公務員試験のやる気が出ない人必見!モチベーションアップの秘訣と効果的な勉強法

こんにちは、まさちゃんです!

今回は「公務員試験のやる気が出ない」というテーマで記事を書いていきます。

公務員試験について調べていると…

  • 公務員試験 やる気が出ない
  • 公務員試験 心折れそう
  • 公務員試験 遊べない
  • 公務員試験 疲れた

他の人が検索したワードとして、こんな感じのワードが出てきます。

これだけ見ると「どうやら公務員試験の勉強って辛いらしい」という結論になると思うのですが、本当はどうなのか。

実際に公務員試験に合格した経験をもとに、詳しく解説していきます。

簡単に自己紹介

この記事を書いている僕は、29歳のときに国家公務員一般職の試験に合格し、地方出先機関で5年間働きました。

そのときの経験をもとに記事を書いているので、これから受験する方々の参考になるようなリアルな情報をお伝えできるかと思います。

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目次

なぜ公務員試験のやる気が出ないのか

公務員試験の勉強って、正直つまらないんですよね。

僕も受験生時代は「なんでこんな勉強しなきゃいけないんだ…」と何度も思いました。

ではなぜ公務員試験の勉強はこんなにやる気が出ないのか。

主な理由として以下が考えられます。

1. 膨大な学習量

2. 暗記中心の勉強

3. 実務との乖離

4. 長期戦による疲労

順番に見ていきましょう。

1. 膨大な学習量

公務員試験の勉強量は半端じゃありません。

一般的に、合格に必要な勉強時間は1,000時間と言われています。

これを3ヶ月で達成しようと思えば、1日10時間以上勉強しなければいけません。6ヶ月あっても、毎日5〜6時間は必要です。

こんな勉強量を見たら、誰だってやる気をなくしちゃいますよね。

2. 暗記中心の勉強

公務員試験の勉強って、基本的に暗記が中心です。

憲法の条文、民法の規定、行政法の判例…とにかく覚えることが多いんです。

ただひたすら暗記していく作業は、正直言って楽しくありません。

「これ覚えて何の役に立つんだ?」って思うこともしばしばでした。

3. 実務との乖離

公務員試験で問われる知識と、実際の公務員の仕事内容には、かなりの乖離があります。

例えば、僕が働いていた職場では、試験で出てきたような難しい法律の知識を使う機会はほとんどありませんでした。

「こんなに勉強して、実際の仕事では使わないの?」と思うと、モチベーションが下がってしまいますよね。

4. 長期戦による疲労

公務員試験の勉強期間は長期にわたります。

多くの人は1年以上かけて勉強しますが、これだけ長い期間集中力を維持するのは至難の業です。

途中で「もう疲れた…」「やめたい…」と思うのは当然のことです。


こういった理由から、公務員試験の勉強ってやる気が出にくいんですね。

次は、やる気が出ない原因とその対処法について詳しく見ていきましょう。

やる気が出ない原因と対処法

公務員試験の勉強中にやる気が出ない原因は人それぞれですが、主に以下のようなものが考えられます。

1. 目標が曖昧

2. 勉強方法が合っていない

3. 環境の問題

4. ストレスや疲労の蓄積

それぞれの原因に対する対処法を見ていきましょう。

1. 目標が曖昧

「なんとなく公務員になりたい」という漠然とした目標では、モチベーションは続きません。

具体的な目標を設定しましょう。例えば以下の通り。

  • 「○○省で働いて、△△の政策に携わりたい」
  • 「地元の××市役所で、市民の生活を支える仕事がしたい」

このように、自分が公務員になって何をしたいのか、具体的にイメージすることが大切です。

もちろんこんなに立派な理由じゃなくてもいいですよ。例えば以下のようなものでもOKです。

  • 「公務員になって、周りに自慢したい」
  • 「公務員になって、モテたい」
  • 「公務員になって、高い給料をもらって、美味しいものを食べまくりたい」

僕の場合は「公務員になって、昼型の仕事で定時上がりで土日祝休みで高い給料をもらってひたすらゲームに課金したい」という目標があったので、辛い勉強も乗り越えられました。

前職が塾講師だったのでね。週1休みの夜型生活がきつく、このままじゃ40代以降に身体がもたなくなるな…という不安から脱出したい気持ちが強かったです。

2. 勉強方法が合っていない

効率の悪い勉強方法だと、やる気も出ませんよね。

自分に合った勉強方法を見つけましょう。

  • 音声教材を活用する
  • 図や表を使ってビジュアル的に理解する
  • 問題を解きながら理解を深める

など、自分に合ったやり方を探してみてください。

僕は動きながら覚えるのが好きだったので、外を散歩をしながら暗記すべき事柄をぶつぶつ呟いて勉強したりしました。これが意外と効果的でしたね。

3. 環境の問題

周りの環境によって、やる気が左右されることもあります。

勉強に集中できる環境を整えましょう。

  • 図書館や自習室を利用する
  • 家で勉強する場合は、専用のスペースを作る
  • 勉強仲間を見つける

特に場所は大切です。僕は深夜のファミレスでドリンクバーだけ注文して、朝まで勉強したりしました。いい思い出です。

4. ストレスや疲労の蓄積

長期間の勉強で、精神的・肉体的に疲れてしまうこともあります。

適度な休憩と気分転換を取り入れましょう。

  • 1日1時間は趣味の時間を作る
  • 週1回はリフレッシュデーを設ける
  • 軽い運動や散歩をする

僕は1日1時間だけ、ゲームをする時間を作っていました。これがいい気分転換になりましたね。

ここまで、やる気が出ない原因とその対処法を見てきました。

次は、より具体的な勉強法とモチベーションアップの秘訣をお伝えします!

効果的な勉強法とモチベーションアップの秘訣

公務員試験の勉強を効率よく進め、モチベーションを保つためのコツをいくつか紹介します。

1. 小さな目標を設定する

大きな目標(最終的な合格)だけでなく、日々の小さな目標を設定しましょう。

  • 今日は憲法の第3章を終わらせる
  • 今週は数的処理の問題集を50問解く

小さな目標を達成していくことで、自信がつき、モチベーションも上がります。

2. 勉強の可視化

努力の成果を目に見える形にしましょう。

  • カレンダーに勉強時間を記入する
  • 問題集の正答率をグラフ化する
  • ToDoリストを作成し、達成したら消していく

僕は最近、何かをやるときはTrello(トレロ)というアプリでタスク管理しています。todoリストがカード形式で作れて、終わったらそのカードを完了ボックスに移動させていきます。todoリストのカードが徐々に減っていくのがはっきり見えて楽しいんですよね。興味がある方は以下からぜひ使ってみてください。

3. 時間を区切って集中する

長時間ダラダラ勉強するより、短い時間で集中して勉強する方が効果的です。

ポモドーロ・テクニックを活用するのもおすすめです。

  • 25分集中して勉強
  • 5分休憩
  • これを4セット繰り返したら長めの休憩

僕は最近よくこの方法を使っていて、集中力が続きやすくなったと感じます。公務員受験生時代にはこの方法を知りませんでしたが、今あの頃に戻ったとしたら絶対にポモドーロ使いますね。

4. 勉強場所を変える

同じ場所で勉強していると飽きてしまうことがあります。

場所を変えることで、気分転換になり、新たなやる気が出ることもあります。

  • 図書館
  • カフェ
  • 公園のベンチ

など、気分に合わせて場所を変えてみましょう。

5. 勉強仲間をつくる

同じ目標を持つ仲間がいると、互いに刺激し合えます。

  • SNSで仲間を見つける
  • 予備校や自習室で知り合う
  • オンライン上のコミュニティに参加する

最近はXやインスタで勉強の成果を投稿している方が結構いますね。お互いの進捗を報告し合うのも、良い刺激になるはずです。

6. 自分へのご褒美を用意する

説明不要な気もしますが、ご褒美作戦ももちろん有効です。

  • 1週間計画通り勉強できたら、好きな映画を見る
  • 模試で目標点数を取れたら、ケーキを買う
  • 1単元終わったら、サウナに行く

ご褒美は大きなものである必要はありません。自分にとって楽しみになるものであれば、何でもOK。この小さな楽しみが、日々の勉強を継続する原動力になります。

僕の場合はサウナですね。つらい勉強を乗り切ったらサウナが待っていると考えたら、モチベーションも高まります。

7. 官庁訪問や説明会に参加する

実際の職場を見学したり、現役の公務員の話を聞くことで、モチベーションが上がることがあります。

  • 志望先の官庁訪問に参加する
  • OB・OG訪問をする
  • 各種説明会に参加する

僕も官庁訪問に行きましたが、実際の職場の雰囲気を知ることで「ここで働きたい!」という気持ちが強くなりました。

8. 過去問を解いてみる

時々、過去問を解いてみるのも良いでしょう。

  • 自分の実力を確認できる
  • 出題傾向がわかる
  • 得意分野・苦手分野が明確になる

ただし、まだ勉強が浅い段階で難しい問題に挑戦すると、逆にやる気をなくしてしまう可能性もあるので注意が必要です。

9. 勉強法を工夫する

単調な勉強法では飽きてしまいます。いろいろな方法を組み合わせてみましょう。

  • 暗記するときは声に出す
  • 重要ポイントを付箋でマークする
  • 自分なりのまとめノートを作る
  • 友人に教えるつもりで勉強する

などなど、1つに絞らずにいろいろ試してみるといいですよ。

10. 適度な休憩を取る

がむしゃらに勉強を続けるのではなく、適度な休憩を取ることも大切です。

  • 1時間に1回は軽い体操をする
  • 昼食後は15分程度の昼寝をする
  • 週1回は完全オフの日を作る

休憩を取ることで、集中力が回復し、効率よく勉強できるようになります。

これらの方法を組み合わせて、自分なりの勉強スタイルを確立していってください。

それでもやる気がでないときは…

でも、それでもやる気が出ないときはどうすればいいのでしょうか?

そんなときの対処法は、以下の一択です。

  • やらない

え?やらないって…それでいいの?と思う人もいるかもしれませんね。

ですが無理にやる気を出そうとするより、これがむしろ効果的なんです。

やる気が出ないときに無理して勉強すると、効率も悪いし、ストレスもたまります。

そしてそのストレスでまたやる気がなくなって…

軽い鬱のような感じですね。

勉強したくてもやる気が出ない。でもやらなきゃという焦り。にもかかわらずやらない自分に対する失望。

この状態になったら、僕の経験上、一回休んだほうがいいです。

リフレッシュすることで、また新たな気持ちで勉強に取り組めるのであれば、それはプラスですよね。

僕はやる気が出なくなったら、思い切って1週間くらい何もしない期間を作るようにしています。気持ちが解放されて穏やかになると、また「やりたい」という気持ちが湧き上がってきます。

詳しくは以下の記事でも書いているので、よろしければぜひ!

公務員試験のやりがいと魅力

さて、ここまで公務員試験の勉強にやる気が出ない原因と対処法、効果的な勉強法について見てきました。

ですがみなさん、そもそも「なぜ公務員を目指すのか?」という根本的な部分を忘れてはいませんか?

公務員になることでどんな未来が待っているのか。

それを改めて思い出し、イメージすることで、また頑張ろうという気持ちが取り戻せるかもしれません。

というわけで、公務員の仕事のやりがいと魅力について話していきましょう。

公務員試験の勉強は確かに大変です。でも、その先にある公務員という仕事には、大きなやりがいと魅力があります。

1. 社会貢献できる仕事

公務員の仕事は、直接的に社会や人々の生活に貢献できます。

  • 国の政策立案に携わる
  • 地域の課題解決に取り組む
  • 市民サービスの向上を図る

など、自分の仕事が社会の役に立っているという実感が持てます。

僕が働いていた職場でも、地域の雇用問題解決に向けた取り組みを行っていました。その成果が目に見える形で表れたときは、本当にやりがいを感じましたね。

2. 安定した雇用と待遇

民間企業と比べて、雇用が安定しているのが公務員の大きな魅力です。

  • 終身雇用が基本
  • 定年後の再雇用制度も充実
  • 福利厚生が充実している

景気に左右されにくい点も、大きなメリットですね。

3. ワークライフバランスが取りやすい

公務員は比較的、プライベートの時間を確保しやすい職業です。

  • 残業が少ない(部署による)
  • 有給休暇が取得しやすい
  • 育児休暇などの制度が充実

僕の職場でも、上司が「今日は早く帰っていいよ」と声をかけてくれることがよくありました。

4. 多様な職種と可能性

公務員と一口に言っても、たくさんの職種があります。

  • 一般行政職
  • 技術職(土木、建築、農業など)
  • 専門職(教員、警察官、消防士など)

また、異動によって様々な部署を経験できるのも魅力の一つです。

5. スキルアップの機会が多い

公務員は、業務を通じて様々なスキルを身につけることができます。

  • 法律や制度に関する専門知識
  • 文書作成能力
  • プレゼンテーション能力
  • マネジメント能力

など、社会人として必要なスキルを幅広く習得できます。

6. 地域に根ざした仕事ができる

特に地方公務員の場合、地元に貢献できる仕事ができるのが魅力です。

  • 地域の課題解決に直接携わる
  • 住民との距離が近い
  • 自分の住む地域をより良くできる

「地元をもっと良くしたい」という思いがある人には、ぴったりの仕事かもしれません。


このように、公務員の仕事には多くの魅力とやりがいがあります。

もちろん、デメリットもあります。給与面で民間企業より劣る場合もありますし、異動で希望しない部署に配属されることもあります。

ですが、社会に貢献できる仕事であることは間違いありません。

僕自身、5年間公務員として働いてみて、その魅力ややりがいを実感しました。

だからこそ、今の受験生の皆さんには「公務員になりたい」という思いを大切にしてほしいんです。

その思いがあれば、つらい勉強も乗り越えられるはずです。

まとめ

今回は「公務員試験のやる気が出ない」というテーマで、以下のことを解説しました。

1. なぜ公務員試験のやる気が出ないのか

  • 膨大な学習量
  • 暗記中心の勉強
  • 実務との乖離
  • 長期戦による疲労

2. やる気が出ない原因と対処法

  • 目標が曖昧 → 具体的な目標設定
  • 勉強方法が合っていない → 自分に合った方法を見つける
  • 環境の問題 → 勉強に適した環境を整える
  • ストレスや疲労の蓄積 → 適度な休息を取る

3. 効果的な勉強法とモチベーションアップの秘訣

  • 小さな目標を設定する
  • 勉強の可視化
  • 時間を区切って集中する
  • 勉強場所を変える
  • 勉強仲間をつくる
  • 自分へのご褒美を用意する
  • 官庁訪問や説明会に参加する
  • 過去問を解いてみる
  • 勉強法を工夫する
  • 適度な休憩を取る

4. 公務員試験のやりがいと魅力

  • 社会貢献できる仕事
  • 安定した雇用と待遇
  • ワークライフバランスが取りやすい
  • 多様な職種と可能性
  • スキルアップの機会が多い
  • 地域に根ざした仕事ができる

公務員試験の勉強は確かに大変です。でも、その先にある公務員という仕事には、大きな魅力とやりがいがあります。

やる気が出ないときは、ぜひこの記事を思い出してください。そして、自分が公務員になりたい理由を思い出してください。

それでも無理なときは、思い切って休んでしまうのも一つの手です。先ほどもお伝えした通り、1週間くらい休んでも長期的に見れば大した影響はありません。

大切なのは、諦めないこと。コツコツと積み重ねていけば、必ず結果はついてきます。

僕自身、何度もくじけそうになりました。でも、最終的に合格できたのは、諦めずに続けたからです。

皆さんなら、きっとできます。

頑張ってください!応援しています!

追伸

この記事が役に立ったと思った方は、SNSなどでシェアしていただけると嬉しいです。一人でも多くの方に、公務員試験のリアルな情報が届きますように!

また、この記事を読んで公務員になりたいと思った方には、「公務員になるには【半年で安定を勝ち取るために今あなたがやるべきこと】」の記事が参考になるかと思います。

僕の元公務員としての経験や、現在のキャリアアドバイザーとしての知識をもとに書きました。

「将来が不安だなぁ…」と漠然と感じていた20代の僕を救い出してくれたのが公務員試験です。公務員試験への感謝の気持ちも込めて書いた記事です。

過去の僕と同じように将来に不安を感じている多くの方に、この記事が届くことを願っています。

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