宅建試験は、全50問・4肢択一式のマークシート方式で実施されます。この記事では、試験の出題形式と科目ごとの配点、各科目の特徴を解説します。
出題形式は4肢択一・全50問
宅建試験(宅地建物取引士資格試験)は、不動産取引に携わる宅建士としてふさわしい素養があるかを試す試験です。問題はすべて、4つの選択肢から条件に合うものを選ぶ4肢択一式のマークシート方式で、記述式はありません。
問題数は全50問(1問1点の50点満点)、試験時間は13時から15時までの2時間です。登録講習を修了した5問免除者は45問・1時間50分(13時10分から)になります。
科目ごとの出題数・配点
出題は5科目に分かれ、科目ごとに問題数が大きく異なります。1問1点なので、出題数がそのまま配点です。
| 科目 | 出題数(配点) | 問題番号 |
| 権利関係 | 14問(14点) | 問1〜問14 |
| 法令上の制限 | 8問(8点) | 問15〜問22 |
| 税その他 | 3問(3点) | 問23〜問25 |
| 宅建業法 | 20問(20点) | 問26〜問45 |
| 免除科目 | 5問(5点) | 問46〜問50 |
権利関係と宅建業法の2科目だけで34問と、全体の7割近くを占めます。この2科目にどう向き合うかが宅建試験の中心テーマになります。
各科目の特徴
権利関係
民法を中心に学ぶ科目です。不動産の売買契約や賃貸借契約など、生活に密接した話が多く、とっつきやすい反面、勉強量がとにかく多く、問題が解けるようになるまで時間がかかります。合格には、この科目とどれだけうまく付き合えるかがポイントです。
法令上の制限
建築基準法など、土地や建物への規制を定めた法令を学びます。「建蔽率」のように日常では聞かない専門用語が多く、慣れるまでが大変です。ただし重要項目が繰り返し出題される特徴があり、用語さえ覚えてしまえば過去問演習は意外とサクサク進みます。
税その他
不動産取得税や固定資産税など、不動産にまつわる税金を学びます。税理士のような高度な理解は求められず、内容は税制の入門レベルです。慣れたらポイントを絞って対策すれば十分です。
宅建業法
不動産取引の業務を規制する宅地建物取引業法を学びます。ルール自体は多くなく、学習は比較的早く終わりますが、出題20問は全科目で最多。8割以上の正解を狙いたい最大の得点源で、ここで点数を稼げなければ合格はないといえるほど重要な科目です。
免除科目
建物や土地の構造、統計など不動産取引に関する知識が問われます。過去に出題された内容をマスターすれば十分対応できます。なお、不動産業に従事する一定の条件を満たす人は、登録講習の受講でこの5問の解答が免除されます。
5点免除の条件や申請方法はこちらの記事で解説しています。
👉 宅建の5点免除とは?条件・申し込み方法・合格率への影響を解説
まとめ
📝 宅建の試験内容まとめ
・全50問・4肢択一のマークシート方式(記述式なし)
・出題は5科目で、権利関係と宅建業法で7割近くを占める
・最大の得点源は宅建業法。割以上の正解を狙いたい
・不動産業従事者は5点免除で有利に受験できる
科目ごとの配点の偏りこそが宅建試験の特徴です。どこで得点すべきかを押さえたうえで、学習をスタートしましょう。

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