公務員の予備校はいつから通う?【大学・高校・社会人の学習開始時期を解説】

こんにちは、元公務員のまさちゃんです!

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただき、ありがとうございます。

今日は以下の疑問について詳しく解説していきます。

  • 公務員試験の勉強はいつから始めればいいのか
  • 公務員の予備校はいつから通い始めればいいのか

公務員試験の受験を決意したはいいものの、果たして今から始めて間に合うのかな…

という不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、実際にどのくらいの学習期間が必要なのかをまず解説

そこから逆算していつから始めれば試験に間に合うのかを詳しく見ていきます!

書いている人
  • この記事を書いている僕は、29歳のときに公務員試験を受験。
  • 国家一般職の試験に合格し、5年間働いた経験があります。

実際に試験に合格した経験から、リアルな情報がお届けできると思います。

それでは内容に入っていきます。

公務員の予備校はいつから通い始めればいいのか

いきなり結論から入ります。

公務員予備校にはいつから通うべきか
  • 国家一般・地方上級:前年の6月頃から
  • 国家総合職:前年の1月〜3月頃から
  • 教養試験のみの市役所:試験の半年前から
  • 高卒程度試験:試験の半年前から

こんな感じですね。

どうしてこの結論になるのか、ここから詳しく説明していきます。

公務員試験の合格までにかかる期間

まず、公務員試験の合格までにかかる期間として一般的に言われているのが以下の期間です。

  • 国家一般職・地方上級
    7〜12ヶ月
  • 国家総合職
    10〜15ヶ月
  • 市役所など
    4〜10ヶ月

上記は公務員試験対策の講座を開講している予備校、「LEC東京リーガルマインド」の公式サイトに掲載されていた情報です。

長年の指導実績があり、多くの合格者を輩出している予備校が出している情報なので、信用できるデータと言えますね。

国家一般・地方上級は前年の6月頃から

まず「国家一般・地方上級」についてですが、こちらは前年の6月頃からという結論です。

これらの試験は筆記試験で「教養試験」と「専門試験」という2種類の試験が課されます。(そうでない自治体もあるので、あくまでも一般的な話として書いています。)

教養試験のみで受験できる試験と違い、この「専門試験」の対策が必要な分、対策に時間がかかるというわけですね。

一般的に合格までに1,000時間の勉強が必要と言われているので、期間に直すと以下の通りです。

  • 1日5時間の勉強:7ヶ月程度
  • 1日3時間の勉強:1年程度

こんな感じなので、大体7ヶ月〜1年程度の期間を見ておく必要があります。

国家一般職や地方上級の公務員試験は例年6月頃に実施されるので、「前年の6月頃から学習を始めれば間に合う」ということになりますね。

国家総合職は前年の1月〜3月頃から

続いて国家総合職についてですが、こちらは先ほどのLECの情報によると10〜15ヶ月の学習期間が必要になります。

国家総合職も先に説明した国家一般や地方上級試験と同様に「教養試験」と「専門試験」の2種類が課される試験です。

問題の難易度としてはこちらの方が難しいものとなっているため、基本的には国家一般や地方上級よりも長い期間の勉強が必要になってきます。

一般的に言われいてる勉強時間としては1,500時間程度でして、期間に直すと以下の通りです。

  • 1日5時間の勉強:10ヶ月程度
  • 1日3時間の勉強:1年4ヶ月程度

国家総合職の試験は例年4月下旬に実施されていたのですが、2023年度試験から4月上旬に実施されるスケジュールに変更されました。

なのでそこから逆算すると、前年の1月〜3月頃には勉強をスタートする必要がありますね。

教養試験のみの市役所は試験の半年前から

続いて教養試験のみで受験可能な市役所試験についてですが、こちらは試験の半年前からで間に合います。(専門試験が課される市役所もあるので、その場合は上記の地方上級試験の期間を見ていただければと思います)

教養試験のみであれば、専門試験が課される試験に比べると対策にかかる時間は短くなりますね。

必要な時間は500時間程度と言われているので、以下の期間になります。

  • 1日5時間の勉強:3ヶ月〜4ヶ月程度
  • 1日3時間の勉強:半年程度

市役所の試験は自治体によって実施時期が違うので、ご自身が受験する自治体の試験日を調べていただき、そこから半年前のタイミングで学習を始めるようにするといいですね。

ちなみに例年の傾向としては、7月〜9月頃に実施する自治体が一番多いです。

高卒程度試験は試験の半年前から

高卒程度の試験も、試験の半年前から勉強を始めれば間に合う計算です。

こちらも教養試験のみなので、500時間の勉強が必要。

というわけで以下が必要期間ですね。

  • 1日5時間の勉強:3ヶ月〜4ヶ月程度
  • 1日3時間の勉強:半年程度

実施時期が自治体により異なるので、勉強のスタート時期は各自治体のHPから試験日を確認し、逆算してみてください。

例年9月頃に実施するところが多いですね。

【補足】教養試験・専門試験とは

というわけで、大体いつくらいから学習を始めれば良いかという部分についてはイメージがついたかと思います。

ここまでの説明の中で、「教養試験」「専門試験」という言葉が出てきたので、その辺りについて少しだけ補足しておきますね。

教養試験

公務員試験の教養試験は、「高校までに学ぶような一般的な教養が身についているか」を試される試験です。

センター試験レベルの「国数英社理」がメインで出題される試験と考えておくといいですね。

なので当然、高校時代の勉強をしっかりやっていた方は、短い期間で合格できる可能性があるということになります。

人によってはノー勉で合格できる可能性すらありますね。

教養試験の科目の中で鬼門と言えるのが、「数的処理」系の科目です。

この数的処理という科目は数学的な思考力を試す問題が多く出題されるので、特に文系の方は苦手とする科目となります。

さらに厄介なことに、この数的処理系の科目は出題数が多く、完全に捨てることができない科目となっています。

苦手な人は長めの学習期間を見積もっておいた方が良いでしょう。

教養試験については以下の「【教養試験】公務員試験の科目【合格ラインは意外と簡単に超えられます】」の記事で対策方法や合格ボーダーについてまとめているので、参考にしてみてください。

専門試験

専門試験は法律や経済、政治などの「大学で学ぶような専門的な知識」が問われる試験です。

多くの科目が出題されますが、その中からいくつかの科目を自分で選んで回答するのが一般的なパターンとなっています。

主な出題科目としては以下のとおりです。

憲法・民法・行政法・刑法・労働法・商法・ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学・政治学・社会学・経営学・会計学・心理学・・・

法律や経済などを専門に学んでいた経験がある方はかなり有利になりますね。

とはいえ自分の専門とする科目だけで合格を狙えるというわけではなく、専門外の科目まで対策をする必要があります。

例えば国家一般職の試験だと、16科目の中から8科目を選択しなければないので、法学部の方が法律科目だけで、経済学部の方が経済科目だけで乗り切れる試験ではないです。

また、最近は択一式ではなく記述式で出題する自治体も増えてきているので、「広く浅く」の知識ではなく「広く深く」の知識が求められるようになってきています。

専門試験については以下の「【専門試験】公務員試験の科目【科目をしぼれば合格ラインは超えは余裕です】」の記事で対策方法や合格ボーダーについてまとめているので、参考にしてみてください。

上記の期間よりも早く合格できるのはこんな人

というわけで改めて、公務員予備校にはいつから通うべきかという問いに対する回答が以下です。

公務員予備校にはいつから通うべきか
  • 国家一般・地方上級:前年の6月頃から
  • 国家総合職:前年の1月〜3月頃から
  • 教養試験のみの市役所:試験の半年前から
  • 高卒程度試験:試験の半年前から

基本的には上記の通りなのですが、この期間よりも短い期間で合格できる方もいます。

既にある程度の専門知識がある方

先ほど専門試験について説明した際、出題科目に法律や経済などの科目が含まれているという話をしました。

となると当然、以下のような方々は他の人に比べて学習時間を減らせますよね。

  • 大学などで法律を専門に学んでいた方
  • 大学などで経済を専門に学んでいた方

法学部の人は既に公務員試験の法律系科目の知識があるので、全く知識がない人に比べて有利と言えます。

経済や政治を学んだ経験がある人も同じですね。

反対にこれらの科目を学習した経験がない人は、長めの学習期間を見積もっておいた方が良さそうです。

この記事を書いている僕も大学時代は理系だったので、専門試験で出題される科目については全く知識がない状態から学習を始めました。

もともと文系科目が苦手で理系に進んだ経緯もあるので、かなりしんどい学習期間だったのを覚えています…

僕と同じ状況の方、頑張ってください。

まとまった学習時間が確保できる方

公務員試験の合格までに必要な学習時間については先ほども書きましたが、改めてまとめると以下の通りです。

  • 国家総合職:1,500時間
  • 国家一般・地方上級:1,000時間
  • 一般市役所:500時間
  • 高卒程度:500時間

なので例えば1日に10時間の勉強時間が確保できる方であれば、市役所試験に2ヶ月弱の期間で合格できるということになりますね。

単位をほぼ取り終えて時間に余裕がある大学4年生や、卒業して公務員浪人をしている方などは、短期間で合格レベルに仕上げることが可能です。

大学生はいつから公務員予備校に通えばいいのか

試験日から逆算してみる

というわけで改めて最初に書いた結論を見てみましょう。

公務員予備校にはいつから通うべきか
  • 国家一般・地方上級:前年の6月頃から
  • 国家総合職:前年の1月〜3月頃から
  • 教養試験のみの市役所:試験の半年前から
  • 高卒程度試験:試験の半年前から

そして主な公務員試験の日程としては以下です。

  • 国家総合職:4月
  • 国家一般職:6月
  • 国家専門職:6月
  • 地方上級:6月
  • 一般市役所:6〜10月

ここから逆算すると、大学生であれば3年生の春から学習を始めれば間に合いそうですね。

教養のみの試験だけを狙う人は、大学4年の春から始めれば秋の試験には間に合います。

大学2年からスタートする人も増えている

大学3年生から始めれば間に合うとはいえ、「将来は絶対に公務員になりたい!」と思っているのに大学3年になるまで何も行動を起こさないのももったいないですよね。

そんな方は、上記の期間よりも早く学習を始めることをおすすめします。

  • 余裕を持って学習を進められる
  • 他の受験生が対策しきれないところまで学習できる
  • 多くの科目を対策できるので、専門試験で簡単な科目をチョイスできる

早く始めることで、上記のようなメリットがあります。

実際に公務員試験を目指す方の中には、少しでも合格率を上げるため大学2年から学習をスタートする人もいます

とはいえ期間が長くなるとモチベーションを維持するのが難しくなるのも事実。

ダラけてしまう可能性も高いので、大手の予備校が開講している「2年合格コース」「1.5年合格コース」などを利用するのもありですね。

社会人はいつから公務員予備校に通えばいいのか

働きながら公務員試験の合格を目指す人も、基本的には大学生同様に以下が目安になります。

公務員予備校にはいつから通うべきか
  • 国家一般・地方上級:前年の6月頃から
  • 国家総合職:前年の1月〜3月頃から
  • 教養試験のみの市役所:試験の半年前から
  • 高卒程度試験:試験の半年前から

もちろん忙しくてなかなか学習の時間が取れない人はもう少し長い期間を考えておく必要はありますが、ダラダラ学習を続けるのは効率が悪いですからね。

1年くらいの期間を定めて、猛勉強して合格を勝ち取るのがいいかと思います。

そもそも社会人として働きながら公務員を目指されている人は、今の仕事に何かしらの不満や不安があることかと思います。

早めに抜け出すことをモチベーションに学習をしたほうが、勉強も捗るかと思います。

まさちゃん

ちなみに僕も社会人として働きながら公務員を目指しました。

塾講師として働いていたのですが、将来に不安を感じたため、公務員を目指し始めた感じです。

「早く抜け出さなきゃやばい!」という気持ちが背中を押してくれたのは、間違いないですね。

公務員予備校はいつから通うべきかまとめ

というわけで今回は、「公務員試験の勉強はいつから始めればいいのか」「公務員の予備校はいつから通い始めればいいのか」といったテーマで詳しく説明しました。

繰り返しになりますが、結論を再掲します。

公務員予備校にはいつから通うべきか
  • 国家一般・地方上級:前年の6月頃から
  • 国家総合職:前年の1月〜3月頃から
  • 教養試験のみの市役所:試験の半年前から
  • 高卒程度試験:試験の半年前から

あくまでも「目安」にはなりますが、参考にしていただければと思います。

また、公務員予備校については有名どころの予備校を徹底比較した記事を作成したので、以下に掲載しておきますね。

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【参考】都道府県別の公務員予備校

北海道北海道
東北青森 岩手 宮城 秋田
山形 福島
関東茨城 栃木 群馬 埼玉
千葉 東京 神奈川
中部新潟 富山 石川 福井
山梨 長野 岐阜 静岡 愛知
近畿三重 滋賀 京都 大阪
兵庫 奈良 和歌山
中国鳥取 島根 岡山 広島 山口
四国徳島 香川 愛媛 高知
九州福岡 佐賀 長崎 熊本
大分 宮崎 鹿児島
沖縄沖縄

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