こんにちは、まさちゃんです。
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。
今回は「社労士試験」について、詳しく解説していきます。
社労士試験について、受験資格や合格率、試験の内容などをまとめて解説していきます。
社労士試験の受験資格
まずは受験資格について。
社労士試験は誰でも自由に受験できる試験ではなく、受験資格を満たしている必要があります。
このどれかで条件を満たしている必要がありますね。
学歴には「大卒」「短大卒」「専門学校卒」などが含まれているのでこちらで受験資格を満たしている方が多いかと思います。
職務経歴は社労士の仕事に関連する業務で3年以上という条件。
所持資格は行政書士や司法書士、公認会計士などの難関資格が含まれていますね。
注意点としては、「高卒」の方はそれだけでは受験資格を満たしていないということ。
他の資格を取得するなどして受験資格を得てからでないと、社労士試験を受験することができません。
受験資格については「社労士試験の受験資格【専門学校卒はあり、高卒は他の要件満たす必要あり】」の記事でまとめてるので、詳細はこちらをご覧ください。
社労士試験の受験者数
続いて社労士試験の受験者数についてもみていきましょう。
ここ5年間の受験者数は以下の通りです。
こんな感じでして、社労士試験は毎年40,000人前後が受験する人気資格です。
10年前と比べると減少傾向ではありますが、ここ数年は上記の通り下げ止まった感じですね。
受験者数については「社労士試験の受験者数の推移【減少傾向だがここ数年は横ばい】」にまとめているので、気になる方はこちらをどうぞ。
社労士試験の合格率
社労士試験の合格率についても気になるところですよね。
こちらも、過去5年分を掲載しました。
過去には2%台という衝撃的な合格率の年もありましたが、ここ5年間は6〜7%台で安定しています。
かなり合格率が低いですね。
まぐれで合格できることはまずないので、しっかり対策をしていく必要があります。
価値のある資格と言えますね。
社労士試験の合格率が低い理由や、他の資格との比較などを「社労士試験の合格率の推移【5〜10%くらいなのでかなり低い】」にまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
社労士試験の試験内容
社労士試験の試験科目
続いて社労士試験の内容についても紹介します。
まずはどんな科目が出題されるのかという点ですが、以下になります。
全8科目。
社労士試験は捨て科目を作れない(後で説明します)ので、それぞれの科目をしっかり仕上げていく必要があります。
続いてこれらの科目がどのような形で出題されるのかを説明していきます。
社労士試験の「選択式」と「択一式」
社労士試験は「選択式」と「択一式」の2種類の出題形式があります。
「選択式」はその名の通り、文章中に5つの空欄があり、その中に入るものを20個の選択肢の中から選ぶという形式。
1科目につき1問出題されるので、合計8問です。
「択一式」は、5つの選択肢の中から正しいものや誤っているものを選択する形式。
1つの科目につき10問出題されますが、「労務管理その他の労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」については合わせて10問の出題となっています。
なので合計で70問ですね。
実際の試験問題なども含め、試験内容の詳細を「社労士試験の科目や出題形式まとめ【全8科目で選択式と択一式の2種類がある】」にまとめています。参考にしていただければと思います。
社労士試験の合格基準
社労士試験の出題内容がわかったところで、果たしてどのくらい得点すれば合格できるのか。
こちらも気になるところかと思います。
毎年変動がありますが、大体の目安としては以下の通りです。
選択式は全部で8問、1問あたり空欄が5つあるので、合計40点満点の試験です。そのうち25点前後の得点が合格基準の目安となります。6割ちょっとの得点が、ひとまずの目標というわけですね。
そして総得点の他にも科目ごとの合格点というのもありまして、各科目3点以上の得点が求められます。
1科目でも基準を下回ったら不合格となってしまう厳しい試験なので、捨て科目を作らずに満遍なく勉強していく必要がありますね。
択一式についても総得点と科目ごとの2種類の合格基準があります。合計70点満点なので、総得点の方は6割5分くらいの得点が目安になりますね。
科目ごとの方は1科目あたり10点満点なので、4割の得点でOKです。
ちなみに社労士試験の科目ごとの合格基準は、問題の難易度によって「補正」という救済措置が入ることがよくあります。選択式は1科目につき3点が基準ですが、「今年は難しかったから2点でもいいよ」みたいな感じです。
この辺りも含め、合格基準については「社労士試験の合格基準は総合点と科目ごとの2種類【科目ごとの足切りがえぐい…】」の記事で過去の結果などをまとめているので、こちらも参考にしてみてください。
社労士試験の試験日程
令和5年の社労士試験の日程は以下の通りです。
もう受付は終了していますので申し込みはできませんが、来年も同じくらいのスケジュール感のはずなので、参考までに。
申込受付 | ■インターネット申込 令和5年4月17日(月)10:00~令和5年5月31日(水)23:59:59 ■郵送申込 令和5年4月17日(月)~令和5年5月31日(水)消印有効 |
試験日 | 令和5年8月27日(日) ・選択式:10:30~11:50(80分) ・択一式:13:20~16:50(210分) |
合格発表日 | 令和5年10月4日(水) |
試験日は8月の下旬でして、1日がかりで実施されます。
午前中が選択式、午後が択一式ですね。
後半は疲れてくるので、集中力的にかなりしんどいです。
事前にたくさん問題を解いて、問題を解く体力をつけておく必要もありますね。
社労士試験の難易度
社労士試験の概要については以上ですが、これだけだとどのくらい難しい試験なのかイメージしづらいかと思います。
なので、社労士試験に合格するまでにどのくらいの勉強時間が必要なのかを説明しますね。
比較しやすいよう、他の資格の勉強時間も載せておきました。
上記の通り、社労士は1,000時間の勉強が必要と言われています。
毎日3時間ずつ勉強し続けたとして、1年近い期間がかかるので、めちゃ難しい試験だということがわかりますね。
実際に何年も勉強を重ねて合格を勝ち取る人もいます。
それだけ価値のある資格ということですね。
社労士試験の難易度については「社労士試験の難易度が高い科目は?【行政書士・宅建・税理士と比べてどうなの?】」でさらに詳しくまとめています。
他の資格と合格率を比較したり、試験に出題される8科目の難易度なども書いているので、よろしければどうぞ。
社労士試験の予備校
最後に、社労士試験対策のおすすめ予備校を紹介して、この記事を終わりたいと思います。
詳しくは合格実績や費用、評判などを比較した「社労士予備校8校をガチ比較!【TAC、大原、アガルート、フォーサイトなど】」も参考にしてみてください。
おすすめ社労士予備校①アガルート
おすすめ社労士予備校②フォーサイト
おすすめ社労士予備校③スタディング
おすすめ社労士予備校④TAC
おすすめ社労士予備校⑤大原
というわけで、今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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