TACの弁理士講座の評判は?【デメリットや講師の口コミ、講座内容を徹底解説】

  • TAC弁理士講座の評判・口コミが知りたいなあ…
  • できれば悪い評判・口コミも知りたいなあ…
  • 他の予備校と比較してどうなのかも知りたいなあ…

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

さて、今回は「TAC弁理士講座の評判・口コミ」についての記事になります。

TACは全国に教室展開している大手の資格予備校です。その知名度からくる安心感に魅力を感じ、受講を検討している方も多いのではないでしょうか。受講を決断するにあたり気になるのが、実際に受講した方の評判や口コミですよね。今回はそれらを調査し、まとめました。予備校選びの参考にしていただければと思います。

それから評判や口コミにはあまり挙がっていない、TAC弁理士講座のおすすめポイントについても紹介していきます。僕が予備校マニアとして、日々様々な予備校講座をチェックしていく中で、ここは競合他社と比較してTACの魅力だよね、と感じたポイントをまとめました。こちらもぜひ参考にしていただければと思います。

目次

TAC弁理士講座の良い評判

まずはTAC弁理士講座の良い評判・口コミを紹介していきます。ネット上やSNS上に投稿されていた評判を調査したところ、特に多かったのは以下の2つの口コミでした。

  • テキストがわかりやすい
  • 講師の説明がわかりやすい

それぞれ詳しく説明していきますね。

テキストがわかりやすい

TACは弁理士講座に限らず、テキストの評判が基本的に良いです。「わかりやすい教材作り」についてのノウハウを会社内でしっかり共有できているのでしょう。弁理士試験のテキストも「わかりやすい」という評判はとても多く挙がっていました。テキストにはいくつか種類があるのですが、今回はTACの弁理士講座を受講する方の多くが使用するあろう、「基本講義(体系編)」のELEMENTSと、「基本講義(逐条編)」の基本講義テキスト(逐条編)について、実際に受講した方の評判を紹介していきます。

ELEMENTS

ELEMENTSは、講座の導入部分である基本講義(体系編)で使用され、法的な枠組みや重要ポイントを理解にするのに役立ちます。基本的な知識がシンプルにまとまっているので、各法律の全体像を効果的に把握することができ、これから始まる長い弁理士試験学習の土台となる知識をインプットできます。

実際に受講した方の声をいくつか掲載します。

■私自身にとっては、Elementの教材が非常に役立ちました。長期間に渡り、断続的に勉強をしていたため、いったん記憶していたものの忘れている知識もとても多かったので、基本中の基本を見返すのにElementを何度も読み返しました。理解の定着にとても役立ちました。

■1年本科生コースは、最初にELEMENTSという基本参考書を用いた基本講義(体系編)から始まります。ELEMENTSには特許法、実用新案法、意匠法、商標法、条約、不正競争防止法、著作権法の概要がコンパクトにまとまっており、それぞれの内容をスムーズに理解することができました。

■「エレメンツ」を用いて、四法から下三法まで広く、重要なテーマを知ることができました。膨大な試験範囲の中でも、よく問われるテーマとそうでもないテーマを見分けることで、勉強の優先順位を付けることができました。

ちなみにELEMENTSはamazonでも買えます。中身が気になる方は、amazonでサンプルが読めるようになっているので、そちらを確認するとイメージがつくかと思います。

基本講義テキスト(逐条編)

続いて逐条テキストについても見ていきます。逐条テキストは、講座の核である基本講座(逐条編)で使用されます。本試験に対応できるレベルの深い知識を習得するためのテキストです。特徴的なのは、短答と論文で問われる知識を一元化して掲載している点ですね。以下の画像がわかりやすいかと思います。

こんな感じで、短答試験に出題された論点と、論文試験に出題された論点がまとめて掲載されています。

短答試験では「正確な知識」が求められますが、その正確な知識を丸暗記で習得するのは、弁理士試験の出題範囲の広さから考えても難しいのは明らかです。なので具体的な事例をイメージしながら記憶していくのが効果的な学習法となりますが、これがすなわち論文試験の対策なわけです。論文試験対策で具体的な事例をイメージして知識を活用できるようになれば、短答試験で問われる「正確な知識」の習得にもつながっていきます。

上記の理屈から、TACの弁理士講座のテキストは短答対策と論文対策が一元化されたハイブリットな作りになっているというわけです。

実際に受講した方からは、「このテキストだけで足りた」という声が多く挙がっていました。以下でいくつか紹介します。

■短答試験から口述試験まで必要な知識がすべて盛り込まれており、最初から最後までこのテキストのみで走りぬけることができたという点で、逐条編のテキストがとてもよかったです。一つのテキストを約半年かけて繰返し読み込んだことで、知識の定着が早かったと思います。また、繰返し同じテキストを読み返していたおかげで「画像記憶」のような形での記憶もすることができました。

■条文とその解説、判例、審査基準、試験でのポイント、全ての情報が1冊に詰まっています。短答~口述を通してずっとこのテキストを使って勉強してきましたが、情報の過不足を感じたことはありません。合格に必要な情報が網羅されていると思います。

■試験に出るポイントが網羅されており重宝しました。青本や判例集を開かずとも、このテキストに書いてあることだけを繰り返し読んで理解するだけで、合格に必要な知識は十分身に付くと思います。また、条文ごとに重要度が星の数で示されており、どの条文を重点的に学べばよいのかがひと目でわかるので効率よく学習を進めることができました。

講師の説明がわかりやすい

続いてTAC弁理士講座の講師についても評判を見ていきましょう。

TACには複数の講師が在籍していますが、今回はWeb通信受講でも講義を担当している以下の2名の講師について、受講した方の声を紹介していきます。

  • 小松 純 講師
  • 齋藤 晶子 講師

小松 純 講師

主に基本講義と論文答練を担当するのが小松純講師です。小松先生の講義は、体系的で理解しやすいとの評判が受講生から多く挙がっていました。条文の要件や効果を明確に示し、視覚的にも分かりやいよう工夫されており、必要なポイントを効率的に把握できる点が、受講生からの「わかりやすい」との評価につながっています。

そして最も多かった口コミが、モチベーション管理に関する口コミです。小松先生は講義中に生徒のモチベーションを維持するための雑談や人生訓を取り入れています。これが「役に立った」「毎回の楽しみだった」との評判がたくさん挙がっていました。勉強の疲労を感じさせない楽しい雰囲気を作り出せる点が、小松先生の強みであり魅力と言える部分でしょう。

実際に講義動画を視聴してみましたが、熱い指導をするカッコイイ先生だなという印象を受けました。面白い話をするところと、熱い指導をするところのギャップの大きさが、受講生の心を鷲掴みにしているのでしょう。好みが分かれそうな先生だなという気もしたので、公式サイトに掲載されているサンプル講義動画での相性確認は必須です。

■必須科目の知財法については、小松先生の講義は体系的でとても充実しており、飽きることなく受けることができました。授業中に雑談も適宜組み入れられていたため、疲労することもあまりありませんでした。とてもためになる人生訓も胸に響くものがあり、有意義な時間を過ごせました。

■小松先生の基本講義(体系編)で勉強の進め方や試験の全体像の基礎的なところを学べたのは非常によかったです。受験勉強は基本的に孤独の中でやることなので、オンのためにオフをとる、一日一笑、勝ってから斬る等、勉強だけでなく人生に向き合う精神的なことも学べたことは非常に大きかったです。

■今日は勉強するのが億劫だなと感じるような日であっても、小松先生は講義の合間合間に生徒のモチベーションを上げるお話しをしてくださるので、勉強する意識を高く保ちながら毎日勉強に励むことができました。

■WEBでしたが初めて小松先生の授業を視聴したときはこんなにわかりやすく的確に指導をしてくださる先生がいるのだと目から鱗が落ちる感覚でした。しかも受験指導だけではなく、人としての生き方や試験勉強時のモチベーションの維持の仕方などにも示唆に富み、毎週WEBで受講するのが楽しみになりました。

■小松先生は、講義の中で、ポイントとなる条文の要件と効果、趣旨を色分けで示し、覚えるべき箇所を明確に示していただけたのが分かり易くて非常に良かったと感じました。また、講義の冒頭や途中でアイスブレイク的に雑談を挟んでくださったのが、単調になりがちな講義の中で、モチベーションの維持に非常に役立ちました。

■小松先生の講義を受けていました。先生の講義は説明がとてもわかりやすく、講義後には毎回質問に丁寧に回答してくださるので、講義で学んだことの理解が深まりました。また、講義の合間にモチベーション維持や健康管理の方法等の面白い話をしてくださるので、毎回楽しみにしていました。

齋藤 晶子 講師

主に短答答練を担当するのが齋藤晶子講師です。齋藤先生に対しても、講義が「わかりやすい」との評判が多かったですね。法律制度の構造を丁寧に説明し、複雑な判例や法律用語も伝わりやすい平易な言葉で解説してくれるとのこと。条文だけでなくその背後にある理念や目的まで理解することで、記憶に定着しやすいだけでなく、考え方の幅が広がるのでその後の学習にも活きてきます。

実際に講義動画を視聴しましたが、穏やかな表情で強弱をつけて話される先生だなと感じました。ゆっくり丁寧に聞き取りやすい話し方をしてくださるのですが、その中に強弱がある…あまり他の予備校にはいないタイプの先生だと思うので、齋藤先生の講義が好きな方はTACでの受講を検討しましょう。こちらも公式サイトにサンプル講義動画がアップされています。

■齋藤先生は制度の構造を丁寧に解説してくださります。単に条文を見るだけでは制度の構造を理解しにくいこともありますが、齋藤先生の説明によって具体的なイメージを持つことができました。

■難しい趣旨や判例などもとても親しみやすい言葉で説明されるので、苦手だった商標や著作権の判例などもよく理解できました。言葉は平易ですが内容は高度で、押さえるべき文言はきちんと正確に教えてもらえるので、正確な知識を身に付けられました。

■先生は講義に抑揚をつけられるので、知識のポイントが捉えやすいです。さらには短答、論文、口述でどういう出題がされたかまで講義で触れて下さるので、最終合格を意識した知識の習得ができました。質問も真摯に対応して下さいますし、嚙み砕いて解説して下さるので、基礎力を完成する上で、齋藤先生の講座はお薦めです。

TAC弁理士講座の悪い評判

続いて悪い評判・口コミについても紹介していきます。ですがこちらについては、ネット上やSNS上を調査したところ、結論としては以下になります。

口コミ自体があまり無かった

結構時間をかけて調査をしたのですが、SNS上にはTAC弁理士講座の口コミがほとんど投稿されていませんでした。弁理士試験対策の予備校としては、LECや資格スクエア、アガルートなどが実績上位なので、これらを使っている方が多いのでしょう。TACはそもそも受講している方の数があまり多くないものと思われます。公式サイトに掲載されている「合格者の声」も数が少ないですからね。2023年で7名、2022年も7名、2021年は6名です。たくさんの受講生が集まっているということはないでしょう。

「悪い評判」とはっきり言えるほどのものではありませんが、強いて挙げるなら、小松先生の講義スタイルは好き嫌いが分かれそうという点が、口コミからもわかりました。

小松先生は情熱的な講義スタイルが持ち味ですが、そこに苦手意識を感じる方は受講しない方が良さそうですね。

それからメンタルの話が多い点も、そんな話は不要だと思う方は受講しない方がいいでしょう。

一昔前はTACかLECか、みたいな感じで予備校の選択肢が少なかったのですが、今は資格スクエアもアガルートもスタディングもあります。現地で生講義を受けなくても、Web上で受講するスタイルも一般化してきています。たくさんの講師のサンプル講義動画を見て、一番自分に合っていると思える講師を選べる時代になりました。せっかくなので、この先生となら何があっても最後まで楽しく頑張れそうだ、と思える講師を探してみてください。

TAC弁理士講座のおすすめポイント

さて、ここからはTAC弁理士講座のおすすめポイントを紹介していきます。日々予備校について調べている中で、これはTACの大きな魅力だよなあと感じるものを3つピックアップしました。

上記で紹介したものほど数は多くありませんが、評判・口コミもいくつか挙がっていたので、合わせて紹介していきますね。

おすすめポイントは以下の3つです。

  • デジタル教材
  • デジタル論文添削システム
  • 充実したフォロー制度

順番に説明していきます。

デジタル教材

TAC弁理士講座のおすすめポイント1つ目は「デジタル教材」です。TACにもついに、デジタル教材が追加されました。スマホやタブレットでテキストが閲覧できるというものです。これは大きいですね。

TACはこれまで紙媒体の教材のみを使っていたのですが、これだとスキマ時間に学習するのに不便だというデメリットがありました。

電車の中でテキストを読みたいのに、わざわざ紙媒体のテキストを広げるのは面倒ですよね。デジタル教材があれば、スマホでサクッとテキストが閲覧できるわけです。

職場の休憩時間にテキストを読んでいる姿を周りに見られることに抵抗がある方もいるでしょう。「あいつは資格をとって転職するつもりなんじゃないか」と思われるのも嫌ですよね。デジタル教材があれば、スマホで誰にも怪しまれずにナチュラルに勉強ができます。

それから単純に重いテキストを持ち歩かないで良いという点もありがたいですよね。テキストを家に忘れてくることを恐れる必要もなくなります。

こんな感じで色々な面でメリットが大きいのがデジタル教材の導入です。

以下の教材がデジタルで閲覧できます。

ELEMENTS … 特許法・実用新案法

ELEMENTS … 意匠法・商標法

ELEMENTS … 条約・不正競争防止法・著作権法

基本講義(逐条編)テキスト … 特許法・実用新案法

基本講義(逐条編)テキスト … 意匠法・商標法

基本講義(逐条編)テキスト … 条約・不正競争防止法・著作権法

TAC公式サイトより

また、このデジタル教材はただ閲覧できるだけでなく、検索機能がついていたり、マーカーを引けたり、メモを書き込んだりもできます。

ダウンロードしておけば、オフラインでも使えます。

先ほども説明した通り、TACの教材は評判が良いですからね。評判の良い教材がデジタルで閲覧できるというのは、他の予備校に比べてもメリットが大きい部分かと思います。

デジタル論文添削システム

TAC弁理士講座のおすすめポイント2つ目は「デジタル論文添削システム」です。このシステムは、文字通り論文添削をWeb上で行うものです。作成した答案を「TAC WEB SCHOOL」上のマイページから提出すると、添削された答案が返却されるという形式です。このデジタル論文添削システムのメリットとしては以下が挙げられます。

  • 郵送の手間がかからない
  • スピーディーにやり取りできる
  • 添えられたコメントが読みやすい

全てWeb上で完結するので、郵送の手間がかかりませんし、やり取りが早いです。提出期限日から1週間以内には返却されます。添えられたコメントも手書きではなくパソコン打ちなので、字が汚くて読めない…といったこともありません。良いことだらけですね。

実際に添削された答案が公式サイトに掲載されており、以下の通りです。

赤でびっしりと書き込まれていますね。良い部分も悪い部分も、丁寧に説明が添えられています。「よくできています」のような曖昧なフィードバックではなく、実際の試験で高得点をとるための具体的なアドバイスが書き込まれているのが良いですね。

また、「デジタル」という部分とは直接関係ないのですが、TACの論文添削は質が高く安心感があるのも嬉しいポイントです。添削担当者は全員弁理士試験の合格者です。評価基準は全国統一のものを使っています。点数や添削内容はダブルチェックが入ります。受講生からしたら、「本当にこのアドバイスは正しいの?」と添削者に不信感を感じてしまうのが怖いところですが、添削する側の質も一定以上に保たれているということで、安心ですね。一貫性と公平性が保たれた添削が受けられます。

充実したフォロー制度

TAC弁理士講座のおすすめポイント3つ目は「充実したフォロー制度」です。TACには、受講生がなるべく快適に学習できるよう、充実したフォロー制度が用意されています。特に便利な制度をいくつか紹介していきます。

Webフォロー

講義動画を何度でも視聴できるフォロー制度です。Web通信で受講する方にとっては当たり前の制度ではありますが、通学で受講する場合にはとてもありがたい制度です。予定が合わずに欠席せざるを得ないときなどにWebで振替受講できます。

スクーリング

上記のWebフォローとは反対に、Web通信で受講している方が教室受講できる制度もついています。これは嬉しいですね。Web通信で受講していると、周りからの刺激がないため弁理士試験のような長期の学習ではモチベーションが低下しがちです。そんなときに、気分転換に近場の教室に出向いて刺激をもらえるのはありがたいです。35回までという制限はありますが、十分すぎる回数ですね。

質問制度

TACの質問制度は、とても評判が良いです。スピーディーに、そして丁寧に回答してもらえるとのこと。

Web通信で受講する場合には、学習の手が止まる時間を少なくするためにも、質問には早めに回答してもらいたいところですよね。そしてできることなら、2度3度とやりとりを繰り返すのではなく、一撃でスパッと解決してもらいたいところです。TACの質問対応はその点がしっかりしているので、受講生も満足しているのでしょう。以下にいくつか受講生の声を掲載します。

■質問メールについては、何度も利用させて頂きました。前置審査の顛末のフローや、類否判断の図などを自らの理解を基に作成し、質問メールで講師の方に送信することで、自らの理解の正しい点、誤っている点を教えて頂き、理解を深めることができました。青本や審査基準の細かい点ではあるものの、気になった部分について質問メールで伺った際にも、こちらの期待以上の情報を付加した上でご回答して頂き、大変助かりました。

■地方に住んでいたため、完全オンラインで講義、質問、答練を受けられるという点が非常に良かったです。特に、質問メールで的確かつスピーディに回答していただけたのは、非常にありがたかったです。

■自身のWEBページにおいて、質問ができるのですが、疑問が生じた段階で素早く質問ができ、ご回答も早くいただけますのでこの制度はとても活用させていただきました。多く質問しすぎているのではと心配に思う量の質問に対しましても、1つ1つとても丁寧にお答えいただき、理解を深めることができました。質問へのご回答は本試験前に再度確認する等活用し、この制度は大変満足でした。

自習室

そして自習室を利用できる点についても、受講生から良い評判が挙がっていました。集中できる空間があるというのは、ありがたいですよね。自宅だと集中して学習できない人もいるでしょうし、カフェなどでやるにしても周りの会話が気になって集中できない人もいるでしょう。予備校の自習室なら、そのようなことはありませんね。周りもみんな必死に勉強しているので、こちらも集中せざるを得ません。通える範囲に教室がある方は、積極的に使っていくと良いでしょう。こちらについても以下に受講した方の声を掲載します。

■自習室が平日だと21時まで、本科生やパック生ならどの校舎でも利用できます。たまに帰宅途中に自宅から近い校舎に立ち寄り、自習室を利用していました。窓際に座り、夜景を見ながら自習することで気分転換ができました。

■勤務先の近くにTACがあったので、会社帰りや週末によく利用しました。 ずっと家で勉強していると、集中力が途切れてきますし、家族にも気を使わせることになるので、気分転換もかねて自習室を利用していました。

TAC弁理士講座を分析

続いてTAC弁理士講座の内容を詳しく解説していきます。TAC弁理士講座は何がすごいのか。評判や口コミを紹介しながら、講座内容を分析していきます。

ハイブリッド学習システム

TACの弁理士講座は、短答と論文の対策を一元化したハイブリッド学習システムを採用しています。短答と論文の知識を同時に深めていくことで、どちらでも共通して問われる論点をまとめて学習できるため、学習時間を大幅に削減することができます。これにより、週に1〜2回の学習で合格を目指せるようなカリキュラムとなっています。

例えば「1年本科生」の場合だと、以下のカリキュラムです。

基本講義(体系編)全18回

基本講義(逐条編)全35回

基本講義(論文編)全2回

短答基礎答練 全5回

短答応用答練 全6回

短答的中答練 全4回

論文基礎答練 全3回

論文応用答練 全9回

短答式全国公開模試 全3回

論文式全国公開模試 全2回

TAC公式サイトより

こんな感じで、講義回数はあまり多くないですね。週1〜2回の受講ペースで進めれば、1年以内にすべての受講を終えられます。ハイブリッド学習システムで重複を排除したことにより、この短時間カリキュラムが実現したということでしょう。

基本講義(体系編・逐条編)

カリキュラムの内容がわかったところで、重要な部分をいくつか深掘って分析していきます。

まず基本講義です。こちらは体系編・逐条編・論文編の3種類があります。そのうちの体系編・逐条編はかなり回数が多いですね。この2つが講座の肝の部分と言って良いでしょう。

体系編では弁理士試験の全体像を把握し、逐条編では法律の細部にわたる知識を深く掘り下げていきます。この2段階に分かれているのがポイントですね。最初に全体像を把握してそこから1つ1つ詳細を見ていくという学習法は、弁理士試験に限らず他のどの資格試験においても定番の戦略です。というのは頭で分かっていても、色々と気になることがありすぎてなかなか先に進めないという経験をしたことがある方は多いはず。TACの弁理士講座であれば、最初から体系編の後に逐条編があるということが分かっています。どうせ後で深掘りした講義をしてもらえるなら、最初はサラッと進めるか、という気持ちになるわけです。そしてそのサラッと進めた体系編の知識が、逐条編の理解に役立ちます。

■短答対策の講義で良かったことは、体系編で概要を掴んだ後、逐条編で条文一つ一つを見ていくというカリキュラムです。弁理士試験では、一つ一つのテーマを深くやっていくというよりも、わからないところがあっても次に進み、学習を繰り返しながらそれぞれのテーマに対する知識を深めていくというやり方が効率が良いと思います。TACのカリキュラムはこれにかなったものでした。

論文試験対策

続いて論文試験対策についても見ていきます。TACの弁理士講座は、特に論文試験対策が充実しています。その核をなすのは「基本講義(論文編)」と「論文答練」です。簡単に言うと、基本講義(論文編)でどのような論文を書けば評価されるのかを知り、論文答練で実践していく流れです。それぞれ詳しく説明していきます。

「基本講義(論文編)」では、実際に試験で求められる論述スキルを身につけることが目標です。すでに知識のインプットは逐条編までで完了しているので、あとはそれをどのように使って論述していくかを学ぶのがこの講座です。弁理士試験の論文試験は、採点者によって有利不利がでないように、事前に採点基準が設定されています。自分の持っている知識を書き並べただけでは点数にならない可能性があると言うことです。そうならないために、どのような採点基準になっているのか、そしてその基準を満たすためにはどのような論文を書けば良いのか、それを学ぶことが重要になってきます。出題意図を汲み取るところから、論文試験の問題に向き合う方法を2回分の講義で学んでいきます。

論文答練では、実際の論文式試験に近い問題を使って、答案を作成する練習をします。出題された問題の意図、必要な論点、さらには関連する文献や判例までが細かく解説されるので、問題を深く理解し、より具体的な答案作成スキルを磨くことができます。ここで使うのが、先ほども紹介した「デジタル論文添削システム」です。作成した答案をWeb上で提出し、コメントが添えられて返却されるというシステムです。スピーディーなやり取りとコメントの見やすさで、これまでのアナログな添削に比べてかなり便利になりました。

いくつか受講した方の評判を紹介しますね。

■論文答練は、合計で12回の論文添削を受けることができます。添削により論文の基本的な書き方から記載量の調整、重要論点についての指導を受けることができ、答練を受講するごとにうまく書けるようになっていったことを実感しました。

■何よりも、論文答練を繰り返し行うことができたのが非常に良かったと感じています。論文アプローチ答練〜論文応用答練〜論文的中答練と、少しずつ問題の質、量ともにレベルアップすることで、無理なく演習に取り組むことができ、論文式試験そのものに慣れることができました。

選択科目(民法)対策

TACの弁理士講座には、選択科目(民法)対策の講座もあります。大きな特徴は、TACが開発した「たどる学習法」ですね。試験時に貸与される法文集を有効活用し、必要な条文を迅速に「たどる」ことで正解を導き出すという学習法です。この学習法を使うことで、学習量を最小限に抑えつつ得点を積み重ねていくことができます。実際にTACの選択科目(民法)のテキストはとても薄く、初めて見る方はおそらく「これで大丈夫なのか?」と不安になるはず。過去に受講した方の口コミも以下の通りです。

■民法というと分厚いテキストを想像しますが、TACの民法のテキストは薄く、これで合格できるのか!と驚きでした。それでいて、点数を取るための論点の書き方がわかりやすく記載されており、効率的に勉強することができます。

■最初「こんな薄くて大丈夫かな・・」と思い、先生に尋ねたところ、このテキストに記載されている知識量で十分であるとの旨お答え頂きました。今となっては必要十分な内容だったと思います。というのも、確かに民法の条文数は多いですが、弁理士試験で出題される範囲は限られています。また、テキストはその知識の深さ(例えば判例や通説)も試験に適合しているものです。あの膨大な単元の中から、必要な知識だけを抜き取ったテキストが手に入ることだけみても、受講する価値があると感じます。

というわけで、テキストは薄いものの、実際に受講してみるとその薄さで十分に合格レベルの知識が習得できるとの声がありました。もちろんインプット講義だけでなく、「民法全国公開模試」や「民法ファイナルチェック」などで学んだ知識を実際の試験形式で確かめる機会もあるため、充実した内容になっていると言えます。

総じて評判が良かったので、選択科目(民法)を使って弁理士試験に挑戦予定の方には積極的に検討していただきたいおすすめの講座です。(※全員が全員この科目を受講するわけではないため、この記事の冒頭部分の「良い評判」には掲載しませんでした。)

■論文選択科目(民法)対策は、基本講義が良かったです。民法の重要論点について、先生が具体例を挙げて説明したため、テキストの字面を追うだけよりも理解しやすかったです。また、よく登場する条文に印を付けることで、膨大な民法の法文集の中から、重要な条文をすぐに思い出せるようになりました。

分析結果

というわけで、TACの弁理士講座の内容を分析した結果、結論としては以下になります。

  • 短答と論文の対策を一元化したハイブリッド学習システムを採用
  • 週1〜2回の受講ペースで間に合うようになっている
  • 基本講義(体系編)で全体像を把握する
  • 基本講義(逐条編)で法律の細部にわたる知識を深く掘り下げていく
  • 基本講義(論文編)で試験で求められる論述スキルを身につける
  • 論文答練はデジタル論文添削システムを使って効率よく実践練習ができる
  • 選択科目(民法)対策は「たどる学習法」で効率学習できる

TACの弁理士講座は、週1〜2回の学習ペースで試験に間に合うようにスケジュールが組まれているため、忙しくてなかなか学習時間が確保できない方でも受講しやすいです。なるべく時短で合格を狙いたい方におすすめの講座となっています。

論文対策はデジタル論文添削システムが導入されたため、かなり便利になりました。論文は自分で何本か書いているうちに徐々に書き方のコツが掴めてきます。そしてその自分で書いた論文にプロの添削が入ることで、より具体的にレベルアップの道筋を示してもらえます。効率よく論文力を高めていくことができるでしょう。

また、選択科目(民法)対策はかなり評判が良いので、この科目を受講予定の方は積極的に受講を検討しましょう。

TAC弁理士講座の評価

続いて他の予備校と比較しながら、TAC弁理士講座を評価していきましょう。

先に結論をお伝えしておきます。

TAC弁理士講座は、料金が高く、合格実績も公表されていないため、あまりおすすめではない。

詳しく解説していきます。

料金が高い

TACの弁理士講座は、他の予備校と比較して受講料が高いです。以下の通りです。

LEC■1年合格ベーシックコース
505,000円
→5月31日まで:445,000円
アガルート■総合カリキュラム(民法オプションなし)
195,800円
※2024年合格目標講座は5月12日まで:156,640円
資格スクエア■基礎・短答・論文パック
237,600円
スタディング■弁理士 基礎・短答・論文総合コース+学習Q&Aチケット30枚付
99,000円
→5月31日まで:88,000円
TAC■1年本科生
385,000円
→6月30日まで:319,000円
※別途入学金10,000円
2024年5月7日公式サイト掲載料金。全て税込。

上記は弁理士予備校の有名どころ5校の講座料金です。

TACはLECよりは安いものの、アガルートや資格スクエア、スタディングと比較すると高いと言わざるを得ないですね。

この金額差の理由は、TAC(とLEC)が各地に教室を展開しているのに対し、アガルート・資格スクエア・スタディングの3社は教室を出していないことです。この3社はWeb通信専門の予備校なので、教室の維持費やそこに常駐する講師やスタッフの人件費などがかかりません。その分を料金の安さという形で受講する方に還元しているというわけです。

TACの弁理士講座は新宿校と渋谷校のみでの開講です。これらの教室に通う予定の方は、教室を使う分の料金だと思えば納得なのですが、Web通信で受講する予定の方にとっては、ちょっと損しているような気持ちにさせられる部分ですね。どうせWeb通信で受講するなら、安く受講したいと思うのが普通ですから。

合格実績は公表されていない

続いて合格実績についても他の予備校との比較を見ていきましょう。以下の通りです。

LEC■2017〜2023累計実績
初回受験合格者の5人に4人がLEC出身
アガルート■これまでの累計実績
合格率34.4%
資格スクエア■令和5年度
パック受講生最終合格率38.5%
スタディング公表なし(合格者の声の掲載あり)
TAC公表なし(合格者の声の掲載あり)

先ほどと同じ5校の実績をまとめました。

TACは弁理士試験の実績を公表していませんね。LECやアガルート、資格スクエアが素晴らしい実績を公表していることを考えると、これは不安要素と言えるでしょう。というのも、TACは税理士や公認会計士、公務員などの実績は公表しています。良い実績が出ていれば、公表するスタイルの予備校ということです。にもかかわらず弁理士試験の実績を公表していないということは、おそらくあまり良い実績があがっていないものと予想できます。実際に公式サイトには「合格者の声」が掲載されていますが、件数がかなり少ないです。2023年度は7名、2022年度は7名、2021年度は6名…といった感じです。

実績重視で予備校選びをする方は、TACを選択肢から外した方がいいでしょう。

総合評価

というわけで、改めてTAC弁理士講座を評価した結論は以下になります。

TAC弁理士講座は、料金が高く、合格実績も公表されていないため、あまりおすすめではない。

残念ながら、上記の通りあまりおすすめの講座ではありません。

TACは講座内容が充実していることは先ほどの分析結果から明らかですが、やはり高くて実績が不明であるということでは受講する側としては不安ですよね。TACよりも安くて、高い合格実績を出している予備校がある以上、そちらをおすすめするのが当然です。「弁理士予備校の比較」の記事でも紹介している通り、LECやアガルート、資格スクエアでの受講をおすすめします。

TAC弁理士講座はどんな人におすすめか

さて、続いてTAC弁理士講座がどんな人におすすめなのかという点について説明していきます。

先ほどもお伝えしたとおり、基本的にはあまりおすすめではないのですが、その中でも以下のような人には比較的おすすめできるかと思います。

  • 通学で受講したい人
  • 大手の安心感の中で学習したい人
  • 単科講座などでピンポイント学習したい人

通学で受講したい人

通学での受講を希望の方は、先ほどの5校の中だとTACかLECしか選択肢がありません。実績的にはLECの方が上なので、そちらを選択したいところ…ですが料金がTACより10万円以上高いんですよね。LECの料金が予算オーバーなのであれば、TACを選択するという可能性もありますね。

また、講座選びをする上で講師との相性というのも重要なポイントです。LECのサンプル講義動画を視聴してみて、自分の好みではないと感じたのであれば、TACでの受講も検討すべきでしょう。TACは小松先生、齋藤先生ともに評判が良いですし、個性もあるのでフィットする人がいるはずです。そういった方はTACで受講することをおすすめします。

大手の安心感の中で学習したい人

そしてやはりTACという名前に安心感を感じる方は多いかと思うので、そういった方にもTACをおすすめしたいですね。TACは全国に教室展開しています。北は北海道から南は沖縄県まで、都市部を中心に教室展開しています。これだけたくさんの教室を出せるというのは、TACがこれまでに多くの受講生を合格に導き、信頼を勝ち取ってきた証と言えます。TACならきっと、良い指導をしてくれるはず…そういった良いイメージを持っている方はきっと多いでしょう。この点に関しては、LECも教室を全国展開している大手予備校なので同じですね。アガルートや資格スクエア、スタディングは比較的新しい予備校ということもあり、予備校自体の安心感というか安定感ではTACに軍配が上がりますね。

弁理士試験という難易度の高い試験に立ち向かうにあたり、自分が安心して受講できるかどうかは重要な要素です。TACの受講で安心感が得られるのであれば、TACの受講を選択するという決断も大いにありです。

単科講座などでピンポイント学習したい人

単科講座でピンポイント学習したい人にも、TACはおすすめですね。TACは講座を単品でも販売しているので、「苦手な部分だけを受講したい」という方のニーズにも応えてくれます。先ほども説明した通り、TACは基本的に料金が高いので、安い予備校をメインで受講しつつ、足りない部分だけを個別にTACで補強する作戦をとることで費用を抑えられます。こういった選択肢も持っておくと、万全の対策ができる可能性を高められます。

■自身の状況に合わせてカリキュラムを選択できた点が良かったです。金銭面の都合があったので、一度に選択科目などを含めて対策をすることは不可能だったので、まず短答、そして論文、選択科目といったように、自身の状況に併せてコースを組んでいくことができました。

TAC弁理士講座のデメリット

TAC弁理士講座のデメリットについても見ていきましょう。

どんな講座にもデメリットはありますからね。デメリットまでしっかり理解した上で受講することで、後になって「失敗した」となる可能性を下げられます。

というわけで、TACのデメリットは以下3点です。

  • SNS上の口コミが少ない
  • 合格実績が公表されていない
  • 料金が高い

SNS上の口コミが少ない

まず1番気になったのが、SNS上にTAC弁理士講座の口コミがあまりなかったということです。受講している方があまり多くないのかなという印象です。

アガルートや資格スクエアはSNS上でも口コミが多数上がっており、以下の記事にもまとめた通りです。

多くの方が受講している予備校イコール良い予備校、というわけではないですが、やはり多くの方に選ばれる予備校であるという点ではそっちの方が安心感がありますよね。

SNS上での口コミの少なさは、TACを受講する上での不安材料であることは間違い無いでしょう。

合格実績が公表されていない

こちらは先ほどもお伝えした通りです。他の資格試験では合格実績として具体的な数字を公表しているTACですが、弁理士試験の実績については今のところ公表なしです。他の予備校が素晴らしい実績を出している中で、これは不安要素です。

LEC■2017〜2023累計実績
初回受験合格者の5人に4人がLEC出身
アガルート■これまでの累計実績
合格率34.4%
資格スクエア■令和5年度
パック受講生最終合格率38.5%
スタディング公表なし(合格者の声の掲載あり)
TAC公表なし(合格者の声の掲載あり)

実績重視で予備校選びをしたい方は、TACで受講するのは避けた方がいいでしょう。LECやアガルート、資格スクエアの受講を検討してください。

料金が高い

こちらも先ほどお伝えした通りですね。TACは他の予備校と比較して、料金が高いです。

LEC■1年合格ベーシックコース
505,000円
→5月31日まで:445,000円
アガルート■総合カリキュラム(民法オプションなし)
195,800円
※2024年合格目標講座は5月12日まで:156,640円
資格スクエア■基礎・短答・論文パック
237,600円
スタディング■弁理士 基礎・短答・論文総合コース+学習Q&Aチケット30枚付
99,000円
→5月31日まで:88,000円
TAC■1年本科生
385,000円
→6月30日まで:319,000円
※別途入学金10,000円
2024年5月7日公式サイト掲載料金。全て税込。

料金の安さ重視で予備校選びをしている方は、スタディングを筆頭に、アガルートや資格スクエアといったWeb通信専門の予備校を選ぶといいでしょう。

TAC弁理士講座をコスパ良く受講する方法

さて、この記事をここまで読み進めてくださった方は、おそらくTACの弁理士講座の受講を前向きに検討している方なのではないでしょうか。デメリットを理解した上で、それでもTACで受講したいと感じたのであれば、その感覚を信じてTACと共に弁理士試験に立ち向かっていってください。

受講を申し込むにあたり、なるべく安く受講する方法を以下で紹介していきます。

講座料金

まず、TACの講座料金は以下の通りとなっています。

  • 8ヶ月本科生
    385,000円
  • 1年本科生
    385,000円
    →6月30日まで:319,000円
  • 1.5年本科生
    451,000円
  • 2年本科生
    451,000円
    →6月30日まで:385,000円

初学社向けの講座をピックアップして掲載しました。受講する時期や、目標とする試験年度によって、講座を選択していく形です。8ヶ月本科生と1年本科生、1.5年本科生と2年本科生は名前が違うだけで講座内容は同じなので、料金も同額となっています。

この他にも、学習経験者むけの上級講座や単科講座などもあり、講座ラインナップは充実しています。

再受講割引制度

こちらは既にTACの弁理士講座を受講済みの方が、弁理士試験に再チャレンジをする場合に使える割引です。通常の受講料からかなり大きな割引が受けられるので、該当している方は絶対に使いましょう。

  • 8ヶ月本科生
    385,000円
    →231,000円
  • 1年本科生
    385,000円
    →231,000円
  • 1.5年本科生
    451,000円
    →270,000円
  • 2年本科生
    451,000円
    →270,000円

上記の通り、15万円以上の大幅な割引です。

受験経験者割引制度

こちらは弁理士試験を一度受験したことがある方が受けられる割引です。先ほどの再受講割引とは違い、TACの講座を受講していた方である必要はありません。こちらも大幅な割引が受けられるので、該当者は絶対に使いましょう。

  • 8ヶ月本科生
    385,000円
    →250,250円
  • 1年本科生
    385,000円
    →250,250円
  • 1.5年本科生
    451,000円
    →293,150円
  • 2年本科生
    451,000円
    →293,150円

再受講割引ほどではありませんが、10万円以上の割引が受けられます。

一般教育訓練給付金制度

そして初学者でも受けられる割引はこちらになります。

一般教育訓練給付金制度は、厚生労働省が対象講座として指定した講座を受講した方が受けられる給付金で、条件を満たせば受講料の20%(最大10万円)がハローワークから支給される制度です。

TACの講座も対象となっているものがあり、以下の通りです。

  • 8ヶ月本科生(通学講座)
  • 1年本科生(通学講座)
  • 上級本科生(Web通信講座)
  • 上級論文本科生(Web通信講座)

初学者向けの講座は、「1年本科生」と「8ヶ月本科生」が対象となっています。いずれも通学講座のみが対象なのでご注意ください。

学習経験者向けの講座だと、「上級本科生」と「上級論文本科生」が対象で、こちらはWeb通信受講で給付金が受けられます。

なお、この給付金は全員が全員もらえるわけではなく、以下の条件があります。

  • 一般教育訓練給付金の支給要件を満たした方
  • TACの講座の修了要件を満たした方

上記の両方を満たした場合に支給されます。

厚生労働省HPによると、一般教育訓練給付金の支給要件は以下です。

一般教育訓練給付金の支給対象者は、次の1または2に該当し、厚生労働大臣が指定する一般教育訓練講座を修了した方となります。

1 雇用保険の被保険者(※)(在職者)
 一般教育訓練の受講開始日に雇用保険の被保険者である方のうち、支給要件期間が3年(初めて教育訓練給付金を受給する場合は1年)以上ある方
2 雇用保険の被保険者であった方(離職者)
 受講開始日に被保険者でない方のうち、被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)以降、受講開始日までが1年以内(妊娠、出産、育児、疾病、負傷などで教育訓練給付の適用対象期間が延長された場合は最大20年以内)であり、かつ支給要件期間が3年(初めて教育訓練給付金を受給する場合は1年)以上ある方

なお、上記要件に加え、平成26年10月1日以降、教育訓練給付金を受給した場合は、前回の教育訓練給付金受給日から今回受講開始日前までに3年以上経過していることが必要です。

厚生労働省HPより

そしてTACの修了要件は以下になります。

通学の場合

→出席率80%以上&修了試験正答率60%以上

通信の場合

→添削答案提出率80%以上&修了試験正答率60%以上

TAC公式サイトより

以上の条件を満たすことにより、受講料の20%(最大10万円)の支給が受けられます。かなり大きな金額なので、こちらも該当者は確実に受給するようにしましょう。

自分が該当しているかどうかを確認したい場合には、TACの校舎窓口、もしくはハローワークで確認することができます。

早割キャンペーン

TACは弁理士講座の早割キャンペーンも実施しています。早めに申し込むことで大幅な割引が受けられます。公式サイトにデカデカと早割キャンペーンの情報が出ているので、実施しているタイミングであることはすぐにわかります。受講を検討している今まさにこのタイミングが早割キャンペーン期間中であるならば、お得に受講するチャンスです。

TAC弁理士講座の詳細はこちら

まとめ

というわけで今回は、TACの弁理士講座について、評判・口コミを紹介しながら詳細を解説しました。少し長めの記事になってしまったので、この記事の内容を簡単にまとめておきますね。

  • TAC弁理士講座の良い評判
    テキストがわかりやすい
    講師の説明がわかりやすい
  • TAC弁理士講座の悪い評判
    無い(というより口コミ自体があまり無い)
  • TAC弁理士講座のおすすめポイント
    デジタル教材
    デジタル論文添削システム
    充実したフォロー制度
  • TAC弁理士講座は何がすごいのか
    短答と論文の知識をまとめてインプットする「ハイブリッド学習システム」
    「デジタル論文添削システム」でスピーディーに詳細な添削が受けられる
    選択科目(民法)対策は「たどる学習法」で効率学習できる
  • TAC弁理士講座の評価
    TAC弁理士講座は、料金が高く、合格実績も公表されていないため、あまりおすすめではない
  • TAC弁理士講座はどんな人におすすめか
    通学で受講したい人
    大手の安心感の中で学習したい人
    単科講座などでピンポイント学習したい人
  • TAC弁理士講座のデメリット
    SNS上の口コミが少ない
    合格実績が公表されていない
    料金が高い
  • TAC弁理士講座をコスパ良く受講するには
    再受講割引制度を使おう
    受験経験者割引制度を使おう
    一般教育訓練給付金制度を使おう
    早割キャンペーンを使おう

それでは、長い記事になりましたが、この記事の内容は以上となります。

この記事を読んでくださった方が、良い予備校に巡り合い、弁理士試験の合格を勝ち取れることを、心から願っております。

頑張ってください。

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