【公務員試験】特別区Ⅰ類採用までの流れ【日程・科目・倍率・年齢制限】

こんにちは、まさちゃんです!

今日も公務員関係の記事を書いていきます。

テーマは「特別区Ⅰ類試験の具体的内容」についてです。

  • 特別区の職員になりたいんだけどどうすればいいの??
  • 試験の内容や出題科目はなに??

こういった疑問にお答えしていきます。

今回は特別区Ⅰ類試験の事務系職種に特化した記事になりますので、ご了承ください。

この記事を書いている僕は、29歳で国家公務員一般職試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。

実際に公務員試験を受験して内定をもらった経験をもとにこの記事を書いています。

公務員試験については熟知している人間が書いた記事だと思っていただいて大丈夫です!

それでは早速、見ていきましょう。

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特別区Ⅰ類試験の概要

東京23区の職員になるためにはまず、特別区の採用試験に合格する必要があります。

特別区の試験に合格すると、それぞれの区との面接を受けることができるようになります。

そこで合格して初めて、採用されることが決定するということになります。

特別区の試験に合格しても、どこの区からの内定ももらえなければ、働くことはできずに不合格と同じ扱いということですね。

特別区の試験に合格→区ごとの面接で内定→来年度から働ける

年齢制限について

気になる年齢制限についてです。

2020年度の受験案内には次のように書かれています。

受験資格

日本国籍を有する人で、次の年齢要件に該当する人

平成元年4月2日から平成11年4月1日までに生まれた人

年齢要件については、次のア又はイの要件に該当する人も含みます。

ア 平成11年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業した人(令和3年3月までに卒業見込みの人を含む。)

イ アと同等の資格があると当人事委員会が認める人

特別区人事委員会HPより引用

年齢制限の下限については、飛び級などの優秀な人に特例が認められています。

上限については平成元年4月2日でバッサリ切られています。

平成元年4月1日以前に生まれた方は、職歴を生かして経験者採用試験を受験するしかなさそうです。

ちなみに特別区の経験者採用試験は、採用数も多めなため、他の経験者採用試験より合格する可能性が高いです。

とてもおすすめな試験なので、年齢制限を超えたからといって落ち込まずに、そちらを受験することも考えてみてはいかがでしょうか。

試験日程について

ここでも2020年度を例にとって見ていきます。

申し込み受付はもう終わっていますが、来年以降も同じくらいの日程になるはずなので、これから勉強を始める人の参考になるかと思います。

申込受付期間

インターネット

3月19日(木)午前10時〜4月6日(月)午後5時(受信有効)

※原則としてインターネット申込。

※それが困難な場合のみ郵送で申込。

第1次試験

試験日:5月3日(日)午前9時30分集合〜午後4時45分終了予定

合格発表:6月26日(金)午前10時

第2次試験

試験日:7月8日(水)〜7月21日(火)の間で指定の1日

合格発表:8月6日(木)午前10時

基本的にインターネットでの申込になります。

どうしてもインターネット環境が整っていないなどの理由があれば郵送も受け付けてくれますが、これから事務職として働くために受験するわけなので、「この人パソコンスキルないんじゃないの?」という印象を受験前に与えてしまうのはマイナスになりかねません。

なにがなんでもインターネットで申し込むのがいいでしょう。

それから、申込時に志望区を第3志望まで書く欄があるので、採用予定数や人気なども考慮して事前に考えておいた方がいいですよ。

注意して欲しいのは江戸川区を希望する場合です。

江戸川区は専願、つまり「私は江戸川区しか受験しません。」という人しか受け付けていないという点です。

江戸川区を志望する場合は他の区の面接は受けられなくなるので気をつけてください。

まあそうなってくるとみんな江戸川区を敬遠するので、逆に狙い目だったりするんですけどね。

ちなみに今年度の試験は、新型コロナウイルスの影響で日程が変更されました。

来年度の受験を考えている方のために書いている記事ですので、参考になりそうな変更前の日程のみを記載しました。

ご了承ください。

採用予定数

こちらも2020年度を例にとって見ていきますね。

  • 採用予定数:906名程度
  • 千代田区:20名
  • 中央区:18名
  • 港区:23名
  • 新宿区:29名
  • 文京区:33名
  • 台東区:31名
  • 墨田区:25名
  • 江東区:36名
  • 品川区:40名
  • 目黒区:37名
  • 大田区:96名
  • 世田谷区:80名
  • 渋谷区:36名
  • 中野区:43名
  • 杉並区:48名
  • 豊島区:18名
  • 北区:35名
  • 荒川区:15名
  • 板橋区:60名
  • 練馬区:55名
  • 足立区:50名
  • 葛飾区:42名
  • 江戸川区:25名
  • 人厚組合:若干名
  • 競馬組合:若干名
  • 清掃組合:若干名

先ほども書いた通り、特別区の試験に合格すると、それぞれの区ごとの面接を受けることになります。

なので区ごとの採用予定数も載せてあります。

江戸川区は25名か。。。

専願で出すのも勇気がいりますね。

試験科目

次は試験科目について見ていきましょう。

それぞれ細かく説明していきますね。

第1次試験

教養試験

試験時間:2時間

試験内容:

一般教養についての五肢択一式(48題中40題解答)

①知能分野(28題必須解答)

文章理解(英文を含む。)、判断推理、数的処理、資料解釈、空間把握

②知識分野(20題中12題選択解答)

人文科学4題 倫理・哲学、歴史、地理

社会科学4題 法律、政治、経済

自然科学8題 物理、化学、生物、地学

社会事情4題 社会事情

教養試験は48題中40題に解答するというのパターンです。

8問だけ回避することができるのですが、残念ながら多くの人が大嫌いな数的処理は必須解答となっています。

知識分野で文系の人は文系科目のみ、理系の人は理系科目のみで勝負できるようになっているというだけですね。

通常通り知能分野の対策をしておけば問題ないですね。

教養試験の重要科目や勉強方法は別記事にまとめてありますので、気になる方は【教養試験】公務員試験の科目【合格ラインは意外と簡単に超えられます】を参考にしてください。

専門試験

試験時間:1時間30分

試験内容:

一般行政事務に必要な基礎知識についての五肢択一式(55題中40題解答)

出題分野(11分野・各5題)

憲法、行政法、民法①(総則・物権)、民法②(債権・親族・相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、政治学、行政学、社会学

専門試験は55題中40題に解答するというパターンです。

こちらも特殊な科目はないので、通常通りの対策をしておけば問題ないですね。

もちろん全科目勉強して簡単な問題だけかいつまんでいくのもアリですが、正直そんなに試験時間に余裕があるわけではないです。

科目数を絞って勉強して、その科目だけで勝負するのが無難な方法だと思いますね。

専門試験の重要科目や勉強方法は別記事にまとめてありますので、気になる方は【専門試験】公務員試験の科目【科目をしぼれば合格ラインは超えは余裕です】を参考にしてください。

論文

試験内容:課題式(2題中1題選択解答)

文字数:1000字以上1500字程度

論文試験は特別区が抱える課題について、自分自身の考えを記述していくものになります。

2題出題されるので、どちらか1題に解答します。

こちらについても、特に変わった問題はでないので通常の論文対策をしておけば問題ないですね。

参考までに令和元年度の試験問題を下に載せておきます。

特別区人事委員会HPより引用

第2次試験

口述試験(個別面接)

二次試験は個別面接になります。

面接官の人数は3人で、30分程度の面接です。

国家公務員の試験と同様、1次試験の点数との合計で合否が決まるので、1次試験をギリギリで通過した方はここで挽回しないといけませんね。

面接倍率は2倍程度です。

区ごとの面接

特別区の試験に合格すると、各区ごとの面接に入ります。

これがなかなか精神的にえぐい。。。

国家公務員の官庁訪問のようにこちらからアプローチするのではなく、ひたすら声がかかるのを待つスタイル。

お呼びがかかったら面接に行き、内定が出ればそこで来年度から働くことが決定します。

つまり、いきなり全く希望していない区から面接のお呼びがかかることもあります。

というよりその確率の方が高いです。

そんなとき、その区の誘いを断って本命からの連絡を待つのか、その区の面接にいくのかというのはとても悩むところです。

もちろん、断っても本命からお呼びがかかる保証はありません。

やばいシステムっす。。。

ちなみに区面接で不合格の場合は他の区からのお呼びがかかる可能性があります。

チャンスは1回ではないということですね。

2019年度試験の実施結果

参考までに、2019年度試験の実施結果をのせておきます。

採用予定数:966名

受験者数:11,501名

最終合格者数:2,032名

合格倍率:5.7倍

まとめ

今回は特別区の採用試験について詳しくみてきました。

いかがでしたでしょうか。

特別区の試験は採用数も多いため、市役所のような住民と近い職場で働きたいと考えている方にとっては積極的に受験したい試験ですね。

最後の区面接のシステムがえぐいですが、それ以外は一般的な公務員試験の内容なので、受験もしやすいと思います。

ぜひ検討してみてください!

今回は以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

みなさんの合格を心よりお祈りしております。

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