【2025年版】測量士・測量士補の予備校5校をガチ比較!【アガルート・LEC・日建学院など】

測量士・測量士補の試験に向けて予備校・通信講座を探しているけど、いっぱいありすぎてどこが良いのかわからない。費用も高額だから失敗したくない。ホームページを見ても良いことばかり書かれていて、なかなか絞り込めない。客観的に比較できる情報が欲しいです。

この記事の内容

  • おすすめ予備校・通信講座5校の紹介
  • 実績や評判、サポート力や講義の質などをガチ比較
  • よくある質問に回答

タイトルにもある通り「ガチ比較」なので、マイナス面も包み隠さず比較していきます。

この記事を書いている人

  • 名前:まさちゃん
  • 資格やスキルアップ関連の情報発信をしつつ、キャリア支援の仕事をしています
  • これまでに、資格やスキルアップの講座に100万円以上使いました
  • 月150時間以上を資格関係の情報収集に投下しています

まあ名前はどうでもいいですね(笑)
こんな感じで趣味として資格やスキルアップについての情報を収集している人間です。
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前置きメッセージ

この記事は、僕がこれまでにたくさんの資格講座を受けてきた経験をもとに書いています。

僕は資格に救われました。無資格でくすぶっていた僕が、色々と資格を取ったら、年収が500万円くらい上がりました。

資格で人生が変わった僕が、資格への感謝の気持ちを込めて、本気でこの記事を執筆します。

「この記事1本読んどけば間違いないよ」と自信を持っておすすめできる内容になっているので、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

なお、「この部分がわかりづらい」などのご意見がありましたら、以下の問い合わせフォームより指摘してもらえると嬉しいです。
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目次

測量士・測量士補試験の基礎知識

さて、ここから本題に入っていくわけですが、まずは「測量士・測量士補試験の基礎知識」ということで、最低限知っておくべきことをまとめておきます。

測量士・測量士補試験の基本情報

測量士・測量士補試験の日程とか受験資格とかは以下の通り。

受験資格制限なし(年齢、学歴、国籍等の制限なし)
受験料測量士:4,250円
測量士補:2,850円
申込期間例年1月上旬~1月下旬
試験時期年1回、例年5月の第3日曜日
試験時間測量士試験:午前10時から午後4時まで
測量士補試験:午後1時30分から午後4時30分まで
試験方式筆記試験
合格発表測量士試験:例年7月上旬
測量士補試験:例年6月下旬
試験地北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県

受験資格の制限なしという部分が注目ポイントですね。とにかく勉強を頑張って、本番でしっかり点数を取れば合格できます。

試験日は例年5月の第3日曜日です。試験時間が重なっているので、ダブル受験はできないということになりますね。

試験会場は北は北海道から南は沖縄まであり、希望の受験地を選ぶことができます。ですが全ての都道府県にあるわけではないので、遠方に住んでいる方は宿泊を伴う受験になるかもしれません。事前に宿泊場所や新幹線などの移動手段の確保は済ませておきましょう。

測量士・測量士補試験の合格率

続いて測量士・測量士補の難易度を知る意味でも、過去の試験結果をご覧ください。

測量士受験者数合格者数合格率
令和6年度(2024年)3,717人485人13.0%
令和5年度(2023年)3,667人379人10.3%
令和4年度(2022年)3,194人460人14.4%
令和3年度(2021年)2,773人498人18.0%
令和2年度(2020年)2,276人176人7.7%
測量士補受験者数合格者数合格率
令和6年度(2024年)13,633人4,276人31.4%
令和5年度(2023年)13,480人4,342人32.2%
令和4年度(2022年)12,556人5,540人44.1%
令和3年度(2021年)12,905人4,490人34.8%
令和2年度(2020年)10,361人3,138人30.3%

まず測量士ですが、こちらは合格率が7%〜18%程度ということで、かなり難易度が高い試験と言えます。当然まぐれで合格できることはないので、しっかり勉強して挑む必要がある試験ですね。

それに対して、測量士補の合格率は30%〜45%程度となっていて、こちらは比較的合格しやすい試験と言えます。とはいえこちらも半分以上の方が不合格となる試験なので、簡単に取れる資格ではないですね。

測量士試験の出題形式

続いて「どんな試験なのか」という部分を簡単に。

まずは測量士から。

出題形式午前:択一式(5択)
午後:記述式
出題科目(1)測量に関する法規及びこれに関連する国際条約
(2)多角測量
(3)汎地球測位システム測量
(4)水準測量
(5)地形測量
(6)写真測量
(7)地図編集
(8)応用測量
(9)地理情報システム
出題数午前:28問
午後:3問(必須問題1問・選択問題4問中2問)
配点午前:1問につき25点
午後:必須問題は300点、選択問題は1問につき200点
満点午前:700点
午後:700点
合格基準午前の択一式の点数が400点以上
かつ、午前と午後の合計点が910点以上

測量士の試験は、午前に択一式、午後に記述式の筆記試験が課されます。

どちらも700点満点で、総合計は1400点満点ということになります。

合格基準は択一で400点以上ということですが、なるべくこっちで点数を稼いで記述式の負担を減らしたいところですね。

測量士補試験の出題形式

続いて測量士補。

出題形式全問マークシート形式(計算問題あり)
出題科目(1)測量に関する法規
(2)多角測量
(3)汎地球測位システム測量
(4)水準測量
(5)地形測量
(6)写真測量
(7)地図編集
(8)応用測量
出題数28問
配点1問につき25点
満点700点
合格基準450点以上

測量士補の試験は全問マークシート形式で実施されます。

計算問題も大体10問程度出題されるので、暗記だけでなくしっかりした理解が求められる試験ですね。

合格基準は450点以上。つまり18問正解すれば合格ということになります。

測量士・測量士補試験の勉強時間

合格するには、それぞれ以下の勉強時間が必要と言われています。

  • 測量士:300〜500時間
  • 測量士補:200時間

期間に直すと以下の通りです。

測量士
1日10時間の学習で1〜2ヶ月弱
1日5時間の学習で2〜3ヶ月半
1日2時間の学習で5〜8ヶ月半

測量士補
1日10時間の学習で20日
1日5時間の学習で40日
1日2時間の学習で100日

どうですかね。

特に測量士の方は、「なかなかきつい」と感じた人が多いかなと思います。

しっかり時間をかけて、コツコツ努力を積み重ねていかないと、合格できない試験です。

土地家屋調査士とのダブルライセンス

測量士・測量士補の資格は、土地家屋調査士との相性がとてもいいです。

というのも土地家屋調査士の試験は、「測量士」「測量士補」「一級建築士」「二級建築士」のいずれかの資格を保持していると筆記試験の「午前の部」が免除されるルールになっています。

なので「測量士補を取得してから土地家屋調査士を狙う」というのが王道ルートになっています。

土地家屋調査士は1,000時間もの学習時間が必要と言われている難関資格です。測量士や測量士補の資格取得後は、その強みを活かして土地家屋調査士にチャレンジするというのもありですね。

予備校・通信講座選びの注意点

続いて予備校選びの注意点を3つお伝えしておきます。

合格実績を重視する

そもそも予備校選びがなんでそんなに難しいのかって、考えたことありますか?

答えは「情報が多すぎるから」です。

例えば予備校の公式サイトを見ると、以下のようなことが書かれていますよね。

  • 優秀な講師陣が揃っています
  • 初心者にもわかりやすい教材が売りです
  • 他にはないこんなサポートが受けられます

こういうのを見ると、以下のような思考になります。

  • 優秀な講師陣が揃っています
    →他の予備校の講師はどうなんだろう
  • 初心者にもわかりやすい教材が売りです
    →他の予備校の教材はどうなんだろう
  • 他にはないこんなサポートが受けられます
    →他の予備校のサポートはどうなんだろう

それで他の予備校の公式サイトを見に行って、また他はどうなんだろうって気になって…というループです。

ですがぶっちゃけ、以下ですよね。

  • 優秀な講師陣が揃っています
    →合格できなければ無意味
  • 初心者にもわかりやすい教材が売りです
    →合格できなければ無意味
  • 他にはないこんなサポートが受けられます
    →合格できなければ無意味

どんな売り文句でアピールしていたとしても、合格できなければ無意味です。

逆に合格できるなら、何でもいいですよね。

というわけで、あれこれいろんな情報に悩まされることかと思いますが、最終的には合格実績を重視して選んでおけば失敗が少ないです。

ランキングを鵜呑みにしすぎない

この記事ではおすすめ予備校をランキング形式で紹介していますが、鵜呑みにしすぎないでください。

理由は、「人によって現在の置かれている状況が違うから」です。

例えば僕の場合だと、社会人として働き始めてからある程度経つので、貯金がそれなりにあります。なので「高くても良い予備校を選びたい」という気持ちがあるので、さっき説明した通りですが実績重視で予備校選びをします。

ですがこの記事を読んでいる方の中には、以下の価値観の人もいるはず。

  • なるべく安い予備校を選びたい
  • AIなどの最新技術を使っている予備校を選びたい
  • 歴史ある老舗予備校を選びたい
  • 初心者に優しい予備校を選びたい

その場合はランキングが低くても、その価値観を満たす予備校を選んだ方が満足度が上がりますよね。

というわけで、この記事のランキングを鵜呑みにせず、みなさんの状況に合わせて参考程度に読んでいただければと思います。

無料体験とかは絶対活用する

この記事で紹介する予備校・通信講座は、基本的に無料体験が受けられます。

これは絶対活用するべきですね。

この記事を読んで「自分に合っているのはここだ」と運命を感じたとしても、実際に受講し始めてみたら「イメージと違った」ということはあり得ます。

安い買い物じゃないので、失敗の可能性を下げるためにも、ここは急がば回れです。

予備校なら「現地で雰囲気を感じてみる」「スタッフの対応の丁寧さを見てみる」「体験講義でわかりやすさを確認してみる」など。

通信講座なら「公式サイトのサンプル講義を視聴してみる」「スマホでシステムの使いやすさを確認してみる」などです。

デパ地下で試食をしたり、服屋さんで試着をするのと同じで、予備校も事前に試せるものはフル活用しましょう。

測量士・測量士補予備校おすすめランキングTOP5【2025年版】

さて、ここからはいよいよ測量士・測量士補の予備校・通信講座おすすめランキングトップ5を紹介していきます。

前年度までの実績などを踏まえ、2025年版のランキングを作成しました。

自信を持っておすすめできるランキングになっているので、ぜひ参考にしていただければと思います。

補足:
今回紹介する5校の中で、測量士の講座を開講しているのはアガルートと東京法経学院の2校のみです。測量士の講座を探している方はこの2校のところだけチェックしてみてください。

5位 日建学院

評価項目評価コメント
合格実績3.5合格実績の公表なし、建築系資格では実績あり
費用3.788,000円(Webコース)と相場より若干高め
講師の質4.0映像講義に定評あり、イラスト・CGアニメーション活用
教材の質4.2「測量士補過去問280」など充実のオリジナル教材
サポート体制4.3担当制のサポート体制
総合評価3.94測量士補講座のみ

5位は「映像講義」が売りの日建学院。全国各地に校舎を出していて、北は北海道から南は沖縄まで、47都道府県全てに校舎があります。

測量士の講座は無く、測量士補の講座のみ、開講しています。

強みと弱み

強み
・50年以上の資格指導実績がある
・図表を用いたわかりやすい講義動画
・アドバイザーによる個別サポートあり
・分野別・項目別に分類された過去問集
・質問制度・模擬試験あり

弱み
・合格実績が公表されていない
・測量士補講座はWeb受講のみ

料金

測量士補Webコース88,000円

合格実績

■令和5年度
公表なし

■令和6年度
公表なし

まとめ

まず最大の売りは最初にも書いた通り映像授業です。イラストやCGアニメーションなども盛り込まれた頭と心に残りやすいものとなっています。

テキストは日建学院のオリジナルのものを使用。過去10年間の全問題280問を分野別・項目別に分類した「測量士補過去問280」という教材が便利ですね。模試も1回分ついています。

サポート面も充実していて、受講生1人ひとりに担当者がつき、学習面のアドバイスからメンタル面の悩みまでサポートしてくれるので安心です。

というわけでかなり充実した講座内容の日建学院ですが、心配な点としては合格実績や合格体験記などが公表されていないことが挙げられます。

日建学院は建築士や建築施工管理技士などの合格実績は公表しているので、測量士補の実績公表がないのは不安要素ですね。

日建学院公式サイト
https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/survey/index.aspx

4位 早稲田法科専門学院

評価項目評価コメント
合格実績3.8「8割以上合格」と公表、具体的数字なし
費用4.749,500円と低価格
講師の質4.0土地家屋調査士指導に50年以上の実績
教材の質4.0オリジナルテキストあり、講義動画はなし
サポート体制4.012回の添削課題、質問券10枚制
総合評価4.10測量士補講座のみ

4位は早稲田法科専門学院です。土地家屋調査士指導の専門校として、指導歴50年以上を誇ります。

測量士の講座は無く、測量士補の講座のみ、開講しています。

強みと弱み

強み
・50年以上の指導実績がある
・費用が比較的安い
・12回分の答案添削あり
・10回分の質問券つき
・イラストや図解が豊富なオリジナル教材

弱み
・合格実績が公表されていない
・講義動画や解説DVDなどが付いていない

料金

測量士補受験コース49,500円

合格実績

■令和5年度
公表なし

■令和6年度
公表なし

合格実績については明確に数字は出ていませんが、公式サイトには「受講生の8割以上を合格させる早稲田式攻略法一挙公開!」のような記載がありました。

土地家屋調査士試験には毎年100名前後の合格者を出しているとのことで、その前段階である測量士補試験でも多くの合格者が出ていることが予想できますね。

まとめ

講座の内容としてはまず12回分の添削課題がついているのが特徴的ですね。2週間ごとにプロの添削が受けられるので、通信で受講する場合でもペース管理がしやすく、挫折防止にもなります。

それから質問制度についても特徴的で、質問券を使って質問する形式となっています。この質問券は10枚しかないので、この点は少し不安ではありますね。

講義動画や解説動画がついていないのもデメリットです。

講座費用は安いので、コストを抑えて受講したい方にはおすすめの予備校です。

早稲田法科専門学院公式サイト
https://waseda-h.co.jp/

3位 LEC東京リーガルマインド

評価項目評価コメント
合格実績4.2土地家屋調査士で高実績、測量士補の具体的数字なし
費用3.869,300円~と相場並み
講師の質4.6実際の測量機器を使用した分かりやすい講義
教材の質4.5図表豊富で見やすいオリジナルテキスト
サポート体制4.6公開模試3回、充実した質問対応、通学受講可能
総合評価4.34測量士補講座のみ

3位は資格予備校の定番、LECです。知名度抜群、全国に教室展開しているので、安心して受講できる予備校ですね。

測量士の講座は無く、測量士補の講座のみ、開講しています。

強みと弱み

強み
・大手資格予備校としての豊富な経験
・必要な知識を網羅したオリジナル教材
・通学と通信の両方に対応
・経験豊富な講師陣による質の高い講義
・実際の測量機器を用いた講義
・公開模試3回付きで解説講義も充実
・充実した学習サポート

弱み
・学習量が多く、時間的制約のある方には負担が大きい可能性
・オンライン学習環境が他校と比べてやや劣る可能性
・合格実績が公表されていない

料金

測量士補合格パック69,300円

合格実績

■令和5年度
公表なし

■令和6年度
公表なし

実績が公表されていない点はかなりマイナスですね。

LECは他の資格で高い実績が出ているものは公表しているので、単純に測量士補はあまり良い実績が挙がっていないのかなと思います。

測量士補口コミ

正直なところ数学系の科目については小学生くらいからのやり直しが必要でしたので、受講前はやや心配でした。しかし、合格に必要な知識を分かりやすく解説していただけましたので、本試験で数学の科目はほぼ全て解答することができました!模試についても自己分析の役割を十二分に発揮してくれました。

LEC合格者の声より

測量について一切関わりのない私でも理解ができるように講義されています。例えば、測量機器の写真や実機を用いて動かしながら説明されたり、地球儀を用いて説明されてます。測量は3次元でのイメージを持てないと解けない問題がありますので理解がし易く良かったです。

LEC合格者の声より

教材は図やイラストなどもあり分かりやすく、色分けがされていないため、自分で重要ポイントを色付けできる点が良かったです。必要以上に知識を広げすぎないように作られていました。模試は1度目を解いた後も、網羅的に学習できるよう作られていて良かったです。LECの講座・カリキュラムは、分量がちょうど良いです!

LEC合格者の声より

まとめ

LECもここまで紹介した2校同様、土地家屋調査士試験の対策をメインに、その一部科目免除のために測量士補の対策もやっています。

特徴的なのはまず初学者向けにわかりやすさ重視で作られた講義で、実際の測量機器を用いてイメージしやすく工夫されています。

教材についても図表を豊富に使用して見やすく作られており、重要ポイントが一目でわかるので使いやすいです。さらに公開模試も3回ついていて、本番さながらの空気感を体験できる上、その解説も時間をかけて実施されるので知識も深まります。

こんな感じでオールインワンの講座が用意されています。

通学受講を希望する方には、LECはとてもおすすめです。気になる方は現地で体験講義などを受けてみて、雰囲気を確認してみてください。

Web通信で受講する場合には、「公式サイト」の「おためしWeb受講」からサンプル講義をチェックです。

2位 東京法経学院

評価項目評価コメント
合格実績4.5測量士講座で10名の合格体験記、測量士補は合格率94.4%
費用4.3測量士:170,500円、測量士補:67,300円
講師の質4.31967年からの長い資格指導実績
教材の質4.4完全オリジナルテキスト
サポート体制4.5答案添削や質問制度あり
総合評価4.40測量士・測量士補両方の講座あり

2位は東京法経学院。

測量士・測量士補の両方の講座を開講しています。

強みと弱み

強み
・通学・通信どちらでも受講可能
・頻出ポイントを重点的に学習するカリキュラム
・テキスト・教材は完全オリジナル
・経験豊富な講師陣による質の高い講義
・1967年からの長い指導歴
・答案添削・公開模試あり

弱み
・オンライン学習環境が他校と比べてやや劣る可能性
・測量士は合格実績が公表されていない

料金

測量士 最短合格講座170,500円
測量士補 新・最短合格講座67,300円

合格実績

■令和5年度
公表なし

■令和6年度
測量士補:合格率94.4%

測量士口コミ

本試験の予想問題が教材に含まれていたことで、過去問以外の問題にも取り組めたことはとても良かったです。また、その予想問題は通信講座の提出課題になっており、期限内に提出した場合には採点していただいた答案が自宅に郵送されるのも良かったです。
特に記述式の過去問演習においては、「この解答だと、いったい何点くらいになるのだろうか?」と不安になっていたところ、東京法経学院の先生に採点していただく中で、記述式での得点の目安や記述式で得点できるコツを教えてくださったことは、とてもありがたかったです。

東京法経学院合格者の声より

受講する前に、他校の講座内容と学費を確認しました。正直、仕事と家庭がある中での勉強になるので、自分自身いつでもやめられるぐらいの値段設定と、最低限の講義内容にしたいと考えていました。
実際、測士/最短合格講座2024(総合編)は、択一試験重視でテキストと過去問を中心とした内容になっていたので、テキストと過去問に絞って勉強を進めることができました。

東京法経学院合格者の声より

動画視聴については、試験に必要な部分を重視した内容でわかりやすく良かったです。 また、動画なのでわからない部分は再度視聴できる点も良かったです。 問題集については、解説が詳しく記載されており、わかりやすい内容でした。

東京法経学院合格者の声より

測量士補口コミ

受講講座を受けての感想は教師の方が何気なく付け足したワードが本試で役立ったこと強く印象に残っています。
受講講座中、テキストに「〇〇を追記してください」という指示がたまにあるのですがその〇〇がそのまま本試での解答に繋がることがあったのです。
テキストだけの学習では味わうことができない経験でした。

東京法経学院合格者の声より

こちらの講義しか受けていない為に比較は出来ませんが、講義名の通り試験対策に特化しており学習時間がかなり短く済んだ印象です。
講義内で話されている事ですが、教科書を網羅するのではなく問題傾向から必要な部分を抽出している、科目の講義→過去問を繰り返す事で試験慣れ出来る、その通りに進めるだけで合格出来たと言えます。

東京法経学院合格者の声より

まとめ

東京法経学院はどちらかというと土地家屋調査士の対策がメインの予備校です。その前段階として測量士補講座も開講していて、令和6年度は合格率94.4%という高い実績を出しました。

さらに測量士の講座も、最近開講されました。開講したばかりですが、令和6年度は合格体験記が10名分掲載されており、順調な滑り出しを見せています。今後の伸び代に期待ですね。

東京法経学院公式サイト
https://www.thg.co.jp/soku/

1位 アガルートアカデミー

評価項目評価コメント
合格実績5.0測量士:合格率77.78%(全国平均の約6倍)、測量士補:合格率92.4%
費用4.0測量士:250,800円、測量士補:85,800円、全額返金制度あり
講師の質5.0中山講師の分かりやすく評判の高い講義
教材の質4.8スマホでも閲覧可能なオリジナルテキスト
サポート体制5.0講師に直接聞ける質問制度、定期カウンセリングなど充実
総合評価4.76測量士・測量士補両方の講座あり

そして1位はWeb通信専門の予備校、アガルートアカデミーです。人気講師の中山講師を擁し、実績抜群の予備校です。

測量士・測量士補どちらの対策講座もあります。

強みと弱み

強み
・オンライン完結型のWeb通信講座
・人気講師・中山先生による分かりやすい講義
・充実したeラーニングシステム
・手厚いフォロー制度
・驚異的な合格実績
・26時間のコンパクトな入門講義(測量士)
・過去問全選択肢の詳細解説

弱み
・対面でのサポートがない

強みはいろいろありますが、やはり一番は中山講師の存在ですね。

初学者にもわかりやすい講義は、受講生からの評判も良いです。

料金

測量士 入門総合講義217,800円
測量士 入門総合カリキュラム/ライト250,800円
測量士 入門総合カリキュラム/フル305,800円
測量士補 合格カリキュラム/ライト85,800円
測量士補 合格カリキュラム/フル60,280円

合格実績

■令和5年度
測量士:合格率67.61%
測量士補:合格率95.2%

■令和6年度
測量士:合格率77.78%
測量士補:合格率92.4%

合格実績も抜群でして、令和6年度の測量士試験ではアガルート受講生の合格率が77.78%だったという実績が公式サイトに大きく掲載されています。その年の合格率は13%だったので、約6倍の合格率を叩き出したということになりますね。

測量士補についても令和6年度試験で合格率92.4%を記録。アガルートを受講したほとんどの方が合格を勝ち取っています。

測量士口コミ

合格するために必要な知識は全て合格総合講義に収まっており、非常に完成度の高い教材だったと思います。
また、中山先生の講義も非常にわかりやすく、一番の懸念であった計算問題が最終的に一番の得意分野にもなり、直前期に入るころには「なんでこんな簡単な問題があれほど難しく見えたのだろうか」「この問題本試験ででたらいいのに」などと思ってしまうほど十分に理解することができました。

アガルート合格者の声より

路線計算等の計算式問題は、公式を暗記することが多くて憶えられなかったので、路頭に迷ってましたが、公式の成り立ちを解説されていたところを何度も確認し、公式を分解したりして、暗記しなくても、理解できるようになりました。
なかなか測量士の講座が少なく、身になる講座が少ない傾向にあると思われますが、中山講師をはじめアガルートアカデミーが有益な講座を行ってもらえて非常にためになりました。

アガルート合格者の声より

過去問の抑えるべき内容がすべて詰まっていると感じました。
他に測量士試験対策のとれるサービスがない中、非常にまとまった講義となっており、講義内容だけで試験出題範囲が網羅できる点が素晴らしいと感じました。20万するのに、多少ためらいはありましたが、受けてよかったです。

アガルート合格者の声より

私は中山先生のカウンセリングも申し込んでいましたので、月1回中山先生と直接電話でお話しできる機会がありました。
その際には、勉強のペースを確認していただいたり、理解できない点を質問させていただき、教えていただいたり、試験直前には、電卓がケース付きで配布されるから使いにくいこととか、午後の問題が冊子になっていて解答の記載がしにくい場合があることだとか、経験しなければ分からないようなことから、試験に必要な持ち物までアドバイスをいただいたりして、大変心強かったです。

アガルート合格者の声より

測量士補口コミ

入門総合講義は、そもそも講義自体がとても楽しかったです。
パソコンの画面越し熱く語る中山講義の姿に感化され、「頑張ろう」と思えましたし集中して取り組めたと思います。
重要ポイントや本試験でよく出題される箇所も教えてくださり、とても勉強になりました。
なんと言っても一番驚いたのは、テキストがコンパクトであること。
程よいサイズとボリュームなので、持ち運びしやすく外出先で学習する際にも重宝しました。
過去問集は、移動中やランチタイムといったスキマ時間に解くことが多かったですね。

アガルート合格者の声より

中山講師の講義はとてもわかりやすく、身近な表現・言葉に置き換えたり図を用いたり丁寧に解説してくださいます。
私がもっとも驚いたのは、受講生が忘れやすい点を先回りして解説してくださること。
テキストには計算問題が付いているので、いつてもすぐに復習できます。
問題集にも同じ範囲の過去問がまとまっているので、似たような問題を続けて何度も解ける構成になっています。

アガルート合格者の声より

中山先生の講義は本当に楽しく、毎回あっという間に時間が過ぎていきます。
専門知識も実務経験もない私でも、測量について具体的にイメージできるほど解説が非常に丁寧でした。
また、講義の再生時間は長くても20分前後なので好きなYoutubeチャンネルを観るような感覚で気軽に視聴できるのも魅力のひとつだと思います。

アガルート合格者の声より

全く別の仕事をしているので、全く測量の知識がなかったのですが、中山先生の解説など、またテキストの見やすさなど、勉強にスムーズに取り掛かれるようになっていて測量士補試験初学者でも安心して勉強できるような講義になっていてとても良いと思いました。

アガルート合格者の声より

まとめ

実績も高いですし、中山先生も在籍しているので、当然の1位評価です。

ちなみにアガルートは受講生サポートも充実していて、例えば測量士の講座だと以下の通り。

・50回まで利用できる質問制度
・学習導入オリエンテーション
・中山先生による隔月実施のホームルーム
・講師によるオンライン添削
・定期カウンセリングでのモチベーション管理

サポートがこれだけ充実しているところは他にないので、もはやアガルート一択でいいかなと思います。

公式サイト」に掲載されている中山先生のサンプル講義動画を視聴して、自分に合いそうだと感じたらそのまま申し込みでOKです。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/

測量士・測量士補予備校・通信講座の徹底比較

続いて比較に入ります。

ランキング内でも各項目5点満点で採点した結果を掲載しましたが、それを項目別に見比べていきます。

詳しい話はランキング内でもしたので、詳細は省きますね。

合格率・合格実績比較

予備校名評価合格実績
アガルートアカデミー5.0測量士:合格率77.78%(全国平均の約6倍)、測量士補:合格率92.4%
東京法経学院4.5測量士講座で10名の合格体験記、測量士補は合格率94.4%
LEC東京リーガルマインド4.2土地家屋調査士で高実績、測量士補の具体的数字なし
早稲田法科専門学院3.8「8割以上合格」と公表、具体的数字なし
日建学院3.5合格実績の公表なし、建築系資格では実績あり

まずは合格率・合格実績から。

測量士

まず前提として、測量士の講座を開講している予備校は少なく、具体的な実績を公表しているのはアガルートのみとなっています。

令和6年度試験の測量士試験で合格率77.78%という驚異的な数字を出しています。

実績で選ぶならアガルート一択ですね。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/

測量士補

アガルートは測量士補の合格率も高く、令和6年度は92.4%の合格率でした。ほとんどの受講生が合格しているということになるので、信頼度は高いですね。

東京法経学院は94.4という合格率を公表しています。こちらも素晴らしいのですが、過去の実績とかも踏まえると、毎年のように好実績を出しているアガルートの方が安心感があると個人的には思います。

測量士補もアガルートで良いでしょう。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/

費用・料金比較

予備校名評価費用
早稲田法科専門学院4.749,500円と低価格
東京法経学院4.3測量士:170,500円、測量士補:67,300円
アガルートアカデミー4.0測量士:250,800円、測量士補:85,800円、全額返金制度あり
LEC東京リーガルマインド3.869,300円~と相場並み
日建学院3.788,000円(Webコース)と相場より若干高め

測量士

測量士はアガルートか東京法経学院の二択ですが、安さで選ぶなら東京法経学院の方ですね。

アガルートよりもかなり安く受講可能です。

東京法経学院公式サイト
https://www.thg.co.jp/soku/

測量士補

測量士補は早稲田法科専門学院が圧倒的に安いですね。安さ重視で予備校選びをする方はこちらを受講すると良いかと思います。

とはいえ講義動画や解説DVDなどが付いていないので、安さに伴った講座内容です。

個人的には少し高くても東京法経学院くらいの講座を受講した方がいいかなと思います。

早稲田法科専門学院公式サイト
https://waseda-h.co.jp/

東京法経学院公式サイト
https://www.thg.co.jp/soku/

講師の質比較

予備校名評価講師の特徴
アガルートアカデミー5.0中山講師の分かりやすく評判の高い講義
LEC東京リーガルマインド4.6実際の測量機器を使用した分かりやすい講義
東京法経学院4.31967年からの長い資格指導実績
日建学院4.0映像講義に定評あり、イラスト・CGアニメーション活用
早稲田法科専門学院4.0土地家屋調査士指導に50年以上の実績

講師については正直どこの予備校も良い講師がいますが、安心なのはやはりアガルートの中山講師でしょうね。

わかりやすいですし、受講した方の評判もめちゃくちゃ良い。そしてしっかり実績も挙げているということで、講師で選ぶならアガルートでいいでしょう。

サンプル講義を視聴したら凄さが一発でわかるのでぜひに。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/

教材の質比較

予備校名評価教材の特徴
アガルートアカデミー4.8スマホでも閲覧可能なオリジナルテキスト
LEC東京リーガルマインド4.5図表豊富で見やすいオリジナルテキスト
東京法経学院4.4完全オリジナルテキスト
日建学院4.2「測量士補過去問280」など充実のオリジナル教材
早稲田法科専門学院4.0オリジナルテキストあり、講義動画はなし

教材についても各予備校それぞれに工夫があって、正直順位付けは難しいところでした。

アガルートのテキストはフルカラーで読みやすかったのと、あとはスマホで閲覧できるのもありがたかったので、使いやすさ的にはこれですね。

A5サイズで持ち運びしやすい点も地味に嬉しいです。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/

サポート体制比較

予備校名評価サポート内容
アガルートアカデミー5.0講師に直接聞ける質問制度、定期カウンセリングなど充実
LEC東京リーガルマインド4.6公開模試3回、充実した質問対応、通学受講可能
東京法経学院4.5答案添削や質問制度あり
日建学院4.3担当制のサポート体制
早稲田法科専門学院4.012回の添削課題、質問券10枚制

サポート体制についてはダントツでアガルートです。

ランキング内でも紹介しましたが、以下の通り充実しています。

・50回まで利用できる質問制度
・学習導入オリエンテーション
・中山先生による隔月実施のホームルーム
・講師によるオンライン添削
・定期カウンセリングでのモチベーション管理

ここまで充実しているところは他にないので、サポートの手厚さを求める方はアガルートでいいですね。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/

よくある質問:募集してます

ここからはよくある質問のまとめです。

問い合わせフォームからの質問に、記事で回答します。お気軽にどうぞ。(増えてきたら別記事に切り分けます。)
» 問い合わせフォーム

質問

仕事をしながらでも測量士・測量士補試験に合格できますか?

回答

もちろん可能です。

むしろ仕事を続けながら、収入を維持しながら挑戦できるのはメリットが大きいです。

「試験に落ちたらどうやって生きていこう…」という心配をする必要がなくなるので。

精神的にも安定した状態で学習できますよ。

質問

独学での合格は可能ですか?予備校は必要?

回答

独学は可能です。でも予備校を使った方がいいです。

どんな資格でもそうですが、独学で合格できないことはないです。

ですが特に測量士試験は300〜500時間という膨大な学習時間の確保が必要な試験です。この厳しい戦いにたった1人で挑んだ場合、挫折の2文字がチラつく人はかなり多いはず。

なのでおすすめは圧倒的に予備校ですね。

予備校なら効率よく学習できるカリキュラムが組まれているので無駄がないですし、ペース管理もしてもらえます。精神的にキツくなったらカウンセリングとか立て直してもらえたりもします。

挫折せずにやり切れる環境が整っていると言えます。

それからもう1つ、お金を払って予備校の講座を受講することで、「お金を無駄にしないために頑張ろう」という気持ちが生まれるのも大きいです。

測量士試験の講座は高いものだと30万円以上の費用がかかります。大金です。挫折した瞬間にこのお金が無駄になると考えると…引くに引けないですよね。

というわけで、測量士試験は独学でも合格が狙える試験ではあるものの、予備校の講座を受講するのがおすすめです。

質問

社会人におすすめの予備校はどこですか?

回答

社会人が測量士・測量士補を目指すときにネックとなるのは、「勉強時間を確保」ですよね。忙しい仕事の合間を縫っていかに勉強時間を確保するかが、勝負の分かれ目です。

そう考えると、スキマ時間を有効活用できる「通信講座」がおすすめですね。

  • 通勤電車の中でスマホ学習
  • 昼休憩の時間にスマホ学習
  • お風呂に入りながらスマホ学習
  • 寝る前のちょっとした時間にスマホ学習

こんな感じで毎日コツコツ勉強を進められるのは通信講座のメリットです。

例えば毎日以下くらいなら、無理なく勉強時間を確保できそうじゃないですかね。

  • 往復の通勤電車で30分ずつ
  • 昼食後の休憩時間に30分
  • お風呂に浸かりながら15分
  • 家事や育児の合間に15分

これで毎日2時間ずつが捻出できます。365日続ければ730時間になります。

スキマ時間だけでこれが確保できるので、社会人でも無理なく合格が狙えます。

というわけで結論ですが、社会人はランキング通り、アガルートを受講すればOKです。

アガルートは通信講座に特化しているので、スキマ時間学習がしやすいように作られています。公式サイトでサンプル講義動画を視聴して良さそうならアガルート、もし合わないと感じたら東京法経学院を検討、という感じでいいかと思います。

質問

予備校を2つ以上併用するのは効果的ですか?

回答

あまりおすすめできません。

基本的にどの予備校も、自分のところの講座だけで合格できるようにカリキュラムが組まれています。

なのであれこれ手を広げるよりは、自分が選んだ予備校のカリキュラムをしっかりやり切ることを目指した方が良いかと思います。

測量士・測量士補予備校の比較まとめ

というわけで、この記事のまとめです。

結論、アガルートを選べばOKです。

前半でも書きましたが、一番重視すべきは合格実績です。教材が充実していようが有名講師が在籍していようがAIを使った最新機能を導入していようが、合格できなければ無意味です。

高い実績を出しているアガルートを第一候補として検討し、どうしてもアガルート以外がいい(中山先生の講義が苦手とか)ということであれば東京法経学院を検討しましょう。

そしてこの記事を閉じた後に、みなさんがやるべきことは以下です。

  • 無料体験の申し込み
  • 受講相談の申し込み
  • サンプル講義動画の視聴

自分の将来を託す予備校を選ぶわけなので、しっかり中身をチェックした上で申し込むようにしてくださいね。

アガルート公式サイト
https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/

東京法経学院公式サイト
https://www.thg.co.jp/soku/

というわけで以上です。

みなさんが良い予備校・通信講座と出会い、その先の測量士・測量士補試験の合格を勝ち取ることができますように。

それでは。

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