【2023年版】土地家屋調査士の予備校・通信講座おすすめ5校をガチ比較!

こんにちは、まさちゃんです。

いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。

資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。

さて、今回は「土地家屋調査士の予備校・通信講座の比較」についての記事になります。

  • 土地家屋調査士の予備校・通信講座を探しているけど、いっぱいありすぎてどこがいいのかよくわからない…
  • 費用や実績が一覧でまとまっている記事があれば比較しやすいのになあ…
  • 実際に受講した先輩たちの評判・口コミも気になるなぁ…

こういったご要望にお応えしていく記事になります。

土地家屋調査士の予備校・通信講座について、おすすめをランキング形式で紹介。その後に「費用」「合格実績」「評判・口コミ」をそれぞれ比較していきます。

  • 費用で選ぶならこの予備校・通信講座がいい
  • 合格実績で選ぶならこの予備校・通信講座がいい
  • 評判・口コミで選ぶならこの予備校・通信講座がいい
  • この予備校・通信講座はやめておいた方がいい

こんな感じで項目ごとのおすすめを紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずにガチで比較していきます。この記事を読み終わる頃には、自分に合った予備校・通信講座が見つかっているかと思います。

それでは早速、内容に入っていきます。

比較の前に…土地家屋調査士試験について基礎知識

予備校・通信講座の比較に入る前に、まずは土地家屋調査士試験がどんな試験なのかを見ていきますね。

  • どんな問題が出るのか
  • どのくらいの点数を取れば合格できるのか
  • 合格率はどのくらいなのか
  • 試験の日程はどうなっているのか

予備校・通信講座を選ぶ前段階とはいえ、この辺りの情報は最低限知っておきたいですよね。

具体的に過去の数字などを出しつつまとめていきます。

土地家屋調査士の合格者数や合格率など

まずは土地家屋調査士試験の合格者数や合格率についてみていきましょう。

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度4,404人496人11.26%
令和3年度3,859人404人10.47%
令和2年度3,785人392人10.36%
令和元年度4,198人406人9.68%
平成30年度4,380人418人9.54%
平成29年度4,600人400人8.69%
平成28年度4,506人402人8.92%
平成27年度4,568人403人8.82%

土地家屋調査士は、毎年4,000人前後の方が受験する人気資格です。

近年は合格率が徐々に上昇中でして、ここ3年間は10%を超えています。とはいえ10人に1人程度しか合格できない試験なので、かなり狭き門です。難しい試験と言えますね。

合格者数は毎年400名前後で一定でしたが、最新令和4年度試験は500名近い方が合格を勝ち取りました。

土地家屋調査士の試験日程、受験料、受験資格など

続いて土地家屋調査士試験の日程や受験資格についてもみていきましょう。

受験資格制限なし(どなたでも受験可能)
願書配布・受付7月下旬~8月中旬
各都道府県(地方)法務局で配布・受付
試験日■筆記
例年10月第3週の日曜日
午前の部:9:30-11:30
午後の部:13:00-15:30
■口述
例年1月中旬(筆記試験合格者のみ)
受験料8,300円
受験地東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の全国9会場

受験資格は「制限なし」なので、年齢・学歴などに関係なく誰でも受験できます。

例年10月第3週の日曜日に筆記試験が実施され、合格者は1月の口述試験に駒を進めるという流れです。

筆記試験の「午前の部」は、「測量士」「測量士補」「一級建築士」「二級建築士」のいずれかの資格を保持している方は免除されるルールになっています。

筆記試験の午前の部免除について

上記の4資格の中で狙い目なのは圧倒的に測量士補です。理由は測量士補試験は受験資格がない上に合格率は40%ほどなので、他の資格に比べて合格しやすい試験と言えるから。

例年、土地家屋調査士試験のほとんどの受験者が5月に行われる測量士補試験に合格して、「筆記試験の午前の部免除」を受けています。

なので予備校・通信講座も、「測量士補とのダブル合格」を狙うカリキュラムが組まれているところが多いです。

測量士補試験と、筆記試験の午後の部が最重要

口述試験については、ほぼ受験した方のほぼ全員が合格するようになっています。

つまり、土地家屋調査士の試験に合格するために重要なのは以下の2点となります。

  • 午前の部免除のため「測量士補」の試験に合格する。
  • 筆記試験の「午後の部」でしっかり得点できるように対策する。

土地家屋調査士の出題科目、出題形式

出題科目についても確認していきましょう。

筆記試験■午前の部
平面測量10問、作図1問
【試験時間】2時間
■午後の部
(択一)民法3問、不動産登記法16問、土地家屋調査士法1問
(書式)土地・建物から各1問
【試験時間】2時間30分
口述試験1人15分程度の面接方式による試験

先ほども書きましたが、午前の部を受験する方はほとんどいません。「ほとんどいない」ということは、午前の部に関する参考書や問題集もほとんどないので、学習するハードルがとても高いです。余程の事情がない限りは免除を受けるルートで合格を狙いましょう。

そして大事な「午後の部」についてですが、こちらは「択一式」と「書式」の2種類の問題が出題されます。

択一式について

択一式は不動産登記法からの出題がほとんどなので、この科目が最重要ですね。

民法は出題数が少ないので捨て科目にしてしまいたいところですが、20問中3問というのは意外と大きい割合なので、しっかり対策をしておくべき科目です。範囲が広いので、早めに対策を初めておくようにしましょう。

書式について

続いて書式についてですが、必ず計算問題が出題され、三角関数や複素数の知識が必要になります。そしてそこから早く正確に作図をすることが求められます。事前にしっかり練習しておく必要がありますね。

知識だけで合格できる試験ではないので、難易度が高い試験と言えます。

土地家屋調査士の合格点、合格基準点

出題科目が分かったところで、実際にどのくらい得点すれば合格できるのかを見ていきましょう。

年度基準点(択一)基準点(書式)合格点
令和4年度37.5点34.0点79.5点
令和3年度32.5点30.5点73.5点
令和2年度32.5点30.0点71.0点
令和元年度32.5点33.0点76.5点
平成30年度35.0点33.5点81.0点
平成29年度37.5点36.0点81.0点
平成28年度30.0点31.5点74.5点
平成27年度32.5点30.0点73.5点

こんな感じです。

「合格点」と「基準点」という2つのワードが出てきたので説明しますね。

基準点について

まず基準点についてですが、こちらはいわゆる「足切り点」のことです。なので基準点を上回るのが合格するための第一条件です。

基準点は択一式と書式の2つに課されているので、どちらもバランスよく得点できるように対策していきましょう。

ちなみに配点は以下の通りです。

  • 択一式:2.5点×20問→50点満点
  • 書式:25点×2問→50点満点

合格点について

そして合格点というのはその名の通りでして、「この点数を超えたら合格ですよ。」というボーダーラインのこと。択一式と書式の合計得点が合格点を超えると、晴れて土地家屋調査士の試験合格となります。

合格点は試験問題の難易度や受験者数にもよるので予想しづらいのですが、低いときは70点台の前半、高いときは80点台になっていますね。8割超えを目指して対策していくと良いでしょう。

択一式、書式どちらも基準点ギリギリの点数だと合格点に届かないので、さらに10〜15点ほどの上乗せが必要です。

土地家屋調査士の学習時間は1000時間

土地家屋調査士の合格に必要な学習時間は1,000時間と言われています。

  • 1日10時間ずつ勉強して3〜4ヶ月
  • 1日5時間ずつだと6〜7ヶ月
  • 1日2時間ずつだと1年半くらい

長期間に渡る学習を耐え抜いた先に、土地家屋調査士の合格があります。

本業の仕事をしながら合格を目指す人は、1日2時間ずつの時間を確保することも大変かと思いますが、それを1年半も続ける必要があります。

大変ですが、それだけ価値のある資格ということです。

独学でももちろん合格は可能ですが、挫折率を下げるためにも、効率よく学習できるカリキュラムが組まれている予備校・通信講座を利用するのが最短ルートと言えます。

土地家屋調査士の予備校の選び方

土地家屋調査士予備校の選び方についても先に説明しておきますね。

高い費用を投じて予備校講座を受講するわけなので慎重に選ぶ必要がありますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。

以下の選び方をすると、自分に合った予備校を時間をロスせずに選べるかと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

まずは「通学かWeb通信か」受講スタイルを決める

まずは受講スタイルを決めるところからですね。

予備校の講座には「通学」で受講するものと「Web通信」で受講するものの2種類があります。

まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するかを決めましょう。

改めて説明するまでもないかもしれませんが、それぞれ以下のような受講形態です。

  • 通学:予備校の校舎に通い、生講義やDVD視聴で受講する。
  • Web通信:パソコンやスマホを使い、オンラインで受講する。

通学スタイルだと、同じ目標に向かって頑張っている人が周りにたくさんいるので、刺激をもらいつつ挫折率を下げて学習することができるメリットがあります。

Web通信は隙間時間でスマホ学習できるなどの時間的メリットや、料金が安いといった金銭的なメリットがあります。

ご自身の状況に合わせてどちらにするかをイメージしておきましょう。

ちなみにWeb通信の場合、上記のようなメリットに加え、以下のようなメリットがあります。

Web通信のメリット
  • 動画学習なので繰り返し視聴できる。
  • ハズレ講師を引きにくい。

Web通信はオンラインで好きなときに講義動画を視聴することができるので、巻き戻しや倍速再生なども自由にできます。

わからなかったところや聞きそびれたところはもう一度講義を見直すことができますし、反対に聞かなくてもわかるところは倍速再生で時短することもできます。

周りに合わせる必要もないので自分のペースで効率よく学習が進められます。

講師についても基本的に当たり外れは少ないですね。

通学で受講する場合だと、どこの校舎で講義を受けるかによって講師が違ってきます。確実に人気講師の講義を受けられる保証はありません。

その点Web通信なら確実にその予備校のトップ講師の講義が受けられるので、ハズレ講師に悩まされる心配もないですね。

通学か通信か、迷っているのであれば通信が個人的にはおすすめです。

通学で受講する場合

通学を選んだ場合は予備校に直接行ってみて、雰囲気を確かめつつ説明を聞くのが1歩目の行動ですね!

その予備校の雰囲気が自分に合うかどうかがわかりますし、担当者の対応でどんなレベルのサポートを受けられるか大体イメージがわくはずです。

  1. 予備校に直接行ってみる。
  2. 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
  3. 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
  4. 合わないと感じたら他の予備校にも行ってみる。

この流れの繰り返しでOKです。

くれぐれもネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。

通学の場合は相性がとても大事なので絶対に現地確認をしましょう!

Web通信で受講する場合

Web通信を選んだ場合は、教室がないので現地確認の手間はかかりませんね。

  1. 公式サイトで講座情報を確認する。
  2. 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
  3. いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。

という感じでOKです。

Web通信の予備校は公式サイトでサンプル講義動画を公開しているところが多いので、必ずチェックしましょう。

講師との相性確認ももちろんですが、講義動画の画面構成なども予備校によって様々なので、受講前に確認しておくことで失敗が防げます!

今回比較する土地家屋調査士予備校はこの5校

今回比較する予備校は以下の5校です。

予備校名公式サイト
日建学院https://www.ksknet.co.jp/nikken/
早稲田法科専門学院https://whnet.stores.jp/
LEC東京リーガルマインドhttps://www.lec-jp.com/chousashi/
東京法経学院https://www.thg.co.jp/tyosa/
アガルートアカデミーhttps://www.agaroot.jp/chousashi/

Google検索したらすぐに出てくる定番の予備校5つです。

実績も豊富なので、安心して通うことができます。

あえて実績のない予備校に通う意味はないですからね。

この5校から選んでおけば、大はずれの予備校を引いてしまって後悔する未来を回避できます。

土地家屋調査士の予備校おすすめランキング

比較に入る前に、先に結論からお伝えします。

この記事のまとめのような感じで、比較した結果をランキングにまとめました

最後まで読むのが面倒な方は、こちらを読んでいただくと大体のイメージが掴めるかと思います!

それでは早速5位からカウントダウンで見ていきます!

5位 日建学院

5位は「映像講義」が売りの日建学院です。

全国各地に校舎を出していて、北は北海道から南は沖縄まで、47都道府県全てに校舎があります。

日建学院の特徴
  • 映像講義専門の学校
  • 通学・通信どちらでも受講可能
  • テキスト・教材は完全オリジナル
  • N-Methodと呼ばれる独自の講義手法
  • 全国に校舎がある安心感
  • 講義はスマホ・タブレットでも視聴可能

通学・通信どちらで受講する場合も映像講義を視聴する形になりますが、受講生1人ひとりに担当者がつき、学習面のアドバイスからメンタル面の悩みまでサポートしてくれるので安心ですね。

また、「N-Method」と呼ばれる独自の講義手法を取り入れいているのも特徴の1つ。単元のまとめ、重要ポイントなどをカード形式でメリハリをつけて紹介していく手法でして、現役アナウンサーを起用するなど、かなり拘っています。

マイナスポイントとしては、合格実績について、特に具体的な数字が公式サイトに掲載されていないこと。

建築士や宅建士など、他の資格は掲載されていることを考えると、土地家屋調査士についてはあまり目立った実績があげられていないものと思われます。

>>日建学院の公式サイトへ

4位 早稲田法科専門学院

4位は早稲田法科専門学院です。

土地家屋調査士指導の専門校として、指導歴50年以上を誇ります。

早稲田法科専門学院の特徴
  • 土地家屋調査士の専門校
  • 受験指導歴50年以上
  • 毎年合格者を100名前後輩出
  • 費用が比較的安い
  • 通学・通信どちらでも受講可能
  • テキスト・教材は完全オリジナル

具体的な数字は発表されていませんでしたが、公式サイトによると毎年100名前後の合格者を出しているとのこと。

広告宣伝費をかけていない分、講座費用が安く抑えられているのも特徴で、初学者に人気の「入門総合DVDコース」は92,400円で受講可能。

コストを抑えて受講したい方におすすめの予備校です。

>>早稲田法科専門学院の公式サイトへ

3位 LEC東京リーガルマインド

3位は資格予備校の定番、LECです。

知名度抜群全国に教室展開しているので、安心して受講できる予備校ですね。

LEC東京リーガルマインドの特徴
  • 圧倒的知名度の安心感
  • 高い合格実績
  • 試験合格に必要な知識を網羅したオリジナル教材
  • 通学・通信どちらでも受講可能
  • 講義はスマホ・タブレットでも視聴可能
  • コースが豊富で、状況に合わせて選べる

LECは土地家屋調査士の試験でも高い合格実績を誇ります。

令和3年度試験の合格率は35.0%。全国平均が10.5%なので、実に3.3倍という数字です。

フォロー体制も充実していますし、受講料も相場通りの金額。大手の安心感の中で学習したい方におすすめの予備校ですね。

>>LECの公式サイトへ

2位 東京法経学院

2位は東京法経学院です。

1967年からの長い指導実績を武器に、圧倒的な合格実績を誇る学校。

東京法経学院の特徴
  • 圧倒的な合格実績
  • 通学・通信どちらでも受講可能
  • テキスト・教材は完全オリジナル
  • 講義はスマホ・タブレットでも視聴可能
  • コースが豊富で、状況に合わせて選べる
  • 1967年からの長い指導歴

令和3年度の土地家屋調査士試験では、合格者404名のうち318名が東京法経学院の受講生でした。全体の78.7%を占めるという脅威の実績です。

また、「総合コース(ハイレベルVロードプレミアム答練付き)」というコースを受講すると、試験合格時に受講料が全額返金される制度も導入されています。

「ハイレベルVロードプレミアム答練」というのはその名の通りハイレベルな新傾向問題対策の答練でして、難易度の高い問題に直面したときの考え方や対処法を修得する講座。

土地家屋調査士はアウトプットが大事な試験なので、少し高くても総合コースの受講がおすすめですね。

公式サイトでサンプル講義が公開されているので、気になる方はチェックしてみてください。

>>東京法経学院の公式サイトへ

1位 アガルートアカデミー

そして1位はWeb通信専門の予備校、アガルートアカデミーです。

アガルートアカデミーの特徴
  • 合格率がとても高い
  • 回数無制限のFacebook質問対応
  • 定期カウンセリングの評判が良い
  • 測量士補の合格率が脅威的
  • 合格したら全額返金制度
  • 中山講師の評判が良い
  • スマホ1台で場所を選ばず学習できる

1位の理由はたくさんあるのですが、主なところを挙げるとすれば以下の3点ですかね。

  • 合格率の高さ
  • 定期カウンセリングの評判の良さ
  • 中山講師の評判の良さ

合格率については令和3年度試験で36.76%という脅威的な数字を叩き出しています。実に全国平均の3.51倍…凄すぎますね。

さらに土地家屋調査士試験の前哨戦、測量士補の合格率も92.9%ということで、合格に一番近い予備校と言えるでしょう。

この合格実績が出せる理由は、なんと言っても「中山講師のわかりやすい講義」ですね。

受講生の評判がとても高く、Twitter上でもたくさんの良い口コミが投稿されていました。

例えば以下のツイート。

一部ですがこんな感じです。

中山講師の講義については、アガルートアカデミーの公式サイト上で無料サンプル講義が視聴できます。気になる方は体験してみてください。(僕も見ましたが確かにわかりやすかったです。)

>>アガルートアカデミーの公式サイトへ

土地家屋調査士予備校を合格率・実績で比較!

というわけでここから本題の項目別比較に入っていきます。

まずはそれぞれの予備校の合格率・合格実績などをまとめてみました。

予備校名合格実績
日建学院具体的な数字の掲載なし
早稲田法科専門学院具体的な数字の掲載なし
※毎年100名前後の合格者を輩出しているとの記載あり
LEC東京リーガルマインド■令和3年度
合格率35.0%(全国平均10.5%の3.3倍)
東京法経学院■令和3年度
全体の合格者404名中318名が受講生(占有率78.7%)
アガルートアカデミー■令和3年度
合格率36.76%(全国平均10.5%の3.51倍)
【参考】測量士補試験の合格率92.9%

こんな感じです。

東京法経学院は合格者数を公表していますね。

土地家屋調査士全体の合格者が404名という中、東京法経学院の受講生は318名…ほとんどの方が東京法経学院の出身者ということになります。凄すぎですね…

合格率ではLECとアガルートが高い数字を出していますね。

どちらも全国平均の3倍以上…こちらも凄すぎです…

LECの合格率については以下の注意書きが公式サイトに書かれていたので、念のため掲載しておきますね。

※上記合格率は、2021年受験向けに販売した以下のコース・パック申込者のうち、コース・パック内に含まれる「直前ファイナル答練(全8回)」の答案をすべて提出された方を集計したものです。

※合格者の集計については、2022年3月11日の官報に掲載された令和3年度土地家屋調査士試験の合格者一覧の氏名で同一と判断した方を含みます(同姓同名による一致が含まれている可能性があります)。

LEC公式サイトより引用

こんな感じでして、直前ファイナル答練8回を全て提出した方が対象。最後までLECの講座をやり切った方のみが集計対象になっているということですね。

また、同姓同名の方が含まれている関係上、若干のズレがある可能性はありますね。

というわけで実際のLEC受講生全体の合格率としてはもう少し低いはず…とはいえ高い数字であることには違いないです。

>>アガルートアカデミーの公式サイトへ

>>東京法経学院の公式サイトへ

>>LECの公式サイトへ

土地家屋調査士予備校を費用で比較!安いのはここ!

次に土地家屋調査士予備校の費用をみていきましょう。

それぞれの予備校の主なコース料金を以下の表にまとめたのでどうぞ。

予備校名費用例
日建学院■本科コース
451,000円
■答練コース
231,000円
早稲田法科専門学院■入門総合DVDコース
92,400円
■調査士総合Aパーフェクトコース
352,000円
LEC東京リーガルマインド■土地家屋調査士合格コース
319,000円
<6月30日まで早期割引価格:271,150円(税込)>
■土地家屋調査士合格コース(民法既習者向け)
264,000円
<6月30日まで早期割引価格:224,400円(税込)>
■土地家屋調査士&測量士補W合格コース
385,000円
<6月30日まで早期割引価格:327,250円(税込)>
東京法経学院■総合コース(ハイレベルVロードプレミアム答練付き)
304,500円~(合格者に全額返金制度)
■総合コース
273,700円~
■基礎力総合編のみ
152,600円
■土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座 合格講座フルパック
296,900円~
アガルートアカデミー■合格総合講義
162,800円
■一発合格カリキュラム
338,800円(合格者に全額返金制度)
■一発合格カリキュラム/ライト
272,800円
■土地家屋調査士・測量士補ダブル合格カリキュラム
393,800円(合格者に全額返金制度)
■土地家屋調査士・測量士補ダブル合格カリキュラム/ライト
327,800円

※2023年(令和5年度)合格目標カリキュラムはアウトレットセール(20%OFF)中

2023年6月3日時点の一般価格を掲載しました。

相場は35万円くらいですね。

ほとんどの予備校が、そのくらいの料金で受講できる講座を用意しています。

早稲田法科専門学院の「入門総合DVDコース」は10万円を切る料金設定なので、なるべく費用をかけたくない方はこちらがおすすめですね。

アガルートアカデミーの「合格総合講義」、東京法経学院の「基礎力総合編のみ」も15万円ちょっとの料金なので、こちらもかなり安いです。

>>アガルートアカデミーの公式サイトへ

>>東京法経学院の公式サイトへ

>>早稲田法科専門学院の公式サイトへ

合格者全額返金制度

今回ご紹介した5校の中には、無事に土地家屋調査士試験に合格した方に受講料を全額返金する「合格者全額返金制度」を設けている予備校があります。

  • アガルートアカデミー
  • 東京法経学院

こちらの2校でして、対象講座は上記の料金表内に記載してあります。

「合格体験記の提出」などの条件はありますが、高額な受講料が全て返ってくるというのはかなり魅力ですね。

>>アガルートアカデミーの公式サイトへ

>>東京法経学院の公式サイトへ

>>LECの公式サイトへ

土地家屋調査士予備校を評判・口コミで比較!

最後に土地家屋調査士予備校の評判・口コミを見ていきましょう。

公式サイトに掲載されていた声をまとめました。

日建学院

土地家屋調査士は勉強していて面白かったです。講義で齊木先生が「これくらい出来なきゃだめだよ」と言ったときに、「絶対に出来るようになってやる!」と思ってやっていましたね(笑)答練が始まって「この点数だと足切りで切れているな」というのを見ると、「試験まで講義残り○回で合格ラインまで引き上げなきゃいけないのか」と、くじける暇もありませんでした(笑)

同じところを何度も見返すことが出来てとても良かったです。繰り返し講義を観ることで、知識の定着にとても役立ったと思います。

とても分かりやすかったです。映像講義だけと聞いていましたが、週に何度か講師の方も来られて親切に教えていただけたので良かったです。

講義も分かりやすいですし、分からないことは先生に聞くこともできたので、終始問題なく勉強することができました。

(テキストは)分からないことを調べるときに、要点がまとめてあったので理解しやすかったです。

早稲田法科専門学院

理論に関しては受験100講と講義の読み聴きを繰り返し、書式に関しては基礎、実力、応用書式の講座を繰り返していました。私はそれ以外の教材は一切使っていません。

質問票をFAXで送るとその日のうちに回答が送られてくるので、すっきりした気分で次へ進めました。遅くとも3日以内に回答して頂きました。

早稲田法科専門学院の先生達は、受験の経験があり、合格している方々が指導してくれます。講義の中では、実務の経験や体験談を交えながら解説をしてくれますので、とても役に立ちました。

LEC東京リーガルマインド

講義の中で、今解いている問題がどれくらい重要なのか、過去の出題頻度はどういったものかという説明をして頂いたことによって、学習の際にメリハリがでて効率的に勉強をすることができました。

講義の際は教科書や解説を画面上に写しながら進行するため、板書がしやすく視覚的に理解しやすかったと思います。特に記述式においては、電卓の使い方や図面の書き方等は手元を見ることができることで、学習効率も大幅に上がったように感じました。

要点を落とすことは反省を促しつつ、それ以外の部分ではできなくても問題ないと教えていただいたことで、かなり精神的に助かったことを覚えています。単なる解説にとどまらず、モチベーションを保って勉強を行えたのは先生のおかげかと思います。

答練の解説が非常に丁寧でした。書式は自己流でやっていた時はかなり時間が掛かりましたが、マーカーの引き方や定規の使い方、作図方法等書式問題を解く上でのコツが分かり、大幅に時間を短縮することができ、何とか時間内に解答できるようになりました。

合格後の今振り返ってみても、無駄だったと感じるような講座や教材は一切ありません(これこそが、合格まで最短距離で進めたと感じる所以かと思います)。

東京法経学院

土地家屋調査士試験は、作図もある為、試験時間との勝負になり、経験が必要な試験です。しかし、試験範囲が絞られている為、短期合格ができない訳ではありません。色々と複雑に考えずに、東京法経学院の講義、教材をシンプルに使うことで、一発合格も可能です。

講師の内堀先生の言葉で、印象に残っているのが、「合格する人に共通しているのが、自分の合格を信じて応援してくれている人が周りにいる人」とのことです。その言葉に勇気をもらい、つらい受験勉強を乗り越えることができたと思っております。

良質なテキストによって確かな力を身につけることができました。

スマホで、各社の講座内容を確認するとともに講義動画を視聴したところ、初学者にとって一番分かりやすい講義内容であると感じました。

振り返ってみて、「やっぱり東京法経学院!」というのが私の実感です。

結局私が使った教材は、「土地家屋調査士新・最短合格講座」に入っている教材と答練の教材だけでした。それらを何度も繰り返し復習することにより、合格レベルに達することができました。私にとっては東京法経学院のこの講座が合格への最短ルートでした。

アガルートアカデミー

複素数でアガルートを知った人は多いと思いますが、とても役に立つ内容だと思います

測量についてはまったくの未経験であり、機械も触ったこともありませんが、中山先生の講義は実際に機械を手に取ってくれたりジェスチャーを交えたりしながらの講義だったので、想像しやすかったです。

暗記が大事なところには語呂合わせもあったりして工夫がされていてありがたかったです。

学習・実務経験ゼロ、測量士補未取得からのスタートでしたが、ダブル合格カリキュラムに沿った学習、定期カウンセリングやFacebookグループでの質問を活用することで、試験に向けた「土台」を作ることができました。

アガルートの過去問解析講座は、講座動画内ですべての肢について中山先生の解説がされているため、理解が追い付かないということがほぼなかった(そのようなことがあったとしても、Faceboookグループでの質問にレスポンスよく解答いただき、悩みを長引かせることがなかった)。

YouTubeで中山先生のサンプル動画を見て、その圧倒的な分かりやすさでアガルートに即決しました

どこの予備校も、良い口コミをたくさん掲載していました。

ここには載せていませんが、Twitter上で口コミが多かったのはアガルートと東京法経の2校。やはりこの2校が有力ですね。

その中でもやはりアガルートの中山講師に関する良い口コミが圧倒的に多くありました。「アガルート 中山」で検索するとたくさん出てくるので、気になる方はTwitterサーフィンしてみてください!

予備校名公式サイト
日建学院https://www.ksknet.co.jp/nikken/
早稲田法科専門学院https://whnet.stores.jp/
LEC東京リーガルマインドhttps://www.lec-jp.com/chousashi/
東京法経学院https://www.thg.co.jp/tyosa/
アガルートアカデミーhttps://www.agaroot.jp/chousashi/

社会人におすすめの土地家屋調査士予備校

「社会人におすすめ」という観点でみると、やはりWeb通信で受講できる予備校講座がおすすめですね。

理由としては以下です。

隙間時間を有効活用できる。

社会人として働きながら土地家屋調査士試験の合格を目指すとなると、忙しい中でいかに学習時間を確保するかがポイントになってきますね。

  • 電車やバスに乗っている通勤中の時間
  • 昼休みの時間
  • 帰宅後一息ついた後の時間

などなど、普段の生活の中で隙間時間というのは意外とたくさんあります。

この時間を活かさない手はありませんね!

Web通信で受講できる予備校であれば、基本的にどこの予備校も隙間時間に学習を進めやすいようなサービスを提供しています。

  • スマホで講義が見れる
  • スマホで問題演習ができる
  • スマホでテキストが見れる
  • 倍速再生で時間短縮できる
  • 講義を視聴するまでの手順が簡単

こんな感じでして、とにかくスマホ1台あればいつでもどこでも学習を進めることができます

通学で受講するより費用的にも安いので、忙しい社会人にはメリットしかないですね!

おすすめはランキングでも紹介した通りアガルートアカデミーか東京法経学院です。

まさちゃん

アガルートアカデミーは実際に講座を受講させていただいたのですが、マイページがびっくりするくらい使いやすく、ログインしてから1分以内で講義動画の再生までたどりつけました。

これなら少しの時間も無駄にすることなく勉強できますね!

東京法経学院も合格実績が高いので当然おすすめ。

社会人の方はアガルートと東京法経学院の公式サイトからサンプル講義動画を視聴して、どちらかしっくりきた方を選ぶと良いですね!

>>アガルートアカデミーの公式サイトへ

>>東京法経学院の公式サイトへ

土地家屋調査士予備校のガチ比較まとめ

というわけで今回は「土地家屋調査士予備校の比較」というテーマで5つの予備校をいくつかの観点から比較してきました。

自分に合いそうな予備校は見つかりましたでしょうか。

「予備校の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな予備校が見つかったら、次にとる行動は以下です!

通学で受講する場合
  1. 予備校に直接行ってみる。
  2. 体験講義の受講やスタッフの話を聞いてみる。
  3. 大丈夫そうだと思ったら申し込み。
  4. 合わないと感じたら他の予備校にも行ってみる。
Web通信で受講する場合
  1. 公式サイトで講座情報を確認する。
  2. 無料サンプル講義動画を見て、講師との相性を確認する。
  3. いくつか比べてみて、一番自分に合いそうなところに申し込み。

こんな感じですね。

「資料請求」という選択肢は、正直意味がないのでやめた方がいいです。

資料請求しても、公式サイトに載っているようなことしか書かれていませんので。

ほとんどの予備校が早期に申し込みをすると大幅に割引がきくので、なるべく早く一歩目を踏み出すようにしてくださいね!

今回は以上になります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

予備校名公式サイト
日建学院https://www.ksknet.co.jp/nikken/
早稲田法科専門学院https://whnet.stores.jp/
LEC東京リーガルマインドhttps://www.lec-jp.com/chousashi/
東京法経学院https://www.thg.co.jp/tyosa/
アガルートアカデミーhttps://www.agaroot.jp/chousashi/

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