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社労士試験の科目や出題形式まとめ【全8科目で選択式と択一式の2種類がある】

こんにちは、まさちゃんです。

今日は社労士試験の試験内容について詳しく解説していきます。

この記事で解決できること
  • 社労士試験の出題形式はどうなっているのか
  • 社労士試験の出題科目は何なのか
  • 科目ごとの配点はどうなっているのか

社労士を目指すにあたって、上記のような疑問をお持ちの方も多いかと思います。

詳しく解説していきます。

社労士試験の試験内容の確認方法

まず最初に、社労士試験の試験内容の確認方法についてお伝えしておきます。この記事で扱っている社労士試験の情報は、「社会保険労務士試験オフィシャルサイト」で確認した情報になります。

公式の情報なので、間違いない情報です。

その情報を深掘りしつつ、対策方法などをまとめていきます。

社労士試験の日程

まずは社労士試験の日程について。

令和4年度は以下の日程となっています。

受験案内の配布■郵送
令和4年3月1日~5月31日
■窓口
令和4年は窓口での配布なし。
申込受付■インターネット申込
令和4年4月18日(月)10:00~令和4年5月31日(火)23:59:59
■郵送申込
令和4年4月18日(月)~5月31日(火)消印有効
■窓口申込
令和4年は窓口での申込受付なし。
試験日令和4年8月28日(日)
・選択式:10:30~11:50(80分)
・択一式:13:20~16:50(210分)
合格発表日令和4年10月5日(水)

申込受付は5月末まで、試験は8月の末に実施されます。

社労士試験は1日かけて実施されるので、集中力や問題を解く体力も必要になってきます。過酷な試験ですね。

社労士試験の出題科目

続いて社労士試験の出題科目についてみていきましょう。

出題されるのは以下の8科目です。

  • 労働基準法及び労働安全衛生法
  • 労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
  • 雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
  • 労務管理その他の労働に関する一般常識
  • 社会保険に関する一般常識
  • 健康保険法
  • 厚生年金保険法
  • 国民年金法

こんな感じです。

出題数や配点などについては後ほど説明しますね。

社労士試験の出題形式

続いて出題形式についてみていきましょう。

社労士試験は「選択式」と「択一式」の2種類の出題形式があります。

それぞれについて、出題科目や配点、合格基準点などをみていきます。

社労士試験の選択式とは

まずは選択式から。

試験日の午前中に実施される方の試験ですね。

選択式の試験時間:10:30~11:50(80分)

「選択式」という名前の通り、文章中に5つの空欄があり、その中に入るものを20個の選択肢の中から選ぶという形式です。

1科目につき1問出題されるので、合計8問。

1つの空欄が1点ずつの配点で、40点満点の試験になります。

過去の試験問題が「公式」に掲載されていたので、以下に掲載しておきますね。

社労士試験の択一式とは

続いて択一式についても説明していきます。

こちらは試験日の午後に実施される試験ですね。午前中の選択式で疲れ果てたところに3時間半という長時間の試験が課されます。

かなりハードですね…

択一式の試験時間:13:20~16:50(210分)

5つの選択肢の中から、正しいものや誤っているものを選択する形式です。

1つを選んで解答する問題がほとんどですが、中には正しいものを複数選ぶ問題や、正しいものの個数を答えさせる問題などもあります。

1つの科目につき10問出題されますが、「労務管理その他の労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」については合わせて10問の出題となっています。

なので合計で70問ですね。

こちらも過去の試験問題が「公式」に掲載されていたので、以下に掲載しておきます。

社労士試験の配点

続いて科目ごとの配点についてもみていきましょう。

先ほど説明した通り、社労士試験には選択式と択一式の2種類の試験がありまして、それぞれ配点は以下の通りです。

選択式の配点

労働基準法及び労働安全衛生法1問(5点)
労働者災害補償保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
1問(5点)
雇用保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
1問(5点)
労務管理その他の労働に関する一般常識1問(5点)
社会保険に関する一般常識1問(5点)
健康保険法1問(5点)
厚生年金保険法1問(5点)
国民年金法1問(5点)
合計8問(40点)

こんな感じでして、全ての科目が同じ配点です。

「労働者災害補償保険法」と「雇用保険法」の2科目についてはカッコ書きで(労働保険の保険料の徴収等に関する法律)と書きましたが、選択式はこの部分からの出題は無しです。

択一式の配点

労働基準法及び労働安全衛生法10問(10点)
労働者災害補償保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
10問(10点)
雇用保険法
(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む。)
10問(10点)
労務管理その他の労働に関する一般常識
社会保険に関する一般常識
10問(10点)
健康保険法10問(10点)
厚生年金保険法10問(10点)
国民年金法10問(10点)
合計70問(70点)

「労務管理その他の労働に関する一般常識」「社会保険に関する一般常識」の2科目については、合わせて10問の出題となっています。

「労働者災害補償保険法」「雇用保険法」については、カッコ書きで書いた(労働保険の保険料の徴収等に関する法律)に関する問題がそれぞれ3問、合計6問出題されます。

社労士試験の合格基準

続いて合格基準点について。

果たしてどのくらい得点すれば合格できるのかという部分について、みていきます。

社労士試験は選択式と択一式のそれぞれについて、「総得点」と「科目ごと」の2種類の基準があり、全ての基準を超える必要があります。

目安としては以下の通りです。

  • 選択式:総得点25点前後、各科目3点以上
  • 択一式:総得点45点前後、各科目4点以上

毎年変動がありますが、大体の目安はこんな感じですね。

各科目ごとに基準点が設けられていて、1科目でもこの基準を下回ると、どれだけ総合得点が高かったとしても不合格となります。

問題の難易度によって「補正」が行われる科目もあり、基準点が緩和されることもあります。

「今年の選択式は社会保険に関する一般常識の問題が難しかったから、基準点を2点にします。」みたいなことが起こり得ます。

この辺りについては「社労士試験の合格基準は総合点と科目ごとの2種類【科目ごとの足切りがえぐい…】」の記事で詳しくまとめているので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

社労士試験の受験者数

社労士試験は毎年35,000人前後が受験する人気資格でして、過去5年間の受験者数は以下の通りです。

  • 平成29年:38,685人
  • 平成30年:38,427人
  • 令和元年:38,428人
  • 令和2年:34,845人
  • 令和3年:37,306人

こんな感じですね。今年も例年同様の受験者数になるかと思います。

受験者数については「【令和3年版】社労士試験の受験者数の推移【減少傾向だがここ数年は横ばい】」の記事で詳しく傾向をまとめていますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

社労士試験の合格率

社労士試験の合格率は、ここ5年間は6〜7%台で安定しています。

  • 平成29年:6.8%
  • 平成30年:6.3%
  • 令和元年:6.6%
  • 令和2年:6.4%
  • 令和3年:7.9%

過去には2%台という衝撃的な合格率の年もありましたが、ここ最近はこんな感じです。

合格率については「【令和3年版】社労士試験の合格率の推移【5〜10%くらいなのでかなり低い】」の記事で詳しく傾向をまとめていますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。

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