こんにちは、まさちゃんです。
今回は、大学1年生、2年生の皆さんに向けて、公務員試験の早期学習について解説していきます。
「公務員試験の勉強なんてまだ先だから大丈夫でしょ」と思っていませんか?
もし思っているなら、めちゃくちゃもったいないです。
公務員試験は早く学習を始めた人の方が、圧倒的に有利です。
今回はその理由を詳しく解説しつつ、せっかくこの記事に辿り着いてくださった皆さんが、周りと差をつけるために、具体的に今何をすべきなのか、徹底的に解説していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
公務員試験の全体像

まずは公務員試験の全体像について解説していきます。
公務員試験がどんな流れで進むのか、どんな試験があるのかを知らないと、対策の立てようがないですからね。
一般的な流れを見ていきましょう。
試験の流れ
公務員試験は大体こんな流れで進んでいきます。
まず出願は2月〜4月頃です。
その後、1次試験が3月〜6月頃に実施されます。
1次試験では筆記試験として、教養択一、専門択一、論文試験が実施されます。
国家総合職や東京都などの一部の試験では、専門記述試験も課されます。
この1次試験を突破すると、6月〜8月頃に実施される2次試験以降に進めます。
2次試験では人物試験として個人面接が課されます。
個人面接はほぼ全ての公務員試験で実施されるんですが、地方上級や市役所などでは集団面接や集団討論が実施されることもあります。
これを突破することで最終合格となります。
面接が複数回実施されるところもありますし、国家総合職や国家一般職では官庁訪問という省庁ごとの選考も実施されます。
そして8月、9月頃から内定が出る、という流れになります。
なぜ早期学習が有利なのか
この流れを見ていただくとわかる通り、公務員試験は「筆記試験」と「面接試験」に大きく分かれています。
特に注目していただきたいのは筆記試験です。
教養試験だけでも、数的処理、文章理解、人文科学、自然科学、社会科学など、かなりの科目数があります。
さらに専門試験が加わると、憲法、民法、行政法、経済学、財政学など、大学で学ぶレベルの専門知識が必要になってきます。
これだけの科目数と、それぞれの科目の範囲の広さを考えると、対策にかなりの時間がかかることは想像に難しくないですね。
一般的には、大体1,000時間くらいの勉強時間が必要と言われています。
1年で合格を目指すなら、大体1日3時間ずつの勉強が必要です。
やれないことはないですが、普通にきついですよね。
大学3年生、4年生になると民間企業の就活も始まりますし、卒論や卒研もあります。
そんな中でこれだけの範囲を詰め込むのは、相当ハードです。
これが例えば試験まで2年あったとしたら、1日1時間半ずつの勉強でいけるわけなので、早めに対策を始めるのがいかに有利かというのは、お分かりいただけるかと思います。
時間に余裕を持って、しっかりと基礎から積み上げていけるのが、早期学習の最大のメリットです。
早期学習はメリットだらけ?!

それでは早期学習の具体的なメリットについて解説していきます。
特に国家総合職を目指す人、部活やアルバイトで忙しい人、大学入試を内部進学・推薦入学などで突破して、正直自分の学力に不安がある人、学歴に自信がない人には、早期学習を強くおすすめします。
部活やバイトとの両立がしやすい
1つ目のメリットは、部活やバイトで忙しくても両立しやすいということです。
余裕のあるスケジュールを立てられるんですよね。
さっきも説明した通り、1日1時間半とか2時間くらいなら、部活やバイトで疲れていたとしてもなんとか捻出できますよね。
民間就活との併願がしやすい
2つ目のメリットは、民間就活をする場合の併願がしやすいということです。
公務員試験の勉強がある程度完成していれば、3年生、4年生で民間就活に集中する時間も確保できます。
両方の選択肢を持てるのは、精神的にも楽になりますね。
まあぶっちゃけ、公務員試験の勉強が難しすぎて「無理だー」ってなったとしたら、切り替えて民間一本に絞ったりもできるじゃないですか。
そういう意味でも、早めに勉強を始めた方が、就活全体としての失敗確率も、下げられますよね。
アドバンテージを持って進められる
3つ目のメリットは、大学3年生、4年生で学習を始める人よりアドバンテージを持って進められるということです。
既にリードがある状態でスタートできるってことなので、そりゃ有利ですよね。
勉強に自信がない人でも、時間をかけてしっかり勉強すれば、周りに勝てます。
それが公務員試験です。
ちなみに僕は働きながら勉強して、公務員試験に合格したんですけど、その時に感じたのは、「時間さえあれば、誰でも合格できるな」ということです。
公務員試験に合格するのに、地頭の良さとか、才能とか、必要ないです。
そりゃあるに越したことはありませんが、なくてもしっかりと時間をかけて対策すれば、必ず合格できる試験です。
だからこそ、時間に余裕のある1年生、2年生のうちに始めることが、合格への最短ルートになると、断言します。
早期学習一問一答

それでは、いざ早期学習を始めようと思っても、「何からしたらいいか分からないー」という人もいるかと思うので、一問一答形式で、解説していきます。
まず何をすべき?
1つ目、まず何をすべきか、という質問に対してですが、回答としては「目標と職種を決める」です。
公務員試験は受験する自治体とか職種によって、必要な科目が変わるので、まずはどこを目指すのかを、決めましょう。
国家総合職なのか、地方上級なのか、市役所なのか。
それが決まると、そこで出題される科目を重点的に勉強していけばいいだけなので、無駄なく最短距離で合格に向かって突き進めます。
志望先や職種を決めるにあたっては、こちらの記事が参考になるかと思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

最初に勉強すべき科目は?
2つ目、最初に勉強すべき科目は?、という質問に対してですが、回答は「教養試験の勉強」です。
教養試験はほとんどの公務員試験で課されますからね。
本命の対策にもなるし、併願の選択肢も広げられることにもつながります。
教養試験の科目の中でも、特に数的処理系の科目からコツコツやっていくのがおすすめですね。
数的処理は苦手にする人が多い科目なんですが、出題数も多いので避けては通れません。
先に潰しておきましょう。
ちなみに僕の感覚だと、数的処理は数学とは別の科目ですね。
なので数学が苦手な人でも、大丈夫です。
解法やパターンを覚えてしまえば対応できる問題がかなりあるので、早いうちから慣れておくことが重要です。
公務員試験の対策方法については、こちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

予備校?独学?
最後は、予備校と独学、どっちがいいのか、という質問です。
大学1年生、2年生からでも予備校に通うべきなのか、迷いますよね。
結論、予備校が圧倒的におすすめです。
勉強に自信がない人や、忙しくて効率よく進めたい人には予備校が断然おすすめです。
何を隠そう、僕も予備校に通ったからです。
公務員試験は科目数が多いですし、範囲も広いので、独学だとおそらく挫折してましたね。
予備校にお金を払ったから、もったいないからとりあえず講義は全部受けようと思って受けてたら、いつの間にか範囲が終わってました。
よくわからないけど、とりあえず講義を全部受けようって思っておけば合格に近づけるんですよね。
特に早期学習は長期学習になるので、予備校で仲間作りをしたり、講師やスタッフと面談したりして、モチベーションを保つ、という意味でもおすすめです。


まとめ
今回は、大学1年生、2年生で公務員試験対策を始めるメリットや、始め方について、お話ししてきました。
簡単におさらいします。
- 公務員試験は筆記試験の科目数が多く、範囲が広い
- 早期学習なら余裕を持ったスケジュールで対策できる
- 部活やバイトとの両立もしやすい
- まずは目標と職種を決めて、教養試験の数的処理から始める
- 効率よく進めたいなら予備校が絶対おすすめ
というわけで、今回は以上になります。
このブログには、他にも公務員関連の記事がたくさんあります。以下からどうぞ。


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