうかなと。

通信講座はどこもどっこいどっこいですね。

評判・口コミ比較

予備校・通信講座評判・口コミ評価特に評価されているポイント
資格の大原4.7講師の熱意とモチベーション管理の手厚さ
伊藤塾4.6講師や面接対策、ゼミなどに良い評判多数
資格の学校TAC4.4テキストや問題集に高評価多数
アガルートアカデミー4.4講義のわかりやすさと手厚いサポートが好評
LEC東京リーガルマインド4.3リアル面接シミュレーションが好評
EYE公務員試験予備校4.3面倒見の良さと丁寧な指導
クレアール4.2模擬面接が回数無制限で好評
スタディング4.2スキマ時間に学習しやすいとの声が多い

評判・口コミで比較すると、ここでも大原が強いですね。

たくさんの良い評判・口コミがありました。

実績が物語っていますが、講師の指導力をはじめとして、総合力が高いです。

費用・料金比較

予備校・通信講座料金評価概算費用特記事項
スタディング4.97-15万円圧倒的な低価格が最大の魅力
クレアール4.515-25万円早期申込割引が大きく、コスパ良好
アガルートアカデミー4.220-35万円通信講座としては標準的だが全額返金制度がある
EYE公務員試験予備校4.025-30万円良心的な料金設定
LEC東京リーガルマインド3.830-40万円相場並みの料金
資格の大原3.730-40万円相場並みの料金
資格の学校TAC3.730-40万円相場並みの料金
伊藤塾3.730-45万円相場並みの料金

安さではスタディングが圧倒的です。

なるべくお金をかけずに対策したい方は、スタディング一択で良いですね。

スタディング公式サイト
https://studying.jp/komuin/

初心者の学びやすさ比較

予備校・通信講座初心者評価初心者向けの特徴
資格の大原4.8段階的なカリキュラムで学びやすい
アガルートアカデミー4.5動画講義がコンパクトで理解しやすい
伊藤塾4.5法律初学者でも理解しやすい講義内容
資格の学校TAC4.4オールインワンのカリキュラムで安心
クレアール4.3薄いテキストでやり切れそうな気持ちになる
LEC東京リーガルマインド4.2オリジナルテキストと問題集の質が高い
EYE公務員試験予備校4.2個別指導によるきめ細かな指導
スタディング4.2テレビ情報番組のような見やすい講義

続いて初心者の学びやすさについて、

各予備校それぞれに初心者が学びやすいような工夫がありますが、ここも大原で良いですね。

実績通りです。

サポート力比較

予備校・通信講座サポート力評価特徴的なサポート
アガルートアカデミー4.8定期カウンセリングや質問制度が充実
伊藤塾4.7きめ細やかな個別カウンセリング
資格の大原4.5面接対策や学習計画の個別サポート
EYE公務員試験予備校4.5少人数制を活かした手厚い個別指導
クレアール4.4質問サポートや安心保証制度が充実
資格の学校TAC4.3担任講師制度
LEC東京リーガルマインド4.3担任講師制度とリアル面接シミュレーション
スタディング4.0オプションで合格フルサポートサービス

サポート力はアガルートで間違いないですね。

カウンセリングや質問制度、ホームルーム、回数無制限の模擬面接、論文添削、学習サポーター制度など、通信講座とは思えない充実ぶりです。

その点は通学受講の予備校も充実している部分ではあるんですが、他の受講生も周りにいるのでなかなか利用しづらいんですよね。

僕も通学スタイルで予備校に通っていましたが、カウンセリングや模擬面接は1回も受けませんでした。なんなら質問もしづらかったので、1回もしていません。

「それでも合格できたんだから良いじゃん」と言われればその通りなんですが、そのせいで不合格になってしまう人もいるはず。通信講座で周りを気にせずにサポートを受けられる方が、多くの人にはメリットが多いんじゃないですかね。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/komuin/

指導力比較

予備校・通信講座指導力評価指導の特徴
伊藤塾4.8司法試験指導のノウハウを活かした高い指導力
アガルートアカデミー4.6難関資格試験での実績を公務員試験に応用
資格の大原4.6LESQサイクルという独自の学習メソッド
LEC東京リーガルマインド4.5法律系資格試験のノウハウを公務員試験に応用
資格の学校TAC4.3資格試験全般にノウハウを持つ
EYE公務員試験予備校4.3受講生一人ひとりに合わせた指導
クレアール4.3「非常識合格法」による効率的な指導
スタディング4.0コンパクトながら要点を押さえた指導

指導力では伊藤塾ですね。

実は指導力を比較するって結構難しくて、僕が「わかりやすい講義だ」と思っても他の人はそう思わない可能性もありますし、そもそも通学の予備校だと校舎によって先生が違いますからね。

なのでこの部分は僕の主観がかなり入っているのですが、あながち間違ってないかなと思います。

僕は趣味として結構いろんな資格についても予備校情報をチェックしていて、その中で司法試験で「伊藤塾はわかりやすい」「伊藤塾のおかげで合格できた」という声がたくさん挙がっているのが強く印象に残っているんですよね。

司法試験は数ある国家資格の中でも最難関と言われていて、そこで高い実績を出し、高い評価をもらっている時点で。法律科目の指導力はずば抜けていると言って良いですよね。

公務員試験も法律系科目が重要になってくる試験なので、この点の安心感は他の予備校には無い部分だと思います。

受講者別おすすめ公務員講座

というわけで本題の予備校比較としては以上なのですが、もう少し続けます。

この記事の読者の方は、一人ひとり違った状況で予備校選びを悩まれていることかと思います。

状況別のおすすめ予備校を紹介しますので、参考にしてみてください。

社会人におすすめ

まずは社会人です。社会人が公務員を目指すときにネックとなるのは、「勉強時間を確保」ですよね。忙しい仕事の合間を縫っていかに勉強時間を確保するかが、勝負の分かれ目です。

そう考えると、スキマ時間を有効活用できる「通信講座」がおすすめですね。

  • 通勤電車の中でスマホ学習
  • 昼休憩の時間にスマホ学習
  • お風呂に入りながらスマホ学習
  • 寝る前のちょっとした時間にスマホ学習

こんな感じで毎日コツコツ勉強を進められるのは通信講座のメリットです。

例えば毎日以下くらいなら、無理なく勉強時間を確保できそうじゃないですかね。

  • 往復の通勤電車で30分ずつ
  • 昼食後の休憩時間に30分
  • 家に帰ってからのまったりタイムに30分

これで毎日2時間ずつが捻出できます。365日続ければ730時間になります。公務員試験は500〜1,000時間くらいで合格できる試験なので、これで合格ラインに乗せられますね。

というわけで結論ですが、社会人はランキング通り、大原伊藤塾の通信講座か、アガルートを受講すればOKです。

特にアガルートはおすすめで、通信講座に特化しているのでスキマ時間学習がしやすいように作られています。公式サイトでサンプル講義動画を視聴して、良さそうならアガルート、合わないと感じたら大原と伊藤塾を検討、という感じでいいかと思います。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/komuin/

大学生におすすめ

続いては大学生です。

大学生の場合は人によって状況が全然違うかと思いますが、結論以下になります。

  • 時間に余裕がない人
    →通信講座がおすすめ
  • 時間に余裕がある人
    →通信講座がおすすめだが、予備校も検討の余地あり

授業やサークル、アルバイトで忙しい人は通信講座一択でOKです。先ほどもお伝えした通り、通信講座でも手厚いサポートが受けられます。時間が無いのにわざわざ校舎に通う必要はありませんよ。

時間に余裕がある人も基本的には通信講座でOKですが、現地で周りからの刺激を受けたいなら予備校もありです。

というわけでランキング通り、大原伊藤塾アガルートの中から選べば問題なしです。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/komuin/

短期合格を目指す人におすすめ

どの予備校・通信講座も「速習講座」みたいな名前のコースがあります。試験までの残り期間が短くなってくると開講されるので、これを受講するといいですね。

なのでやっぱりここでも、大原伊藤塾アガルートで問題ないです。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/komuin/

ちなみに「試験まで残り1ヶ月しかない」みたいな人はさすがに速習講座でも間に合わないです。「それでも何かやれることをしたい」という人は、以下の記事を参考にしてみてください。最後の悪あがきの方法をまとめています。
» 公務員試験に1ヶ月で合格する方法

よくある質問:募集してます

ここからはよくある質問のまとめです。

問い合わせフォームからの質問に、記事で回答します。お気軽にどうぞ。(増えてきたら別記事に切り分けます。)
» 問い合わせフォーム

質問

予備校・通信講座はいつから受講し始めれば良いですか?

回答

最低でも半年前から。

公務員試験は500〜1,000時間の勉強が必要と言われる試験なので、1日5時間以上勉強したとしても合格までに半年くらいはかかります。

もちろん1ヶ月で合格する人もいますし、2年かけて合格する人もいるのであくまでも目安にはなりますが、「最低半年」は見ておいた方がいいですね。

とはいえこの「半年」というのは最低ラインであって、それよりも早い段階から勉強を重ねている人の方が合格率が高くなる、というのは説明不要ですよね。

というわけで改めて、ベストな結論が以下です。

公務員予備校に通うなら「今すぐ」に通うべき。

ありきたりな結論で申し訳ないのですが、これが事実ですね。

公務員になりたいと現時点で思っているのであれば、今すぐに、1日でも早く学習に取りかかることをおすすめします。

ちなみにこの「予備校・通信講座はいつから通うか問題」については以下の記事で詳しくまとめているので、さらに深く知りたい人はチェックしてみてください。
» 公務員の予備校はいつから通う?

質問

模試が受けられる予備校を受講した方がいいですか?

回答

受けられなくても問題なし。

模試の有無については正直あまり気にしなくてもいいかなと思います。本屋さんで過去問集を買って、それを時間を計りながら解けば模試代わりになるので。

どうしても模試を受けたい気持ちになったら、そのときに模試だけ申し込んで受けてしまえばいいだけです。

ちなみに僕は模試を1回も受けませんでした。直前期に時間制限を設けて過去問を解いて、ペース配分などの感覚を掴みました。それでもしっかり余裕を持って合格できたので、経験から言っても模試はなくても大丈夫です。

質問

模擬面接が受けられるところを選んだ方がいいですか?

回答

受けられなくても問題なし。

模擬面接についても、もちろん受けられるに越したことはないんですが、絶対に必要かというとそんなことはないです。

受け答えやマナーなどの基本作法についてはどこの予備校でも講義があるので、模擬面接がなくても準備しておくべきことは大体わかります。

それに「模擬面接の予約がなかなか取れない」との口コミも多いので、そんなところでストレスを感じるくらいならわざわざ模擬面接を受ける必要もないです。

ちなみに僕は、模擬面接を一度も受けませんでした。正直高校や大学の受験でやったときと作法は変わらないですし、就活を経験している方であればそのときの感じと変わらないです。

「でも久しぶりの面接だから緊張するな…」と感じる方は、以下のような方法もあります。

  • ハローワークで面接対策を受ける。
  • 民間企業の就職面接を受けて場慣れする。
  • 家族や友人に協力してもらう。

というわけで、模擬面接は「絶対に必要」というわけではないです。

なくてもなんとかなります。

質問

独学より予備校を使った方がいいですか?

回答

その通りです。

500〜1,000時間の勉強を、1人で乗り切れますか?

乗り切れる自信がある人は、独学でも問題なしです。

ですが多くの人は、「自信がある」と断言はできないはず。であれば予備校や通信講座を使うべきですよね。

  • わからないことを質問できる。
  • 気持ちがネガティブになったときに相談できる。
  • 効率よく学習できるカリキュラムがある。
  • 順番通りに進めていけばいいので迷わない。
  • 難しい内容をわかりやすく説明してもらえる。

費用はかかりますが、むしろそれが「大金を投入したんだから頑張らなきゃ」というモチベーションになったりします。

まあ20〜30万円くらいであれば、公務員になれれば最初のボーナスとかですぐに元が取れる金額ですからね。

「独学で受からないと意味がない」みたいな謎のこだわりがある人以外は、基本的に予備校・通信講座でOKですよ。

公務員予備校比較結果まとめ

というわけで、この記事の結論です。

公務員試験対策の予備校・通信講座は、大原伊藤塾アガルートを受講すればOKです。

そしてこの記事を閉じた後に、みなさんがやるべきことは以下です。

  • 無料体験の申し込み
  • 受講相談の申し込み
  • サンプル講義動画の視聴

自分の将来を託す予備校を選ぶわけなので、しっかり中身をチェックした上で申し込むようにしてくださいね。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/komuin/


というわけで以上です。

みなさんが良い予備校・通信講座と出会い、その先の公務員試験の合格を勝ち取ることができますように。

それでは。

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