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技術士の予備校・通信講座をガチ比較【アガルート・SAT・スタディングなど】

こんにちは、まさちゃんです。

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。

資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

さて今回は、「技術士試験対策の予備校・通信講座の比較」というテーマで詳しく説明していきます。

  • 技術士の予備校・通信講座を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからない…
  • 費用や実績、評判・口コミが一覧でまとまっている記事があれば比較しやすいのになあ…

こういったご要望にお応えしていく記事になります。

最初に技術士試験対策のおすすめ予備校・通信講座をランキング形式で紹介。

その後に上位5つを、費用や実績、評判・口コミなどいくつかの視点から比較していきます。比較項目ごとにおすすめの講座を紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずに書いています。

この記事を読み終わる頃にはきっと、自分に合った予備校・通信講座が見つかっていることかと思います!

それでは簡単に技術士試験について基礎知識の説明を挟みつつ、内容に入っていきますね。

比較の前に…技術士試験について、基礎知識

技術士とは

技術士は、科学技術についての豊富な知識と経験、高い倫理感を持ち合わせた技術者のことです。文部科学省所管の技術士試験に合格し、登録することで技術士を名乗ることができるようになります。

21の技術部門があり、以下の通りです。

  1. 機械部門
  2. 船舶・海洋部門
  3. 航空・宇宙部門
  4. 電気電子部門
  5. 化学部門
  6. 繊維部門
  7. 金属部門
  8. 資源工学部門
  9. 建設部門
  10. 上下水道部門
  11. 衛生工学部門
  12. 農業部門
  13. 森林部門
  14. 水産部門
  15. 経営工学部門
  16. 情報工学部門
  17. 応用理学部門
  18. 生物工学部門
  19. 環境部門
  20. 原子力・放射線部門
  21. 総合技術監理部門

受験資格

技術士試験には1次試験と2次試験があります。それぞれの受験資格について説明していきますね。

1次試験

  • 受験資格:なし
    ※文部科学大臣が指定した教育課程の修了者は免除

1次試験は受験資格がなく、年齢や学歴などに関係なく誰でも受験できます。1次試験合格後は「修習技術者」となり、実務経験を積むことで2次試験の受験資格が得られます。

また、技術士補登録をして技術士補を名乗ることもできます。

2次試験

  • 受験資格:修習技術者になった後、必要な実務経験を積んだ方

1次試験は誰でも受験可能な試験でしたが、2次試験は実務経験が必要です。以下の3つのうちのどれかの実務経験が必要です。

  1. 技術士補として登録し、指導技術士の下での4年を超える実務経験
    ※総合技術監理部門の場合は7年
  2. 職務上の監督者の下での4年を超える実務経験
    ※総合技術監理部門の場合は7年
    ※修習技術者となった後の経験のみ算入できる
  3. 7年を超える実務経験
    ※総合技術監理部門の場合は10年
    ※修習技術者となる前の経験も算入できる

最低でも4年の実務経験が必要ということで、未経験者がこれから技術士を目指す場合にはかなりハードルが高いですね。

ですが実際には全体の95%の方が③の「7年を超える実務経験」の要件を満たして受験しています。③の要件は修習技術者になる前の実務経験期間もカウントできるため、既に長期間の実務経験を積んでいる方が、その技術の証明として技術士試験を受験することが多いということですね。

試験の概要

1次試験

出題形式全て択一式
出題科目基礎科目・適性科目・選択科目
合格基準50%以上の得点

2次試験

出題形式<総合技術監理部門以外>
筆記試験(記述式)・口頭試験
<総合技術監理部門>
筆記試験(択一式・記述式)・口頭試験
合格基準60%以上の得点

1次試験は筆記試験で、全て択一式で出題されます。基礎科目・適性科目・選択科目の3科目が出題され、それぞれの科目で満点の50%以上得点すると、合格です。

2次試験は筆記試験と口頭試験の2種類が課されます。筆記試験を通過した方のみ、口頭試験を受験することができるという流れです。筆記試験の内容は「総合技術監理部門かそれ以外か」で異なっていて、総合技術監理部門は択一と記述、その他の部門は記述のみという内容です。口頭試験も「総合技術監理部門かそれ以外か」で内容が違います。

この辺りは今回の記事の本題から逸れすぎるので、気になる方は日本技術士会のHPで確認してみてください。

受験者数・合格者数・合格率

技術士試験の受験者数や合格率についても見ていきましょう。

以下に近年のデータをまとめました。

なお、全部門総合の数字です。部門によって受験者数や合格者数に差があるので、参考程度に見ていただければと思います。

1次試験

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度(2022年度)17,225人7,251人42.1%
令和3年度(2021年度)16,977人5,313人31.3%
令和2年度(2020年度)14,594人6,380人43.7%
令和元年度(2019年度)9,337人4,537人48.6%
平成30年度(2018年度)16,676人6,302人37.8%

2次試験

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度(2022年度)22,489人2,632人11.7%
令和3年度(2021年度)22,903人2,659人11.6%
令和2年度(2020年度)20,365人2,423人11.9%
令和元年度(2019年度)24,326人2,819人11.6%
平成30年度(2018年度)25,914人2,355人9.1%

技術士試験の1次試験は、合格率が30%台〜40%台で推移しています。3人に1人ほどしか合格できない試験なので、難しい試験ですね。とはいえ1次試験は受験資格がなし。準備不足の方も受験していることを考えると、しっかり対策しておけば比較的合格しやすい試験と言えますね。

2次試験は10%前後という低い合格率となっています。1次試験と違い、記述力や応用力、思考力が問われる試験内容となっているので、実務経験を長く積んだ方にとっても狭き門です。予備校や通信講座などを活用して、しっかり試験対策をしておいた方がいいでしょう。

技術士の予備校・通信講座おすすめランキング

というわけでざっくりですが技術士試験の概要についての説明でした。

ここからは本題の予備校・通信講座の比較をしていきます。

まずは比較結果をもとに予備校・通信講座のおすすめランキングを作成したので、そちらからご覧ください。

1位 アガルートアカデミー

公式サイト:https://www.agaroot.jp/gijyutsu/

アガルートの特徴
  1. スマホでいつでも見られる講義動画
  2. 全21部門の試験に対応
  3. 合格実績が高い
  4. 講師作成のフルカラーオリジナルテキスト
  5. 添削・口頭模擬試験など手厚いサポート
  6. 回数無制限の質問対応
  7. 合格したら受講料全額返金

スマホでいつでも見られる講義動画

アガルートはWeb通信専門の予備校・講座なので、講義は動画形式です。スマホやパソコン、タブレットを使って、いつでもどこでも講義動画を視聴できます。通勤や通学の電車時間や、昼休憩の残り時間、家に帰って一息入れた後の時間など、普段の生活の中にあるスキマ時間を使って学習を進めることができます。忙しくてなかなか学習時間を確保できない方におすすめですね。

また、一度の試聴で理解しきれなかったところは繰り返し試聴することも可能。サラッと復習したいときには倍速再生で時短することもできます。状況に合わせて様々な使い方ができるので、便利な講座ですね。

全21部門の試験に対応

アガルートの技術士講座は全21部門の2次試験に対応しています。「20部門カリキュラム」と「総合技術監理部門カリキュラム」の2種類に別れていて、それぞれ「講義・テキストのみ」「添削・口頭模擬試験付き」のどちらかを選択できます。

また、現在は募集を停止していますが1次試験対策もあります。2022年度は8月頃にリリースされたので、2023年度もその辺りにリリースされるかと思われます。

合格実績が高い

そして注目すべきはなんと言っても合格実績の高さですね。アガルートの技術士講座の受講生は、1次試験の合格率が60%、2次試験の合格率が77.78%だったという驚異的な数字が出たとのこと。どちらも全国平均の合格率を大きく上回っており、すごいですね。特に2次試験の方は、この年の全国平均合格率が11.7%だったので、実に6.65倍という実績です。多くの受講生を合格に導いた質の高い講座が、アガルートにはあります。

講師作成のフルカラーオリジナルテキスト

テキストについてもこだわっていて、講師作成のオリジナルフルカラーテキストとなっています。技術士講座担当の講師が作成しているということもあり、講義動画との連携もバッチリ。画面上にテキストを映しながら講義が進むので、あとでテキストを見返したときに講義の様子が頭に浮かびます。そしてアガルートはWeb版のテキストだけでなく、製本された冊子版のテキストも送られてきます。A5サイズのコンパクトなサイズなので、持ち運びにも便利です。

添削・口頭模擬試験など手厚いサポート

アガルートの技術士講座は、ただ講義動画を試聴するだけの自習スタイルではなく、手厚いサポートが付いているのも魅力です。添削指導は記述式試験対策のものが5回、実務経験証明書のものが3回付いています。記述試験の答案は、自分ひとりの目ではなかなか採点しづらいもの。講師にアドバイスがもらえる機会がついているのは重要ですね。添削の回数を増やしたければ、追加で購入することも可能です。

口頭試験対策についても、講義動画でのポイント解説以外に「模擬試験」が受けられます。zoomで実施され、模試終了後は講師からのフィードバックがあります。本番の緊張感を経験でき、第三者からの評価がもらえる機会は貴重です。Web通信講座でここまでサポートが充実しているというのは魅力ですね。

回数無制限の質問対応

わからないことがあったら、Facebookグループを使って質問するのがアガルートの質問スタイルです。回数無制限で利用できるので、納得いくまで何度でも質問することが可能。こちらについても質問に回数制限がついている予備校・通信講座もある中で、手厚い対応と言えますね。

合格したら受講料全額返金

これだけの講座内容になっているにも関わらず、さらに豪華な合格特典がついています。アガルート技術士講座の対象カリキュラムを受講し、無事に合格を勝ち取った場合、受講料が全額返金される制度があります。この制度は金銭的にありがたいのはもちろんですが、それ以上に重要なのがモチベーション面での効果です。

通信講座を受講する場合、講座を購入したはいいもののなかなか勉強のやる気が続かない…ということがあります。アガルートの場合は自分の合格に10万円以上の賞金がかかっているようなものなので、モチベーションを高く保ったまま学習を続けることができるメリットがあります。

アガルートの技術士講座は、講義動画のサンプルを公式サイト上で試聴できます。気になる方は一度試聴して、講師の雰囲気や教え方などを確認の上、申し込みするといいでしょう。

» アガルートの公式サイトへ

2位 スタディング

公式サイト:https://studying.jp/engineer/

スタディングの特徴
  1. スマホで視聴できる講義動画
  2. 全21部門の2次試験に対応
  3. スマホ対応のWebテキストとWeb問題集
  4. 筆記・口頭試験の添削課題がついている
  5. 質問は3回まで
  6. 講座料金が安い

スマホで視聴できる講義動画

アガルート同様、スタディングもスマホやパソコンで講義動画を視聴するスタイルで学習を進めていきます。図表を豊富に使った、テレビの情報番組のような動画になっているので、視覚的に理解しやすいのがメリット。スキマ時間を活用してコツコツ学習が進められます。

全21部門の2次試験に対応

スタディングの技術士講座は、全ての部門の2次試験に対応しています。通常の「合格コース」と総合技術監理部門用の「総合技術監理部門コース」があり、それぞれ「添削・質問カード付き」「講座・テキストのみ」が選べます。この辺りもアガルートと同じような講座ラインナップですね。

スマホ対応のWebテキストとWeb問題集

スマホで閲覧できるWebテキストもついています。手が空いたタイミングでいつでも閲覧できるので、復習が捗りますね。冊子版はついていないので、紙ベースのテキストが欲しい場合は自分で印刷する必要があります。

Web問題集もついていて、スマホでいつでも問題演習ができます。動画やテキストを使って知識をインプットするだけでなく、アウトプットまでスマホでできるのはスタディングの強みです。AIが自動的にその日に復習すべき問題を出題してくれる「AI問題復習機能」も便利です。また、「マイノート機能」を使うとWebテキストの内容をそのままコピペでノートに書き写すことが可能です。ノートに書き写す時間を短縮できますね。図表もそのままコピペできます。

筆記・口頭試験の添削課題がついている

添削課題が充実している点も、スタディング技術士講座の魅力です。「受験申込書添削課題」「筆記試験添削課題」「口頭試験添削課題」「追加提出添削」の4種類があります。口頭試験対策まで添削でやるというのは新しいですね。受け答えの内容を書き出して提出し、アドバイスをもらえるというスタイルですが、本番の緊張感を再現した対策ができないのはデメリットですね。

質問は3回まで

わからないことがあったら、質問カードを使って質問する形式です。20部門用のコース、総合技術管理部門用のコース、どちらにも質問カードが3枚ついています。3回しか質問できないというのはちょっと少ない印象ですが、技術士の2次試験対策は記述式の添削がメインなので、大きな問題は生じないかと思います。

とはいえ不安なら、回数無制限で質問できるアガルートを選びましょう。

講座料金が安い

スタディングは技術士講座以外の講座も含めて、料金の圧倒的な安さを売りにしています。質の高い講座を安く受講できるということで、多くの受講生に支持されています。

安さ重視で講座選びをする予定の方は、スタディングが第一候補になるでしょう。

» スタディングの公式サイトへ

3位 SAT

公式サイト:https://www.sat-co.info/ec/gijutsusi

SATの特徴
  1. スマホで視聴できる講義動画
  2. 6部門に対応
  3. 最大8回のマンツーマン指導
  4. 最大15回の添削指導
  5. 30日間返金保証・不合格時の延長保証
  6. メール質問は回数制限あり
  7. 費用は高め

スマホで視聴できる講義動画

SATの技術士講座も、先に紹介したアガルート・スタディングと同様にスマホで講義動画を視聴する形式です。スキマ時間で学習しやすいよう、動画は長くても30分以内にまとめられています。もちろん倍速再生や繰り返し視聴も可能です。MP3形式の講義音声をダウンロードすることもできるので、ランニングしながら、料理をしながらなど、聞き流しで学習することもできます。

6部門に対応

対応しているのは「建設・機械・農業・上下水道・電気電子・総合技術監理」の6部門です。その他15部門を受験する方は、SAT以外の予備校・通信講座を選びましょう。

最大8回のマンツーマン指導

SATの技術士講座はzoomでマンツーマン指導が受けられるのが魅力ですね。「筆記・添削質問」で5回、「口頭試験対策」で3回の合計8回がついています。1回あたり30分です。

zoomで質問できるのは珍しいですね。質問したいことが文章で表現しづらいことってあると思います。講師と直接コミュニケーションを取りながら質問ができるので、曖昧な表現でも講師が意図を汲み取って対応してくれます。

本番に近い環境で口頭試験対策ができるのも嬉しいですね。

最大15回の添削指導

添削指導の機会も豊富に用意されています。業務経歴書6回、筆記科目9回の合計15回です。技術士の2次試験は記述式なので、自分1人では対策が難しいです。第三者の目で評価してもらい、アドバイスが受けられる環境があるのはありがたいですね。できれば15回全部を使って、文章力を最大限に高めておきましょう。

30日間返金保証・不合格時の延長保証

SATの技術士講座には、安心して受講できるように2種類の保証制度が設けられています。

1つ目は「30日間返金保証」で、講座内容に満足できなかった場合に30日以内であれば受講料を返金してもらえるという制度です。受講し始めてみたはいいものの、自分に合ってないな…と感じた場合に、無理して受講を続ける必要がないということです。

もう1つは「不合格時のサポート期間延長保証」です。こちらは技術士試験に万が一不合格となってしまった場合に、追加料金なしで2年目も受講できるという制度です。質問回数もリセットされるため、また1から質問が可能。もちろん一発で合格できるに越したことはありませんが、万が一に備えてこういった制度がついているのは安心ですね。

メール質問は回数制限あり

先に説明した通り、SATの技術士講座はマンツーマン指導で筆記試験や添削課題の質問ができます。ですがわざわざ貴重なマンツーマン指導の時間を使ってまでする質問じゃないな…という質問もありますよね。その場合にはメールでの質問も可能となっています。こちらは回数制限があり、パーフェクト講座で30回、筆記試験・添削対策講座で20回、口頭試験対策講座で10回です。十分な回数が用意されています。

費用は高め

マンツーマン指導がついているので、講座料金は「高め」です。口頭試験対策までついた「パーフェクト講座」は10万円オーバーという金額。この金額が許容できる方のみ、受講を検討しましょう。良い講座なら高くても受講したいけど、講座内容が悪かったら嫌だな…という方は、先ほど説明した「30日間返金保証」を使うことも頭に入れつつ、受講してみると良いですね。

» SATの公式サイトへ

4位 技術士Lock-On

公式サイト:https://gijutsushi-goukaku.jp/

技術士Lock-Onの特徴
  1. 全21部門の2次試験に対応
  2. 1回あたり10〜12分の講義動画
  3. 月に4回以上のzoomライブ講座
  4. チャットワークを使った無制限質問
  5. マンツーマンzoom面談
  6. 受講料は添削回数によって変わる

全21部門の2次試験に対応

技術士Lock-Onは2次試験対策に特化した予備校・通信講座です。講義動画を視聴して基本をインプットし、月4回以上のzoomライブ講義で理解を深めていくという形式。通信講座でありながら生講義が受けられるというハイブリットな講座内容です。

1回あたり10〜12分の講義動画

講義動画は1回あたり10〜12分の長さにまとめられています。あまり長すぎると講義視聴が苦痛になっちゃいますからね。集中力とモチベーションが維持しやすいよう短めに作られています。

月に4回以上のzoomライブ講座

そして技術士Lock-Onの最大の特徴は、この「zoomライブ講座」ですね。月4回以上開催されるライブ授業で、講師と直接やりとりできるためその場で理解が深められるというメリットがあります。オンラインでライブ授業を実施している予備校は他にもありますが、この回数を実施しているところはあまりないです。講義動画を見るだけの学習だとモチベーション維持も難しいので、定期的に刺激を入れてもらえるライブ講義がついているのは魅力ですね。

チャットワークを使った無制限質問

質問は「チャットワーク」というツールを使ってします。チャットワークはスマホでも使えるチャットツールで、ビジネス用のLINEみたいな感じをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。メールよりも会話の流れがわかりやすいので、便利ですね。回数無制限というのもありがたいです。

職場のパソコンで受講する場合など、チャットワークが使えない方はメール質問にも対応しているとのことです。

マンツーマンzoom面談

わからないことがあったら、チャットワーク質問で疑問点を解消するのが基本スタイル。ですがそれだけで解消できない場合には「zoom面談」でマンツーマンで質問することもできます。文章に書き起こすことが難しい質問があったとしても、これなら安心ですね。もちろんzoom面談も回数無制限です。

受講料は添削回数によって変わる

技術士Lock-Onの講座は添削回数が選べるようになっていて、その回数によって料金が異なります。添削なしコースがもちろん一番安く、追加で2回、4回、6回と増える毎に徐々に料金が上がっていきます。

最大で14回まで購入可能で、まとめて買うほど1回あたりの料金が割安になっていく感じです。

» 技術士Lock-Onの公式サイトへ

5位 新技術開発センター

新技術開発センターの特徴
  1. 技術士試験の指導実績50年以上
  2. 18部門に対応した通信講座
  3. 通信講座の他、セミナー・模試・参考書なども豊富
  4. 添削指導の回数はコースによって異なる
  5. 個別面談つきのスクーリング
  6. スキマ時間の学習には向いていない

技術士試験の指導実績50年以上

新技術開発センターは技術士試験で50年以上の指導実績を誇る歴史ある講座です。長年に渡って技術士受験生に支持され続けているということで、安心して受講できる講座と言えますね。蓄積されたノウハウや試験情報も豊富で、部門別対策も充実しています。

18部門に対応した通信講座

1次試験と2次試験の両方の講座がありますが、対応している部門が若干異なります。1次試験は「船舶・海洋」「航空・宇宙」「繊維」「資源工学」「総合技術監理」以外の16部門、2次試験は「船舶・海洋」「繊維」「資源工学」以外の18部門です。

通信講座なので、基本的には送られてきた教材を使って自主学習し、定期的に添削課題を提出してアドバイスをもらう形式です。

通信講座の他、セミナー・模試・参考書なども豊富

新技術開発センターの技術士講座は、添削課題中心の通信講座の他、セミナーや模試、参考書などのラインナップも豊富です。予備校や通信講座で受講するまでは必要ないけど、単発でセミナーで情報収集したり模試で実践トレーニングをしたいな…という方にもおすすめですね。部門別のセミナーも充実しています。

添削指導の回数はコースによって異なる

添削課題は受講するコースによって異なります。1次試験対策のコースは3回、2次試験対策のコースは4〜10回です。当たり前ですが料金が高いコースの方が添削回数が多いので、添削課題の回数重視で予備校・通信講座選びをしている方はより高額なコースを選ぶ必要がありますね。

個別面談つきのスクーリング

特徴的なのはこの「スクーリング」ですね。スクーリングは東京・大阪・名古屋の会場で数回実施される、セミナー形式の集合研修のことです。通信講座だと講師とのコミュニケーションが一方的だったり、一緒に受講している方と励ましあったりする機会がなく、モチベーションも低下しがち。新技術開発センターの技術士講座はその点もカバーできる機会が用意されているというわけです。スクーリングには個別面談もついているので、濃密な時間になります。

スキマ時間の学習には向いていない

新技術開発センターのマイナスポイントとしては、Web上で利用できる学習システムがないことですね。スマホで講義動画の視聴や問題演習ができる予備校・通信講座が増えてきている中で、新技術開発センターにはそういったシステムがありません。スキマ時間で学習を進めるにはなかなかハードルが高いと言わざるを得ないですね。講義動画の配信もありますが、最大で2本なのでちょっと物足りない印象です。

» 新技術開発センターの公式サイトへ

6位 JES

JESの特徴
  1. 技術士試験の教育実績48年
  2. 全21部門に対応
  3. 1次試験・2次試験の両方に対応
  4. 参加型・zoom・動画から受講スタイルが選べる
  5. 独自の筆記試験対策ノウハウ「機械的合格論文作成法」
  6. 無制限の添削サポート
費用例
  • 技術士第二次試験専門知識充実コース
    156,200円
  • 技術士第二次試験短期基礎集中コース
    130,170円

» JESの公式サイトへ

7位 JTEX

JTEXの特徴
  1. テキストで学習し、レポートを提出する形式
  2. 1次試験のみに対応
  3. 電気電子部門・機械部門のみに対応
  4. 基礎科目・適性科目のみの受講も可能
  5. 動画講義などのオンライン学習はできない
費用例
  • 技術士一次試験対策講座「電気電子部門」
    42,900円
  • 技術士一次試験対策講座「機械部門」
    42,900円
  • 技術士一次試験対策講座「基礎科目・適性科目」
    24,200円

» JTEXの公式サイトへ

8位 ガチンコ技術士学園

ガチンコ技術士学園の特徴
  1. 1次試験・2次試験の両方に対応
  2. 建設・上下水道・総合技術監理の3部門に対応
  3. 延べ受講者10,000名以上
  4. 添削・模試付きのコースあり
  5. 実績掲載が平成23年度までとなっていて古い
費用例
  • 1次試験対策 専門科目(建設部門)コース
    12,000円
  • 1次試験対策 基礎・適性科目コース
    12,000円
  • 2次試験対策 建設部門
    58,000円〜
  • 2次試験対策 上下水道部門
    45,000円〜
  • 2次試験対策 総合技術監理部門
    68,000円〜

» ガチンコ技術士学園の公式サイトへ

9位 ラーニングサイト21

ラーニングサイト21の特徴
  1. NTTグループの「NTTラーニングシステムズ」が運営
  2. 1次試験は電気電子・建設部門に対応
  3. 2次試験は電気電子・建設・情報工学・衛生工学・総合技術監理部門に対応
  4. 新技術開発センター、JTEXなどの講座が提供されている(料金同じ)
  5. 人材育成30年の実績
費用例
  • 新技術開発センター、JTEXと同じのため省略

» ラーニングサイト21の公式サイトへ

10位 三上塾

三上塾の特徴
  1. 1次試験・2次試験の両方に対応
  2. 全21部門に対応
  3. 先着10名のみ受け入れ
  4. 添削は回数無制限
  5. 「三上式ステップ学習法」の合格マニュアル
費用例
  • 技術士二次試験最短合格Aコース
    165,000円〜
  • 技術士二次試験最短合格Bコース
    67,000円
  • 技術士二次試験最短合格Cコース
    30,000円

» 三上塾の公式サイトへ

おすすめランキングまとめ

1位 アガルートアカデミー■公式サイト
https://www.agaroot.jp/gijyutsu/
2位 スタディング■公式サイト
https://studying.jp/engineer/
3位 SAT■公式サイト
https://www.sat-co.info/ec/gijutsusi
4位 技術士Lock-On■公式サイト
https://gijutsushi-goukaku.jp/
5位 新技術開発センター■公式サイト
https://pe.techno-con.co.jp/
6位 JES■公式サイト
https://ejes.jp/
7位 JTEX■公式サイト
https://www.jtex.ac.jp/
8位 ガチンコ技術士学園■公式サイト
https://gachinko-school.com/gijutusi/
9位 ラーニングサイト21■公式サイト
https://www.learningsite21.com/LS21/
10位 三上塾■公式サイト
http://suninfo.co.jp/g2set/

技術士の予備校・通信講座5つを料金・費用で比較

さて、おすすめ予備校・通信講座の紹介が終わったところで、ここから本題の比較に入っていきます。

まずは気になる講座費用を比較していきましょう。

おすすめランキングの上位5つについて、全てではありませんが、以下にいくつか講座料金をまとめたのでご覧ください。

アガルート<20部門>
■第二次試験合格カリキュラム(フル)
107,800円
※合格者に全額返金制度あり
■第二次試験合格カリキュラム(ライト)
63,800円
<総合技術監理部門>
■第二次試験合格カリキュラム(フル)
129,800円
※合格者に全額返金制度あり
■第二次試験合格カリキュラム(ライト)
85,800円
スタディング■技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付き)
69,300円
■技術士二次試験合格コース(講座・テキストのみ)
29,700円
■技術士二次試験 総合技術監理部門コース(添削・質問カード付き)
59,400円
■技術士二次試験 総合技術監理部門コース(講座・テキストのみ)
28,600円
SAT<1次試験(建設・機械・農業・上下水道・電気電子)>
■過去問解説講座
21,780円
<2次試験(建設・機械・農業・上下水道・電気電子)>
■パーフェクト講座
141,680円
■筆記試験・添削対策講座
119,680円
■口頭試験対策講座
32,780円
<2次試験(総合技術監理部門)>
■パーフェクト講座
163,680円
■筆記試験・添削対策講座
130,680円
■口頭試験対策講座
43,780円
技術士Lock-On■ロックオン講座視聴コース
71,500円(2023年内申し込みで2回の添削付き)
※添削回数を14回まで追加購入可能
2回:11,000円
4回:21,200円
新技術開発センター<一次試験対策>
■合格対策講座
25,400円
■完全合格対策講座
70,400円
■合格パーフェクトコース
135,000円
<二次試験対策>
■合格対策講座
43,600円
■合格対策オンライン講義配信プレミアム講座
69,300円
■完全合格対策講座
81,200円
■合格一直線コース
188,000円
2023年11月2日時点、公式サイト掲載料金

各予備校・通信講座とも様々なコースが用意されていますね。添削回数や質問回数など、サポートの手厚さによって料金が異なっています。受講する方の希望に合わせて選べるのはいいですね。

それではこの中から、添削回数が10回前後の講座をピックアップして受講料を比較していきましょう。

アガルート<20部門>
■第二次試験合格カリキュラム(フル)
107,800円
※合格者に全額返金制度あり
<総合技術監理部門>
■第二次試験合格カリキュラム(フル)
129,800円
※合格者に全額返金制度あり
スタディング<20部門>
■技術士二次試験合格コース(添削・質問カード付き)
69,300円
<総合技術監理部門>
■技術士二次試験 総合技術監理部門コース(添削・質問カード付き)
59,400円
SAT<建設・機械・農業・上下水道・電気電子>
■筆記試験・添削対策講座
119,680円
<総合技術監理部門>
■筆記試験・添削対策講座
130,680円
技術士Lock-On■ロックオン講座視聴コース
71,500円
添削10回:46,200円
新技術開発センター■合格一直線コース
188,000円
2023年11月2日時点、公式サイト掲載料金

SATについては添削回数10回前後のコースがないため、15回のコースをピックアップしました。

こうやって比較してみると、スタディングの安さが際立っていますね。10万円を切る料金でこれだけの添削回数がついているというのは驚きです。

また、アガルートは「合格した場合に受講料が返金される制度」がついており、最終的に無料で受講できてしまう可能性があります。安さで選ぶなら、スタディングかアガルート、この2校のどちらかがいいでしょう。

» アガルートの公式サイトへ
» スタディングの公式サイトへ

技術士の予備校・通信講座5つを添削回数で比較

続いて添削回数を比較していきます。

各予備校・通信講座についている添削回数のうち、最大の回数をまとめました。

アガルート8回(記述式試験5回、実務経験証明書3回)
※添削回数の追加購入可能
スタディング10回(受験申込書1回、筆記試験4回、口頭試験1回、追加添削課題4回)
※添削回数の追加購入可能
SAT15回(業務経歴書6回、筆記科目9回)
技術士Lock-On0回
※添削回数の追加購入可能
新技術開発センター10回

添削回数で比較すると、SATが最も回数が多いですね。

ですがアガルートやスタディング、技術士Lock-Onは添削回数を追加で購入することが可能です。納得いくまで対策したい方は、この3校から選ぶといいでしょう。

添削についてはどの予備校・通信講座も充実していると言えますね。

» アガルートの公式サイトへ
» スタディングの公式サイトへ

» 技術士Lock-Onの公式サイトへ

技術士の予備校・通信講座5つを対応部門で比較

2次試験の対応している部門についてもまとめておきますね。

アガルート全21部門に対応
スタディング全21部門に対応
SAT「建設」「機械」「農業」「上下水道」「電気電子」「総合技術監理」の6部門
技術士Lock-On全21部門に対応
新技術開発センター「船舶・海洋」「繊維」「資源工学」以外の18部門

SATと新技術開発センターは対応している部門数が少ないので、自分の受験する部門に対応しているかを確認してから受講する必要がありますね。

アガルート、スタディング、技術士Lock-Onは全21部門に対応しているので、SATと新技術開発センターに対応部門がない方は、これら3つから選ぶようにしましょう。

技術士の予備校・通信講座5つを合格実績で比較

続いて技術士試験の合格実績を比較していきましょう。

各予備校・通信講座の公式サイトに掲載されていた実績を以下にまとめました。

アガルート1次試験の合格率:60%
2次試験の合格率:77.78%
スタディング掲載なし(合格者の声の公表あり)
SAT掲載なし
技術士Lock-On掲載なし(合格者の声の公表あり)
新技術開発センター掲載なし(合格者の声の公表あり)

合格実績についてはほとんどの予備校・通信講座で公表がありませんでした。

アガルートのみが合格率を公表しており、1次試験の合格率が60%、2次試験の合格率が77.78%という素晴らしい実績です。どちらも全国平均の合格率を大きく上回っていて、特に2次試験の方は、この年の全国平均合格率11.7%の6.65倍という数字。実績重視で選ぶならアガルートがいいですね。

» アガルートの公式サイトへ

技術士の予備校・通信講座5つを評判・合格者の声で比較

最後に各予備校・通信講座の技術士講座の評判や合格者の声を紹介していきます。

アガルートの評判・合格者の声

掲載なし

スタディングの評判・合格者の声

スタディングの良さは、隙間時間でも勉強しやすい教材になっていること、経験豊富な講師から的確な添削を受けられること、そして非常にリーズナブルなことだと思います。私のように十分な勉強期間を取れない方や資格専門学校に通いたいけど時間的・費用的に迷われている方にはスタディングの受講をおすすめしたいです。

スタディング講座では、課題添削で丁寧な指摘を頂き何度も修文を繰り返しました。
事前作文の暗唱ではなく、本番で作文する能力を向上するよう指導いただいたことが、合格に繋がったと感じています。作文の練習は、600字詰め原稿用紙を両面活用して101枚となりました。また、通勤時間を活用したスマホで見れる通勤講座は、ありがたかったです。口頭試験の事前対策での指摘も大変有効でした。

添削課題は厳しくも的確なコメントを頂き、特に独学の時にはあまり意識していなかった受験申込書の内容は大きく改善できたと考えています。また、口頭試験に向けては匠先生の動画を繰り返し視ることで、様々な気付きが得られ、また試験に向けての気持ちのセットアップが出来たと思います。

匠先生の心地いい講義で、まず、やるべきことを示していただきました。
はじめは見るも無残、提出することもためらわれた課題も、的確で鋭い添削で、なんとか見れるレベルになりました。
何より、添削課題の先生からのコメント文が、大変ロジカルでわかりやすい。
”これが読んで苦にならない書き方か”と自身の論文の書き方の参考にしました。

SATの評判・合格者の声

掲載なし

技術士Lock-Onの評判・合格者の声

添削の返信が本当に早く驚きました。 解答作成からすぐに添削が来るため、記憶が鮮明なうちに解答の振り返りが出来る点、 次の解答作成へのモチベーションが保ちやすい点が良かったと思います。 テクニック的な観点では、「図を適切に使用する」という点が非常に役立ちました。 技術的解決策の記載時は積極的に図を用いることで採点者が理解しやすい解答に なったと思います。

厳しく評価してもらったことかと思います。そして、どうして評価してもらえなかったのかを自分で考えることができた点、自分の考えを再度質問して、確認できたことによって理解度を上げることができた点が最終的によかったと思います。

添削のレスポンスは極めて速く、半日程度で返していただくことも多かったと思います。しかも、極めて的確なご指摘、簡潔ですが丁寧な指導で非常に助かりました。題意の捉え方、論文展開のコツ、盛り込むべき要点をわかり易くご教示いただき、自信がつきました。繰り返し指導のおかげで、構文リテラシーが身についたと感じています。

受講生はチャットワークというツールを使いますが、スマホでも閲覧可能だったので非常に便利でした。モチベーション維持、メンタルサポートや筆記具に関する細かいアドバイスまで常にいろんなやり取りがタイムリーにできて本当に助かりました。講師の方々に頂戴した激励のお言葉、これが一番有効だったかもしれません。(笑)

新技術開発センターの評判・合格者の声

論文の書き方や口頭試験でのプレゼン方法の基本をしっかり学ぶことができました。
技術士の試験勉強にとどまらず、今後の仕事にも十分活用できると思っています。

添削の解説と模試の解説が充実しており、大変役立ちました。解説にある内容を自分で収集する時間は取れなかったので、助かりました。
スクーリングでは、個別相談の時間があったことが良かったです。

口頭セミナーでは、想定質問の回答を、一緒に考えて頂けたこと。親身になっていただけたと印象を持ちました。
面接試験は、自分のシミュレーション通りにいかないことが多いことを、事前に経験させていただきました。

いずれの科目についても出題されるポイントを知ることができ、学習した内容を得点につなげることができた。専門科目ではマンツーマンでご指導いただいた形になり、理解を深めることができた。

解説付きの解答が載っている過去問、添削問題が役に立った。スクール参加はモチベーション維持に役立った。講師の方の説明や話の中で、ほとんど知らなかった技術士制度の何たるかについて学ぶことができた。

1位 アガルートアカデミー■公式サイト
https://www.agaroot.jp/gijyutsu/
2位 スタディング■公式サイト
https://studying.jp/engineer/
3位 SAT■公式サイト
https://www.sat-co.info/ec/gijutsusi
4位 技術士Lock-On■公式サイト
https://gijutsushi-goukaku.jp/
5位 新技術開発センター■公式サイト
https://pe.techno-con.co.jp/
6位 JES■公式サイト
https://ejes.jp/
7位 JTEX■公式サイト
https://www.jtex.ac.jp/
8位 ガチンコ技術士学園■公式サイト
https://gachinko-school.com/gijutusi/
9位 ラーニングサイト21■公式サイト
https://www.learningsite21.com/LS21/
10位 三上塾■公式サイト
http://suninfo.co.jp/g2set/

技術士の予備校・通信講座を1つに絞り込む手順

続いて技術士の予備校・通信講座の選び方についても説明しておきますね。

高い費用を投じて講座を受講するわけなので、慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。

以下の選び方をすると、自分に合った講座を時間をロスせずに選べるかと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

まずは「通学かWeb通信か」受講スタイルを決める

まずは受講スタイルからですね。

技術士の予備校・通信講座には「通学」で受講する講座と「Web通信」で受講する講座の2種類があります。

まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するかを決めると、かなり絞り込めます。

改めて説明するまでもないかもしれませんが、それぞれ以下のような受講形態です。

  • 通学:スクールの校舎に通い、生講義やDVD視聴で受講する。
  • Web通信:パソコンやスマホを使い、オンラインで受講する。

通学スタイルだと、同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。

Web通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。

ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。

ちなみに通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。

Web通信のメリット
  • 動画学習なので繰り返し視聴できる。
  • ハズレ講師を引きにくい。

Web通信はオンラインで好きなときに講義動画を視聴することができるので、巻き戻しや倍速再生なども自由にできます。

わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生で時短することもできます。

周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。

講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。

通学タイプのスクールだと全国各地に教室があるので、確実に人気講師の講義を受けられる保証はありません。

その点Web通信なら確実にそのスクールのトップ講師の講義が受けられるので、ハズレ講師に悩まされる心配もないですね。

通学かWeb通信か、迷っているのであればWeb通信が個人的にはおすすめです。

通学で受講する場合

通学を選んだ場合はスクールに直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!

そのスクールの雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。

  1. スクールに直接行ってみる。
  2. 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
  3. 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
  4. 合わないと感じたら他のスクールにも行ってみる。

この流れの繰り返しでOKです。

くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。

通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!

Web通信で受講する場合

Web通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね。

  1. 公式サイトで講座情報を確認する。
  2. 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
  3. いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。

という感じでOKです。

Web通信のスクールは公式サイトでサンプル講義動画を公開しているところが多いので、必ずチェックしましょう。

講師との相性確認ももちろんですが、講義動画の画面構成などもスクールによって様々なので、受講前に確認しておくことで失敗が防げます!

技術士の予備校・通信講座比較まとめ

というわけで今回は「技術士の予備校・通信講座の比較」というテーマでおすすめランキングを紹介しつつ、上位5つの予備校・通信講座を比較してきました。

自分に合いそうな講座は見つかりましたでしょうか。

「講座の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな講座が見つかったら、次にとる行動は以下です!

通学で受講する場合
  1. スクールに直接行ってみる。
  2. 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
  3. 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
  4. 合わないと感じたら他のスクールにも行ってみる。
Web通信で受講する場合
  1. 公式サイトで講座情報を確認する。
  2. 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
  3. いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。

こんな感じですね。

「資料請求」という選択肢は、正直意味がないのでやめた方がいいです。

資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんので。

ほとんどの講座が早期に申し込みをすることで割引適用などがあるので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!

1位 アガルートアカデミー■公式サイト
https://www.agaroot.jp/gijyutsu/
2位 スタディング■公式サイト
https://studying.jp/engineer/
3位 SAT■公式サイト
https://www.sat-co.info/ec/gijutsusi
4位 技術士Lock-On■公式サイト
https://gijutsushi-goukaku.jp/
5位 新技術開発センター■公式サイト
https://pe.techno-con.co.jp/
6位 JES■公式サイト
https://ejes.jp/
7位 JTEX■公式サイト
https://www.jtex.ac.jp/
8位 ガチンコ技術士学園■公式サイト
https://gachinko-school.com/gijutusi/
9位 ラーニングサイト21■公式サイト
https://www.learningsite21.com/LS21/
10位 三上塾■公式サイト
http://suninfo.co.jp/g2set/

今回は以上になります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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