中小企業診断士に向いているのは、人と関わりながら物事を多面的に考えられる人です。この記事では、中小企業診断士の仕事の性質を踏まえて、向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
前提:中小企業診断士は「企業のお医者さん」
中小企業診断士は、中小企業の経営を診断し、成長に向けた助言を行う専門家です。企業の現状を見立てて処方箋を出す仕事ぶりから、中小企業のお医者さんとも呼ばれます。
働き方は、コンサルティング会社や診断士事務所に勤める、企業内診断士として働く、公的機関で働く、独立開業するなど多様です。
経営者の話を聞き、多面的に分析し、説得力をもって助言する仕事です。適性はこの3つの場面から考えていきましょう。
中小企業診断士に向いている人の特徴
コミュニケーション能力が高い人
診断士の中心業務はコンサルティングであり、経営者や社員との会話の連続です。相手の話から課題を見つけ出し、納得してもらえるように助言を伝える力が、仕事の質をそのまま左右します。
物事を多面的・俯瞰的に見られる人
企業の現状は、業績の数字ひとつで評価できるものではありません。関係する法令や業界の先行きなど、さまざまな要因をあわせて判断する必要があります。ひとつの事象を複数の角度から捉えられる人は、診断士として抜きん出た力を発揮できます。
人脈を広げたい人
診断士の仕事は他の専門家との連携が欠かせません。たとえば事業所の新設を伴う成長戦略なら、行政への申請や届出で行政書士と協力することになります。人とのつながりを積極的に築いていける人に向いた仕事です。
学び続けるモチベーションがある人
診断のためにはさまざまな物事の分析が必要で、日々の学びが欠かせません。自ら情報を集め、成長につながる提案を積み重ねられる人ほど、診断士として成功しやすくなります。
中小企業診断士に向いていない人の特徴
頑固で意見を変えられない人
中小企業を取り巻く環境は日々変わり、過去の助言が通用しなくなることもあります。相手の話を聞いて自分の意見を修正する柔軟さがないと、時勢に合わない助言をしたり、聞く耳を持たない態度で信頼を失ったりしかねません。
ひとつの情報だけで判断してしまう人
財務諸表などひとつの書類だけで企業を判断することはできません。企業の実像は、営業成績から周囲の環境や背景まで含めて見えてくるものです。ひとつの情報を絶対視するタイプの人は、診断を誤るおそれがあります。
まとめ
📝 中小企業診断士の適性まとめ
・コミュニケーション力と多面的な視点が仕事の土台
・人脈づくりや学び続ける意欲も成功を後押しする
・頑固さやひとつの情報だけでの判断は診断を誤らせる
・働き方は勤務・独立・企業内・公的機関と多様
すべてに当てはまる必要はありません。ひとつでも自分の強みと重なる特徴があれば、中小企業診断士を目指す価値は十分にあります。
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