令和7年度の土地家屋調査士試験の合格点は76.0点でした。ただしこの試験には合格点のほかに2つの「基準点」があります。この記事では、3つの点数の仕組みと推移、決まり方を解説します。
目次
合格には3つの点数をクリアする必要がある
土地家屋調査士試験(午後の部)に合格するには、択一式基準点・記述式基準点・合格点の3つすべてを満たす必要があります。択一式基準点を超えないと記述式は採点されず、記述式基準点を超えた人だけが総合点での勝負に進みます。基準点はいわば2段階の足切りです。
基準点と合格点の推移
近年の基準点と合格点の推移は以下の通りです。
| 年度 | 択一式基準点 | 記述式基準点 | 合格点 |
| 令和7年度 | 37.5 | 32.5 | 76.0 |
| 令和6年度 | 37.5 | 31.5 | 78.0 |
| 令和5年度 | 35.0 | 29.0 | 72.0 |
| 令和4年度 | 37.5 | 34.0 | 79.5 |
| 令和3年度 | 32.5 | 30.5 | 73.5 |
| 令和2年度 | 32.5 | 30.0 | 71.0 |
| 令和元年度 | 32.5 | 33.0 | 76.5 |
基準点はいずれも30〜35点前後、合格点は70〜80点で推移しています。2つの基準点の合計に10点ほど上乗せした点数が合格点になる構図です。近年は基準点・合格点とも上昇傾向にあり、難問を解く力より、多くの受験生が解ける問題をミスなく取る力が重要になっています。
合格点・基準点の決まり方
合格点や基準点は「何点取れば合格」と固定されているわけではなく、毎年変動します。過去の結果を見ると、例年おおむね次の人数で推移しています。
- 択一式基準点:約2,000人
- 記述式基準点:約700人
- 合格点:約400人
つまり、両方の基準点を満たしても約300人は合格点に届かず不合格になる計算です。なお、基準点を満たしても翌年への持ち越しや優遇はありません。
まとめ
📝 土地家屋調査士の合格点まとめ
・択一式基準点・記述式基準点・合格点の3つすべてのクリアが必要
・基準点は30〜35点前後、合格点は70〜80点で推移
・例年の最終合格者は400人程度
・基準点を両方満たしても約300人が不合格になる
基準点はどちらか一方でも下回ればその時点で不合格です。択一式・記述式の両方で基準点の水準を意識しながら学習を進めましょう。
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