こんにちは、まさちゃんです。
今日は行政書士の予備校講座を比較していきます!
行政書士の予備校を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからない。。。
といった疑問を解消していく記事になります。
それぞれの予備校を費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較していきます。
など、比較項目ごとにおすすめも紹介していきます。
この記事を読み終わる頃には、自分に合った予備校が見つかっているはずなので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
それでは早速、内容に入っていきますね!
目次
行政書士試験について
行政書士は、毎年4万人前後の方が受験する人気資格です。
近年の受験者数、合格者数、合格率は以下のようになっています。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和4年度 | 47,850人 | 5,802人 | 12.1% |
令和3年度 | 47,870人 | 5,353人 | 11.2% |
令和2年度 | 41,681人 | 4,470人 | 10.7% |
令和元年度 | 39,821人 | 4,571人 | 11.5% |
平成30年度 | 39,105人 | 4,968人 | 12.7% |
平成29年度 | 40,449人 | 6,360人 | 15.7% |
平成28年度 | 41,053人 | 4,084人 | 10.0% |
平成27年度 | 44,366人 | 5,820人 | 13.1% |
こんな感じですね。
合格率は年度によって多少のばらつきはありますが、大体10%〜15%くらいになっています。
まぐれで合格できる試験でないですね。
しっかり勉強して挑む必要がある、難しい試験と言えそうです。
また、行政書士の試験はここ数年、合格者の過半数が40代以上の方であるという特徴があります。
幅広い世代に人気の資格ということがわかりますね。
試験時期 | 例年11月の第2日曜日 |
受験料 | 10,400円(令和5年度) |
受験申し込み | 例年7月下旬〜8月下旬までの約1ヶ月間 |
受験資格 | 特になし |
試験会場 | 全国47都道府県 |
受験資格や日程などは上記のとおりです。
行政書士試験は受験資格が特にないので、どなたでも受験することが可能です。
何も気にせず、ひたすら勉強だけ頑張ればOKということですね!
行政書士試験の出題形式
次に行政書士試験の出題形式を見ていきましょう。
行政書士試験は「法令等の科目」と「一般知識等の科目」の2科目があります。
法令等の科目 | 択一式 | 多岐選択式 | 記述式 | 配点 |
基礎法学 | 2問(8点) | 0問 | 0問 | 8点 |
憲法 | 5問(20点) | 1問(8点) | 0問 | 28点 |
民法 | 9問(36点) | 0問 | 2問(40点) | 76点 |
行政法 | 19問(76点) | 2問(16点) | 1問(20点) | 112点 |
商法・会社法 | 5問(20点) | 0問 | 0問 | 20点 |
合計 | 40問(160点) | 3問(24点) | 3問(60点) | 244点 |
一般知識等の科目 | 択一式 |
政治・経済・社会 | 7〜8問(28〜32点) |
情報通信・個人情報保護 | 3〜4問(12〜16点) |
文章理解 | 3問(12点) |
合計 | 14問(56点) |
それぞれの科目の詳しい内訳は上記の通りです。
行政書士の試験なので、やはり行政法からの出題が多いですね。
その次に出題が多いのは民法なので、この2科目をしっかり仕上げておくのが合格のカギになりそうです。
行政書士試験の合格点

出題科目が分かったところで、実際にどのくらい得点すれば合格できるのかを見ていきましょう。
この3つの条件をクリアすれば合格となります。
合計点だけではなく、それぞれの科目ごとの足切り点もあるということですね。
注意しておきたいのは法令等の科目は122点ちょうどの点数だと、一般知識等の科目で満点を取ったとしても合計178点にしかならないので、合格点に届かないという点です。
法令等の科目は実際には124点というのが足切りと考えた方がいいですね。
行政書士試験の学習時間
行政書士試験の合格に必要な学習時間は600時間〜800時間と言われています。
これだけの勉強を耐え抜いた先に、行政書士試験の合格があります。
独学でももちろん合格は可能ですが、挫折率を下げるためにも、効率よく学習できるカリキュラムが組まれている予備校を利用するのが最短ルートと言えます。
行政書士講座の選び方
最初に行政書士予備校の選び方について先に説明しておきます。
まずは通学か通信かを決める。
まずは通学で受講するか通信で受講するかを考えるとかなり絞り込めます。
通学だと同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。
通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。
ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。
ちなみに通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。
わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生などで時短することもできます。
周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。
講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。
通学スタイルの予備校だとどうしても当たり講師の講義を聞くために情報収集したり遠方の教室に出向いたりする手間がかかります。
その点通信なら絶対にその予備校で一番わかりやすい講師が動画講義をしてくれるので、ハズレを引く可能性を考えずにすみます。
通学か通信か、迷っているのであれば通信がとてもおすすめです。
通学を選んだ場合
通学を選んだ場合は予備校に直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!
その予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。
話を聞いてみて大丈夫そうだと思ったら申し込み。
合わないと感じたら他の予備校を見に行って話をきく。
これでOKです。
くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!
通信を選んだ場合
通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね!
公式サイトで無料サンプル講義動画を見て相性を確認するのが1歩目。
いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。という感じでOKです。
先ほども書いた通り、行政書士試験は600〜800時間の勉強時間が必要と言われている難関試験です。
せっかく通信で受講するのであれば、即申し込みしてすぐに勉強を始めた方が合格する可能性を上げられます!
今回比較する行政書士予備校9校はこちら!

今回比較する予備校は以下の9校です。
どこの予備校も、Google検索すればすぐに出てくる定番の予備校です。
実績も豊富なので安心して通うことができます。
あえて実績のない予備校に通う意味はないですからね。
この9校から選んでおけば、大はずれの予備校に人生を台無しにされる心配もしなくて大丈夫です!
行政書士予備校おすすめランキング
「費用」や「合格実績」などの項目別比較に入る前に、先に結論からお伝えしてしまおうと思います。
それぞれの予備校の特徴紹介も兼ねて、比較した結果をランキングにまとめました。
最後まで読むのが面倒な方は、こちらを読んでいただくと大体のイメージが掴めるかと思います!
それでは早速9位からカウントダウンで見ていきます!
9位 伊藤塾
料金例 | ■行政書士合格講座 スタンダードコース 218,000円 |
合格実績 | ■2022年度 合格者の声:掲載あり |
合格特典 | なし |
公式サイト | https://www.itojuku.co.jp/shiken/gyosei/index.html![]() |
伊藤塾は司法試験などの難関試験で高い実績を誇る予備校です。
今回紹介する他の予備校に比べると知名度は低めですが、指導力の高さは間違いないですね。
「一人ひとりの学習進捗は異なる」という前提のもと、個別指導に力を入れているのが特徴的で、一人ひとりの受講生それぞれにパーソナルトレーナーがつきます。
直接指導やカウンセリング、個別質問、ゼミなどのフォロー体制が充実しているので、安心して学習に集中することができます。
実際に口コミでも、このパーソナルトレーナー制度に関してのいい評判がたくさん上がっていました。
料金は少し高めですが、頼れるトレーナーがついてくれると考えれば安いと見ることもできますね!
マイナスポイントとしては、合格実績として掲載されている「合格者の声」の数が少なかったこと。
伊藤塾は他の資格試験で驚異的な実績を叩き出していることが多いので、この実績は正直物足りないですね。
この辺りのマイナス面を頭に入れつつ、指導力やフォロー体制の充実に魅力を感じる方はぜひ伊藤塾の受講を検討してみてください!
8位 資格の大原
料金例 | ■行政書士合格コース 188,000円 ※別途入学金6,000円 |
合格実績 | ■2022年度 合格者数:35名 |
合格特典 | なし |
公式サイト | https://www.o-hara.jp/course/gyosei_shoshi![]() |
大原は専門学校も運営している予備校です。
CMなどでもおなじみですね。
受講生の心をつかむ熱血授業がとても評判がよく、講師との距離感が近いという口コミが多く見られます。
行政書士試験は600時間以上の勉強時間が必要と言われている通り、合格までの道のりがとても長いです。
途中で挫折してしまうのを防ぎたい方は、モチベーション管理に定評のある大原の受講がおすすめです。
そんな大原ですが、ここ数年は合格実績が低迷しています。
2015年までは毎年200名前後の合格者を出していたのですが、ここ数年は100名を割る年が続いています。2022年度はついに35名まで減ってしまいました。
というわけで大原には申し訳ないのですが、現在の大原は行政書士試験に関してはあまり強くおすすめできる予備校ではないと思い、この順位にさせていただきました。
今後の復活に期待します。
7位 LEC東京リーガルマインド
料金例 | ■パーフェクトコース |
合格実績 | ■2022年度 合格率:48.86%(一般合格率12.13%の約4倍) ※パーフェクトコース・パーフェクトSPコースの申込者の中で、 3回の模試のうち1回でも180点を超えた人が対象 |
合格特典 | なし |
公式サイト | https://www.lec-jp.com/gyousei/ |
LECは、TACと並んで資格講座の予備校として高い知名度がある予備校です。
TACかLECかで迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか??
LECの特徴は、司法試験や国家公務員総合職などの高難易度試験の実績が豊富だという点。
高い指導力があるということがわかりますね!
行政書士講座についても、オリジナル教材や講義のわかりやすさは健在で、口コミにも良い評判が見られます。
合格実績については公式サイトにでかでかと「2022年度合格率48.86%」という記載がありますが、これについては少しカラクリがありまして。。。
小さい字で注意書きがあり、どうやら「パーフェクトコース・パーフェクトスペシャルコースの受講生の中で、模試を3回受験していずれか1回でも得点が180点を超えた方」を対象に集計しているとのこと。
そもそも模試で合格点を叩き出している方の合格率なので、そりゃ高い数字が出るよな…って感じです。
なのでこの数字を見ただけで「この合格率ならLECで間違いない!」となるのは危険で、「LECの模試で合格点が取れる実力がつけば合格できる可能性がかなり高い」という目安として捉えておくのが良いかと思います。
6位 スタディング
料金例 | ■行政書士合格コース スタンダード 44,000円 |
合格実績 | ■2022年度 合格者の声 :150名の掲載あり |
合格特典 | ■合格お祝い金 10,000円 |
公式サイト | https://studying.jp/gyousei/ |
スタディングは最近受講者数を急速に伸ばしてきている通信の予備校です。
好調の要因はなんといってもその料金の安さで、行政書士合格コースは5万円を切ります。
さらに試験に合格した場合にはお祝い金として10,000円がもらえるということで、トータル3万円台で受講することが可能です。
ここまで費用が抑えられるとなると心配になるのはその質ですが、スタディングはテレビ番組のような初心者にもわかりやすい講義を提供していて、受講生の評判も高いです。
実際に公式サイト内には「合格者の声」が多数掲載(2022年度は150名分、2021年度は81名分)されていました。
しっかり合格できる内容の講座が提供されていることがわかります。
初回講義が公式サイトで無料公開されていることからも、講義に自信をもっていることがわかりますね。
「費用は抑えたいけど、良い講座を受講したい!」という方にとてもおすすめの予備校です。
5位 ユーキャン
料金例 | ■行政書士講座 63,000円 |
合格実績 | ■2021年度 合格者数:233名 |
合格特典 | なし |
公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
通信講座で有名なユーキャンは行政書士講座も開講しています。
ユーキャンといえば医療事務などの難易度がそこまで高くない資格や、ボールペン字講座などの趣味的な講座のイメージが強いかと思いますが、行政書士講座も高い実績を誇ります。
2021年の233名、2020年の167名をはじめ、毎年コンスタントに150名以上の合格者を輩出しています。
もちろんユーキャンは知名度が高いこともあり、受講者数もかなりの大人数だとは思いますが、それにしてもこの合格者数は魅力です。
しかしながら、近年はこの合格実績も下降気味。平成24年には398名いた合格者も、年々下がってきて令和2年は167名まで減少。令和3年は233名と盛り返しましたが、令和4年は今のところ数字の公表はありません。
低迷の理由としては、アガルートやフォーサイトなどのWeb通信専門の強い予備校が出てきたのが大きいかと思います。後で紹介しますがこの2校の実績がすごすぎるので、今後も合格者の減少傾向は続きそうですね。
とはいえユーキャンというブランド力は安心感がありますし、費用も安く抑えられるので、その辺りを重視する人にはおすすめです。
4位 資格の学校TAC
料金例 | ■プレミアム本科生 242,000円+入会金10,000円 ※別途入会金10,000円 |
合格実績 | ■2022年度 合格者数:112名 |
合格特典 | なし |
公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_gyosei.html |
TACは資格講座の予備校として、抜群の知名度を誇る大手の予備校です。
テキストや問題集の評判が高いことや、フォロー制度がしっかりしていることなど、合格に必要なものは全て揃っている予備校と言えます。
安心して受講することができますね!
合格実績も安定していて、2022年度の112名、2021年度の118名、2020年度の146名をはじめ、毎年多くの合格者を輩出しています。
TACは受講生の数が多いので、この合格者数だからといって合格率も高いということにはなりませんが、それでもたくさんの先輩たちが合格しているという数字は信頼できますね。
しかしTACも、ここまでに紹介した大原やユーキャン同様、実績は下降線をたどっています。やはり積極的におすすめはできないですね。
3位 フォーサイト
料金例 | ■バリューセット2 76,800円 |
合格実績 | ■2022年度 合格率:54.1%(一般合格率12.13%の4.46倍) |
合格特典 | なし |
公式サイト | https://www.foresight.jp/gyosei/ |
3位は通信の予備校、フォーサイトです。
2022年度の行政書士試験において、合格率54.1%という驚異的な数字を叩き出しました。全国平均の合格率が12.13%なので、フォーサイトは実に4.46倍の合格率ということになります。
これだけでも十分におすすめしたい予備校といえるのですが、さらに料金も手ごろということで、嬉しいですね。
「バリューセット3」で受講した場合、不合格の場合には受講料が全額返金されるという制度もついており、「合格できずにお金も失う」というダブルパンチが防げるのも魅力ですね。(※全額返金を受けるには、「学力テストで上位に入る」などのやや厳しめの要件があります。ご注意ください。)
講義動画のサンプルは公式サイトから無料で見ることができるので、気になる方は一度チェックしてみましょう。
2位 クレアール
料金例 | ■カレッジコース |
合格実績 | ■2022年度 合格者数:125名 |
合格特典 | なし |
公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/gyousei/ |
クレアールは、「非常識学習法」と呼ばれる必要最低限の学習で合格を勝ち取る指導法が特徴の予備校です。合格に必要な論点のみを効率的に学習していくので、分量も少なく、勉強が苦手な方でも「これならやり切れる!」と感じられる講座内容になっています。他の予備校に比べ、テキストも薄いです。
また、クレアールの行政書士講座を担当する竹原先生は、行政書士受験指導歴20年というベテラン講師です。その竹原先生が書いた「非常識合格法」という本が、資料請求すると無料でもらえます。試験の出題傾向や最短で合格するための学習方法など、これから学習を始める人にとって有益な情報が盛り込まれている本なので、資料請求がてらゲットしておくのがおすすめです。
万が一合格できなかった場合にもう1年継続して受講できる「セーフティコース」の存在も、他の予備校にない特徴ですね。通常コースに少しプラスで料金はかかってしまいますが、1年目で合格できた場合にはしっかり差額が返金されるので安心です。
実績についても2022年の合格者が125名ということで、素晴らしいですね。クレアールは他の予備校よりも知名度が低いので、受講者数もそこまで多く集まっていないはず。それでこの実績が出せるというのは、講座内容が充実している証でしょう。
1位 アガルートアカデミー
料金例 | ■入門総合カリキュラムライト ※合格したら全額返金制度あり(2023年合格目標のみ) |
合格実績 | ■2022年度 合格率:56.17%(一般合格率12.13%の4.63倍) 合格者数:296名 |
合格特典 | ■受講料全額返金 ■お祝い金5万円 |
公式サイト | https://www.agaroot.jp/gyosei/ |
そして1位はアガルートアカデミーです。
令和4年度の合格者数が296名、合格率が56.17%という驚異的な実績が出たということで、当然この順位になりますね。先ほどのフォーサイトの数字でも十分すごかったのですが、それを超えてきました。合格者数を公表している点も、信頼できますね。
これだけの実績を叩き出せる要因としては、やはり「豊村講師」の存在が大きいかなと思います。行政書士試験の講師としては超がつくほどの有名講師ですね。実際に僕も講義を受けさせてもらいましたが、確かにわかりやすいと感じました。聞いているだけで自然と頭に残るので、評判が良いのも納得です。
公式サイトでサンプル講義が公開されているので、講師との相性確認の意味でも一度視聴してみると良いかと思います。
講師以外の面だと、費用についても手頃で良いですね。無事に合格した場合には「受講料が全額返金される制度」や「お祝い金が5万円もらえる制度」などもあります。
行政書士予備校を合格率・実績で比較!

というわけでここから本題の項目別比較に入っていきます。
まずはそれぞれの予備校の合格実績を以下にまとめました。
クレアール | ■2022年度 合格者数 :125名 ■2021年度 合格体験記:91名の掲載あり ■2020年度 合格体験記:72名の掲載あり |
伊藤塾
![]() | ■2022年度 合格者の声:掲載あり ■2021年度 合格者の声:38名の掲載あり |
スタディング | ■2022年度 合格者の声 :150名の掲載あり ■2021年度 合格者の声:81名の掲載あり ■2020年度 合格者の声:65名の掲載あり |
資格の大原![]() | ■2022年度 合格者数:35名 ■2021年度 合格者数:45名 ■2020年度 合格者数:76名 ■2019年度 合格者数:65名 ■2018年度 合格者数:73名 |
LEC東京リーガルマインド
| ■2022年度 合格率:48.86%(一般合格率12.13%の約4倍) ※パーフェクトコース・パーフェクトSPコースの申込者の中で、 3回の模試のうち1回でも180点を超えた人が対象 ■2021年度 合格率:53.8%(一般合格率10.7%の約5倍) ※3回の模試のうち1回でも180点を超えた人が対象 ■2020年度 合格率:56.1%(一般合格率10.7%の約5倍) ※3回の模試のうち1回でも180点を超えた人が対象 |
資格の学校TAC | ■2022年度 合格者数:112名 ■2021年度 合格者数:118名 ■2020年度 合格者数:146名 ■2019年度 合格者数:149名 ■2018年度 合格者数:169名 |
ユーキャン | ■2022年度 合格者数:公表なし ■2021年度 合格者数:233名 ■2020年度 合格者数:167名 ■2019年度 合格者数:215名 ■2018年度 合格者数:272名 |
フォーサイト | ■2022年度 合格率:54.1%(一般合格率12.13%の4.46倍) ■2021年度 合格率:38.0%(一般合格率11.2%の3.4倍) 合格者数:200名 ■2020年度 合格率:41.3%(一般合格率10.7%の3.86倍) 合格者数:270名 |
アガルートアカデミー | ■2022年度 合格率:56.17%(一般合格率12.13%の4.63倍) 合格者数:296名 ■2021年度 合格率:42.14%(一般合格率11.18%の3.77倍) 合格者数:217名 ■2020年度 合格率:67.2%(一般合格率10.7%の6.28倍) |
ユーキャンは2022年度の実績がまだ公開されていませんでした。公開され次第こちらにも反映します。
実績で選ぶならアガルート一択
最新年度の実績で比較してみると、まずTAC・クレアール・アガルートが「合格者数」で高い実績を残していますね。その中でも圧倒的なのはアガルートで、296名の合格者を輩出しています。圧倒的な実績です。
「合格率」で比較すると、フォーサイトとアガルートが高い実績を出しています。どちらも50%超えなので、一般合格率12.13%をはるかに上回る数字です。すごいですね。
というわけで行政書士の予備校を合格実績で比較すると、合格者数の面でも合格率の面でもアガルートが高い実績を出しています。実績重視で講座選びをするならアガルートの一択でいいですね。
行政書士予備校を費用で比較!安いのはここ!
次に行政書士予備校の「費用」をみていきましょう。
まずはそれぞれの予備校の主なコース料金を以下の表にまとめたのでどうぞ。
全てのコースを掲載しているわけではないので、その点はご了承ください。
クレアール | ■カレッジコース ■カレッジセーフティーコース ■中級コース ■上級コース |
伊藤塾
![]() | ■行政書士合格講座 スタンダードコース 218,000円 ■行政書士合格講座 速修生 188,000円 ■行政書士合格講座 一括配信コース 218,000円 ■志水晋介の行政書士講座 初学者コース 248,000円 |
スタディング | ■行政書士合格コース コンプリート 59,400円 ■行政書士合格コース スタンダード 44,000円 ■行政書士合格コース ミニマム 34,980円 |
資格の大原![]() | ■行政書士入門合格コース 193,000円 ※別途入学金6,000円 ■行政書士合格コース 188,000円 ※別途入学金6,000円 ■行政書士経験者演習合格コース 160,000円 ※別途入学金6,000円 ■行政書士速修合格コース 168,000円 ※別途入学金6,000円 |
LEC東京リーガルマインド
| ■パーフェクトコースSP ■パーフェクトコース ■スマホで行政書士 S式合格講座 45,000円 |
資格の学校TAC | ■プレミアム本科生Plus ※別途入会金10,000円 ■プレミアム本科生 242,000円+入会金10,000円 ※別途入会金10,000円 ■ベーシック本科生 198,000円+入会金10,000円 ※別途入会金10,000円 ■チャレンジ本科生 132,000円+入会金10,000円 ※別途入会金10,000円 |
ユーキャン | ■行政書士講座 63,000円 |
フォーサイト | ■バリューセット1 54,800円 ■バリューセット2 76,800円 ■バリューセット3 94,800円 ※不合格なら全額返金制度あり(学力テスト上位24%に入った方が対象) |
アガルートアカデミー | ■入門総合講義 ■入門総合カリキュラムライト ※合格したら全額返金制度あり(2023年合格目標のみ) ■入門総合カリキュラムフル ※合格したら全額返金制度あり ■上級総合カリキュラムフル ※合格したら全額返金制度あり ■速習カリキュラム ※合格したら全額返金制度あり |
こんな感じですね。
サポートの手厚さによって様々なコースが用意されています。
ここからそれぞれの予備校の1つのコースを抽出して費用を比較していきましょう。
費用を比較しやすいように、どの予備校もWeb通信で受講した場合の料金を抽出しています!
クレアール | ■カレッジコース |
伊藤塾
![]() | ■行政書士合格講座 スタンダードコース 218,000円 |
スタディング | ■行政書士合格コース スタンダード 44,000円 |
資格の大原![]() | ■行政書士合格コース 188,000円 ※別途入学金6,000円 |
LEC東京リーガルマインド
| ■パーフェクトコース |
資格の学校TAC | ■プレミアム本科生 242,000円+入会金10,000円 ※別途入会金10,000円 |
ユーキャン | ■行政書士講座 63,000円 |
フォーサイト | ■バリューセット2 76,800円 |
アガルートアカデミー | ■入門総合カリキュラムライト ※合格したら全額返金制度あり(2023年合格目標のみ) |
スタディングが圧倒的に安い
こうやって比較してみると、やはり通信の予備校は料金が安いですね。
特にスタディングは合格お祝い金が10,000円出るので実質3万円台で受講可能です!
安さでは頭ひとつ抜けた存在と言えます。
通学の予備校はほとんど料金に差がない
通学の予備校はほとんど差はないのでその時の割引によって変わってくると思いますが、一般価格だけでみると大原が一番安いと言えそうですね。
フォーサイトは不合格だった場合に受講料が全額返金
その他、フォーサイトは不合格だった場合に受講料が全額返金される制度がバリューセット3についています。
こちらは94,800円と少し料金が上がりますが、安心を買うという意味で考えるととても嬉しい制度ですね。
とはいえこの制度の適用を受けるには、学力テストで上位24%に入る(2024年度試験対策の場合)などのやや厳しめの要件を満たす必要があります。申し込んだけどあまり勉強に身が入らず、学力テストの結果が振るわなかった…となった場合には、不合格となっても返金は受けられないため、ご注意ください。
アガルートは合格した場合に受講料が全額返金
そしてアガルートアカデミーは反対に「合格した場合に受講料全額返金」という制度がありまして、こちらも魅力的ですね。
先ほども書きましたがアガルートは合格率がかなり高いので、受講料が返ってくる可能性も高いですね。
合格体験記の提出などいくつか要件(詳しくはこちら)がありますが、自分の合格に20万円ほどのお金がかかっていると考えると、学習を頑張るモチベーションも高まりますね!
フォーサイトのように学力テストの点数要件はないので、安心です。
行政書士予備校を評判・口コミで比較!
最後に行政書士予備校の「評判・口コミ」を見ていきましょう。
公式サイトに掲載されていた情報を、一覧でまとめてみました。
実際に受講した方の言葉はとても参考になりますね。
ランキングトップ3の予備校については、評判や口コミを別の記事にまとめているので、こちらも参考にしていただければと思います。
というわけで、予備校比較についてはここで終わりです。
長い記事でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
気になる予備校が見つかった人は、以下から公式サイトに飛べるので「サンプル講義動画のチェック」や「資料請求」などで受講のイメージを沸かせてみてください!
社会人におすすめの行政書士予備校
ここまでで本題の予備校比較については終わりですが、いくつか補足があるのでもう少し続けます。
社会人の方ですと、予備校を選ぶときに「働きながらでも通いやすい予備校はどこなんだろう?」というのは気になりますよね。
結論からお伝えすると、「社会人におすすめ」という観点でみるとやはりWeb通信の予備校がおすすめですね。
理由としては以下です。
隙間時間を有効活用できるから。
社会人として働きながら行政書士試験の合格を目指すとなると、忙しい中でいかに学習時間を確保するかがポイントになってきますね。
などなど、普段の生活の中で隙間時間というのは意外とたくさんあります。
この時間を活かさない手はありませんね!
通信の予備校であれば、基本的にどこの予備校も隙間時間に学習を進めやすいようなサービスを提供しています。
こんな感じでして、とにかくスマホ1台あればいつでもどこでも学習を進めることができます。
費用も安いので、忙しい社会人にはメリットしかないですね!
おすすめはランキングでも紹介した通りアガルートアカデミーです。

実際に使わせていただいたのですが、マイページがびっくりするくらい使いやすく、1分以内で講義動画の再生までたどりつけました。
これなら少しの時間も無駄にすることなく勉強できますね!
講師についても豊村先生の評判が抜群にいいので、もはや一択かなと個人的には思います。
公式サイトで講義動画が視聴できるのでチェックしてみてください!
それから先ほども掲載しましたが、Twitter上の評判や口コミをまとめた「アガルート行政書士講座の評判・口コミ23件まとめ【豊村先生効果で合格率抜群】」も参考になるかと思うので、リンクを以下に置いておきますね。
行政書士試験は独学でも合格できる??
「独学で頑張るか」「予備校に通うか」という選択で悩まれている人もいるかと思うので、その点についても補足させてください。
どの試験にも言えることですが、行政書士試験も基本的には「独学で合格できないことはない」試験です。
自分をしっかり追い込める方であれば独学で挑戦するのもいいかと思います。
ですが独学のデメリットとしては以下のようなものがあるので注意が必要です。
こんな感じですね。
独学の場合、周りに自分を鼓舞してくれる同期の受講生や講師、チューターなどの存在はありません。
自分で気持ちを盛り上げつつ、600〜800時間と言われる勉強時間を最後まで諦めずにやり切らなければなりません。
などなど、不安や焦りに襲われても自分で乗り越えなければ合格はありません。
よほど自信がある人以外は、予備校の受講をおすすめします。
まとめ
というわけで今回は行政書士の予備校9校をいくつかの観点から比較してきました。
自分に合いそうな予備校は見つかりましたでしょうか。
「予備校の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな予備校が見つかったら、次にとる行動は以下です!
こんな感じですね。
ほとんどの予備校が早期に申し込みをすると大幅に割引がきくので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!
今回は以上になります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!