宅建試験に独学で合格することは可能です。ただし、独学の合格率は予備校利用者より低いと考えられます。この記事では、独学合格の実態と、独学で受かる人の特徴を解説します。
独学の合格率は全体より低いと考えられる
宅建試験全体の合格率は15〜18%前後で推移しており、令和7年度は18.7%でした。ただしこれは予備校利用者も含めた全体の数字で、独学者だけの合格率は公式には公開されていません。
参考になるのが予備校各社の公表する合格率です。2025年は以下のとおりです。
| 予備校 | 2025年の合格率 |
| LEC東京リーガルマインド | 合格率79.0%※ |
| アガルートアカデミー | 一発合格率77.01%(全国平均の4.13倍) |
| フォーサイト | 合格率75.0%(全国平均の4.0倍) |
| TAC | カリキュラム修了者の合格率75.3%※ |
※LEC・TACの合格率は模試の受験状況などで集計対象が絞られています。
各社とも全国平均の4倍前後の水準です。全体平均を予備校利用者が引き上げているとすれば、独学者の合格率はこの数字より低いはずです。
各予備校の実績や料金はこちらの記事で比較しています。
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独学に必要な勉強時間は300〜400時間+α
宅建合格に必要な勉強時間は、一般的に300〜400時間といわれます。ただし独学の場合、教材選びに迷ったり、疑問点を自力で調べたりする時間が上乗せされるため、実際にはこれより余裕を持った計画が必要です。学習期間ごとの1日あたりの勉強時間は以下のとおりです。
| 学習期間 | 1日の勉強時間 |
| 6か月 | 約2時間 |
| 3か月 | 約3.5〜4.5時間 |
| 1か月 | 10時間以上 |
独学で受かる人の特徴
関連する業界で働いている人
合格者の職業を見ると、最も多いのは不動産業の33.2%です。独学者に限った統計ではないものの、仕事で不動産や法律に日常的に触れている人は、知識ゼロから始める人より独学のハードルが下がります。逆に、宅建と接点のない仕事をしていて知識に不安があるなら、予備校を使う選択も視野に入れましょう。
学習習慣がある人
独学は、いつ何を勉強するかを誰も決めてくれません。仕事終わりの疲れや休日の誘惑と戦いながら、自分だけの意思で机に向かい続ける必要があります。これまでに資格勉強などを自力でやり切った経験がある人は独学向きです。習慣づけに自信がなければ、スケジュール管理をしてもらえる予備校が助けになります。
独学で合格するためのポイント
独学で合格を目指すなら、まず勉強計画を立てることが欠かせません。300〜400時間を確保するには、1日2時間で約6か月かかります。学習時間を十分に確保できるかがカギです。教材は、テキストと問題集がセットになったシリーズを選び、過去問集を活用しましょう。
独学に必要な教材はこちらの記事で紹介しています。
👉 宅建試験に独学で挑む方へ【おすすめテキスト5冊を紹介します】
👉 宅建試験に独学で挑む方へ【おすすめ問題集を5冊紹介します】
まとめ
📝 宅建の独学まとめ
・独学合格は可能だが、合格率は予備校利用者より低いと推察
・必要な勉強時間は300〜400時間+α
・関連業界の勤務経験や学習習慣がある人は独学向き
・カギは計画と学習時間の確保。教材はテキストと問題集をセットで
独学は簡単な道ではありませんが、計画を立てて学習時間を確保できれば十分に合格を狙えます。まずは自分の環境と学習習慣を振り返り、独学か講座かを選んでみてください。
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