こんにちは、まさちゃんです。
今回は以下の疑問について詳しく解説していきます。
- 公務員試験の勉強はいつから始めればいいのか
- 公務員の予備校はいつから通い始めればいいのか
この記事では、実際にどのくらいの学習期間が必要なのかをまず解説。
そこから逆算していつから始めれば試験に間に合うのかを詳しく見ていきます!
【目標別】いつから通い始めるべきか

いきなり結論から入ります。
公務員予備校にはいつから通うべきか、以下になります。
- 国家一般・地方上級目標
→試験の1年前から - 国家総合職目標
→試験の1年半前から - 教養試験のみの市役所目標
→試験の半年前から - 高卒程度試験目標
→試験の半年前から
こんな感じですね。
どうしてこの結論になるのか、ここから詳しく説明していきます。
国家一般・地方上級目標
まず国家一般・地方上級を目標にする場合ですが、こちらは「試験の1年前から」という結論です。
これらの試験は筆記試験で「教養試験」と「専門試験」という2種類の試験が課されます。(そうでない自治体もあるので、あくまでも一般的な話として書いています)
教養試験のみで受験できる試験と違い、この「専門試験」の対策が必要な分、対策に時間がかかるというわけですね。
一般的に合格までに1,000時間の勉強が必要と言われているので、期間に換算すると「1日3時間の勉強で大体1年程度」といったところです。
で、国家一般職や地方上級の公務員試験は例年6月頃に実施されるので、その1年前としたら前年の6月頃から、余裕を持ってやるならキリよく4月から始めるといいですね。
もちろん1日5時間とかそれ以上の時間を投入できる人は、半年くらいでもいけます。
それから元々公務員試験で出題される法律とか経済とかの知識がある人であれば、もっと時短で合格を目指せます。
あくまでも一般的なラインとして、大体1年前くらいから始めれば間に合いますよ、という意味で捉えてください。
国家総合職目標
続いて国家総合職についてですが、こちらは「試験の1年半前から」という結論になります。
国家総合職も先に説明した国家一般や地方上級試験と同様に「教養試験」と「専門試験」の2種類が課される試験です。
問題の難易度としてはこちらの方が難しいですし、二次試験で記述式の問題も出るので、基本的には国家一般や地方上級よりも長い期間の勉強が必要になってきます。
一般的に言われいてる勉強時間としては1,500時間程度なので、期間に換算すると1日3時間の勉強で1年4ヶ月程度かかる計算です。
この記事ではキリよく1年半前から、と書きましたが、それより少し短くてもいけるということになります。
国家総合職の試験日は例年3月。
ということはその1年半前なので、前々年の9月頃からスタートすれば余裕を持って合格が狙えそうですね。
教養試験のみの市役所目標
続いて教養試験のみで受験可能な市役所試験についてですが、こちらは試験の半年前からで間に合います。
教養試験のみであれば、専門試験が課される試験に比べると対策にかかる時間は短くなりますね。
必要な時間は500時間程度と言われています。
1日3時間ずつの勉強で、半年程度で合格が狙えます。
市役所の試験は自治体によって実施時期が違うので、ご自身が受験する自治体の試験日を調べていただき、そこから半年前のタイミングで学習を始めるようにするといいですね。
ちなみに最近は筆記試験がSPIなどの適性検査で実施される自治体も増えてきています。
民間企業の就活でも使われる、あのSPIです。
となると公務員試験向けの特別な対策は不要になるので、もっと短い期間で合格が狙えます。
自分が受ける予定の自治体がどんな試験を課すのか、調べておきましょう。
高卒程度試験目標
高卒程度の試験も、試験の半年前から勉強を始めれば間に合う計算です。
こちらも教養試験のみなので、500時間の勉強が必要。
というわけで1日3時間ずつの勉強で半年程度で合格が狙えます。
実施時期が自治体により異なるので、勉強のスタート時期は各自治体のHPから試験日を確認し、逆算してみてください。
【補足】教養試験・専門試験とは

というわけで、大体いつくらいから学習を始めれば良いかという部分についてはイメージがついたかと思います。
ここまでの説明の中で、「教養試験」「専門試験」という言葉が出てきたので、その辺りについて少しだけ補足しておきますね。
教養試験
公務員試験の教養試験は、「高校までに学ぶような一般的な教養が身についているか」を試される試験です。
センター試験レベルの「国数英社理」がメインで出題される試験と考えておくといいですね。
なので当然、高校時代の勉強をしっかりやっていた方は、短い期間で合格できる可能性があるということになります。
人によってはノー勉で合格できる可能性すらありますね。
教養試験の科目の中で鬼門と言えるのが、「数的処理」系の科目です。
この数的処理という科目は数学的な思考力を試す問題が多く出題されるので、特に文系の方は苦手とする科目となります。
さらに厄介なことに、この数的処理系の科目は出題数が多く、完全に捨てることができない科目となっています。
苦手な人は長めの学習期間を見積もっておいた方が良いでしょう。
教養試験については以下の記事で対策方法や合格ボーダーについてまとめているので、参考にしてみてください。

専門試験
専門試験は法律や経済、政治などの「大学で学ぶような専門的な知識」が問われる試験です。
多くの科目が出題されますが、その中からいくつかの科目を自分で選んで回答するのが一般的なパターンとなっています。
主な出題科目としては以下のとおりです。
憲法・民法・行政法・刑法・労働法・商法・ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学・政治学・社会学・経営学・会計学・心理学・・・
法律や経済などを専門に学んでいた経験がある方はかなり有利になりますね。
とはいえ自分の専門とする科目だけで合格を狙えるというわけではなく、専門外の科目まで対策をする必要があります。
例えば国家一般職の試験だと、16科目の中から8科目を選択しなければないので、法学部の方が法律科目だけで、経済学部の方が経済科目だけで乗り切れる試験ではないです。
また、最近は択一式ではなく記述式で出題する自治体も増えてきているので、「広く浅く」の知識ではなく「広く深く」の知識が求められるようになってきています。
専門試験については以下の記事で対策方法や合格ボーダーについてまとめているので、参考にしてみてください。

早く合格できるのはこんな人

というわけで改めて、公務員予備校にはいつから通うべきかという問いに対する回答が以下です。
- 国家一般・地方上級目標
→試験の1年前から - 国家総合職目標
→試験の1年半前から - 教養試験のみの市役所目標
→試験の半年前から - 高卒程度試験目標
→試験の半年前から
基本的には上記の通りなのですが、この期間よりも短い期間で合格できる方もいます。
既にある程度の専門知識がある方
先ほど専門試験について説明した際、出題科目に法律や経済などの科目が含まれているという話をしました。
となると当然、以下のような方々は他の人に比べて学習時間を減らせますよね。
- 大学などで法律を専門に学んでいた方
- 大学などで経済を専門に学んでいた方
法学部の人は既に公務員試験の法律系科目の知識があるので、全く知識がない人に比べて有利と言えます。
経済や政治を学んだ経験がある人も同じですね。
反対にこれらの科目を学習した経験がない人は、長めの学習期間を見積もっておいた方が良さそうです。
この記事を書いている僕も大学時代は理系だったので、専門試験で出題される科目については全く知識がない状態から学習を始めました。
もともと文系科目が苦手で理系に進んだ経緯もあるので、かなりしんどい学習期間だったのを覚えています…
僕と同じ状況の方、頑張ってください。
まとまった学習時間が確保できる方
公務員試験の合格までに必要な学習時間については先ほども書きましたが、改めてまとめると以下の通りです。
- 国家総合職:1,500時間
- 国家一般・地方上級:1,000時間
- 一般市役所:500時間
- 高卒程度:500時間
なので例えば1日に10時間の勉強時間が確保できる方であれば、市役所試験に2ヶ月弱の期間で合格できるということになりますね。
単位をほぼ取り終えて時間に余裕がある大学4年生や、卒業して公務員浪人をしている方などは、短期間で合格レベルに仕上げることが可能です。
【状況別】いつから通い始めるべきか

大学生のスタート時期
試験日から逆算してみる
というわけで改めて最初に書いた結論を見てみましょう。
- 国家一般・地方上級目標
→試験の1年前から - 国家総合職目標
→試験の1年半前から - 教養試験のみの市役所目標
→試験の半年前から
そして主な公務員試験の日程としては以下です。
| 3月 | 国家総合職、衆議院事務局(総合職)、国立国会図書館(総合職・一般職) |
| 4月 | 東京都Ⅰ類B、特別区Ⅰ類 |
| 5月 | 衆議院事務局(一般職)、裁判所事務官(総合職・一般職)、国税専門官、財務専門官、労働基準監督官 |
| 6月 | 国家一般職(大卒)、外務省専門職員、地方上級(県庁・政令指定都市)、市役所A日程 |
| 7月 | 国立大学法人、市役所B日程 |
| 9月 | 市役所C日程 |
ここから逆算すると、公務員試験の勉強を始める時期、予備校に通い始める時期としては以下になります。
- 国家一般・地方上級目標
→大学3年生の春から - 国家総合職目標
→大学2年生の秋から - 教養試験のみの市役所目標
→大学4年生の春から(9月試験の場合)
教養のみの試験だけを狙う人は、大学4年の春から始めれば秋の試験には間に合います。
早めに始めるに越したことはない
上記の時期に始めれば間に合うとはいえ、「絶対に公務員になりたい」と思っているのにその時期になるまで何も行動を起こさないのはもったいないですよね。
そんな方は、上記の期間よりも早く学習を始めることをおすすめします。
- 余裕を持って学習を進められる
- 他の受験生が対策しきれないところまで学習できる
- 多くの科目を対策できるので、専門試験で簡単な科目をチョイスできる
早く始めることで、上記のようなメリットがあります。
実際に公務員試験を目指す方の中には、少しでも合格率を上げるため大学2年生の早いうちから学習をスタートする人もいます。
とはいえ期間が長くなるとモチベーションを維持するのが難しくなるのも事実。
ダラけてしまう可能性も高いので、大手の予備校が開講している「2年合格コース」「1.5年合格コース」などを利用するのもありですね。
社会人のスタート時期
続いて働きながら公務員試験の合格を目指す場合について。
社会人から公務員を目指すには、まずそもそも「社会人枠」で受けるか、「一般枠」で受けるかの2パターンがあります。
社会人枠というのは、文字通り社会人経験を活かして公務員を目指す方向けの試験です。
一般枠は、社会人経験とか関係なく、普通に大卒程度とかの試験を受けるパターンです。
詳しく説明すると本題からそれてしまうため、その辺は以下の記事を見ていただければと思います。

で、勉強を始めるタイミング、予備校に通い始めるタイミングの話に戻ります。
試験日を調べていただいた上で、先ほどもお伝えした通り、以下になります。
- 国家一般・地方上級目標
→試験の1年前から - 国家総合職目標
→試験の1年半前から - 教養試験のみの市役所目標
→試験の半年前から
社会人枠は倍率が高めなので、大卒程度の一般枠を狙う方が多いかと思います。
となると教養試験と専門試験が課されるので、上記のタイミングで始めましょう。
社会人枠を受ける場合には専門試験ではなくてプレゼンテーションとか職務経験論文とかが課されることが多いのですが、これらが得意な人は半年くらいの期間で合格を狙えます。
もちろん忙しくてなかなか学習の時間が取れない人はもう少し長い期間を考えておく必要はありますが、ダラダラ学習を続けるのは効率が悪いですからね。
上記くらいの期間を定めて、猛勉強して合格を勝ち取るのがいいかと思います。
そもそも社会人として働きながら公務員を目指されている人は、今の仕事に何かしらの不満や不安があることかと思います。
早めに抜け出すことをモチベーションに学習をしたほうが、勉強も捗るかと思います。
ちなみに僕も社会人として働きながら公務員を目指しました。
塾講師として働いていたのですが、将来に不安を感じたため、公務員を目指し始めた感じです。
「早く抜け出さなきゃやばい!」という気持ちが背中を押してくれたのは、間違いないですね。
高校生のスタート時期
続いて高校生についてです。
先ほどの結論として、高卒程度試験の学習を始めるタイミングとしては以下という話をしました。
- 高卒程度試験目標
→試験の半年前から
で、高卒程度試験の日程は以下の通りです。
| 8月 | 衆議院事務局(一般職)高卒程度 |
| 9月 | 国家一般職(高卒)、皇宮護衛官(高卒)、特別区Ⅲ類、地方初級 |
高卒程度試験は日程が結構バラけていますし、日程が変更される可能性もあるので、基本的にはご自身で調べていただきたいです。
目安としては上記の通りなので、勉強を始める時期、予備校に通い始める時期としては以下になります。
- 高卒程度試験目標
→高校3年生の春から
もちろん早めにスタートした方が合格の可能性を高められることは言うまでもないですね。
それから高校卒業後に専門学校に通って公務員を目指す人も結構多いです。
1年とか2年かけてじっくり対策して合格を目指すということですね。
勉強に自信がない方は、こういった専門学校とか予備校とかも検討してみてください。
まとめ
というわけで今回は、「公務員試験の勉強はいつから始めればいいのか」「公務員の予備校はいつから通い始めればいいのか」といったテーマで詳しく説明しました。
結論を再掲します。
- 国家一般・地方上級目標
→試験の1年前から - 国家総合職目標
→試験の1年半前から - 教養試験のみの市役所目標
→試験の半年前から - 高卒程度試験目標
→試験の半年前から
あくまでも「目安」にはなりますが、参考にしていただければと思います。
また、公務員予備校については合格実績とか費用、評判を比較して、以下にまとめました。予備校選びにブーストがかけられるので、ぜひお使いください。

というわけで、今回は以上になります。
このブログには、他にも公務員関連の記事がたくさんあります。以下からどうぞ。


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