資格スクエアの司法試験予備試験の評判は?【業界最多の論文添削と短答アプリが魅力】

  • 資格スクエア司法試験・予備試験講座の評判・口コミが知りたい!
  • 資格スクエア司法試験・予備試験講座のデメリットが知りたい!
  • その他、予備校選びに役立つ情報が知りたい!

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

今回は「資格スクエア司法試験・予備試験講座の評判・口コミ」についての記事になります。

資格スクエアの司法試験・予備試験講座を検討している人にとっては、一番気になるところですよね。評判・口コミ以外にも、資格スクエアの特徴やコース料金についてもあわせてまとめているので、参考にしていただければと思います。

それでは早速、内容に入っていきます!

目次

資格スクエア司法試験・予備試験の特徴

資格スクエア司法試験予備試験トップ
資格スクエア公式サイトより

資格スクエアはWeb通信専門の予備校

まずは資格スクエアの特徴を見ていきましょう。

簡単にまとめると、以下の通りです。

  • Webで学習できるので、スキマ時間活用できる
  • AIが予想した模試が無料で受けられる
  • 約7000問以上の短答アプリが無料で利用できる
  • 講座費用が比較的安い
  • 予備試験・司法試験で上位合格など実績豊富な講師が講義を担当
  • 論文添削は205通と業界最多
  • 徹底的にアウトプットの機会を最大化させたカリキュラム
  • 講義画面からワンクリックで合格者へ質問できる
  • 月1回15分、合格者に学習相談ができる

資格スクエアはWeb通信で学習できる予備校です。

スマホやPC、タブレットなどでいつでもどこでも講義動画を視聴して学習を進めることができます。

教室を持たない分、維持費などのコストがかからず、費用が安く抑えられているのも魅力ですね。

講師は予備試験や司法試験で上位合格など、実力派の講師が担当します。また、短答対策から論文対策まで科目別担任制で一貫性のある講義を受けることができます。

資格スクエアの戦略合格カリキュラム

資格スクエアのカリキュラムは、とにかくアウトプットにこだわった内容になっています。

監修しているのは東大教授である池谷裕二先生です。池谷先生の著書「東大教授が教える! デキる大人の勉強脳の作り方」の中では、脳科学上「情報を実際に使うことで、海馬は優先的に覚えようとする」「入力だけでは3倍忘れる」と書かれており、このことから徹底したアウトプット主義のカリキュラムとなっています。

カリキュラムの特徴としては以下です。

  • コンパクトな基礎講義
  • ステップ形式の論文演習
  • 短答攻略クエストによる反復演習

基礎講義はコンパクトにまとめられており、まずは1周目を早く終わらせて全体像を把握するような作りになっています。

論文演習は「基礎問」という単一論点を論じる演習から始まります。いきなり過去問を解くのはハードルが高いので、基礎から徐々にステップアップしていく作りです。合計205通という業界最多の添削が用意されています。

短答攻略クエストは資格スクエアの問題演習アプリで、予備試験全年度と司法試験の平成23年〜令和5年の過去問演習が可能です。スマホで使えるので、スキマ時間を活用してコツコツ問題演習に取り組むことができます。

こんな感じで、資格スクエア予備試験講座は、添削205通と豊富な問題数搭載の演習アプリで、とにかくアウトプット機会が充実したカリキュラムとなっています。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

資格スクエアの合格者数・合格率【5年分】

続いて資格スクエアの合格実績を見ていきましょう。

資格スクエアの予備試験実績

資格スクエアの合格実績は「予備試験の合格者数」という形で公式サイトに掲載されていました。

令和元年〜令和5年までの実績は以下の通りとなっています。

  • 令和元年予備試験
    論文式試験1位合格者輩出
  • 令和2年
    掲載なし(合格者の声掲載)
  • 令和3年
    掲載なし(合格者の声掲載)
  • 令和4年予備試験
    合格率22.8%
  • 令和5年予備試験
    合格率25.9%

令和元年の予備試験では、論文試験の1位合格者を輩出しました。

しかしその後の2年間は、合格実績の公表はなし…良い実績があがっていれば当然公開するはずなので、おそらくあまり良くなかったのでしょうね…

令和4年には実績公表が再開され、合格率22.8%という高い数字を出しています。暗黒期を乗り越えたようですね。

そして最新令和5年度の実績は「合格率25.9%」というさらに高い合格率を叩き出しており、完全に勢いを取り戻しました。

ちなみに、令和2年〜3年にかけて資格スクエアが低迷していた理由としては、オリジナルテキストでの著作権侵害の影響でイメージダウンしたことが挙げられます。

以下で説明していきますね。

オリジナルテキストで著作権侵害

資格スクエアは、テキストの盗作疑惑が浮上したという過去があります。

複数の出版社の教材が不正に利用されたとのことで、資格スクエアを運営する株式会社サイトビジットが2020年8月にその事実を認め、お詫びの文面を公表するという結果に。

司法試験・予備試験対策のテキストで配布されていた「基礎テキスト」も不正利用があったとの報告がされていました。

因果関係はわかりませんが、おそらくこのことがきっかけで受講する方の数が減ってしまい、公表できるほどの合格者数が輩出できなかったということなのではないかと思います。

もちろんその後テキストは改修され、現在は純粋に資格スクエアオリジナルの教材になっています。

手厚いサポートや講師の指導力は健在なので、徐々に実績も上向いてくるかなと思います。

先ほども紹介した通り、令和4年以降は高い合格率を出しています。

他の予備校の合格実績

ちなみにその他の予備校の実績についても比較がてら見ていきます。

まず実績No. 1の伊藤塾ですが、以下の通りです。

  • 令和3年度司法試験
    合格者1,421名中1,137名が伊藤塾受講生
  • 令和4年度司法試験
    合格者1,403名中1,132名が伊藤塾受講生

過去2年分の実績を掲載しましたが、どちらも驚異的な数字ですね。

令和4年度は全体の合格者1,403名のうち、伊藤塾受講生が1,132名を占めていたとのことで、実に8割以上の占有率となりました。

文句なしにNo. 1の実績ですね。

実績2番手はアガルートアカデミーでして、こちらの実績も紹介しておきますね。

  • 令和3年度司法試験
    合格者1,421名中669名がアガルート受講生
  • 令和4年度司法試験
    合格者1,403名中636名がアガルート受講生

こちらも凄い実績でして、合格者の半数近くがアガルートの講座を受講していたという結果でした。

伊藤塾とアガルート、この2校が司法試験・予備試験対策の予備校の中だと2強ということになりますね。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

料金一覧【他の予備校との比較もあり】

続いて資格スクエアの司法試験・予備試験講座の料金を見ていきます。

講座料金一覧

合格フルパッケージ 759,000円
合格フルパッケージ(テキストなし)719,400円
2024年7月1日時点の公式サイト掲載料金

一番基本の合格フルパッケージで759,000円という料金です。

ちょっと高い気がしてしまいますが、他の予備校と比較するとそんなことはなく、むしろ安い方ですね。

他の予備校との比較

LEC東京リーガルマインド ■予備試験1年スマート合格コース
656,800円~
伊藤塾 ■司法試験入門講座(予備試験1年合格コース)
1,188,600円〜
アガルートアカデミー ■予備試験最短合格カリキュラム
932,800円
資格スクエア■合格フルパッケージ
759,000円
2024年7月1日時点の公式サイト掲載料金

司法試験・予備試験対策で高い実績をあげている予備校の料金が上記の通りです。

実績No. 1の伊藤塾はなんと100万円を超える料金設定になっています。

その次に実績が高いアガルートアカデミーは90万円台、資格スクエアはそれよりもはるかに安く、70万円台です。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

講義動画や講師の評判・口コミ

資格スクエアの講義は、Web上で動画視聴するスタイルで受講します。

スマホ一台あれば視聴できるので、通勤通学の電車内や、家事や育児の合間など、スキマ時間を活用して勉強を進めることができます。

合格読本講義/基礎講義(7科目/実務基礎/選択科目)/論文攻略講義(7科目)/基礎問講義(7科目)/論文過去問講義(7科目/実務基礎/選択科目)/短答攻略講義(7科目)/口述攻略講義

上記は合格フルパッケージの講座内容です。4名の講師が科目担任制で基礎講義~各対策講義までを一貫して担当します。

  • 樋田早紀 講師(民法/民事訴訟法)
  • 佐々木一彦 講師(商法)
  • 斉藤伸明 講師(刑法/刑事訴訟法)
  • 宮武広 講師(憲法/行政法)

また、講座開発を担っている小野弁護士も講師として合格読本講義を担当します。

例として樋田先生のサンプル講義動画を以下に掲載しますね。

資格スクエア公式サイトより

講義では図表も多く用いられており、初学者でも内容がイメージしやすいですね。声も聞き取りやすく、良い感じです。画質も良いので、スマホでもストレスなく視聴できますね。

こんな感じで、その他の予備校も公式サイトでサンプル講義動画を視聴できるので、見比べてみて自分に合いそうな予備校をチョイスすると失敗なく選べます。

資格スクエアの講義動画はとても評判が良く、SNSなどでたくさんの口コミが挙がっていました。学習システムに関する内容も含め、いくつか紹介します。

講座は2倍~3倍の速度で聞いていたので、細かく視聴速度が指定できるのはとてもよかったです。

資格スクエア合格者の声より

全ての講座について、通信で音声ダウンロードができるため、通退勤の時間、散歩中やジムでの運動中も含めて講義をハイスピードで何度も聴くことで、短答・論文・口述の全てに通じる力を培うことができたと思います。

資格スクエア合格者の声より

動画の機能と音声の機能で切り替えられるのは、すごく便利でした。通勤中とか動いている時は音声だけにできて使いやすかったです。あとは自動で次の講座にとんでくれるのとか。そういう細かいところで、使い勝手はすごく良かったと思いますね。

資格スクエア合格者の声より

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

教材(テキストや問題集)の評判・口コミ

資格スクエアは、製本版のテキストの有無を選べます。

紙媒体のテキストで学習したければ有り、Webテキストだけで問題ないのであれば無しを選択すればOKです。

無しを選択した方が受講料も安く抑えられるため、コスパ重視ならテキスト無しを選択するといいですね。

「入門テキスト」や「講義ノート」「短答攻略クエスト」など、教材は豊富に用意されていて、受講した方の評判がとてもいいです。

いくつか以下に掲載します。

過去問の模範答案はいつでも確認できるようにしたかったのでPDFでダウンロードして、ドロップボックスに入れていました。
短答アプリは初めて習った部分の復習の手段として移動時間中によく使用していました。短答2か月前あたりからは、電車に乗っている間は常にアプリを使っていましたね。

資格スクエア合格者の声より

サポート制度の評判・口コミ

続いてサポート制度についてもみていきましょう。

資格スクエアにはWeb通信講座とは思えないほど手厚いサポートが用意されています。

主なものは以下の4つですね。

  • ワンクリック質問
  • 学習進捗メール
  • フォローアップ(学習進捗相談)
  • 学習習慣化プログラム

ワンクリック質問

ワンクリック質問はその名の通り、「講義画面からワンクリックで質問できる」という機能です。

講義画面に「質問する」というボタンがあるので、そこをクリックすると質問ができるようになっています。

いつでも質問できる上、回数制限もなしなので便利ですね。

資格スクエアの基礎講座のおかげで法律好きになれたと思います。予備試験だけでなく司法試験までを見据えた講義で、プラスアルファの知識の部分が面白く分かりやすくて。「ここが大事」とポイントを絞って教えてくれたので、話が頭に入っていきやすかったです。
それからオンライン講義の「ワンクリック質問」が便利でした。講義で分からなかったところをすぐに質問できるのが良かったです。

資格スクエア合格者の声より

学習進捗メール

学習進捗メールは、自分の視聴した講義数や演習した問題数などの学習状況がメールで送られてくるという機能。

こちらは他の受講生の学習状況もあわせて送られてくるので、「自分の学習ペースが周りと比べてどうなのか」というWeb通信講座だと見えづらい部分まで見える化してくれます。

フォローアップ(学習進捗相談)

フォローアップは、予備試験・司法試験合格者に月1回15分の学習進捗相談ができるというもの。

Web通信講座だとどうしても孤独な闘いになってくるため、不安を感じる場面も多いです。

そんなときに、短い時間でも相談できる制度があるのはありがたいです。

このフォローアップについては、受講生の評判がかなり良く、SNS上にたくさんの口コミが上がっていました。

いくつか掲載します。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

学習習慣化プログラム

学習習慣化プログラムは、受講生同士でチームをつくり、ひとつの学習目標に向かって切磋琢磨するプログラムです。

Web通信講座を受講するデメリットとしてよく言われるのが、「モチベーションを維持するのが大変」ということですよね。周りの進みが見えれば、「自分も頑張らなきゃ」と刺激をもらってモチベーションを高められるのですが、Web通信だとそれができない…

資格スクエアはそれを解消するためにこの「学習習慣化プログラム」を導入しました。実際にこのプログラムに参加した方としていない方で、学習量に約8倍の差が出たとのこと。

素晴らしいですね。任意参加のプログラムではありますが、できる限り参加するようにしましょう。

短答攻略クエストの評判・口コミ

資格スクエアといえば、この短答演習アプリが特に有名ですね。

予備試験全年度と司法試験の7500問以上の過去問演習ができるアプリでして、これもスマホで使えるのでスキマ時間に問題演習をこなしていくことができるというもの。

画面もシンプルで見やすく、以下の通りです。

資格スクエア司法試験予備試験短答攻略クエスト1
資格スクエア公式サイトより
資格スクエア司法試験予備試験短答攻略クエスト2
資格スクエア公式サイトより

短答攻略クエストの主な特徴は以下の通りです。

  • 各科目の過去問がテーマ別に収録されている
    →過去問がテーマ別に分類されているため、苦手分野のみを重点的に学習することも可能です。知識の整理にも便利です。
  • 3択方式で効率的な学習ができる
    →「〇」「✕」「?」の3択方式が採用されています。「?」があることにより、2周目以降の学習をより効率的かつ効果的に進めらるようになっています。
  • 丁寧な解説が掲載されている
    →単なる正解不正解の確認だけでなく、丁寧な解説が掲載されています。自分の理解との違いを知ることができるため、この問題集をこなしていくだけで知識のインプットもできます。

さらに、反復演習に便利な機能が充実しています。間違えた問題のみを出題する機能や、ランダムに出題する機能などが付いています。科目ごとの正答率を見ることもできるので、苦手分野を一目で把握することもできます。自分の成長がはっきり見える化されているので、モチベーションの維持に役立ちます。

また、定期的に開催されるミニテストで本番と同様の時間制限を体験したり、その結果をランキングで表示して自分の現在地をチェックすることもできます。

こういったスマホで利用できる問題集はとても便利です。通勤中や昼休憩などのスキマ時間にちょこちょこ問題演習できます。こういったスキマ時間は積み上げていくと大きいですからね。1日30分ずつ積み上げていったとしても、1年で180時間以上の時間が確保できるということになります。忙しい毎日を送っている方に、ぜひおすすめしたい問題集です。

ちなみにこの短答アプリですが、資格スクエアの講座を受講していない人でも自由にダウンロードして使うことができます。無料で1,000問以上の問題を解くことができ、課金をすることで7500問以上の問題が解放されます。

使わない理由はないので、ありがたく使わせてもらいましょう。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

資格スクエアの論文添削の内容は?

論文の添削ももちろん付いています。

  • 基礎問添削:105通
  • 論文過去問添削:100通

あわせて205通というのは司法試験・予備試験の予備校業界でもかなり多いので、充実していると言えますね。

また、答案の添削や返却はマイページ上で実施する方式を取っています。

郵送の時間がかからないため、返却されるまでの時間が短く、返却された答案のチェックもいつでも可能なのも嬉しいですね。

添削された答案の例としては、下の画像の通りです。

資格スクエア司法試験予備試験論文添削
資格スクエア公式サイトより

項目ごとの評価も見やすく、添削コメントも打ち込みされた文字なので読み取れないこともないです。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

資格スクエアの模試(未来問)って何?

資格スクエア司法試験予備試験未来問
資格スクエア公式サイトより

模試についても資格スクエアはかなり特徴的です。

「未来問」という、AIが出題傾向を予測して過去問をセレクトするという内容でして、資格スクエアが開発した独自の模試です。

資格スクエアは2019年からこの未来問を無料提供していて、資格スクエアを受講しているかいないかに関わらず誰でも受験することができます

課題のあぶり出しや、本番のペース配分の把握などに活用していきましょう。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

資格スクエア司法試験・予備試験まとめ

というわけで今回は「資格スクエア司法試験・予備試験講座」について、評判や特徴、料金などを詳しく説明しました。

もう一度、この記事の最初に掲載した資格スクエアの特徴を掲載しますね。

  • Webで学習できるので、スキマ時間活用できる
  • AIが予想した模試が無料で受けられる
  • 約7000問以上の短答アプリが無料で利用できる
  • 講座費用が比較的安い
  • 予備試験・司法試験で上位合格など実績豊富な講師が講義を担当
  • 論文添削は205通と業界最多
  • 徹底的にアウトプットの機会を最大化させたカリキュラム
  • 講義画面からワンクリックで合格者へ質問できる
  • 月1回15分、合格者に学習相談ができる

資格スクエアは「1対1での受講相談」を実施しているので、受講を検討している方はそれらに参加することで受講のイメージ掴めるかと思います。

公式サイトから申し込めるので、以下からどうぞ。

資格スクエア予備試験講座の詳細はこちら

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは。

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