こんにちは、まさちゃんです。
今日は賃貸不動産経営管理士の予備校講座を比較していきます!
賃貸不動産経営管理士の予備校を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからない。。。
といった疑問を解消していく記事になります。
それぞれの予備校を費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較していきます。
など、比較項目ごとにおすすめも紹介していきます。
この記事を読み終わる頃には、自分に合った予備校が見つかっていると思います!
それでは早速、内容に入っていきますね!
目次
- 1 賃貸不動産経営管理士試験の合格者数や合格率など
- 2 賃貸不動産経営管理士試験の試験日程、受験料、受験資格など
- 3 賃貸不動産経営管理士試験の出題科目・形式
- 4 賃貸不動産経営管理士試験の合格点、合格基準点
- 5 賃貸不動産経営管理士試験の学習時間
- 6 賃貸不動産経営管理士講座の選び方
- 7 今回比較する賃貸不動産経営管理士予備校はこちら!
- 8 賃貸不動産経営管理士予備校おすすめランキング
- 9 賃貸不動産経営管理士予備校を合格率・実績で比較!
- 10 賃貸不動産経営管理士予備校を費用で比較!安いのはここ!
- 11 アガルートの受講料全額返金について補足
- 12 賃貸不動産経営管理士試験を評判・口コミで比較!
- 13 賃貸不動産経営管理士予備校まとめ
賃貸不動産経営管理士試験の合格者数や合格率など
賃貸不動産経営管理士は、令和3年4月21日の国土交通省令で新しく国家資格となった資格です。
その影響もあり、近年は受験者数が大幅に増加し、人気資格の1つとなりました。
最近の受験者数、合格者数、合格率は以下のようになっています。
年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成25年 | 4,106人 | 3,946人 | 3,386人 | 85.8% |
平成26年 | 4,367人 | 4,188人 | 3,219人 | 76.9% |
平成27年 | 5,118人 | 4,908人 | 2,679人 | 54.6% |
平成28年 | 13,862人 | 13,149人 | 7,350人 | 55.9% |
平成29年 | 17,532人 | 16,624人 | 8,033人 | 48.3% |
平成30年 | 19,654人 | 18,488人 | 9,379人 | 50.7% |
令和元年 | 25,032人 | 23,605人 | 8,698人 | 36.8% |
令和2年 | 29,591人 | 27,338人 | 8146人 | 29.8% |
令和3年 | 35,553人 | 32,459人 | 10,240人 | 31.5% |
こんな感じですね。
受験者数については最新令和3年度試験で3万人を超えました。
平成25年が3,946人なので、大幅に増加していることがわかりますね。
それに伴い、合格率も80%台から30%前後にまで低下。
ほとんどの受験者が合格できる試験から、逆に多くの方が落ちる試験となりました。
この合格率だと当然まぐれで合格できることはないので、しっかり勉強して挑む必要がある試験と言えますね。
とはいえ国家資格の中では合格率が高い部類に入るのも事実なので、狙い目な資格とも言えます。
賃貸不動産経営管理士試験の試験日程、受験料、受験資格など
受験資格 | 誰でも受験可 |
受験料 | 13,200円(税込) |
受験申し込み | 令和4年8月15日(月)~令和4年9月29日(木) |
試験日 | 年1回 令和4年11月20日(日) |
試験時間 | 13:00 ~ 15:00(120分間) |
試験方式 | 四肢択一、50問(賃貸不動産経営管理士講習修了者は45問) |
合格発表 | 令和4年12月26日(月) |
試験会場 | 北海道、岩手、宮城、福島、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、奈良、京都、大阪、兵庫、島根、岡山、広島、山口、香川、愛媛、福岡、熊本、長崎、大分、鹿児島、沖縄(全国35地域) |
令和4年度試験の受験資格や日程などは上記のとおりです。
賃貸不動産経営管理士試験は年齢、性別、学歴問わず誰でも受験可能です。
試験日は11月20日で、年1回のみとなっています。
例年この時期に実施されるのがお決まりなのですが、コロナの感染状況によっては中止や変更、試験地の変更などがある可能性があります。
試験会場は北は北海道から南は沖縄まであり、希望の受験地を選ぶことができます。
全ての都道府県にあるわけではないので、遠方に住んでいる方は宿泊を伴う受験になるかもしれません。
事前に宿泊場所や新幹線などの移動手段の確保は済ませておきましょう。
賃貸不動産経営管理士試験の出題科目・形式
次に賃貸不動産経営管理士試験の出題形式を見ていきましょう。
出題形式 | 四肢択一(マークシート方式) |
出題科目 | イ 管理受託契約に関する事項 ロ 管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項 ハ 家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項 ニ 賃貸住宅の賃貸借に関する事項 ホ 法に関する事項 へ イからホまでに掲げるもののほか、管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項 |
出題数 | 50問 |
試験時間 | 2時間 |
賃貸不動産経営管理士の試験は全問マークシート形式で実施されます。
記述式の問題や面接などはないので、比較的勉強しやすい試験ですね。
出題数は令和元年度の試験までは40問だったのですが、令和2年度試験より50問に増えました。
賃貸不動産経営管理士試験の合格点、合格基準点
出題科目や形式が分かったところで、実際にどのくらい得点すれば合格できるのかを見ていきましょう。
賃貸不動産経営管理士試験は合格点が明確に決まっている試験ではなく、年度によって異なります。
近年の合格点は以下の通りです。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格点 | 合格率 | 合格に必要な得点率 |
平成29年 | 16,624人 | 8,033人 | 27点 | 48.3% | 67.5% |
平成30年 | 18,488人 | 9,379人 | 29点 | 50.7% | 72.5% |
令和元年 | 23,605人 | 8,698人 | 29点 | 36.8% | 72.5% |
令和2年 | 27,338人 | 8146人 | 34点 | 29.8% | 68.0% |
令和3年 | 32,459人 | 10,240人 | 40点 | 31.5% | 80.0% |
先ほども書きましたが、賃貸不動産経営管理士試験は令和2年度から問題数が増えています。
令和元年までが40問、令和2年以降が50問です。
合格点が一気に上がっているように見えますが、その影響なのでびっくりしないでくださいね。
合格までに必要な得点率のところを見ていただくと、これまでは大体7割前後の得点で合格することができる試験だったということがわかります。
ですが令和3年度試験は8割の得点が求められるという、とても厳しい結果となりました。
国家資格になり人気も高まってきているので、今後さらに厳しい基準となっていくことが予想されます。
ちなみにですが、賃貸不動産経営管理士試験は「賃貸不動産経営管理士講習」を受けることで5問が免除される制度があります。
45問の回答でいいということになるので、かなり有利になりますね。
その場合の合格点は以下の通りです。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格点 | 合格率 |
平成29年 | 4,380人 | 2,342人 | 23点 | 53.5% |
平成30年 | 5,379人 | 2,886人 | 25点 | 53.7% |
令和元年 | 6,882人 | 2,641人 | 25点 | 38.4% |
令和2年 | 8,671人 | 2,925人 | 29点 | 33.7% |
令和3年 | 10,390人 | 3,738人 | 35点 | 36.0% |
先ほどの表と見比べると、講習修了者の方が合格率が高いことがわかります。
5問の免除はかなり大きいですね。
講習の受講料は18,150円とちょっと高いですが、合格する可能性を高めたいのであればこちらを受講するのもありですね。
賃貸不動産経営管理士試験の学習時間
続いて合格までに必要な学習時間についても見ていきます。
賃貸不動産経営管理士試験に合格するには100時間程度の勉強が必要と言われています。
徐々に合格率が下がってきていることなども加味すると、150時間程度の学習が必要になってくるかと思います。
時間数だけ見てもイメージしづらいかと思うので、以下に目安期間を書いておきますね。
かなり短期間で取得できる資格ということになりますね。
とはいえ専門知識が問われる試験なので、甘く見ていると足元をすくわれる可能性もあります。
独学でももちろん合格は可能ですが、効率よく学習できるカリキュラムが組まれている予備校を利用するのが最短ルートと言えます。
賃貸不動産経営管理士講座の選び方

賃貸不動産経営管理士予備校の選び方について先に説明しておきます。
高い費用を投じて予備校講座を受講するわけなので慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。
以下の選び方をすると、自分に合った予備校を時間をロスせずに選べるかと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
まずは「通学かWeb通信か」受講スタイルを決める
まずは受講スタイルを決めるところからですね。
予備校の講座には「通学」で受講するものと「Web通信」で受講するものの2種類があります。
まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するかを決めましょう。
改めて説明するまでもないかもしれませんが、それぞれ以下のような受講形態です。
通学スタイルだと、同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。
Web通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。
ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。
ちなみにWeb通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。
Web通信はオンラインで好きなときに講義動画を視聴することができるので、巻き戻しや倍速再生なども自由にできます。
わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生で時短することもできます。
周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。
講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。
通学で受講する場合だと、どこの校舎で講義を受けるかによって講師が違ってきます。確実に人気講師の講義を受けられる保証はありません。
その点Web通信なら確実にその予備校のトップ講師の講義が受けられるので、ハズレ講師に悩まされる心配もないですね。
通学か通信か、迷っているのであれば通信が個人的にはおすすめです。
通学で受講する場合
通学を選んだ場合は予備校に直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!
その予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。
- 予備校に直接行ってみる。
- 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
- 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
- 合わないと感じたら他の予備校にも行ってみる。
この流れの繰り返しでOKです。
くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!
Web通信で受講する場合
Web通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね。
- 公式サイトで講座情報を確認する。
- 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
- いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。
という感じでOKです。
Web通信の予備校は公式サイトでサンプル講義動画を公開しているところが多いので、必ずチェックしましょう。
講師との相性確認ももちろんですが、講義動画の画面構成なども予備校によって様々なので、受講前に確認しておくことで失敗が防げます!
今回比較する賃貸不動産経営管理士予備校はこちら!
今回比較する予備校は以下の5校です。
どこの予備校も、Google検索すればすぐに出てくる定番の予備校です。
実績も豊富なので安心して通うことができます。
あえて実績のない予備校に通う意味はないですからね。
この5校から選んでおけば、大はずれの予備校に人生を台無しにされる心配もしなくて大丈夫です!
賃貸不動産経営管理士予備校おすすめランキング
比較に入る前に、先に結論からお伝えします。
この記事のまとめのような感じで、比較した結果をランキングにまとめました。
最後まで読むのが面倒な方は、こちらを読んでいただくと大体のイメージが掴めるかと思います!
それでは早速5位からカウントダウンで見ていきます!
5位 日建学院
5位は「映像講義」が売りの日建学院です。
全国各地に校舎を出していて、北は北海道から南は沖縄まで、47都道府県全てに校舎があります。
日建学院の最大の売りは最初にも書いた通り「映像授業」です。
イラストやCGアニメーションなども盛り込まれた頭と心に残りやすいものとなっていて、通学・通信どちらで受講する場合も、この「映像講義」を視聴する形での学習となります。
テキストももちろん、日建学院のオリジナルのものを使用。
過去5年分の本試験問題を収録した過去問集が便利ですね。
模試もついています。
サポート面も充実していて、受講生1人ひとりに担当者がつき、学習面のアドバイスからメンタル面の悩みまでサポートしてくれるので安心ですね。
というわけでかなり充実した講座内容の日建学院ですが、心配な点としては合格実績や合格体験記などが公表されていないことが挙げられます。
日建学院は建築士や建築施工管理技士などの合格実績は公表しているので、賃貸不動産経営管理士の実績公表がないのは不安要素ですね。
合格体験記などの掲載もありませんでした。
4位 LEC東京リーガルマインド
4位は資格予備校の定番、LECです。
知名度抜群、全国に教室展開しているので、安心して受講できる予備校ですね。
LECは通学受講がメインですが、Web通信での受講も可能です。
他の予備校同様、スマホ1台あれば講義をいつでもどこでも視聴できるので、効率よく学習を進めていくことができます。
教材として使われている「合格のトリセツテキスト&一問一答」は、豊富なイラストや3段階の重要度表示などの工夫がされており、受講生からの評判も良し。
過去7年分の過去問から必要な部分をセレクトして作成された「合格のトリセツ過去問題集」も使いやすく便利ですね。
さらに公開模試もついていて、本番さながらの空気感を体験できるのも魅力です。
こんな感じでオールインワンの内容となっているのがLECの賃貸不動産経営管理士講座です。
さすがは大手予備校といったところですね。
マイナス面を挙げるとすると、やはり合格実績の低さが気になるところですね。
合格率や合格者数などの具体的な数字は公開されておらず、令和3年度分は合格体験記が3名分掲載されているのみ。
他の資格では高い実績を惜しみなく公開しているLECなので、この点は不安です。
とはいえフォロー体制も充実していますし、受講料も相場通りの金額。
大手の安心感の中で学習したい方におすすめの予備校ですね。
3位 TAC
3位は資格の学校TACです。
こちらもLEC同様、資格の予備校として知名度抜群の大手ですね。
大手なだけあって、オリジナル教材や効率よく学べるカリキュラム、フォロー制度の充実など、必要なものが全て揃った講座がTACの魅力です。
全国に教室展開しているため、通いやすいのも特徴ですね。
基本的には通学での受講がメインの予備校ですが、昨今のコロナの影響もありWeb通信講座にも力を入れ始めています。
講義をWeb上で受講できる他、答練や模試がオンラインで提出可能なシステムが2022年7月より開始されたり、「ゴウトレ」という過去問演習がスマホでできるアプリが2022年6月より開始されたりと、一気に新たなサービスが追加されてきていますね。
フォロー制度も充実していまして、マイページ上で「質問メール」「よくある質問」「ミニテスト」「講師からのメッセージ」などのフォローが受けられます。
といった具合に魅力がたくさんあるTACの賃貸不動産経営管理士講座ですが、やはりLEC同様に合格実績の面で不安があります。
合格実績として具体的に数字が公表されていない上、令和3年度分の合格者の声が23名分しか掲載されていないという状況。
あまり強くおすすめはできないですね。
2位 スタディング
2位はスタディングです。
最近はテレビCMなども入り、受講者数を急速に伸ばしてきているWeb通信専門の予備校です。
スタディングの最大の特徴はなんといっても料金の安さですね。
他の予備校が10万円弱程度の講座料金なのに対し、スタディングの賃貸不動産経営管理士「合格コース」は1万円台となっていて、圧倒的な安さを誇ります。
とにかく徹底的に不要なものを省き、その分の浮いたお金を「講座の安さ」という形で受講生に還元しています。
例えば、スタディングはWeb通信専門の予備校ということで、教室がありません。
なので維持費もかからず、そこに配属されるスタッフの人件費もかかりません。
そしてスタディングは「質問できない」というルールになっているため、質問対応のスタッフ分の人件費もかかりません。
そういった諸々の理由から、これだけ安く講座を提供できているということですね。
さらにスタディングは合格実績も素晴らしく、令和3年度の賃貸不動産経営管理士試験の合格体験記が220名分掲載されていました。
これだけ安いのにも関わらず、しっかり合格できるレベルの講座内容になっているということで、かなりおすすめの予備校ですね。
マイナス面は先ほども書いた通り、「質問ができない」ということくらいです。
1位 アガルートアカデミー
そして1位はWeb通信専門の予備校、アガルートアカデミーです。
人気講師の工藤美香講師を擁し、実績抜群の予備校です。
アガルートはWeb通信の予備校でありながら手厚いサポートを売りにしている予備校です。
質問は回数無制限ででき、講師が直接対応してくれます。
月1で受けられる定期カウンセリングも評判が良く、Web通信の受講生が孤独を感じることなく、そしてモチベーションを維持できるように徹底されています。
そしてアガルートは合格実績も抜群でして、令和3年度の賃貸不動産経営管理士試験ではアガルート受講生の合格率が70.25%だったということで、公式サイトに大きく掲載されていました。
その年の合格率は31.5%だったので、2倍以上の合格率を叩き出したということになりますね。
この合格実績が出せる理由としては先ほどのサポートの手厚さに加え、人気講師の工藤美香先生の存在が大きいかと思います。
初学者にもわかりやすい講義は、受講生からの評判も良いです。
公式サイトにサンプル講義動画が掲載されているので、一度視聴してみると、評判が良い理由がわかります。
賃貸不動産経営管理士予備校を合格率・実績で比較!

というわけでここから本題の項目別比較に入っていきます。
まずはそれぞれの予備校の合格率・合格実績から。
LEC東京リーガルマインド | ■令和3年度 合格体験記:3名分掲載 |
資格の学校TAC | ■令和3年度 合格体験記:23名分掲載 |
アガルートアカデミー | ■令和3年度 合格者:219名 合格率:70.25%(全國平均31.5%の2.23倍) 受講者数:2年間で3.85倍に増加 |
スタディング | ■令和3年度 合格体験記:220名分掲載 |
日建学院 | ■令和3年度 実績、合格体験記などの掲載なし |
こんな感じで、合格実績だとアガルートとスタディングが他の予備校を寄せ付けず2強状態となっています。
令和3年度試験でそれぞれ200名以上の合格者を出しており、素晴らしいですね。
特にアガルートは合格率も70.25%という驚異的な実績となっていて、アガルート受講生の3人に2人以上が合格を勝ち取っているということになります。
この年の全国平均の合格率が31.5%だったということからも、アガルートの合格率の凄さがわかりますね。
賃貸不動産経営管理士予備校を費用で比較!安いのはここ!
次に賃貸不動産経営管理士予備校の費用をみていきましょう。
まずはそれぞれの予備校の主なコース料金を以下の表にまとめたのでどうぞ。
LEC東京リーガルマインド | ■合格フルパック(初学者向け) 通学:82,500円〜 通信:77,000円〜 提携校通学:82,500円〜 ■合格スタンダードパック(宅建合格者・法律学習経験者・5問免除講習受講者向け) 通学:71,500円〜 通信:66,000円〜 提携校通学:71,500円〜 ■合格プライムパック(宅建士試験受験者向け) 通学:49,500円〜 通信:49,500円〜 提携校通学:51,700円〜 |
資格の学校TAC | ■総合本科生(5月〜8月開講) 通学・通信:100,000円 ■速習本科生(9月10月開講) 通学・通信:50,000円 ■直前完全パック(10月開講) 通学・通信:32,000円 ■直前答練パック(10月開講) 通学・通信:20,000円 ■直前総まとめ講義(10月開講) 通学・通信:13,000円 |
アガルートアカデミー | ■賃貸不動産経営管理士試験総合カリキュラム 87,780円 ■賃貸不動産経営管理士試験総合講義 43,780円 |
スタディング | ■賃貸不動産経営管理士 合格コース 14,960円 |
日建学院 | ■短期集中Webコース 88,000円 ■問題解説Webコース 44,000円 |
こんな感じで、複数のコースを用意している予備校が多いですね。
受講を開始する時期やサポートの手厚さ、講義中心なのか問題演習中心なのかによって、最適なコースが選べるようになっています。
この中から、最も料金の高いコース(最も充実した内容のコース)をピックアップして比較していきましょう。
LEC東京リーガルマインド | ■合格フルパック(初学者向け) 通信:77,000円〜 |
資格の学校TAC | ■総合本科生(5月〜8月開講) 通学・通信:100,000円 |
アガルートアカデミー | ■賃貸不動産経営管理士試験総合カリキュラム 87,780円 |
スタディング | ■賃貸不動産経営管理士 合格コース 14,960円 |
日建学院 | ■短期集中Webコース 88,000円 |
費用面で一番安いのは圧倒的にスタディングですね。
他の予備校が7万円台〜10万円程度の料金設定の中で、1万円台で受講できるのはすごいですね。
安さ重視で選ぶならスタディングの一択ということになります。
それからアガルートは、無事に合格を勝ち取った場合に受講料が全額返金される制度があるため、こちらもコスパはいいですね。
先ほども書いた通り、アガルートは令和3年度の賃貸不動産経営管理士試験の合格率が70.25%という驚異的な実績を誇ります。
かなりの割合で受講料の返金が受けられるということになりますね。
アガルートの受講料全額返金について補足
上記の通り、アガルートは合格した場合に受講料を全額返金する制度があります。
「カリキュラム」とついているコースが対象になっているので、この制度を利用したい方は名前に「カリキュラム」と書いてある講座を選ぶようにしましょう。
具体的には以下のカリキュラムですね。
賃貸不動産経営管理士試験総合カリキュラム
全額返金を受けるには「合格体験記」の提出などの条件があるので、詳しくは「こちらのページ」で確認してみてください。
賃貸不動産経営管理士試験を評判・口コミで比較!
最後に賃貸不動産経営管理士予備校の評判・口コミを見ていきましょう。
公式サイトからいくつか口コミをピックアップしたので、参考にしていただければと思います。
LECの評判・口コミ
動画の講義は堅苦しくなく親しみやすい講義でした。講義をみて答練を繰り返したことでインプット、アウトプットが蓄積できたと思います。
問題数が増え、国家資格になったことで過去問だけを解いていても不安でしたが、基礎答練、実践答練、公開模試と重ねる中で自身の得意・不得意分野の確認ができたと思います。本番同様の50問の模試は心強いもので、間違えた部分を確認することで試験前の不安も少しずつ消えていきました。
LECの教材は、白黒印刷なので、自分でラインを引いたり、見やすくするためには、作り込み作業が必要です。時間はかかりますが、自分の思い通りに見やすいテキストを作れることができた際は、合格に近づくのではないかと思います。やはり、講義を受けると、先生が話していた内容が頭に残り、熱量で大事な部分も伝わるので、試験中に思い出して問題を解くことができました。
授業で分からなかった部分やもう一度聞きたい内容は、WEB受講しました。講義内容を何回も確認でき、納得できるまで、何度も受けることができるのは魅力だし、安心感がありました。
DVDは亀田先生でした。考え方を教えてくれるので、頭に入ってきやすかったです。LECの合格スタンダードパック+答練・総まとめをしっかり頭に入れれば、それだけで合格できると思います。
TACの評判・口コミ
中西先生の講義を、主に池袋校のブースで受講しました。ポイントを押さえた分かり易い講義でとても助かりました。過去問と先生の講義を受けていれば、十分、合格できると思います。
TACさんのデジタル教材が素晴らしくて感動しました。オンライン受講とデジタル教材を駆使すればまとまった勉強時間がとれなくても、勉強しやすいです。何度も受験したくなかったので、必死で集中して勉強しました。合格して業務に自信が付きました。また他の試験もチャレンジしようと思います。
中西先生の講座は分かりやすいく、質問メールを送っても、直ぐに返信して下さいました。たまに講座で言い間違える所が、微笑ましく面白かったです。合格できたのは中西先生のお陰です。本当にありがとうございます。
佐藤先生の「二兎を追って二兎とも得る」という言葉に惹かれて受講しましたら二兎を得ることができました。出る、大事と言われたところをきっちり覚えて、言われたとおりに勉強しましたら、43点で合格できました。わずか1カ月で、自力ではこんなに効率よく勉強できなかったと思います。本当に受講して良かったです。どうもありがとうございました。
アガルートの評判・口コミ
工藤先生の授業は新しい勉強を始める時に抱く、難しいかもと構えている不安をほぐしてくれたと思います。
「この試験は繰り返しでるのでそのうち覚える」とか、「そろそろ覚えてね」とガイドして下さるのでそれに合わせて理解を進められました。
難しいことも理解しやすい言葉にしてくださるので、テキストだけ見たときは無理かと思っていた内容が、気持ち的にハードルが下がり、頭に自然と入ってきました。
アガルートの総合講義は、初級者である私でも理解でき、非常にわかりやすく作成されているので良かったです。
星マークによる新設の部分もわかりやすく、今年度の試験に出やすいんだろうなと思いながら注意しながらマークしていました。
書店には、いろいろなテキストが市販されています。
が、アガルートで学習すると決めた場合は、総合講義のテキストのみですべて網羅されていますので十分かと思います。
この講座のメインである総合講座は、とてもわかりやすいと思いました。講座動画では、テキストも写していただいているので、移動時にも手軽に見られます。
1チャプターは長くありませんし、チャプターが細かく分かれているので復習しやすかったです。倍速機能もあり、周回時には1.25倍速や1.5倍速にして時間の短縮ができました。
印刷されている図はあまり多くありませんが、例を挙げて図にしてくださったのでテキストの空いている部分に書き込んでいました。
工藤講師の例の挙げ方も大変わかりやすく、イメージがつきやすかったのも大変良かったです。
オンライン授業でできたのが、凄くありがたかったです。
通勤中の時間や隙間時間に見られるぐらいの時間で、細かく要点を捉えた講義だったので、非常に捗りました。
通常の講義だと、60分や90分にかけて受講するスタイルだと思います。
しかし、アガルートさんの場合は短編で3分や5分など、細かく刻んでいたので休憩しながら自分のペースで講義を受講できたので便利でした。
また、教科書も非常に分かりやすく印刷されていました。色の振り分けや表などわかりやすかったです。
スタディングの評判・口コミ
私は、乙4、簿記、宅建、管業、賃管とスタディングを利用させていただきましたが、大変よく考えられている秀逸なシステムで、スマホや端末さえあれば、いつでもどこでも短時間でも勉強が出来ます。
また、1コマ当たりの講義が短くて、そのあと忘れないうちに問題演習をするので、知識が定着しやすいです。
特筆するのは、価格が安い、講師が優秀なので講義がわかりやすい、勉強仲間機能があるので仲間と一緒に切磋琢磨しながら勉強が出来ることです。
合格できるために出題範囲の中から、わかりやすく要点がまとめられているのを学びながら感じました。
また、テキスト、動画全ての教材をスマホ内で受講出来るので、限られた1ヶ月と言う時間を最大限に活用できるのも大きかったと思います。
私の場合、通勤時はダウンロードした講義を常に聞けたことが効率化出来た要因の一つです。
正直に申し上げますと、このわかりやすい講義・テキストの内容と問題集の使いやすさでこの価格には面食らいましたね(笑)
実際に私が行ったことは講義→問題→テキストといった流れをとにかく毎日続けることです。
竹原先生が講義で話されてることは全て理解し、その他の細かいことはテキストで補足していくことが凄く重要だと思います。私的に1番気に入っていた機能が、間違えた問題をピックアップして再度解き直しできる機能です。これはものすごく重宝していました。
今回、賃貸不動産経営管理士講座をスタディングで受講させていただきましたが、竹原先生のわかりやすい動画で概略がつかめ、続いて細かい部分の知識をテキストで叩き込む。次に問題演習でアウトプットを重ねる、これがスマホ一つで完結する手軽さ、これが合格を勝ち取れた秘訣でした。
よくスキマ時間の活用といいますが、このコロナ禍の折、スキマ時間以上に長くなっているお家時間の活用はスキルアップには欠かせません。とにかく、スマホ一つで完結でき、しかも安いスタディングの講座はオススメです。
日建学院の評判・口コミ
公式サイトに掲載なし
賃貸不動産経営管理士予備校まとめ
というわけで今回は賃貸不動産経営管理士の予備校5校をいくつかの観点から比較してきました。
自分に合いそうな予備校は見つかりましたでしょうか。
「予備校の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな予備校が見つかったら、次にとる行動は以下です!
こんな感じですね。
資料請求という選択肢は、ぶっちゃけ意味がないのでやめた方がいいです。
資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんので。
予備校によっては早期に申し込みをすると大幅に割引がきくので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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