こんにちは、まさちゃんです。
今回は「行政書士の予備校比較」というテーマの記事になります。
行政書士試験の合格を目指すにあたり、予備校選びに悩まれている方は多いのではないでしょうか。たくさんの予備校の中から自分にぴったりの1つを選択をするのは、難しい課題ですよね。
そこでこの記事では、数ある行政書士予備校の中でも実績豊富で知名度の高い、以下の10校を徹底的に比較していきます。
各予備校の特徴を以下の視点から多角的に比較・分析していきます。
- 受講料金・費用
- 合格実績(合格率・合格者数)
- カリキュラムの充実度
- サポート体制の充実度
- 実際の受講生の評判・口コミ
この比較を通じて、以下のような疑問にお答えしていきます。
- コストパフォーマンスで選ぶならどこがベスト?
- 合格実績重視なら、どの予備校がおすすめ?
- 口コミ評価の高い予備校は?
- 避けたほうが良い予備校はある?
上記の他、社会人の方や独学との併用を考えている方にも役立つ情報を盛り込んでいます。
この記事を最後まで読めば、あなたに最適な予備校が必ず見つかることをお約束します。
それでは、行政書士予備校10校のガチ比較、始めていきましょう!
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行政書士試験の概要と難易度
行政書士は、毎年約4万人が挑戦する人気資格試験です。その難易度と特徴を詳しく見ていきましょう。
最新の合格率と受験者数
まずは過去12年間の行政書士試験の結果を見てみましょう。
年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
令和5年度 | 59,460人 | 46,991人 | 6,571人 | 13.98% |
令和4年度 | 60,479人 | 47,850人 | 5,802人 | 12.13% |
令和3年度 | 61,869人 | 47,870人 | 5,353人 | 11.18% |
令和2年度 | 54,847人 | 41,681人 | 4,470人 | 10.72% |
令和元年度 | 52,386人 | 39,821人 | 4,571人 | 11.48% |
平成30年度 | 50,926人 | 39,105人 | 4,968人 | 12.70% |
平成29年度 | 52,214人 | 40,449人 | 6,360人 | 15.72% |
平成28年度 | 53,456人 | 41,053人 | 4,084人 | 9.95% |
平成27年度 | 56,965人 | 44,366人 | 5,820人 | 13.12% |
平成26年度 | 62,172人 | 48,869人 | 4,043人 | 8.27% |
平成25年度 | 70,896人 | 55,436人 | 5,597人 | 10.10% |
平成24年度 | 75,817人 | 59,948人 | 5,508人 | 9.19% |
合格率は年度によって変動がありますが、おおむね10%〜15%の間を推移しています。この数字からも、行政書士試験が決して甘くない難関試験であることが分かります。
試験の基本情報
行政書士試験に関する基本的な情報は以下の通りです。
注目すべきは、受験資格が特にないという点です。つまり、年齢や学歴に関係なく、誰でもチャレンジできる資格試験ということです。
試験の出題形式と合格ライン
行政書士試験は「法令科目」と「基礎知識」の2つに分かれています。
法令科目(合計244点)
科目 | 択一式 | 多岐選択式 | 記述式 | 配点 |
---|---|---|---|---|
基礎法学 | 2問(8点) | 0問 | 0問 | 8点 |
憲法 | 5問(20点) | 1問(8点) | 0問 | 28点 |
民法 | 9問(36点) | 0問 | 2問(40点) | 76点 |
行政法 | 19問(76点) | 2問(16点) | 1問(20点) | 112点 |
商法・会社法 | 5問(20点) | 0問 | 0問 | 20点 |
合計 | 40問(160点) | 3問(24点) | 3問(60点) | 244点 |
基礎知識(合計56点)
科目 | 択一式 |
---|---|
一般知識 | – |
行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令 | – |
情報通信・個人情報保護 | – |
文章理解 | – |
合計 | 14問(56点) |
合格ライン
これら3つの条件を全て満たす必要があります。特に法令科目は実質的に124点以上を目指す必要があるので注意が必要です。
必要な学習時間
行政書士試験の合格に必要な学習時間は、一般的に600〜800時間と言われています。
期間に換算すると上記の通りです。この長期間の学習を効率的に進めるためには、自分に合った予備校選びが重要になってきます。
次の章では、そんな行政書士予備校の選び方について詳しく解説していきます。
行政書士予備校選びで押さえるべき5つのポイント
行政書士試験の合格を目指すにあたり、予備校選びはとても重要です。以下の5つのポイントを押さえることで、自分にぴったりの予備校を見つけることができるでしょう。
1. 学習スタイル【通学か通信か】
まず最初に決めるべきは、通学型か通信型かという学習スタイルです。それぞれのメリットは以下の通りです。
通学型のメリット
通信型のメリット
自分の生活スタイルや学習の好みに合わせて選択しましょう。
2. カリキュラムの充実度
行政書士試験の全範囲をカバーし、体系的に学習できるカリキュラムかどうかを確認します。
この点に関しては合格実績を見れば一目瞭然ですね。これまでに受講した方の口コミなんかも参考になります。
3. 講師の質と相性
講師の質は学習効率に大きく影響します。
講師の実績はもちろん大事ですが、最終的には自分にとってわかりやすいか、という点が最も重要です。
体験受講や、サンプル講義動画の視聴などで確認しておきましょう。
4. サポート体制
長期間の学習を支えるサポート体制も重要です。
正直この部分が充実していないときついです。行政書士試験の合格までには600〜800時間の学習時間が必要だという話は、先ほどもしましたね。これだけの時間をひたすら勉強していると、途中で必ずモチベーションが下がるタイミングが来ます。そこで気持ちを戻せなければ、挫折です。
サポート体制が充実している予備校を選んでおくに越したことはないでしょう。
5. 費用対効果
最後に、費用対効果です。
安ければいいというものではないです。もちろん高ければいいというものでもないです。講座の質と料金、この2つのバランスが大事です。
まとめ
上記の5つのポイントを踏まえて比較し、自分に合った予備校を選びましょう。
通学型を選んだ場合は、必ず現地見学や説明会に参加して雰囲気を確認することをおすすめします。通信型の場合は、複数の予備校のサンプル講義を視聴して比較することで違いを感じやすいです。
行政書士試験は長期戦です。自分に合った予備校で効率的に学習を進めることが、合格への近道です。
【2024年版】行政書士予備校ランキングTOP10
さて、ここからはいよいよ行政書士の予備校・通信講座おすすめランキングトップ10を紹介していきます。
前年度までの実績などを踏まえ、2024年版のランキングを作成しました。
多少の独断と偏見は入っていますが、自信を持っておすすめできるランキングとなっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います!
1位 アガルートアカデミー
アガルートは、行政書士試験対策において圧倒的な合格実績を誇る通信講座です。カリスマ講師として知られる豊村先生の分かりやすい講義と、充実したeラーニングシステムが特徴です。2023年度の合格実績は他の予備校を圧倒しており、合格率56.11%、合格者数304名という驚異的な数字を叩き出しています。
アガルート行政書士講座の特徴
アガルート行政書士講座の料金
2025年合格目標:初学者向け講座の料金
入門総合講義 | 184,800円 →2025年3月31日まで:166,320円 |
入門総合カリキュラム(ライト) | 228,800円 →2025年3月31日まで:205,920円 |
入門総合カリキュラム(フル) | 327,800円 →2025年3月31日まで:295,020円 |
2025年合格目標:中上級者(学習経験者)向け講座の料金
中上級総合講義 | 272,800円 →2025年3月31日まで:245,520円 |
中上級総合カリキュラム(ライト) | 316,800円 →2025年3月31日まで:285,120円 |
中上級総合カリキュラム(フル) | 415,800円 →2025年3月31日まで:374,220円 |
2025年合格目標:合格まであと一歩の人向け講座の料金
上級総合カリキュラム(ライト) | 217,800円 →2025年3月31日まで:196,020円 |
上級総合カリキュラム(フル) | 316,800円 →2025年3月31日まで:285,120円 |
2025年合格目標:行政書士キックオフ48の料金
行政書士キックオフ48 | 43,780円 |
アガルート行政書士講座の合格実績
アガルート行政書士講座のサポート制度
アガルートはオンライン完結型の学習スタイルなので、忙しい社会人にも適しており、自分のペースで学習を進められるのが大きな魅力です。対面でのサポートはありませんが、アガルートは充実したオンラインサポート体制を整えており、むしろ通学型の予備校以上の手厚いフォローを受けられます。
これらの充実したサポート制度により、自己管理に不安がある方でも、モチベーションを維持しながら効果的に学習を進めることができます。さらに、合格した場合には受講料が全額返金される制度もあり、実質的に無料で最高峰の講座を受講できる可能性があります。
アガルートの行政書士講座は、オンラインでありながら、むしろ通学型以上の手厚いサポートと高い学習効果を実現しており、行政書士試験合格を本気で目指す方には、最もおすすめの選択肢です。
2位 伊藤塾
伊藤塾は、司法試験などの難関資格試験で高い実績を持つ総合予備校です。行政書士試験対策においても、その高い指導力を活かした質の高い講座を提供しています。2023年度の行政書士試験では131名の合格者を輩出し、着実に実績を伸ばしています。
伊藤塾行政書士講座の特徴
伊藤塾行政書士講座の料金
行政書士合格講座 スタンダードコース | 238,000円 →11月30日まで:208,000円 |
行政書士合格講座 一括配信コース | 238,000円 →11月30日まで:208,000円 |
伊藤塾行政書士講座の合格実績
伊藤塾行政書士講座の総評
最大の特徴は、受講生一人ひとりにパーソナルトレーナーがつく個別指導制度です。これにより、個々の学習進捗に合わせたきめ細かいサポートが受けられます。また、図表やイラストを多用したオリジナルテキストは、複雑な法律知識を視覚的に理解しやすくする工夫がなされています。
一方で、受講料が比較的高額である点や、オンライン学習環境が他校と比べてやや劣る可能性がある点は考慮が必要です。しかし、手厚いサポート体制と質の高い講義内容を求める方には、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
3位 スタディング
スタディングは、近年急速に人気を伸ばしている格安通信講座です。2023年度の合格者数が216名と、前年度から大幅に増加しており、その効果的な学習システムが結果として表れています。
スタディング行政書士講座の料金
行政書士合格コース コンプリート | 59,400円 |
行政書士合格コース スタンダード | 44,000円 |
行政書士合格コース ミニマム | 34,980円 |
スタディング行政書士講座の合格実績
スタディング行政書士講座の総評
スタディングの最大の魅力は、圧倒的な低価格にあります。行政書士合格コース スタンダードは44,000円と、他の予備校と比べて非常に安価です。さらに、合格時には10,000円のお祝い金が贈られるため、実質的な受講料はさらに下がります。
完全オンライン型の学習スタイルは、スマートフォンやタブレットでも受講可能で、忙しい社会人でも隙間時間を活用して効率的に学習を進められます。初心者にも分かりやすい動画講義や、豊富な問題演習コンテンツも用意されています。
ですが対面でのサポートがないため、自己管理能力や学習意欲の維持が求められる点は注意が必要です。価格を抑えつつ、質の高い学習コンテンツを求める方には、非常におすすめの選択肢と言えるでしょう。
4位 クレアール
クレアールは、「非常識学習法」と呼ばれる独自の学習メソッドを採用している予備校です。この方法は、合格に必要な最小限の内容に絞って効率的に学習を進めるというもので、短期合格を目指す受講生に人気があります。
クレアール行政書士講座の料金
完全合格カレッジコース | 169,000円 |
完全合格カレッジセーフティーコース | 248,500円 |
クレアール行政書士講座の合格実績
クレアール行政書士講座の総評
2023年度の合格者数は68名と、前年度から減少しているものの、依然として安定した実績を維持しています。特筆すべき点として、万が一合格できなかった場合に追加で1年間受講できる「セーフティコース」があります。これにより、受講生は安心して学習に取り組むことができます。
料金面でも比較的リーズナブルな設定となっており、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
効率的な学習と手厚いサポートを求める方、特に短期間での合格を目指す方には、クレアールはとても魅力的な選択肢となるでしょう。
5位 フォーサイト
フォーサイトは、高い合格実績と比較的低価格な受講料が特徴の通信講座です。2023年度の合格率は45.45%と、前年度からやや低下したものの、依然として高い水準を維持しています。
フォーサイト行政書士講座の料金
バリューセット1 | 54,800円 |
バリューセット2 | 76,800円 |
バリューセット3 | 94,800円 ※不合格なら全額返金制度あり (学力テスト上位24%に入った方が対象) |
フォーサイト行政書士講座の合格実績
フォーサイト行政書士講座の総評
6位 資格の大原
大原は、多くの資格試験に対応する総合資格学校として知られています。行政書士講座においても、その幅広い知見を活かした質の高い講座を提供しています。
大原行政書士講座の料金
行政書士入門合格コース ※販売準備中 | 193,000円 ※別途入学金6,000円 |
行政書士合格コース ※販売準備中 | 188,000円 ※別途入学金6,000円 |
行政書士経験者演習合格コース ※販売準備中 | 160,000円 ※別途入学金6,000円 |
行政書士速修合格コース ※販売準備中 | 168,000円 ※別途入学金6,000円 |
大原行政書士講座の合格実績
大原行政書士講座の総評
最大の特徴は、モチベーション管理に定評のある講師陣です。長期にわたる試験対策において、モチベーションの維持はとても重要であり、この点で大原の講座は高く評価されています。また、毎年改訂されるオリジナルテキストや、20年分・約3000問を収録した過去問題集など、充実した教材も魅力です。
一方で、近年の合格実績がやや低迷している点は気になるところです。2023年度の合格実績は公表されておらず、2022年度の合格者数は35名と、以前と比べて減少傾向にあります。また、受講料も他校と比べてやや高めの設定となっています。
しかし、通学・通信・Webなど幅広い受講形態から選択できる点や、欠席時のWeb講義や振替出席制度など、柔軟な学習環境を求める方には魅力的な選択肢となるでしょう。
7位 ユーキャン
ユーキャンは、通信教育の老舗として多くの資格講座を提供している予備校です。行政書士講座においても、その豊富な経験を活かした質の高い講座を展開しています。
ユーキャン行政書士講座の料金
行政書士講座 | 63,000円 |
ユーキャン行政書士講座の合格実績
ユーキャン行政書士講座の総評
最大の特徴は、リーズナブルな受講料です。63,000円という価格設定は、大手予備校の中でもかなり安価な部類に入ります。また、マルチデバイス対応の学習システムにより、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々な端末で学習を進めることができます。
全8回の添削指導は、学習の進捗状況を確認しながらモチベーションを維持するのに役立ちます。また、メールや郵送で気軽に質問できるサポート体制も整っており、学習中の疑問点をスムーズに解消できます。
テキストは冒頭にマンガ解説を入れるなど、初学者でも取り組みやすい工夫がなされています。これらの特徴から、独学での学習に不安がある方や、コストを抑えて効率的に学習したい方に適していると言えるでしょう。
一方で、2022年度の合格者数は167名と、前年度の233名から減少しており、近年の合格実績がやや低下傾向にある点は注意が必要です。また、完全通信制のため、対面でのサポートがない点も考慮する必要があります。
8位 LEC東京リーガルマインド
LECは資格予備校として全国に教室を出している大手です。2023年度の行政書士試験では、コース生から255名の合格者を輩出し、安定した実績を示しています。
LEC行政書士講座の料金
パーフェクトコース | 245,000円 →12月31日まで:195,000円 |
LEC行政書士講座の合格実績
LEC行政書士講座の総評
LECの強みは、通学、通信、Web通信など、受講生のニーズに合わせた多彩な講座形態を提供していることです。経験豊富な講師陣による質の高い講義と、充実した学習サポート体制も魅力の一つです。
特に模試が充実しており、本番さながらの環境で実力を試すことができます。これにより、受講生は自分の弱点を明確に把握し、効率的に学習を進めることができます。
一方で、受講料が他校と比較してやや高めに設定されている点や、提供される学習量が多いため、時間的制約のある方には負担が大きくなる可能性がある点は考慮が必要です。
総合的に見て、LECは豊富な経験と実績に基づいた質の高い講座を提供しており、特に対面でのサポートも重視したい方や、多様な学習形態から選択したい方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
9位 資格の学校TAC
TACは、資格試験対策の大手予備校として知られており、行政書士試験対策においても高い評価を得ています。2023年度の合格者数は134名と、前年度から増加しており、着実な実績を示しています。
TAC行政書士講座の料金
プレミアム本科生 | 242,000円 →11月30日まで:187,000円 ※別途入会金10,000円 |
TAC行政書士講座の合格実績
TAC行政書士講座の総評
TACの強みは、戦略的に組み立てられた合格カリキュラムです。効率よく実力を身につけられるよう設計されており、特にオリジナル教材の評判が高いです。また、通学、通信、Web通信など、受講生の希望に合わせて多様な受講形態を選択できる点も魅力です。
充実したフォロー制度も特筆すべき点で、質問対応や補講など、受講生の学習をしっかりとサポートしてもらえます。これらの特徴から、体系的な学習を望む方や、手厚いサポートを求める方に適していると言えるでしょう。
一方で、受講料が比較的高額である点や、提供される学習量が多いため、仕事や家事と両立しながら学習を進める方にとっては、ペース配分が難しくなる可能性がある点は考慮が必要です。
10位 資格のキャリカレ
キャリカレは、「1日60分、4ヶ月で合格を目指せる」をコンセプトに、効率的な学習を提供している予備校です。試験に出るポイントに絞った学習内容と、コンパクトでわかりやすい教材が特徴です。
キャリカレ行政書士講座の料金
行政書士合格指導講座 | 73,800円 |
キャリカレ行政書士講座の合格実績
キャリカレ行政書士講座の総評
最大の強みは、リーズナブルな受講料と充実したサポート体制です。73,800円という価格設定は、行政書士講座としてはかなり安価です。また、質問し放題のサポートや、不合格の場合の全額返金保証など、受講生が安心して学習に取り組める環境が整っています。
教材は試験に出るポイントを中心にコンパクトにまとめられているため、仕事や家事で忙しい方でも無理なく学習を進められる点が魅力です。また、紙のテキストとWEB学習の両方に対応しているため、自分の学習スタイルに合わせて選択できます。
一方で、他の大手予備校と比べて知名度がやや低い点や、合格実績の具体的な数字が公表されていない点は考慮が必要です。ただし、公式サイトには複数の合格体験談が掲載されており、実際に合格者を輩出していることがわかります。
キャリカレは、短期間で効率的に学習したい方や、コストを抑えつつ質の高い学習内容を求める方に特におすすめの選択肢と言えるでしょう。
行政書士予備校おすすめランキングトップ10まとめ
というわけで改めてまとめです。
行政書士予備校のおすすめランキングは以下の通りです。
行政書士予備校の合格実績比較
さて、ここからがいよいよ本題です。行政書士予備校の比較に入っていきます。
まずは主要な行政書士予備校の最新合格実績を比較して、どの予備校が最も高い実績を誇るのかを分析します。
各予備校の最新合格実績(2021年度〜2023年度)
【合格実績分析】アガルートが3年連続で圧倒的な強さを示す
最新3年間の合格実績を比較すると、アガルートアカデミーが他の予備校を圧倒しています。
- 業界トップの合格者数
アガルートは2023年度に304名、2022年度に296名、2021年度に217名の合格者を輩出しており、3年連続で他の予備校を大きく引き離しています。 - 安定した高合格率
2023年度56.11%、2022年度56.17%、2021年度42.14%と、3年連続で40%を超える高い合格率を維持しています。これは一般合格率の3.77倍から4.63倍に相当する驚異的な数字です。 - 年々向上する実績
合格者数、合格率ともに年々上昇しており、指導力の向上と安定性が証明されています。 - 他校との比較
・フォーサイトも高い合格率を示していますが、2023年度は45.45%とアガルートに及びません。
・LECは条件付きの合格率を公表しており、直接比較は難しいですが、2023年度の合格者数255名はアガルートの304名に及びません。
・その他の予備校は、合格者数や合格者の声の掲載数でアガルートに大きく差をつけられています。
【結論】実績重視ならアガルートが最適
行政書士予備校を合格実績で比較すると、合格者数と合格率の両面で3年連続してアガルートアカデミーが他を圧倒しています。特に2023年度は300名を超える合格者を輩出し、56.11%という高い合格率を達成しており、その実力は揺るぎないものと言えます。
なお、この合格実績は行政書士試験の受験指導においてカリスマ的な人気を誇る豊村講師の影響による部分が大きいです。そして豊村講師は、今年度もアガルートに在籍しています。しばらくは、行政書士試験の予備校と言えば「アガルート」という時代が続くことが予想されます。
というわけで、実績重視で予備校を選ぶなら、アガルート一択でいいでしょう。
行政書士予備校の費用徹底比較
次に行政書士予備校の「費用」を比較していきます。
行政書士の予備校選びをするにあたり、費用は重要な要素ですよね。各予備校の最新版の費用を徹底的に比較していきます。
行政書士予備校の費用一覧表(主要講座)
予備校名 | コース名 | 通常価格 | キャンペーン価格 |
---|---|---|---|
アガルート | 入門総合カリキュラム(ライト) | 228,800円 | 2025年3月31日まで 205,920円 |
伊藤塾 | 行政書士合格講座 スタンダードコース | 238,000円 | 11月30日まで 208,000円 |
スタディング | 行政書士合格コース スタンダード | 44,000円 | – |
クレアール | 完全合格カレッジコース | 169,000円 | – |
フォーサイト | バリューセット2 | 76,800円 | – |
大原 | 行政書士合格コース ※販売準備中 | 194,000円* | – |
ユーキャン | 行政書士講座 | 63,000円 | – |
LEC | パーフェクトコース | 245,000円 | 12月31日まで 195,000円 |
TAC | プレミアム本科生 | 252,000円** | 11月30日まで 197,000円 |
キャリカレ | 行政書士合格指導講座 | 73,800円 | – |
*入学金6,000円を含む
**入会金10,000円を含む
通学型予備校の価格帯
伊藤塾、大原、LEC、TACなどの通学型予備校は、18万円から25万円程度の価格帯に集中しています。これらの予備校は対面授業やライブ配信など、より手厚いサポートを提供しているため、価格が高めに設定されています。
オンライン特化型の価格帯
アガルート、クレアール、フォーサイトなどのオンライン特化型予備校は、7万円から20万円程度の価格帯です。通学型よりも安価ですが、充実したオンラインコンテンツを提供しています。
ユニークな返金制度
予備校によっては、受講料の返金制度が設けられています。以下の通りです。
結論:最安値はスタディング
スタディングの「行政書士合格コース スタンダード」は44,000円と、他の予備校と比べて圧倒的に安価です。さらに、合格お祝い金10,000円が用意されているため、実質3万円台で受講可能です。コストパフォーマンスを重視する方には最適な選択肢と言えるでしょう。
ですが、予備校選びは費用だけで判断するべきではありません。学習スタイル、サポート体制、コンテンツの質、合格実績なども考慮に入れて、総合的に判断することが大切です。例えば、アガルートアカデミーは平均的な価格帯ながら充実したオンラインコンテンツと高い合格実績、さらに合格時の返金制度もついており、コストパフォーマンスが高いと言えます。
自分の予算、学習スタイル、そして目標に合わせて最適な予備校を選択し、効率的に行政書士試験の準備を進めましょう。
口コミ・評判から見る各予備校の特徴
行政書士試験の予備校選びにおいて、実際に受講した方の声は貴重な情報源です。ここでは、各予備校の公式サイトに掲載された口コミ・評判を紹介し、それぞれの特徴を分析します。
アガルートの口コミ
- テキストについては、ポイントがわかりやすく整理されていて、カラーで見やすく、楽しく勉強ができました。
- 入門総合講義は初学者のわたしにとっても非常に理解しやすいものとなっていました。
- 問題も網羅されていて質の良い問題ばかりで、他の問題集を買う必要は一切ありません。
- 豊村先生の講座は面白くて分かりやすく、今日は疲れたから1個だけ見て寝ようと思っても、続きが見たくなってあともう1個だけ見て寝よう、となることも多かったです。
伊藤塾の口コミ
- 伊藤塾の講師は、カウンセリング制度しかり本当に熱心にメンタル面でもケアしてくれて私も安心できました。
- 一般知識で使える解法テクニックや講義中に実務で注意しなければいけないこと等、事例を挙げて説明してくださったので、実務を目指している私にとってはとても勉強になりました。
- 勉強を継続していく中でモチベーションを維持することも難しい時期もあったのですが、モチベーションが落ちて困ったり不安なときには、パーソナルトレーナー制度を利用して相談させていただける場が合ったことも大変心強かったです。
- 冗談を交えてお話ししてくれるので、楽しく受講を続けることができました。
スタディングの口コミ
- 正直、スタディングじゃなかったら短期合格できなかったと思うくらい講座としてしっかりしてると思いました。
- スマートフォンがあればどこでも学習できるので、昼休みや通勤などの移動時間を有効に使え学習時間を効率よく確保できました。
- スタディング以外やっていません。これだけで合格できます。
- 講義は初学者へもわかりやすく、試験の傾向や今年のヤマといった情報も織り込まれており常に本試験へのモチベーションを維持することができました。
クレアールの口コミ
- 通信講座なので直接先生にお会いすることはもちろんありませんが、受講生の気持ちに寄り添って伴走してくださっているような安心感がありました。
- 他のテキスト・問題集を一切使わずにクレアールの教材だけで合格できました。
- 合格することに集中したテキストと講義で、無駄というものが一切ありません。
- 例えがおもしろかったりするので、大袈裟かもしれませんがむしろ次の講義を聞くのが楽しみに勉強していました。
フォーサイトの口コミ
- 少ない時間の中で合格に必要なスキルを身につけるには、フォーサイトは完結で分かりやすかったので、数をこなすという点ではすごく良かったです。
- 初学でしたが、基本的な部分をしっかり教えてくれるので、ただテキストを読むよりも立体的に内容が理解できるような講義だったので分かりやすかったです。
- 過去問の問題集を重点的に勉強しましたが、解説が詳しかったので理解が深まりました。
- フォーサイトのテキストはカラーで見やすく、講義動画も楽しく分かりやすかったので、最後まで飽きることなく続けることができました。
大原の口コミ
- 勉強が思うように進まず何度も挫折しそうになりましたが、都度、授業内容や先生方に起爆剤を注入され自分を奮い立たせることができました。
- テキストがとても分かりやすいと思いました。
- 講義に出られなかった際の他の校舎への振替講義など、アフターフォローもしっかりしているので、安心して講義を受けることができました。
- カルチャーショックを感じるくらいの熱量に最後までモチベーションを保つことができました。
- テキストを熟読していれば合格ができると実感しました。
ユーキャンの口コミ
- 先生方、スタッフさんの励まし、自分は1人じゃないこと。いろいろな方々の励ましのおかげで頑張れました。
- 講師の方々の励ましが、折れそうな心を打ち消してくれました。
- 勉強嫌いのわたしが合格できたのは、ユーキャンのおかげです!
LECの口コミ
- 主要科目を重点的に学べるカリキュラムが本当によく作られていると思いました。
- 科目対策の講義に加えて、過去問の解き方から行政書士試験特有の記述対策や直前対策等、行政書士試験合格のための講座が用意されており、初学者でも万全な体制で試験を迎えることができました。
- 自身の経験でのお話を交えつつ講義を進めていただき、ただテキストを読み上げるだけでは得られない知識を得ることができました。
- 「講義録(テキスト)」は噂通りの丁寧さでした。
- 身近な出来事や余談、時折冗談を交えながらテキストの解説・補足をしてくださるので、知識が記憶に残りやすかったです。
TACの口コミ
- Webフォロー等、フォロー制度も充実していました。
- TACの教材は完成度が高いと思います。
- 初学者にもわかりやすい解説と、実践上の助言が大変役に立ちました。
- 講義の際はポイントを抑揚をつけて的確にご説明いただき、とてもよく理解することができました。
- 教材がとてもよく、Webフォローなどがとても便利でした。
- 法律初学者でもTACの講義と教材のおかげで一発合格できました。
キャリカレの口コミ
- 私は理系出身で法律を全く勉強したことがなく、また会社員として働きながらの勉強でした。そのため、なかなか勉強時間が確保できず、そうした中でポイントを絞って講義いただいたことは非常に助かりました。
- 添削問題が返却された時にスタッフの方が丁寧な字で細かく感想や励ましの言葉を書いてくださったことが励みになりました。
- テキスト1冊がどれもそんなに量が多くなく、またサイズも小さくて持ち運びがしやすかったところがよかったと思います。
- DVDは要点を話してくださったので、わかりやすかったし、行政書士試験の全体の流れや重点的に勉強しなければならない箇所がわかったので、すごくよかったと思います。
予備校選びは、自分の学習スタイルや目標に合わせて行うことが大切です。これらの口コミ・評判を参考にしつつ、各予備校の特徴を比較検討してください。可能であれば、無料体験やサンプル講義動画の視聴を利用して、実際の講義や教材に触れてみることをおすすめします。
より詳細な評判や口コミについては、以下の記事もご参照ください。ランキングトップ5の予備校について、それぞれ詳しくまとめています。
社会人におすすめの行政書士予備校
働きながら行政書士試験の合格を目指す社会人にとって、適切な予備校選びはとても重要です。ここでは、社会人の方々に特におすすめの行政書士予備校について解説していきます。
社会人におすすめの予備校タイプはWeb通信予備校
社会人の方にはWeb通信予備校が最もおすすめです。その理由は以下の通りです。
1. 隙間時間の有効活用
社会人にとって、学習時間の確保は大きな課題です。Web通信予備校なら、以下のような隙間時間を効果的に活用できます。
2. 柔軟な学習スタイル
Web通信予備校は、以下のような特徴により、柔軟な学習が可能になります。
3. コストパフォーマンスの高さ
通学型予備校と比較して、一般的にWeb通信予備校の方が費用が抑えられます。限られた予算で効率的に学習したい社会人にとって、これは大きなメリットですね。
おすすめのWeb通信予備校はアガルートアカデミー
社会人向けのWeb通信予備校の中でも、特におすすめなのがアガルートアカデミーです。
アガルートアカデミーの特徴
僕も実際に受講しましたが、マイページがびっくりするくらい使いやすく、1分以内で講義動画の再生までたどりつけました。これなら少しの時間も無駄にすることなく勉強できます。忙しい社会人でも、隙間時間にコツコツ学習を積み上げられますよ。講師についても豊村先生の評判が抜群にいいので、もはや一択かなと個人的には思います。
豊村先生の講義動画のサンプルが公式サイトで公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
それから先ほども掲載しましたが、アガルートの評判や口コミをまとめた「アガルート行政書士講座の評判・口コミまとめ」も参考になるかと思うので、リンクを以下に置いておきますね。
独学 vs 予備校:メリット・デメリット比較
「独学で頑張るか」「予備校に通うか」という選択で悩まれている人もいるかと思うので、その点についても補足させてください。
独学と予備校、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
独学のメリットとデメリット
予備校のメリットとデメリット
独学 vs 予備校まとめ
行政書士試験は「独学で合格できないことはない」試験ですが、多くの受験生にとっては予備校の利用がおすすめです。特に、以下のような方には予備校の利用が効果的です。
一方で、自己管理能力が高く、過去に独学で資格取得の経験がある方は、独学でも十分に合格の可能性があります。
最終的には、自分の状況や特性を十分に考慮し、最適な学習方法を選択することが大切です。どちらの方法を選んでも、継続的な努力と適切な学習計画が合格への鍵となります。
行政書士予備校選びQ&A
行政書士予備校を選ぶ際によくある質問とその回答をまとめました。予備校選びの参考にしてください。
Q1: 行政書士の予備校は必要ですか?
A: 必須ではありませんが、多くの受験者にとって予備校の利用は効果的です。特に以下の場合におすすめです。
独学でも合格は可能ですが、予備校を利用することで学習の効率化や質の向上が期待できます。
Q2: 行政書士予備校の選び方のポイントは?
A: 以下のポイントを考慮して選びましょう。
学習スタイル
→自分のライフスタイルや特性に合わせて選びましょう。
カリキュラムの充実度
→合格実績を見ればわかります。充実しているところはしっかり実績を出しています。
講師の質と相性
→体験授業を受けてみたり、通信の予備校であれば公式サイト上にサンプル講義動画がアップされていることが多いので、そこで確認できます。
サポート体制
→口コミを見るのがわかりやすいですね。実際に受講した先輩たちがどういう部分に満足したのかを見て、自分に当てはめてどうかをイメージしてみましょう。
費用対効果
→料金と実績を照らし合わせて見れば一目瞭然です。この記事内でも実績比較と費用比較をしていますので、そちらを参考にしてみてください。
Q3: 通学と通信、どちらがいいですか?
A: それぞれに長所があります。
通学型のメリット
通信型のメリット
仕事や家庭の状況、学習スタイルに合わせて選択しましょう。
Q4: 予備校の費用の相場はどのくらいですか?
A: 予備校の種類や受講形態によって大きく異なります。
上記はあくまで目安です。具体的な料金は各予備校のウェブサイトで確認してください。また、分割払いやクレジットカード払いなどの選択肢もあるので、支払い方法も考慮に入れましょう。
Q5: 行政書士試験の勉強期間はどのくらい必要ですか?
A: 一般的に、フルタイムで働きながら学習する場合、6ヶ月~1年程度の期間が必要とされています。ただし、個人の学習能力や既存の知識によって大きく異なります。多くの予備校では、1年コースを基本としていますが、短期集中コースなども用意されています。
Q6: アガルートアカデミーはどんな人におすすめですか?
A: アガルートアカデミーは以下のような方におすすめです。
使いやすいマイページや充実した学習コンテンツが特徴で、特に忙しい社会人の方に適しています。
まとめ:自分に合った行政書士予備校の選び方
というわけで今回は行政書士の予備校10校をいくつかの観点から比較してきました。
自分に合いそうな予備校は見つかりましたでしょうか。
ここまで読んでくださったあなたは、もう充分に行政書士予備校についての情報が頭に入った状態です。その情報を活かして、次にすべきことは以下です。
あなたが次にすべきこと
実際の講義の雰囲気や内容を確認し、自分に合っているかを判断しましょう。
そして、「この予備校となら長く険しい道のりも頑張って乗り越えられそうだ」と思える予備校が見つかったら申し込みです。
当たり前ですが、1日でも早く勉強をスタートさせた方が合格の可能性は高まります。予備校選びに時間をかけすぎるのはもったいないです。この記事を閉じたら、今すぐに予備校選びに向けての1歩目を踏み出しましょう。
最後に
少し長い記事になりましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に改めて、この記事で紹介した行政書士予備校10校を掲載します。
この記事が、読んでくださったあなたの、行政書士に向けての0.5歩目となれていれば幸いです。
頑張ってください。応援しています。
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