行政書士試験の時間配分は?目安と時間切れを防ぐコツを解説

行政書士試験の試験時間は午後1時〜4時の3時間です。問題量に対して余裕は少なく、時間配分が合否を分けます。この記事では科目別の時間配分イメージと、試験前・本番中それぞれの時間切れ対策を解説します。

目次

試験時間は3時間(ただし余裕はない…)

行政書士試験は60問を3時間(180分)で解く試験です。長丁場に見えますが、長文問題や記述式が含まれるため、無計画に解くと時間切れになる可能性があります。まずは基本となる時間配分の目安を持ち、演習を通じて自分仕様に調整していくのが基本です。

科目別の時間配分イメージ(見直し込み180分)

余裕をもって短めに設定した時間配分の目安は以下のとおりです。

科目時間配分
基礎法学5分
憲法15分
行政法40分
民法30分
商法15分
多肢選択式15分
記述式20分
文章理解10分
基礎知識15分
見直し15分
合計180分

配分の考え方は以下のとおりです。

  • 行政法・民法に厚く:配点の大きい2科目は、しっかり解ききれる時間を確保する
  • 商法は割り切りも可:全範囲を学習していない場合は10分程度に圧縮してよい
  • 多肢選択式は多めに:1問5分見積もり。難問は飛ばす判断も必要
  • 記述式は部分点狙い:完璧な解答を目指さず、書ける部分から書く
  • 見直しは最低5分死守:マークのズレ、誤字脱字、「妥当なもの/誤っているもの」の読み違いを確認する

試験前にやっておく準備

3時間通しのシミュレーションを5回程度行う

年度別過去問や模試を、本番と同じ午後1時〜4時の時間帯で通しで解いてみましょう。実際にやってみると、計画どおりに進まない、後半に疲労でペースが落ちるといった発見があります。それを踏まえて、余裕を持った配分に修正していくことが大切です。

解く順番を決めて練習しておく

1問目の基礎法学は毎年出題予想が難しい科目です。得意科目から解き始め、頭が慣れてきたところで文章理解に取り組むなど、自分に合った順番を模試で見つけておきましょう。

ただし、順番の入れ替えはマークミスのリスクを高めます。複雑な順番にせず大きなブロック単位で分ける、ぶっつけ本番での変更は絶対にしない、の2点を守ってください。

長文への耐性と知識の精度を上げる

時間が足りなくなる原因の多くは、問題文の理解に時間がかかることと、知識があいまいで判断に迷うことです。民法の記述式や文章理解に向けて日頃から長文を読む習慣をつけるとともに、単純な条文問題は即答できるレベルまで知識の精度を高めておきましょう。

本番中の立ち回り

迷った問題は捨てて次へ進む

2択まで絞れたのに決めきれない、記述式の用語が思い出せない、という事態は本番で必ず起こります。決めた時間配分を超えたら、勇気を持って次の問題へ進みましょう。行政書士試験は全問正解する必要はなく、解ける問題を確実に解くことが合格への道です。

周囲のペースに惑わされない

他の受験生がページをめくる音で焦る必要はありません。順番を入れ替えているだけ、解けずに飛ばしただけかもしれません。気にすべきは自分の時間配分が大きく狂っていないかどうかだけです。

時間切れになる人の共通点は「順番の複雑化」「迷った問題への固執」「周囲を気にしたペースの乱れ」の3つです。裏を返せば、シンプルな計画を守るだけで時間切れの大半は防げます。

まとめ

📝 行政書士の試験時間まとめ
・試験時間は13時〜16時の3時間。問題量に対して余裕は少ない
・時間配分は行政法40分・民法30分を軸に、見直し15分を確保
・本番前に3時間通しの演習を5回程度行い、自分の配分に調整する
・迷った問題は捨てる。解ける問題を確実に解くことが合格への近道

時間配分は複雑な戦略より、事前に決めたシンプルな計画を本番で守ることが大切です。模試や過去問演習で自分のペースをつかみ、落ち着いて本番に臨みましょう。

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