【2025年版】アガルート司法試験・予備試験の評判は?【悪い口コミ、デメリットも本音でガチ紹介】

こんにちは、予備校比較マニアのまさちゃんです。

アガルートの司法試験・予備試験講座について、以下のような疑問や不安をお持ちではありませんか?

「合格実績はどうなの?」
「実際に受講した人の評判・口コミは?」
「講座料金や学習サポートはどう?」
「伊藤塾とどっちがいいの?」

この記事では、アガルートの司法試験・予備試験講座について、最新の合格実績データと受講生の声をもとに、メリット・デメリットを徹底的に解説していきます。

記事の信頼性を高めるため、以下のような情報源を使用しています。

  • SNS上の受講生の口コミ・評判
  • 合格者の体験談
  • 比較データとして、他の予備校の情報

これから司法試験・予備試験の学習をスタートさせる方はもちろん、すでに他の予備校で学習を始めている方にとっても、講座選びの参考になる情報をご紹介します。

それでは、本題に入っていきます。

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目次

アガルートの司法試験講座の特徴とは

アガルート司法試験予備試験講座トップ
アガルート公式サイトより

評判や口コミを紹介する前に、アガルートの基本情報をお伝えしていきます。これを知った上で評判や口コミを見ていただくと、アガルートの良さはもちろんマイナス面もイメージしやすいかと思います。

合格実績、特徴、講座料金について簡単にご紹介します。

最新の合格実績

アガルートの過去4年分の合格実績は以下の通りです。

  • 2020年司法試験
    合格者占有率44.8%(1,450名中650名)
  • 2021年司法試験
    合格者占有率47.8%(1,421名中669名)
  • 2022年司法試験
    合格者占有率45.3%(1,403名中636名)
  • 2023年司法試験・予備試験
    合格者の声累計793名分掲載

2022年までの3年間は安定して45%前後の占有率を維持し、Web通信予備校として確固たる地位を築きました。この間は受講生数も着実に増加しており、3年間で6.9倍に増加。多くの受験生から支持される予備校となりました。

なお、2023年度の司法試験からは「司法試験と予備試験の合格者の声の累計」という形で、実績公表の方法が変わりました。793名の合格者の声を掲載しており、Web通信予備校として着実な実績を上げていますが、前年度までと比べると実績が低下した感は否めないですね。

実績低下の理由としては「伊藤塾がすごすぎるから」です。詳しくは後ほど伊藤塾との比較をしていくので、お楽しみに。

講座の基本情報

アガルートの司法試験講座には、以下のような特徴があります。

アガルートの特徴
  • 400回の質問対応と111通の添削指導という手厚いサポート
  • スマートフォン1台で完結する使いやすい学習システム
  • 工藤講師をはじめとする人気講師陣による指導
  • マネージメントオプションによる進捗管理サービス
  • 合格者への受講料全額返金制度
  • 各講師によるオリジナルテキストの質の高さ

特に注目していただきたいのは、Web通信でありながら通学並みの手厚いサポートを実現している点です。オンライン質問サービス「KIKERUKUN」では400回もの質問が可能で、オンライン添削も111通と充実しています。

さらに2025年・2026年合格目標のカリキュラムからは、以下のサポートも追加され、さらに進化しています。

・学習サポーター制度(月1回の学習相談)
・論文マンスリーゼミの実施
・短答セルフチェックWebテスト
・バーチャル空間での質問機会(2026年・2027年合格目標から)

また、オリジナルテキストは講師が自ら責任を持って作成しています。フルカラーで刷られていて見やすく、サイズはA5で持ち運びにも便利です。

アガルートの公式サイトへ

講座料金

アガルートの主な講座料金は以下の通りです。

2026・2027年試験対応カリキュラム

予備試験 最短合格カリキュラム フル998,800円
予備試験 最短合格カリキュラム ライト 888,800円

2025・2026年試験対応カリキュラム

予備試験 最短合格カリキュラム932,800円
予備試験 最短合格カリキュラム ライト 822,800円
論文基礎力 養成カリキュラム547,800円
予備試験 インプットカリキュラム394,614円
予備試験 アウトプットカリキュラム606,276円
司法試験 インプットカリキュラム325,512円
司法試験 アウトプットカリキュラム592,614円

アガルートの料金は、伊藤塾(100万円以上)と比べると割安な設定となっています。合格実績と提供されるサービスの内容を考えると、決して高くはない料金設定になっていると言えます。

受講料の全額返金制度

アガルート司法試験予備試験講座合格特典2026・2027年
アガルート公式サイトより

さらに、予備試験合格者には受講料が全額返金される特典があります。この返金制度は、以下のカリキュラムが対象となっています。

  • 2026年・2027年合格目標 予備試験最短合格カリキュラムフル
  • 2025年・2026年合格目標 予備試験最短合格カリキュラム
  • 2025年・2026年合格目標 予備試験最短合格カリキュラムライト

個人別マネージメントオプションは返金対象外となりますのでご注意ください。

また、合格特典を受けるには「合格体験記の提出」などの条件があります。詳しくは公式サイトの「こちら」のページで確認してみてください。

合格特典の詳細ページへ

アガルート司法試験講座の良い評判

続いて、実際の受講生の声から、アガルートの良い評判を詳しく見ていきましょう。

SNSや合格者の声を分析したところ、アガルートの司法試験・予備試験講座は、以下の4つの点で特に高い評価を得ていることがわかりました。

講師陣の評判・口コミ

アガルート司法試験・予備試験講座には、20名以上の講師が在籍しています。

単なる司法試験合格者ではなく、教育者としての実績や、独自の指導メソッドを持つ精鋭揃いです。以下、特に評判の高い5名の講師を詳しく紹介していきます。

  • 工藤北斗講師
  • 谷山政司講師
  • 渥美雅大講師
  • 石橋侑大講師
  • 渡辺悠人講師

いずれも「司法試験最短合格カリキュラム」を担当する講師で、「わかりやすい」という受講生からの口コミがたくさん挙がっています。

工藤北斗講師

アガルート代表の工藤北斗先生は、平成21年の新司法試験に合格した後、LECで司法試験講座の看板講師として活躍した経歴を持ちます。

実際の講義動画を見ていただいた方がイメージしやすいと思うので、公式サイトに掲載されている工藤先生のサンプル講義動画を以下に転載します。

アガルート公式サイトより

工藤先生といえば、「総合講義100」という学習経験者が100時間で必要知識をインプットし直す講座が有名。

また、初学者向けの「最短合格カリキュラム」には「総合講義300」が含まれていて、こちらは司法試験合格までに必要な全ての知識を300時間で習得するという内容です。この300時間でテキストの内容を3周し、知識の定着を図ります。

谷山政司講師

谷山先生は伊藤塾で予備試験ゼミなどを担当していた講師。谷山ゼミ出身者の最終的な予備試験合格率が70%を超えるという実績を持ちます。マネジメントオプションも担当しています。

アガルート公式サイトより

渥美雅大講師

渥美先生は平成27年の新司法試験合格者。あつみんの愛称で親しまれており、その明るく柔らかな雰囲気から繰り出されるわかりやすい講義が好評です。マネージメントオプションも担当しています。

アガルート公式サイトより

石橋侑大講師

谷山先生のゼミ出身で短期合格を果たした経歴をもつ石橋先生は、勢いのある講義スタイルが人気の先生ですね。YouTubeの「元ぎゃるお先生のちゃんねる」も評判がいいです。マネージメントオプションも担当しています。

アガルート公式サイトより

渡辺悠人講師

渡辺先生は新司法試験を総合4位という超上位で合格した経歴を持ちます。答練講義が人気で、受講した方からは「どんな問題にも対応できる力がついた」などの良い評判があがっていました。マネージメントオプションも担当しています。

アガルート公式サイトより

上記の通り、アガルートの講師陣は「わかりやすさ」を重視しながら、それぞれが独自の強みを持っています。受講生からの評価も総じて高く、Web講座でありながら、まるで教室で学んでいるような臨場感のある講義が受けられます。

アガルートの公式サイトへ

テキストの評判・口コミ

アガルート司法試験予備試験講座テキスト
アガルート公式サイトより

続いてテキストについての評判・口コミを見ていきましょう。

アガルート司法試験・予備試験講座のテキストは、講師が作成したフルカラーのオリジナルテキストです。

フルカラーと言っても、使われているのは優しめの色なので、長時間見ていても疲れないくらいの程良い色合い。重要部分もひと目でわかるようになっています。

また、持ち運びしやすいA5サイズで刷られている点も、地味に嬉しいですね。

アガルートが特にこだわっているのは「講師作成のオリジナル」という点で、これについては公式サイト上で工藤北斗講師が以下のように説明しています。

インプット型講義の際にテキスト記載の文章を読み上げ,受講生にマーカーを引かせるようなことはしません。そのようなことをしなくてもいいように,最初から重要部分に絞ったオリジナルテキストを自分で作成するなど,省略可能な時間は省略し,限られた講義時間内で少しでも多くの情報をお伝えできるように工夫しています。

また,問題演習型の講義でも,解説・解答例は自分で作成しています。スタッフが作成した解説・解答例に講師がダメ出しをする講義もあると聞きますが,それならば講師が自分自身で責任をもって解説・解答例を作成すべきです。

受験指導の研究はもちろんのこと,自身の学問レベルの向上も怠っていません。受験生が読むであろう基本書・判例解説・学術論文はすべて読み,主要な法学雑誌にも目を通しています。
受講生に最も合理的に,最短距離で試験に合格してもらうために,テキストや講義に一切の手抜き・妥協はありません。

アガルート公式サイトより

というわけで、かなり強いこだわりを持ってテキスト作りをしていることがわかりますね。実際に受講した方の評判も良いいので、以下でいくつか紹介します。

私が特に感謝しているのは、公法系科目のテキストの素晴らしさです。ここまで判例を詳細に掲載し、試験対策に役立つ形で知識をまとめて、かつ分析してくださっているのは他に類を見ないと思います。 公法系の総合講義がなければ、論文はおろか、短答にも太刀打ちできなかったような気がします。

アガルート合格者の声より

合格のために最適化されたカリキュラムやテキストは自分の合格に不可欠でした。アウトプット重視のカリキュラムは、法律の使い方を学ぶことが理解において最重要かつ最も近道だという法律科目の特性にマッチしています。また、工藤講師のテキストは、学習を進めるごとに新たな発見がある、噛めば噛むほど味が出るスルメのように圧縮されたテキストでした(現に口述試験の直前まで総合講義と論証集を読んでいました)。

アガルート合格者の声より

アガルートアカデミーの教材に取り組んでみて感じたのは、合格に必要十分な知識が一冊にまとめられているということです。自分は、計画を立てる際に取り組む教材を一冊に絞るという点を重視しておりました。計画を具体的なものにする上で、複数の教材を組み合わせてしまうことが難しいということが理由です。一冊で合格するための必要十分な知識を学習できるアガルートの教材は、そんな自分の学習計画と相性の良いものであったと感じております。

アガルート合格者の声より

アガルートの公式サイトへ

質問制度の評判・口コミ

冒頭でもお伝えした通り、アガルートは受講生サポートがとても充実しています。

その中の1つに、「KIKERUKUN」というオンライン質問サービスがあります。いつでも質問でき、司法試験合格者が丁寧に回答してくれるというサービスです。

回数制限は目標とする試験年度によって、そして受講するカリキュラムによって異なります。例えば以下のような感じです。

  • 2025年・2026年合格目標
    予備試験最短合格カリキュラム:400回
  • 2026年・2027年合格目標
    予備試験最短合格カリキュラム/フル:100回
    予備試験最短合格カリキュラム/ライト:50回

2025年・2026年合格目標の予備試験最短合格カリキュラムだと「回数制限400回」ということで、かなり多いですね。

そして2026年・2027年合格目標の予備試験最短合格カリキュラムはフルで100回、ライトで50回と、回数が減っています。「新しい講座は質問できる回数が少なくなったのか…」と感じるかもしれませんが、これだけの回数はおそらく使いきれないでしょう。充分すぎる回数です。

この質問制度については受講生の評判がとてもよく、以下の通り良い口コミがたくさんあがっています。(※アガルートの質問制度は、以前はFacebookグループにて行われていましたが、昨年度よりKIKERUKUNに変わっています。)

これに加え、月1で実施される「ホームルーム」でも多くの受講生に共通する疑問について回答してもらえますし、「学習サポーター」制度でも学習方法などの質問に回答してもらえます。

さらに最新のカリキュラムではバーチャル空間での質問も可能となっています。

さらにさらに、個別マネージメントオプションをつけている場合には、その中でも質問することができます。

アガルート司法試験・予備試験講座には、質問したいときに回数を気にすることなく気軽に質問できる環境が整っていると言えます。

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答練・オンライン添削の評判・口コミ

続いてアガルートの司法試験・予備試験講座の答練・オンライン添削について、口コミを見ていきましょう。

アガルートは答練講座も充実していて、その中で実施される「オンライン添削」はとても評判がいいです。

オンライン添削はその名の通り、答案をオンライン上で提出し、添削された答案がコメント付きでオンライン返却されるというもの。

オンラインで完結するので、スピーディーにやり取りできるメリットがあります。コメントもパソコン打ちなので、「添削者の字が個性的すぎて読めない…」といったこともなく、ストレスが少ないです。

回数はどの年度のカリキュラムを受講するかによって違っていて、例えば以下の通りです。

2025年・2026年合格目標

  • 論文答案の書き方:31通
  • 重要問題習得講座:34通
  • 予備試験答練:42通
  • 法律実務基礎科目答練:4通

2026年・2027年合格目標

  • 論文答案の「書き方」:35通
  • 重要問題習得講座:34通
  • 予備試験・法科大学院入試答練:28通
  • 法律実務基礎科目答練:4通
  • 予備試験 論文過去問セレクト答練:18通
  • 法律実務基礎科目重要問題習得講座:4通

2025年・2026年合格目標はトータル111通、2026年・2027年合格目標はトータル123通のオンライン添削が受けられます。

司法試験合格者によるフィードバックが受けられるのでそれだけでも学びになるのですが、匿名加工された他の方の答案も見ることができるので、そこから学べることも多いですね。

なお、この後紹介する「個人別マネージメントオプション」を付けると、さらに添削回数を増やせます。

  • 2025年・2026年合格目標
    →毎回1〜2通の添削指導
  • 2026年・2027年合格目標
    →毎回1通の添削指導

司法試験・予備試験は論文の仕上がりが合否に直結するので、添削はなるべく多く受けたいところ。個人別マネージメントオプションは積極的に検討すべき…

と言いたいところですが、実は必ずしもそうではないです。次で詳しく説明していきます。

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マネージメントオプションの評判・口コミ

アガルート司法試験予備試験講座マネージメントオプション
アガルート公式サイトより

続いて個人別マネージメントオプション、通称「マネオプ」についてです。

こちらは通常のカリキュラムにオプションとしてつけられるもので、「プロ講師」からの徹底した進捗管理や答案添削が受けられます。

  • プロ講師から学習指導が受けられる
  • 個別サポートでモチベーション管理が受けられる
  • 毎回の答案添削指導で論文力アップが狙える
  • 個別のスケジュール作成と進捗管理が受けられる

上記の通りかなり手厚いフォローが受けられるため、マネオプ受講生の学習継続率は約96.3%となっています。多くの受験生が学習の途中で挫折すると言われている中で、ほとんどの受講生が受験まで辿り着けているというのは凄いですね。

しかしその分料金も高く、最新年度のもので866,800円という料金設定です。

金銭的に余裕がある方はこちらのオプションを付けるのもありですが、オプションをつけなくても十分合格できる内容となっているので、無理する必要はないかなと思います。

アガルートの先生は、確実に合格する受験生を多く指導している為、彼らの答案にあって私の答案にないものを的確に指摘することができます。アガルートで私が選んだ個別指導の先生は、私の答案のどこがダメで、どのように改善すれば良いのかを的確に指摘して下さっただけではなく、根気よく丁寧に、そして熱く指導して下さいました。

アガルート合格者の声より

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ホームルームの評判・口コミ

アガルート公式サイトより

続いてホームルームについても評判を見ていきましょう。アガルートの司法試験・予備試験講座では、毎月1回、ホームルームが動画で配信されます。

ホームルームは事前に実施した受講生アンケートの内容をもとに、カリキュラムの進め方やよくある質問に講師が回答していくというもの。多くの受講生が共通して抱えている疑問を解消できます。


ここまでで見てきたように、アガルートは「講師」「質問」「添削」「テキスト」「サポート」のすべての面で高い評価を得ています。Web通信講座でありながら、通学型に劣らない、むしろそれ以上の手厚いサポート体制を実現していることがわかります。

ですがすべての面で完璧というわけではありません。以下で解説していきます。

アガルートの公式サイトへ

アガルート司法試験講座の悪い評判

続いてアガルートの気になる点や改善が望まれる点について見ていきましょう。

アガルートの司法試験講座について、実際の受講生からは以下の悪い評判が多かったですね。

料金が高すぎる

先ほど講座料金を紹介する際に「アガルートの司法試験・予備試験講座は伊藤塾よりも安い」という話をしました。ですがやはりアガルートも100万円近い金額がかかるということで、「高すぎる」との口コミが多かったです。

人気のマネージメントオプションを付けるとなると、当然ですがプラスで料金が発生し、さらに高額になります。

マネジージメントオプションの料金は以下になります。

2025年・2026年合格目標600,000円〜
2026年・2027年合格目標866,800円

2025年・2026年合格目標を例にすると、最短合格カリキュラムが90万円台なので、マネジメントオプションと合計すると150万円以上ということになります。これは高いですね。

ちなみに、アガルートの最短合格カリキュラムはオプションをつけなくても充分に合格できるレベルの講座内容になっています。高いと感じるようであれば、無理して付ける必要はありません。

アガルートvs他の予備校比較

ここで、主要な司法試験予備校と、合格実績・料金・サポート内容を比較していきましょう。

詳しい比較は「司法試験・予備試験の予備校比較」の記事でしていますので、ここでは軽く見比べる程度に留めますね。

伊藤塾との比較

伊藤塾は圧倒的な合格実績を持つ予備校です。上記の比較記事で、おすすめランキング1位で紹介しています。

合格実績

伊藤塾
■2023年予備試験
合格者479名中433名が伊藤塾有料講座受講生
■2024年司法試験
合格者1,592名中1,436名が伊藤塾有料講座受講生

アガルート
■2023年司法試験・予備試験
合格者の声累計793名分掲載

受講料

伊藤塾
■司法試験入門講座(予備試験1年合格コース)
1,188,600円〜

アガルート
■予備試験最短合格カリキュラム
932,800円

サポート内容

伊藤塾
・校舎での対面質問対応あり
・オンラインでの質問も可能
・Web問題集あり
・講師によるカウンセリング制度あり
・合格者によるカウンセリング制度あり
・スケジューリング相談制度あり
・マンツーマン指導(有料オプション)あり
・オンライン添削制度あり

アガルート
・オンライン質問サービス「KIKERUKUN」(400回まで)
・Web問題集あり
・導入ガイダンスあり
・学習カウンセリング制度あり
・月1のホームルームあり
・マネージメントオプション(有料オプション)あり
・オンライン添削制度あり

LECとの比較

続いて老舗予備校のLECと比較していきます。

合格実績

LEC
■1993年〜2024年司法試験
入門講座出身者の合格者数5,365名

アガルート
■2023年司法試験・予備試験
合格者の声累計793名分掲載

受講料

LEC
■予備試験1年スマート合格コース
656,800円~

アガルート
■予備試験最短合格カリキュラム
932,800円

サポート内容

LEC
・校舎での対面質問対応あり
・オンライン質問システムあり
・Web問題集あり
・定期ホームルームあり
・学習進捗相談可能
・オンライン添削制度あり

アガルート
・オンライン質問サービス「KIKERUKUN」(400回まで)
・Web問題集あり
・導入ガイダンスあり
・学習カウンセリング制度あり
・月1のホームルームあり
・マネージメントオプション(有料オプション)あり
・オンライン添削制度あり

資格スクエアとの比較

同じくWeb通信講座の資格スクエアとも比較していきましょう。

合格実績

資格スクエア
■2023予備試験
合格率25.9%

アガルート
■2023年司法試験・予備試験
合格者の声累計793名分掲載

受講料

資格スクエア
■合格フルパッケージ
759,000円

アガルート
■予備試験最短合格カリキュラム
932,800円

サポート内容

資格スクエア
・ワンクリック質問(オンライン質問)あり
・Web問題集あり
・月1の学習相談制度あり
・学習習慣化プログラムあり
・オンライン添削制度あり

アガルート
・オンライン質問サービス「KIKERUKUN」(400回まで)
・Web問題集あり
・導入ガイダンスあり
・学習カウンセリング制度あり
・月1のホームルームあり
・マネージメントオプション(有料オプション)あり
・オンライン添削制度あり

スタディングとの比較

ラストは圧倒的な安さが売りのスタディングとの比較です。

合格実績

スタディング
■2023年
掲載なし(合格者の声掲載)

アガルート
■2023年司法試験・予備試験
合格者の声累計793名分掲載

受講料

スタディング
■予備試験合格コース(総合)+学習Q&Aチケット30枚付
138,000円

アガルート
■予備試験最短合格カリキュラム
932,800円

サポート内容

スタディング
・Q&Aチケット30枚付きプランあり(追加購入可)
・Web問題集あり
・個別指導(有料オプション)あり

アガルート
・オンライン質問サービス「KIKERUKUN」(400回まで)
・Web問題集あり
・導入ガイダンスあり
・学習カウンセリング制度あり
・月1のホームルームあり
・マネージメントオプション(有料オプション)あり
・オンライン添削制度あり


実績面で見ると「伊藤塾>アガルート>>>その他予備校」という序列になっています。アガルートは伊藤塾に次ぐ実績を持ち、信頼できる選択肢と言えるでしょう。

料金面ではその逆で、伊藤塾が一番高く、次いで高いのがアガルートです。実績と料金は比例しています。

サポート面で見ても実績と料金からも予想がつく通り、伊藤塾とアガルートが充実しています。

アガルートの公式サイトへ

アガルートのデメリット

アガルート司法試験・予備試験講座のデメリットについても見ていきましょう。

どんな講座にもデメリットはありますからね。これだけ高い実績を出しているアガルートであっても、それは例外ではありません。

デメリットまでしっかり理解した上で受講することで、後になって「失敗した」となる可能性を下げられます。

というわけで、アガルートのデメリットは以下3点です。

料金が高い

これは先ほども説明したので詳細は割愛します。

アガルートは100万円近い料金で、伊藤塾よりは安いものの、資格スクエアやLEC、スタディングよりは高額です。

スケジュール管理が難しい

これはアガルートのデメリットというよりもWeb通信講座のデメリットですね。

Web通信で受講する場合、教室に通学して講義を受けるタイプの予備校のように、「○月○日○時から△△の講義」というスケジュールが組まれていません。自分で時間を決めて、講義を視聴していく必要があります。

とはいえ月1の「ホームルーム」をペースメーカー代わりに使えたり、「学習サポーター制度」でスケジュール管理ができたりと、他のWeb通信講座に比べてアガルートはスケジュール管理がしやすいです。

自由な時間に講義が受けられるという大きなメリットを得つつ、デメリットも最大限に補えているという点で、アガルートの講座は充分に受講する価値があると言えるでしょう。

周りからの刺激が少ない

これもWeb通信講座のデメリットですね。

教室に通学するタイプの予備校であれば、講師や予備校スタッフ、一緒に講座を受けている同期から刺激がもらえます。Web通信の場合はそれがほとんどないので、自分でモチベーションを管理しながら学習を続ける必要があります。

この点もやはり、アガルートのように手厚いサポートがついているというのは、デメリットを薄めてくれる要素ですね。

アガルートがおすすめな人

ここまでの内容を踏まえて、アガルートをおすすめしたい人は以下のような人です。

こんな人におすすめ
  • オンラインでの学習を徹底的に活用したい人
  • 質問・添削指導を積極的に活用したい人
  • 隙間時間を最大限活用して学習したい人
  • 学習進捗の管理をしっかりしてもらいたい人

アガルートはWeb通信に特化した予備校です。そのため、オンライン学習環境を最大限に活用できる方に特におすすめしたいですね。400回の質問機会と111通の添削指導があり、これらを積極的に使えば、確実な実力アップが望めます。また、通勤時間や休憩時間などの隙間時間を有効活用できる学習システムは、時間に制約のある社会人の方にも最適です。

さらに、月1回のホームルームや学習サポーター制度など、Web講座でありながら手厚いサポート体制が整っているため、独学に不安がある方でも安心して学習を進められます。実績を見ても、伊藤塾に次ぐ合格者数を誇っており、Web通信講座として確かな実力を持っています。

アガルートの公式サイトへ

アガルートを受講しない方がいい人

反対に、以下のような人はアガルートを受講しない方がいいでしょう。

アガルートを受講しない方がいい人
  • 対面での授業を重視する人
  • 教室で他の受講生と一緒に学びたい人
  • スマートフォンやパソコンの操作に不安がある人
  • 決められた時間割で学習したい人

アガルートはWeb通信講座のため、教室での対面授業はありません。講義はすべてWeb上での受講となります。そのため、教室で講師の生の授業を受けたい方や、他の受講生と一緒に学ぶことでモチベーションを高めたい方には不向きです。

また、スマートフォンやパソコンを使った学習が基本となるため、デジタル機器の操作に不安がある方は学習に支障が出る可能性があります。そういった方は、伊藤塾やLECなどの通学受講が可能な予備校の方が学習を進めやすいでしょう。

よくある質問と回答

Q. 伊藤塾と併用した方がいい?

A. 予算に余裕があれば検討の価値ありです。ですがアガルート単体でも十分に合格できる内容となっています。メインはどちらかに絞りつつ、足りない分を単科受講などで補う使い方がおすすめです。

Q. マネージメントオプションは必須?

A. 必須ではありません。基本カリキュラムだけでも充実した内容です。マネージメントオプションは高額な追加費用がかかりますし、基本カリキュラムにも質問制度や添削指導が十分に含まれているので、無くても大丈夫です。

Q. 仕事しながらの学習は可能?

A. 可能です。多くの合格者が仕事と両立しています。スマホ1台で学習できる利点を活かし、隙間時間を活用しましょう。講義は細かくチャプター分けされているため、短い時間でも効率的に学習を進められます。

Q. 法律の知識がゼロでも大丈夫?

A. はい、問題ありません。アガルートの「最短合格カリキュラム」は、法律を初めて学ぶ方向けに作られています。基礎から段階的に学べる構成で、講義も分かりやすいと評判です。

Q. 質問の回数制限は足りる?

A. 質問は十分な回数が用意されています。使い切ることは難しいでしょう。他の人の質問とその回答も閲覧可能なので、質問する前に解決できることも多いです。

また、月1のホームルームでも多くの受講生に共通する疑問に回答してもらえます。学習進捗の質問は学習サポーターを頼ればOKです。マネージメントオプションを付ける方はそちらでも質問可能です。

Q. どのカリキュラムを受講すればいい?

A. アガルート司法試験・予備試験講座にはいくつかの「単科講座」と、合格に必要な講座がセットになった「カリキュラム」があります。

単科講座の方は、これまでに学習経験がある方が苦手部分を補うために受講するもの。受講する方それぞれの状況にあわせて選べばOKです。

カリキュラムの方は以下の基準で選んでいきましょう。

アガルート司法試験予備試験講座講座の選び方一覧表
アガルート公式サイトより

この表を見ても自分がどのカリキュラムを受講すればいいか判断がつかない方は、受講相談を受けてみるのがおすすめです。自分の生活スタイルや現在の学習進捗などを伝えると、最適なカリキュラムを提案してもらえます。

公式サイトのこちらのページから申し込めます。

アガルートの受講相談へ

まとめ:アガルートの司法試験講座の評判

というわけで今回は「アガルートアカデミー司法試験・予備試験講座」について、評判や口コミを見てきました。悪い評判やデメリットなども紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

改めて、良い評判と悪い評判をまとめておきます。

良い評判

  • 工藤講師をはじめとする講師陣の質が高い
  • 講師作成テキストが分かりやすい
  • オンライン質問サービスが良い
  • 答練・オンライン添削が良い
  • マネージメントオプションが良い
  • 月1のホームルームが良い

悪い評判

  • 料金が高すぎる

年間700名以上の合格者を輩出しているアガルートは、Web通信での学習を希望する方にとって信頼できる選択肢と言えるでしょう。

評判の良い講師がいて、サポートが手厚くて、合格実績も高い。とても魅力的な講座ですね。「司法試験予備校の比較」でも書いている通り、伊藤塾に次いで2番目におすすめの予備校です。

受講を検討している方は、公式サイトにアップされているサンプル講義を視聴してみると、受講のイメージが掴めると思います。

受講相談も無料で受けられるので、そちらも活用してみてくださいね。

それでは、良い講座選びができることを心から願っています。

アガルートの公式サイトへ


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