中小企業診断士の就職先には、コンサルティングファーム・金融機関・一般企業・公共機関などがあります。この記事では、中小企業診断士の主な就職先と、実際にどんな働き方の人が多いのかを解説します。
中小企業診断士の主な就職先
診断士事務所・コンサルティングファーム
どちらも経営支援を本業とする職場で、診断士としての実務経験を積むには最適です。複数の診断士が在籍する診断士事務所なら、先輩から仕事を学べるため実務未経験でも働きやすい環境です。
一方コンサルティングファームでは、大手ならチームでのプロジェクトや他業種の専門家との協働も経験できます。会社ごとに得意分野が異なるので、自分の興味に合う分野を扱うところを選びましょう。
金融機関
法人融資では、企業の財務を分析して貸し倒れのリスクを見きわめる力が求められます。経営に精通した診断士は多角的に企業を精査できるため、地方銀行の融資審査などで力を発揮できます。
税理士・会計事務所
税務や会計の業務に加えて、クライアントから経営の相談を受けることがあるため、診断士を置いている事務所も少なくありません。補助金申請や経営コンサルティングまで、幅広い業務に携われます。
一般企業の経営企画部門
診断士の知識を、自分の会社の経営に活かす道です。いわば社内のコンサルタントとして、経営企画や事業企画といった自社の進む方向を考える職種で力を発揮できます。こうした職種では、診断士の資格保有者を歓迎する求人も見られます。このように企業に勤めながら資格を活かす人は「企業内診断士」と呼ばれます。
商工会議所などの公共機関
地域の中小企業を支える立場で働く道です。代表的なのは商工会議所で、中小企業の相談に応じる人材として診断士が求められることがあります。このほか、中小企業基盤整備機構や都道府県の中小企業支援センターも就職先の候補になります。
実際は独立開業と一般企業勤務が多数派
中小企業診断協会のアンケート調査によると、診断士の働き方でもっとも多いのは独立開業です。診断士専業の人が約4割、他の資格と兼業する人が約2割で、合わせて56.5%と過半数を占めます。次に多いのが一般企業勤務の27.3%で、独立と一般企業勤務だけで8割を超えます。
就職先の選択肢は幅広いものの、実際には独立するか企業内診断士として働く人が大多数という実態は、キャリアを考えるうえで押さえておきたいポイントです。
まとめ
📝 中小企業診断士の就職先まとめ
・実務経験を積むなら診断士事務所・コンサルティングファーム
・金融機関・士業事務所・一般企業・公共機関でも活かせる
・実態は独立開業と一般企業勤務で8割超
・転職では資格だけでなく実務経験やスキルも重視される
就職先の幅広さは診断士の大きな魅力です。自分の目指す働き方に合わせて、資格をどう活かすか考えてみてください。
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