
一級建築士試験に向けて予備校・通信講座を探しているけど、いっぱいありすぎてどこが良いのかわからない。費用も高額だから失敗したくない。ホームページを見ても良いことばかり書かれていて、なかなか絞り込めない。客観的に比較できる情報が欲しいです。
※一級建築士の仕事内容や年収について詳しく知りたい方は「一級建築士になるには?仕事内容・年収・試験内容から合格方法までガチ解説」をご覧ください。
順位 | 予備校 | 2024年合格実績 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | 総合資格学院 | 設計製図試験合格者1,768名(58.7%占有) | 2024年度設計製図試験で高い合格実績 |
2位 | 日建学院 | 36年間累計合格者97,738名(54.5%占有) | 36年間の安定実績、映像講義のパイオニア |
3位 | TAC | 学科合格率86.3%(演習提出率75%以上、模試正答率75%以上達成者) | 大手資格予備校、全国展開 |
4位 | スタディング | 非公表 | 99,000円の圧倒的コスパ、スマホ完結学習 |
5位 | 合格ロケット | 非公表 | 69,300円Web特化、過去問一問一答システム |
✅ 最新実績重視
→ 総合資格学院(設計製図試験合格者58.7%占有、1,768名合格)
✅ 長期安定実績重視
→ 日建学院(36年累計97,738名、継続的な合格者輩出)
✅ コスパ重視
→ スタディング(学科・製図99,000円の破格設定)
✅ Web学習特化
→ スタディング(スマホ完結、スキマ時間活用)
✅ 通学希望
→ 総合資格学院・日建学院(全国展開、対面指導充実)
結論:実績重視なら総合資格学院か日建学院、コスパ重視ならスタディングを選べば失敗しません。
それでは詳しいランキングと比較データを見ていきましょう。
一級建築士予備校おすすめランキングTOP5【2025年版】

1位 総合資格学院
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 5.0 | 2024年度設計製図試験1,768名合格(58.7%占有) |
費用 | 3.0 | ストレート合格必勝コース119.9万円(高額だが実績に見合う) |
教材の質 | 4.9 | 毎年改定される充実のオリジナルテキスト |
サポート体制 | 4.8 | ライセンスアドバイザー、交換添削など手厚いフォロー |
総合評価 | 4.43 | 4項目の平均点 |
- 設計製図試験1,768名合格で占有率58.7%の圧倒的実績
- 毎年変更される製図課題に対応した質の高い課題提供
- ライセンスアドバイザーによる個別面談・モチベーション管理
- 4回模試で本番対策も万全
- 全国展開で通学・通信両方に対応
- ストレート合格必勝コース119.9万円と費用が高額
- 学習量が多く時間的負担が大きい
- ストレート合格必勝コース:1,199,000円
- 学科合格必勝コース:814,000円
- 設計製図コース:627,000円
過去問だとどうしても丸暗記になってしまう部分もあったので、応用力を鍛える面で4回模試があったのはかなりありがたかったです。現状の自分の立ち位置や不得意分野も見えてくるので、その後の学習の指針にもなりましたし復習教材としてもかなり活用できました。
総合資格学院合格者の声より
悩んだときには、担当のライセンスアドバイザーに面談してもらっていました。悩みを話すことで自分の現状を把握したり、前向きな言葉をかけてもらうことで何度も立ち直らせてもらえました。合格者を多く見てきた目線でのアドバイスは的確で、長期戦になる試験勉強のモチベーションの支えになっていました。
総合資格学院合格者の声より
- 絶対に合格したい(実績重視)
- 費用よりも合格を優先したい
- 手厚いサポートを受けたい
- モチベーション維持に不安がある
実績重視で一級建築士予備校を選ぶなら総合資格学院で間違いないです。設計製図試験で6割近い合格者占有率を占める圧倒的な実績が全てを物語っています。
2位 日建学院
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 4.8 | 36年間累計合格者97,738名(54.5%占有)、長期安定実績 |
費用 | 2.8 | 学科本科77万円+設計製図本科55万円、合計132万円で最も高額 |
教材の質 | 4.7 | 映像講義に最適化された分かりやすい教材 |
サポート体制 | 4.3 | 全国展開、質問対応など充実したフォロー制度 |
総合評価 | 4.15 | 4項目の平均点 |
- 36年間で累計97,738名合格の長期安定実績
- 映像講義のパイオニアとしてのノウハウ蓄積
- 分かりやすい映像講義による効率的な学習
- 全国展開で地方在住者も通学可能
- 適度な距離感でのサポート体制
- 2024年単年度の具体的な合格実績が不明
- 学習量が多く効率性に課題
- 費用が合計132万円と最も高額
- 学科本科コース:770,000円
- 設計製図本科コース:550,000円
宿題を提出して、製図の先生とプランについて話していた時間が1番有意義でした。「ここがだめだった」とか、「じゃあこうした方がいいですか」「それは欲張りすぎだ」といった話をたくさんできたので、それが嬉しかったです。
日建学院合格者の声より
距離感がとても良かったなと思います。学校に通うと「勉強しろ」と上から言われることが結構多いかと思いますが、日建学院さんは「自分がしっかり勉強しないと受からない試験だよ」とはっきり伝えてくれていました。どこかで甘えていた部分を正してくれて、担当の方や先生がとても素晴らしかったと思います。
日建学院合格者の声より
- 長期安定実績を重視したい
- 映像講義で効率的に学習したい
- 適度な距離感でのサポートが好み
36年間の継続的な合格者輩出実績と映像講義のノウハウで選ぶなら日建学院がおすすめです。
3位 資格の学校TAC
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 4.0 | 学科合格率86.3%(演習提出率75%以上、模試正答率75%以上達成者) |
費用 | 3.8 | 総合学科本科44万円+設計製図本科32万円、比較的リーズナブル |
教材の質 | 4.5 | 戦略的カリキュラムに基づく評判の良いオリジナル教材 |
サポート体制 | 4.2 | 質問対応、補講など充実したフォロー制度 |
総合評価 | 4.13 | 4項目の平均点 |
- 学科試験で高い合格率
- 大手予備校としての長年の実績と信頼性
- 実績と費用のバランスが良い
- 全国展開で通学・通信両方に対応
- 戦略的なカリキュラム設計
- 合格実績の公表が対象者を絞りすぎ
- 学習量が多く効率性に課題
- 総合資格学院・日建学院と比べて存在感が薄い
- 総合学科本科生:440,000円
- 総合設計製図本科生:319,000円
- 設計製図本科生:198,000円〜
初受験の人も、2回目以上の人も理解できるような講義内容が好感が持てました。課題については、基礎からしっかりと学べる内容になっていたので、ちょうどいいペースで対策ができました。添削しながらもコミュニケーションをとっていただけたのが印象的でした。素敵な気配りに感動しました。
TAC合格者の声より
大変分かりやすく、またモチベーションを上げることができる講義でした。メールでの質問回答は、レスポンスも早く丁寧で分かりやすかったです。回数制限については少ないことはなく、充分活用できました。
TAC合格者の声より
- 知名度のある大手予備校を選びたい
- 費用を抑えつつ実績ある予備校で学びたい
- 戦略的なカリキュラムで効率的に学習したい
- 総合資格学院・日建学院以外の選択肢を検討
実績と費用のバランスで選ぶならTACがおすすめです。大手予備校の安心感がありながら比較的リーズナブルな料金設定です。
4位 スタディング
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 3.7 | 2024年度合格体験記多数掲載(具体的数値は非公表) |
費用 | 5.0 | 学科・製図99,000円、圧倒的な低価格 |
教材の質 | 4.2 | スキマ時間学習に最適化されたWeb教材 |
サポート体制 | 3.0 | 質問対応は有料オプション、自己管理能力が必要 |
総合評価 | 3.98 | 4項目の平均点 |
- 学科・製図99,000円の圧倒的コストパフォーマンス
- スマホ完結でスキマ時間を有効活用
- AI問題復習機能など最新技術を導入
- 分かりやすい動画講義とWebテキスト
- 短時間集中型の効率的学習
- 合格実績の具体的数値が不明
- サポート体制が他校と比べて限定的
- 対面での指導がない
- 質問対応は有料オプション
- 1級建築士学科・製図総合コース:99,000円
やはり、「いつでもどこでも勉強できる」点は、非常に大きなメリットであると実感しました。暇があればスマホを触って過ごしている自分にとって、スマホでの学習のみで試験範囲全体を網羅できるのは非常にありがたかったです。
スタディング合格者の声より
スタディングでは、単元毎に基本と出題ポイントを学べるので、出題範囲を頭の中で整理しながら勉強することができました。動画視聴後、すぐにWEBテキストとスマート問題集を確認することで、記憶の定着にも繋がりました。
スタディング合格者の声より
- とにかく費用を抑えたい
- スマホ学習でスキマ時間を活用したい
- 自己管理ができる
- 社会人で忙しい
コスパ重視で選ぶなら間違いなくスタディングです。大手予備校の10分の1以下の費用で学科・製図の対策が可能。スマホ学習でスキマ時間を有効活用したい社会人には特におすすめです。
5位 合格ロケット
評価項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
合格実績 | 3.5 | 2024年度合格体験記掲載(具体的数値は非公表) |
費用 | 4.8 | 学科試験対策69,300円、リーズナブル |
教材の質 | 4.2 | 過去問一問一答形式、効率的な学習システム |
サポート体制 | 3.2 | オンライン講義、質問対応あり |
総合評価 | 3.93 | 4項目の平均点 |
- 学科試験対策69,300円のリーズナブルな価格
- 過去問を一問一答形式で効率的に学習
- キーワード検索機能で苦手分野を集中対策
- オンライン講義で理解度アップ
- Web特化で時間の融通が利く
- 合格実績の具体的数値が不明
- 学科試験対策のみの対応
- サポート体制が大手と比べて限定的
- 学科試験対策:69,300円
過去20年間の問題の知識が、現行の法規などに合わせて修正された内容で、一問一答形式で掲載されている事で、勉強しやすかったです。勉強の履歴や理解度の進捗が確認できる点、質問に回答いただける点も良かったです。
合格ロケット合格者の声より
キーワード検索できることが、とても役立ちました。苦手なキーワードを検索し、似たような問題を並べて解くことで、何がどう違っていて、何を聞かれているのか、見えやすくなりました。この検索機能は、合格ロケットならでは機能で、とても助けられました。
合格ロケット合格者の声より
- 学科試験に特化して費用を抑えたい
- 過去問中心の効率的学習がしたい
- Web学習システムを活用したい
- 働きながら学習したい
学科試験特化で効率的な学習を求めるなら合格ロケットも検討の余地ありです。69,300円という破格の料金で過去問を体系的に学習できます。
一級建築士予備校ガチ比較

合格実績比較
予備校 | 2024年度実績 | 占有率・特徴 | 評価 |
---|---|---|---|
総合資格学院 | 設計製図試験1,768名合格 | 58.7%占有 | ★★★★★ |
日建学院 | 36年累計97,738名 | 54.5%占有(長期実績) | ★★★★★ |
TAC | 学科合格率86.3% | 演習提出率75%以上、模試正答率75%以上達成者が集計対象 | ★★★★☆ |
スタディング | 非公表 | 合格体験記多数掲載 | ★★★☆☆ |
合格ロケット | 非公表 | 合格体験記掲載 | ★★★☆☆ |
実績で選ぶなら総合資格学院ですね。2024年度は設計製図試験で1,768名の合格者を輩出。全合格者の58.7%を占める圧倒的な結果でした。
日建学院も36年間で97,738名という長期安定実績 で信頼性は抜群。継続的な合格者輩出は安心感があります。
TACも学科合格率86.3%(条件達成者73名中63名)という実績 を公表していますが、対象者をかなり絞っているため高い数字が出るに決まっています。あまり信用できる数字ではないです。
スタディング・合格ロケットは具体的な合格者数を公表していない ので、実績面での信頼度は総合資格学院・日建学院に及びません。
費用・料金比較
予備校 | 概算費用 | コスパ評価 | 特徴 |
---|---|---|---|
合格ロケット | 約7万円 | ★★★★★ | 学科試験特化の破格設定 |
スタディング | 約10万円 | ★★★★★ | 学科・製図込みの圧倒的低価格 |
TAC | 約76万円 | ★★★★☆ | 大手予備校では最もリーズナブル |
総合資格学院 | 約120万円 | ★★★☆☆ | 高額だが実績に見合う投資価値 |
日建学院 | 約132万円 | ★★☆☆☆ | 最も高額、実績重視なら検討価値あり |
費用面ではスタディングが圧勝 です。学科・製図セットで99,000円という破格設定。大手予備校の10分の1以下の費用で一級建築士対策が可能。
合格ロケットも学科特化なら69,300円 と非常にリーズナブル。ただし製図対策は別途必要な点に注意。
総合資格学院は約120万円と高額 ですが、58.7%という圧倒的な合格占有率を考えると投資価値はあります。
日建学院は132万円で最も高額 ですが、36年間の長期実績による安心感を重視する方には選択肢になります。
対応試験・サポート比較
予備校 | 対応範囲 | サポート充実度 | 特徴 |
---|---|---|---|
総合資格学院 | 学科・設計製図完全対応 | ★★★★★ | ライセンスアドバイザー |
日建学院 | 学科・設計製図完全対応 | ★★★★☆ | 映像講義特化 |
TAC | 学科・設計製図完全対応 | ★★★★☆ | バランス型 |
スタディング | 学科・設計製図完全対応 | ★★★☆☆ | 質問対応は有料 |
合格ロケット | 学科特化 | ★★★☆☆ | Web特化 |
総合資格学院・日建学院・TAC・スタディングが学科、設計製図試験に完全対応。総合資格学院はライセンスアドバイザーによる個別面談など、サポート面でも最も充実しています。
合格ロケットは学科試験のみの対応となります。
よくある質問

Q1: 独学での合格は可能ですか?予備校は必要?
独学でも合格は可能ですが、予備校の利用を強くおすすめします。
一級建築士試験は学科試験と設計製図試験の2段階で、特に設計製図試験は独学での対策が非常に困難です。独学の場合、以下のリスクがあります。
- 学習計画の立案が困難
- モチベーション維持の難しさ
- 最新の法改正情報の入手困難
- 設計製図の添削・指導が受けられない
予備校なら効率的なカリキュラムと継続的なサポートで、合格までの期間を大幅に短縮できます。
Q2: 働きながらでも一級建築士試験に合格できますか?
十分可能です。多くの合格者が働きながら合格を勝ち取っています。
社会人の場合は以下の点がポイントです。
- スキマ時間の活用:通勤時間、昼休み、家事の合間など
- Web通信講座の活用:スタディングなどスマホ学習対応
- 計画的な学習:1-2年計画で無理のないペース設定
- 効率重視:合格に必要な論点に絞った学習
実際、総合資格学院や日建学院の合格者の多くが社会人です。
Q3: 費用を抑えて合格したい場合のおすすめは?
スタディングが最もコストパフォーマンスに優れています。
- スタディング: 学科・製図99,000円
- 大手予備校: 100万円以上
ただし以下の点は理解しておきましょう。
- サポート体制は大手予備校に劣る
- 自己管理能力が必要
- 質問対応は有料オプション
「絶対に合格したい」なら大手予備校、「費用を抑えたい」ならスタディングという選択になります。
Q4: 通学と通信、どちらがおすすめですか?
通信講座がおすすめです。
- 時間と場所の自由度
- 繰り返し視聴可能
- 通学時間の節約
- 費用が比較的安い
- 強制的な学習環境
- 講師への直接質問
- 受講生同士の刺激
- 設計製図の対面指導
通信講座が中心になりますが、設計製図の対面指導を重視するなら通学も検討の価値があります。
Q5: 予備校選びで最も重要なポイントは何ですか?
合格実績が最も重要です。
以下の優先順位で選択することをおすすめします。
- 合格実績
→ 具体的な数値があるか(最重要) - 費用
→ 予算に合うか - 学習スタイル
→ 通学・通信の希望 - 対応科目
→ 学科・製図両方対応しているか - サポート体制
→ 質問対応などの充実度
迷ったら実績圧倒的な総合資格学院、費用重視ならスタディングを選べば失敗は少ないでしょう。
Q6: 学科試験と設計製図試験、どちらが難しいですか?
どちらが難しいかは、一概には言えないところです。
- 合格率:15%〜23%
- 5科目125問のマーク式
- 暗記中心の対策が可能
- 合格率:33%〜42%
- 6時間30分で設計図書を作成
- 実技試験で添削指導が不可欠
学科試験の方が合格率が低いので、学科の方が難しいという人もいます。
ですがその難しい学科を通過した人の中で3割〜4割しか合格できないということで、設計製図試験の方が難しいという人もいます。
いずれにせよ最終的な合格率は10%程度なので、難易度はとても高い試験です。
まとめ・次にすべきこと

一級建築士予備校選びで重要なのは、あなたの状況と目標に合った予備校を選ぶことです。
✅ 最新実績重視
→ 総合資格学院(設計製図試験合格者58.7%占有、1,768名合格)
✅ 長期安定実績重視
→ 日建学院(36年累計97,738名、継続的な合格者輩出)
✅ コスパ重視
→ スタディング(学科・製図99,000円の破格設定)
✅ Web学習特化
→ スタディング(スマホ完結、スキマ時間活用)
✅ 通学希望
→ 総合資格学院・日建学院(全国展開、対面指導充実)
この記事を読み終えた後は、以下のステップで行動してください。
- 予算と目標の明確化
→ いつまでに・いくらで合格したいか - 資料請求・体験受講
→ 気になる予備校の詳細確認 - 受講開始
→ 1日でも早いスタートが合格への近道
一級建築士試験は難関試験ですが、適切な予備校選びと継続的な努力で必ず合格できます。特に2024年度の設計製図試験で合格者占有率58.7%という圧倒的な実績を誇る総合資格学院なら、最短距離での合格が期待できます。
あなたの一級建築士合格を心から応援しています。
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