というわけでこんにちは。予備校比較マニアのまさちゃんです。
今回の記事は上記のようなご要望にお応えしていく内容になります!
「マンション管理士」の予備校講座を、費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較していきます!
などなど、項目ごとにおすすめも紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずにガチで紹介していきます。
この記事を読み終わる頃には、自分に合った予備校が見つかっていると思います!
それでは早速、内容に入っていきますね!
目次
マンション管理士試験について
予備校の比較に入る前に、まずはマンション管理士試験がどんな試験なのかを解説していきますね。
この辺りの情報は知っておきたいですよね。
具体的に過去の数字などを出しつつ解説していきますので、「もうそんなことは知ってるよ」という人は読み飛ばしちゃってください!
マンション管理士試験の合格率・合格者数など
まずは気になる合格率について。
マンション管理士試験は、毎年12,000人以上の方が受験する人気資格ですが、果たしてその中からどのくらいの人が合格できるのか。
近年の受験者数、合格者数、合格率は以下のようになっています。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和3年度 | 12,520人 | 1,238人 | 9.9% |
令和2年度 | 12,198人 | 972人 | 8.0% |
令和元年度 | 12,021人 | 991人 | 8.2% |
平成30年度 | 12,389人 | 975人 | 7.9% |
平成29年度 | 13,037人 | 1,168人 | 9.0% |
平成28年度 | 13,737人 | 1,101人 | 8.0% |
こんな感じですね。
合格率は年度によって多少のばらつきはありますが、大体7%〜9%くらいになっています。
めちゃめちゃ低いですね…
どう考えてもまぐれで合格できる試験でないです。
しっかり勉強して挑む必要がある難しい試験と言えそうです。
また、マンション管理士の試験は管理業務主任者の試験に合格している方に5問解答が免除される制度があります。
反対に管理業務主任者試験を受験する際はマンション管理士の資格を持っていると5問免除されるので、ダブルライセンスを狙う方も多いですね。
マンション管理士試験の日程・受験料など
続いてマンション管理士試験の日程や受験資格などについて見ていきましょう。
以下の表にまとめましたのでどうぞ。
受験資格 | 誰でも受験可 |
受験料 | 9,400円 |
受験申し込み | 例年9月初め〜10月初め |
試験時期 | 毎年1回、例年11月最終日曜日 |
試験方式 | 50問、4択マークシート |
試験会場 | 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市並びにその周辺地域 |
受験資格は「なし」なので、年齢、性別、学歴問わず誰でも受験可能です。
余計なことは考えずに勉強だけに集中して、11月の試験に備えればOKということですね。
試験問題は全部で50問、全て4択マークシート方式です!
マンション管理士試験の出題科目・配点など

次にマンション管理士試験の出題形式を見ていきましょう。
マンション管理士試験は全部で50問、4択のマークシート形式になっています。
試験を公益財団法人マンション管理センターの公式サイトによると、出題項目は以下の4つです。
これだとちょっとわかりにくいですね。
アガルートアカデミーの公式サイトがわかりやすくまとめてくれていたので、以下に表を拝借させていただきました。

それぞれの科目の詳しい内訳は上記の通りです。
配点が高いのは「区分所有法等」と「建築・設備」ですね。
この2科目で全体の半分以上の点数を占めているので、これらの科目をしっかり仕上げておくのが合格のカギになりそうです。
ちなみに先ほども書きましたが、管理業務主任者の資格を持っている方は5問の回答が免除されます。
具体的にはこの中の「マンション管理適正化法」の5問が正解扱いになる感じです!
マンション管理士試験の合格点
出題科目が分かったところで、実際にどのくらい得点すれば合格できるのかを見ていきましょう。
過去5年の合格点は以下の通りです。
令和3年度 | 合格点:38 |
令和2年度 | 合格点:36 |
令和元年度 | 合格点:37 |
平成30年度 | 合格点:38 |
平成29年度 | 合格点:36 |
平成28年度 | 合格点:35 |
年度によって多少のばらつきはありますが、30点台の後半が合格点になっていますね。
40点以上取っておけば合格はほぼ間違いなしといった感じです。
マンション管理士試験は50点満点なので、8割取れるように仕上げておくといいですね!
マンション管理士試験の学習時間

ここまででマンション管理士試験がどんな試験なのかを見てきましたが、果たしてこの難関試験に合格するためにはどのくらいの学習時間を確保する必要があるのか…
一般的に言われている時間数としては以下です。
マンション管理士の合格に必要な学習時間は500時間くらい。
500時間…なかなか過酷ですね…
これだけの勉強を耐え抜いた先に、マンション管理士試験の合格があります。
本業の仕事をしながら合格を目指す人は、1日2時間ずつの時間を確保することも大変かと思いますが、それを9ヶ月も続ける必要があります。
過酷すぎる…
大変ですが、それだけ価値のある資格ということです。
独学でももちろん合格は可能ですが、挫折率を下げるためにも、効率よく学習できるカリキュラムが組まれている予備校を利用するのが最短ルートと言えます。
マンション管理士の予備校の選び方
続いてマンション管理士予備校の選び方について説明しておきます。
この記事内では5つの予備校を紹介しますが、どの予備校もそれぞれ魅力があり、選ぶのに苦労するかと思います。
これから難しい試験に挑むわけなので、予備校選びに悩んでいる時間はなるべく短くして、その分を勉強の時間に充てたいですよね。
おすすめの予備校選びの方法を紹介するので、参考にしていただければと思います。
まずは通学か通信かを決める
予備校には、実際に教室で講義を受ける「通学タイプの予備校」と、スマホやパソコンなどで講義動画を視聴する「Web通信タイプの予備校」の2種類があります。
まずはこのどちらのタイプで受講するかを決めてから予備校比較をしていくと、良い感じに絞り込めますよ。
通学と通信、それぞれのメリットとしては以下ですね。
通学だと同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。
通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。
ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。
ちなみにWeb通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットもあります。
わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生などで時短することもできます。
周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。
講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。
通学スタイルの予備校だとどうしても当たり講師の講義を聞くために情報収集したり遠方の教室に出向いたりする手間がかかります。
その点通信なら絶対にその予備校で一番わかりやすい講師が動画講義をしてくれるので、ハズレを引く可能性を考えずにすみます。
通学か通信か、迷っているのであれば通信がとてもおすすめです。
通学を選んだ場合
通学を選んだ場合は予備校に直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!
その予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。
- 話を聞いてみて大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校を見に行って話をきく。
これでOKです。
くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!
通信を選んだ場合
通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね!
- 公式サイトで無料サンプル講義動画を見て相性を確認するのが1歩目。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
という感じでOKです。
Web通信の予備校は公式サイトに「無料サンプル講義動画」を公開しているので、それらを視聴して講師との相性を確認してみるとイメージがわきますよ。
講義動画のクオリティー(音声や画面構成など)も合わせてチェックしておきましょう。
先ほども書いた通り、マンション管理士試験は500時間の勉強時間が必要と言われている難しい試験です。
せっかく通信で受講するのであれば、即申し込みしてすぐに勉強を始めた方が合格する可能性を上げられます!
通学タイプの予備校の通信講座はどうなの??
TAC、LECなどの大手の予備校は、通学スタイルで実績を上げてきた予備校です。
この記事を読まれている方の中には、どうしてもこういった実績と知名度のある予備校で受講したいと考えている方も多いかと思います。
ですが今は、なかなか教室に通って受講することが難しい世の中になってしまっています。
となると気になるのは、これら大手の予備校のWeb通信講座のクオリティーですよね。
通信専門で開講している予備校と比較して、TAC、LECなどの予備校の通信講座はどうなのか…
結論としては以下の通りです。
あまりおすすめはできないけど、どうしてもその予備校がいいのであればそこにすべし!
やはり教室での講義をメインとしている予備校は、維持費などもかかっているため、通信で受講する場合にも割高になってしまうことは避けられません。
講義動画のクオリティー的にも、動画配信用に映像や音声にも気を使って撮影しているWeb通信専門の予備校と、生講義を録画しただけの通学メインの予備校とでは大きな差があります。
なので結論としては上記の通り、「あまりおすすめできない。」ということになりますね。
ですが講座の内容としては長年の経験を活かした講義やサポートは健在で、とてもクオリティーの高いものとなっています。
というわけで、どうしてもTAC、LECでWeb通信講座を受講したいという方は、その選択は大いにアリだと思います!
結局、自分が納得して選んだ予備校で受講するのが一番いいですからね。
自分の人生を預けられる信頼できる予備校を選ぶというのも、いい選び方だと思います!
管理業務主任者とセットの講座はどうなの??
マンション管理士の予備校を探していると、「管理業務主任者」の講座とセットで販売している予備校がたくさんあることに気付くかと思います。
というよりほぼ全ての予備校がそんな感じですね。
資格の学校TAC | ■W合格本科生 ■マンション管理士本科生 |
LEC東京リーガルマインド | ■管理業務主任者・マンション管理士W合格コース ■マンション管理士合格コース |
アガルートアカデミー | ■ダブル合格カリキュラム ■マンション管理士試験合格カリキュラム |
フォーサイト | ■バリューセット1(マンション管理士+管理業務主任者) ■バリューセット2(マンション管理士+管理業務主任者) |
スタディング | ■マンション管理士/管理業務主任者合格コース ■マンション管理士合格コース |
セットで販売されている理由は、管理業務主任者とマンション管理士の試験での出題範囲がかなら被っているからですね。
どちらもマンション管理に関する資格でして、違いとしては以下です。
マンションの住民側か管理会社側か、立場の違いこそあれ、どちらもマンション管理に関する資格なので、ダブルライセンスを狙う人が多いので、予備校もセット講座を用意しているというわけです。
さらに、マンション管理士の試験では管理業務主任者試験に合格している場合に「マンション管理適正化法」の科目5問が正解扱いになるという制度があります!
1年目でどちらも合格できれば最高ですが、マンション管理士試験は合格率が7〜9%というとても難しい試験なので、管理業務主任者しか合格できない可能性もあります。
そうなったときに翌年の試験に有利な立場で挑めるのは大きいですね。
先に管理業務主任者に合格して「5点分稼いでおく」という作戦もうまく活用していきたいところです。
実際にこの制度を利用して受験している人は全体の約4割いるので、いかにダブルライセンスを狙う人が多いかがわかりますね。
費用もそこまで大きく変わらないので、セットで受講するのがおすすめです!
とはいえ管理業務主任者は300時間ほどの学習で合格できる試験と言われていますので、予算的に難しい場合には「マンション管理士試験のみを狙う」という作戦や「管理業務主任者は独学で狙う」という作戦もありです。
今回比較するマンション管理士予備校はこちら!
というわけでそろそろ本題の予備校比較に入っていきます!
今回比較する予備校は以下の5校です。
資格の学校TAC | https://www.tac-school.co.jp/kouza_m-kanri.html |
LEC東京リーガルマインド | https://www.lec-jp.com/mankan/ |
アガルートアカデミー | https://www.agaroot.jp/mankan/ |
フォーサイト | https://www.foresight.jp/mankan/ |
スタディング | https://studying.jp/mankan/ |
どこの予備校も、Google検索すればすぐに出てくる定番の予備校です。
実績も豊富なので安心して通うことができます。
これから人生をかけた大事な試験に挑むというときに、あえて実績のない予備校に通う意味はないですからね。
この5校から選んでおけば、大はずれの予備校に人生を台無しにされる心配もないかと思います!
マンション管理士予備校おすすめランキング

費用や実績などの項目別比較に入る前に、まず先に結論からお伝えしちゃいますね。
この記事のまとめのような感じで、比較した結果をランキングにまとめました。
最後まで読むのが面倒な方は、こちらを読んでいただくと大体のイメージが掴めるかと思います!
それでは早速5位からカウントダウンで見ていきます!
5位 フォーサイト
フォーサイトは通信専門の予備校で、高い合格率が特徴です。
令和3年度は合格率39.3%と、全国平均の3.97倍の数字を叩き出しています。
実績は素晴らしいですね!
また、バリューセット2を受講した場合は万が一不合格という結果になってしまった場合に受講料が全額返金される制度もついているので、お金を払ったのに不合格になってしまうというダブルパンチを防ぐことができます。
安心して受講することができるのもフォーサイトの魅力ですね。
さらに、プロの声優を起用したバーチャル講師による講義もやっているため、対人による講義が苦手な方にもおすすめです。
これだけ魅力的な実績やサービスが揃っているフォーサイトを5位にしたのは、残念なことに受講した人たちの評判があまり良くないのが理由です。
この記事の後半でTwitter上に上がっていた口コミを掲載していますが、正直良い口コミはほぼなかったですね。
それでもこの合格実績なのはちょっと不思議ですが…自信を持っておすすめはできないのでこの順位にさせてもらいました。
4位 LEC東京リーガルマインド
資格予備校の定番、LECが4位です。
長年の指導経験や教室の全国展開など、安心感と安定感では上位に推したい予備校です。
司法試験などの難関試験に強いことからも、その指導力の高さは間違いないでしょう。
しかしながらマンション管理士試験においては合格実績が公表されていないため、少し不安が残りますね。
「他の試験の合格実績が公表されているにもかかわらず」です。
加えてTwitter上の口コミを見ている限りだと、マンション管理士講座については「LECよりTACの方がいい」という評判が多くありました。
予備校を選ぶ際、LECかTACかで迷う人も多いかと思いますが、マンション管理士講座の場合はTACを受講した方が失敗が少ないかなと感じました。
実績よりも安定感、指導力、教材の評判を重視して選ぶ方にはおすすめですが、実績も含めて検討している方は他の予備校でいいかと思います。
3位 資格の学校TAC
LECと並ぶ資格予備校の定番、TACが3位です。
TACの特徴はとにかくかゆいところに手が届く、必要なものが全て揃ったカリキュラムが用意されているところです。
合格実績も公表されているので、安心して受講することができます。
と言いたいところですが、TACにしては合格実績が少しインパクトに欠けるかなというのが正直な感想です。
令和3年度は合格者数が28名。
全体で1,238名が合格していることを考えると、ちょっと少ないように見えますね。
教材の評判も良く、欠席時のフォローや質問対応もしっかりしているのでその点ではおすすめの予備校です。
2位 スタディング
スタディングは圧倒的な低価格が特徴の通信専門予備校です。マンション管理士/管理業務主任者合格コースがなんと39,600円という衝撃価格なんですが、合格した場合にはここからさらに「お祝い金」が10,000円もらえるので、実質2万円代。他の予備校の半分以下の金額で受講が可能です。
費用では1強の状況ですね。教室や大量の講師陣、営業などのコストを徹底的にカットしてこの金額を実現しています。
これだけ安いと不安に感じる人もいるかと思いますが、学習システムは充実していますし、講義動画のわかりやすさにもこだわっているので、安いだけでなく質も維持されている予備校といえます。
合格実績もなかなかでして、2021年度は26名以上の合格者を出しています。公式サイトに合格者の声として掲載されていただけでこの人数なので、実際にはもっと多くの方がスタディング経由で合格を勝ち取っているはずです。
安さと実績、両方を兼ね備えた予備校と言えますね。公式サイトでサンプル講義が公開されているので、一度視聴してみるとスタディングのクオリティーの高さがわかるかと思います!
1位 アガルートアカデミー
そして1位はアガルートアカデミーです。
通信専門でコストを抑えつつ、高い合格率も実現している予備校です。
今回アガルートアカデミーを1位にした理由は、以下の2つですね。
まず合格実績についてですが、令和3年度の合格率はフォーサイトを上回る34.9%、全国平均の3.53倍という驚異的な数字を叩き出しています。
この合格率を出せる理由はなんといってもアガルートの高い指導力です。例えば超難関試験の司法試験では、合格者1,450名のうちアガルート出身者が650名…
物凄い占有率ですね…ハイレベルの指導力がアガルートにはあります。
費用については、スタディングよりは高いものの、管理業務主任者の講座とセットで11万円台という料金は相場通りです。無事に合格した場合に受講料が全額返金される制度があることを考えると、コスパはかなり良いと言えます。
口コミ・評判についても、Twitter上ではアガルートについて良い口コミが多く上がっていました。
こちらは後ほど紹介しますが、「工藤先生の講義がわかりやすい」という評判がかなり多かったので、気になる人は公式サイトで公開されている「サンプル講義動画」を見てみるとイメージがわくかと思います。
マンション管理士予備校を合格率・実績で比較!

というわけでここから本題の項目別比較に入っていきます!
まずはそれぞれの予備校の合格率・合格実績などをまとめてみました。
資格の学校TAC | ■令和2年度 合格者数27名 ■令和3年度 合格者数28名 |
LEC東京リーガルマインド | ■令和2年度 実績掲載なし(合格者の声として紹介あり) ■令和3年度 実績掲載なし(合格者の声として紹介あり) |
アガルートアカデミー | ■令和2年度 合格率36.4%(全国平均の4.23倍) ■令和3年度 合格率34.9%(全国平均の3.53倍) 合格者67名 |
フォーサイト | ■令和2年度 合格率25.9%(全国平均の3.01倍) ■令和3年度 合格率39.3%(全国平均の3.97倍) 合格者57名 |
スタディング | ■令和2年度 合格者の声14名掲載 ■令和3年度 合格者の声26名掲載 |
LECは合格実績が掲載されていないですね。しっかり数字を出している予備校と比較すると、出せる数字がないというのはかなり不安要素だと思います。あまりおすすめはできないですね。。。
合格率で見ると、アガルートアカデミーとフォーサイトが驚異的な数字を出しています。アガルートは全国平均の3.53倍、フォーサイトは全国平均の3.97倍なのですごいとしか言いようがないですね!
合格者の数で見ても、アガルートの67名、フォーサイトの57名ということでかなりすごいです。実績重視で選ぶならこの2校が選択肢になりますね。
マンション管理士予備校を費用で比較!安いのはここ!
次にマンション管理士予備校の費用をみていきましょう。
まずはそれぞれの予備校の主なコース料金を以下の表にまとめたのでどうぞ。
資格の学校TAC | ■W合格本科生S 143,000円(通信) <3月31日まで早割キャンペーン:121,000円> ■W合格本科生S 143,000円(通学) <3月31日まで早割キャンペーン:121,000円> ■マンション管理士本科生S 132,000円(通信) <3月31日まで早割キャンペーン:115,500円> ■マンション管理士本科生S 132,000円(通学) <3月31日まで早割キャンペーン:115,500円> |
LEC東京リーガルマインド | ■マンション管理士・管理業務主任者 W合格コース 110,000円(通信) <3月31日まで早期割引価格:104,500円> ■マンション管理士・管理業務主任者 W合格コース 133,100円(通学) <3月31日まで早期割引価格:126,450円> ■マンション管理士合格コース 88,000円(通信) ■マンション管理士合格コース 110,000円(通学) |
アガルートアカデミー | ■ダブル合格カリキュラム 118,800円 ■マンション管理士試験合格カリキュラム 87,780円 |
フォーサイト | ■バリューセット1(マンション管理士+管理業務主任者) 57,800円 ■バリューセット2(マンション管理士+管理業務主任者+科目別答練講座) 70,800円 |
スタディング | ■マンション管理士/管理業務主任者合格コース 39,600円 ■マンション管理士合格コース 31,900円 |
こんな感じですね。
サポートの手厚さによって様々なコースが用意されていますね!
ここからそれぞれの予備校の1つのコースを抽出して費用を比較していきましょう。
今回はマンション管理士と管理業務主任者の両方を対策できるWeb通信受講のコースを例に比較していきますね。
資格の学校TAC | ■W合格本科生S 143,000円(通信) <3月31日まで早割キャンペーン:121,000円> |
LEC東京リーガルマインド | ■マンション管理士・管理業務主任者 W合格コース 110,000円(通信) <3月31日まで早期割引価格:104,500円> |
アガルートアカデミー | ■ダブル合格カリキュラム 118,800円 |
フォーサイト | ■バリューセット1(マンション管理士+管理業務主任者) 57,800円 |
スタディング | ■マンション管理士/管理業務主任者合格コース 39,600円 |
こうやって比較してみると、やはり通信の予備校は料金が安いですね。
特にスタディングは合格お祝い金が10,000円出るので実質2万円台で受講可能です!
安さでは頭ひとつ抜けた存在と言えます。
それから、フォーサイトは不合格だった場合に受講料が全額返金される制度がバリューセット2についています。
こちらはバリューセット1よりも少し料金が上がりますが、安心を買うという意味で考えるととても嬉しい制度ですね。
また、アガルートアカデミーはその反対で合格した方に受講料を全額返金する制度があります。
こちらは「絶対に合格するぞ!」というモチベーションを維持する上でもとてもありがたい制度ですね。
マンション管理士試験を評判・口コミで比較!

最後にマンション管理士予備校の評判・口コミを見ていきましょう。
公式サイトに掲載されていた「合格者の声」と、Twitter上に投稿されていたものを以下にまとめました。
悪い口コミも遠慮なく載せていますのでどうぞ!!
資格の学校TACの口コミ
・テキストが見やすくわかりやすく書かれている為、過去問を解いて疑問点がある際はテキストの読み直しをしていました。テキストとDVDの内容でほとんど疑問点は解決できたと思います。
TAC公式サイトより
・スマートフォンで視聴できるWebフォローがとても役に立ちました。DVDを一度見ただけでは忘れてしまうこともあった為、テキストを読み直していてわからないことがある際は、スマートフォンで見返すようにしていました。
TAC公式サイトより
・わかりやすく、とても聞きやすかったです。勉強方法もアドバイスがあり、学ぶことが多かったように思います。難しいと思われる用語もわかりやすく解説してくれ、内容を理解することができました。
TAC公式サイトより
・質問に丁寧に対応してくださいました。自習をしていて分からないことがあったときはノートにまとめて質問リストを作っていました。講義があった日にまとめて質問すると全ての質問に非常に分かりやすく回答してくださいました。
TAC公式サイトより
マン管はTACが抜けてますね、LECよりも。自分のツイッター人生にかけてFを申し込もうとする人を全力で止めようと思います・・
— 冬眠中のひつじさん (@lambliesdown777) December 5, 2021
TACの予想模試を終わらせてLECをやってるが、こっちのほうが出題が素直な感じがする。TACのほうが点数がひどすぎて自信を逸してしまっていたが…。
— てる (@teru7603) November 29, 2020
来年マンション管理士まで受けるときのテキストは考え直そう。(今年の管業はTACで揃えたがテキストが読みにくくて、しんどい。)
LEC東京リーガルマインドの口コミ
・LECの講座では過去出ていたところ、出そうなところ、重要なところを丁寧に説明してくれます。講義を受けた後も、わからないところは先生方に質問をすると丁寧に教えてくれます。勉強方法を教えてくれたことや仲間が出来たことも良さだと思います。
LEC公式サイトより
・亀田先生の講義では,出る順テキストを用いたテンポの良い解説に加え、講義の最後にオリジナルのスライド(図表)を用いて科目・分野ごとのおさらい、まとめをしてくださいます。1コマ1時間の限られた時間の中で解説から復習までを完結する講義スタイルによって講義の中で知識の整理を済ませることができるので、自宅でのインプット(暗記)学習の時間短縮に大いに役立ちました。
LEC公式サイトより
・何回となく繰り返し聞いた亀田先生の印象に残るおもろい講義、小野先生の過去問のポイントを押さえた丁寧な講義と法改正を盛り込んだオリジナル問題のおかげで、10か月間があっという間に過ぎた気がします。また、理解が難しいところは「教えてチューター」で質問すると丁寧な回答を受けることができ、特に悩みやスランプなく受験日当日を迎えることができました。
LEC公式サイトより
・LEC講座で使用したテキスト類の情報量と質は学習の大きな助けとなりました。過去問の肢別正解率はとても参考になり、かなり効率よく緩急をつけて勉強できたと思います。テキストとの連動、問題の裏ページに解答解説があるなど、細かいことですがかなり使いやすかったです。
LEC公式サイトより
1週間ぶりのツイートに💦
— RZ @社労士受験生 (@RZ_neu) November 8, 2021
マン管試験まで残り20日!
なんとか間に合わせます😤
あと、一通りマン管の過去問を解いていて思ったのですが、LECのテキストだと知識が足りないのでは?と感じました😢
賭けにはなりますが、TACの速習テキストに切り替えて、残りの期間、知識を詰め込む作戦に変更します!!
アガルートアカデミーの口コミ
・受講後の感想としては、講義が試験問題をよく研究してまとまっているという印象を強く受けました。講義内容が過不足なく試験範囲となっており、市販の教科書等を購入せずとも講義を聞いていれば、出題範囲を正確に理解することができました。
アガルートアカデミー公式サイトより
・テキストが良くまとまっていると思います。抑える知識の羅列ではなく、女子のまとめノート感があり、実用的だと思いました。講義もコンパクトに要点をおさえているので無理なく聞くことができます。ここはポイントですと言うところは、学習後に振り替えると過去問で触れいている点なので過去問を抑えたうえで講義をされていると思います。
アガルートアカデミー公式サイトより
・アガルートの講座は、魅力的な講師と特典に魅かれて受講を決めたのが正直なところですが、実際に勉強を始めてみると、テキストも読みやすく、解説も親しみ易く、各講義も隙間時間に勉強するのに絶妙な尺で自分の学習スタイルに合っていました。半年以上に渡って飽きることなく勉強を続けられたのは、この講座のお陰だったと感謝しています。
アガルートアカデミー公式サイトより
・朝の通勤ラッシュ時だと、満員電車でスマホ・テキストを見ることもままならないことがよくありましたが、講義音声のダウンロードにより、満員電車時でもすき間時間を学習に充てられたのは大きかったです。
アガルートアカデミー公式サイトより
マン管試験、アガルートの自己採点で43点でした!
— うっしー (@landmineburi) November 28, 2021
昨年、1点足りなくて落ちた時は2ヶ月鬱になりかけたけど努力は裏切らなかった!!😆
アガルートと工藤講師には感謝しております!😭#マンション管理士 #マン管#管理業務主任者 pic.twitter.com/RSglKRxqPk
アガルートの工藤美香先生(@mikakudo_ag )のYouTubeには何度も助けられています。マン管受かったら工藤先生の宅建講座とろうかなあ。2022年もあるのかな?#マンション管理士 #マン管
— ヒューズ (@dvd_jouhou) November 26, 2021
フォーサイトの口コミ
・一番使ったのはeラーニングで、主に過去問やチェックテスト、確認テストを通勤時間にずっとやっていました。やはりスキマ時間にできるのが良かったです。朝の通勤で、あえて長時間座れる普通列車に乗るようにして時間を確保したり、バスを待っている1~2分の間でもやっていました。
フォーサイト公式サイトより
・ここは絶対覚えておいた方が良いという重要ポイントをしっかり解説してくださって、しかも解説が分かりやすかったです。テキストにラインを引きながら、効率よく勉強することができてすごく良かったです。
フォーサイト公式サイトより
・テキストと講義動画が良かったです。最初はテキストを見ながら、eラーニングで動画を見たり過去問題集を解きました。直前期には、「択一対策編」を何回も繰り返し解いて、あいまいな箇所をつぶしていきました。eラーニングの確認テストと過去問演習では、過去の自分の選択の正誤が一覧表示されるため復習がやりやすかったです。
フォーサイト公式サイトより
・何よりも親しみやすくてこちらを和ませてくれる先生の人柄が魅力的だと思っています。笑顔で安心させてくれて、かつ講義への自信が伝わってくるので信頼できる。これまで多くの方を合格に導いた実績があるからこそだと感じました。
フォーサイト公式サイトより
眠りの森さん
— あっこ@21年宅建合格→22年FP3、簿記3 (@pUtK808r9bnCFGv) December 9, 2021
ありがとうございます!マンション管理士取ろうか迷っていたんですが、Twitter見てるとフォーサイト評判良くないですね😵
マンション管理士は来年は挑戦しないと思いますが、先々取るかもなので参考にさせてもらいますね😃ありがとうございました❣️
マン管の勉強で不安要素であり、取り返しがつかないのはテキストがフォーサイトなこと。
— 伊東瑕疵太郎 (@iii_0555) November 7, 2021
スタディングの口コミ
・仕事や家事・育児をしながら勉強時間を確保しなければなりませんでしたが、とにかくスタディングは場所や時間を選ぶことなく、自分のペースでいつでもどこでも学習できるという点が一番の利点でした。
スタディング公式サイトより
・目で見るより声で、動画でいつでも勉強できるのは強いと思いました。隙間時間を勉強にあてられた事が合格に繋がりました。
スタディング公式サイトより
・初学者から始めるならばスタディングはビデオ講座でインプット、直ぐに一問一答でアウトプット、分からない所をテキストを見てまたさらに一問一答と、非常に効率がよく学習出来ます。
スタディング公式サイトより
・昼休みに会社の会議室で弁当を食べながらでも勉強できるし、とにかくスマフォで問題演習や気軽に繰り返し学習できるのがスタディングの良いところで不動産系資格取得にはスキマ時間の活用が大事だなと思います。
スタディング公式サイトより
スタディング宅建講座・管業マン管講座の一番のおすすめポイントは、講師です。竹原健先生の講義、分かりやすいし聴きやすい。知識ゼロの初心者にも伝わる講義をされる先生です。「合格者の声」見ても竹原先生推のファンは多そう。
— Kiryu@キリュログ (@kiryusblog) January 22, 2020
私は無料講座をはじめて聞いたときに心をつかまれました🥰
宅建合格者なら、いけると思いますよ!
— モアライセンス@司法書士試験R3合格 (@moalicense) August 4, 2021
ちなみに私もスタディングでマンション管理士に合格しました。
こんな感じです。実際に受講した方の意見はとても参考になりますね!
評判・口コミを見る限りだとやはりアガルートアカデミーが「口コミの質」「口コミの数」ともにとても高いなと感じました。特に講師の工藤先生は評判がとてもよく、受講した人たちの感謝の声がたくさんありました。
受講する側としてはやはり評判の良い先生の講義を受けたいので、アガルートを選ぶ人が多い理由がわかる気がしますね。
公式サイトで工藤先生の講義動画が無料公開されているので、相性確認も兼ねてチェックしてみると良いかと思います!
その他の予備校だと、TACも満足している人が多くいたので、通学で受講するならTACかなと思います。
スタディングも、悪い口コミが見つからずいい感じでした。
社会人はWeb通信のマンション管理士予備校がおすすめ
「社会人におすすめ」という観点でみると、やはり通信の予備校がおすすめですね。
理由としては以下です。
隙間時間を有効活用できる。
社会人として働きながらマンション管理士試験の合格を目指すとなると、忙しい中でいかに学習時間を確保するかがポイントになってきますね。
- 電車やバスに乗っている通勤中の時間
- 昼休みの時間
- 帰宅後一息ついた後の時間
などなど、普段の生活の中で隙間時間というのは意外とたくさんあります。
この時間を活かさない手はありませんね!
通信の予備校であれば、基本的にどこの予備校も隙間時間に学習を進めやすいようなサービスを提供しています。
- スマホで講義が見れる
- スマホで問題演習ができる
- スマホでテキストが見れる
- 倍速再生で時間短縮できる
- 講義を視聴するまでの手順が簡単
こんな感じでして、とにかくスマホ1台あればいつでもどこでも学習を進めることができます。
費用も安いので、忙しい社会人にはメリットしかないですね!
おすすめはランキングでも紹介した通りアガルートアカデミーです。

実際に使わせていただいたのですが、マイページがびっくりするくらい使いやすく、1分以内で講義動画の再生までたどりつけました。
これなら少しの時間も無駄にすることなく勉強できますね!
講師についても評判がいいので、もはや一択かなと個人的には思います。
まとめ
というわけで今回はマンション管理士の予備校5校をいくつかの観点から比較してきました。
自分に合いそうな予備校は見つかりましたでしょうか。
「予備校の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな予備校が見つかったら、次にとる行動は以下です!
通学タイプの予備校の場合:予備校の見学
通信タイプの予備校の場合:公式サイトで無料サンプル講義を視聴
こんな感じですね。
資料請求という選択肢は、正直意味がないのでやめた方がいいです。
公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんので。
ほとんどの予備校が早期に申し込みをすると大幅に割引がきくので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!
今回は以上になります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
資格の学校TAC | https://www.tac-school.co.jp/kouza_m-kanri.html |
LEC東京リーガルマインド | https://www.lec-jp.com/mankan/ |
アガルートアカデミー | https://www.agaroot.jp/mankan/ |
フォーサイト | https://www.foresight.jp/mankan/ |
スタディング | https://studying.jp/mankan/ |
マンション管理士の予備校を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからない…費用や合格実績などがまとめられている記事があれば比較しやすいのにな…実際に受講した先輩たちの評判も気になるな…