【公務員試験】岡山市の事務職採用試験まとめ【日程・科目・倍率・年齢制限など】

こんにちは、元公務員のまさちゃんです！

今回は「岡山市の事務職採用試験」について、試験日程や出題科目、過去の実施状況などを詳しくまとめました。

・岡山市の事務職採用試験の概要が知りたい
・試験内容や日程を詳しく知りたい
・過去の実施結果や倍率が知りたい

こういった疑問にお答えします。

実際に公務員試験を受験し、内定をもらった経験をもとにこの記事を書いています。公務員試験については熟知している人間が書いた記事なので、内容は信頼していただいて大丈夫です。

それでは早速、内容に入っていきます。

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岡山市事務職採用試験の概要

岡山市の事務職採用試験は、大きく分けて以下の5つの区分があります。

事務一般枠はAとBに分かれています。Aは教養試験や専門試験が課される、一般的な公務員試験の内容です。BはSPI3で受験できるので、公務員試験用の対策をしていない人、民間企業との併願を考えている人でも受験しやすい内容となっています。

事務特別枠というのは、いわゆる社会人枠のことですね。職歴は問われませんが、事務一般枠よりも高い年齢制限が設定されています。

短大・高校卒業程度と就職氷河期世代の区分は、名前のままです。

それぞれ受験資格や試験内容が異なりますので、自分に合った区分を選んで受験しましょう。

なお、この他にも障害者を対象とした採用試験などもありますが、本記事では上記5区分について詳しく解説していきます。

岡山市職員として働くためには、まずこの採用試験に合格する必要があります。試験に合格すれば、晴れて岡山市職員としてのスタートを切ることができます。

試験日程

令和6年度の岡山市事務職採用試験の日程は以下の通りです。

大学卒業程度【事務一般枠A・B】

項目	日程
受付期間	4月19日（金）～5月9日（木）
第1次試験日	6月16日（日）
第1次試験合格発表	6月28日（金）
第2次試験	7月中旬～下旬
第2次試験合格発表	8月上旬～中旬
第3次試験	8月中旬～下旬
最終合格発表	9月上旬～中旬

大学卒業程度【事務特別枠】

項目	日程
受付期間	4月19日（金）～5月9日（木）
第1次試験日	5月24日（金）～6月18日（火）のうち、受験者が選択する日
第1次試験合格発表	6月28日（金）
第2次試験	7月中旬～下旬
第2次試験合格発表	8月上旬～中旬
第3次試験	8月中旬～下旬
最終合格発表	9月上旬～中旬

短大・高校卒業程度【事務】

項目	日程
受付期間	7月12日（金）～8月8日（木）
第1次試験日	9月29日（日）
第1次試験合格発表	10月11日（金）
第2次試験	10月中旬～下旬
第2次試験合格発表	11月上旬～中旬
第3次試験	11月中旬～下旬
最終合格発表	11月下旬～12月上旬

就職氷河期世代【事務】

項目	日程
受付期間	3月15日（金）～4月11日（木）
第1次試験日	4月19日（金）～5月7日（火）のうち、受験者が選択する日
第1次試験合格発表	5月17日（金）
第2次試験	6月上旬～中旬
第2次試験合格発表	6月下旬
第3次試験	7月上旬～中旬
最終合格発表	7月下旬～8月上旬

受験申込はインターネットで行うので、通信環境などの予期せぬ不具合がある可能性を考えると、締め切り間際に申し込むのは危険ですね。余裕を持って早めに申し込むようにしましょう。

受験資格（年齢制限など）

続いて気になる受験資格についてです。

大学卒業程度【事務一般枠A・B】

大学卒業程度【事務特別枠】

昭和60年4月2日から平成6年4月1日までに生まれた人（学歴・職務経験は問いません。）

短大・高校卒業程度【事務】

平成9年4月2日から平成19年4月1日までに生まれた人
（ただし、学校教育法による大学（これと同程度と認める学校等を含み、短期大学を除く。）を卒業した人若しくは令和7年3月31日までに卒業する見込みの人又は岡山市人事委員会がこれらと同等の資格があると認める人は受験できません。）

就職氷河期世代【事務】

昭和50年4月2日から昭和61年4月1日までに生まれた人（学歴・職務経験は問いません。）

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各区分の年齢要件や学歴要件に加えて、以下の条件を満たす必要があります。

次のいずれにも該当しない人
① 地方公務員法第16条の規定により、地方公務員となることができない人
ア 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人
イ 岡山市職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人
ウ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人
② 平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告（心神耗弱を原因とするもの以外）を受けている人

なお、外国籍の方も受験可能ですが、採用後の任用に一部制限があります。詳細は岡山市のホームページで確認してください。

採用予定数

続いてこちらも気になる採用予定数について。

令和6年度の岡山市事務職採用試験の採用予定数は以下の通りです。

合計で96人程度の採用を予定しています。かなり大規模な採用と言えるでしょう。

試験内容

次は試験科目について見ていきましょう。

岡山市事務職採用試験の内容や試験時間、出題科目は以下のようになっています。

大学卒業程度【事務一般枠A】

試験段階	試験科目	試験時間	試験内容
第1次試験	教養試験	120分	■方式 択一式（40問） ■内容 大学卒業程度の一般的知識、知能及び教養〔社会及び現代の社会に関する問題、文章理解（英文を含む。）、判断推理、数的推理、資料解釈〕※人文科学、自然科学分野の出題はありません。
第1次試験	専門試験	90分	■方式 択一式（40問） ■内容 政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係
第1次試験	適性検査	20分	職務遂行に必要な適性についての検査を行います。
第2次試験	エントリーシート	–	論述式（自己PR等）
第2次試験	口述試験	–	個別面接、集団活動等
第3次試験	口述試験	–	個別面接

大学卒業程度【事務一般枠B】

試験段階	試験科目	試験時間	試験内容
第1次試験	能力試験	70分	■方式 択一式（70問） ■内容 SPI3（文章理解や数量的処理等の基礎能力について）
第1次試験	適性検査	40分	■方式 択一式 ■内容 SPI3（職務遂行に必要な適性についての検査を行います。）
第2次試験	エントリーシート	–	論述式（自己PR等）
第2次試験	口述試験	–	個別面接、集団活動等
第3次試験	口述試験	–	個別面接

大学卒業程度【事務特別枠】

試験段階	試験科目	試験時間	試験内容
第1次試験	能力試験	35分	■方式 択一式 ■内容 SPI3（文章理解や数量的処理等の基礎能力について）
第1次試験	適性検査	30分	■方式 択一式 ■内容 SPI3（職務遂行に必要な適性についての検査を行います。）
第2次試験	エントリーシート	–	論述式（自己PR等）
第2次試験	口述試験	–	個別面接
第3次試験	口述試験	–	個別面接

短大・高校卒業程度【事務】

試験段階	試験科目	試験時間	試験内容
第1次試験	教養試験	120分	■方式 択一式（50問） ■内容 高等学校卒業程度の一般的知識、知能及び教養〔社会、人文、自然、文章理解（英文を含む。）、判断推理、数的推理、資料解釈〕
第1次試験	適性検査	20分	職務遂行に必要な適性についての検査を行います。
第2次試験	エントリーシート	–	論述式（自己PR等）
第2次試験	口述試験	–	個別面接、集団活動等
第3次試験	口述試験	–	個別面接

就職氷河期世代【事務】

試験段階	試験科目	試験時間	試験内容
第1次試験	能力試験	60分	■方式 択一式（テストセンター方式） ■内容 文章読解能力、数的能力、論理的思考能力、人文・社会、自然に関する一般知識、基礎英語
第2次試験	エントリーシート	–	論述式（自己PR等）
第2次試験	口述試験	–	個別面接
第3次試験	適性検査	約65分	■方式 択一式（WEBテスティング方式） ■内容 SPI3（職務遂行に必要な適性についての検査を行います。）
第3次試験	口述試験	–	個別面接

それぞれの試験について、もう少し詳しく説明していきます。

教養試験（大学卒業程度【事務一般枠A】・短大・高校卒業程度【事務】・就職氷河期世代【事務】）

教養試験は、公務員として必要な基礎的な能力を測る試験です。大学卒業程度【事務一般枠A】では、社会及び現代の社会に関する問題、文章理解（英文を含む。）、判断推理、数的推理、資料解釈が出題されます。短大・高校卒業程度では、これらに加えて社会、人文、自然の分野からも出題があります。

公務員試験の鬼門である数的処理系の科目もしっかり出題されるので、他の公務員試験同様に数的処理の出来が1次試験の合否を左右すると言えます。しっかり対策をしておきましょう。

はっきりとしたボーダーは不明ですが、他の公務員試験同様に6割程度の得点をボーダーと考えておくといいですね。

就職氷河期世代の試験では「能力試験」という試験名で教養試験同様の内容が課されます。公務員試験用の対策をせずとも解答できるような難易度に設定されていますが、最低限の対策はしておくべきでしょう。

専門試験（大学卒業程度【事務一般枠A】のみ）

専門試験は、大学で学ぶような専門的な内容を問われる試験です。政治学、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係といった幅広い分野から出題されるので、効率的に学習を進めていく必要がありますね。

専門試験のボーダーは7割くらいです。はっきりとした数字が示されているわけではありませんが、多くの予備校でも言われている数字なので、この数字を目指すといいでしょう。

SPI3（大学卒業程度【事務一般枠B】・【事務特別枠】）

SPI3は、民間企業の採用試験でも広く使われている適性検査です。能力試験（基礎能力検査）と適性検査から構成されています。特別な公務員試験対策は不要ですが、SPIの対策本などで事前に問題に慣れておくと良いでしょう。

集団活動等（大学卒業程度【事務一般枠A・B】・短大・高校卒業程度【事務】）

集団活動等は、提示された課題に対し、課題解決に向けグループで活動を行います。協調性や積極性、リーダーシップなどを見られる試験です。岡山市のホームページでは過去の出題内容が公表されています。以下に、令和5年度の出題内容を紹介します。

【大学卒業程度】
・改正道路交通法の施行により、令和５年４月１日から自転車利用のヘルメット着用が努力義務化されました。岡山県内では着用率が１０％を切っている状況です。岡山市民のヘルメット着用率を５０％に上げる方法について、グループとしての意見をまとめなさい。
・岡山市では令和８年度の供用開始に向けて新庁舎の整備を行っています。新庁舎に必要な設備や機能等についてグループとして意見をまとめなさい。
・岡山市では、令和３年６月東京・大阪に「おかやまぐらし相談センター」を開設し各種取組を行っています。岡山市に移住する人を現在より、年間２割増加させるための方法について、どのような施策が有効か、グループとしての意見をまとめなさい。

【短大・高校卒業程度、学校事務】
・岡山市では、魅力と賑わいのある中心市街地を創出するため、車中心から歩行者や自転車・公共交通機関に配慮したみちづくりを推進しています。歩行者に配慮したみちづくりで、どのようなことができるか、グループとしての意見をまとめなさい。
・岡山市では、魅力と賑わいのある中心市街地を創出するため、車中心から歩行者や自転車・公共交通機関に配慮したみちづくりを推進しています。自転車に配慮したみちづくりで、どのようなことができるか、グループとしての意見をまとめなさい。

これらの過去問を参考に、岡山市の現状や課題について事前に調べ、自分なりの意見を持っておくと良いでしょう。また、グループでの議論や意見のまとめ方についても練習しておくことをおすすめします。

個別面接

全ての区分で実施される個別面接は、人物、識見、職務適性、対人関係能力などを評価します。コミュニケーション能力、協調性、主体性、行動力、積極性などが評価されます。

「なぜ岡山市役所なのか」「岡山市の課題をどう捉えているか」といった質問は必ず聞かれると思っておいた方が良いでしょう。岡山市の特徴や課題、最近の施策などについて、事前にしっかりと調べておくことをおすすめします。

エントリーシート

全ての区分で提出が求められるエントリーシートは、第1次試験のときに詳細が発表されます。面接の重要な資料となるので、しっかりと準備しておきましょう。自分の強みや経験を効果的に伝えられるよう、具体的なエピソードを交えながら作成するのがポイントです。

配点

岡山市事務職採用試験の配点は以下のようになっています。

大学卒業程度【事務一般枠A】

試験段階	試験科目	配点
第1次試験	教養試験	100点
第1次試験	専門試験	100点
第2次試験	口述試験（個別面接・集団活動等）	300点
第3次試験	口述試験（個別面接）	400点

大学卒業程度【事務一般枠B】

試験段階	試験科目	配点
第1次試験	能力試験（SPI3）	100点
第2次試験	口述試験（個別面接・集団活動等）	300点
第3次試験	口述試験（個別面接）	400点

大学卒業程度【事務特別枠】

試験段階	試験科目	配点
第1次試験	能力試験（SPI3）	100点
第2次試験	口述試験（個別面接）	300点
第3次試験	口述試験（個別面接）	400点

短大・高校卒業程度【事務】

試験段階	試験科目	配点
第1次試験	教養試験	100点
第2次試験	口述試験（個別面接・集団活動等）	300点
第3次試験	口述試験（個別面接）	400点

就職氷河期世代【事務】

試験段階	試験科目	配点
第1次試験	能力試験	100点
第2次試験	口述試験（個別面接）	300点
第3次試験	口述試験（個別面接）	400点

いずれの区分も口述試験の配点が高くなっていますね。人物重視の選考であることがわかります。

最終合格者の決定方法

各試験の合格者決定方法は以下の通りです。

注意点として、それぞれの試験科目において一定基準に達しないものがある場合は、他の成績に関わらず不合格となります。つまり、どれか一つの試験科目でも基準点に達しないと、他の科目の点数が良くても不合格になる可能性があるということです。足切りってやつですね。

全ての試験科目に万遍なく対策を行い、バランスの取れた準備をすることが重要ですね。

過去の実施結果（倍率など）

岡山市事務職採用試験の過去3年間の実施結果を見てみましょう。

令和5年度

区分	採用予定人員	申込者数	受験者数	最終合格者数	競争倍率
大学卒業程度【事務一般枠A】	58人程度	269	179	62	2.9倍
大学卒業程度【事務一般枠B】	10人程度	183	136	11	12.4倍
大学卒業程度【事務特別枠】	12人程度	169	147	12	12.3倍
短大・高校卒業程度【事務】	6人程度	62	45	6	7.5倍
就職氷河期世代【事務】	6人程度	475	350	7	50.0倍

令和4年度

区分	採用予定人員	申込者数	受験者数	最終合格者数	競争倍率
大学卒業程度【事務一般枠】	45人程度	331	230	59	3.9倍
大学卒業程度【事務特別枠】	12人程度	270	215	11	19.5倍
短大・高校卒業程度【事務】	4人程度	61	43	6	7.2倍
就職氷河期世代【事務】	–	–	–	–	–

※事務一般枠は令和6年度でいうところの事務一般枠Ａです。
※事務一般枠Bは令和5年度から新設されたため、データがありません。
※就職氷河期世代【事務】の募集は行われませんでした。

令和3年度

区分	採用予定人員	申込者数	受験者数	最終合格者数	競争倍率
大学卒業程度【事務一般枠A】	50人程度	319	199	54	3.7倍
大学卒業程度【事務特別枠】	14人程度	318	262	17	15.4倍
短大・高校卒業程度【事務】	4人程度	57	44	7	6.3倍
就職氷河期世代【事務】	6人程度	592	508	9	56.4倍

これらの結果から、いくつかの傾向が見えてきます。

全体的に見ると、公務員試験の平均的な倍率（3〜4倍程度）と比べて、岡山市の事務職採用試験はやや高めの倍率と言えるでしょう。特に事務特別枠と就職氷河期世代の区分は非常に競争が激しいので、十分な準備が必要です。

一方で、大学卒業程度【事務一般枠A】は比較的チャレンジしやすい倍率となっています。この区分を目指す方にとってはチャンスですね。

初任給と待遇

岡山市職員の初任給は令和6年4月1日現在で以下の通りです。

これらは地域手当を含んだ金額です。また、経歴等に応じて加算される場合があります。

さらに、以下のような手当が支給されます。

勤務時間は原則として、祝日、休日、12月29日から1月3日を除く月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時15分までです（勤務場所等によって異なる場合があります）。

休暇制度も充実しており、年次有給休暇は1年度に20日付与されます。このほか、特別休暇（結婚・出産・忌引等）、病気休暇、育児休業、介護休暇等があります。また、育児・介護等のための制度として、早出遅出出勤制度、育児短時間勤務制度等も整備されています。

よくある質問（FAQ）

Q1. 岡山市の採用試験は難しいですか？

A1. 倍率が3〜12倍台と比較的高めなため、他の地方公務員試験と比べるとやや難しいと言えます。特に事務特別枠や就職氷河期世代の区分は非常に競争が激しいです。ただし、試験内容自体は公務員試験としての一般的な難易度ですので、しっかりとした対策を行えば十分に合格可能性はあります。

大学卒業程度【事務一般枠A】は他の自治体と比べても低めの倍率となっているので、教養試験や専門試験といった公務員試験用の対策をしっかりやってきた方にとっては狙い目と言えるでしょう。

Q2. どの区分を受験すべきでしょうか？

A2. 自分の学歴や経験に応じて選択しましょう。大学卒業（見込み含む）の方は大学卒業程度【事務一般枠A・B】または【事務特別枠】、高校卒業（見込み含む）の方は短大・高校卒業程度【事務】が対象となります。また、39歳から49歳までの方は就職氷河期世代【事務】を受験できます。倍率や試験内容を考慮し、自分に最も適した区分を選んでください。

Q3. 岡山市出身でなくても受験できますか？

A3. はい、受験できます。岡山市職員の採用に当たって、出身地は問われません。ただし、面接では「なぜ岡山市役所を志望したのか」といった質問が出る可能性が高いので、岡山市に対する理解や熱意をアピールできるよう準備しておくことをおすすめします。

Q4. 試験対策はいつから始めればいいですか？

A4. できるだけ早く始めることをおすすめします。特に大学卒業程度【事務一般枠A】を受験する場合は、教養試験と専門試験の対策が必要なため、最低でも半年から1年程度の準備期間が必要です。SPI3を課される区分の場合も、早めの対策開始が望ましいです。ただし、遅くとも試験の3ヶ月前からは集中的に勉強を始めましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。岡山市の事務職採用試験について、5つの区分それぞれの詳細を解説してきました。

岡山市は、豊かな自然環境や歴史的な文化遺産、さらには近年の都市開発など、魅力的な要素を多く持つ都市です。一方で、少子高齢化や地域活性化といった課題にも直面しています。そんな岡山市の発展に貢献できる岡山市職員は、やりがいのある仕事だと言えるでしょう。

岡山市が求める人材像は「環境の変化に対応し、市民のために自ら行動する職員」です。具体的には以下のような人材を求めています。

採用試験の倍率は決して低くはありませんが、しっかりとした準備と熱意があれば、必ず道は開けます。岡山市の魅力や課題について深く理解し、自分がどのように貢献できるかを具体的に考えることが、試験突破の鍵となるでしょう。

自分に合った区分を選び、自分のペースで準備を進めていってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆さんの合格を心よりお祈りしております。頑張ってください！

追伸

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また、この記事を読んで公務員になりたいと思った方には、「公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】」の記事が参考になるかと思います。

僕の元公務員としての経験や、現在のキャリアアドバイザーとしての知識をもとに書きました。

「将来が不安だなぁ…」と漠然と感じていた20代の僕を救い出してくれたのが公務員試験です。公務員試験への感謝の気持ちも込めて書いた記事です。

過去の僕と同じように将来に不安を感じている多くの方に、この記事が届くことを願っています。