公務員試験の年齢制限一覧【2024年度版】47都道府県・20政令市・国家の上限詳細情報

こんにちは、元公務員のまさちゃんです。

今回は公務員試験の年齢制限について、2024年度の最新情報をお届けします。

公務員試験を受験する際、年齢制限は重要なポイントですよね。「自分が受験可能な試験はどこなんだろう…」と悩んでいる方も多いはず。

僕自身も公務員受験生時代に同じ悩みを抱えていました。なんせ29歳で受験したのでね…

この記事を読めば、あなたが受験できる試験が一目でわかるはずです!

今回は国家公務員、都道府県庁、政令指定都市の年齢制限を一覧でご紹介します。

年齢制限の理由や例外についての詳細は「【保存版】公務員試験の受験資格と年齢制限を徹底解説!国家・地方・警察消防ごとの上限一覧も」の記事で解説しているので、あわせて参考にしていただければ。

では早速、内容に入っていきましょう!

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目次

国家公務員試験の年齢制限一覧

まずは国家公務員試験の年齢制限からご紹介します。2024年度の情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

試験名年齢上限
国家総合職(院卒者)30歳
国家総合職(大卒程度)30歳
国家一般職(大卒程度)30歳
財務専門官30歳
国税専門官30歳
労働基準監督官30歳
航空管制官30歳
皇宮護衛官30歳
海上保安官30歳
食品衛生監視員30歳
外務省専門職員30歳
裁判所職員総合職(院卒者)30歳
裁判所職員総合職(大卒程度)30歳
衆議院事務局一般職(大卒程度)30歳
衆議院事務局総合職(大卒程度)30歳
衆議院事務局一般職(大卒程度)30歳
衆議院法制局総合職30歳
参議院事務局総合職(大卒程度)30歳
参議院法制局総合職30歳
国立国会図書館34歳
国立大学法人30歳
国立病院機構29歳

ご覧の通り、ほとんどの試験で30歳が上限となっていますね。例外として国立国会図書館が34歳、国立病院機構が29歳となっています。

都道府県庁公務員試験の年齢制限一覧

続いて、都道府県庁の公務員試験における年齢制限をまとめました。こちらは自治体によってかなり差があるので、注目してみてください。

都道府県試験区分年齢上限
北海道一般行政A(専門試験型)30歳
北海道一般行政C(経験不問枠)48歳
青森県行政32歳
岩手県Ⅰ種・一般行政A(専門試験型)35歳
宮城県行政35歳
秋田県行政A・B(通常枠)34歳
山形県行政39歳
福島県行政事務35歳
茨城県事務(知事部局等A)29歳
栃木県行政(早期枠)・行政29歳
群馬県Ⅰ類・行政事務A29歳
埼玉県一般行政30歳
千葉県一般行政A30歳
千葉県一般行政B35歳
東京都Ⅰ類A(事務)・Ⅰ類B(行政)(一般方式・新方式)29歳
神奈川県Ⅰ種・行政・Ⅰ種・行政(秋季)30歳
山梨県行政・行政(アピール試験型)35歳
長野県行政A(一般方式)・行政B(SPI方式)29歳
新潟県一般行政30歳
富山県総合行政・総合行政(デジタル)35歳
石川県行政29歳
福井県Ⅰ種・行政・Ⅰ種・行政(アピール枠)34歳
静岡県行政Ⅰ30歳
静岡県行政Ⅱ35歳
岐阜県行政Ⅰ29歳
岐阜県行政Ⅱ(SPI方式)39歳
愛知県行政Ⅰ・Ⅱ(第1回)29歳
三重県行政Ⅰ29歳
三重県行政Ⅱ34歳
滋賀県行政(専門試験型)34歳
滋賀県行政(アピール試験型)26歳
京都府行政A・B・A(10月採用)30歳
大阪府行政25歳
兵庫県総合事務27歳
奈良県Ⅰ種・行政30歳
和歌山県Ⅰ種・一般行政29歳
鳥取県事務(キャリア総合コース・一般コース・総合分野コース)35歳
島根県行政A・B(面接重視型)29歳
岡山県行政30歳
岡山県行政(アピール型)26歳
広島県行政(一般方式)29歳
広島県行政(SPI・アピール方式)26歳
山口県行政・行政(やまぐち型)29歳
徳島県行政事務36歳
香川県一般行政事務A・B29歳
愛媛県行政事務・行政事務(アピール型)34歳
高知県行政29歳
福岡県Ⅰ類・行政(定期採用)29歳
佐賀県行政29歳
佐賀県行政(特別枠)25歳
長崎県行政A・B29歳
熊本県行政35歳
大分県行政29歳
大分県行政(先行実施枠)25歳
宮崎県一般行政・一般行政特別枠(春試験)29歳
鹿児島県行政・行政(先行実施枠)29歳
沖縄県行政35歳

都道府県によって年齢制限にかなりばらつきがありますね。最も上限が高いのは北海道の一般行政C(経験不問枠)で48歳。逆に最も低いのは大阪府の行政職で25歳となっています。

自分の住んでいる都道府県や、興味のある地域の年齢制限をチェックしてみてください。

政令指定都市公務員試験の年齢制限一覧

最後に、政令指定都市の公務員試験における年齢制限をまとめました。

都市名試験区分年齢上限
札幌市一般事務(行政コース)29歳
仙台市事務35歳
さいたま市行政事務AB30歳
千葉市行政A28歳
東京特別区Ⅰ類・事務(春試験)31歳
横浜市事務30歳
川崎市行政事務29歳
相模原市行政35歳
新潟市一般行政AB28歳
静岡市事務AB30歳
浜松市行政30歳
名古屋市行政30歳
京都市一般事務職30歳
大阪市事務行政(22-25)25歳
堺市事務25歳
神戸市総合事務24歳
岡山市事務一般枠AB30歳
広島市行政事務29歳
北九州市行政30歳
福岡市行政29歳
熊本市事務職32歳

政令指定都市の中で最も年齢上限が高いのは仙台市と相模原市の35歳。逆に最も低いのは神戸市の24歳ですね。

多くの方が受験を検討しているであろう東京特別区(23区)は31歳が上限です。

年齢制限に関するよくある質問(FAQ)

ここからは、国家公務員試験の年齢制限に関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 年齢制限は毎年同じですか?

A1. 基本的な傾向は変わりませんが、年度によって若干の変更がある場合もあります。必ず最新の試験案内で確認するようにしましょう。

Q2. 年齢制限は試験日の年齢ですか?それとも採用時の年齢ですか?

A2. 採用予定年度の4月1日時点での年齢が基準となります。例えば、2024年度試験の場合、2025年4月1日時点での年齢が基準です。試験日に年齢制限内であったとしても、採用時に制限オーバーになる場合は受験資格がありません。この点は特に注意が必要ですね。

Q3. 複数の公務員試験を受験することはできますか?

A3. はい、可能です。試験日が重ならない限り、複数の試験を受験できます。ただし、それぞれの試験の年齢制限を満たしている必要があります。例えば、国家総合職試験と国家一般職試験を同時に受験するのはよくあるパターンです。

Q4. 年齢制限を過ぎていますが、特別な事情がある場合は例外的に受験できますか?

A4. 基本的には難しいです。ただし、前述の例外規定に当てはまる場合(障害者採用、任期付職員など)は可能性があります。気になる場合は、人事院や各省庁、各自治体の人事課に直接問い合わせてみるのがよいでしょう。

Q5. 留学や進学のために年齢制限にひっかかってしまいました。何か対策はありますか?

A5. 残念ながら、留学や進学を理由とした年齢制限の緩和措置はありません。ただし、留学経験を活かせる経験者採用や、高度な学歴を評価される院卒者試験などの選択肢を検討してみるのもいいかもしれません。

Q6. 年齢制限は憲法違反ではないのですか?

A6. この点については議論があります。確かに、年齢による差別は問題視される傾向にありますが、現時点では違憲とは判断されていません。長期的な人材育成や組織運営の観点から、合理的な制限と考えられているようです。

Q7. 民間企業の経験は公務員の勤続年数にカウントされますか?

A7. 基本的には、民間企業での経験は公務員としての勤続年数にはカウントされません。ただし、給与面では「職務経験加算」という制度があり、関連する業務経験が評価されることがあります。

Q8. 年齢制限に引っかかりそうですが、どうしても公務員になりたいです。アドバイスはありますか?

A8. 諦めないでください!経験者採用試験や任期付職員採用試験、各省庁独自の中途採用など、年齢制限が緩和されている採用枠を狙うのがおすすめです。また、地方公務員試験は国家公務員試験よりも年齢制限が緩い傾向にあるので、そちらも視野に入れてみるといいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?この記事では、2024年度の国家公務員、都道府県、政令指定都市の公務員試験における年齢制限について詳しく解説しました。

公務員試験の年齢制限は、長期的な人材育成や組織の新陳代謝などの理由で設けられています。ただし、近年は少子高齢化や人材不足を背景に、徐々に緩和の傾向にあります。

自分が受験したい試験の年齢制限をしっかり確認し、計画的に準備を進めていってくださいね。もし年齢制限にひっかかりそうな場合でも、経験者採用や任期付職員など、別の選択肢を探してみるのもいいでしょう。

公務員試験は確かに難関ですが、しっかり準備すれば必ず道は開けます。この記事があなたの公務員試験突破の一助となれば幸いです。頑張ってください!

最後に、より詳細な年齢制限情報や受験資格について知りたい方は、「【保存版】公務員試験の受験資格と年齢制限を徹底解説!国家・地方・警察消防ごとの上限一覧も」という記事もチェックしてみてくださいね。

それでは、今回はここまで。次回の記事もお楽しみに!

追伸

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また、この記事を読んで公務員になりたいと思った方には、「公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】」の記事が参考になるかと思います。

僕の元公務員としての経験や、現在のキャリアアドバイザーとしての知識をもとに書きました。

「将来が不安だなぁ…」と漠然と感じていた20代の僕を救い出してくれたのが公務員試験です。公務員試験への感謝の気持ちも込めて書いた記事です。

過去の僕と同じように将来に不安を感じている多くの方に、この記事が届くことを願っています。

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