こんにちは、予備校比較マニアのまさちゃんです。
いつも当ブログ(masablog)をご覧いただきありがとうございます。資格についての情報を発信しているブログになりますので、参考にしていただけましたら幸いです。
さて、今回は「土地家屋調査士の予備校・通信講座の比較」についての記事になります。
といった要望にお応えする記事になります!
土地家屋調査士の予備校・通信講座について、おすすめをランキング形式で紹介。その後に「費用」「合格実績」「評判・口コミ」をそれぞれ比較していきます。
こんな感じで項目ごとのおすすめを紹介しつつ、マイナス面も包み隠さずにガチで比較していきます。この記事を読み終わる頃には、自分に合った予備校・通信講座が見つかっているかと思います。
それでは早速、内容に入っていきます!
目次
土地家屋調査士の予備校・通信講座比較まとめ
いきなりですが、この記事のまとめを最初に掲載します。少し長めの記事になるので、手っ取り早く比較した結論を知りたいという方はこちらを参考にしてみてください。
どうしてこの結論になるのかが気になる方は、記事を読み進めていただくと理由がわかりますので、最後までお付き合いください。
比較の前に…土地家屋調査士試験について基礎知識
予備校・通信講座の比較に入る前に、まずは土地家屋調査士試験がどんな試験なのかを見ていきますね。
予備校・通信講座を選ぶ前段階とはいえ、この辺りの情報は最低限知っておきたいですよね。
具体的に過去の数字などを出しつつまとめていきます。
土地家屋調査士の合格者数や合格率など
まずは土地家屋調査士試験の合格者数や合格率についてみていきましょう。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和4年度 | 4,404人 | 424人 | 9.62% |
令和3年度 | 3,859人 | 404人 | 10.47% |
令和2年度 | 3,785人 | 392人 | 10.36% |
令和元年度 | 4,198人 | 406人 | 9.68% |
平成30年度 | 4,380人 | 418人 | 9.54% |
平成29年度 | 4,600人 | 400人 | 8.69% |
平成28年度 | 4,506人 | 402人 | 8.92% |
平成27年度 | 4,568人 | 403人 | 8.82% |
土地家屋調査士は、毎年4,000人前後の方が受験する人気資格です。
近年は合格率が徐々に上昇中でして、ここ5年間は9%台後半〜10%台前半という数字です。とはいえ10人に1人程度しか合格できない試験なので、狭き門であることに変わりはないです。難易度の高い試験と言えますね。
合格者数は毎年400名前後で安定しています。
土地家屋調査士の試験日程、受験料、受験資格など
続いて土地家屋調査士試験の日程や受験資格についてもみていきましょう。
受験資格 | 制限なし(どなたでも受験可能) |
願書配布・受付 | 7月下旬~8月中旬 各都道府県(地方)法務局で配布・受付 |
試験日 | ■筆記 例年10月第3週の日曜日 午前の部:9:30-11:30 午後の部:13:00-15:30 ■口述 例年1月中旬(筆記試験合格者のみ) |
受験料 | 8,300円 |
受験地 | 東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松の全国9会場 |
受験資格は「制限なし」なので、年齢・学歴などに関係なく誰でも受験できます。実務経験が必要ないというのは嬉しいですね。
試験のスケジュールとしては、例年10月第3週の日曜日に筆記試験が実施され、合格者は1月の口述試験に駒を進めるという流れです。
筆記試験の「午前の部」は、「測量士」「測量士補」「一級建築士」「二級建築士」のいずれかの資格を保持している方は免除されるルールになっています。
筆記試験の午前の部免除について
上記の4資格の中で狙い目なのは圧倒的に測量士補です。理由は測量士補試験は受験資格がない上に合格率は40%ほどなので、他の資格に比べて合格しやすい試験と言えるから。
例年、土地家屋調査士試験のほとんどの受験者が5月に行われる測量士補試験に合格して、「筆記試験の午前の部免除」を受けています。
なので予備校・通信講座も、「測量士補とのダブル合格」を狙うカリキュラムが組まれているところが多いです。
測量士補試験と、筆記試験の午後の部が最重要
口述試験については、受験した方のほぼ全員が合格するというのが例年の傾向です。
つまり、土地家屋調査士の試験に合格するために重要なのは以下の2点となります。
土地家屋調査士の出題科目、出題形式
出題科目についても確認していきましょう。
筆記試験 | ■午前の部 平面測量10問、作図1問 【試験時間】2時間 ■午後の部 (択一)民法3問、不動産登記法16問、土地家屋調査士法1問 (書式)土地・建物から各1問 【試験時間】2時間30分 |
口述試験 | 1人15分程度の面接方式による試験 |
先ほども書きましたが、午前の部を受験する方はほとんどいません。「ほとんどいない」ということは、午前の部に関する参考書や問題集もほとんど出回っていないので、学習するハードルがとても高いです。余程の事情がない限りは免除を受けるルートで合格を狙いましょう。
そして大事な「午後の部」についてですが、こちらは「択一式」と「書式」の2種類の問題が出題されます。
択一式について
択一式は不動産登記法からの出題がほとんどなので、この科目が最重要ですね。
民法は出題数が少ないので捨て科目にしてしまいたいところですが、20問中3問というのは意外と大きい割合なので、実はしっかり対策をしておくべき科目です。範囲が広いので、早めに対策を初めておくようにしましょう。
書式について
続いて書式についてですが、必ず計算問題が出題され、三角関数や複素数の知識が必要になります。そしてそこから早く正確に作図をすることが求められます。事前にしっかり練習しておく必要がありますね。
知識だけで合格できる試験ではないので、難易度が高い試験と言えます。
土地家屋調査士の合格点、合格基準点
出題科目が分かったところで、実際にどのくらい得点すれば合格できるのかを見ていきましょう。
年度 | 基準点(択一) | 基準点(書式) | 合格点 |
令和4年度 | 37.5点 | 34.0点 | 79.5点 |
令和3年度 | 32.5点 | 30.5点 | 73.5点 |
令和2年度 | 32.5点 | 30.0点 | 71.0点 |
令和元年度 | 32.5点 | 33.0点 | 76.5点 |
平成30年度 | 35.0点 | 33.5点 | 81.0点 |
平成29年度 | 37.5点 | 36.0点 | 81.0点 |
平成28年度 | 30.0点 | 31.5点 | 74.5点 |
平成27年度 | 32.5点 | 30.0点 | 73.5点 |
こんな感じです。
「合格点」と「基準点」という2つのワードが出てきたので説明しますね。
基準点について
まず基準点についてですが、こちらはいわゆる「足切り点」のことです。なので基準点を上回るのが合格するための第一条件です。
基準点は択一式と書式の2つに課されているので、どちらもバランスよく得点できるように対策していきましょう。
ちなみに配点は以下の通りです。
合格点について
そして合格点というのはその名の通りでして、「この点数を超えたら合格ですよ。」というボーダーラインのこと。択一式と書式の合計得点が合格点を超えると、晴れて土地家屋調査士の試験合格となります。
合格点は試験問題の難易度や受験者数にもよるので予想しづらいのですが、低いときは70点台の前半、高いときは80点台になっていますね。8割超えを目指して対策していくと良いでしょう。
択一式、書式どちらも基準点ギリギリの点数だと合格点に届かないので、さらに10〜15点ほどの上乗せが必要です。
土地家屋調査士の学習時間は1000時間

土地家屋調査士の合格に必要な学習時間は1,000時間と言われています。
長期間に渡る学習を耐え抜いた先に、土地家屋調査士の合格があります。
本業の仕事をしながら合格を目指す人は、1日2時間ずつの時間を確保することも大変かと思います。それを1年半も続ける必要があるということで、とても過酷な道のりです。
多くの方が、途中で挫折してしまうことでしょう。土地家屋調査士はそれだけ価値のある資格です。
独学でももちろん合格は可能ですが、学習効率を高める意味でも、モチベーションを維持し続ける意味でも、予備校・通信講座を利用するのが合格への近道と言えます。
土地家屋調査士予備校・通信講座の選び方
続いて土地家屋調査士予備校・通信講座の選び方について説明していきます。
これから高い費用を投じて予備校講座を受講するわけなので、慎重に選びたい気持ちもあるかと思いますが、あまり慎重になりすぎて勉強のスタートが遅くなってしまっては本末転倒です。
この記事を読んで候補の予備校・通信講座をいくつかに絞ったら、以下の手順を参考に、1つに絞り込んでみてください。
まずは「通学かWeb通信か」受講スタイルを決める
まずは受講スタイルを決めるところからですね。予備校の講座には「通学」で受講するものと「Web通信」で受講するものの2種類があります。まずはこのうちのどちらのスタイルで受講するかを決めましょう。
それぞれのメリットは以下の通りです。
通学 | ・予備校スタッフや講師、周りの受講生から刺激がもらえる。 ・スケジュール管理がしやすい。 ・学習する場所に困らない。 |
Web通信 | ・好きな場所で、好きな時間に学習できる。 ・講義動画が繰り返し視聴できる。 ・費用が比較的安い。 |
自分の生活スタイルや好みにあわせて、適した方を選びましょう。
どちらでもいいという方は、Web通信受講の方をおすすめします。スマホ1台で学習できるというのは、今の時代では大きな強みです。通勤や通学の電車内や、昼休憩の時間、家事や子育ての合間の時間にもコツコツ学習を積み重ねられますし、手厚い学習サポートがついている予備校もあります。
また、Web通信で受講する場合は講師の当たり外れに悩まされることも少ないです。通学受講の場合、自分が通う校舎に在籍している講師が、必ずしも良い講師とは限りませんよね。その点Web通信であれば、基本的にその予備校の看板講師が講義を担当しているので、わかりやすい講義が受けられる可能性が高いです。Web通信専門の予備校だと、ヘッドハンティングした人気講師を起用している予備校も多いです。
というわけで、「絶対に通学して受講したい」という方以外は、Web通信スタイルでの受講がおすすめです。
通学で受講する場合
通学受講を選んだ場合は、まず実際に予備校に行ってみて、校舎の雰囲気を確かめつつ、スタッフから説明を聞くのが1歩目の行動ですね。日程が合うようであれば、体験講義も受けてみましょう。
実際に校舎を訪れることで、「その予備校の雰囲気が自分に合っているか」を確認できますし、スタッフの対応の良し悪しを見れば「その予備校のレベル」も大体わかるはずです。
- 実際に予備校に行って、雰囲気を確認する。
- 体験講義やスタッフの説明を聞き、予備校のレベルを確認する。
- 「ここに通いたい!」と思ったら申し込み。
- 「自分には合わない…」と感じたら再度別の予備校で①から。
この流れの繰り返しでOKです。くれぐれも、ネット上の情報だけで判断して即申し込みとかはしない方がいいですよ。
通学受講の場合は予備校との相性がとても大事なので、絶対に現地確認をしましょう!
Web通信で受講する場合
Web通信を選んだ場合は、現地確認の手間はかかりませんね。その代わりに、サンプル講義動画の視聴で講師との相性を確認したり、受講相談でスタッフの対応の良し悪しを確認することができます。
- 公式サイトで講座情報を収集しつつ、サンプル講義動画を視聴する。
- 受講相談などを受けて、スタッフの話を聞いてみる。
- 「ここで受講したい!」と思ったら申し込み。
- 「自分には合わない…」と感じたら再度別の予備校で①から。
という感じでOKです。
サンプル講義動画を視聴することで、講義動画の画質や音質、画面の構成なども確認できます。この辺りは予備校によって様々なので、しっかり確認して自分が「わかりやすい」と感じる予備校を選ぶと良いですね。
また、予備校によっては受講相談が受けられるところもあります。スタッフの対応の良し悪しを確認する意味でも、受講相談が受けられる予備校であれば話を聞いてみると良いですよ。
土地家屋調査士予備校・通信講座おすすめランキング

さて、土地家屋調査士の予備校・通信講座の選び方ついてはイメージできてきたかと思うので、ここからいよいよ本題に入っていきます。
今回比較していく予備校・通信講座は、以下の5校です。
【1位】 アガルートアカデミー | Web通信専門の予備校。令和4年度試験で合格率53.65%、合格者数206名という驚異的な実績を叩き出した。人気講師の中山先生による初学者にもわかりやすい講義が最大の武器。個別カウンセリングや200回までできる質問制度など、Web通信講座でありながら通学の予備校並みに手厚いサポートも魅力。 →公式サイト |
【2位】 東京法経学院 | 通学受講がメインだが、Web通信講座も開講している。令和4年度試験で合格者309名を輩出した。答練の種類が豊富である点と、問題集として使う「過去問マスター」に50年分の過去問から厳選した問題が盛り込まれている点が魅力。特に東京校担当の内堀講師が人気。 →公式サイト |
【3位】 LEC東京リーガルマインド | 資格試験の予備校として知名度抜群の大手。教室を全国展開しているが、土地家屋調査士講座を開講しているのは一部のみ。Web通信受講も可能。令和3年度試験では合格率38.8%という高い数字を出したが、対象者をかなり絞り込んだ数字であまり信用できない。上位2校と比較すると劣る。 →公式サイト |
【4位】 早稲田法科専門学院 | 通学、通信どちらも開講している予備校。土地家屋調査しの専門予備校として、50年以上の指導実績を誇る。教室は高田馬場のみ。実績は公表されていない。 →公式サイト |
【5位】 日建学院 | 全国に教室展開している予備校。映像講義が最大の売りで、通学・通信どちらで受講する場合も映像講義を視聴する形になる。実績は公表されていない。 →公式サイト |
上記の通り、土地家屋調査士の予備校・通信講座の業界は今のところ、アガルートアカデミーと東京法経学院の2強状態となっています。令和4年度の試験全体の合格者数は424名でしたが、アガルートの206名と東京法経学院の309名を合計するとこの数字を超えます。この2校をダブル受講していた方も多いということがわかりますね。
基本的にはこの2校のどちらかを選んでおけば間違いないでしょう。
5位 日建学院
5位は「映像講義」が売りの日建学院です。全国各地に校舎を出していて、北は北海道から南は沖縄まで、47都道府県全てに校舎があります。
合格実績 | ■掲載なし |
費用例 | ■本科コース 451,000円 |
公式サイト | https://www.ksknet.co.jp/nikken/ |
日建学院は通学・Web通信の両方の学習スタイルに対応していますが、どちらで受講する場合も映像講義を視聴して学習を進めていきます。教室に行ってブースで映像授業を視聴するか、自宅でパソコンやスマホを使って映像授業を視聴するかの違いということですね。
受講生1人ひとりに担当者がつき、学習面のアドバイスからメンタル面の悩みまでサポートしてくれる点が魅力です。
また、「N-Method」と呼ばれる独自の講義手法を取り入れいているのも特徴の1つ。これは単元のまとめ、重要ポイントなどをカード形式でメリハリをつけて紹介していく手法でして、講師に現役アナウンサーを起用するなど、かなりこだわっています。
マイナスポイントとしてはやはり合格実績が公式サイトに掲載されていないことですね。日建学院は建築士や宅建士など、他の資格の実績は掲載されています。土地家屋調査士はあまり目立った実績があげられていないものと思われます。また、かなり高めな料金設定になっている点もマイナスですね。
4位 早稲田法科専門学院
4位は早稲田法科専門学院です。土地家屋調査士指導の専門校として、指導歴50年以上を誇ります。
合格実績 | ■掲載なし |
費用例 | ■調査士総合Aパーフェクトコース |
公式サイト | https://whnet.stores.jp/ |
早稲田法科専門学院は通学受講・通信受講の両方に対応していますが、教室は高田馬場にしかないため通える方はかなり限られますね。
深田学院長のこだわりから、広告を打たない方針で運営しています。長年にわたって口コミだけで受講生を集めてきた実力は信頼できますね。広告宣伝費をかけていない分、講座費用が安く抑えられているのも特徴です。
また、講座内で使用するテキスト「受験100講」は多くの受験生に支持されている定番テキストです。深田学院長が書いたもので、こういった定番テキストを抱えている点も、早稲田法科専門学院の魅力と言えるでしょう。
マイナス面としては、講座のサンプル動画などが公式サイトに公開されていない点ですね。事前にわかりやすさや動画のクオリティーなどを確認することができため、通信受講の方にとっては不安が大きいですね。さらに通信受講の場合は講義をDVDで視聴するスタイルとなっていて、スマホで隙間時間に学習することができないという点もマイナス。高田馬場に通える方以外にはおすすめできないですね。
3位 LEC東京リーガルマインド
3位は資格予備校の定番、LEC東京リーガルマインドです。知名度抜群の大手で、全国に教室展開しているという安心感が魅力の予備校ですね。
合格実績 | ■令和3年度 合格率38.8% ※直前ファイナル答練8回を全て提出した方が集計対象 ■令和4年度 掲載なし |
費用例 | ■土地家屋調査士合格コース 319,000円 |
公式サイト | https://www.lec-jp.com/chousashi/ |
LECの最大の魅力はやはり、圧倒的な知名度からくる安心感でしょう。「LECであれば、きっといい講師が担当してくれるはず」「LECであれば、しっかりしたサポートが受けられるはず」といった期待が持てるのは魅力ですね。
実際にLECは土地家屋調査士試験でも高い合格実績を出していて、令和3年度試験の合格率は38.8%でした。この年の全国平均合格率は10.5%だったので、約3.7倍ということになります。高い指導力があることが窺えますね。
ですが上記実績は「直前ファイナル答練8回を全て提出した方が集計対象」となっており、対象者をかなり絞ったデータです。あまり信頼度の高い数字とは言えないですね。この点がLECのマイナスポイントと言えるでしょう。この後紹介する上位2校はしっかり合格者数の実績まで公表していることを考えると、実績で劣ると言わざるを得ません。
また、LECは教室を全国展開しているとはいえ、土地家屋調査士講座を開講している教室はかなり少ないです。スケジュール表を見る限りだと、初学者向け講座は池袋・梅田駅前・広島・富山・岡山のみでした。全国どこでも開講しているわけではないので、注意してください。
2位 東京法経学院
2位は東京法経学院です。1967年からの長い指導実績を武器に、圧倒的な合格実績を誇る予備校です。
合格実績 | ■令和4年度 合格者309名 ※試験全体の合格者424名(占有率72.9%) |
費用例 | ■総合コース(ハイレベルVロードプレミアム答練付き) 304,500円~ ※合格者に全額返金制度あり |
公式サイト | https://www.thg.co.jp/tyosa/ |
東京法経学院は令和4年度の土地家屋調査士試験で合格者309名を輩出しました。これは試験全体の合格者424名の72.9%を占めるという脅威的な実績です。
この実績が出せる理由は色々ありますが、以下3点が大きいですね。
- レベル別の充実した答練
- 評判の良い「内堀講師」の存在
- 都市部の教室に通学して受講できる
東京法経学院と言えば、豊富な答練が人気ですね。「初学者向け」「学習経験者向け」に分かれているだけでなく、基礎から実践、ハイレベルな答練まで、細かくレベル分けされた構成となっており、段階を踏んで徐々にステップアップできる内容となっています。
そして東京校の通学講座と通信講座を担当するのは、「内堀講師」です。受講生からの評判がとても良い講師ですね。長年にわたり東京法経学院の土地家屋調査士講座で専任講師を務める、看板講師です。
また、東京法経学院には東京校・名古屋校・大阪校・福岡校・高松会場の5拠点があります。この後1位で紹介するアガルートは教室を持たないWeb通信専門予備校なので、教室受講をしたいという方は東京法経学院を選びましょう。
公式サイトでサンプル講義が公開されているので、気になる方はチェックしてみてください。また、東京法経学院の土地家屋調査士講座の評判をまとめた記事も作成したので、あわせて参考にしていただければと思います。
1位 アガルートアカデミー
そして1位はWeb通信専門の予備校、アガルートアカデミーです。東京法経学院同様、人気講師を擁し、高い実績を誇る予備校です。
合格実績 | ■令和4年度 合格率53.65%(全国平均9.62%の5.58倍) 合格者数206名(全合格者424名中) 【参考】測量士補試験の合格率96.9% |
費用例 | ■土地家屋調査士 一発合格カリキュラム 338,800円 ※合格者に全額返金制度あり |
公式サイト | https://www.agaroot.jp/chousashi/ |
アガルートは令和4年度の土地家屋調査士試験で、合格率53.65%を記録しました。この年の全国平均合格率が9.62%だったので、実に5.58倍の数字を叩き出したことになります。
この実績が出せる要因はいくつかありますが、以下3点が特に大きいですね。
アガルートの土地家屋調査士講座を担当するのは、受講生からの評判がとても良い「中山祐介講師」です。土地家屋調査士試験で全国総合1位合格を果たした経験を持っており、試験を知り尽くしている講師です。中山先生の代名詞でもある「複素数による測量計算」など、そのテクニックやノウハウを伝授してもらえます。
アガルートの中山先生の講義、テキストで普段聞きなれない文言とか出てきて(ん?どゆこと?何の話?)って思った時に、100%の確率で即座に「これどう言う事かと言うと、例えば~」ってめちゃくちゃ分かりやすい例え話が出てくるのでちょっと感動してる( ˇωˇ )先読みしとる…人気No.1は伊達じゃないなぁ
— チャゲ氏 (@CHAGEsiVR) August 10, 2022
改めて、アガルートの中山先生の講義は全てが分かりやすい。無駄な部分がなく、全ての言葉が本試験に直結してるように感じる。
— ホーク (@Hawk_chan2022) April 17, 2022
勿論、人により違いはあります、あくまでも自分にとっては、の、話です。
また、アガルートはWeb通信専門の予備校なので、スマホやパソコン、タブレットなどを使って講義動画を視聴する形式で学習を進めていきます。仕事で忙しい方やプライベートの時間をなるべく多く確保したい方、子育てなどでなかなか家を離れられない方でも自分のペースで資格取得を目指せます。講義動画が短めに区切られているため、日々の生活のスキマ時間でコツコツ学習できる作りになっています。
さらにアガルートは、「200回まで利用できる質問制度」「月1のホームルーム」「個別の定期カウンセリング」など、受講生がモチベーションを高く保ち続けられるようなサポート体制が整っています。
中山先生の講義については、アガルートの公式サイト上で無料サンプル講義が視聴できます。気になる方はチェックしてみてください。また、アガルート土地家屋調査士講座の評判をまとめた記事も作成したので、あわせて参考にしていただければと思います。
土地家屋調査士予備校・通信講座を合格率・実績で比較!

というわけでここから本題の項目別比較に入っていきます。まずはそれぞれの予備校の合格率・合格者数などの合格実績を見ていきましょう。
日建学院 | ■掲載なし |
早稲田法科専門学院 | ■掲載なし |
LEC東京リーガルマインド | ■令和3年度 合格率38.8% ※直前ファイナル答練8回を全て提出した方が集計対象 ■令和4年度 掲載なし |
東京法経学院 | ■令和3年度 全体の合格者404名中318名が受講生(占有率78.7%) ■令和4年度 合格者309名 ※試験全体の合格者424名(占有率72.9%) |
アガルートアカデミー | ■令和3年度 合格率36.76%(全国平均10.5%の3.51倍) 【参考】測量士補試験の合格率92.9% ■令和4年度 合格率53.65%(全国平均9.62%の5.58倍) 合格者数206名(全合格者424名中) 【参考】測量士補試験の合格率96.9% |
日建学院・早稲田法科専門学院は合格実績を公表していない
上の表を見てわかることとしてはまず、日建学院・早稲田法科専門学院が合格実績を公表していないという点ですね。
しっかり実績公表している予備校がある中で、出せる数字がないというのは不安要素ですね。あまり積極的におすすめはできないです。
LECの合格実績は集計対象者がかなり限定的
続いてLECについてですが、合格率38.8%ということで一見高い実績のように感じますよね。ですがLECの公式サイトに以下の注意書きがあったので、念のため掲載しておきます。
※上記合格率は、2021年受験向けに販売した以下のコース・パック申込者のうち、コース・パック内に含まれる「直前ファイナル答練(全8回)」の答案をすべて提出された方を集計したものです。
LEC公式サイトより引用
直前ファイナル答練8回を全て提出した方が合格実績の集計対象となっています。かなり本気度が高い方のみが集計対象ということで、それはもちろん高い数字が出るよなあといったところですね。
というわけで、実際のLEC受講生全体の合格率としては、もう少し低い数字になっているはずです。あまり信用しすぎない方が良い数字ということになります。
アガルートと東京法経学院の二強状態
最新令和4年度の実績を見ると、アガルートが206名の合格者を輩出し、合格率も53.65%ということで驚異的な数字を出しています。
東京法経学院も309名の合格者数ということで、素晴らしいですね。念のため補足ですが、東京法経学院の実績には「メディア教材・書籍のみの利用者」も含まれています。その方々を除いたとしても260名という合格者数なので、素晴らしい実績であることに変わりはないです。
というわけで、土地家屋調査士の予備校・通信講座の業界は今のところ、アガルートアカデミーと東京法経学院の二強状態となっている、というのが合格実績比較の結論ですね。
ダブル受講している方もかなりいる
令和4年度の試験全体の合格者数は424名でしたが、アガルートの206名と東京法経学院の309名を合計すると515名となり、この数字を軽く超えます。このことから、この2校をダブル受講していた方も多い、ということがわかりますね。
決して安い買い物ではありませんが、合格する可能性を最大限に引き上げるためにも、アガルートと東京法経学院のダブル受講という選択肢も検討していくといいでしょう。
>>アガルートの公式サイトへ>>東京法経学院の公式サイトへ
土地家屋調査士予備校・通信講座を費用で比較!安いのはここ!
続いて土地家屋調査士予備校・通信講座の費用を比較していきましょう。それぞれの予備校の主なコース料金を、以下の表にまとめました。
日建学院 | ■本科コース 451,000円 ■本科Webコース 451,000円 ■答練コース 231,000円 ■答練Webコース 231,000円 |
早稲田法科専門学院 | ■入門総合DVDコース 92,400円 ■調査士総合Aパーフェクトコース |
LEC東京リーガルマインド | ■土地家屋調査士合格コース 319,000円 ■土地家屋調査士合格コース(民法既習者向け) 264,000円 ■土地家屋調査士&測量士補W合格コース 385,000円 |
東京法経学院 | <土地家屋調査士 新・最短合格講座 (通信講座)> ■総合コース(ハイレベルVロードプレミアム答練付き) 304,500円~ ※合格者に全額返金制度あり ■総合コース 273,700円~ <土地家屋調査士 本科2024 +合格直結答練2024 (通学講座)> ■パックコース(ハイレベルVロードプレミアム答練付き) 555,500円 ■パックコース 486,200円 <土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座2024> ■合格講座フルパック 通学:673,200円~ 通信:341,000円~ |
アガルートアカデミー | ■土地家屋調査士 合格総合講義 162,800円 ■土地家屋調査士 一発合格カリキュラム 338,800円 ※合格者に全額返金制度あり ■土地家屋調査士 一発合格カリキュラム/ライト 272,800円 ■土地家屋調査士・測量士補ダブル合格カリキュラム 393,800円 ※合格者に全額返金制度あり ■土地家屋調査士・測量士補ダブル合格カリキュラム/ライト 327,800円 |
なるべく多く掲載しましたが、もちろんここに掲載しきれなかったものもあるので、全ての講座料金を知りたい方は公式サイトからチェックしてください。
上記の講座の中から、各予備校のスタンダードな講座1つをピックアップして比較していきます。なるべくフェアに比較するため、通信で受講できる講座に統一してピックアップしました。
日建学院 | ■本科Webコース 451,000円 |
早稲田法科専門学院 | ■調査士総合Aパーフェクトコース |
LEC東京リーガルマインド | ■土地家屋調査士合格コース 319,000円 |
東京法経学院 | ■土地家屋調査士 新・最短合格講座 総合コース 273,700円~ |
アガルートアカデミー | ■土地家屋調査士 一発合格カリキュラム 338,800円 ※合格者に全額返金制度あり |
費用の相場は30万円前後
比較してわかることとしてはまず、多くの予備校が30万円前後の料金設定になっていることですね。この辺りが相場と言えます。
一番安いのは東京法経学院
東京法経学院の「土地家屋調査士 新・最短合格講座 総合コース」は273,700円なので、相場よりも若干安い費用で受講できます。安さ重視で講座選びをするなら、東京法経学院を選ぶといいですね。
ですが東京法経学院の講座を受講するのであれば、「土地家屋調査士 新・最短合格講座 総合コース(ハイレベルVロードプレミアム答練付き)」の方が最終的にコスパが良くなるためおすすめです。
というのもこの講座は、無事に土地家屋調査士試験に合格した場合に受講料が全額返金される制度がついています。先ほども説明した通り、東京法経学院は多くの合格者を輩出している予備校なので、全額返金が受けられる可能性も高いです。
全額返金を受けるには「合格者アンケートの提出」などの条件がいくつかあるので、詳しくは公式サイトで確認してみてください。
アガルートにも合格者全額返金制度がある
アガルートの「土地家屋調査士 一発合格カリキュラム」にも、合格者全額返金制度がついています。
アガルートは土地家屋調査士試験の合格率が53.65%と高いので、全額返金が受けられる可能性も高いです。費用の安さを重視するのであれば、アガルートも選択肢の1つに入りますね。
なお、全額返金を受けるには「合格体験記の提出」など、いくつか条件があります。詳しくは公式サイトの「こちら」のページで確認してみてください。
土地家屋調査士予備校・通信講座を評判・口コミで比較!

最後に、土地家屋調査士予備校・通信講座の評判・口コミを見ていきましょう。各予備校の公式サイトに掲載されていた「合格体験記」「合格者の声」の中から、これから受講する方の参考になりそうなものをいくつか紹介していきます。
アガルートと東京法経学院については、Twitter上に挙がっていた口コミも含めて別記事にまとめているので、そちらもあわせて参考にしていただけたらと思います。
日建学院の評判・口コミ
土地家屋調査士は勉強していて面白かったです。講義で齊木先生が「これくらい出来なきゃだめだよ」と言ったときに、「絶対に出来るようになってやる!」と思ってやっていましたね(笑)答練が始まって「この点数だと足切りで切れているな」というのを見ると、「試験まで講義残り○回で合格ラインまで引き上げなきゃいけないのか」と、くじける暇もありませんでした(笑)
同じところを何度も見返すことが出来てとても良かったです。繰り返し講義を観ることで、知識の定着にとても役立ったと思います。
とても分かりやすかったです。映像講義だけと聞いていましたが、週に何度か講師の方も来られて親切に教えていただけたので良かったです。
講義も分かりやすいですし、分からないことは先生に聞くこともできたので、終始問題なく勉強することができました。
(テキストは)分からないことを調べるときに、要点がまとめてあったので理解しやすかったです。
早稲田法科専門学院の評判・口コミ
理論に関しては受験100講と講義の読み聴きを繰り返し、書式に関しては基礎、実力、応用書式の講座を繰り返していました。私はそれ以外の教材は一切使っていません。
質問票をFAXで送るとその日のうちに回答が送られてくるので、すっきりした気分で次へ進めました。遅くとも3日以内に回答して頂きました。
早稲田法科専門学院の先生達は、受験の経験があり、合格している方々が指導してくれます。講義の中では、実務の経験や体験談を交えながら解説をしてくれますので、とても役に立ちました。
LEC東京リーガルマインドの評判・口コミ
講義の中で、今解いている問題がどれくらい重要なのか、過去の出題頻度はどういったものかという説明をして頂いたことによって、学習の際にメリハリがでて効率的に勉強をすることができました。
講義の際は教科書や解説を画面上に写しながら進行するため、板書がしやすく視覚的に理解しやすかったと思います。特に記述式においては、電卓の使い方や図面の書き方等は手元を見ることができることで、学習効率も大幅に上がったように感じました。
要点を落とすことは反省を促しつつ、それ以外の部分ではできなくても問題ないと教えていただいたことで、かなり精神的に助かったことを覚えています。単なる解説にとどまらず、モチベーションを保って勉強を行えたのは先生のおかげかと思います。
答練の解説が非常に丁寧でした。書式は自己流でやっていた時はかなり時間が掛かりましたが、マーカーの引き方や定規の使い方、作図方法等書式問題を解く上でのコツが分かり、大幅に時間を短縮することができ、何とか時間内に解答できるようになりました。
合格後の今振り返ってみても、無駄だったと感じるような講座や教材は一切ありません(これこそが、合格まで最短距離で進めたと感じる所以かと思います)。
東京法経学院の評判・口コミ
土地家屋調査士試験は、作図もある為、試験時間との勝負になり、経験が必要な試験です。しかし、試験範囲が絞られている為、短期合格ができない訳ではありません。色々と複雑に考えずに、東京法経学院の講義、教材をシンプルに使うことで、一発合格も可能です。
講師の内堀先生の言葉で、印象に残っているのが、「合格する人に共通しているのが、自分の合格を信じて応援してくれている人が周りにいる人」とのことです。その言葉に勇気をもらい、つらい受験勉強を乗り越えることができたと思っております。
良質なテキストによって確かな力を身につけることができました。
スマホで、各社の講座内容を確認するとともに講義動画を視聴したところ、初学者にとって一番分かりやすい講義内容であると感じました。
振り返ってみて、「やっぱり東京法経学院!」というのが私の実感です。
結局私が使った教材は、「土地家屋調査士新・最短合格講座」に入っている教材と答練の教材だけでした。それらを何度も繰り返し復習することにより、合格レベルに達することができました。私にとっては東京法経学院のこの講座が合格への最短ルートでした。
アガルートアカデミーの評判・口コミ
複素数でアガルートを知った人は多いと思いますが、とても役に立つ内容だと思います。
測量についてはまったくの未経験であり、機械も触ったこともありませんが、中山先生の講義は実際に機械を手に取ってくれたりジェスチャーを交えたりしながらの講義だったので、想像しやすかったです。
暗記が大事なところには語呂合わせもあったりして工夫がされていてありがたかったです。
学習・実務経験ゼロ、測量士補未取得からのスタートでしたが、ダブル合格カリキュラムに沿った学習、定期カウンセリングやFacebookグループでの質問を活用することで、試験に向けた「土台」を作ることができました。
アガルートの過去問解析講座は、講座動画内ですべての肢について中山先生の解説がされているため、理解が追い付かないということがほぼなかった(そのようなことがあったとしても、Faceboookグループでの質問にレスポンスよく解答いただき、悩みを長引かせることがなかった)。
YouTubeで中山先生のサンプル動画を見て、その圧倒的な分かりやすさでアガルートに即決しました。
SNS上の口コミの件数は、アガルートが多い
評判・口コミを調査していて分かったこととしては、アガルートと東京法経の2校はSNS上での口コミも多いということです。
その中でも圧倒的に多かったのが、アガルートの中山先生に関する良い口コミです。「アガルート 中山」で検索するとたくさん出てくるので、気になる方はTwitterサーフィンしてみてください!
というわけで、評判・口コミで比較してみても、アガルートと東京法経の2強という構図が浮き彫りになりました。やはりこの2校が土地家屋調査士の予備校選びにおいては最有力と言えますね。
>>アガルートの公式サイトへ>>東京法経学院の公式サイトへ
社会人におすすめの土地家屋調査士予備校・通信講座

「社会人におすすめの土地家屋調査士予備校・通信講座はどれなのか」という疑問についても、この辺りで触れておきます。
社会人におすすめなのは、やはり圧倒的にアガルートアカデミーですね。理由としては以下です。
社会人として働きながら土地家屋調査士試験の合格を目指すとなると、忙しい中でいかに学習時間を確保するかがポイントになってきますよね。
アガルートはそもそも、そういった忙しい毎日を送っている方でも無理なく資格取得できるような講座作りをしている予備校です。日々の生活の中にある「スキマ時間」を有効活用してコツコツ学習を積み重ねていくことが可能です。
などなど、普段の生活の中で隙間時間というのは意外とたくさんあります。この時間にスマホで講義動画を視聴すれば、かなりの学習時間を確保できますね。
僕自身もアガルートの講座を受講したことがありますが、とにかくスキマ時間学習がしやすいように徹底された講座内容になっていると感じました。
マイページにログインしてから講義動画の再生画面までは、1分かからずに辿り着けます。講義動画が短めに区切られているため、ちょっとしたスキマ時間にも学習しやすいです。再生速度も8段階で調節できるようになっているので、時間がないときは倍速再生で時短もできます。
これなら少しの時間も無駄にすることなく勉強できると感じました。
というわけで、忙しい毎日を送る社会人の方には、アガルートの土地家屋調査士講座が圧倒的におすすめです。気になった方はアガルートの公式サイトからサンプル講義動画を視聴し、中山先生のわかりやすい講義を体験してみてください!
>>アガルートの公式サイトへ改めて、土地家屋調査士予備校・通信講座のガチ比較まとめ
今回は「土地家屋調査士予備校・通信講座の比較」というテーマで、5つの予備校・通信講座をいくつかの観点から比較しました。自分に合いそうな予備校・通信講座は見つかりましたでしょうか。
少し長くなってしまったので、最後に改めて結論を掲載します!
記事の冒頭に掲載したものを再度掲載しました。ここまで読み進めていただいた方には、このまとめになる理由がおわかりいただけたのではないでしょうか。
「予備校・通信講座の選び方」のところでも書きましたが、良さそうな予備校・通信講座が見つかったら、次にとる行動は以下です!
- 実際に予備校に行って、雰囲気を確認する。
- 体験講義やスタッフの説明を聞き、予備校のレベルを確認する。
- 「ここに通いたい!」と思ったら申し込み。
- 「自分には合わない…」と感じたら再度別の予備校で①から。
- 公式サイトで講座情報を収集しつつ、サンプル講義動画を視聴する。
- 受講相談などを受けて、スタッフの話を聞いてみる。
- 「ここで受講したい!」と思ったら申し込み。
- 「自分には合わない…」と感じたら再度別の予備校で①から。
「資料請求」という選択肢もありますが、正直公式サイトに載っているのと同じようなことしか書かれていないので、省略してしまって問題ないです。むしろ資料が届くまでの時間が無駄なので、省略すべきですね。
1日でも早く学習をスタートさせることが何より大事です。この記事を読み終えたらすぐに行動していきましょう。
というわけで、今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【1位】 アガルートアカデミー | Web通信専門の予備校。令和4年度試験で合格率53.65%、合格者数206名という驚異的な実績を叩き出した。人気講師の中山先生による初学者にもわかりやすい講義が最大の武器。個別カウンセリングや200回までできる質問制度など、Web通信講座でありながら通学の予備校並みに手厚いサポートも魅力。 →公式サイト |
【2位】 東京法経学院 | 通学受講がメインだが、Web通信講座も開講している。令和4年度試験で合格者309名を輩出した。答練の種類が豊富である点と、問題集として使う「過去問マスター」に50年分の過去問から厳選した問題が盛り込まれている点が魅力。特に東京校担当の内堀講師が人気。 →公式サイト |
【3位】 LEC東京リーガルマインド | 資格試験の予備校として知名度抜群の大手。教室を全国展開しているが、土地家屋調査士講座を開講しているのは一部のみ。Web通信受講も可能。令和3年度試験では合格率38.8%という高い数字を出したが、対象者をかなり絞り込んだ数字であまり信用できない。上位2校と比較すると劣る。 →公式サイト |
【4位】 早稲田法科専門学院 | 通学、通信どちらも開講している予備校。土地家屋調査しの専門予備校として、50年以上の指導実績を誇る。教室は高田馬場のみ。実績は公表されていない。 →公式サイト |
【5位】 日建学院 | 全国に教室展開している予備校。映像講義が最大の売りで、通学・通信どちらで受講する場合も映像講義を視聴する形になる。実績は公表されていない。 →公式サイト |
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