
公務員試験の合格ボーダーって何点くらいなんだろう…教養6割、専門7割って聞くけど本当なのかなあ…
こんにちは、まさちゃんです。
今回は「公務員試験のボーダー」というテーマで、上記の疑問を解消していきます。
公務員試験の学習をしていると、「どのくらいの点数を取れば合格できるんだろう…」というのはとても気になりますよね。
ボーダーラインを知っていると、「もう少し頑張れば合格できそう!」とか「合格するにはこの科目をもう少し仕上げなきゃ!」みたいな感じでモチベーションアップにもつながります。
自分の現在地を知る意味でも、この記事を読んでボーダーラインをしっかり把握しておきましょう。
この記事を書いている僕は、実際に公務員試験に合格し、現場で働いていた経験があります。
公務員受験生時代は、ボーダーラインとの戦いもしてきました。笑
その経験をもとに記事を書いているので、内容は信用していただいて大丈夫です。
それでは本題に入っていきます。
公務員試験のボーダーについて

まず最初に、この記事の前提の話をしておきます。
そもそも公務員試験にはたくさんの種類があります。市役所とか県庁とか国家とか…さらに職種も豊富で、事務職の他にも土木職や化学職などの理系公務員の他、心理職などの福祉系公務員もあります。警察官や自衛官も公務員です。
さらに学歴によっても様々で、「院卒程度試験」「大卒程度試験」「高卒程度試験」などがあります。
そしてそれぞれの試験で、課される試験内容も異なります。
なので「公務員試験のボーダー」と言っても、「試験によって様々」としか言いようがないんです。
ですが、それだとこの記事の意味が全くないので、今回は以下の部分に絞ってボーダーを解説していきます。
- 一般的な「教養試験」のボーダー
- 一般的な「専門試験」のボーダー
公務員試験の多くは、一次試験で筆記試験が課されます。
その内容も様々なのですが、おおむね以下の通りとなっています。
- 教養試験+専門試験
- 教養試験のみ
- その他(SPI・SCOAなど)
このうち多くの方が気になるのは、教養試験と専門試験のボーダーかと思います。
というわけで今回は、多くの公務員試験で課される「教養試験」「専門試験」について、一般的にはどのくらいの点数がボーダーとなっているのかを解説していきます!
教養試験と専門試験のボーダーは?

教養試験は6割必要
まずは教養試験についてボーダーラインをみていきます。
一般的なボーダーとしては、以下になります。
- 教養試験のボーダーは全体の6割の得点
なかなか高得点が要求されますね。
僕が公務員試験を受験したときもこのくらいのボーダーでしたし、予備校でもよく言われている数字なので、大きくズレは無いと思います。
後ほど詳しく実際の試験の結果を見ながら解説していきますね。
専門試験は7割必要
次に専門試験のボーダーラインについてもみていきましょう。
一般的なボーダーとしては、以下になります。
- 専門試験のボーダーは全体の7割の得点
こちらもかなり高得点を要求されているように見えますね。
この7割という数字も、僕が公務員試験を受験したときもこのくらいでしたし、予備校などでよく言われている数字なので信頼できると思います。
実際のボーダーを検証

というわけで、公務員試験のボーダーは「教養6割・専門7割」というのが一般的に言われている数字です。
でもこれ本当なの?って感じかと思うので、実際の試験結果の数字を見ながら確かめてみましょう。
国家一般職(大卒・行政)のボーダー
毎年多くの方が受験する、国家一般職(大卒・行政)の令和7年度の数字を使って検証していきます。
国家一般職(大卒・行政)の配点
まずは国家一般職(大卒・行政)の配点を見ていきます。
- 基礎能力試験:2/9
- 専門試験:4/9
- 一般論文試験:1/9
- 人物試験:2/9
基礎能力試験というのが教養試験のことですね。専門試験は教養試験の2倍の点数が割り振られていることがわかります。
令和6年度から基礎能力試験の出題数が40問から30問に変更されましたが、配点比率は変わっていません。基礎能力試験と専門試験の総合点によって一次試験の合否が決まるという形になっています。
総合点といっても単純にそれぞれの点数を合計するわけではなく、平均点などを考慮して以下の式で点数が計算されます。

人事院のHPより該当部分を引っ張ってきました。何やらごちゃごちゃした式が記載されていますね…これを使って「標準点」というものを算出し、その点数がボーダーを超えていれば合格になります。
この計算について詳しく解説してしまうと本題からずれ過ぎてしまうので、割愛します。AIにこの画像と自分の点数を渡して、計算してもらうのがおすすめです。
令和7年度のボーダー
それでは令和7年度の国家一般職(大卒・行政)の地域別一次試験合格点を見ていきましょう。
| 区分 | 北海道 | 東北 | 関東甲信越 | 東海北陸 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 一次合格点 | 206 | 237 | 325 | 312 | 342 | 283 | 259 | 285 | 268 |
それでは、いくつかの得点パターンで標準点を計算してみます。
- パターン①:教養6割(18点)、専門7割(28点)の場合
→ 標準点:408点
→ 全地域で合格 - パターン②:教養6割(18点)、専門6割(24点)の場合
→ 標準点:369点
→ 全地域で合格(近畿は余裕なし) - パターン③:教養5割(15点)、専門7割(28点)の場合
→ 標準点:384点
→ 全地域で合格 - パターン④:教養5割(15点)、専門6割(24点)の場合
→ 標準点:345点
→ 全地域で合格(関東・近畿は余裕なし)
というわけで、最新令和7年度の国家一般職のデータを見るに、公務員試験のボーダーとして以下のことがわかります。
- 教養6割・専門7割なら確実に合格
- 教養5割でも専門7割取れば合格可能
- 専門6割だと激戦区では厳しい
近年は公務員試験の倍率が下がってきているため、教養6割・専門7割を切っても合格できるケースが増えています。ですが安全圏を目指すなら教養6割・専門7割を目標にした方がいいですね。
国家総合職(大卒・法律)のボーダー
参考として、国家総合職(大卒程度)のボーダーも見ておきましょう。
まずは法律区分から。
令和7年度の一次試験合格点は216点でした。
標準点を計算してみるとこちらの通り。
- パターン①:教養6割(18点)、専門7割(28点)の場合
→ 標準点:244点
→ 合格 - パターン②:教養6割(18点)、専門6割(24点)の場合
→ 標準点:220点
→ 合格 - パターン③:教養5割(15点)、専門7割(28点)の場合
→ 標準点:228点
→ 合格
国家総合職(大卒・経済)のボーダー
続いて経済区分。
令和7年度の一次試験合格点は192点でした。
- パターン①:教養6割(18点)、専門7割(28点)の場合
→ 標準点:234点
→ 合格 - パターン②:教養6割(18点)、専門6割(24点)の場合
→ 標準点:215点
→ 合格 - パターン③:教養5割(15点)、専門7割(28点)の場合
→ 標準点:218点
→ 合格
法律区分・経済区分ともに教養6割・専門6割でも一次試験は突破できることがわかりますね。さらに言えば、教養5割・専門7割でも合格ラインに届いています。
とはいえやはり教養6割、専門7割あたりを目指して勉強しておいた方がいいですね。どっちかがコケても、なんとか一次合格を拾えます。
ギリギリ合格のリスク

一次ギリギリ合格だと最終合格は厳しくなる
では、上記で説明した教養6割、専門7割を下回って一次試験をボーダーギリギリで合格した場合、果たして最終合格までたどり着けるのでしょうか。
結論から申し上げますと、以下の通りです。
- 二次試験で挽回しない限り最終合格はかなり厳しい
当たり前ですが、ボーダーギリギリなので二次試験に進んだ受験生の中では最下位です。ここから挽回できない場合には、残念ながら落ちます。
二次試験(面接)で挽回する方法
面接が得意な方であれば一次試験をボーダーギリギリで通過するだけで合格が近づきますが、苦手な方は挽回できるようにしっかり準備していく必要があります。
予備校に通っている人は模擬面接を積極的に活用していきましょう。独学で学習中の人は、予備校で面接対策講義だけを単品で受講するという作戦もあります。
合格まであと一歩のところまで来ているのであれば、最後に取りこぼさないためにも検討をおすすめします。
ちなみに面接対策講義を単品で受講できる予備校はほとんどないのですが、以下のアガルートアカデミーというWeb通信の予備校が「面接対策のみ」の講座を開講しています。
4時間の講義、2.5時間の再現動画に、模擬面接もついています。特に模擬面接は重要ですね。本番の緊張感に押し潰されないためにも、作法や受け答えについてアドバイスをもらえる機会があるのは大きいです。
公式サイトでサンプル講義動画が公開されているので、受講前にそちらを視聴して、雰囲気を見ておくといいですよ。

ボーダーが高すぎると感じる方へ

教養6割、専門7割というと、かなり高得点が求められていて難しいと感じてしまう方も多いかと思います。
ですが科目を絞って効率よく学習すれば、そこまで苦労せずにボーダー超えは可能です。
その辺りは「【教養試験】公務員試験の科目【合格ラインは意外と簡単に超えられます】」と「【専門試験】公務員試験の科目【科目をしぼれば合格ラインは超えは余裕です】」の2記事に作戦を詳しく書いているので、心配な方は参考にしてみてください。


まとめ:令和8年度のボーダー予想
というわけで、今年度の公務員試験のボーダーは未知数ではありますが、例年通り教養6割、専門7割くらい得点できれば余程のことがない限りボーダーは超えられます。
今回は国家公務員を例に解説してきましたが、地方公務員の場合も同じです。
あまりあれこれ考え過ぎずに、とにかく今は「教養6割、専門7割」を信じて、これを目標に頑張るといいですね。
繰り返しになりますが、効率よく勉強していけばそこまで苦しまずに合格できます。
予備校に通うのがベストですが、独学で頑張る方は以下の「公務員試験は独学で合格できる?メリット・デメリットと具体的な勉強法を解説」を参考にしていただければ効率よく学習を進められるかと思います。

予備校を検討する方は、以下の「元公務員が予備校・通信講座をガチ比較!【最新おすすめランキング】」で合格実績や料金、評判などについてガチ比較しています。
こちらもぜひ参考にしてみてください!

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
このブログには、他にも公務員関連の記事がたくさんあります。以下からどうぞ。


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