こんにちは、まさちゃんです。
今日はLEC公務員講座の「スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)」について、講座内容や料金について解説していきます。
LECは事務職公務員を目指す人向けの講座の他、理系公務員や心理・福祉職公務員などを目指す人を対象とした講座まで幅広い講座を開講しています。
自分の目標に合わせてピンポイントで講座選びができるのが魅力ですね。
今回は事務職公務員を目指す講座のうちの1つ、「スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)」についての記事になります!
その他のカリキュラムについて知りたい人は以下からどうぞ!(※全ての講座について記事にしているわけではないので、希望する講座が以下に無い場合はLEC公式サイトより確認してください。)
国家総合職を目指すコース
地方上級・国家一般を目指すコース
市役所を目指すコース
簡単に自己紹介
- この記事を書いている僕は、29歳のときに国家公務員一般職の試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。
- 公務員受験生時代には、実際に予備校にも通いました。
- そのときの経験をもとに記事を書いているので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報をお伝えできるかと思います。
そもそもLECの特徴
まずそもそもの話ですが、LEC公務員講座の特徴として挙げられるのは以下です。
- 担任講師制度がある
- 合格実績がとても高い
- オリジナルテキストと問題集が優秀
- 47都道府県それぞれの対策がある
- 時事対策も受けられる
- 模擬試験が受けられる
- リアル面接シミュレーションが好評
こんな感じですね。
LECはTACと並んで公務員予備校の定番中の定番なので、実績も豊富で安心して受講することができます。
毎年上位合格者を多数輩出していることからも、LECの指導力の高さ、教材の質の高さは間違いないかと思います。
また、面接対策として提供されている「リアル面接シミュレーション」の評判もとても良いので、面接に不安がある人には特におすすめです。
通勤電車の中や寝る前のちょっとした時間にも学習を進めることができます。
スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の特徴
LECの公式サイトに記載されていた、このコースの特徴としては以下の通りです。
- 公務員試験全般の択一・論文・記述・面接に対応している
- 主要な教養・専門科目はインプット・アウトプットで万全の対策ができる。
- 専門記述試験対策ができる。
- 志望する自治体に特化した情報が入手できる。
- 模擬面接「リアル面接シミュレーション」を回数制限なく受講できる。
スーパースペシャルコースは、LECの数あるコースの中で最も幅広い試験に併願できる内容になっています。
スペシャルコースの受講では併願が難しい国税専門官や国税専門官などの専門職にも併願できるよう、マイナー科目の対策も可能です。
- なるべくたくさんの試験に併願したい!
- 具体的に志望先は決まっていないけどとにかく公務員になりたい!
- 国税専門官や国税専門官などの専門職にも併願したい!
という人はこちらを受講しましょう!
大学3・4年生、既卒、社会人が対象となっています。
スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の受講料
続いては受講料について。
2年パーフェクトスペシャルコースを含め、地方上級・国家一般職対策コースの受講料は以下の通りです。
スペシャルLightコース (地方上級・国家一般) | 273,000円 |
スペシャルコース (地方上級・国家一般) | 349,000円 |
スーパースペシャルコース (地方上級・国家一般) | 417,000円 |
1.5年パーフェクトコース (地方上級・国家一般) | 販売終了 例年7月より新年度分販売開始 |
1.5年パーフェクトスペシャルコース (地方上級・国家一般) | 販売終了 例年7月より新年度分販売開始 |
2年パーフェクトコース (地方上級・国家一般) | 540,000円 |
2年パーフェクトスペシャルコース (地方上級・国家一般) | 600,000円 |
速習スペシャルコース (地方上級・国家一般) | 251,000円 |
公務員試験予備校の費用相場は40万円〜50万円くらいなので、この料金は「相場通り」と言ったところですね。
LECは受講方法として「通学・Web通信・提携校通学」の3種類があるのですが、料金にほとんど差はないです。(※上記の表はWeb通信で受講した場合の料金です。)
個人的には隙間時間を有効活用できるWeb通信での受講がおすすめです。
今の時代、わざわざ予備校の教室に通わなくても、スマホで講義動画を視聴できますからね。
朝の通勤・通学の時間や、寝る前のちょっとした時間でも学習できるので、効率よく学習を進めることができますよ。
なお、労働基準監督官や国税専門官などの専門職に併願する予定がない人は、「スペシャルコース」を受講することで受講料を抑えられます!
スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)で併願可能な試験
このコースを受講することで併願可能な試験としては以下です。
- 地方上級(道府県庁・政令指定都市)
- 国家一般職
- 市役所
- 東京都Ⅰ類B
- 東京都特別区
- 国税専門官
- 財務専門官
- 裁判所事務官(一般職)
- 労働基準監督官
- 国立大学法人等職員
- 警察官
- 消防官 他
地方上級・国家一般職などの主要な公務員試験に幅広く併願できる内容になっています。
論文試験や人物試験対策も万全のオールインワンカリキュラムです。
こんな人におすすめ
- 行政職の公務員から国家専門職まで幅広く併願したい
- 公務員になりたいけどどこを受験しようか決まっていない
マイナー科目まで網羅されているので、国家専門職への併願が可能になっています。
スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の講座内容
このカリキュラムで学べることとしては、具体的には以下の通りです。
インプット講座
開講式 (1回) | 学習スケジュールの立て方やLECのサービスについて |
教養マスター (29回) | 数的処理15 社会科学10 文章理解4 |
教養セレクト (38回) | 日本史4 世界史4 地理4 思想3 文芸1 数学4 物理4 化学4 生物4 地学4 情報2 |
専門マスター (79回) | 憲法10 民法I9 民法II9 行政法11 政治学8 経済原論I12 経済原論II12 財政学6 経済事情2 |
専門セレクト (51回) | 行政学6 経営学6 社会学6 国際関係5 刑法6 社会政策3 経済史2 労働法5 心理学4 教育学4 英語4 |
専門記述対策講座講義編 (10回) | 憲法 民法 行政法 経済原論 財政学 経営学 会計学 政治学 行政学 社会学 各1回 |
論文マスター講義編 (4回) | 論文マスター講義編4 |
時事白書ダイジェスト (4回) | 白書編1 時事編3 |
面接マスター (3回) | 面接マスター3 |
専門職必修講座講義編 (46回) | ■国税専門官・財務専門官 会計学10 商法6 専門記述対策6 ■労働基準監督官 労働法6 労働事情1 専門記述対策3 ■裁判所事務官(一般職) 憲法4 民法5 刑法4 一般小論文1 |
都道府県論文対策講座 (1回) | 6エリアから1つ選択 |
都道府県別面接対策講座 (1回) | 47都道府県から1つ選択 |
SPI対策講座 (4回) | SPI対策講座4 |
アウトプット講座
数的処理プラクティス (4回) | 数的処理プラクティス4 |
経済原論プラクティス (10回) | 経済原論I5 経済原論II5 |
法律プラクティス (3回) | 憲法 民法 行政法 各1 |
過去問解きまくり解説講座 | 数的処理110問解説 |
論文マスター答練編 (4回) | 論文マスター答練編4 |
専門記述対策答練編 (3回) | 専門記述対策答練編3 |
専門職必修講座答練編 (6回) | ■国税専門官・財務専門官 専門記述対策3 ■労働基準監督官 専門記述対策3 |
職種別最新!傾向対策講座 (7回) | 国家一般職 国税専門官・財務専門官 労働基準監督官 裁判所事務官(一般職) 東京都Ⅰ類B 東京都特別区 地方上級 各1回 |
模試 (6回) | トライアル模試2 地方上級・国家一般職択一公開模試2 国家一般職択一記述公開模試1 地方上級・国家一般職直前択一公開模試1 |
フォロー制度
担任講師制度・担任ホームルーム | 担任講師が最終合格まで徹底フォロー |
デジタルホームルーム (7回) | 担任講師が最終合格まで徹底フォロー |
模擬面接(リアル面接シミュレーション) | 回数制限なし |
模擬集団討論・集団面接 | 回数制限なし |
インプット合計270回、アウトプット合計37回、模試6回という内容になっています。
択一対策、専門記述対策、論文対策、面接対策などオールインワンのカリキュラムです!
スペシャルコースとの違いとしては以下です。
- インプット講座の「専門セレクト」の講義回数
- 専門職必修講座の有無
- 職種別最新!傾向対策講座の回数
スペシャルコースだと以下の通り講義内容が少なくなっています。
専門セレクト (37回) | 行政学6 経営学6 社会学6 社会政策3 国際関係5 刑法6 労働法5 |
専門職必修講座講義編 | 無し |
専門職必修講座答練編 | 無し |
職種別最新!傾向対策講座 (4回) | 国家一般職 東京都Ⅰ類B 東京都特別区 地方上級 各1回 |
科目数が大幅に減っていますね。
専門職の試験で出題されるマイナーな科目も対策できるので、そういった試験種を考えている人はスーパースペシャルコースで受講する方がいいかと思います。
逆に特に専門職を目指す予定がない場合は「スペシャルコース」での受講が負担軽減の意味でもおすすめですね。
サンプル講義が公式サイトで公開
LECは、公式サイトで「無料サンプル講義」を公開しています。
数的処理や専門科目の講義動画が視聴できるので、講師との相性確認も兼ねて一度視聴してみるといいですね!
これだけでは受講を決めきれないという人は、「おためしWeb受講制度」という最大3回までの講義を無料視聴できる制度があるので、併せて活用してみてください!
LECの担任講師制度
LECには通信生も利用できる担任講師制度があります。
受講生一人ひとりの事情に合わせて学習スケジュールを立てたり、不安や悩みなどの相談ができます。
そんな時にいつでも相談できる環境が整っているのは嬉しいですね。
他の校舎で相談することもできるので、「今は都心に出ているけど地元の自治体を受験したい」といった場合には地元の事情に詳しい講師に相談することもできます!
LECの教材「Kマスター」「過去問解きまくり」
LECには受講生からの評判がとても良い「Kマスター」というテキストと、「過去問解きまくり」という問題集があります。
特に「過去問解きまくり」は1冊あたりおよそ170問という問題数が収録されていて、出題傾向や対策もわかりやすくまとめられているなど充実した内容。
Kマスターと併用することで理解度が深まるような作りになっています。
公務員試験は予備校でいくら良い講義を受けたとしてもそれだけで合格できるほど甘い試験ではありません。
自分で過去問を解きつつ復習し、知識を定着させていく必要があります。
それだけ重要な問題集の評判が良いというのは、LECを受講する大きなメリットになりますね!
LECの面接対策は回数無制限
LECの面接対策は、受講生からの評判がとても良いです。
公務員試験の面接の基礎を学ぶ「面接マスター」から始まり、「都道府県面接対策講座」で志望先に合わせた対策、「リアル面接シミュレーション」で実践的な対策が受けられます。
リアル面接シミュレーションには「分析編」と「実践編」の2種類があり、分析編は専門家であるキャリアコンサルタントの指導を受けて自己分析や志望動機の作成などを行います。
実践編では限りなく本番に近いリアルな面接を受けることができ、収録された動画により客観的に面接対策をしていきます。
コース生は回数制限なしで受けられます!
スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)の評判・口コミ
LEC入校時の説明を受けた際、「LECは一次試験合格前でも面接対策をしてもらえる」ことを聞きました。公務員試験では一次試験の筆記試験も大事ですが、最後は面接を含めたトータルでの点数で合否が決まります。そこで、少しでも早い段階で面接を視野に入れておくことが大切であると感じました。その意識とLECの方針が一致していたため、LECを選びました。リアル面接シミュレーションという、普段授業をしている講師とは別の講師が面接の相手や相談役をしてくださるシステムがあり、私も利用しました。
LEC公式サイト「合格者の声」より
私は通信で勉強したかったので、通信の制度が充実している予備校を探していました。LECは面接の練習や相談を回数制限なく行うことができます。勉強でつまずいた際には、直接予備校に行って聞くことももちろんできますが、Webで質問することができました。私の知る限り通信生の質問回数に制限を設けている予備校は多かったですが、LECは通信生だからといって損をすることはなく、むしろ手厚い対応をしていただけます。
LEC公式サイト「合格者の声」より
私が合格できた主な要因としては、LECの先生方の存在です。漠然と「就職するなら公務員がいい!」と思っていた自分のちょっとした甘さや、公務員という仕事への魅力、勉強法、併願先など何もわかっていない私に何から何まで、親身になって教えてくださった先生方がいなければ、合格はしていなかったと思います。しかし、先生方の努力だけでは何にもなりません。様々なことを教えてもらったうえで、自らが決めた目標・合格先へ着実に努力を積み重ねていった結果が合格という結果に至ったと思っています!
LEC公式サイト「合格者の声」より
第1に、地方公務員から国家公務員まで幅広く受験したいと考えていたからです。LECではほぼすべての公務員試験対策に対応していたので、この点が決め手の1つとなりました。第2に、私は筆記試験対策だけでなく、面接試験対策もしっかり行いたいと考えたからです。受講相談などで、LECでは受験前年の9月からエントリーシートの添削や模擬面接などの充実した面接対策を行うことができると知りました。このこともLECを受講する大きな理由の1つとなりました。
LEC公式サイト「合格者の声」より
私は民間と公務員を併願しており、就活中は両立に悩むこともありました。しかしながら、結果的には民間と併願したことで面接の場数を踏むことができ、公務員試験でも飾らない自分で、予想外の質問にも適切に対応することができました。また公務員試験の勉強で忙しいながらも、LECの教材を最大限に活用して、東京都の専門記述問題もほぼ完答することができました。自分がやってきたことで無駄になることはないと信じ、全力で取り組んできた努力が実を結んだのだと思います。
LEC公式サイト「合格者の声」より
まとめ
というわけで今回はLEC公務員講座の「スーパースペシャルコース(地方上級・国家一般職対策)」について、講座内容や料金について解説しました。
これから受講したいと考えている人の参考になれていれば幸いです。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。
追伸
この記事が役に立ったと思った方は、SNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。一人でも多くの方に、公務員試験のリアルな情報が届きますように!
また、この記事を読んで公務員になりたいと思った方には、「公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】」の記事が参考になるかと思います。
僕の元公務員としての経験や、現在のキャリアアドバイザーとしての知識をもとに書きました。
「将来が不安だなぁ…」と漠然と感じていた20代の僕を救い出してくれたのが公務員試験です。公務員試験への感謝の気持ちも込めて書いた記事です。
過去の僕と同じように将来に不安を感じている多くの方に、この記事が届くことを願っています。
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