【公務員志望者必見】志望先選びの失敗例3つと後悔しない選び方

こんにちは、まさちゃんです。

今回は「公務員になりたい人必見!失敗しない志望先の見つけ方」というテーマでお話ししていきます。

公務員を目指している皆さん、志望先選びで、悩んでいませんか?

公務員試験は併願ができるので、とりあえず気になるところは全部受けてOK、という前提の上で、それでもやっぱり、第一志望がどこなのかは決めておきたい気持ち、あるかと思います。

それから例えば地方上級試験や、市役所の試験は、日程が被っていることも多いので、どこを受けるか迷うところですよね。

今回はその場合にどうやって志望先を選ぶべきなのかを、解説していきます。

志望先選びで失敗するパターンと、成功するポイントを、それぞれ紹介していくので、参考にしてみてください。

アガルートさんの公務員試験チャンネルで話してます。動画で見たい方はこちらをどうぞ。

目次

失敗するあるあるパターン

それでは早速、志望先選びでよくある失敗パターン3つを、紹介していきたいと思います。

実際に僕が経験した話も含めて解説するので、みなさん同じ轍を踏まないように、注意してくださいね。

倍率が低いからという理由だけで選ぶ

1つ目は、倍率が低いから、という理由だけで志望先を選んでしまうパターンですね。

これは結構やってしまいがちなパターンかなと思います。

なんとなく倍率が低い方が、受かりやすそうに見えますからね。

ですがそれだけの理由で、例えば縁もゆかりもない自治体を選んでしまうのは、失敗のもとです。

これは僕も身に覚えがある失敗なんですが、結構後悔しましたね。

というのも、私が受けたのは、本当に足を踏み入れたこともないレベルで縁もゆかりもない自治体で、最初にエントリーシートの提出が必要だったんですよね。

それでそのエントリーシートの中には志望動機を書く欄があってですね、この志望動機が、まあ書けないわけですよ。

そりゃそうですよね。

倍率低いからってだけで選んだんで。

もちろん頑張って時間をかけて、その自治体のことを色々調べて、現地に行ってその自治体の観光スポットを見て回ったりとかもしたんですが、そんな付け焼き刃の対策じゃ、薄っぺらい志望動機しか書けませんでした。

そんなことに時間を使うくらいなら、縁のある自治体を受けて、気持ちのこもった志望動機を書いて、浮いた時間を勉強に使った方がよっぽど良かったと、後悔しました。

こんな感じで、倍率の低さだけで選ぶと失敗につながりかねないので、ご注意ください。

採用予定数が多いからという理由で選ぶ

2つ目は、採用予定数が多いから、という理由で選んでしまうパターンですね。

これも良くあるかなと思います。

採用予定数100人の自治体と、採用予定数10人の自治体だったら、なんとなく100人のところの方が、受かりやすそうな気がしちゃいますよね。

ですが、採用予定数が多いということは、それだけ大きい自治体ということです。

なのでもちろん、受験する人の数も多くなります。

なので結果的に、倍率はそれほど変わらないです。

倍率が変わらないということは、さっきも言った通り自分が志望動機書きやすい縁のあるところを受けた方がいいわけですよ。

その方が面接でもアピールできますし、あれこれその自治体について調べてる時間を、他の部分の対策に回せるわけです。

そっちの方が合格の可能性は高まりますし、働き始めてからの充実度も違うはずです。

というわけで、採用予定数だけで受験するところを選ぶのは、失敗のもとですよ。

地元だからという理由で選ぶ

3つ目は、地元だから、という理由で選んでしまうパターンです。

これも結構やってしまうパターンかと思います。

地元を受けるなとは言いませんよ。

受けても良いですし、その方がアピールしやすいのはさっきも言った通りなんですが、それでも地元だから、という理由「だけ」で選ぶのはどうなんでしょう、という話です。

例えば、「正直地元、あんまり好きじゃないんだよなあ」って人が、地元が受かりやすいっていうだけで地元を受けて、仮に採用されたとして、果たしてその後続きますかっていう話ですよね。

好きじゃないところで働くってそれだけでつらいことだと思いますし、モチベーションも上がらない。

となると周りから浮いてしまいますよね。

そして最終的に辞めてしまうと。

地元が好きだから、という理由で受けるなら良いんですが、「地元だからなんか家から近くて楽そう」とか、「なんとなく馴染みがあるから」という安易な理由で選ぶのは、失敗のもとですよ、というのは知っておいていただきたいです。

成功する志望先の決め方

それでは続いて、就職後も満足して働ける志望先の決め方について解説していきます。

やりたい仕事ができるところを選ぶ

1つ目のポイントは、やりたい仕事ができるところを選ぶ、ということですね。

民間の就活でもそうですけど、軸って必要じゃないですか。

まずはその軸を決めて、それができるところを選ぶ、というのをして欲しいですね。

自分の過去の経験を振り返って、しっかり自己分析して、自分のやりたいこと、軸になる部分を固めておきましょう。

スポーツが好きならスポーツ振興、ボランティア経験があるなら福祉関係、といった感じで、自分の興味や経験から出発すると決めやすいかと思います。

まあこの辺りの自己分析のやり方まで解説すると、本題から逸れ過ぎてしまうので割愛しますが、とにかく自己分析をしっかりして、軸を決めましょうね、という話です。

この部分をしっかり固めておくと、面接でもアピールしやすいですからね。

逆に、自分の経験と全く関係ない分野を志望すると、面接で「なぜその分野なんですか?」と聞かれた時に、深みのある答えができないかと思います。

付け焼き刃の知識だけでは、面接官にはすぐにバレてしまいます。

だからこそ、まずは自分の過去を振り返って、本当に興味のある分野を見つけることから始めましょう。

ちなみに僕もですね、ノート1冊分がっつり自己分析して、軸を決めてから公務員試験に臨みました。

面接でアピールできて採用をもらえましたし、

働き始めてからもありがたいことに3年目と4年目にやりたい仕事をやらせてもらえました。

毎日めちゃくちゃ楽しくて、心から公務員になってよかったなと思いましたね。

まあこんな感じで、やりたいことを決めてそれができるところを選ぶって、当たり前のことなんですが、公務員試験となるとそれを皆さん忘れがちかと思います。

公務員試験も就活ですからね。

しっかり軸を決めて、それがやれるところを選んでいきましょう。

やりたい仕事ができなくても働きたいところを選ぶ

2つ目のポイントは、やりたい仕事ができなくても働きたいところを選ぶ、ということです。

これはめちゃくちゃ重要なポイントですね。

公務員は異動があるので、やりたいことがやれない期間もあります。

むしろずっとやれないこともあります。

基本的に2〜3年ごとに部署が変わるので、10年、20年働いていく中で、希望とは全く違う部署で過ごす時間の方が長いかもしれません。

それでもそこで働きたいと思えるくらい、好きな志望先なのか、考えてみてください。

例えば「福祉の仕事がしたい」と思って市役所に入ったとして、税務課に配属されても「この街の税収を支えて、街の発展に貢献している」と思えるかどうか。

総務課に配属されても「職員の労働環境を整えて、より良い行政サービスを提供するための基盤作りに貢献している」と思えるかどうか。

広報課に配属されても「市民に情報を届けて、行政と市民の架け橋として貢献している」と思えるかどうか。

そういう気持ちになれる志望先を選ぶことが大切です。

僕自身の話をすると、公務員の5年目のときに、やりたくない仕事を任される機会があって、それがキツ過ぎて、公務員を辞めました。

情けないと思われるかもしれませんが、今思えば、その地域への愛着が足りなかったのかもしれません。

やりたいことができる、というだけで志望して、やりたくないことに目を向けられていなかったんですよね。

もしあの時、その地域に対して本当の愛着があったら、「やりたくない仕事だけど、この街のためなら頑張ろう」と思えたかもしれません。

でも実際は、「なんで自分がこんな仕事を」という気持ちが強くて、モチベーションを保てませんでした。

だからこそ皆さんには、やりたい仕事ができなくても働きたいと思える場所を選んでほしいです。

そのためには、やっぱり思い入れのある地域じゃないと、辛い時期を乗り越えるのは、難しいと思います。

それから情報収集も積極的にやった方がいいですね。

説明会とかに参加できる機会があるのであれば、そういったものにも参加して、その自治体の雰囲気を感じてみるとか。

OB・OG訪問をして、現役公務員の話を聞く機会をつくったりとか。

市報やホームページを読み込んだりとか。

採用パンフレットの先輩職員の声をちゃんと読むとかですね。

職場の雰囲気や実際の業務内容など、リアルな声を聞くことで、より正確な判断ができるようになります。

使えるものは積極的に使って、後悔のない志望先選びをしていきましょう。

ライフスタイルや価値観に合うところを選ぶ

3つ目のポイントは、ライフスタイルや価値観に合うところを選ぶことです。

これも意外と見落としがちなポイントなんですが、結構重要です。

例えば地域密着で働きたいのか、転勤していろんな場所を見てみたいのかで選ぶべき自治体は変わってきます。

都道府県庁なら県内各地への転勤がありますが、市町村なら基本的に転勤はありません。

国家公務員なら全国転勤の可能性もあります。

家族の介護が必要だったり、子供の学校のことを考えると転勤は厳しい、という人は市町村を選んだ方がいいですし、逆に「いろんな地域を見てみたい」「転勤も人生経験の一つ」と考える人は、都道府県庁や国家公務員を検討した方がいいですよね。

他にも、給料を重視したいのか、休みの取りやすさを重視したいのか、やりがいを重視したいのかなど、人それぞれ価値観は違います。

自分が何を重視するかをはっきりさせておくことで、後悔のない志望先選びができるはずです。

一度紙に書き出してみることをおすすめします。

自分にとって何が一番大切なのか、意外と整理できていないものですからね。

まとめ

というわけで今回は「失敗しない志望先の見つけ方」というテーマでお話ししました。

簡単に内容を振り返っていきましょう。

まず、失敗するあるあるパターンとして、3つ紹介しました。

  1. 倍率が低いからという理由だけで選ぶ
  2. 採用予定数が多いからという理由で選ぶ
  3. 地元だからという理由で選ぶ

どれも一見もっともらしく見えますが、それだけで判断すると失敗のもとです。

私自身も縁もゆかりもない自治体を倍率だけで選んで、志望動機が書けずに撃沈した経験があります。

そして、成功する志望先決め方として3つのポイントをお伝えしました。

  1. やりたい仕事ができるところを選ぶ
  2. やりたい仕事ができなくても働きたいところを選ぶ
  3. ライフスタイルや価値観に合うところを選ぶ

特に2つ目のポイントは重要ですね。

公務員は異動があるので、やりたくない仕事をする期間も必ずあります。

それでも「この街のために頑張ろう」と思えるような、本当に愛着のある地域を選んでください。

公務員試験は併願できるので、受かったところに行けばいいや的な感じで、志望先を結構雑に選んじゃいがちなんですよね。

ですがその後の長い人生のことまで考えると、ちゃんと考えるべき部分でもあります。

あまり時間をかけ過ぎて勉強時間が削られてしまうのは本末転倒ですが、まあ勉強に疲れたタイミングとかでもいいので、ちょっと将来の自分の幸せのために、時間をとってあげてもいいかなと思います。

というわけで、今回は以上になります。

このブログには、他にも公務員関連の記事がたくさんあります。以下からどうぞ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次